JP2005515445A - 車両接近速度センサ用センサ前端 - Google Patents

車両接近速度センサ用センサ前端 Download PDF

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Abstract

【解決手段】センサからの有効範囲に基づいて物体を識別することができるセンサ前端を開示する。センサはアンテナを具備し、アンテナは、センサ信号を送信し、物体が存在すると物体からの反射信号を受信する。第1周波数及び位相を有するパルス化第1信号をパルス化発振器が供給し、パルス化発振器は、所定のパルス持続時間、所定のパルス繰返し周波数でパルス化第1信号を供給する。パルス化発振器は、第2ポートを介してアンテナにさらに結合された二重モードミキサの第1入力ポートにパルス化第1信号を供給する。二重モードミキサは、第1入力ポートから第2ポート延いてはアンテナにセンサ信号として送信されるパルス化第1信号の一部を送信する。さらに、二重モードミキサは、第3ポートで出力として混成信号を供給する。このため、パルス化第1信号は、センサ信号として送信される信号、及びミキサ用局在発振器信号の双方を供給する。

Description

本発明は、車両接近速度センサ用センサ前端に関する。
種々のタイプの近接センサが、物体までの距離、及びある状況ではセンサに対する物体の速度が決定される種々の用途で使用される。このデータは、受信データを分析し、安全閾値を超えたかどうかを決定する処理システムに供給できる。安全閾値を超えると、処理器は、警報がセットされたか、他のアクションがとられたどうかを決定することができる。近接センサは、例えば盗難警報器、障害物検出器、及び自動車を具備することができる種々の用途で使用される。自動車の近接センサは、自動車の近傍で他の自動車又は物体の相対位置及び相対速度を決定するのに使用可能である。自動車システムにおいて、この位置及び速度データは、例えば車速設定装置(クルーズコントロール)の下で作動しながら、車の速度を調整し、利用できるブレーキエネルギーの一部を印加して車速を下げ、又は運転手に聴覚又は視覚の警報システム表示を提供する。
米国特許第3739379号明細書
上述のシステムに使用される近接及び速度センサの問題の一つは、偽警報を生じ得る特定の有効範囲(range)を越える物体の検知である。特に、自動車システムにおいて、有効範囲に基づいて物体識別ができないことは、偽警報に応答して、ブレーキが突然かかったり、車速設定装置の速度が調整されたり、或いは自動車が突然加速したり減速したりする結果を招く。
有効範囲に基づいて物体を識別できることの必要性に加え、自動車に使用されるセンサは、物理的に小さく、軽量で、信頼性が高く、低コストでなければならない。これらセンサのシステム要求は、センサの技術的性能の観点からも物理的及び経済的要素の双方において、極めて切迫していることが多い。センサがより複雑するになればなるほど、部品点数が多くなり、付随して、コストが上昇し、質量も大きくなり、センサの物理的体積がより大きくなり、センサの信頼性が低下する。
従って、物理的及び経済的要求事項を満たすと共に信頼性が高く、特定有効範囲外の物体から特定有効範囲内にある物体を識別することができるセンサシステムを提供すると利点がある。
センサからの有効範囲に基づいて物体を識別することができるセンサを開示する。このセンサは、センサ信号を送信するアンテナを具備し、物体が存在すると物体からの反射信号を受信する。パルス化発振器が、第1周波数及び位相を有するパルス化第1信号を供給し、所定のパルス持続時間、所定のパルス繰返し周波数でパルス化第1信号を供給する。パルス化発振器は、第2ポートを介してアンテナにさらに結合された二重モードミキサの第1入力ポートにパルス化第1信号を供給する。二重モードミキサは、第1入力ポートから第2ポート延いてはアンテナにセンサ信号として送信されるパルス化第1信号の一部を送信する。さらに、二重モードミキサは、受信された反射信号と混成する第1信号の一部を使用し、第3ポートで出力として混成信号を供給する。このため、パルス化第1信号は、センサ信号として送信される信号、及びミキサ用局在発振器信号の双方を供給する。二重モードミキサは、受信された反射信号がパルス化第1信号と同時に二重モードミキサに存在する場合、混成信号出力を供給するのみである。従って、物体への及び物体からの信号伝搬時間がパルス化第1信号の所定パルス長さより小さいか等しくなるような物体までの有効範囲の場合、物体が検知されるのみである。
