JP2005516047A - ワセリンを含有する制汗剤組成物 - Google Patents

ワセリンを含有する制汗剤組成物 Download PDF

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Abstract

(a)約0.1重量%〜約30重量%の制汗剤活性物質;(b)約0.05重量%〜約0.95重量%のワセリン;(c)約10重量%〜約99重量%の液体キャリア;及び(d)約0.1重量%〜約30重量%の懸濁剤を含む制汗剤組成物が開示されている。前記組成物は、上述の濃度範囲のワセリンと共に配合される時、制汗剤効果及び製品の洗い落としにおいて消費者に知覚される改良を提供する。

Description

本発明は、洗い落とし及び制汗剤効果の改良のための、選択的に低濃度のワセリンを含有する制汗剤組成物に関する。
数多くの制汗剤製品が、腋窩の発汗による湿気及び臭気の制御又は抑制に用いられることは既知である。これらの製品は、固体スティック、軟固体又はクリーム、回転塗布液及びエアゾールスプレー又は非エアゾールスプレーなど、様々な製品形態で入手可能である。これらの製品のほとんどは、アルミニウム塩及び/又はジルコニウム塩等の制汗剤活性物質、懸濁剤又は増粘剤、及び好適な液体キャリアを含有するベース処方を有する。
ほとんどの制汗剤製品は、良好な肌の審美性及び肌触りを、湿気及び悪臭の抑制において制汗剤効果と釣り合いをとって提供するよう配合されている。制汗剤製品に使用される多くの成分は、制汗剤効果に少なくとも多少の悪影響を及ぼすが、それにもかかわらず、消費者に所望の適用審美性、製品染色性、及び肌触りを提供するために製品に配合される。例えば、多くの制汗剤製品は、腋窩への滑らかな製品適用及び染色性の提供を促進する疎水性物質を含有する。しかし、これらの疎水性物質の多くは適用後の制汗剤活性物質の放出を阻害し、したがって制汗剤効果を阻害する傾向がある炭化水素系物質である。更に、これらの疎水性物質は非水溶性及び高度に染色性であるため、次の適用の前に洗い落とすことが困難となり得る。このような炭化水素系物質の例として、鉱物油、ワセリン、及びその他の物質が挙げられる。
今回、ワセリンを、制汗剤効果及び洗い落とし性能において消費者に知覚される改良を提供するために制汗剤製品に低濃度で添加できることが明らかになった。ワセリンは、実際には洗い落とし及び制汗剤効果を阻害することが知られているが、組成物の約0.05重量%〜約0.95重量%の範囲の濃度で使用した時に、実際に洗い落とし性能及び制汗剤効果において消費者に知覚される改良を提供することが見出された。ワセリンの使用は複数の制汗剤製品での使用に既知であるが、出願人はこのような濃度でワセリンを特異的に含有する処方、又はこのような低いワセリン濃度の使用が実際に洗い落とし性能及び制汗剤効果の消費者の知覚を増強する処方を認識していない。
したがって、本発明の目的は、洗い落とし性能及び制汗剤効果において消費者に知覚される改良を供給する制汗剤組成物及び適用方法を提供すること、及び更に選択された低いワセリン濃度の使用を志向するこうした組成物及び適用方法を提供することにある。
本発明は制汗剤組成物及び該組成物の使用方法に関し、その際前記組成物は(a)約0.1重量%〜約30重量%の制汗剤活性物質;(b)約0.05重量%〜約0.95重量%のワセリン;(c)約0.1重量%〜約35重量%の懸濁剤又は増粘剤、及び(d)約10重量%〜約99重量%の液体キャリアを含む。
以前は製品の洗い落とし及び制汗剤効果を阻害することが既知であった物質であるワセリンを含有する制汗剤組成物が、今回、ワセリンを約0.05%〜約0.95%という比較的低濃度で配合するという条件で、製品の洗い落とし及び制汗剤効果において消費者に知覚される改良を供給するよう配合できることが見出された。
本発明の制汗剤組成物は、必須成分として制汗剤活性物質、ワセリン、懸濁剤、及び液体キャリアを含む。本発明のこれらの必須成分及びその他の主要特質のそれぞれを、以下に更に詳細に記載する。
