JP2005518172A - 少なくとも1個のアンテナをテストする方法及びシステム - Google Patents

少なくとも1個のアンテナをテストする方法及びシステム Download PDF

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Abstract

本発明は、受信器モジュール(8)、及び、アンテナ(2)と受信器モジュール(8)との間に配置されたカップリング・モジュール(10)を備える少なくとも1個のアンテナ(2)をサンプリングする方法に関する。カップリング・モジュール(10)を介して、アンテナ(2)及び受信器モジュール(8)に対しサンプリング信号としてノイズ信号(S)が供給される。少なくとも1個のアンテナ(2)を通過することなく第一の経路(S、S)を介してサンプリングモジュール(12)へ到達する第一のノイズ信号と、ノイズ源(18)から少なくとも1個のアンテナ(2)を通過する第二の経路(S’、S)を介して前記サンプリングモジュール(12)へ到達する第二のノイズ信号との関係を示す瞬間伝送係数Uが次いでサンプリングモジュール(12)により決定され、伝送行列(14)に保存されている基準伝送係数Uvinormと比較される。本発明の方法を実行するシステムも開示する。

Description

本発明は少なくとも1個のアンテナ、特に車両上の多アンテナ系をテストする方法及び装置に関する。
車両搭載アンテナの個数が増えるにつれて、アンテナ系の機能テストを実施することが必要となりつつある。このような機能テストは通常、取り外した状態で実施される。これまでアンテナを設置した状態での機能テストは特に複雑であり、特に膨大な労力を必要とした。例えば、特許文献1に、移動ラジオ放送受信システムを設置した状態で機能テストを行なう回路構成が記述されている。この回路構成の短所は、テスト信号を生成するために較正済み信号ジェネレータを備えていて、当該信号ジェネレータは、受信器が同調している周波数だけで離散的なテスト信号を伝送する点である。さらに、同出願に記述されている回路構成は、雪や氷等、外界の影響を考慮する診断には適していない。
さらに、信号送信器/受信器、例えば受信アンテナをテストするシステムは特許文献2により公知である。この場合、テスト信号源として擬似乱数ノイズ信号源が用いられる。損傷を受けた受信アンテナから反射された信号を処理して、これを元のテスト信号と比較するために当該システムでは複雑な回路を用いる。この目的のために何よりも相関受信器が必要である。しかし、相関受信器と同様に、高速デジタル信号を生成する擬似乱数ノイズ信号源を利用する結果、このシステムの製造には非常に高いコストを要する。さらに、擬似乱数ノイズ信号源の出力信号レベルを常時把握している必要がある。
独国特許出願公開第196 18 333 A1号明細書 米国特許第6,005,891号明細書
従って、本発明は、車両搭載の少なくとも1個のアンテナをテストする方法を規定する目的に基づくものであり、診断は低コストかつ特に簡単な方法で、例えばラジオ、テレビ、移動ラジオ、またはISM帯域等、一帯域内のすべての周波数で実行可能である。さらに、別の目的として、設置状態でアンテナをテストする際に特に簡単な構成を指定することである。さらに別の目的は、テスト信号源のレベルを知る必要がなく、このため低コストのテスト信号源を使用することが可能になる。
本発明に従って、請求項1及び請求項6の特徴により目的が実現される。従属請求項は、好適な設計の詳細と変形をカバーする。
本発明により得られる利点は特に、未較正ノイズ源からのノイズ信号を制御可能なカップリング・モジュールによりテスト信号としてアンテナへ供給する点である。単一のアンテナしか存在しない場合、アンテナ入力部で反射されるノイズ信号がテストモジュールにおいて受信された信号として評価される。このために、一帯域内の所定の周波数または2種以上の周波数における関連アンテナを表わす瞬間伝送係数を決定するために、受信された信号が適宜用いられる。これは、カップリング・モジュールを介してアンテナと受信器間を行き来するノイズ源の伝送動向を表わす基準伝送係数と比較される。可用なアンテナは、アンテナ側での反射を最小限に抑える。
2個以上のアンテナを含む多アンテナ系の場合、アンテナ間を伝送されるノイズ信号が各アンテナ入力部で反射されたノイズ信号と交互にまたは追加的に、解析および評価される。この目的のため、カップリング回路により未較正ノイズ源またはテスト信号源からのノイズ信号がアンテナまたはアンテナ群に供給され、隣接するアンテナにより受信されてテストモジュール内、特に音声やビデオ・チューナー等の受信器内の伝送行列手段により解析される。簡単な未較正ノイズ源、これは最も簡単な場合は受信器自体のノイズ源により形成される、によるこのような機能監視または診断により、特に低コストかつ簡単な構成が可能になる。特に、生産コストが極めて小さい。既存の受信器内の構成要素を用いる結果、本構成は全般的にほとんどスペースを必要とせず、この結果及びテストモジュールの一体化が相まって、例えば車両において、製造ラインの最後で複雑なテスト送信器を必要とせず、また車両に搭載して診断やテスト方法が用いられている場合、支援サービスを必要としない。
さらに、テスト信号としてノイズ信号を利用することにより、全ての周波数帯域をカバーする診断をアンテナまたはアンテナ群に実施することができる。特に、このようにノイズ信号に基づくテストはまた、アンテナまたはアンテナ群の可用性に対する外界の影響、例えば先行技術に基づくシステムでは不正確な診断に陥るような雪その他の外部干渉信号に関する評価を可能にする。特に、この方式ではアンテナまたはアンテナ群が設置された状態、従って車両を運転している最中でもテストおよび監視が保証される。
本発明の好適な実施形態について、図面と合わせて以下の本文で更に詳しく説明する。
全ての図を通して、相互に対応する部分には同一の参照符号が付与されている。
