JP2005516794A - マニホールドとノズルとの間の熱シール - Google Patents

マニホールドとノズルとの間の熱シール Download PDF

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Abstract

【課題】 ノズル(20)とマニホールド(12)との間にシール(44)を設ける。
【解決手段】 シール(44)は、マニホールド(12)の出口(18)とノズルチャンネル(22)との間に溶融体チャンネルを提供する。シール(44)は、熱膨張率がノズル(20)及びマニホールド(12)の両方よりも高く、射出成形装置が作動温度にある場合にマニホールド(12)とノズル(20)との間に改良されたシールを提供する。

Description

本発明は、全体として射出成形装置に関し、詳細にはマニホールドとノズルとの間の改良されたシールに関する。
ホットランナー射出成形システムに関連する共通の問題点は、マニホールドとノズルとの間で生じることがある溶融プラスチックの漏れである。漏れは、代表的には、ホットランナー射出成形システムが設計作動範囲外で作動することによって生じる。漏れが生じないようにする従来技術に係る多くの様々なノズル設計がある。
米国特許第6,309,207号明細書、米国特許第6,062,846号明細書、及び米国特許出願公開第2001/0011415号明細書に開示されているように、マニホールドとカバープレート又はホットランナープレートとの間に配置された一対のスペーサがノズル本体の溶融体チャンネルとマニホールドの溶融体チャンネルとの間に接触圧力を加え、これらの間をシールする。スペーサは、マニホールドに当接した第1スペーサと、カバープレートに当接した第2スペーサと直列に配置されている。第2スペーサは、圧縮力に対する応答特性が第1スペーサとは異なる。
国際公開第WO01/87570A1号パンフレットには、ノズルとマニホールドとの間に設けられる非平坦シーリングインターフェースが開示されている。ばねがノズルをマニホールドに押し付け、ピークシーリング圧力がノズル及びマニホールドの溶融体チャンネルに隣接して生じる圧力分布を発生する。同様に、米国特許第5,896,640号明細書には、ノズル肩部に当接するシーリング挿入体が開示されている。シーリング挿入体は、角度をなしたシーリング力を発生し、ノズル及びマニホールドのチャンネル間にシーリング接触を維持する。シーリング挿入体は、ノズル及びマニホールドのチャンネルに隣接してピークシーリング圧力を発生する。
米国特許第6,309,207号明細書 米国特許第6,062,846号明細書 米国特許出願公開第2001/0011415号明細書 国際公開第WO01/87570A1号パンフレット 米国特許第5,896,640号明細書
本発明の目的は、マニホールドとノズルとの間の漏れを減少させるための新規な熱シールを提供することである。
本発明の一つの特徴によれば、射出成形装置において、
マニホールドチャンネルを有するマニホールドであって、前記マニホールドチャンネルが、成形材料の溶融体流れを受け入れるための入口と、溶融体流れをノズルのノズルチャンネルに送出するための出口とを有するマニホールドと、
ノズルとマニホールドとの間に設けられたシーリング要素であって、マニホールドチャンネルの出口から溶融体流れを受け入れ、溶融体流れをノズルチャンネルに送出するための溶融体チャンネルを含むシーリング要素と、
ノズルチャンネルから溶融体流れを受け入れるための金型キャビティであって、金型ゲートを通してノズルチャンネルに連通している金型キャビティとを備え、
シーリング要素の熱膨張率はノズル及びマニホールドの両方よりも高い、射出成形装置を提供することである。
本発明の別の特徴によれば、射出成形装置において、
加圧成形材料の溶融体流れを受け入れるためのマニホールドチャンネルを有するマニホールドと、
マニホールドに設けられたマニホールドプラグであって、マニホールドチャンネルから溶融体流れを受け入れるための入口と、溶融体流れをノズルのノズルチャンネルに送出するための出口とを有するマニホールドプラグチャンネルが形成されたマニホールドプラグと、
ノズルチャンネルから溶融体流れを受け入れるための金型キャビティであって、金型ゲートを通してノズルチャンネルに連通している金型キャビティとを備え、