用語「無水」は、本明細書で使用する時、約5重量%未満、より好ましくは約3重量%未満、更により好ましくは約1重量%未満、最も好ましくは0重量%の遊離水又は添加水(一般に配合前の粒子状固体に関連する水和物水を除く)を含有する、本発明の好ましい無水実施形態を含めた組成物又は物質を指す。
本明細書で使用される用語「周囲条件」とは、特に指示がない限り、約1気圧、約50%の相対湿度及び約25℃のもとでの周囲の条件を言う。本明細書に記載される全ての値、量及び測定値は、別途明記しない限り、周囲条件下で得られる。
用語「揮発性」とは、本明細書で使用する時、25℃における測定可能な蒸気圧を有する物質を言う。そのような蒸気圧は、典型的には約0.01mmHg〜約6mmHg、より典型的には約0.02mmHg〜約1.5mmHgの範囲であり、1気圧(1atm)での平均沸点は約250℃未満であり、より典型的には1atmで約235℃未満である。逆に、用語「不揮発性」とは、本明細書の定義による「揮発性」でない物質を言う。
本発明の制汗剤組成物及び方法は、本明細書に記載した発明の必須要素及び限定、並びに既知の又はそうでなければこうした組成物の使用に有効な追加成分若しくは任意成分、構成成分、又は限定を含むか、これらより成るか、又は本質的にこれらより成ることができる。
全ての百分率、部、及び比率は、特に指定しない限り、全組成物の重量による。別途明記しない限り、列挙した成分に関連する重量は全て、特定の成分の濃度を基準としたものであり、したがって市販の物質に含まれることがある溶媒、キャリア、副生成物、充填剤又は他の微量成分を含まない。
(ワセリン)
本発明の制汗剤組成物は、組成物の約0.05重量%〜約0.95重量%、好ましくは約0.3重量%〜約0.8重量%、より好ましくは約0.4重量%〜約0.7重量%の範囲から選択される比較的低濃度のワセリンを含む。
ワセリン及びその他の類似の炭化水素物質が制汗剤効果及び洗い落としを阻害することが一般に知られているが、本発明の制汗剤組成物中の選択的に低濃度のワセリンが制汗剤効果及び洗い落とし効果を提供することが見出された。上述の選択的に低いワセリン濃度で配合されることを条件として、上述の効果を阻害することがワセリンには該当しないことが見出された。
組成物に使用されるワセリンは、好ましくは周囲条件下で半固体であるが、制汗剤組成物の中で液体、半固体、又は固体として配合できる。ワセリンは、パラフィン系石油の蒸気蒸留で得られた釜残の分別蒸留、又は軽質留分が除去された蒸気分解原油から誘導できる。ワセリンのグレードには、一般に上述の誘導法に準拠して製造された天然グレード;一般に重油潤滑油と低融点ワックスを混合して製造される人工グレード;U.S.P(米国薬局方)グレード又は白色ワセリン;N.F.(米国医薬品集)グレード又は黄色ワセリン;並びに米国薬局方及び医薬品集の両方のグレードを含むF.C.C.グレードがある。
本発明の組成物に使用されるワセリンは、好ましくは米国薬局方白色ワセリンである。特に好ましいのは、26個未満の炭素原子を有する比較的低レベルのアルキル鎖長を含有するワセリンであり、その一例はウイトコ・スーパー・ホワイト・プロトペット(Witco Super White Protopet)で、210°F(98.9℃)で60(SUS単位)という高いセイボルト粘度(ASTM D−445法)で識別される米国薬局方白色ワセリンである。対照的に、一般的な鉱物ゼリグナイト(gellies)は210°F(98.9℃)で35のセイボルト粘度を有し、中粘度ワセリンは210°F(98.9℃)で55のセイボルト粘度を有する。したがって、55を超えるセイボルト粘度を有するワセリンの留分を使用することが好ましい。
