JP2005516735A - 創傷治療具 - Google Patents

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Abstract

Rがフォームの保持性(g/g)であり、ΔVが湿潤時のフォームの容積膨張率(%v/v)である場合、フォームの保持係数Rv=R/ΔVが少なくとも0.05である、フォーム組成物を含む創傷治療具。創傷の治療、特に慢性創傷の治療に必要とされる、高保持性で、低容積膨張率のフォームを含む創傷治療具が得られる。

Description

本発明は、フォームを含む創傷治療具に関する。
体液を吸収するための吸収層を有する創傷用包帯は、この技術分野でよく知られている。吸収層は、創傷用包帯が創傷部位を一定の湿度環境に保ち得るように、又同時に、創傷周囲の皮膚の浸軟(maceration)を回避するように、体液、特に創傷滲出物を吸収するのに設けられている。
しばしば、フォームは、多量の滲出物を吸収できて、皮膚に対して柔らかな、又心地よい感触を与えるので、滲出性創傷の治療における創傷用包帯用の吸収性材料として使用される。しかしながら、フォームの保持性は、一般に低くて、床ずれ又は足潰瘍のごとく圧力に曝される身体部位に使用されるときに問題となる。そのような創傷に低保持性の包帯を使用することは、浸軟の危険性を高めることとなる。
フォームは、その気泡構造により成し遂げられるキャピラリー効果により潰瘍から出る滲出物を吸収する。フォームが吸収するにつれて、益々多くの気泡が滲出物により充填される。フォームマトリックスは、使用されるフォームの特性に基づいて、より大きいかあるいはより小さい親水性を有する。親水性フォームマトリックスは、水性液体、例えば滲出物に曝されると吸収し、かなりの程度膨潤するが、疎水性フォームマトリックスは、実質的に非膨潤性であり、それ故、湿潤状態でも低容積膨張性を有する。したがって、吸収性フォームは、滲出物で充填された気泡を有していて、更に、このフォームマトリックスは、フォームの固有の部分的親水性に基づいて、ある程度膨潤し得る。
関連技術の記載
創傷治療具に使用されるフォームは、柔軟で、皮膚に優しく、又、良好な滲出物吸収性の取扱いが可能である、どのような適切なフォームであってもよい。軟質ポリウレタン(PUR)フォームは、柔軟で、皮膚に優しく、又、良好な滲出物吸収性を有するので、しばしば創傷治療製品に使用される。
多くの軟質PURフォームは、ポリエーテル型であるが、適切なポリオールもPURフォームの製造に使用され得る。通常は、ポリエーテルは、エチレンオキシド(EO)及びプロピレンオキシド(PO)を含む。ポリテトラメチレンオキシドは、プロピレンオキシドの代わりに使用し得る。親水性は、EOとPOの含有量で決まる。親水性フォームは、全ポリエーテル成分の50%w/wより多いEOを含み、全ポリエーテル成分の50%w/wより少ないPOを含む。疎水性フォームでは、その成分は、全ポリエーテル成分の50%w/wより少ないEOを含み、全ポリエーテル成分の50%w/wより多いPOを含む。
通常、親水性フォームは、疎水性フォームに比べて吸収性がより高く、初期吸収時間(IAT:initial absorption time)が短いので、創傷用包帯に好適に使用される。しかしながら、このフォームに伴う主な欠点は、滲出物による湿潤時に、フォームが当初サイズの倍を超えることとなるフォームの膨潤である。
中程度の膨潤は、医療上受容可能であり、特殊の場合には、有利ですらある。しかしながら、高度の膨潤は、別の医療上の問題を惹き起こす。一つの問題は、潰瘍部位の表面に包帯が固定されることであり、その結果は、漏洩を引き起こし、延いては無傷の皮膚の浸軟及び一般的苦痛を生ずることとなる。その他の深刻な問題は、膨潤性により起こる膨張によって生ずる。この膨張は、創傷への圧力の高まりあるいは、フォームのしわの発生の危険を高めることとなり得る。このしわが発生すると、包帯が折れ曲がり、加圧されて、潰瘍部位へ圧痕を残すこととなり得る。膨潤に伴う他の問題は、包帯の解け、あるいは離層であり、もしフォームが包帯の他の成分より多く膨張すると、膨張は、包帯構造を破断させ得る。