マニホールドプラグの熱膨張率はノズル及びマニホールドの両方よりも高い、射出成形装置を提供することである。
本発明の更に別の特徴によれば、射出成形装置において、
加圧成形材料の溶融体流れを受け入れるための入口と、出口とを有するマニホールドチャンネルを含むマニホールドと、
ノズル本体と、マニホールドの出口面に隣接して配置されたノズルヘッドとを有するノズルであって、マニホールドチャンネルの出口から溶融体流れを受け入れるためのノズルチャンネルを有するノズルと、
ノズルチャンネルから溶融体流れを受け入れるための金型キャビティであって、金型ゲートを通してノズルチャンネルに連通している金型キャビティとを備え、
ノズルヘッドの少なくとも一部の熱膨張率はノズル本体及びマニホールドの両方よりも大きい、射出成形装置を提供することである。
本発明は、シーリング要素がマニホールドとノズルとの間に連続的にシールされた溶融体チャンネルを形成し、この間の連結部での漏れを最小にするという利点を提供する。
次に、本発明の実施の形態について添付図面を参照して以下に詳細に説明する。
発明を実施するための形態
次に図1を参照すると、射出成形装置の全体に参照符号10が付してある。射出成形装置は、マニホールドチャンネル14が内部を通って延びているマニホールド12を有する。マニホールドチャンネル14の入口のところに配置されたマニホールドブッシュ16が機械ノズル(図示せず)から成形材料の溶融体流れを受け入れる。溶融体流れは矢印17で示すようにマニホールドチャンネル14を通って流れ、出口18に送出される。溶融体流れを所望の温度に維持するため、マニホールドヒーター15がマニホールド12に設けられている。
ノズル20がマニホールド12と金型キャビティプレート35に形成された夫々の金型キャビティ30との間に配置されている。各ノズル20は、夫々のマニホールド出口18から溶融体流れを受け取り、溶融体流れを夫々の金型キャビティ30に送出するノズルチャンネル22を含む。金型ゲート31が金型キャビティ30への入口のところにノズル20のチップ24に隣接して設けられている。各ノズル20は、バルブピストン23によって駆動されるバルブピン21を含む。これらのバルブピン21は、夫々の金型ゲート31を開閉するために選択的に移動することができる。各ノズル20には、溶融体流れをノズル20の通過時に所望の温度に維持するのを補助するヒーター40が更に設けられている。金型キャビティ30の冷却を補助するため、冷却チャンネル33が金型キャビティ30に隣接して配置されている。
図1の射出成形装置10は、ノズル20とマニホールド12との間に配置されたシーリング要素即ちシーリング挿入体44を更に含む。このシーリング挿入体を図2乃至図7に関して更に詳細に説明する。以下の射出成形装置の実施の形態の各々において、同様の参照符号は同様の部分を示す。
図2を参照すると、別の実施の形態に係る射出成形装置10aが示してある。この実施の形態では、マニホールドプレート36が金型キャビティプレート35aに当接している。
ノズル肩部32がノズル20aの上端に設けられている。ノズル肩部32の上面26は、マニホールド12aの出口面28に当接する。ノズル肩部32は、マニホールドプレート36によって支持された下方に差し向けられた離間フランジ34を含む。
裏打ちプレート50がマニホールド12aに隣接して配置されており、隙間51によってオフセットされている。ばね52が裏打ちプレート50とマニホールド12aとの間に設けられている。ばね52は、別の態様では、剛性スペーサであってもよい。ばね52は、マニホールド12a及びノズル20aを作動温度範囲まで加熱する際に起こる熱膨張によるマニホールド12aの移動を吸収する。
ノズル20aは、更に、ノズル20aの上面26即ちマニホールド接触面に形成された凹所41を含む。凹所41の深さは肩部46によって境界が定められている。全体としてボア47を有するスリーブであるシーリング挿入体44aが凹所41に嵌め込んである。溶融体流れは、マニホールド出口18aからボア47を通ってノズルチャンネル22aに流入する。シーリング挿入体44aは所定の長さ60及び壁厚62を有する。壁厚62は、代表的には、2mm乃至3mmである。シーリング挿入体44a及びマニホールド12aは、シーリング挿入体44aとマニホールド12aとの間に参照符号48を付した冷間隙間が形成されるように配置される。