さらに、移相器をアンテナと二重モードミキサの第2ポートとの間に直列に挿入してもよい。移相器は、第1移相器ポートを有し、二重モードミキサの第1ポート及び第2ポート間に送信された第1信号の一部を受信する。移相器は、二重モードミキサから受信された第1信号の送信された部分の位相を選択的にシフトしてもよい。送信された移相第1信号は、移相器の第2移相器ポートからアンテナまでの出力として提供される。アンテナは、送信された移相第1信号を受信し、その信号をセンサ信号として送信する。物体が存在する場合、アンテナは、物体で反射された反射信号を受信する。アンテナは、受信された反射信号を移相器の第2位相器ポートに供給する。移相器は、受信された反射信号の位相を選択的にシフトしてもよく、第1移相器ポートからの出力として位相ずれした反射信号を供給してもよい。二重モードミキサは、第2ポートで位相ずれした反射信号を受信し、パルス化信号源により供給されたパルス化第1信号と位相ずれした反射信号とを混成するよう構成及び配置される。このようにして、2つのセンサ信号及びそれぞれの反射信号が互いに直交するように、すなわち2つの信号が互いに90°位相がずれるように、信号の位相をシフトしてもよい。従って、同相及び直交位相の信号成分を、センサの正確性及び機能性を強化するために供給してもよい。
上述の方法及びシステムの他の形態、特徴及び側面は、以下に詳細に説明される。
特定有効範囲内の物体と特定有効範囲の外側の物体とを識別することができ、現在のセンサと比較すると、部品点数が少ないセンサ前端が開示される。特に、センサ前端は、二重モードミキサにパルス化第1信号を供給するパルス信号源を組み込む。二重モードミキサは、センサ信号としてアンテナから送信されるパルス化第1信号の一部を送信する。二重モードミキサは、局在発振器としてパルス化第1信号の一部をさらに使用し、パルス化第1信号と混成することにより受信した反射信号をダウンコンバートし、ベースバンドビデオ信号を形成する。次に、これらのダウンコンバートした信号は、処理され、センサ出力信号として供給される。このため、物体は、パルス化第1信号及び反射信号が二重モードミキサに同時に現れると、検知される。このため、検知される物体は、物体までの及び物体からの合計伝搬時間がパルス化発振器により提供される信号のパルス幅よりも小さくなるよう有効範囲を有しなければならない。
図1ないし図3は、センサ前端の基本的アーキテクチャ及び動作を示す。図4(A)、(B)及び(C)、図5及び図6は、図1に示された実施形態内での使用に適合する回路を示す。図7は、図4(A)ないし図6に示された回路を使用することもできるセンサ前端の別の実施形態を示す。
図1を参照すると、センサ前端100は、複数の制御パルスを発生するコントローラ102、送信トリガ103、サンプリング及び保持パルス105及び位相制御パルス107を具備する。パルス変調器104は、送信トリガ103を受信し、パルス発振器106への所定パルス幅を有するゲート関数「オン」パルスを供給する。パルス発振器106は、「オン」パルスがアクティブである時間、すなわち所定パルス幅で第1信号を供給することにより、「オン」パルスに応答する。「オン」パルスがアクティブである時間中、パルス化発振器により供給された第1信号は、第1周波数、第1振幅及び第1位相を有する。送信トリガ103は、所定のパルス繰返し周波数を具備する。
二重モードミキサ108は、パルス化発振器106に結合され、第1入力ポート107で第1信号を受信する。以下でより詳細に説明するように、二重モードミキサ108は、第1入力ポート107及び第1入出力ポート111間に所定量の信号伝送を供給する。このため、第1信号の一部は、二重モードミキサ108を通過し、第1入出力ポート111で出力として供給される。第1入出力ポート111はアンテナポート113に直接結合することができ、又好適には、移相器110は、第1入出力ポート111及び図1に示されるアンテナポート113の間に直列に挿入することができる。移相器110は、コントローラ102からの位相制御パルス107を受信するよう構成されると共に配置され、二重モードミキサ108から受信される送信された第1信号の位相を選択的にシフトすることにより、位相制御パルス107に応答する。アンテナ112は、センサ信号121として送信された第1信号を送信すると共に物体122から反射された反射信号123を受信するための共通開口を有する送受信アンテナである。