フォームは、一般に、高吸収能を有するが、低保持性である。フォームに機械的圧力をかけると、フォームの気泡中の滲出物が、再びフォームの外へと押し出されて、フォームマトリックスのポリマー材料中にもともと捕捉されている液体のみが保持される。
しかしながら、しばしば、高保持性は、特に、包帯が加圧下の状態である床ずれの治療において、加圧治療下の静脈性脚潰瘍において、又、靴又は荷重が邪魔をする、糖尿病性足部潰瘍において、必要とされる。
比較的高吸収性かつ比較的低保持性は、医療的に創傷周辺の皮膚の浸軟の原因となるので、滲出性創傷の治療において通常、望まれない。これを防止するために、高保持性を有する吸収材料がフォームに一体化される。そのような吸収材料は、しばしば、フォーム中に滲出物を固定する超吸収性粒子(SAP)又は超吸収性繊維(SAF)の形態で、フォームに一体化される。
超吸収性材料が一体化されたフォームは、当該技術分野で、例えば、吸収材料がフォームの空腔に一体化されている連続気泡親水性フォームを開示する欧州特許第41934号明細書に見られるように、よく知られている。
ドイツ特許出願第4328190号には、その中に一体化された超吸収性粒子を有する親水性フォームが開示されている。このフォームは、高膨潤性ソフトマトリックスを提供する。
しかしながら、上述の文献には、元来親水性を有するポリウレタンフォーム材料が開示されており、又、湿潤時に高容積膨張率となり得ることが開示されている。
国際特許出願WO01/60432号には、創傷用包帯用の吸収剤、実質的には非膨潤性PURフォームが記載されている。このフォームは、湿潤時において10%未満の容積膨張率を有している。このフォームは、ある程度の吸収性を有するが、疎水性マトリックスが滲出物の有意の量を吸収しないので、恐らく加圧下で低保持性しか有せず、加圧下に置かれたときに、湿分が気泡から圧出されて、創傷及びその周辺の浸軟を生ずる。
米国特許第5,674,917号及び5,744,509明細書には、高SAP含有率により得られた、高吸収性と高保持性を有するPURフォームが記載されている。このフォームは、おしめ又は衛生ナプキン用途にデザインされている。高SAP含有量により、必然的にフォームの容積膨張率が大きくなり、創傷治療用製品用として不適当なフォームとなっている。
国際特許出願WO01/15643号には、吸収性フォーム材料が記載されている。このフォームは、好ましくは、多糖類フォームであり、圧力下に低性能、例えば多糖類材料の特性により低弾性回復率しか有していない。
欧州特許出願第1145695号には、積層製品中に、超吸収性ポリマー及び繊維を含む吸収材料又はフォームが記載されている。実施例には、繊維状材料中に内包されたSAPを含む材料が示されている。この文献には、説明されたフォームの特性に関しては言及されていない。
国際特許出願WO92/13576号には、アルギナートが含浸された親水性フォームが記載されている。そのフォームの組成により、湿潤時において、高容積膨張率が期待される。さらに、フォームにアルギナートを含浸することにより、そのアルギナートは、フォームに保持されないで、包帯に移出して、創傷中に移出するが、これは全く望まれないことである。
したがって、依然として、柔軟で、皮膚に優しい、高保持性であるが同時に湿潤時において低容積膨張率を有するフォームを含む、創傷治療具が必要である。これらの性質は、驚くべきことに、本発明の創傷治療具により獲得できる。
発明の要約
本発明は、フォーム組成物を含む創傷治療具に関する。
発明の詳細な説明
本発明は、Rがフォームの保持性(g/g)であり、ΔVが湿潤時のフォームの容積膨張率(%v/v)である場合、フォームの保持係数Rv=R/ΔVが少なくとも0.05である、フォーム組成物を含む創傷治療具に関する。