図1に、車両(これ以上詳細には示さない)に搭載された2個以上のアンテナ2を備えたアンテナ系4をテストする回路構成1を示す。この場合アンテナ系4は、車両のウインドウガラス6、例えばリヤ・ウインドウ、サイド・ウインドウまたはリヤ・ウインドウ及び/またはサイド・ウインドウまたはウインドウ群と一体化されている。回路構成1は受信器モジュール8、及び、アンテナ2と受信器モジュール8との間に配置されたカップリング・モジュール10を有している。アンテナまたはカップリング・モジュール10を用いて各々のアンテナ2とチューナとも呼ばれる受信器モジュール8にノイズ信号Sを供給する。受信器モジュール8はまた、アンテナを介して伝達されるノイズ信号成分S’と、ノイズ源から受信器へ直接伝送されるノイズ信号成分Sとの間の比率計算に基づいて瞬間伝送係数Uviを決定するテストモジュール12を有している。各々のアンテナ2の可用性を決定するために、テストモジュール12は各々のアンテナ2についての伝送応答及び/または伝送路を表わす基準伝送係数Uvinorm((Uvn−m)とも表わす)が保存されている伝送行列14を有している。アンテナ2の可用性は、瞬間伝送係数Uviと基準伝送係数Uvinormを比較して導かれる。アンテナ・モジュールとも呼ばれるカップリング・モジュール10は、診断回路16として、駆動可能な未較正ノイズ源18及びRFスイッチ20を有している。この場合のノイズ源18は、受信器モジュール8において検出可能なすべての周波数帯域に対応している。
好適な一実施形態において、ノイズ源18は増幅器回路内のバイポーラ・トランジスタ形式であってもよい。ここに提案する診断またはテスト方法では、較正済みノイズ源は必要でない。これにより、構成要素や温度に依存するノイズ源18の瞬間周波数応答を決定する際の複雑さが回避される。例えば、駆動可能なRFスイッチ20は、スイッチング・ダイオードの形式である。スイッチング・ダイオードの個数は、診断モードにおいて伝送アンテナ群2(n)として用いられるアンテナ2の個数に一致する。使用する伝送アンテナ群2(n)の個数が診断の評価信頼性に影響する。
診断回路16は、製造コストはさほど大きくないが、レイアウトを変えることにより、アンテナ(増幅)モジュールの基板面に収容可能である。データはソフトウェアを書き足すことにより、チューナまたは受信器モジュール8において評価することができ、ハードウェアを追加する必要がない。回路構成1の特性及び実施形態に応じて、受信器モジュール8及びカップリング・モジュール10は、汎用モジュールで形成することができる。さらに、個々のモジュールは、機能に応じてソフトウェア及び/またはハードウェアの形式をとり得る。さらに、要件に応じて個々のモジュールの構成や組合せは変わり得る。
スイッチング・ダイオードは、デジタル・カウンタ21により駆動される。ビット転送速度が遅い場合、制御信号DIは受信器モジュール8からデジタル・カウンタ21へ2種の電圧状態を伝送する。制御信号DIは、所与のFMダイバーシティ回路を駆動するため既に実施されたのと同様に既存のRFケーブル上を伝送することができる。制御信号DIの各正エッジ毎にカウンタ21が1つずつ切り替わることにより、アンテナ分岐A、B、...、Zの全アンテナへ逐次切り替わっていく。最後のアンテナ分岐Zへ切り替わって診断が実行されたならば、次の正エッジでノイズ源18がスイッチオフされるか、あるいはアンテナ分岐A〜Zのどのアンテナにも切り替わらない状態に変わる。新規の診断サイクルにおいて次の正エッジで再び最初のアンテナ分岐Aに切り替わる。
少なくとも2個のリヤ・ウインドウ・アンテナ2がRFスイッチ20を介して伝送アンテナとして逐次接続される。少なくとも2個のアンテナ2を有するアンテナ系4において、アンテナ2の可用性は、好適にはアンテナ2間の近接場伝送を測定することにより測定される。基準伝送係数Uvinormまたはアンテナ2間であらゆる可能なカップリングに関する項が伝送行列14を形成する。瞬間伝送係数Uviは、伝送行列14に基づいて同様に決定され、基準伝送係数Uvinormと比較される。この場合、それぞれのアンテナ2は伝送アンテナおよび受信アンテナの両方として用いられる。
伝送路は、伝送アンテナnとして複数のアンテナ2のうち1個を介してノイズ信号Sを伝送することにより、またこれから生じた受信信号S’を残りのアンテナ2のうち1個を受信アンテナmとして受信することにより、および関連する伝送アンテナnのアンテナ入力部においてノイズ信号Sを反射することにより決定される。
伝送行列14に基づく評価はさらに、2個以上のアンテナ2に影響を及ぼす恐れのある湿度、雪、外部干渉信号等の悪影響の識別を可能にする点が好都合である。テストまたは診断は、各々選択された伝送アンテナ群2(n)から受信アンテナ群2(m)を形成するもう一方の隣接するアンテナ2へのノイズ信号Sの伝送が、受信器モジュール8内で、特に全ての周波数帯域についてテストされるように実施される。各アンテナ2は、このように多くの周波数帯の伝送動向Uについてテストされる。FM帯域、最高テレビ帯域及びAM帯域を適宜解析することにより、複数のアンテナ2の動作をテストして、伝送動向Uに基づいて確実かつ容易に決定することができる。この伝送状態は、n番目の伝送アンテナとm番目の受信アンテナのnとmの異なる組合せについて更にテストされるため、外界における不具合の要因を除外することが可能である。
回路構成1が動作している間、RFスイッチ20が位置0にある場合、アンテナが通常動作する間はアンテナ経路22上に一切のノイズ信号Sを通さない。診断またはテストモードにおいて、カップリング回路24を介してアンテナ経路22にノイズ信号Sが例えばT接合により、または容量性結合により連続的に供給されている状態で、RFスイッチ20は、逐次位置1及び2へ切り替えられる。そこでノイズ信号Sは、ノイズ源18からチューナ8へ直接渡されるノイズ信号Sと、関連アンテナ2へ移動してアンテナ2から発せられるノイズ信号Sに分割される。関連アンテナ2の可用性に関する診断は、受信アンテナ2(m)から受信された受信信号Sを、レベル評価のために直接供給されたノイズ信号Sと比較することでなされる。さらに、解析の範囲に応じて、伝送路に影響を及ぼす増幅器とフィルタ回路26及び伝送に対するそれらの影響を考慮に入れてもよい。アンテナ2の2個以上または全てが伝送アンテナnとして用いられるため、またアンテナ2の全てが受信アンテナmとして用いられるため、システム全体を最大サイズがn×mである伝送行列14で表現することができる。