物体122がアンテナ112のビーム幅内に存在すると、センサ信号121の一部は物体から反射され、この反射信号123はアンテナ112により捕捉される。使用の際、移相器110は、コントローラ102から位相制御パルス107を受信するよう構成されると共に配置され、アンテナ112から受信される反射信号123の位相を選択的にシフトすることにより、位相制御パルス107に応答する。二重モードミキサ108は、移相器110からの位相ずれした反射信号123を受信し、位相ずれした反射信号123をパルス化発振器106により供給される第1信号と混成する。従って、反射信号123及び第1信号の混成は、パルス変調器104がパルス化発振器にゲート関数「オン」パルスを供給する時間中にのみ生ずる。従って、物体122は、パルス変調器104がパルス化発振器にゲート関数「オン」パルスを供給する時間中、反射信号123が受信されダウンコンバートされる場合のみ、検知することができる。これにより、アンテナ112からの有効範囲に基づいて物体を本質的に識別することができる。センサ信号の伝搬及び反射信号がゲート関数「オン」パルスの所定パルス幅より小さい有効範囲を有する物体のみが検知される。このため、検知有効範囲は次式に設定することができる。
Figure 2005515445
ここで、cは高速であり、τwはゲート関数「オン」パルスの所定パルス幅である。この有効範囲外の物体は検知されない。
二重モードミキサ108は、第1信号の混成処理から得られる信号及び第1出力ポート117からの出力としての反射信号123(「混成信号」)を供給する。保持キャパシタ117は、ゲート関数「オン」パルスの持続時間中に供給される混成信号を受信し保存する。前置増幅器116は、保持キャパシタの信号が前置増幅器116により増幅され次にサンプルモジュール118に供給されるように、保持増幅器を横切って結合される。サンプルモジュール118は、サンプルパルス105を受信するよう構成されると共に配置され、サンプルパルス105の時間で前置増幅器110の出力の代表であるサンプリングされた出力信号を供給することにより、サンプルパルス105に応答する。このサンプリングされた出力は、アナログ・デジタルコンバータに供給してもよい。
上述したように、好適な一実施形態において、移相器110は、二重モードミキサ108から受信された第1信号及びアンテナ112から受信された反射信号123の一方又は双方の位相を選択的にシフトするよう使用される。移相器は好適には、第1信号及び二重モードミキサ108に供給される反射信号の間に合計で90°の位相ずれを与える。これは、送信信号及び受信信号を45°シフトすることにより、或いは2信号の一方を90°シフトすることにより、達成される。
第1信号及び二重モードミキサ108に供給される反射信号の間に90°の位相ずれを与えることは、同相及び直交位相信号伝達(I/Q信号伝達)と称される。I/Q信号伝達は、特定有効範囲内の物体を検知する可能性を増大させるのに使用される。アンテナが移動中の場合、静止したすなわち一定有効範囲を維持する物体122からの反射信号の伝送は、次式で代表することができる。
Figure 2005515445
ここで、Aは定数、f0は周波数、tは時間、R0は物体までの有効範囲、項
Figure 2005515445
はアンテナ112から物体122までのセンサ信号121及び物体122からアンテナ122までの反射信号123の2方向行程から得られる位相ずれである。二重モードミキサの作動は、正弦第1信号及び反射信号123の非線形の積である結果を与え、ミキサの出力は、
Figure 2005515445
Bは受信信号123の強度に関連する定数、R0は物体までの有効範囲、λは信号の波長である。明らかに、有効範囲R0がλ/8の整数倍の場合、二重モードミキサ108からの出力信号は零であり、移動中のアンテナに対して静止した又は一定位置を維持している物体は検知されない。I/Q信号伝達は、直交する、すなわち第1信号すなわちI信号と90°位相がずれた第2信号すなわちQ信号を使用することにより、この問題を回避する。従って、式4を満足する有効範囲を有する物体は、直交するQ信号により検知される。このため、物体の位置はI/Q空間内で決定可能であり、直交するI信号及びQ信号の各々はI/Q直交ベクトル空間内の位置ベクトルを表わす。2信号ベクトルの和から得られるベクトルは、2つの測定時間間隔について物体までの位置ベクトルを表わす。