前記保持係数(retention factor)Rvは、保持性(retention capacity)と容積膨張率(expansion of volume)に関してフォームの特性を表す。高保持力(retention)と低膨張率とを併せ持つフォームが必要とされている。高いRv値は、しばしば創傷治療製品に必要とされる、高保持力と低容積膨張率との組合せを表している。
本発明の好ましい実施形態において、保持係数Rvは、少なくとも0.07であり、より好ましくは少なくとも0.10である。
本発明による創傷治療具は、良好な保持性により浸軟の恐れを低下させ、又、低容積膨張により企図せぬ創傷への圧力の恐れを低下させるので、慢性創傷の治療に非常に適している。
さらに、本発明による創傷治療具は、フォームを所望の形状とサイズに切断することにより創傷部位へ容易に適用できる。
フォームの容積膨張は、三次元、つまり三方向への膨張である。100%変化は、サイズが二倍になることを意味する。親水性フォームは、しばしば、ポリマーマトリックス材料中で液体の吸収により少なくとも100〜300%v/v膨張する一方、疎水性フォームは、液体がそのマトリックス材料中に保持されないで、単にフォームの気泡中に捕捉されるだけなので、非常に僅かしか膨張しない。フォームに吸収剤を添加すると、通常はさらに膨潤を増加させる。
大容量の変化は、フォームの折れ及び捩れ並びに創傷部位への圧力増加を惹き起こし、使用者の不快感の原因となり、さらなる床ずれを惹き起こすので、滲出物吸収の際、制限量程度の容積変化が望まれる。
低膨張性フォームは、良好な容積効率を有する。つまり、滲出物の吸収保持時に、包帯中の不使用空間の程度が少ない。
本発明の治療具の保持性は、好ましくは少なくとも1g/g、より好ましくは少なくとも1.5g/g、最も好ましくは2g/gである。
本発明の一形態において、そのフォームの保持性は、少なくとも4g/g、より好ましくは6g/g、もっとも好ましくは8g/gであり、又、湿潤時のフォームの容積膨張率が、100%v/v未満であり、より好ましくは80%v/v未満、最も好ましくは60%v/v未満である。
好ましくは、フォームは、超吸収性粒子(SAP)又は超吸収性繊維(SAF)を組込む。
このSAPは、様々な方法で、例えば、フォーム製造用の一以上の成分にSAPを混合ずることによって、あるいはフォームに含浸又はコーティングすることによって組込む。SAPはフォームに固定され、SAPの創傷への移動が回避されるように、フォームの製造時に組込まれるのが望ましい。さらに、SAPは、フォーム中に均等に分散されることで、フォームのブロッキングを防止するのに有効となる。
粒子の吸収材料は、どのような適切な材料であってもよく、超吸収性材料、例えば、天然多糖類、カルボキシメチルセルロース(CMC)、アルギン酸、アルギン酸塩、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリアクリロニトリル、ポロビニルピロリドン、ポリビニルラクタム、ポリビニルピリヂン、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセテート、ゼラチン又は他の親水性ポリペプチド、カラゲナン、ペクチン、キサンタン、キチン、キトサン、及びそれらの塩、誘導体、コポリマー、及び混合物が含まれる。
本発明のフォームは、創傷治療具用に適切などのようなフォーム組成物、例えばポリウレタン、シリコーン、ポリビニルアセテート又は他の適切な組成物であってもよい。
フォームは、液体又は固体中に分散された空気又は他の気体の分散体である。フォームは、気体領域が相互連絡しているか否かに基づいて連続気泡又は独立気泡となる。独立気泡型フォームでは、気体は個々の気泡中に捕捉されており、他方連続気泡型フォームでは、気体は自由に移動できる。連続気泡型フォームの場合、気泡間の側壁は、フォーム製造工程のある時点で破壊される。本発明のフォームは、上記の定義に基づいており、又、固体材料にのみ適用する。
