JP2005519704A - モジュール型の床敷の縁処理 - Google Patents

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Abstract

設置されたモジュールの間の外観がグラウトに似るように、またはモジュール間の視覚的境界をもたらすように処理された紡織繊維面のモジュール型床仕上材と、このようなモジュールを形成するための方法および装置が提供される。

Description

関連出願
本出願は、2000年1月25日に出願された、「モジュール型の床敷の縁処理」と題されたPCT特許出願、PCT/US00/01717号の一部継続出願であり、この出願を援用して本文の記載の一部とする。
本発明は、カーペット、カーペットタイル、弾性のシート、および、ビニル製床仕上材(flooring)などのタイル製品を含む床敷(floor covering)と、これらの床敷を製造する機械および方法とに関する。
長い間、石、煉瓦、コンクリート、タイルおよび他の耐火性製品が床材として用いられてきた。これらの製品の多くは、「グラウト」(grout)と称されるモルタルなどのセメント質の材料を、モジュールの間に詰められて設置され、このようにグラウト詰めされた領域は非常に目立ち、仕上げられた床の外観にかなりの影響を及ぼす。幾つかの弾性の床仕上材、例えばビニル製の床仕上材は、長い間、かなりの幅において実際の継目をほとんど有さない巻物製品においてでさえも、タイル間にグラウトを有するタイルモジュールの外観に似せてつくられてきた。しかし、カーペットおよびカーペットタイルなどの紡織繊維面を有する床敷に関しては、概して、隣り合うモジュールまたは他の床敷構成部品の間の継目を隠して、継目を「見えない」ようにする努力がされてきた。
カーペットを含む床敷は、モジュールまたはタイルの形態で、また、幅広織物または巻物製品として製造される。隣り合う巻物製品およびタイルの縁の間の継目を見えないように、または少なくとも見えにくくして、床敷が連続して広がっているように見せるためにかなりの努力がなされてきた。ヤーンが直立したパイル製品は、パイルの、継目の両側の部分が混ざり合う傾向があるため、継目を隠すことが容易である。
さらに、カーペットの継目またはカーペットタイルの縁は、擦り切れやほつれが生じ易い。このような擦り切れやほつれは、外観を見苦しくし、また、カーペットの寿命を短くする。擦り切れやほつれの問題は、薄くまたは面重量が軽い、紡織繊維を基材とした面からなる床敷において増大している。平坦な織り面生地を有する床敷は、混ざり合うことができる直立したパイルがないため、継目を隠すことが特に困難である。
このような薄い床敷は、多くの利点、例えば、重い荷重により生じる変形に対する弾性、カーペットの製造に必要な材料の量の低減、耐久性の向上、および、織り面生地に有効なデザインの融通性をもたらす。これらのカーペットの1つの欠点は、上層が薄く、そのため平坦に見えるために、床敷面の一部が他の部分よりも高さを有するように見える3次元的外観をもたらすことが困難であることである。
本発明は、床敷の隣り合うピースすなわちモジュールの継目または隣接領域に関する問題に、織物面の床敷の製造および設置の分野で多大な努力が払われる課題の1つと正反対のことを行うことにより対処する。継目を見えないようにしようとするのではなく、このような継目の配置を強調して、モジュールユニットにより形成される外観が、隣接するユニットの間に明確な境界を有し、隣接するタイル間にグラウトを詰めた領域を有する伝統的な陶磁器タイルの外観と幾分似るようにする。
カーペットの若しくは他の繊維床敷のタイルまたはモジュールの間のこのような境界領域は、モジュール全体を取り囲む周囲領域を、タイルまたはモジュールの残りの部分と見た目が異なるように処理することにより形成される。床に敷くためのモジュールの各々は、全てのモジュールの縁が一緒に配置されたときに、同一化した縁領域が各モジュールの縁にて形成されるように、同じように処理される。モジュールの、処理された隣接部分により形成される領域は、モジュール間の「継目」すなわち境界を殆ど目立たせなくする。この「グラウト状の縁処理」は、「手動」および自動式方法を含む多くの異なる方法により達成されることができる。
この床仕上材モジュール縁処理を達成するための他の方法において、(1)着色剤、例えば染料、インクまたは顔料の使用、(2)少なくとも外観を変えるのに十分な温度上昇のためのエネルギーを用いて行う縁処理、(3)縁領域に、プラスチック材料、例えば、ホットメルト接着剤などの熱可塑性プラスチックを含浸させ、または他の方法で処理すること、および、(4)モジュール型床仕上材の面材料の一部を切り落とすことの1つまたはこれらの組合せがある。エネルギーを用いた処理、およびホットメルト接着剤の使用により、表面の紡織繊維を接着し、それにより繊維を固結させることができる。隣接するタイルまたはモジュールの縁に塗布されたホットメルト接着剤は、タイル設置後に再加熱することができ、それにより、隣接するタイルの縁と縁を接着して、グラウト状の外観と共に、耐水性の床敷を形成することができる。