レベル評価及び測定許容誤差の期待値に対する伝送行列14の決定について、図2を参照しつつ以下の本文に記述する。これは例えば、3個のアンテナ2を有する多アンテナ系4を想定することに基いている。しかし、この原理はまた、2個以上のアンテナ2を有する他のシステムにも当てはまる。
伝送行列14によるレベル評価の場合、信号レベルSi1、Si2及びSi3は、伝送アンテナnとして2個以上のアンテナi(i=1、2、3)を用いる際のレベル評価を行なうポートI、II及びIIIで各々検出される。完全に可用である確率が大きい、すなわち最適にマッチングがとれているアンテナ系4の場合、アンテナ入力部2で生じる反射は最小限である。レベルがP(f)であるノイズ信号Sがアンテナ2の各々の信号経路22に連続的に供給される。ノイズ出力の幾分かは各々接続されたアンテナ2を介して発せられ、一方、残りの部分は経路22の各々のフィルタ増幅器回路26を介して受信器モジュール8へ直接渡される。ノイズ源18のレベルP(f)は、受信器モジュール8内のテストモジュール12による測定評価から決定できるため、測定の前に既知である必要はない。診断プロセスにおける測定結果はこのように、ノイズ源18の許容誤差に依存しない。
想定される伝送係数または基準伝送係数Uvinorm(f)、最も狭い許容誤差δviを有するフィルタ増幅器回路26、および次式に基づく実際の伝送係数が瞬間ノイズ出力Pを決定する際の基礎値として用いられる。
vi(f)ここで Uvi(f)=Uvinorm(f)×(1+δv1(f)) …(1)
次式に従い、ポートIにおける第一のアンテナ2に対するレベル評価において検出された信号レベルS11を所与の測定許容誤差δに対するノイズレベルP(f)の決定の基礎値として用いる。
11(f)=(P(f)/2) × Uv1(f)
=(P(f)/2 )× Uv1norm(f)×(1+δv1(f)) …(2)
(f) = 2 S11(f)/((Uv1norm(f))×(1+δv1(f))…(3)
ノイズ源18のノイズ特徴はこのように、各成分について個々に異なっていたり、温度に依存する場合があるため、予めわかっている必要はない。これにより、簡単な低コストのノイズ源18を製造することができる。ノイズレベルP(f)が決定されたならば、他のフィルタ増幅器回路26の伝送係数Uv2(f)及びUv3(f)を各々の信号レベルS22及びS33から決定することができる。
v2(f) = 2S22(f)/P(f);
v3(f) = 2S33(f)/P(f) …(4)
基準伝送係数Uv2norm(f)及びUv3norm(f)または各々の周波数帯の名目値との比較により、各々のフィルタ増幅器回路26の可用性をこれらの係数Uv2(f)及びUv3(f)から容易に導くことができる。ノイズ出力Pの許容誤差δもまた、これらの係数Uv2(f)及びUv3(f)から得られる。アンテナ2間の伝送係数Ua12(f)及びUa13(f)により、次式に基づいて伝送路28の許容誤差を較正することが可能になる。
a12(f)=S12(f)/S22(f);
a13(f)=S13(f)/S33(f) …(5)
アンテナ系4の評価は常にその感度に関係するため、受信器8の指示許容誤差はこの解析に含まれていない。これは、受信器8の感度が高い場合、アンテナ系4の伝送特性が相応に低いことを意味する。アンテナ系4に要求される品質はこのように診断システムまたは回路構成1により、利用可能なチューナ感度の関数として常に評価される結果、品質が同一であるシステム1全体(受信器8及びアンテナ系4)は常に同一であるとの評価が得られる。
伝送係数Uは、アンテナ2の可用性に関する情報を提供するだけでなく、アンテナ2間の伝送路28がどの程度干渉を受けるかに関する情報も提供する。例えば、複数のアンテナ2が雪で覆われている場合、伝送係数Uvi(f)の全ては同程度に干渉され、診断アルゴリズムは不具合があるのはアンテナ2ではなく、全ての伝送路28が影響を受けているものと識別する。例えばリヤ・ウインドウ6が異物で覆われている等、アンテナ2の状態は瞬間的に決定された伝送係数Uvi(f)の大きさの関数として導かれる。
図3に回路構成1の別の実施形態を示す。ここでは、受信器モジュール8のさまざまな周波数帯をテストするために、診断回路16が、各々RFスイッチ20の位置1及び2に応じてFM帯域またはAM帯域の対応伝送分岐30または32にノイズ信号Sを供給することを意図している。この場合の回路構成1は、AM及びFM帯域用の2アンテナ系4を備えている。図4に、4倍ダイバーシティを有するAM帯域及びFM帯域用の5アンテナ系4の回路構成1の更に別の実施形態を示す。ダイバーシティを有するFM帯域をテストするためにはRFスイッチ20の位置の個数をアンテナの適当な個数分増やす必要がある。テスト手続きは上述のように実行される。これは、ノイズ源18からのノイズ信号SがRFスイッチ20により各アンテナ2に個別に供給されることを意味する。隣接アンテナ2の1本により受信された各々の受信信号S’及び伝送されたノイズ信号Sに基づいて、アンテナ2の全ての可能な組合せについて関連する伝送係数Uvi(f)が決定されて、伝送行列14用の基準伝送係数Uvinorm(f)と比較される。
アンテナ2の可用性をテストする上述の方法は、アンテナの種類には依存しない。図5に、AM、FM及びTVダイバーシティのいわゆる高機能バージョン用の5アンテナ系4の更なる診断回路の一実施形態を示す。例えば図5に示すように、受信されたレベルに関する情報を評価すべくAM/FM受信器8へ伝送されるように付随するFZV受信器38がデータ線40を介してAM/FMチューナ8に接続している場合、上述の方法に基づいてFZVアンテナ36(FZV=無線中央ロッキング)を調べることも可能である。