シーリング挿入体44aは、代表的には例えばH13やP20鋼等の工具鋼で形成されたマニホールド12a及びノズル20aの両方よりも熱伝導率が高い。シーリング挿入体44aは、銅、ベリリウム銅、真鍮、カーバイド、又はその他の鋼でできていてもよい。別の態様では、マニホールド12aやノズル20aよりも熱伝導率が高い任意の適当な材料を使用してもよい。
図2は、装置10aが作動温度以下の冷間状態即ち非作動状態にある射出成形装置10aを示す。図3を参照すると、射出成形装置10aの温度が作動温度範囲内の作動状態にある射出成形装置10aが示されている。図示のように、シーリング挿入体44aが伸長し、冷間隙間48がなくなり、矢印54が示すようにマニホールド12aの出口面28にシーリング力が加わる。
作動に当たっては、射出成形装置10aは、全ての構成要素がほぼ同じ周囲温度の図2の冷間状態で始動する。作動中、マニホールドチャンネル14aを有するマニホールド12aとノズルチャンネル22aを有するノズル20aとを加熱し、次いで、溶融体流れが低温の溶融体キャビティ30aに妨げなしに流入することができるように夫々の温度に維持する。ノズル20a及びマニホールド12aは、作動温度範囲内にあるとき、互いにぴったりと整合した状態を維持しなければならない。マニホールド12a及びノズル20aには、特にこれらが異なる材料で形成されている場合、様々な量の熱膨張が加わる。図2の射出成形装置では、マニホールド12aは、ノズル20aがファスナによってマニホールド12aに連結されているのではないため、ノズル20aに対して横方向に変位することができる。
マニホールド12aが作動温度まで加熱されるとき、ノズル20aはマニホールド12aとの接触により、及びヒーター40によって加熱される。熱膨張のため、マニホールド12aがノズル20a及びばね52に圧力を加える。これと同時に、ノズル20aの熱膨張により、ノズル20aがマニホールド12aの出口面28に圧力を加える。その結果、ばね52が圧縮し、マニホールド12a及びノズル20aが損傷しないようにする。シーリング挿入体44aは、更に、温度上昇に対して、ノズル20aよりも大きく膨張することによって応答し、及びかくして、シーリング力をマニホールド12aの出口面28に加える。シーリング挿入体44aの熱伝導率が高いため、シーリング挿入体44aの長さ60は、周囲の構成要素よりも大きい。これを図3に長さ60´で示す。シーリング挿入体44aがマニホールド12aに加える圧力は、溶融体流れが発生する射出力よりも大きい。このような溶融体流れの射出力は、マニホールド12aをノズル20aから押し離し、且つ、溶融体流れが圧力下で漏れる隙間を形成しようとする。
ばね52は比較的剛性であり、圧縮により、ノズル20a又はマニホールド12aを損傷するのに十分大きい力を減少させる。ばね52は、シーリング挿入体44aによって加えられるシーリング力によって圧縮されるのではなく、シーリング挿入体44aは加わったシーリング力が大き過ぎる場合に少なくとも部分的に潰れるように設計されている。シーリング挿入体44aは比較的安価な構成要素であり、従って、損傷した場合には容易に交換される。
シーリング挿入体44aの長さ60及び壁厚62は、特定用途のシーリングの必要条件に合わせて変化させることができるということは当業者には理解されよう。
次に図4を参照すると、この図には別の実施の形態に係る射出成形装置10bの形が示してある。射出成形装置10bは、図1、図2、及び図3の夫々の射出成形装置10及び10aと同様の装置である。ノズル20bは、その頂部から外方に延びる肩部フランジ70を含む。肩部フランジ70はファスナ72によってマニホールド12bに連結されている。追加のファスナ72を使用してもよいが、明瞭化を図るため図には一つしか示していない。
マニホールドプレート36bが金型キャビティ30bの金型キャビティプレート35bに当接し、ノズル20bを支持する。ノズル20bは、マニホールドプレート36bの内壁42から延びる取り付け要素38と係合し、ノズル20b及びこれに取り付けられるマニホールド12bの位置を金型キャビティプレート35bに対して定める。
肩部46bを有する第1凹所41bがノズル20bの上面26bに形成されている。肩部76を有する第2凹所74がマニホールド12bの出口面28bに形成されている。ボア47bを有するシーリング挿入体44bが凹所41bに嵌め込んであり、ノズル20bの上面26bを越えて第2凹所74の一部を通って延びている。溶融体流れは、マニホールド出口18bからノズルチャンネル22bまでシーリング挿入体44bのボア47bを通って流れる。