このような縁処理は、また、色を、カーペットまたは他の床敷面に、例えば、減圧して染料物質を紙からカーペット上に昇華させる昇華転移プリンタを用いて移送することにより達成される可能性もあろう。
モジュールの縁は、追加の染料、または、ホットメルト接着剤などの他の材料を別々にまたは同時に用いて、または用いずに;連続的に、または縁全体を同時に;モジュールを床敷ウェブから切り離す前、後、またはその間に;モジュールを1以上の処理装置を通過させて移動させることにより、または、処理装置を、モジュールを通過させて移動させることにより処理することができる。
本発明のグラウト状外観を有するモジュールを比較的高速で生産することは、タイルを、処理ステーション、例えば、ホットエアガン、または、ホットメルト接着剤もしくは染料を塗布するための装置などを通過させて運ぶことにより達成され得る。2箇所に配置されたこのような処理ステーションが、矩形または方形のタイルの対向する縁を、タイルが第1の方向に運ばれている間に処理することができる。次いで、さらなる2箇所のステーションが、残りの2つの縁を、タイルが、第1の方向に対して直交する方向に運ばれている間に、すなわち、タイルを90度回転させた後に処理することができる。
要約すると、本発明の「グラウト状の縁処理」を達成するための可能な技術および装置は、以下のものを含み、これらを別々に、または様々に組み合わせて用いることができる。
1.超音波エッチング
2.レーザ
3.ホットエアガン
4.ホットエアナイフ
5.ホットロール
6.模様付きホットロール
7.ロール以外の加熱要素、例えば加熱プレート(ホットプレート)および加熱バー
8.ポリ塩化ビニルインク
9.フレキソインク
10.他のインク装置
11.化学塗料(例えば染料)
12.ヤーンの化学的燃焼
13.縁の化学的変質
14.局所的塗布スプレー、ローラ、フリックロール、リックロール、コーティング転移、フィルム転移など
15.面材料の周囲部分の切り落とし
本発明の別の特徴は、ヒートガン、ダイコータ、およびエンボッサ(打ち出し機)を用いて、モジュールの色、光沢および模様を変えることを含む。
本発明のさらに別の特徴において、他の処理方法、例えば、インパルス加熱、高周波シーリングまたはレーザが、グラウト状の外観を有する縁を有するタイルを形成するために用いられる。
I.導入部
本発明は、「グラウト状の縁」の外観を有するように処理された縁を有する紡織繊維面のモジュール型の床仕上材および幅広織物または巻物製品の床仕上材と、このような床仕上材を製造するための機械および方法に関する。このモジュール型の床仕上材を得るための機械および方法は、「手動」および自動式の具体例を含む。
図1は、集めて配置されたタイル42の斜視図である。タイル42が、各々、「グラウト状の縁処理部」70を有する。処理された縁70は、図1において、タイル42の影付き部分により示されている。図1に示されているように、タイル42は、縁がグラウト状の外観をタイル間に形成するように配列されている。
II.縁処理された床敷の構造および設置
A.構造
図2は、本発明に従って処理された巻物製品またはモジュール型の床仕上材、例えばタイル42の側面概略図(同一尺度でない)である。床仕上材料、例えばタイル42が、紡織材料、例えば織布、タフト繊維、ループ繊維、ニット繊維、溶融接着繊維または他の構造物の上部または表面層72を有する。表面層72はプレコートを含み得る。層72のために用いることができる織布の例が、1998年10月13日に出願された「織物面を有する床敷」と題された国際出願PCT/US98/21487号に開示されており、この開示を援用して本文の記載の一部とする。裏打層74および弾性層76が表面層72の下に配置されている。床仕上材料42は、断面の2つの側部に領域78および81を有し、これらの側部は紡織材料の残りの部分と外観が異なり、また、床仕上材料42の非処理部分よりも低くなり得る。
本文中に記載された方法のいずれかを用いた本発明の縁処理は、製品がモジュールに切断された後に、または、モジュールがウェブから製造される場合には、ウェブカーペットがモジュールまたはタイルに切断される前に行うことができる。
タイルの全体寸法よりも小さいモジュールの外観を望むならば、縁処理と類似の処理を、タイルを横断して施して、実際は1個のモジュールのタイルを、より小さい多数のモジュールの集まりに見せることもできる。例えば、四角または正方形のタイルが対向する縁の各対の間に配置されたならば、タイルは小さい4つのタイルに分割されたように見えるであろう。本文中に記載する「グラウト状縁」処理のいずれかを用いて、タイル表面に3次元的外観を与えるようにタイルの面にパターンを形成することができる。