車両に適合された装置に応じて代替的あるいは付加的に、TV、AM及びFMアンテナへの広帯域カップリングを介して携帯電話及び/またはGPSアンテナの可用性を調べることも可能である。この場合、個々のアンテナ2を車両に組み込む場所と方法は無関係である。
回路構成1の動作において、図1〜5の1つに示すように、n個のアンテナ2の全体が伝送アンテナとして逐次接続されている。伝送動向Uを表わすために、伝送アンテナ2の個数nに応じて対応する受信アンテナ2の個数m、従ってn×m項のレベル情報が決まり、これは好適にはレベルまたは伝送行列14の形式をとる。伝送行列14の各伝送係数Uviについて許容範囲を生成することができ、これらは、
1.各々の場合に一対のアンテナ2(n、m)のカップリングが関連付けられていて、
2.伝送行列14内の瞬間的に測定された伝送係数Uviの全てに依存する。
値が許容範囲を超えた場合、伝送行列14に基づいて1個以上のアンテナ2に不具合があると判定される。
例えばリヤ・ウインドウ6上の氷のように、1個以上のアンテナ2に影響を及ぼす外界からの干渉作用は、診断プロセスにおいて値の範囲を瞬間的な受信状態と動的にマッチングさせることにより適宜解析及び識別される。
以下の表1に、4個のアンテナ2を有するアンテナ系4用の伝送行列14の一例を示す。
Figure 2005518172
ここで、Ant=伝送アンテナの個数、Ant=受信アンテナの個数、TX=送信器、RX=受信器、Pnm=信号レベルである。
回路構成1の性質及び機能に応じて、伝送行列14は情報項として、関連するアンテナの組合せに対する基準伝送係数Uvinorm及び/または瞬間伝送係数Uviを表わすレベル及び/または周波数値を有している。診断の間、瞬間伝送係数Uviは、各々のアンテナ2の組合せ(n、m)について基準伝送係数Uvinormと比較される。これを実行するためには、伝送行列14を例えば車両を初めて使用する前、すなわち製造時点で初期化しておく必要がある。この目的で、診断を行なう際の基になる基準知識が生成される。知識生成及び評価のために可能な一方法を以下の本文に記述する。
診断は、多数のステップで行なわれる。
I)症状生成
(例えば伝送行列14内の利用可能な情報に基づく)
II)不具合の識別
III)不具合の局所化
例えば、図6に以下のステップからなる診断アルゴリズムのフロー図を示す。
(1)例えば測定に基づく行列要素の記録、タイプ固有の値の事前設定、あるいは保存されている既存値の読み込み。
(2)伝送出力及び伝送損失に関する行列要素の正規化による較正。較正は、伝送行列14の対角要素に基づいて行なわれる。
(3)深刻な干渉を受けるリヤ・ウインドウの結氷または電磁場のような「異常な状態」の識別。
(4)保存された不具合の状態との比較による、または決定ネットワークによる評価。周波数解析または振幅解析に基づいて、代替的にまたは付加的に、アンテナ2またはアンテナ2の組合せ(n、m)を識別することができる。
(5)フィルタリング、妥当性チェック、すなわち診断プロセスがn回実行される。要件に応じて、不具合の状態をn回検知することに成功して初めて不具合メッセージが発行され、さもなければメッセージが生成されないか、あるいは「異常なし」メッセージが発行される。すなわち、2回以上満足な状態が識別された場合、不具合メモリはリセットされる。
測定及び診断方法について、実例を参照しつつ以下の本文で説明する。異なるリヤ・ウインドウのアンテナ2間の近接場における伝送動向を、いわゆるネットワーク・アナライザにより測定する。伝送動向の測定は、ノイズ信号Sをアンテナ2に連続的に供給することにより行なわれる。実際の車両に対する場の動向を推定するために、車両ルーフ、Cピラー、及び鋼板部品が電気的に接続されたリヤ・カバーがモデル化された。不具合のあるアンテナ2だけでなく無傷のアンテナ2についても測定が行なわれた。例えば、ウインドウガラスの接触における不連続性、及び/またはリヤ・ウインドウ6上のアンテナ導線における不連続の有無を調べた。伝送動向に対する水分の影響も測定した。
アンテナ増幅器を切断した状態で、伝送またはノイズ信号Sを直接アンテナ2に供給した。伝送アンテナ2は、従ってマッチングされなかった。マッチングした上で伝送アンテナ2に供給するのであれば伝送項の方が適している。以下の表に含まれる値はdB単位のS21伝送係数であり、各々の場合に100MHzのFM波で測定されている。S21伝送係数は、近接場を介してカップリングされた各々のアンテナ2間の伝送項または伝送係数Uviを表わす。複数のアンテナ2が可用である正常な状態に加えて、多くの種類の不具合な状態及び伝送項に対するそれらの影響を調べた。不具合な状態は、ウインドウガラスの接触不良、ウインドウガラス・アンテナ導線の断線、ウインドウガラスに水が掛かってアンテナ2の近接場が影響を受けた、あるいはアンテナ2の近接場にある金属面により生じた。
6個のアンテナ2を含み、リヤ・ウインドウ6に一体化されたアンテナ系4に一切不具合のない正常な状態の場合、周波数f=100MHz(FMバンド)について表2に示す伝送行列が得られる。
Figure 2005518172
伝送行列14により決定された瞬間伝送係数Uviは全て−25dBより良い値であり、近接場伝送に要求される伝送出力の期待値が従来の遠隔場伝送/受信状態に関して測定されたが、非常に低い。
アンテナ2との接触不良の検出を示すために、異なる厚さの紙の層を挿入してウインドウガラス接触を劣化させたり、またはアンテナFM1及びTV3への接続を遮断した。表2に示すように、アンテナの組合せFM1及びTV3は通常、−22.37dBのUvi伝送係数を有している。
表3に、伝送行列14によりこの例で決定された伝送係数Uviが大幅に変わることで、接触不良が伝送動向に及ぼす影響を示す。
Figure 2005518172
この場合の最終的な不具合状態「ウインドウガラスの前面に置かれた金属シート」は、例えば、リヤ・ウインドウ6上に氷や水等の導電材料が置かれた結果として生じる不具合な状態をシミュレーションする。