シーリング挿入体44bは長さ60bを有し、図2及び図3のシーリング挿入体44aとほぼ同様の構造を備えている。シーリング挿入体44b及びマニホールド12bは、参照符号48bを付した冷間隙間がシーリング挿入体44bとマニホールド12bの肩部76との間に形成されるように構成されている。
作動時には、図2及び図3に関して説明したように、射出成形装置10bが図4の冷間状態で始動し、図5の作動状態まで加熱される。マニホールドチャンネル14bを有するマニホールド12bが作動温度まで加熱されるとき、ノズルチャンネル22bを有するノズル20bは、マニホールド12bとの接触によって、及びヒーター40によって加熱される。ファスナ72は、代表的には、マニホールド12b及びノズル20bとともに膨張する。マニホールド12bとノズル20bとからなるアッセンブリの膨張はばね52によって吸収される。マニホールド12b及びノズル20bが損傷しないようにするため、隙間51が減少する。
これと同時に、シーリング挿入体44bが膨張し、シーリング力を矢印54bが示す方向にマニホールド肩部76に対して図5に示すように加える。シーリング挿入体44bの熱伝導率がノズル20b及びマニホールド12bの両方よりも高いため、シーリング挿入体44bの長さ60bはこれを取り囲む構成要素よりも大きい。これを図5に長さ60b´で示す。シーリング挿入体44bがマニホールド肩部76に加える圧力は、マニホールド12b及びノズル20bを押し離そうとする溶融体流れの射出力よりも大きい。
更に、射出成形装置10bのシーリング挿入体44bにより、ノズル20bの位置をマニホールド12bに対して定めることができる。シーリング挿入体44bは、ノズルチャンネル22bをマニホールド出口18bと整合することができるように、ノズル20bの上面26bを越えて突出する。
次に図6及び図7を参照すると、これらの図には別の実施の形態に係る射出成形装置10cが示してある。射出成形装置10cは図4及び図5の射出成形装置10bと同様であるが、図2及び図3のシーリング挿入体44aと同様のシーリング挿入体44cが組み込んである。マニホールドチャンネル14cを有するマニホールド12cは図4及び図5のマニホールド12bと同様であるが、平らな出口面28cを有し、第2凹所74を備えていない。図6及び図7の実施の形態の作動を詳細に説明する必要はないであろう。これは、ノズル20cとマニホールド12cとの間の漏れを減少するためのシーリング挿入体44cのシーリング作用が、図1乃至図5に関して説明したのとほぼ同じであるためである。
図8を参照すると、別の実施の形態に係る射出成形装置10dの冷間状態即ち非作動状態で示してある。マニホールド12dは、溶融体流れを出口18dを通してノズル20dのノズルチャンネル22dに送出するためのマニホールドチャンネル14dを含む。ノズルの上面26dとマニホールド12dの出口面28dとの間にカラー90が設けられている。このカラー90は肩部32d及び離間フランジ部34dを含む。
マニホールドプラグ80がマニホールド12dのボア82に嵌め込んであり、チャンネル14dの部分を形成する。マニホールドプラグ80は、当業者に周知のようにボア82にプレス嵌めしてある。マニホールドプラグ80の下面86とマニホールド12dの出口面28dとの間に冷間隙間84が存在する。マニホールドプラグ80は、図1乃至図7に関して以上に説明したシーリング挿入体44と同様の挙動を示す。更に、マニホールドプラグ80は同様の材料で形成されている。
マニホールド12dが作動温度まで加熱されるとき、マニホールドプラグ80が伸長し、図4に示すように冷間隙間84をなくし、ノズル20dにカラー90を介して圧力を加える。マニホールドプラグ80によってマニホールド12dとカラー90との間の漏れが減少した作動状態を図9に示す。
図10は別の実施の形態に係る射出成形装置10fを示す。射出成形装置10fは、複数の金型キャビティ30fに溶融体を射出する複数のノズル20fを持つ多キャビティ射出成形装置である。図10は、明瞭化を図るため、単一のノズル20f及び金型キャビティ30fを示す。射出成形装置10fは、成形材料の溶融体流れを機械ノズル(図示せず)から受け取るため、マニホールドチャンネル14fが通って延びるマニホールド12fを有する。溶融体流れはマニホールドチャンネル14fを通って流れ、マニホールド12fの出口18fに送出される。溶融体流れを所望の温度に維持するため、マニホールドヒーター15fがマニホールド12fに設けられている。