ワセリン濃度は、組成物の約0.05重量%〜約0.95重量%の範囲内で選択されることが重要であり、ただし比較的べたつきの少ない肌触りを本質的に有するワセリンのグレード又は留分を選択した場合は、ワセリン濃度を組成物の約1.0重量%を超えて、一般的には約1.0重量%〜約3重量%、しかし好ましくは2重量%未満、最も好ましくは0.95重量%未満で配合することができる。わずかに高い濃度でも改良された肌触り効果のあるこれらのワセリン物質は、55より大きいセイボルト粘度を有することで特徴づけることもできる。べたつきの少ない肌触りを持ち、より高濃度であるが好ましさに劣る濃度で配合できるワセリングレードの非限定例には、ウイトコ(Witco)からスーパーホワイト・プロトペット(Superwhite Protopet)留分(粘度60SUS)として入手できる白色ワセリンが挙げられる。
(制汗剤活性物質)
本発明の制汗剤組成物は、ヒトの皮膚への適用に好適な制汗剤活性物質を含む。活性物質の濃度は、選択される配合物から、発汗による湿気又は臭気の所望の制御を提供するために十分なものとすべきである。
本発明の制汗剤組成物は、好ましくは、組成物の約0.1重量%〜約30重量%、より好ましくは約5重量%〜約30重量%の濃度範囲で制汗剤活性物質を含む。これらの重量百分率は、水、及び、グリシン、グリシン塩、又は他の錯化剤などのいかなる錯化剤をも除く無水金属塩に基づいて計算される。制汗剤活性物質は可溶化されるか固体であることができるが、好ましくは固体である。組成物中で配合される場合、制汗剤活性物質は約100μm未満、好ましくは約1μm〜約40μmの好ましい平均粒径又は直径を有する分散した粒子状固体の形態が好ましい。
本発明の制汗剤組成物に使用される制汗剤活性物質には、制汗活性を有するいかなる化合物、組成物、又は他の物質も含まれる。好ましい制汗剤活性物質には、収れん性金属塩、特にアルミニウム、ジルコニウム、及び亜鉛の無機塩及び有機塩、並びにこれらの混合物が挙げられる。特に好ましくは、ハロゲン化アルミニウム、アルミニウムクロロハイドレート、ヒドロキシハロゲン化アルミニウム、オキシハロゲン化ジルコニル、ヒドロキシハロゲン化ジルコニル、及びこれらの混合物などの、アルミニウム含有塩及び/若しくはジルコニウム含有塩又は物質である。
本発明の無水の制汗剤の実施形態での使用に好ましいアルミニウム塩は、次式に一致するものが挙げられる:
Al2(OH)aClb・xH2
式中、aは約2〜約5であり;aとbの合計は約6であり;xは約1〜約6であり;ここでa、b、及びxの値は非整数の場合もあり得る。特に好ましいのは、a=5である「5/6塩基性クロロヒドロキシド」、及びa=4である「2/3塩基性クロロヒドロキシド」と呼ばれるクロルヒドロキシアルミニウムである。アルミニウム塩を調製するプロセスは、米国特許第3,887,692号(ギルマン(Gilman)、1975年6月3日発行);米国特許第3,904,741号(ジョーンズ(Jones)ら、1975年9月9日発行);米国特許第4,359,456号(ゴズリング(Gosling)ら、1982年11月16日発行);及び英国特許明細書第2,048,229号(フィッツジェラルド(Fitzgerald)ら、1980年12月10日発行)に開示されており、これらは全て本明細書に参考文献として組み込まれる。アルミニウム塩の混合物は英国特許明細書第1,347,950号(シン(Shin)ら、1974年2月27日発行)に記載されており、この記載内容もまた本明細書に参考文献として組み込まれる。
本発明の無水の制汗剤の実施形態での使用に好ましいジルコニウム塩は、次式に一致するものが挙げられる:
ZrO(OH)2-aCla・xH2
式中、aは約1.5〜約1.87であり;xは約1〜約7であり;a及びxの値は両方とも非整数の場合もあり得る。これらのジルコニウム塩は、1975年8月4日発行のシュミッツ(Schmitz)のベルギー特許第825,146号に記載されており、この記載内容は本明細書に参考文献として組み込まれる。特に好ましいジルコニウム塩は、アルミニウム及びグリシンを更に含有し、普通はZAG錯体として知られている錯体である。これらのZAG錯体は、上述の式に一致するクロルヒドロキシアルミニウム及びジルコニルヒドロキシクロリドを含有する。このようなZAG錯体は、1974年2月12日発行のレダーズ(Luedders)らの米国特許第3,679,068号、1985年3月20日発行のキャラハン(Callaghan)らの英国特許出願第2,144,992号、及び1978年10月17日発行のシェルトン(Shelton)の米国特許第4,120,948号に記載されており、これらは全て本明細書に参考文献として組み込まれる。