さらに、例えばアンテナTV3用の導体路またはアンテナTV3とFM2用の導体路の両方を切断することにより、モデル化されたようなアンテナの不連続性が存在する。この場合、カップリングまたはRFスイッチ20用のドライブに応じて、テストまたはノイズ信号SがアンテナFM2またはFM1を介して伝送される。伝送行列14により決定される伝送係数Uを以下の表4A〜4Cに示す。
Figure 2005518172
Figure 2005518172
Figure 2005518172
全ての不具合な状態は、伝送項Uの減少または増加から明確に識別できる。このように上述の方法により、個々のアンテナ2の可用性が特に容易かつ確実に診断可能になる。アンテナの種類に応じて、更に別の伝送特性または動作パラメータを考慮に入れてもよい。例えば、FMアンテナに不具合が生じた場合のUHF帯域(800MHz)でいわゆるクロスカップリング係数SがFM1→FM3と上昇するのは、電気的に有効なアンテナ長が短くなるためと説明できる。一方、FM帯域での同じ不具合からは対応するカップリングの減少が生じる。
アンテナ2を更にテストして、リヤ・ウインドウ6に水をかけた影響、またはリヤ・ウインドウ6の近くに他の物体が存在することにより生じる変化について解析した。表5A、5Bに示すように、100MHzで水をかけても伝送動向に実質的に何ら影響を及ぼさない。一方、物体、特に導電体がリヤ・ウインドウ6の前に近接して置かれた場合、個々のアンテナ対の伝送動向に重大な影響をもたらすため、これらの変化は診断で示される。
Figure 2005518172
Figure 2005518172
図7に、回路構成1の別の実施形態の例を示す。回路構成1は、単一アンテナ系4向けに設計されている。この場合、伝送アンテナから受信アンテナ2へ伝送されるノイズ信号Sを評価するのではなく、単一アンテナ2に関連するアンテナ入力部42で反射されたノイズ信号Sを、伝送されたノイズ信号S1に基づいて解析および評価する。アンテナ2のわずかな損傷でもマッチングに悪影響を及ぼすため、反射は入力部42で生じる。RFスイッチ20が位置0にある場合、アンテナが通常動作している間、ノイズ源18からアンテナ経路22へノイズ信号Sを一切通過させない。診断モードではRFスイッチ20は位置1にある。次いでノイズ信号Sは、例えばT要素であるカップリング・ネットワーク24を介してアンテナ経路22へカップリングされ、ここでノイズ信号Sは、ノイズ源18から受信器モジュール8へ直接渡されるノイズ信号Sと、アンテナ2へ移動してアンテナ2で反射されるノイズ信号Sに分割される。
ノイズ信号SとSの重畳は、ノイズ源18から受信器8へ直接渡されるノイズ信号S、及び反射されたノイズ信号Sを含み、ノッチを有する特徴的な周波数特性が得られ、そこからアンテナ2の状態に関する結論が導かれて評価される。しかし、これは周波数特性が既知である較正済みノイズ源18に依存する。アンテナ2の可用性は、ノイズ信号SとSの重畳周波数特性と、ノイズ信号Sの周波数特性を比較することでのみ決定することができる。
較正済みノイズ源18を低コストの未較正ノイズ源18で代替可能にすべく、図8に示すように静的カップリング回路24切り替え機能が追加されて、切り替え可能カップリング回路44用に位置2及び3が付加されている。スイッチの位置2において、ノイズ信号Sは受信器8へ直接渡され、そこで検出される。これは、アンテナ経路22が開いていることを意味する。瞬間ノイズ信号Sの周波数特性は、そのとき既知であってレベル評価のために保存される。次いでアンテナ経路22が閉じるように、切り替え可能カップリング回路44により位置3が選ばれる。ここでノイズ信号SとSの重畳の周波数特性が伝送行列14に基づくレベル評価において検出され、保存されているノイズ信号Sの周波数特性と比較される。
切り替え可能カップリング回路44または開スイッチに代わるものとして、ノイズ信号Sと、規定されたインピーダンスZで反射されたノイズ信号Sとの重畳を測定してノイズ信号Sを基準測定すべく解析可能であり、その際に純粋なノイズ信号Sの周波数特性へ戻って計算が実行される。これに付随する回路構成1の例を図9に示す。
図7〜9に示す単一アンテナ系4の実施形態の周波数特性は、アンテナ2の可用性に可能な限り正確な診断を下せるようにすべく、比較的広い周波数帯域で検出および解析される。これは、アンテナ2が損傷しても、重畳されたノイズ信号S+Sの中位周波数fでは大幅なレベル変化が必ずしも生じないからである。
狭い周波数帯域fを解析する場合、反射された信号Sのレベル変化からアンテナ2の可用性を導くことができるように、指向性カップリング回路46、例えば図10に示すような指向性カプラーを用いるのが好適である。この場合、反射された信号Sだけが検出され、アンテナ2が機能している場合、そのレベルはノイズ信号Sよりかなり低い。この場合のレベル評価は、既知のノイズ信号レベルSに依存する。この実施形態は、較正済みノイズ源18を必要とする。
低コストの未較正ノイズ源18を使用可能にするために、図11に示すように信号フローの方向が切り替え可能な指向性カップリング・ネットワーク48を用いる。例えば、交互に切り替え可能入力部E1、E2を備えた指向性カプラーをこの目的で提供する。スイッチ位置1において、ノイズ信号Sは、指向性カプラー48を介してアンテナ2へ渡され、レベル評価において信号Sとして反射および検出される。スイッチ位置2において、ノイズ信号Sは指向性カプラー48を介してレベル評価へ直接渡され、そこで基準信号Sとして検出される。
ここで図12〜14に、図11に示す構成の改良された形式を示す。ここで診断は未較正、低コストのノイズ源18を用いて同様に可能である。この場合、未較正とはノイズ源の伝送出力が不明であることを常に意味し、例えば伝送出力における大きな温度ドリフトが許されるような再現可能な値を想定する必要はない。これらの実施形態について図11と比較した設計と機能の違いだけを以下の本文で更に詳細に説明する。