望ましい「グラウト状縁」処理を達成するための、別のまたは追加の方法は、床敷の隣接する縁の間に追加の「グラウト状」材料、例えば慣用のセメント質のグラウトを用いることである。このような充填材料は、慣用のグラウトである必要はなく、例えば、ホットメルト接着剤、糊および多種多様のポリマー材料、詳細には、床敷を形成するポリマーと同一の、またはそれに適合するポリマーを含むポリマー材料であってよい。このような「グラウト」は、装飾的機能をもたらすだけでなく、実用的機能ももたらす。これらのグラウトは、床敷を、その下の床に接着し、防水バリアとして働き、床敷の縁をシールし、そして、特に、強度を増大させることができる。
このような「グラウト」材料が、図3にグルー(接着剤)86として示されている。グルー86は、カーペット上に幾つかの方法で配置されることができる。図3は、タイルの裏打と裏打との接着を示す側面概略図(同一尺度でない)である。この塗布方法は、表面の織物が比較的薄い床仕上材に特に適している。この場合、グルー86はタイル42の周囲78にて床仕上材の面の上に配置されるだけでなく、各タイル42の縁88にも配置される。タイル42を並べて配置する直前またはその直後に、ヒートガンまたは他の熱源を用いて、隣接するタイルの周囲78および縁88のグルー86を、接着剤が流動しかつ互いに結合するように加熱する。したがって、2つのタイル42は、上部面の繊維にて互いに接着されるだけでなく、側部と側部、裏打と裏打においても接着される。
図4は、タイル42の織物と織物とを接着した状態の側面概略図(同一尺度でない)を示す。特に、パイルカーペットに関する用途には、タイル42の周囲78の上方の繊維だけにグルー86を塗布することがより適切であろう。各タイル42の上側の周囲が加熱されると、グルー86が溶融して、隣接するタイルのパイルとパイル、または織物と織物を接着する。
B.設置
タイル42を現場に設置するときに、タイル42の縁領域を再び加熱してホットメルト接着剤を溶かすことにより、隣接する縁を溶融することができる。これは、(1)タイル間の結合を生じさせ、それにより、防水性の床敷をもたらし、(2)タイル間の継目を隠し、グラウト状物体の外観をより良くする。
裏打と裏打との接着、および織物と織物との接着は、共に、グルーガンまたはホットメルト接着剤塗布が、グラウト状の縁の外観を有し、かつタイルとタイルの結合能力および防水バリアを有するタイルをもたらすることを可能にする。
III.グラウト状の縁外観のための技術
本発明の床敷は、種々の技術を用いて製造することができる。
A.ホットエア
本発明の床敷を、ホットエア(加熱空気)を用いて製造することができる。ホットエアは、図5に示されているように床敷42の周囲部に向けられて、表面の一部を溶かし、固め、および変色させる。このような処理は、以下のB〜F章に詳細に記載されている。
B.ホットメルト接着剤処理
グルーガンが、ホットメルト接着剤の「リボン」を、処理されているタイル42の部分の近傍に配置された小さいスロットを通して押し出して、タイル42にグラウト状の外観をもたらすことができる。このようなグルーガンが、モデルHA2、ワン・モジュール・スロット・コータ・アプリケータとして入手可能であり、これは、ジョージア州、30188、ウッドストック、ベルプレイス、201Fのクリスト・カンパニー(Crist Company)の一部門であるシュアタック・システムズ(Suretack Systems)のSTS50‐4Hホットメルト供給ユニットと共同で用いられる。グルーガンは、貯蔵されているグルーを押し出すためのクストルーダ(押出器)と、グルーを加熱するための熱源とを含む。グルーガンは、タイル42の4つの縁にグルーを塗布する。グルーは、方形のタイルの周囲に、数百分の1センチメートル〜0.32センチメートル(数百分の1インチ〜8分の1インチ)以上の幅に塗布されることができ、2つのタイルを隣り合わせて配置したときに、この幅の2倍の幅のグラウト状領域をもたらす。ホットメルト接着が塗布されるタイル42の少なくとも一部を予備加熱することが、接着剤の冷却を遅らせるために、および、タイル42の表面繊維78へのより深い浸透を容易にするために望ましいであろう。これは、接着剤を繊維に最大限に浸透させ、かつ固結させる。EVA(エチルビニルアセテート)を基剤とした適切なホットメルトコーティングが、サウスカロライナ州20602、グリーンビル、ピーオーボックス1925、ゲーツ・ストリート10のレイノルズ・カンパニー(Reynolds Company)により提供されている製品52−428である。ホットメルトおよびそれに匹敵する代替物は、以下の成分、すなわち、エチレンビニルアセテートポリマー、スチレンブタジエンポリマー、ポリオレフィンポリマー、スチレンイソプレンポリマー、石油由来の粘着性樹脂、ロジン(松脂)由来の粘着性樹脂、パラフィンワックスおよび油脂、テルペン由来の粘着性樹脂、微結晶性ワックスおよび油脂、ナフサワックスおよび油脂、ならびに、ポリアミド樹脂を含むことができる。
C.インパルス加熱