裏打ちプレート50fがマニホールド12fに隣接して配置されており、隙間51fだけオフセットしている。ばね52fが裏打ちプレート50fとマニホールド12fとの間に設けられている。
ノズル20がマニホールド12fと金型キャビティプレート35fに形成された金型キャビティ30fとの間に配置されている。各ノズル20fは、マニホールド出口18fから溶融体流れを受け取って溶融体流れを金型キャビティ30fに送出するためのノズルチャンネル22fを含む。金型ゲート31fが金型キャビティ30fへの入口のところにノズル20fのチップ24fに隣接して設けられている。各ノズル20fには、溶融体がノズル20fを通過する際に溶融体流れを所望の温度に維持するのを補助するため、一つ又はそれ以上のヒーター40fが設けられている。
ノズル20fの上端にはノズル肩部32fが設けられている。ノズル肩部32fは、マニホールド12fの出口面28fに当接する上面26fを含む。スペーサ34fがノズル肩部32fの下面とマニホールドプレート36fの接触面37との間に配置されている。スペーサ34fは、例えばチタニウムやセラミックといった熱伝導率が低い材料で形成されている。当業者には明らかなように、スペーサ34fはノズル20fをマニホールド12f及び金型キャビティ30fに関して位置決めし整合する。
マニホールドプレート36fが金型キャビティプレート35fに当接する。金型キャビティ30f内の溶融体の冷却を補助するため、冷却チャンネル33fが金型キャビティ30fに隣接してマニホールドプレート36fを通って延びている。
ノズル20fの上面26f即ちマニホールド接触面には凹所41fが形成されている。この凹所41fは肩部46fによって境界が定められている。ボア47fを有するシーリング挿入体44fが凹所41fに嵌め込んである。射出成形装置10fが冷間状態にあるとき、シーリング挿入体44fとマニホールド12fの出口面28fとの間に隙間(図示せず)が形成される。シーリング挿入体44fの壁厚は、代表的には2mm乃至3mmである。
シーリング挿入体44fは、例えば代表的にはH13やP20鋼等の工具鋼で形成されたマニホールド12f及びノズル20fの両方よりも熱伝導率が高い。シーリング挿入体44fは、銅、ベリリウム銅、真鍮、カーバイド、又はその他の鋼でできていてもよい。別の態様では、マニホールド12fやノズル20fよりも熱伝導率が高い任意の適当な材料を使用してもよい。
作動に当たっては、射出成形装置10fは、全ての構成要素がほぼ同じ周囲温度の冷間状態で作動を開始する。作動中、マニホールド12f及びノズル20fを加熱し、次いで低温の溶融体キャビティ30fに溶融体流れが妨げなしに流入することができるように夫々の温度に維持する。射出成形装置10fが作動温度まで加熱されるとき、シーリング挿入体44fが膨張する(図10参照)。シーリング挿入体44fの熱膨張率が高いため、シーリング挿入体44fの長さの増加量は、ノズル20f及びマニホールド12fを含む周囲の構成要素よりも大きい。このように、シーリング挿入体44fがマニホールド12fの出口面28にシーリング力を加える。実際、シーリング挿入体44fの膨張により、ノズル20fの上面26f及びマニホールド12fの出口面28fが移動して僅かに離れるが、構成要素間の流体連通はシールされる。シール挿入体44fのボア47fは、溶融体を流すための連続したシールされた通路をマニホールド出口18fとノズルチャンネル22fとの間に提供する。
射出成形装置の別の実施の形態を図11に参照符号10gで概略的に示す。この実施の形態では、ノズル本体104及びノズルヘッド即ち肩部102を有するノズル20gが示してある。ノズルヘッド102は、周囲の構成要素よりも大きく膨張し、マニホールド12gのマニホールドチャンネル14gとノズルチャンネル22gとの間にシールを提供することによって、上述した実施の形態に係るシーリング挿入体44と同様に作動する。ノズル本体104及びノズルヘッド102は、例えば鑞付けやねじ連結(図示せず)によって互いに連結されている。この実施の形態では、ヘッド102は、本体104とは異なる材料で形成することができる。ヘッド102は熱伝導率が高い材料で形成されており、マニホールド12gによって加熱される。スペーサ34gは、熱伝導率が低い材料でできた別体の部分である。当業者に明らかなように、スペーサ34gは、ノズル20gをマニホールド12g及び金型キャビティ30gに関して位置決めし整合する。