低コストの未較正ノイズ源を利用可能にするために、図12に示す実施形態は切り替え可能信号フロー方向を有する指向性カップリング・ネットワーク50を用いる。この場合も、図11に示した実施形態、および図12に示した実施形態と同様に、交互に切り替え可能入力部を有する指向性カプラーが用いられる。しかし、図11とは対照的に、一方の入力部が50Ωのインピーダンスにより停止される。さらに、図12に示す実施形態は図11に示す実施形態とは対照的に、切り替え可能増幅器を備えた改良型フィルタ増幅器回路26’を有している。さらに、スイッチ49も提供されていて、切り替え可能増幅器と合わせて用いられる、ノイズ源18からアンテナ2を介して受信器8へ向かう信号経路から、ノイズ源18から直接受信器8へ入る信号経路への切り替え及び逆向きの切り替えを行なう。スイッチ位置2において、ノイズ源18からのノイズ信号Sは指向性カプラー50を介してレベル評価へ直接渡され、そこでノイズレベルを決定及び較正可能にするために基準信号Sとして検出される。ノイズ信号Sを直接測定する場合、受信器8へのアンテナ2を介した信号経路を中断するために、切り替え可能増幅器26’はスイッチオフ、すなわちスイッチ位置4へ切り替えられる。さらに、減衰器DGを経路内に挿入して、求められる任意のレベル低下を行なう。スイッチ位置3及び5において、ノイズ信号Sはアンテナ2へ渡され、そこで反射されて、アンテナ・モジュール10内の改良型フィルタ回路26’を介して受信器8へ渡され、その中でレベル評価において信号Sとして検出される。アンテナ2に加えて、改良版フィルタ回路26’の動作をこのように点検することができる。RFスイッチ20がスイッチ位置0にある場合、通常動作のためにノイズ源18はスイッチオフされる。
図13に、切り替え可能増幅器を備えた改良型フィルタ回路26’が利用できず、図11に示したフィルタ回路しか利用できない場合における図12に示した実施形態の改良型を示す。この場合、スイッチ位置4’及び5’を備えた追加のスイッチ51をさらに提供して、それにより図12の改良型フィルタ回路26’内の切り替え可能増幅器に提供されたスイッチ位置4及び5が代替される。この追加されたスイッチを用いることにより、図12に示したものと合わせて同じ機能が実現可能になる。
追加されたスイッチ51を利用する結果、RFスイッチ20を省略することも可能になる。その結果得られる回路を図14に示す。この場合、スイッチ位置3及び4の組合せによりノイズ源18をスイッチオフできるため、RFスイッチ20がノイズ源18をスイッチオフする必要はない。
本発明により実現される効果は特に、送信器としてアンテナ・モジュール10に一体化できるノイズジェネレータ18を利用可能である点である。チューナまたはトランシーバは、診断モードに切り替えられていれば、受信器8として利用できる。これにより、特に低コストの送信器が得られる。受信器8が既に存在するため、診断機能のためにソフトウェアを追加すればよい。
本発明の更に別の実施形態として、アンテナ2とは別に、受信器モジュール8に接続されていないアンテナを追加して提供することができる。ここでノイズ信号Sは、ノイズジェネレータ18からこの追加されたアンテナに供給される。追加されたアンテナによって、このノイズ信号は、1つ又は複数のアンテナ2へ伝送される。これから生じる各々の受信信号S’またはSは、受信器モジュール8内のテストモジュール12により受信及び評価される。
上述のように、本発明はアンテナ診断用に極めて簡単かつ低コストのテスト信号源の利用を開示する。これは特に、経済的に有利な、出力が既知である必要のない安価なノイズ信号源を用いることにより実現される。ノイズ源は、信号スペクトルが広いため、AM、FM、TV等の多様な周波数帯域のアンテナのテストに適している。各々の場合に伝送アンテナとして異なるアンテナを逐次用いることにより、異なるアンテナ組の間の近接場カップリングを表わす伝送行列を生成することが可能になる。この伝送行列により、ノイズ源またはテスト信号源の信号出力を較正することができる。このように、あらゆる従来方法とは対照的に、レベルが既知である必要がなく、再現可能である必要もない簡単かつ低コストのテスト信号源を使用することが可能になる。伝送行列はさらに、外界の干渉信号だけでなくアンテナを覆う氷、雪、または落ち葉等、全てのまたは2個以上のアンテナに作用する外界の影響を較正するために利用される。較正回路の指向性カプラーを用いて単一アンテナ系が構成される。この場合、構成内のチューナにおける2個以上のスイッチ位置の各々について受信レベルが測定される。安価な信号源の出力を異なるレベル値から決定して、較正することができる。本較正回路は無論、2個以上のアンテナにも利用可能である。
要約すれば、本発明は少なくとも1個のアンテナ2をテストする方法を開示し、当該アンテナ2は受信器モジュール8及び当該アンテナ2と受信器モジュール8との間に配置されたカップリング・モジュール16を有している。この場合、カップリング・モジュール16により、アンテナ2及び受信器モジュール8に対しテスト信号としてノイズ信号Sが供給される。次いで瞬間伝送係数がテストモジュール12により、ノイズ信号S、Sと、ノイズ信号S、Sから生じた受信信号S’、S、の重畳に基づいて決定され、伝送行列に保存されている基準伝送係数と比較される。さらに、本発明による方法を実行するための構成も同様に開示する。
多アンテナ系の可用性をテストする回路構成を示す模式図である。 多アンテナ系におけるテスト信号の信号波形を示す模式図である、 図1に示す回路構成の別の実施形態であって、AM帯域及びFM帯域向けの切り替え可能伝送路、及び多様なFM帯域を有するものを示す模式図である。 図1に示す回路構成の別の実施形態であって、AM帯域及びFM帯域向けの切り替え可能伝送路、及び多様なFM帯域を有するものを示す模式図である。 図1に示す回路構成の別の実施形態であって、AM帯域及びFM帯域向けの切り替え可能伝送路、及び多様なFM帯域を有するものを示す模式図である。 テストアルゴリズムの模式的なフロー図である。 個々のアンテナの可用性をテストする回路構成を示す模式図である。 個々のアンテナの可用性をテストする回路構成を示す模式図である。 個々のアンテナの可用性をテストする回路構成を示す模式図である。 個々のアンテナの可用性をテストする回路構成を示す模式図である。 個々のアンテナの可用性をテストする回路構成を示す模式図である。 個々のアンテナの可用性をテストする回路構成を示す模式図である。 個々のアンテナの可用性をテストする回路構成を示す模式図である。 個々のアンテナの可用性をテストする回路構成を示す模式図である。