グラウト状の外観の縁を床仕上材モジュールに形成するためにインパルス加熱も用い得る。インパルス加熱装置は、抵抗加熱により加熱されるブラスバーを含む。床仕上材モジュールに隣接したバー面が、テフロン(Teflon)(商標)テープにより覆われ得る。ニューヨーク、ブルックリンのバートロッド・コーポレーション(Vertrod Corporation)が、本発明に好適なインパルス加熱の機械を提供している。動作において、テフロン(商標)テープにより適切に覆われたブラスバーがモジュールと接触し、高電圧の電気がモジュール縁を加熱し、バーが解放される。モジュールの処理に必要なサイクル時間は、処理されているカーペットタイルモジュールの顔料、深さおよび種類の関数である。
インパルス加熱は、また、ウェブを切断してタイルまたはモジュールを得るためのダイカッティング装置と共に床仕上材のウェブに用いられ得る。インパルス加熱バーをダイカッティング刃またはナイフに隣接して配置することにより、フロアリング材料のウェブが切断され、かつ、モジュールが1つの段階で加熱処理され得る。
D.高周波シーリング
モジュールの縁を処理するために高周波シーリングも用い得る。熱可塑性プラスチックまたはフィルムをモジュールの縁に貼り付け、高周波エネルギーをトランスミッタからモジュールを通してレシーバに送り、モジュールおよびテープを加熱する。ニューヨーク、ファーミングデールのカーバー・マニュファクチュアリング・コーポレーション(Kaber
Manufacturing Corp.)から入手可能な高周波シーラ、および、テネシー州、キングスポートのイーストマン・ケミカル・カンパニー(Eastman Chemical Company)により製造されたThermx(商標)ポリエステルなどのテープ材料が、本発明と共に用いるのに好適な製品である。
種々の色のテープを、インパルス加熱および高周波シーリングの両方と共に用いて、モジュールの縁の装飾的な仕上げをもたらすことができる。好適なテープは、非補強フィルムおよび補強されたフィルムを含む。非補強フィルム(例えば接着剤)は、化学複合物、例えばオレフィンポリマー、不飽和ポリマーまたはポリアミド(すなわち、ナイロン)を含み得る。マサチューセッツ州、シャリーのベミンズ・アソシエーツ社(Bemins Associates Inc.)が、好適な非補強フィルムを提供している。補強されたフィルムは、接着剤および支持層を有する。支持層は、熱可塑性でない他の織物またはフィルム(またはマイラー)を含むことができる。織られたまたは不織のファブリック、例えば、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレンおよびニットが、支持層として用いるのに適している。
E.フロック加工
フロック加工もまた、縁処理を行うために用いることができる。フロック加工は、支持されたフィルムと、色を与えるための上層とを含む。さらに、フロック加工材料をモジュールの縁に貼り付け、またエンボス(浮き出し)処理して、模様付きの装飾的な外観をモジュールにもたらすことができる。英国、レスターシャイン、ヒンクリー、ランカスターロードのファブレックス・インターナショナル・リミテッド(Fabrex International Limited)が、好適なフロック加工材料を提供している。
F.レーザ
別の実施形態において、床仕上材モジュールにグラウト状の縁の外観をもたらすためにレーザを用いる。レーザを用いると、破片の「切り出しタイル」外観などの、より複雑なパターンをタイルに「彫り込む」こともでき、また、タイルの中央部に「グラウトライン」を彫り込んで、1つのタイルを多数のタイルに見せることもできる。レーザ処理を行う前に、熱可塑性プラスチックコーティング、例えばテープまたはフィルムをモジュールに貼り付けることができる。このような「グラウト状の縁」外観は、「カーペット彫刻のための方法および該方法により彫刻されたカーペット」と題された、米国特許第4,629,858号に記載されている技術(他の目的のために記載された技術)を用いて得ることができる。この特許を全て援用して本文の記載の一部とする。
G.カッティングまたは剪断
タイル42の外観の望ましい変化は、タイル42の面72の一部を切り落として、凸状面、凹状面72、平坦な面取り(beveled)面81、または他の任意の望ましい形状を有することができる領域78または81を残すことにより達成され得る。面材料を切り落とすのに用いられ得る他の装置の中で特に、しばしば「タイルエッジャ(タイル縁処理機)("tile edger")」と称される剪断機(shear)、例えば、アメリカ合衆国、ジョージア州、ダルトン、ヨークストリート122のB&Jマシーナリー・カンパニー(Machinery Company)により販売されている「自動ベルトタイプ90度タイルエッジングマシン」が利用可能である。このような「タイルエッジャ」剪断機は、通常、カーペットタイルの縁から毛羽または漂遊繊維を除去するために用いられる。しかし、本発明の実施のためには、この剪断機を、タフトカーペットモジュールまたは他の紡織面床仕上材モジュールのパイルの一部をカットして、図2に示されているような面取り面81、または、見た目に明らかに異なる形状を有する別の面をもたらすために配置する。例えば、他の形状の中でも特に、図4に示されているラベット(さねはぎ溝)(rabbet)形状を用いることができる。