組成物中に使用するのに好適な制汗剤活性物質としては、アルミニウムクロロハイドレート、アルミニウムジクロロハイドレート、アルミニウムセスキクロロハイドレート、アルミニウムクロロハイドレックスプロピレングリコール錯体、アルミニウムジクロロハイドレックスプロピレングリコール錯体、アルミニウムセスキクロロハイドレックスプロピレングリコール錯体、アルミニウムクロロハイドレックスポリエチレングリコール錯体、アルミニウムジクロロハイドレックスポリエチレングリコール錯体、アルミニウムセスキクロロハイドレックスポリエチレングリコール錯体、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレックスグリシン錯体、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックスグリシン錯体、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレックスグリシン錯体、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレックスグリシン錯体、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム緩衝物、及びこれらの組み合わせが挙げられる。
(懸濁剤)
本発明の制汗剤組成物は、所望の粘度、レオロジー、材質及び/又は製品硬度を組成物に提供するのを助けるために、又はさもなければ組成物中にいかなる分散された固体又は液体をも懸濁するのを助けるために、懸濁剤又は増粘剤、好ましくは固体懸濁剤又は固体増粘剤を含む。
本明細書で使用される用語「懸濁剤」は、別途明記されない限り、組成物に懸濁、ゲル化、粘着、固化及び/若しくは増粘の特性を供給するにおいて既知であるか、又は有効であるか、又は最終製品形態に構造を提供するいかなる物質をも意味する。これらの懸濁剤には、ゲル化剤、及びポリマー性、非ポリマー性、又は無機の増粘剤又は粘着剤が挙げられる。そのような物質は、典型的には周囲条件で固体であり、有機固体、シリコーン固体、結晶若しくはその他のゲル化剤、粘土若しくはシリカのような無機微粒子、又はこれらの組み合わせが挙げられる。
制汗剤組成物に用いるため選択される懸濁剤の濃度及び種類は、所望の製品硬度、レオロジー、配合(例えば、制汗剤配合又は防臭剤配合)及び/又は他の関連する製品特質によって異なる。本明細書に用いるのに好適なほとんどの懸濁剤に関し、全懸濁剤濃度は、組成物の約0.1重量%〜約40重量%、より典型的には約0.1重量%〜約35重量%の範囲である。懸濁剤濃度は、液体実施形態(例えば、エアゾール、回転塗布剤など)に対しては低くなり、半固体(例えば、軟固体又はクリーム)又は固体スティック実施形態に対しては高くなる傾向がある。
好適な懸濁剤の非限定的な例としては、硬化ヒマシ油(例えばカスターワックス(Castorwax)MP80、カスターワックス(Castor Wax)など)、脂肪族アルコール類(例えば、ステアリルアルコール)、固体パラフィン類、トリグリセリド類及び他の類似の固体懸濁エステル類又は他の微晶性ワックス類、シリコーン並びに変性シリコーンワックス類が挙げられる。本明細書に用いるのに好適な任意の懸濁剤の非限定的な例には、米国特許第5,976,514号(ガスキー(Guskey)ら)、米国特許第5,891,424号(ブレッツラー(Bretzler)ら)に記載されており、これらの記載内容は本明細書に参考文献として組み込まれる。