図2は、図1に示されたセンサ前端100の作動を示す種々の波形を示す。特に、波形202は、コントローラ102が供給する送信トリガ103を表わす。図2に示される波形において、送信パルス103の立ち上がりエッジは、送信変調器104へのt1で与えられる。波形204は、所定のパルス幅「T」を有するパルス変調ゲート関数「オン」パルスを表わす。パルス化発振器106は、パルス変調器パルスを受信し、第1周波数で発振すると共に第1位相及び所定パルス幅の持続時間用の第1振幅を有する第1信号を供給する。物体122がアンテナ112のビーム幅内にあると、エネルギーは、物体から反射され、減衰すると共に波形208で示されたセンサ信号から時間遅延した反射信号123として受信される。この受信された反射信号は、二重モードミキサ108により、波形210で示されたベースバンドビデオレベルにダウンコンバートされる。コントローラ102は、波形210で示されるサンプルトリガパルスを供給し、次のパルスが発生する前にベースバンドビデオレベルをサンプリングする。或いは、単一パルスが保持キャパシタを充電するのに十分なエネルギーを含んでいない場合、適正な作動を可能にするよう保持キャパシタが十分に大きな電荷を有することを確保するtpをサンプルトリガが与えられる前に、複数のパルスを受信してもよい。
上述したように、好適には、I/Q信号伝達はセンサ前端で使用される。図2に示されるように、波形201の第1組は同相のI信号として称され、波形203は直交位相のQ信号を表わす。上述したように、波形202は送信トリガパルスを示す。波形204で示される送信パルス変調器パルスは、所定のパルス幅であり、パルス発振器により受信される。しかし、本例において、移相器は、信号を90°シフトするので、以前に供給された「同相」信号で90°位相がずれた信号を供給する。直交する位相信号は、波形206に示される送信パルスの持続時間、供給される。受信エネルギーは、波形210で示されるビデオベースバンドレベルにダウンコンバートされて波形212に示されるサンプルトリガ時間でサンプリングされる波形208を供給する。
上述したように、同相チャンネル及び直交位相チャンネル双方の信号振幅は、物体の単一位置の測定を構成し、図3に示されるIQ信号空間内のベクトルにより表わされてもよい。図3に示される例示において、第1位置ベクトル302が示され、I位置ベクトルはQ位置ベクトルよりもかなり大きく、得られたベクトル303に従って第1位置を決定する。第2位置ベクトル304は、得られたベクトル305により示されるほぼ等しい大きさ及び異なる位置の同相及び直交位置ベクトルを有する。このため、理想的には、位置ベクトルデータは、図2に示された4周期のパルス繰返し周波数で得てもよく、第1測定は、第2直交測定の前の第2同相測定の前の第1直交測定の前の第1同相測定用に行われる。位置ベクトルは2つの離間した時間間隔で物体の位相の変化を表わすので、センサ及び物体間の接近レートに比例するドップラ周波数を次式を用いて計算することができる。
Figure 2005515445
ここで、AI及びAqは、位置ベクトルの個々の成分の振幅である。
上式により決定される接近レートの正確さは、位置ベクトルの個々の成分の振幅の測定不明確さに比例して、及び低いSN比のために低下する。接近レートの不明確さは、上の式5に示されたように接近レートが計算される位置ベクトルの位相ずれが係数「2π」を含むデータを使用して得られるような結果となり得る。この条件は、極端に大きな接近レートが存在する場合、又は測定サンプル間にかなりの経過時間がある場合等の条件下で生じ得る。このため、不明確さは、ドップラサイクルの一周期内でのデータ獲得時間、すなわち続く位置ベクトル測定間の時間を完全にすることにより、回避できる。振幅又は有効範囲の或いは双方の不明確さは、特定有効範囲限界外の物体からの反射を無くすことにより、回避することができる。上述したように、所望の有効範囲を越える物体の識別は、合計伝搬時間、すなわちパルス変調器ゲート関数「オン」パルス幅より小さいセンサから物体までの2方向有効範囲を制限することにより、達成される。このようにして、二重モードミキサ108は、反射信号をベースバンドビデオ信号に変換する。ここで、ベースバンドビデオ信号は、信号強度に比例した振幅と、位相がパルス発振器信号の位相に相対的である受信信号の位相とを有する。このため、特定有効範囲内の物体のみが検知される。