符号の説明
2 アンテナ
6 ウインドウガラス
8 受信器モジュール
10 カップリング・モジュール
12 テストモジュール
14 伝送行列
16 診断回路
18 ノイズ源
20 RFスイッチ
21 デジタル・カウンタ

Claims (22)

  1. 受信器モジュール(8)と、少なくとも1個のアンテナ(2)と前記受信器モジュール(8)との間に配置されたカップリング・モジュール(10)を有するシステムにおけるアンテナをテストする方法であって、
    前記カップリング・モジュール(10)により、前記アンテナ(2)及び前記受信器モジュール(8)に対しテスト信号としてノイズ信号(S)を少なくとも1個のノイズ信号源(18)から供給し、
    前記ノイズ源(18)から、前記少なくとも1個のアンテナ(2)を通さずに第一の経路(S、S)を介して前記テストモジュール(12)へ渡される第一のノイズ信号と、前記少なくとも1個のアンテナ(2)を通る第二の経路(S’、S)を介して前記テストモジュール(12)へ渡される第二のノイズ信号、との比率を示す瞬間伝送係数(U)をテストモジュール(12)により決定し、
    伝送行列(14)に保存されている基準伝送係数(Uvinorm)と比較することを特徴とする少なくとも1個のアンテナをテストする方法。
  2. 前記少なくとも1個のノイズ源(18)として未較正ノイズ源を用いることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 切り替え可能カップリング回路(44)により前記第一の経路(S)と前記第二の経路(S)とを切り替えことにより前記ノイズ信号が第一及び第二の経路(S、S)の各々に供給し、
    前記ノイズ信号を前記第一の経路(S)を介して前記受信器(8)に直接供給し、
    前記少なくとも1個のアンテナ(2)から反射されたノイズ信号が前記ノイズ信号に重畳されて、前記第二の経路(S)を介して前記受信器(8)に供給され、
    前記伝送行列に基づいて前記第二のノイズ信号を検出して前記第一のノイズ信号の周波数特性と比較することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 切り替え可能カップリング回路(44)により前記ノイズ信号が前記第一及び第二の経路(S、S)に供給され、前記少なくとも1個のアンテナ(2)で反射されたノイズ信号がインピーダンス(Z)において前記ノイズ信号と重畳し、
    前記第一の経路(S)と前記第二の経路(S)とが切り替わることで、前記ノイズ信号が前記第一の経路(S)を介して前記受信器(8)に直接渡され、
    前記少なくとも1個のアンテナ(2)から反射されたノイズ信号が前記ノイズ信号に重畳されて前記第二の経路(S)を介して前記受信器(8)に渡され、
    前記伝送行列に基づいて前記第二のノイズ信号が検出されて、前記第一のノイズ信号の周波数特性と比較されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 信号フローの方向が切り替え可能な指向性カップリング・ネットワーク(48)により前記ノイズ信号が前記第一の経路または第二の経路(S、S)に供給され、
    前記第一の経路(S)と前記第二の経路(S)とが切り替わることで、前記受信器(8)における評価を目的として、前記ノイズ源(18)からの前記ノイズ信号が第一のノイズ信号として利用可能とし、
    前記アンテナ(2)で反射される前記ノイズ信号(S)を第二のノイズ信号として利用可能としたことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 前記第一の経路(S)と前記第二の経路(S)との切り替えは、前記指向性カップリング・ネットワーク(48)の入力部で実行されるのではなく、前記第一の経路(S)内に追加された切り替え装置(49)及び第二の経路(S)内の切り替え可能増幅器により実行されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記少なくとも1個のノイズ源(18)として周波数特性が既知である較正済みノイズ源を用い、
    前記第一及び第二のノイズ信号を重畳させた信号を典型的な周波数特性の形式で前記テストモジュール(12)に供給し、
    前記典型的な周波数特性が前記較正済みノイズ源の前記既知周波数特性と比較されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記受信器モジュール(8)と接続されず、かつ、前記ノイズ信号(S)の供給を受けて前記ノイズ信号(S)をテスト信号として前記少なくとも1個のアンテナ(2)へ送るアンテナを追加したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 2個以上のアンテナ(2)を有する多アンテナ系(4)において、個々のアンテナ(2)で各々反射されたノイズ信号(S)及び/または前記アンテナ(2)間を伝送されたノイズ信号(S’、S)が前記第二のノイズ信号として評価されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記伝送係数(Uvi)及び基準伝送係数(Uvinorm)が、周波数解析及び/またはレベル解析により決定されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 受信器モジュール(8)と、少なくとも1個のアンテナ(2)と、前記アンテナ(2)と前記受信器モジュール(8)との間に配置されたカップリング・モジュール(10)を有するシステムであって、