IV.床敷を処理するための機械
A.「手動式」処理機械
図6に、本発明の「手動式」の具体例が示されており、装置139は、ホットエアガン29、例えば、ジョージア州、アトランタのヒーリイ・ブラウン社(Heely Brown Inc.)から入手可能な、レーザ・ホットエア・ウェルダ(Hot Air Welder)の型番1G3を取り付けるためのものである。適切な装置が、2000年1月20日に出願された「グラウト処理された縁の外観をタイル面床仕上材にもたらすための手動装置」と題された仮特許出願に開示されている。
紡織繊維面のモジュール型タイルまたは床敷42は、固定タイル42の縁70に沿って移動されるホットエアガン29を用いて処理される。ホットエアガン29の先端140の向きが、床敷42の周囲部へのエアの向きを決める。ベースプレート142が、床敷42と接触しているローラ144に支持されている。アーム146が、ベースプレート142から突出するように調節可能に取り付けられている。各アーム146は、下方に突出した脚部148を終端とし、脚部148は、処理されている床敷42の縁に支持されたガイドローラ150を終端としている。ローラ144と協働するガイドローラ150が、操作者が効率的にホットエアを床敷42に与えることができるように制御および安定性をもたらす。
ホットエアガン29は、ベースプレート142上に、調節可能な留め付け具156を用いて支柱154にボルト締めされた傾斜ガセットまたはキャリッジ152を用いて調節可能に載置されており、傾斜ガセットまたはキャリッジ152は、ホットエアガン29の高さを床敷42より上で調節することを可能にする。支柱154に固定されたハンドル158を、この装置を操作する際に用いることができる。ヒータブラケット160がホットエアガン29を支柱154に調節可能に取り付けている。
ホットエアガンからのエアが、適切な形状を有する先端140内の小孔を通って、タイル42の周囲部、例えば、約0.32センチメートル〜0.64センチメートル(約1/8インチ〜1/4インチ)の広さ(より広い領域が望ましい場合もあろう)の領域に送られる。このとき、加熱された繊維を圧縮するためにピンチローラを任意に用いてもよい。エアガン29の先端140およびピンチローラは、モジュールの縁に沿って移動する。別の具体例において、加熱された接触器具、例えばハンダごての先端と類似の器具をしばらくの間タイル42の周囲部70に接触させて、この部分を処理することができる。あるいは、縁70の処理は、赤外線またはレーザ光を用いることにより、または、処理されるタイル42の一部を、タイル上に「印刷」される所望のパターンを有する加熱ダイと接触させることにより達成され得る。
別の具体例において、タイル42の周囲部70は、超音波機械、例えば、超音波「エッチング」、「溶接」または「ボンディング」機を用いて処理される。超音波を用いると、タイル繊維は、概して、熱処理の際に生じるような溶融または破壊をせずに圧縮される。表面のヤーンを圧縮すると、処理された領域の表面ヤーンが共に圧縮されるため、縁のほつれが防止される。圧縮された表面ヤーンは、また非処理ヤーンより下の位置に陥没し、同様に処理されたタイル42を集めて配置したときに「グラウト状」の外観70をもたらす。さらに、超音波機械と共にインクを用いて、処理される領域の色を変えることができる。マットレスカバーおよびキルティングなどの繊維製品にデザインを施すために現在用いられている超音波機械を、本用途に適合させることができる。
B.ホットエアのみを用いた「自動式」のタイル縁処理機
図7Aおよび7Bは、方形または矩形のモジュール床仕上材、例えば、カーペットタイル、または、紡織繊維面を有する他のモジュールに、グラウト状の縁の外観をもたらすための生産装置または機械20の上面図である。図7Aに示されているように、機械20はコンベヤライン22、および熱源30,32を含む。第2のコンベヤライン24が、モジュールを供給されるように、コンベヤライン22に対して直角に配置されている。
コンベヤライン22は、ほぼ水平に横方向に延びるように配置されており、モジュール42,44および47を、熱源30,32を通過して移動させて、対向する2つの縁を処理させる。第2組の熱源31,33が、次のコンベヤライン24上にて、他方の組の対向するモジュール縁を処理する。コンベヤライン22,24は、各々、脚部(図示せず)に支持されており、脚部は、機械20にモジュールを配置し、また機械20からの取り出しを行う作業者に好都合な高さにて支持する。制御ボックス(図示せず)が機械20の停止を制御し、また、コンベヤライン22,24の各々、および熱源30,31,32,33を制御する。一具体例において、熱源30,32は、ヒートガン、例えば、Leister TWINNY Yヒートガン、または、Leister Hot Air Welderの型番1G3である。別の具体例において、熱源30,32はレーザである。