自動車検知システムで使用可能である一実施形態において、送信器パルス幅、パルス繰返し周波数、保持キャパシタンス、ビデオ帯域幅、I及びQのサンプル時間等の種々のシステムパラメータを説明する。自動車システムの一実施形態について、表1は座席ベルト予張力システム用の可能性のある測定要求事項を含んでいる。
Figure 2005515445
時速200kmの接近レートにおいて、1ミリ秒の有効範囲変化は0.055mであり、衝突までの時間は0.09秒である。5mの最大検知有効範囲についてのパルス変調器ゲート関数「オン」パルスパルス幅は、33.33ナノ秒である。
速度測定制限は、1ミリ秒のデータ獲得時間内で位置ベクトルデータを獲得し処理する能力により決定される。5mの最大検知有効範囲で物体の検知を確保するために、送信信号及び受信信号間に十分な時間の重なりが生ずるように、パルス幅は延長されなければならない。十分に広い、すなわち単一パルス繰返し周波数サイクル中の保持キャパシタンスを充電することができるビデオ帯域幅について、位置ベクトルデータは、パルス繰返し周波数の4周期で得ることができる。5mの有効範囲での物体は17ナノ秒の重なりを生成するので、遅延を無視する、要求されるビデオ帯域幅は23MHzになるよう示すことができる。パルス繰返し周波数が1MHzの場合、位置ベクトルデータの獲得に要する時間は4マイクロ秒である。
ドップラ周波数を不明確に決定するために、2方向位相の最大変化は2πラジアンであり、4マイクロ秒のデータ獲得時間に対する最大速度は毎秒1554mである。自動車システムにおいてこのような速度に遭遇することはありそうもない。帯域幅を小さくして検知の可能性をより大きくすることと、測定の正確さとの間には二律背反が生じ得る。このため、時速250kmの最大速度に対しては、最小の獲得時間は約90マイクロ秒である。従って、1MHzのパルス繰返し周波数ではベクトルの4成分の各々に約20サンプルが使用でき、また、ビデオバンドは単一パルス獲得に対して20というファクタだけ減少できる。さらに、レーダ有効範囲等式は、以下のパラメータ条件で作動検知有効範囲に近似するのに使用してもよい。
Figure 2005515445
ここで、Ptは送信電力(0.001ワット)、Gtは送信アンテナゲイン(10)、Grは受信アンテナゲイン(10)、ラムダは作動波長(0.0124m)、Fsは前端ノイズ指数(10)、σは物体レーダ断面(5mm2)、Tは絶対温度(300K)、kはボルツマン定数(1.38*10-23J/K)、αは要求されている検知SN比、Bnはシステムの伊豆帯域幅(5MHz)である。これらのシステムパラメータに対して、式6は約8.8mの作動検知有効範囲と、5mで約24.7dBのSN比を示す。このシステムと共に使用できる他の用途には、周囲安全システム及び電気フェンスが含まれる。
図4(A),(B)及び(C)は、図1に示されたセンサ前端100での使用に適する二重モードミキサの3実施形態を示す。図4(A)は、第1バラン404及び第2バラン408並びに4ダイオードリング406を具備する二重平衡ミキサ(DBM)400である。
図4(B)は、図1に示されたセンサ前端での使用に適する二重モードミキサの別の実施形態を示す。ミキサ420は単一平衡ミキサである。単一平衡ミキサ420は、第1入力ポート107及び第1入出力ポート111の間に、バラン424からダイオード421,423を横切るバイポーラドライブ信号に関連したヌルにより固有絶縁を有する。インダクタ430は、第1入出力ポート111からの高周波エネルギーが第1出力ポート117に入らないように設けられる。キャパシタ428は、ダウンコンバートされたベースバンドビデオ信号が第1入出力ポート117を通って送信されないように付加されている。