他の好適な懸濁剤には、組成物の約0.1重量%〜約10重量%の濃度範囲のシリコーンエラストマー類が挙げられる。本明細書で懸濁剤としての使用に好適なこうしたシリコーンエラストマー物質の非限定例は、米国特許第5,654,362号(シュルツ(Schulz)Jr.ら);米国特許第6,060,546号(パウエル(Powell)ら)、及び米国特許第5,919,437号(リー(Lee)ら)に記載されており、これらの記載内容は本明細書に参考文献として組み込まれる。
(キャリア液)
本発明の制汗剤組成物は、組成物の約10重量%〜約99重量%、好ましくは約20重量%〜約70重量%の濃度範囲でキャリア液を含む。このような濃度は、製品形態、所望の製品硬度、組成物中の他成分の選択などの可変要素によって変動する。組成物に使用されるキャリア液は、パーソナルケア用途での使用において既知であるか、さもなければ皮膚への局所適用に好適であるいかなる水性又は無水の液体でもあることができる。無水キャリアが好ましい。
キャリア液は、好ましくは揮発性シリコーン液を含み、これには環状、直鎖及び/又は分枝鎖シリコーンが含まれる。本発明の制汗剤組成物における揮発性シリコーンの濃度は、組成物の約5重量%〜約80重量%、好ましくは約20重量%〜約60重量%、より好ましくは約30重量%〜約60重量%の範囲であるのが好ましい。揮発性シリコーンは、好ましくは約3〜約7、より好ましくは約5〜約6のケイ素原子を有する環状シリコーンである。最も好ましいのは、次式に一致するものである:
Figure 2005516047
式中、nは約3〜約7、好ましくは約5〜約6、最も好ましくは5である。これらの揮発性の環状シリコーン類は、一般に約10センチストーク未満の粘度を有する。本明細書に用いるのに好適な揮発性シリコーンには、シクロメチコンD5(G.E.シリコーンズ(G.E.Silicones)から市販されている);ダウ・コーニング(Dow Corning)344、及びダウ・コーニング345(ダウ・コーニング社(Dow Corning Corp.)から市販されている);並びにGE7207、GE7158及びシリコーン流体(Silicone Fluids)SF−1202及びSF−1173(ゼネラル・エレクトリック社(General Electric Co.)から入手可能)が挙げられるが、これらに限定されない。好適な揮発性シリコーンの非限定的な例は、トッド(Todd)らの「化粧品用揮発性シリコーン流体(Volatile Silicone Fluids for Cosmetics)」、コスメティクス・アンド・トイレタリーズ(Cosmetics and Toiletries)、91:27〜32(1976年)に記載され、これらの記載内容は本明細書に参考文献として組み込まれる。
液体キャリアは、不揮発性シリコーン液を含んでもよく、その好ましい濃度は組成物の約1重量%〜約35重量%、より好ましくは約5重量%〜約30重量%の範囲である。不揮発性シリコーンキャリアは、好ましくはヒトの皮膚温度、又はそれ以下で液体であるか、又はさもなければ、局所適用の間又は直後、無水の制汗剤組成物の中で液体の形態である。好ましいのは、次式のいずれかに一致する不揮発性の液状シリコーン類である:
Figure 2005516047
式中、nは、周囲条件下で測定した場合、約100,000センチストークまでの、好ましくは約500センチストーク未満の、より好ましくは10センチストーク〜約200センチストークの、更により好ましくは10センチストーク〜約50センチストークの粘度を提供するのに十分大きい。好適な不揮発性の直鎖シリコーンキャリア類の具体的な非限定的な例には、ダウ・コーニング200、ヘキサメチルジシロキサン、ダウ・コーニング225、ダウ・コーニング1732、ダウ・コーニング5732、ダウ・コーニング5750(ダウ・コーニング社から入手可能);並びにSF−96、SF−1066及びSF18(350)シリコーン流体(G.E.シリコーンズから入手可能)が挙げられる。