    前記カップリング・モジュール(10)は、前記受信器モジュール(8)に対しノイズ信号(S)を供給する少なくとも1個のノイズ信号源(18)を有し、
    前記受信機モジュール(8)は、前記少なくとも1個のアンテナ(2)を通さずに第一の経路(S、S)を介してテストモジュール(12)へ渡される第一のノイズ信号と、前記ノイズ源(18)から、前記少なくとも1個のアンテナ(2)を通る第二の経路(S’、S)を介してテストモジュール(12)へ渡される第二のノイズ信号との比率を示す瞬間伝送係数(U)が決定し、前記瞬間伝送係数(Uvi)を、伝送行列(14)に保存されている基準伝送係数(Uvinorm)と比較するテストモジュール(12)を有することを特徴とする少なくとも1個のアンテナをテストするシステム。
  12. 前記少なくとも1個のノイズ源(18)が未較正ノイズ源であることを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. 切り替え可能カップリング回路(44)を更に含み、
    それにより前記ノイズ信号を前記第一及び/または第二の経路(S、S)に供給し、前記第一の経路(S)と前記第二の経路(S)とが切り替わることで、前記ノイズ信号が前記第一の経路(S)を介して前記受信器(8)に直接供給し、
    前記少なくとも1個のアンテナ(2)から反射されて前記ノイズ信号と重畳されたノイズ信号を前記第二の経路(S)を介して前記受信器(8)に供給し、
    前記テストモジュール(12)が前記伝送行列に基づいて前記第二のノイズ信号を検出し、それを前記第一のノイズ信号の周波数特性と比較することを特徴とする請求項12に記載のシステム。
  14. 切り替え可能カップリング回路(44)を更に含み、
    それにより前記ノイズ信号を前記第一の経路または第二の経路(S、S)に供給し、前記少なくとも1個のアンテナ(2)で反射されたノイズ信号をインピーダンス(Z)において前記ノイズ信号と重畳し、前記第一の経路(S)と前記第二の経路(S)とが切り替わることで、前記ノイズ信号が前記第一の経路(S)を介して前記受信器(8)に直接供給し、
    前記少なくとも1個のアンテナ(2)から反射されて前記ノイズ信号に重畳された前記ノイズ信号を前記第二の経路(S)を介して前記受信器(8)に供給し、
    前記テストモジュール(12)が前記伝送行列に基づいて前記第二のノイズ信号を検出し、それを前記第一のノイズ信号の周波数特性と比較することを特徴とする請求項12に記載のシステム。
  15. 信号フローの方向が切り替え可能な指向性カップリング・ネットワーク(48)を更に有し、それにより前記ノイズ信号を前記第一または第二の経路(S、S)に供給し、前記第一の経路(S)と前記第二の経路(S)とを切り替えることで、前記テストモジュール(12)における評価を目的として、前記ノイズ源(18)からの前記ノイズ信号が前記第一のノイズ信号として利用可能とし、前記アンテナ(2)で反射される前記ノイズ信号(S)が前記第二のノイズ信号として利用可能になることを特徴とする請求項12に記載のシステム。
  16. 前記切り替え装置(49)が前記第一の経路(S)に形成され、前記切り替え可能増幅器が前記第二の経路(S)に形成され、それにより、前記指向性カップリング・ネットワーク(48)の入力部へ切り替えるのではなく、前記第一の経路(S)と前記第二の経路(S)とが切り替え可能とされたことを特徴とする請求項15に記載のシステム。
  17. 前記少なくとも1個のノイズ源(18)は、周波数特性が既知の較正済みノイズ源であることを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  18. カップリング・ネットワーク(24)を設け、これにより前記ノイズ信号を前記アンテナ(2)から前記テストモジュール(12)へ向かう経路に供給し、前記第一及び前記第二のノイズ信号(S+S)を重畳し、前記重畳から典型的な周波数特性を得、
    前記テストモジュール(12)が、前記典型的な周波数特性を前記較正済みノイズ源の前記既知周波数特性と比較することを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  19. 指向性カップリング回路(46)を設け、前記ノイズ信号を、前記少なくとも1個のアンテナ(2)から前記テストモジュール(12)へ向かう経路に供給可能とし、前記第二のノイズ信号(S)だけが検出し、
    前記テストモジュール(12)が前記第二のノイズ信号から生じた前記典型的な周波数特性を前記較正済みノイズ源の前記既知周波数特性と比較することを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  20. 前記ノイズ信号(S)をテスト信号として前記少なくとも1個のアンテナ(2)へ送るべく、前記受信器モジュール(8)と一切接続していないアンテナを更に設け、
    前記カップリング・モジュール(10)が前記ノイズ信号(S)を前記追加アンテナに供給することを特徴とする請求項11〜19のいずれか一項に記載のシステム。
  21. 少なくとも1個のアンテナ(2)と接続すために、前記カップリング・モジュール(10)が少なくとも1個のRFスイッチ(20)を有することを特徴とする請求項11〜20のいずれか一項に記載のシステム。
  22. 多アンテナ系(4)の場合の前記伝送行列(14)が、アンテナ(2)の個数と一致するアンテナ2の対(n、m)として多数の伝送アンテナ2(n)及び受信アンテナ2(m)を含むことを特徴とする請求項11〜21のいずれか一項に記載のシステム。
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