図12は、更に別の実施の形態に係る射出成形装置10hを示す。この実施の形態では、ノズルヘッド102hは、ノズル本体104hに設けられた凹所41hに嵌め込まれたスリーブ部分106を含む。ノズルヘッド102hは、熱伝導率がノズル本体104hよりも高い材料で形成されており、マニホールド12hによって加熱される。射出成形装置10hは作動状態で示してあり、ノズルヘッド102hは、上述した実施の形態に係るシール挿入体44と同様にシーリング力54hを及ぼす。
図13を参照して、別の実施の形態に係る射出成形装置10iを示す。シーリング挿入体44iは、マニホールド12iの出口面28iに形成された凹所41iに取り付けられている。凹所41iがマニホールドチャンネル14iの出口18iを取り囲んでいる。シーリング挿入体44iは、マニホールドチャンネル14iとノズルチャンネル22iとの間に連続した通路を形成するため、マニホールドチャンネル14iと整合したボア47iを含む。
スペーサ100が裏打ちプレート50iとマニホールド12iとを分離する。スペーサ100は、代表的には、例えばチタニウムやセラミック等の断熱材料で形成されている。スペーサ100は、図2のばね52と同様の機能を果たすが、断熱材料で形成されているので、マニホールド12iと裏打ちプレート50iとの間の隙間の大きさはほぼ一定のままである。
図13の射出成形装置10iは作動状態で示してある。この状態では、シーリング挿入体44iは膨張状態にあり、シーリング挿入体44iの長さ60iが凹所41iを充填し、シーリング挿入体44iはノズル20iのノズルヘッド102iにシーリング力を及ぼす。シーリング挿入体44iは、以上に説明した図8及び図9のマニホールドプラグ80と同様に機能する。
別の実施の形態に係る射出成形装置10jが図14に示してある。この実施の形態では、マニホールドチャンネル14jが通って延びるマニホールド12jが成形材料の溶融体流れを機械ノズル(図示せず)から受け取る。ノズル20jがマニホールド12jに隣接して設けられている。各ノズル20jは、夫々のマニホールド出口18jから溶融体流れを受け取って溶融体流れをノズルチップ(図示せず)を通してそれぞれの金型キャビティ(図示せず)に送出するためのノズルチャンネル22jを含む。各ノズル20jには、更に、コネクタ43に接続されたヒーター40jが設けられている。ヒーター40jは、溶融体流れがノズル20jを通って流れるときに溶融体流れを所望の温度に維持するのを補助する。
マニホールド12jは、マニホールド12jの出口面28jに形成された凹所41jを含む。凹所41jは段状になっており、ねじ山を備えた第1部分110及び全体に平滑な第1部分112を含む。凹所41jは、シーリング挿入体44jを受け入れる大きさを備えている。図15及び図16に示すシーリング挿入体44jは、第1端面114、第2端面116、及びこれらの間を通って延びるボア47jを含む。シーリング挿入体44jの外面118は、ねじ山を備えた第2部分122と全体に平滑な第2部分124との間に設けられたネック120を含む。シーリング挿入体44jのねじ山を備えた第2部分122は、シーリング挿入体44jをマニホールド12jに固定するため、凹所41jのねじ山を備えた第1部分110と螺合するような大きさになっている。図示のように、シーリング挿入体44jの第2端面116には、設置を行うための一対の工具穴126(一方の工具穴だけを図15に示す)が形成されている。
シーリング挿入体44j及びマニホールド12jは、シーリング挿入体44jとノズル20jの対応する表面26jとの間に冷間隙間が形成されるように構成されている。シーリング挿入体44jは、熱伝導率がマニホールド12j及びノズル20jの両方よりも高い材料で形成されている。シーリング挿入体44jは、銅、ベリリウム銅、真鍮、カーバイド、又はその他の鋼でできていてもよい。マニホールド12jやノズル20jよりも熱伝導率が高い任意の適当な材料を使用してもよい。シーリング挿入体44jの壁厚は、代表的には、2mm乃至4mmである。