多糖類などのある種の材料から製造されたフォームは、ある種の実用上の用途に対する適正な機械強度を有さない欠点がある。例えば、商業上入手可能のアルギナート(aliginate)製包帯は、圧力に曝されると崩壊する可能性がある。
この不便さは、弾性を備えたポリマー材料から製造したフォームを使用することにより回避できる。エラストマーは、構造ブロックを共有結合で結合された三次元網状構造で構成されていて、典型的にはそれ自身の長さ以上の伸度となる。ポリマー材料の弾性により、これらのフォームは、通常、優れた機械的回復性を有する。
フォームは、好ましくはポリエーテルベースのポリウレタンフォームである。
本発明の一実施形態において、フォームは、全ポリエーテル成分の50%w/w未満であるエチレンオキシド成分を含有する。
本発明の好ましい実施形態において、フォームは、全ポリエーテル成分の40%w/w未満であるエチレンオキシド成分を含有する。
本発明のより好ましい実施形態において、フォームは、全ポリエーテル成分の30%w/w未満であるエチレンオキシド成分を含有する。
迅速初期吸収性(短初期吸収時間(IAT)値)は、滲出性創傷用治療具における利点である。
親水性フォームは、通常、短IATを有しており、他方、疎水性フォームは、より長いIATを有する。
本発明の一実施形態において、フォームは、60秒未満、好ましくは30秒未満、より好ましくは20秒未満、最も好ましくは10秒未満の初期吸収時間(IAT)を有する。
迅速初期吸収性は、PUR成分を混合する前又は混合中に、フォーム組成物に界面活性化剤を添加することにより得られる。
界面活性化剤(surface-active agents)は、界面活性剤(surfacants)として知られている。界面活性剤は、フォーム形成中に界面張力を規制するのに寄与する可溶性化合物であるが、得られるフォームの表面張力及び表面親水性にも寄与する。界面活性特性は、親水性化学領域及び疎水性領域を含む化合物、例えば、アニオン性、カチオン性、非イオン性界面活性剤において見出される。非イオン性界面活性剤の例には、ポロキサマー(poloxamers)、グリセロールエステル、及びEO/POシロキサンとして知られたEO/POブロックコポリマーがある。
本発明の好ましい実施形態において、フォームは、EO/POシロキサンを含む。
有機金属化合物又はアミンを含む従来の触媒、例えばジブチル錫ジラウレート、オクタン酸錫、及びトリエチルジアミン、エチルモルホリン、2,4,6−トリス−ジメチルアミノメチル−フェノール等、を用いる場合、その蒸発及び移行は、環境的及び人的不適合の問題を生み出す。
フォームの製造において、触媒固有の低蒸気圧及び硬化した生成物中の反応性は、操作環境及び一般環境へのその触媒の放出を低減するのに有効である。
これは、化学的に活性の触媒を用いることによってなし得る。
最終フォーム製品において、この活性は、滲出物を介して、拡散により、触媒が開放性潰瘍中に移行することを阻止する。感作(sensitization)、初期炎症反応及びアレルギー反応並びに有害性のより長期的作用が最小化される。
本発明の一実施形態において、フォームは、化学的反応触媒を含む。
この触媒は、好ましくは、例えば3級アミン又は、3級アミンと水酸基のごとき、アミン含有基から選択される。
特に好ましい触媒は、ジメチルエタノールアミン及びN,N−ジメチル−アミノエトキシエタノールである。
本発明の創傷治療具のフォーム組成物は、驚くべき柔軟な触感及び迅速滲出物吸収性、つまり、短初期吸収時間(IAT)を有するフォーム提供できる。
これは、本発明の創傷治療具により、比較的疎水性のポリエーテルと様々な添加剤使用の組合せにより達成できる。
本発明の好ましい実施形態において、フォームは、全エーテル成分の50%w/w未満であるEOを有し、30秒以内に滲出物(IAT)を吸収できる、湿潤時20%v/v未満の固有寸法変化を有するポリエーテルフォームである。
好ましくは、フォームは、湿潤時及び乾燥時の双方において高弾性回復率を示す。フォームは、圧力に曝された後、再び元に回復し、湿潤時にも崩壊しないことが必要である。