図7Aは、床仕上材タイル42,44が第1のコンベヤライン22上にある様子を示す上面図である。これらのタイルは、互いに隣接(すなわち接触)するようにコンベヤライン22上に配置されている。コンベヤライン22,24は、各々、側部にフェンス46を含む。フェンス46は、縁が適切に処理されるようにタイルを配置するために働く。コンベヤライン22,24の上に固定された平行なバー50に取り付けられたばね止め部48が、タイル42,44がコンベヤライン22,24に沿って移動している間のタイルの浮き、巻き上がり、皺寄りを排除するように働く。
図7Aに示されているように、2つの隣接するタイル42,44は、それぞれ、ヒートガン30,32により処理されている。タイル44の一方の縁49がヒートガン30により最初に処理された。タイル44がコンベヤライン22に沿って前進しているときに、対向する縁51が他方のヒートガン32により熱処理される。隣接するタイル42は、ヒートガン30により処理される所定の位置にある。熱は、最初にタイル42の一方の縁52に加えられる。タイル42がヒートガン32の下を通過するとき、タイル42の対向する縁53が処理されることになる。ばね止め部48は、タイル42,44がコンベヤライン22の所定の位置に維持されるようにわずかな圧力をタイル42,44に加える。タイル42,44,47はコンベヤライン22に沿ってシュート66に輸送され、シュート66はタイル47を第2コンベヤライン22に移送する。
コンベヤライン22の下流端26はタイル47がコンベヤライン22からコンベヤライン24に落ちることができるように高さが高くなっている。シュート66は第1コンベヤライン22からタイル47を受け取り、タイル47を第2コンベヤライン24上に配置するためにスライド68上に落とす。タイルが一方のコンベヤライン22からコンベヤライン24に移動すると、コンベヤライン24は第1コンベヤライン22に対して直交している(すなわち、90度を成す)ため、タイル47の第2縁71を熱処理することができる。このように、タイル47は回転せずに、タイルを第1の移動方向に対して直交する方向に移動させることにより、第2組の縁が処理に供される。コンベヤライン22は端部と端部に配置された2つのベルト21および23を用いる。コンベヤライン22および24は、(1)各々が1以上のベルト、(2)ローラコンベヤ、または、(3)他の種類のコンベヤであることができる。ベルト21はタイル42,44を処理ステーション30および32を通過させてベルト23の上に運び、ベルト23は、ベルト21よりも速い速度で動作し、それにより、ベルト21上で移動したときには接触していたタイル42と44を分離させる。これらのタイルが、処理ステーションを通過するときには互いに接触(すなわち、隣接)していても、タイルが方向を変える地点ではこのように分離することにより、タイル47が次のコンベヤベルト25上の適切な位置に落ち、安定して配置され、そして、タイル47の上に次のタイルが落下することなく、タイル47が元の移動方向と直交する方向に移動し始めるための時間が与えられる。速度が変化することにより、タイル47はコンベヤライン24のベルト25の上に落ち、コンベヤベルト25の上に配置され、次のタイル44がベルト25の上に落ちる前に、図7Bに示した次の熱源31の方向に移動を開始する。コンベヤライン24のベルト25を、より速い速度で動作させて、より遅い速度で動くベルト27に送ってもよい。
あるいは、コンベヤライン22と24の両方が同一の方向にモジュールを移動させ得るように、各モジュールをコンベヤライン22と24の間で90度回転させる装置を用いてもよい。
処理された2つの縁62および64を有するタイル61が、残りの2つの縁63,67が加熱処理されるようにコンベヤライン24に沿って移動する。縁67はヒートガン31により処理されている。タイル61がコンベヤライン24に沿って移動し続けると、縁63はヒートガン33により処理されることになる。このようにして、タイル73が、4つの縁69,75,77,79を全て加熱処理されてベルト27から排送される。
図8は、熱源すなわちヒートガン30の近接詳細図であり、タイル42がヒートガン30により処理されている様子を示す。コンベヤライン22内の、ヒートガン30のノズル65の下に配置されたギャップ64が、ヒートガン30からの熱気を逃がしている。ヒートガン30は、加熱空気をタイル42に向けて集束させることを可能にする狭いスロットを含む。タイル42は、タイル42の縁52がフェンス46に隣接した状態でコンベヤライン22に沿って移動する。ヒートガン30は、集束されたホットエアおよび輻射エネルギーをタイル42の縁52に送出して、グラウトライン外観を、所望の幅、一般的には数百分の1センチメートル〜1.27センチメートル(数百分の1インチ〜約1/2インチ)の幅の領域に形成する。ヒートガン30のノズル65がエアをタイル42の縁52に吹き付けて、タイル42内に押込み部78を生じ、それによりグラウト状の縁の外観を形成する。したがって、幅0.32センチメートル(1/8インチ)のグラウト状の縁を有する2つのタイル42,44を並べて配置すると、全体のグラウトライン外観は約0.64センチメートル(約1/4インチ)となる。