パーソナルケア製品に使用されることで知られる多くの他のキャリア液は、制汗剤組成物中に、単独又は本明細書でより詳細に記載されるキャリア液を含む他のキャリア液と組み合わせて使用できる。このような他の多くのキャリア液は、米国特許第6,013,248号(ルーベ(Luebbe)ら)及び米国特許第5,968,489号(スワイル(Swaile)ら)に記載されており、これらの記載内容は本明細書に参考文献として組み込まれる。
(任意成分)
本発明の制汗剤組成物は、制汗剤製品及び防臭剤製品若しくはその他のパーソナルケア製品への使用が既知であるか、又はさもなければヒトの皮膚に局所適用するのに好適であるいかなる任意成分を更に含んでもよい。
任意成分の非限定的な例としては、染料又は着色剤、乳化剤、香料、噴射剤、防臭剤香料、抗菌物質又はその他の防臭剤物質、防腐剤、ビタミン、非ビタミン栄養素、皮膚軟化剤、カップリング剤又はその他の溶媒、界面活性剤、粘度調節剤のような加工助剤、洗い落とし助剤等が挙げられる。このような任意物質の例は、米国特許第4,049,792号(エルスナウ(Elsnau));米国特許第5,019,375号(タナー(Tanner)ら);及び米国特許第5,429,816号(ホフリヒター(Hofrichter)ら)に記載されており;それらの記載内容は本明細書に参考文献として組み込まれる。
(製造方法)
本発明の制汗剤組成物は、所望の制汗剤製品形態を配合するのに好適な既知の又はその他の有効な技術によって調製されてもよい。
本発明の制汗剤固体及び制汗剤半固体の実施形態は、例えば、周囲条件下又は混合物を流体又は液体にするのに十分な条件で揮発性及び不揮発性シリコーンキャリア液(又は任意の他の所望な無水のキャリア液)を混合し、次に混合物に任意の懸濁剤を加え、得られた混合物を加熱(例えば、多くのワックス固体に対してはおよそ85℃)して、加えられた懸濁剤を十分に液化させ、単一相の液体を形成することにより配合できる。次いで、典型的には、加熱した単一相の液体に、制汗剤活性物質及び他の水溶性固体(例えば、固体のパントテン酸塩)を加え、全体に分散させた後、得られた組み合わせをおよそ78℃に冷まし、その時点で香料及び類似のその他の物質(存在する場合)を組み合わせに混合させ、懸濁剤の凝固点(例えば、通常約60℃)のすぐ上まで冷まし、次いで分配包装容器に注ぎ入れ、周囲条件下にて固化させる。
本発明の制汗剤液実施形態は、例えば、無水のキャリア液と好適な懸濁剤及び懸濁剤の活性化剤とを組み合わせ、その組み合わせを所望の粘度に増粘させた後、制汗剤活性物質及び他の水溶性固体を攪拌しながら加えることで配合できる。得られた混合物は、所望の濃縮粘度を達成するために好適なホモジナイザーで剪断する。エアゾール液実施形態においては、その後、得られた液体を、選択された噴射装置に好適な噴射剤比に濃縮された適当な噴射剤と共にエアゾール容器に梱包する。
制汗剤組成物を作る他の好適な方法は、制汗剤技術において既知で記載されており、本発明の制汗剤組成物を作るのに用いることができる。固体の制汗剤実施形態においては、このような方法には米国特許第4,822,603号(ファリス(Farris)ら)及び第4,985,238号(タナー(Tanner)ら)に記載のものが挙げられる。エアゾール制汗剤実施形態においては、このような方法には米国特許第6,136,303号(ルーブッシュ(Ruebusch)ら);米国特許第4,904,463号(ジョンソン(Johnson)ら)及び米国特許第4,840,786号(ジョンソンら)に記載のものが挙げられる。軟固体又はクリーム実施形態においては、このような方法は米国特許第5,902,571号(プットマン(Putman)ら)及び米国特許第5,902,570号(ブレッツラー(Bretzler)ら)に記載される。上記で示された特許公報における全てのこのような方法の記載内容は、本明細書に参考文献として組み込まれる。
(使用方法)
本発明の制汗剤組成物は、発汗による湿気及び悪臭を処置する又は軽減させるために、有効量にて腋窩又は皮膚のその他の領域に局所的に適用されてもよい。組成物は、皮膚の所望の領域に約0.1g〜約20g、より好ましくは約0.1g〜約10g、更により好ましくは約0.1g〜約1gの範囲の量で適用されるのが好ましい。組成物は、1日に1〜2回、好ましくは1日に1回適用することにより、有効な制汗及び悪臭制御を達成させるのが好ましい。