好ましくは、この創傷治療具は、創傷用包帯又は創傷用包帯の一部の態様である。
この包帯は、単一単位又は積層製品の態様であってもよい。
このフォーム組成物は、一態様として、本発明の包帯を構成する。その場合、フォーム要素は、それ自身接着性を示すことができ、あるいは、接着性を示さなくても、その後、典型的には、カバー包帯のような従来手段により所望の部位に固着できればよい。
この包帯は、皮膚優しい接着性を示す領域含む皮膚接触表面を含む。
そのような包帯は、好適には、実質的に水不透性層又はフィルム、及び、本発明の吸収性フォーム組成物が組込まれた皮膚に優しい接着剤を含む包帯である。
皮膚に優しい接着剤は、それ自体知られた皮膚に優しい接着剤、例えば、ハイドロコロイド又は他の湿分吸収性成分を含む接着剤、例えば、米国特許第4,231,369号明細書及び米国特許第4,367,732号明細書に記載されたハイドロコロイドを含む接着剤でもよい。
水不透性層又はフィルムは、創傷用包帯の製造に使用されるそれ自体知られた適切などのような材料でもよく、例えば、フォーム、不織布層、又はポリウレタン、ポリエチレン、ポリエステル又はポリアミドフィルムであってもよい。水不透性フィルムとして使用するのに適した材料は、ポリウレタン、例えば米国特許第5,643,187号明細書に記載された低摩擦性フィルム材料である。
分離フォーム要素を含む本発明の包帯は、好適には、接着剤の境界によって囲まれた「島」の形態で位置していてもよい。この包帯は、円、楕円、正方形又は矩形等の適当な形状をしていてもよい。
本発明の他の実施形態において、創傷治療具は、創傷空腔充填材であってもよい。その空腔充填材は、例えば、フォーム要素、又はフォーム顆粒、又は繊維、ゲル又はヒドロゲルあるいは粒子と組合せることができるフォームの形態でもよい。
本発明の創傷治療具は、一種以上の活性成分を含むことができる。
本発明の創傷治療具は、脱臭剤を含むことができる。
本発明の創傷治療具は、一種以上の医薬的又は生化学的活性成分を含むことができる。
本発明の創傷治療具は、pH、O2分圧、温度、ラジカル機構、又は例えばコラーゲンの形成表示を示す生化学的評価分析の表示手段のごとき、創傷の治療に関連する表示手段を含むことができる。
このことは、成長ホルモン、又はポリペプチド成長因子のごとき、例えば、サイトカインのごとき活性化成分を、創傷への医薬の効果を上げるために、創傷部位へ局部的適用ができる形態で組入れることにより、組合せの創傷治療法、及び活性成分の容易で無菌状態の応用への道を開く。その他の医薬としては、細菌発育阻止剤又は殺細菌化合物、例えば、ヨウ素、ヨードポビドン錯体、クロラミン、クロロヘキシジン、銀塩、例えばスルファジアジン、硝酸銀、酢酸銀、乳酸銀、硫酸銀、銀−ナトリウム−チオスルフェート、塩化銀、又は銀錯体、亜鉛又はその塩、メトロニダゾル、サルファ剤、及びペニシリン、組織治療亢進剤、例えばRGDペプチド等、タンパク質、アミノ酸、例えばタウリン、ビタミン、例えばアスコルビン酸、創傷洗浄用酵素、例えばペプシン、トリプシン等、プロティナーゼインヒビター又はメタロプロティナーゼインヒビター、例えばイロスタット(Illostat)又はエチレンジアミン四酢酸、細胞毒性剤、及び例えば癌組織中に製品を外科的に挿入するする用途の増殖インヒビター、及び/又は、しばしば局所的に使用する他の治療薬、鎮痛剤、例えばリドカイン、チンコカイン又は非ステロイド抗炎症薬(NSAIDS)、例えばイブプロフェン、ケトプロフェン、フェノプロフェン、又はデクロフェナック、エモリエント、レティノイド、又は、同じく本発明の一側面と考えられるべき冷却効果を有する試薬が挙げられる。
材料と製法
パンチング型43mm径(14.52cm2
溶液A:(1リットル蒸留水当り:8.298gNaCl+0.368gCaCl2、2H2O)
インキュベーター:37℃、相対湿度50%
測定テーブル(>50mm)及びガラスプレート(40mm径、厚さ1.9mm)付きヘッダー上の低力測定用ダイアルゲージ
検定スチール定規