ヒートガン30の位置および傾きは調節可能である。各ヒートガン30,3132,33は枢動プレート53に取り付けられており、枢動プレート53は、高さおよび横方向の位置が調節可能なキャリッジ55に取り付けられている。枢動プレート53はねじ付きロッド54により調節され、ねじ付きロッド54は、プレート53のキャリッジ55上での枢動位置を、したがってヒートガン31の傾きを調節できる。キャリッジ55はロッド54,56に対して垂直方向に移動でき、キャリッジ55の垂直方向の位置は、ロッド56により調節可能である。キャリッジ55はロッド54,56に対して水平方向に移動し、その水平方向の位置はロッド57により調節可能である。熱い面に不意に接触することのないようにケージ62をヒートガン31の周囲に配置することができる。
C.ダイコートおよび接触処理ヘッドを有する「自動式」機械
図9は、本発明の別の具体例の上面図であり、装置20と類似の装置90を示す。装置90は、種々の色でつくることができる模様付き面を含む、グラウト状外観の縁付きタイルを有するモジュールをもたらす。装置90は処理ヘッドを含み、処理ヘッドは、熱源30,31、ダイコータ92,94、および接触処理ヘッド100,102(エンボッサ、剪断機または他の装置でもよい)であり得る。コンベヤライン108,110および112がほぼ水平に横方向に延びて、モジュール115,116を、熱源30,31、ダイコータ92,94、および接触処理ヘッド100,102を通過するように移動させる。モジュール116の縁126が最初に、熱源30、例えばヒートガンにより処理される。ダイコータ92はヒートガン30の付近に配置されており、モジュール115の縁126にコーティングを施す。図10は、ダイコータ92の図である。好適なダイコータは、ジョージア州、ウッドストックのシュアタック・システムズ(Suretack Systems)社から入手可能である。
図9を参照すると、熱可塑性プラスチックコーティングが、モジュール115の予め加熱された端部126に施される。好適な熱可塑性プラスチックコーティングは、ポリオレフィン、ポリウレタン、ポリエステルおよびポリアミドを含むが、含まれる成分はこれらに限定されない。熱可塑性プラスチックコーティングをモジュール115に施すことにより、輝く色から暗い色まで種々のレベルの光沢をモジュール115に与えることができる。熱可塑性プラスチックコーティングを施した後、エンボッサを接触処理ヘッド100として用いてエンボス加工を行うことができる。エンボス加工は、パターンをモジュール115に型押しまたは刻印することを含む。エンボッサは、アーム上のホイールを用い得る。アームは、ホイールをタイル115と接触するように位置付ける。ホイールは、モジュール115が暖かく柔らかいうちにモジュール115上で回転して、パターンが彫り込まれた外観を形成する。
例えば、エンボス加工は、コンクリート上の模様の外観、または、固められた縁に似たモジュールの縁を形成することができる。コンベヤライン110の端部にて、モジュール120は回転せずに、第2組の縁130,132は、タイルを第1の移動方向に対して直交する方向に(図示されていない第2組のヒートガン30,32、ダイコータ92,94、および接触処理ヘッド100,102を通過して)移動させることにより、処理のために呈される。こうして、モジュール115の全ての縁が処理される。ヒートガン30,31、ダイコータ92,94、および接触処理ヘッド100,102の組合せは、完成したモジュールが、色、光沢および模様において多くのバリエーションを有することを可能にする。
あるいは、モジュール115を、ヒートガン30,31およびダイコータ92,94のみを用いて処理することができ、または、モジュール115を、ヒートガン30,31および接触処理ヘッド100,102のみを用いて処理することができる。ヒートガン30,31、ダイコータ92,94、および接触処理ヘッド100,102の任意の組合せをモジュール115に用いることができる。
さらに、他の技術および装置を、図7A,7B,8および9に示された装置に追加して、または熱源30,32の代わりに用いることができる。例えば、ホットメルト接着剤付与装置を追加し、または熱源の代わりに用いることも可能である。同様に、モジュール面の一部をカットまたは剪断するための装置、例えば上記の剪断機を、装置90に、接触処理ヘッド100または102の位置にて取り付けることもできる。1以上の剪断機を用いるならば、これらは典型的に、モジュール115の特定の周囲領域を処理するために、他のいずれのタイプの処理ヘッドよりも前に配置されるであろう。また、他のタイプの処理ヘッドが全く用いられなくともよい。