作動時には、射出成形装置20jは、全ての構成要素がほぼ同じ周囲温度の冷間状態で作動を開始する。作動中、マニホールド12j及びノズル20jを加熱し、次いで、溶融体流れが溶融体キャビティに妨げなしに流入できるようにそれらの夫々の温度に維持する。加熱状態即ち作動状態を図14に示す。シーリング挿入体44jは、マニホールド12jよりも大きく膨張することによって温度上昇に応答し、及びかくして、ノズル20jの対応する表面26jにシーリング力を加える。シーリング挿入体44jの熱伝導率が高いため、シーリング挿入体44jの長さ60jは、周囲の構成要素よりも大きく増大する。シーリング挿入体44jがノズル20jに加える圧力は、溶融体流れが発生する射出力よりも大きい。このような溶融体流れの射出力は、シーリング挿入体44j及びノズル20jを押し離し、且つ、圧力下で溶融体流れを露出する隙間を形成しようとする。
本発明の好ましい実施の形態を説明したが、特許請求の範囲に定義されたその精神及び範囲から逸脱することなく、変形及び変更を行うことができるということは当業者には理解されよう。
本発明の射出成形装置の第1の実施の形態の側断面図である。 本発明の別の実施の形態の射出成形装置の部分側断面図である。 図2の射出成形装置の作動状態での側断面図である。 本発明の射出成形装置の別の実施の形態の部分側断面図である。 図4の射出成形装置の作動状態での側断面図である。 本発明の射出成形装置の更に別の実施の形態の部分側断面図である。 図6の射出成形装置の作動状態での側断面図である。 本発明の射出成形装置の別の実施の形態の側断面図である。 図8の射出成形装置の作動状態での側断面図である。 本発明の射出成形装置の更に別の実施の形態の側断面図である。 本発明の射出成形装置の他の実施の形態の側断面図である。 本発明の射出成形装置の更に他の実施の形態の側断面図である。 射出成形装置の別の実施の形態の側断面図である。 射出成形装置の更に別の実施の形態の側断面図である。 図14の射出成形装置のシーリング挿入体の側断面図である。 図15の線Aに沿った断面図である。

Claims (31)

  1. 射出成形装置において、
    マニホールドチャンネルを有するマニホールドであって、前記マニホールドチャンネルが、成形材料の溶融体流れを受け入れるための入口と、前記溶融体流れをノズルのノズルチャンネルに送出するための出口とを有するマニホールドと、
    前記ノズルと前記マニホールドとの間に設けられたシーリング要素であって、前記マニホールドチャンネルの前記出口から前記溶融体流れを受け入れ、前記溶融体流れを前記ノズルチャンネルに送出するための溶融体チャンネルを含むシーリング要素と、
    前記ノズルチャンネルから前記溶融体流れを受け入れるための金型キャビティであって、金型ゲートを通して前記ノズルチャンネルに連通している金型キャビティとを備え、
    前記シーリング要素の熱膨張率は前記ノズル及び前記マニホールドの両方よりも高い、射出成形装置。
  2. 前記ノズルのマニホールド接触面には、前記シーリング要素を受け入れる大きさの凹所が設けられている、請求項1に記載の射出成形装置。
  3. 前記シーリング要素の前記溶融体チャンネルは、前記ノズルチャンネルと前記マニホールドの前記出口との間に連続した通路を形成する、請求項2に記載の射出成形装置。
  4. 冷間状態において、前記シーリング要素と前記マニホールドとの間に隙間が設けられている、請求項3に記載の射出成形装置。
  5. 前記シーリング要素は当該シーリング要素と前記マニホールドとの間にシールを提供するため、作動温度で前記マニホールドに当接する、請求項4に記載の射出成形装置。
  6. 前記シーリング要素は銅製である、請求項5に記載の射出成形装置。
  7. 前記シーリング要素はベリリウム銅でできている、請求項5に記載の射出成形装置。
  8. 前記シーリング要素は真鍮製である、請求項5に記載の射出成形装置。
  9. 前記マニホールドの出口面に第1凹所が設けられており、前記ノズルのマニホールド接触面に第2凹所が設けられており、前記第1凹所及び前記第2凹所が整合して前記シーリング要素を受け入れる、請求項1に記載の射出成形装置。
  10. 冷間状態において、前記シーリング要素と前記第1凹所のオフセット面との間に隙間が形成される、請求項9に記載の射出成形装置。