本発明の制汗剤組成物は、種々の製品形態で配合、次いで本明細書で記載の方法によって腋窩又は皮膚の他の領域に適用でき、このような種々の製品形態には固体(例えばスティック状)、半固体(例えばローション、クリーム、軟固体)、又は液体(例えばエアゾールスプレー、非エアゾールスプレー、回転塗布液、多孔質ドーム液)が挙げられる。
上述は本発明の方法であり、制汗剤効果の改良方法を対象にすることもでき、前記方法は上述の方法に準拠した本発明の組成物の局所的腋窩適用を含む。
上述の本発明の方法は、制汗剤組成物の洗い落としの改良方法にも向けられ、前記方法は上述の方法に準拠した本発明の組成物の局所的腋窩適用を含む。
表1〜5に記載される以下の非限定的な実施例は、製造方法及び使用方法を含む本発明の制汗剤組成物の詳細な実施形態について説明している。例示される組成物のそれぞれは、本明細書に記載される使用方法に従って、皮膚の腋窩領域に局所的に適用され、制汗剤効果及び洗い落としにおいて消費者に知覚される改良を提供する。
別途明記しない限り、例示した量は全て、制汗剤スティック組成物の全重量を基準にする重量百分率である。
(実施例1〜3)
表1〜3の実施例は、それぞれ以下のように調製する。まず、ゲル化剤(完全に水素添加されたHEAR及びC18〜C36酸トリグリセリド)を、ゲル化剤とシリコーン物質とを共にIKA攪拌プレート上で攪拌しながら85℃まで加熱することによりシリコーン液、シクロペンタシロキサン及びジメチコーンに溶解させる。次に、固体の制汗剤活性物質をこの加熱された混合物に攪拌しながらゆっくりと加え、加えたら生成された混合物を85℃まで再度加熱する。この時点で、水溶性固体(例えば、パントテン酸カルシウム)をトリ酢酸パンテニルと共に加える。この混合物をS25N−25F付属品を用いるIKAブランドのT25ウルトラトラックス分散機(Ultra-Turrax disperser)を使用し、速度設定を4にして粉砕する。固体の水溶性固体及び/又は固体の制汗剤活性物質のいかなる粒塊をも減少させる及び破壊するのに十分な時間、製品を粉砕する。十分な粉砕が行われたかを判断するために、粉砕された製品の小試料を熱混合物から金属へらに回収し、偏光顕微鏡で調べる。水溶性固体及び/又は制汗剤活性物質の、10ミクロンを超える、目に見える粒塊が認められなくなるまで、製品を粉砕する。粉砕が完了したら、次に製品を冷ましておよそ60℃で制汗剤容器に注ぎ入れ、ここで周囲温度まで冷却し所望の製品形態とする。実施例1.3も、ワセリン3%を用いて、シクロペンタシロキサン濃度を相応に減少させて配合され、その後本発明の方法で適用される。
Figure 2005516047
*スーパー・ホワイト・プロトペット(Super White Protopet)、ウイトコ(Witco)製
Figure 2005516047
Figure 2005516047
(実施例4:制汗剤エアゾール)
エアゾール実施形態の表4の実施例は、エアゾール制汗剤製品を作るための周知の方法で調製することができ、このような方法は、米国特許第6,136,303号(ルーブッシュ(Ruebusch)ら);米国特許第4,904,463号(ジョンソンら)及び米国特許第4,840,786号(ジョンソンら)に記載される。表4の実施例は、水溶性固体(例えば、パントテン酸カルシウム等)と固体の制汗剤活性物質とをエアゾール容器中で組み合わせることにより調製できる。他の全ての物質を混合し均一なプレミックス液を形成してから、この新たに形成したプレミックスをエアゾール容器に加える。次に圧力下で噴射剤を加え、容器を密閉する。
Figure 2005516047
1.シリコーンゴムプレミックス(15%シリコーン−15×106センチポアズ及び85%シクロメチコン);ゼネラル・エレクトリック社
2.ジアミノ官能シリコーン、分子量76,000;SWSシリコーン社(SWS Silicone,inc.)