図4(C)は、図1に示されたセンサ前端での使用に適する二重モードミキサ108として作用できる直交ハイブリッドミキサ440を示す。直交ハイブリッドは、一端子での入力信号をハイブリッドの反対側の端子の出力である2信号に分割するデバイスである。2つの出力信号は、入力信号の半分の電力を有するのが代表的であり、互いに位相が90°ずれている。任意のポートが入力ポートとして使用可能であり、他のポートは直交ハイブリッドの公知特性に従って応答する。このようにして、局在発振器及び入力信号の各々が適当なミキサダイオードを使用して混成するための出力ポートに設けられるので、ポート間を通る信号のよる送信の間、及びミキサとして受信する間、直交ハイブリッドを使用することができる。
図4(C)に示されるように、直交ハイブリッド440は、第1信号107を受信する局在発振器入力と代表的に称される第1ポート442を具備する。直交ハイブリッド440は、移相器110に結合され移相器110に信号111を供給し又は移相器110から信号111を受信する第2ポート444をさらに具備する。ポート446,448は、接地451に結合されたミキサダイオード450,452に結合されている。ポート446,448は、インダクタ454,456をそれぞれ介して保持キャパシタ114を信号伝達し、信号117を供給するようさらに結合されている。
図5は、本明細書に記載されたセンサ前端との使用に適する移相器110の一実施形態を示す。移相器110は、4端子502,504,505,507を有する直交ハイブリッド506を具備し、端子502は入力端子として任意に設定される。上述したように、直交ハイブリッドは、一端子での入力信号を、ハイブリッドの反対側の端子にある出力である2信号に分割するデバイスである。2出力信号は、入力信号の電力の半分を有し、互いに位相が90°ずれているのが代表的である。図示された実施形態において、端子502における入力信号は、端子505,507で分割され位相がずれている。信号が端子502における入力である場合、端子505,507に現れる任意の反射は、ハイブリッドを通って伝搬し、端子502,504における出力である。このため、端子505,507に結合された任意の伝送線又は回路要素のインピーダンス及び反射率は、直交ハイブリッド506への反射を起こし、端子504における出力として端子502における信号入力の位相ずれバージョンを提供することができる。伝送線508,510は、問題の周波数で1/4波長であり、終端インピーダンス用のインピーダンス変換器として作用する。移相制御信号は、端子522への入力であり、PINダイオード512,514をオンにするか又はオフにするよう作用する。1/4波長の端子端がPINダイオードで短絡すると、接地への伝送線508,510は、反射率1となり、2伝送線への入力で殆ど無限のインピーダンスとなる。PINダイオード512,514がオフになる場合、「オフ」状態のPINダイオードの寄生リアクタンスは、1/4波長伝送線508,510によりそれぞれ変換される。
図6は、図1に示されたセンサ前端と共の使用に適するブロードバンドサンプリング回路を示す。図6に示される回路は、高速バイポーラサンプリングパルス611,613を使用して、ダイオード620,630を迅速にオン及びオフにして入力636に現れる信号をサンプリングし、ノード626にサンプリングされた出力を供給する。高速サンプリングパルス611,613の発生に適するパルス発生器は、非常に迅速な変換時間を有する、すなわち逆バイアスが印加される際に導電状態から非導電状態に迅速に切り換える段回復ダイオード(step recovery diode)614を具備する。ドライバ604からドライブ信号が減少すると、SRDがオフに切り換わり、素早い負のパルスがキャパシタ618,632に供給される。キャパシタは、負のパルスを識別し、パルス611,613を供給する。
図7は、センサ前端用の別のアーキテクチャを示す。特に、センサ前端700は、I信号成分及びQ信号成分の獲得を同時に可能にするために、分離した同相チャンネル及び直交位相チャンネルを有する。本実施形態は、整合した振幅及び分離した送信アンテナ710及び受信アンテナ726を有する直交位相チャンネルを使用する。本実施形態において、移相器は不要である。また、Iチャンネルデータ及びQチャンネルデータを同時に獲得することにより、I測定及びQ測定の間の時間に物体の移動による固有エラーが少ない位置ベクトルのより速い獲得が無くなる。さらに、図1に示される実施形態程度の送信電力レベルを確立するために送信信号を要しないので、より大きな送信電力を利用できる。サンプルを獲得する方法論は図2及び図3に示されたものと同一であり、図4(A)ないし図6に示された回路は、図7に示された実施形態において構成要素回路として使用可能である。より大きな送信電力が使用できるので、より大きな有効範囲検知が得られ、特定の5m有効範囲でのSN比の増加も得られる。