2本のロール(60mm径、トップロールの荷重4000g)で構成された試料から液体を圧出するためのローラー
紙(Klennex Medical Wipes76:c 11*21cm(×144=コード3020))
分析用秤(精度0.0001g)
フォーム組成物の保持性及び容積膨張率は、以下の手順で測定される。
試験手順
試験用に43.0mm直径(D初期)の円板(試料)をフォームシートから打ち抜いた。この円板の質量を秤量し(W初期)、又その厚さを測定した(d初期)。この円板をペトリ皿に載置して、溶液Aを少なくとも50mlペトリ皿に添加した。円板と溶液を備えたこのペトリバルブを37℃、相対湿度50%で24時間、インキュベーターに置いた。この円板をその後、ピンセットで摘み上げて、次いで10秒間、滴下した後、秤量した(W吸収)。その後、この円板は、一組の乾燥紙の間に置いて、プラスチックローラー間を通して、速度30RPMで圧延する。圧延を各度に新規乾燥紙を用いて2度繰返した。円板を乾燥紙の間で併せて3度圧延した。湿潤厚さ(d保持)及び湿潤径(D保持)を測定した。この円板を再度秤量して、W保持を得た。
計算
下記のとおり計算して結果を得た。
吸収性、g/g: A=(W吸収−W初期)/W初期
保持性、g/g: R=(W保持−W初期)/W初期
容積膨張率、%:ΔV=((D保持 2*保持−D初期 2*初期)/(D初期 2*初期))*100%
初期吸収時間の測定
IAT(初期吸収時間)は、溶液Aの一滴(100μl)が周囲温度においてフォーム表面を濡らすのに必要な時間(秒)と定義した。
フォーム製造手順(最大60g部)
吸収性粒子を含むポリウレタンフォームシートを下記の手順で製造した。ポリオール相及び吸収性粒子からなる成分をビーカー中で標準的実験用ミキサーにより予備混合した。その後、イソシアネート相を添加し、その後直ちに、この混合物を、20秒間再度混合して、フォームエマルションを形成した。このエマルションを、50℃に維持した電気加熱プレート上の厚さ2mmの2枚のシリコン化ポリエチレン被覆紙の間に注型した。その上部に50℃に維持した他の電気的加熱プレート(質量:890±10g)を載置した。その状態のものを2時間維持した。そのエマルションを架橋してフォームシートに転換し、CO2の形成が生ずる。ここで形成されたフォームシートを前記プレート及びシリコン化紙から取り出した。最終強度が2日後に得られた。
その後、形成されたフォームは、単層で、35kGyでβ線殺菌処理した。
下記の実施例を実施して、保持性及び膨張性を上記手順により測定した。その結果を表1及び図1に示す。
実施例A
15%粒子を含むフォームシートを下記の成分を用いて、「フォーム製造手順」にしたがって製造した。
ポリオール相
30.00g Lupranol 2042(BASF)
0.36g 蒸留水
0.30g Polycat 17(Air Products)
0.20g Silpur 9000(GE Bayer Silicones)
超吸収粒子
7.45g Norsocryl S35(Atofina)
イソシアネート相
11.30g Lupranat MP 102(BASF)
実施例B
25%粒子を含むフォームシートを下記の成分を用いて、「フォーム製造手順」にしたがって製造した。
ポリオール相
30.00g Lupranol 2042(BASF)
0.36g 蒸留水
0.30g Polycat 17(Air Priducts)
0.20g Silpur 9000(GE Bayer Silicones)
超吸収粒子
14.05g Norsocryl S35(Atofina)
イソシアネート相
11.30g Lupranat MP 102(BASF)
実施例C
15%粒子を含むフォームシートを下記の成分を用いて、「フォーム製造手順」にしたがって製造した。
ポリオール相
27.00g Lupranol 2042(BASF)
3.00g Voranol CP 1421(DOW)
0.36g 蒸留水
0.30g Polycat 17(Air Priducts)