3.注2に記載のシリコーンプレミックスに含有されるものを含む全シクロメチコン
4.87%イソブタン及び13%プロパンの混合物(全噴射剤の重量に対して)
(実施例5:制汗剤液)
表5の実施例は、周囲条件下で種々の構成成分を組み合わせて混合することにより、それぞれ調製される。生成した混合物のそれぞれを、次に、S25N−25F付属品を用いるIKAブランドのT25ウルトラトラックス分散機(速度設定4)で粉砕する。任意の水溶性固体及び/又は制汗剤活性物質粒塊を減少させる及び破壊するのに十分な時間、混合物を粉砕工程にかける。この混合物を、小試料が偏光顕微鏡での検査で10ミクロンを超える粒塊を示さなくなるまで、十分に粉砕する。粉砕が完了したら、液体制汗剤製品を回転塗布制汗剤容器、又は他の好適な液体制汗剤ディスペンサーに注ぎ入れる。
Figure 2005516047

Claims (11)

  1. (a)0.1重量%〜30重量%の制汗剤活性物質;
    (b)0.05重量%〜0.95重量%のワセリン;
    (c)10重量%〜99重量%の液体キャリア;及び
    (d)0.1重量%〜30重量%の懸濁剤
    を特徴とする制汗剤組成物。
  2. ワセリン濃度が前記組成物の0.3重量%〜0.8重量%である、請求項1に記載の制汗剤組成物。
  3. 前記ワセリンが米国薬局方白色ワセリンを含む、請求項1に記載の制汗剤組成物。
  4. 前記ワセリンが少なくとも55のセイボルト粘度を有する、請求項3に記載の制汗剤組成物。
  5. 前記組成物が無水であり、5重量%未満の遊離水又は添加水を含有する、請求項1に記載の制汗剤組成物。
  6. 前記制汗剤活性物質がジルコニウム含有活性物質、アルミニウム含有活性物質、及びそれらの組み合わせから成る群より選択される、請求項1に記載の制汗剤組成物。
  7. 前記制汗剤活性物質がジルコニウム含有活性物質及びアルミニウム含有活性物質を、前記組成物の5重量%〜30重量%の合計濃度で含む、請求項5に記載の制汗剤組成物。
  8. 前記キャリアが前記組成物の5重量%〜80重量%に相当する揮発性シクロメチコンを含む、請求項6に記載の制汗剤組成物。
  9. 前記制汗剤活性物質が固体微粒子の形態である、請求項1に記載の制汗剤組成物。
  10. 前記組成物が3重量%〜35重量%の懸濁剤を更に含む、請求項1に記載の制汗剤組成物。
  11. (a)0.1重量%〜30重量%の制汗剤活性物質;
    (b)1.0重量%〜3重量%の、少なくとも55のセイボルト粘度を有するワセリン;
    (c)10重量%〜99重量%の液体キャリア;及び
    (d)0.1重量%〜30重量%の懸濁剤
    を特徴とする制汗剤組成物。

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