上述したように、有効範囲識別は、送信パルス幅の一関数である。図1ないし図7に示された実施形態では、送信パルス幅は特定有効範囲セルを調べるために変更可能である。例えば、短距離に相応した短いパルスは、最初は接近有効範囲に使用可能であるので、センサにより近い物体は最初に検知可能である。パルス幅が増加すると、より大きな範囲セルが物体検知範囲内に入るので、特定有効範囲の物体は識別可能であり、物体範囲識別のより精確な決定が行われる。
当業者であれば、センサ前端用の上述の方法及び装置の変形及び変更をさらに理解すべきである。従って、本発明は、特許請求の範囲の真髄のみにより限定されるものと見るべきである。
速度測定用のセンサ前端の一実施形態を示すブロック図である。 図1に示された実施形態に使用される種々の波形を示すタイミングチャートである。 図1に示されるIチャンネル及びQチャンネル用の位置ベクトルを表わす図である。 (A)は本発明での使用に適するミキサの一実施形態を示す図であり、(B)は本発明での使用に適するミキサの別の実施形態を示す図であり、(C)は本発明での使用に適するミキサの別の実施形態を示す図である。 本発明での使用に適する移相器回路を示す概略図である。 本発明での使用に適するサンプラモジュールを示す概略図である。 速度測定用のセンサ前端の別の実施形態を示すブロック図である。
符号の説明
100,700 センサ前端
104 パルス変調器
106 パルス発振器
108 二重モードミキサ
110 移相器
112 アンテナ
116 前置増幅器
117 保持キャパシタ
118 サンプルモジュール
121 センサ信号
122 物体
123 反射信号

Claims (16)

  1. 有効範囲に基づいて物体を識別するためのセンサであって、
    センサ信号を送信すると共に反射信号を受信するための共通開口を有するアンテナと、
    所定の持続時間を有する第1信号を供給するよう構成及び配置された第1信号モジュールと、
    該第1信号モジュール及び前記アンテナに結合されたミキサモジュールとを具備し、
    前記第1信号の一部が、前記ミキサにより前記アンテナに通過すると共に前記アンテナから送信され、
    前記物体が存在する場合、前記アンテナを介して前記物体からの反射信号を受信し、
    前記ミキサは、受信された前記反射信号及びパルス化された第1信号が前記ミキサ内に同時に存在する場合、前記パルス化された第1信号及び前記受信された反射信号が混成された信号出力を供給するように構成及び配置されていることを特徴とするセンサ前端。
  2. 前記センサ前端は、第1ポート及び第2ポートを有する移相器をさらに具備し、
    前記第2ポートは前記アンテナに結合され、
    前記移相器は、前記第2ポートで前記アンテナから受信された反射信号の位相を選択的にシフトすると共に位相がシフトされた反射信号を前記第1ポートからの出力として供給するよう構成及び配置され、
    所定の信号持続時間及び所定のパルス繰返し周波数を有するパルス化第1信号を供給するパルス化信号源を具備し、
    前記第1信号は、第1周波数及び第1位相を有し、
    前記ミキサモジュールは、第1ポート、第2ポート及び第3ポートを有する二重モードミキサと、前記第3ポートに結合された入力及び前記物体の存在及び不存在を示す出力を有する受信器とを具備し、
    前記第1ポートは、前記パルス化信号源に結合されて前記第1信号を受信し、
    前記第2ポートは、前記移相器の前記第1ポートに結合され、
    前記二重モードミキサは、前記第1ポートから前記第2ポートまで前記第1信号の一部を送信すると共に前記第2ポートからの出力として前記第1信号の送信された部分を供給するよう構成及び配置され、
    前記移相器は、前記第1ポートで前記第1信号の前記送信された一部を受信し、前記第1信号の前記送信された一部の位相を選択的にシフトし、送信された位相ずれ第1信号を前記第2ポートからの出力として供給し、
    前記アンテナは、前記送信された位相ずれ第1信号を受信すると共に該送信された位相ずれ第1信号を前記センサ信号として送信し、