0.20g Silpur 9000(GE Bayer Silicones)
超吸収粒子
7.45g ASAP 2300(BASF)
イソシアネート相
11.40g Lupranat MP 102(BASF)
実施例D
25%粒子を含むフォームシートを下記の成分を用いて、「フォーム製造手順」にしたがって製造した。
ポリオール相
27.00g Lupranol 2042(BASF)
3.00g Voranol CP 1421(DOW)
0.36g 蒸留水
0.30g Polycat 17(Air Priducts)
0.20g Silpur 9000(GE Bayer Silicones)
超吸収粒子
14.05g ASAP 2300(BASF plc)
イソシアネート相
11.40g Lupranat MP 102(BASF)
実施例E〜N
公知のフォーム創傷治療具製品のサンプルを上記「試験手順」にしたがって分析した。実施例Eは、Maersk Medical社製のTrufoamであり、実施例Fは、Johnson&Johnson社製のTilleであり、実施例Gは、Beiersdorf社製のCutinova Cavityであり、実施例Hは、Johnson&Johnson社製のTille Packingであり、実施例Iは、Ferris社製のPolyWicであり、実施例Jは、Coloplast社製のBiatainであり、実施例Kは、Beiersdorf社製のCutinova Foamであり、実施例Lは、Seton Health Care Group plc社製のLyofoamであり、実施例Mは、Smith&Nephew社製のAllevynであり、又、実施例Nは、Moelnlycke社製のMepilexである。得られた結果を表1及び図1に示す。
Figure 2005516735
図1は、保持性Rの関数として保持係数Rvを示す。図1から判るとおり、本発明の実施例A〜Dは、その高保持性と一体となった低膨張率により、創傷治療具業界の公知製品とは明確に異なる。公知製品E〜Nは、0.05よりかなり低いRvを示す。

Claims (10)

  1. Rがフォームの保持性(g/g)であり、ΔVが湿潤時のフォームの容積膨張率(%v/v)である場合、フォームの保持係数Rv=R/ΔVが少なくとも0.05である、フォーム組成物を含む創傷治療具。
  2. フォームの保持係数Rvが少なくも0.07であることを特徴とする、請求項1に記載の創傷治療具。
  3. フォームが超吸収性の粒子又は繊維を一体化したことを特徴とする、請求項1又は2に記載の創傷治療具。
  4. 創傷治療具が創傷用包帯であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の創傷治療具。
  5. フォームがポリウレタンフォームであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の創傷治療具。
  6. フォームが、ポリエーテルを含み、全ポリエーテル成分の50%未満であるエチレンオキシド成分を含有することを特徴とする、請求項5に記載の創傷治療具。
  7. フォームが、全ポリエーテル成分の40%未満であるエチレンオキシド成分を含有することを特徴とする、請求項5又は6に記載の創傷治療具。
  8. フォームが、10秒未満の初期吸収時間を有することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の創傷治療具。
  9. フォームが、EO/PEシロキサンを含有することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の創傷治療具。
  10. 創傷治療具が、1つ以上の活性成分を含有することを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の創傷治療具。
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