JP2005512558A5 - - Google Patents

Claims (19)

1. 表１〜１０に概説された配列からなる群から選択されたヌクレオチド配列を含む、組換え核酸。
2. 請求項１に記載の組換え核酸を含む、宿主細胞。
3. 請求項２に記載の組換え核酸を含む、発現ベクター。
4. 請求項３に記載の発現ベクターを含む、宿主細胞。
5. 表１〜１０に概説された配列からなる群から選択された配列を含む、核酸配列によりコードされたアミノ酸配列を含む、組換えタンパク質。
6. 薬剤候補をスクリーニングする方法であって、該方法は、以下：
   ａ）表１〜１０に概説された配列またはそのフラグメントからなる群より選択された核酸配列を含む、癌関連性（ＣＡ）遺伝子を発現する細胞を提供する工程；
   ｂ）薬剤候補を該細胞に添加する工程；および
   ｃ）該ＣＡ遺伝子の発現における該薬剤候補の効果を決定する工程、
   を包含する、方法。
7. 前記決定する工程は、前記薬剤候補の非存在下における発現レベルと、該薬剤候補の存在下における発現レベルの比較を包含する、請求項６に記載の方法。
8. ＣＡタンパク質（ＣＡＰ）に結合し得る生物活性因子をスクリーニングする方法であって、該ＣＡＰは、表１〜１０に概説された配列からなる群より選択された核酸配列を含む核酸によりコードされ、該方法は、以下：
   ａ）該ＣＡＰおよび候補生物活性因子を合わせる工程；および
   ｂ）該候補因子と該ＣＡＰとの結合を決定する工程、
   を包含する、方法。
9. ＣＡタンパク質（ＣＡＰ）の活性を調節し得る生物活性因子をスクリーニングする方法であって、該ＣＡＰは、表１〜１０に概説された配列からなる群から選択された核酸配列を含む核酸によりコードされ、該方法は、以下：
   ａ）該ＣＡＰおよび候補生物活性因子を合わせる工程；および
   ｂ）該ＣＡＰの該生物活性における該候補因子の効果を決定する工程、
   を包含する、方法。
10. 候補癌薬剤の効果を評価するためのキットであって、該キットは、以下：
    ａ）患者に該薬剤を投与するための手段；
    ｂ）該患者から細胞サンプルを取り出すための手段；および
    ｃ）表１〜１０に概説された配列からなる群より選択された核酸配列を含む、遺伝子の発現または活性の変化を決定するための手段、
    を備える、キット。
11. 癌腫を診断するためのシステムであって、該システムは、以下：
    ａ）第１の個体の第１の組織型における、表１〜１０に概説された配列からなる群より選択された核酸配列を含む、一つ以上の遺伝子の発現を決定するための手段；および
    ｂ）該遺伝子の発現と該第１の個体に由来する第２の正常な組織型または第２の罹患していない個体に由来する正常な組織型とを比較するための手段；
    を備え、
    該発現の相違は、該第１の個体が癌腫を有することを表す、システム。
12. ＣＡタンパク質（ＣＡＰ）の活性を阻害する方法であって、該ＣＡＰは、表１〜１０に概説された前記配列からなる群より選択された核酸配列を含む核酸によりコードされ、該方法は、阻害因子と該ＣＡＰとを結合させる工程を包含する、方法。
13. ＣＡタンパク質（ＣＡＰ）の阻害因子を含む、癌腫を処置するための薬学的組成物であって、該ＣＡＰは、表１〜１０に概説された配列からなる群から選択された核酸配列を含む核酸によってコードされる、薬学的組成物。
14. ＣＡタンパク質（ＣＡＰ）の効果を中和する方法であって、該ＣＡＰは、表１〜１０に概説された配列からなる群から選択された核酸配列を含む核酸によりコードされ、該方法は、中和をもたらすのに十分な量で該ＣＡＰタンパク質と該ＣＡＰタンパク質に特異的な因子とを接触させる工程を包含する、方法。
15. 表１〜１０に概説された配列からなる群から選択された核酸配列を含む核酸によりコードされたタンパク質と特異的に結合するポリペプチド。
16. 表１〜１０に概説された配列からなる群より選択された核酸配列を含む核酸によりコードされたタンパク質と特異的に結合する抗体を含む、請求項１５に記載のポリペプチド。
17. 表１〜１０に概説された配列またはそれらのフラグメントの核酸からなる群より選択された、一つ以上の核酸セグメントを含む、バイオチップ。
18. 個体の少なくとも一つのＣＡ遺伝子を配列決定する手段を備える、癌腫または癌腫の性質を診断するためのシステムであって、該遺伝子の配列決定は、癌を示すかまたは癌の傾向を示す、システム。
19. ハイブリダイゼーションに適した条件下で、ゲノムＤＮＡサンプルに対する投与のために処方されるＣＡ遺伝子プローブを含む、ＣＡ遺伝子コピー数を決定するためのキット。