  11. 作動温度において、前記シーリング要素が前記第1凹所の前記オフセット面に当接し、前記シーリング要素と前記マニホールドとの間にシールを提供する、請求項10に記載の射出成形装置。
  12. 前記シーリング要素は銅製である、請求項11に記載の射出成形装置。
  13. 前記シーリング要素はベリリウム銅でできている、請求項11に記載の射出成形装置。
  14. 前記シーリング要素は真鍮製である、請求項11に記載の射出成形装置。
  15. 前記マニホールドは、前記シーリング要素を受け入れるための第1凹所をマニホールドの出口面に含み、前記シーリング要素の前記溶融体チャンネルは、前記ノズルチャンネル及び前記マニホールドの前記出口と整合する、請求項1に記載の射出成形装置。
  16. 冷間状態において、前記ノズルのマニホールド接触面と前記シーリング要素との間に隙間が形成される、請求項15に記載の射出成形装置。
  17. 作動状態において、前記シーリング要素と前記ノズルの前記マニホールド接触面との間にシールが形成される、請求項16に記載の射出成形装置。
  18. 前記シーリング要素は銅製である、請求項17に記載の射出成形装置。
  19. 前記シーリング要素はベリリウム銅でできている、請求項17に記載の射出成形装置。
  20. 前記シーリング要素は真鍮製である、請求項17に記載の射出成形装置。
  21. 前記シーリング要素の外面の少なくとも一部にはねじ山が配置されており、前記シーリング要素のねじ山は、前記第1凹所のねじ山を備えた内面と螺合する、請求項16に記載の射出成形装置。
  22. 射出成形装置において、
    加圧成形材料の溶融体流れを受け入れるためのマニホールドチャンネルを有するマニホールドと、
    前記マニホールドに設けられたマニホールドプラグであって、前記マニホールドチャンネルから前記溶融体流れを受け入れるための入口と、前記溶融体流れをノズルのノズルチャンネルに送出するための出口とを有するマニホールドプラグチャンネルが形成されたマニホールドプラグと、
    前記ノズルチャンネルから前記溶融体流れを受け入れるための金型キャビティであって、金型ゲートを通して前記ノズルチャンネルに連通している金型キャビティとを備え、
    前記マニホールドプラグの熱膨張率は前記ノズル及び前記マニホールドの両方よりも高い射出成形装置。
  23. 冷間状態において、前記マニホールドプラグの下縁部と前記ノズルのマニホールド接触面との間に隙間が形成される、請求項22に記載の射出成形装置。
  24. 作動状態において、前記マニホールドプラグは前記ノズルの前記マニホールド接触面と当接し、前記マニホールドプラグと前記ノズルとの間にシールを形成する、請求項23に記載の射出成形装置。
  25. 前記マニホールドプラグは銅製である、請求項24に記載の射出成形装置。
  26. 前記マニホールドプラグはベリリウム銅でできている、請求項24に記載の射出成形装置。
  27. 前記マニホールドプラグは真鍮製である、請求項24に記載の射出成形装置。
  28. 射出成形装置において、
    加圧成形材料の溶融体流れを受け入れるための入口と、出口とを有するマニホールドチャンネルを含むマニホールドと、
    ノズル本体と、前記マニホールドの出口面に隣接して配置されたノズルヘッドとを有するノズルであって、前記マニホールドチャンネルの前記出口から前記溶融体流れを受け入れるためのノズルチャンネルを有するノズルと、
    前記ノズルチャンネルから前記溶融体流れを受け入れるための金型キャビティであって、金型ゲートを通して前記ノズルチャンネルに連通している金型キャビティと備え、
    前記ノズルヘッドの少なくとも一部の熱膨張率は前記ノズル本体及び前記マニホールドの両方よりも大きい、射出成形装置。
  29. 冷間状態において、前記ノズルヘッドと前記マニホールドの出口面との間に隙間が形成される、請求項28に記載の射出成形装置。
  30. 作動状態において、前記ノズルヘッドが前記マニホールドの前記出口面と当接し、前記ノズルヘッドと前記マニホールドとの間にシールを提供する、請求項29に記載の射出成形装置。
  31. 前記ノズルヘッドは前記ノズル本体と一体である、請求項30に記載の射出成形装置。
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