    前記物体が存在する場合、前記アンテナは、前記物体からの前記反射信号を受信すると共に前記移相器の前記第2ポートに前記反射信号を供給し、
    前記移相器は、前記第2ポートで前記反射信号を受信し、該反射信号の位相を選択的にシフトすると共に前記第1ポートからの出力として位相ずれ反射信号を供給するよう構成及び配置され、
    前記二重モードミキサは、前記第2ポートで前記位相ずれ反射信号を受信し、該位相ずれ反射信号を前記パルス化信号源により供給される前記パルス化第1信号と混成し、前記第3ポートからの出力として混成された信号を供給するよう構成及び配置され、
    前記混成された信号が供給され、前記物体が前記所定の信号持続時間の半分と光速との積より小さい有効範囲を有する場合にのみ前記物体が検知され、その結果、前記位相ずれした反射信号は、前記パルス化第1信号の少なくとも一部と同時に前記に銃モードミキサに存在することを特徴とする請求項1記載のセンサ前端。
  3. 前記移相器は、前記第1信号の前記送信された部分及び前記反射信号との間に合計90°の位相ずれを選択的に提供し、この結果、同相信号及び直交位相信号が形成されることを特徴とする請求項2記載のセンサ前端。
  4. 前記移相器は、前記第1信号の前記送信された部分には45°の位相ずれを、前記反射信号には45°の位相ずれを選択的に提供することを特徴とする請求項3記載のセンサ前端。
  5. 前記移相器は、前記第1信号の前記送信された部分には90°の位相ずれを、前記反射信号には0°の位相ずれを選択的に提供することを特徴とする請求項3記載のセンサ前端。
  6. 前記移相器は、前記第1信号の前記送信された部分には0°の位相ずれを、前記反射信号には90°の位相ずれを選択的に提供することを特徴とする請求項3記載のセンサ前端。
  7. 前記パルス化信号源は、前記所定の信号持続時間及び前記パルス繰返し周波数を有するパルス変調信号を供給するパルス変調器と、該パルス変調器に結合され、前記パルス変調信号の前記所定持続時間用に前記第1信号を供給することにより、前記パルス変調信号に応答する発振器とを具備することを特徴とする請求項2記載のセンサ前端。
  8. 前記二重モードミキサは二重平衡ミキサであることを特徴とする請求項2記載のセンサ前端。
  9. 前記二重モードミキサは単一平衡ミキサであることを特徴とする請求項2記載のセンサ前端。
  10. 前記二重モードミキサは直交ハイブリッドミキサであることを特徴とする請求項2記載のセンサ前端。
  11. 前記受信器は、
    前記二重モードミキサの第3ポート及び電圧参照ノードの間に結合され、前記混成信号の少なくとも一部を保存する保持キャパシタと、
    前記保持キャパシタに結合され、前置増幅された混成信号を出力として供給する前置増幅器と、
    該前置増幅器に結合され、前記前置増幅された混成信号をサンプリングし且つ該サンプリングされた前置増幅された混成信号をセンサ出力信号として供給するサンプルモジュールと
    を具備することを特徴とする請求項2記載のセンサ前端。
  12. 前記サンプルモジュールに結合され、前記センサ入力信号を受信すると共に出力として前記物体の位置を示す信号を供給する信号処理モジュールをさらに具備することを特徴とする請求項11記載のセンサ前端。
  13. 前記信号処理モジュールは、第2出力として前記物体の速度を示す信号を供給することを特徴とする請求項12記載のセンサ前端。
  14. 前記第1周波数はマイクロ波レンジであることを特徴とする請求項2記載のセンサ前端。
  15. 前記第1周波数はミリ波レンジであることを特徴とする請求項2記載のセンサ前端。
  16. 有効範囲に基づいて物体を識別する方法であって、
    所定の持続時間を有するパルス化第1信号を供給する工程と、
    前記物体が存在する場合、アンテナからの前記パルス化第1信号を送信する工程と、
    前記物体から反射信号を受信する工程と、
    前記パルス化第1信号及び受信された前記反射信号をミキサに供給し、その結果、前記受信された反射信号及び前記パルス化第1信号の一部が前記ミキサ内に同時に存在すると、前記ミキサは混成された信号出力を供給する工程と
    からなることを特徴とする物体識別方法。
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