別の具体例においては、タイルを装置上に固定して維持し、エネルギー源がタイルの周囲を移動してタイルの周囲部または他の部分を処理し、それによりグラウト状の外観縁を形成する。
本発明の幾つかの具体例を以上に記載したが、これらの記載は、例示および説明のために与えられたものである。以上に開示したシステムおよび方法の変型、変更、修正を、本発明の精神および範囲から逸脱せずに用い得る。
図1は、処理された床仕上材モジュールを集合配置させて床敷を形成している斜視図である。 図2は、本発明に従って処理された、別の縁形状を有するタイルの側面概略図である。 図3は、本発明の床仕上材モジュールの、縁と縁とを接着した状態の側面概略図である。 図4は、床仕上材モジュールの、織物と織物と接着した状態の側面概略図である。 図5は、処理された床仕上材モジュール、および、本発明の「手動式装置」の具体例と共に用いられる熱源の斜視図である。 図6は、床仕上材モジュールの縁を処理するための「手動式装置」の具体例において用いられるホットエアガンを含む手持式装置の側面概略図である。 図7Aおよび7Bは、グラウト状の外観の縁をモジュール型の床仕上材に形成するためのコンベヤベルトおよびヒートガンを含む装置の上面図である。 図8は、図7Aおよび7Bの装置の一部の拡大斜視図であり、ヒートガンの1つを示す。 図9は、本発明の別の具体例の上面図であり、種々の色でつくられることができる模様付き面を含む、グラウト状の外観の縁を有するタイルを有するモジュールをもたらすための装置を示す。 図10は、図9に記載した本発明の具体例において用いられる、ホットメルト接着剤を塗布するために使用可能なダイコータの斜視図である。

Claims (16)

  1. 紡織面を有する床仕上材モジュールにグラウト状の縁の外観をもたらすための方法であって、
    モジュールと剪断機を互いに相対移動させて紡織面の周囲部を除去することを含む方
    法。
  2. 紡織面の周囲部を除去して紡織面の縁に面取り面を残す、請求項1に記載の紡織面を有する床仕上材モジュールにグラウト状の縁の外観をもたらすための方法。
  3. 面を有する床仕上材モジュールに縁処理を施すための方法であって、
    モジュールを第1方向に移動させて少なくとも1つの剪断機を通過させてモジュールの周囲部を除去することと、
    モジュールを、前記第1方向と直交する方向に、または回転させた後、前記第1方向と同一方向に、移動させて少なくとも1つの他の剪断機を通過させることとを含む方法。
  4. 面取り縁を前記面に形成するために各剪断機が床仕上材モジュール面に対して鋭角に配置される、請求項3に記載の床仕上材モジュールに縁処理を施すための方法。
  5. 他の類似のモジュールと共に用いて床敷をもたらすことが可能な床仕上材モジュールであって、
    目視可能な紡織繊維面を有する上側の磨耗面であって、面の周囲部が、面の他の部分と異なる外観を形成するように除去された上側の摩耗面と、
    上側の磨耗面に貼り付けられた下側の裏打面とを含む床仕上材モジュール。
  6. 上側磨耗面がパイルカーペット構造体を含む請求項5に記載の床仕上材モジュール。
  7. 上側磨耗面が紡織繊維を含む請求項5に記載の床仕上材モジュール。
  8. 除去された部分が面取り面を残している請求項5に記載の床仕上材モジュール。
  9. 紡織繊維面を有する床仕上材モジュールの縁にグラウト状の縁の外観を形成するための装置であって、
    剪断機と、
    モジュールまたは処理ユニットの一方を、処理ユニットまたはモジュールの他方に対して移動させるためのコンベヤとを含む装置。
  10. コンベヤが、モジュールを処理ユニットに対して移動させる請求項9に記載の装置。
  11. 剪断機がタイルエッジャである請求項9に記載の装置。
  12. コンベヤが、処理ユニットをモジュールに対して移動させる請求項9に記載の装置。
  13. 紡織繊維面の縁の外観が前記面の縁以外の部分と異なる床仕上材モジュールを形成するための装置であって、
    モジュールの対向する1組の縁を処理するための少なくとも2つの剪断機と、
    モジュールを、剪断機を通過させて移動させるためのコンベヤとを含む装置。
  14. コンベヤがモジュールの縁の各々を剪断機の少なくとも1つを通過させて移動させる請求項11に記載の装置。
  15. 複数の紡織繊維面材料のモジュールを含む床敷であって、前記モジュールが、縁と縁付近の面部を有し、該縁が面材料の除去により面の残りの部分と外観が異なり、前記モジュールが縁を隣接して配置される床敷。
  16. 前記面材料の除去により各縁付近に面取り面が残される請求項15に記載の床敷。
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