JP2005511902A - 材料をウェブに塗布する方法および装置 - Google Patents

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Abstract

追加材料でストライプを付けられるウェブの製造方法および装置であって、ベースウェブのシートを形成し、シートを第一経路に沿って移動させる第1スラリー供給源、およびベースウェブの移動シート上に第2スラリーを繰り返し排出するように操作される移動オリフィスアプリケータを含む。移動オリフィスアプリケータは第1経路を横切って第2スラリーのリザーバを確立するように配置されたチャンバボックス、チャンバボックスを通って受けられるエンドレスベルトであってスロットオリフィスを有するエンドレスベルト、オリフィスをエンドレス経路に沿って繰り返しチャンバボックスを通って連続的に移動しかつエンドレスベルト上で作動する駆動装置を含む。オリフィスはリザーバと連通してベースウェブの追加材料の帯として第2スラリーを排出する。スロットオリフィスはベルトの走行方向に対して角度を付けられ互いに平行になるようにベルトに沿って離間され方向づけられる。

Description

発明の詳細な説明
技術分野
本発明は、追加材料の所定のパターンをベースウェブに、好ましくはストライプの形態で、塗布する方法および装置に関し、より詳細には追加材料の縞模様領域を有するシガレットペーパーの生産方法および装置に関する。
背景技術
追加材料のパターンで、ペーパーウェブを印刷またはコーティングする技術が開発されている。これらの従来の技術には、グラビアプレス、ブレードコーティング、ローラーコーティング、シルクスクリーンおよびステンシルが含まれる。
Bogardyに対する米国特許第4968534号は、インク等の塗布中に連続ステンシルがペーパーウェブと緊密に接触するステンシル装置について記載する。この装置は、インクの塗布に先立って、ステンシルを通じて空気を吸引する処置を含む。機械的処置としては、パターンを変更するために、ステンシルを変更しなければならない。加えて、このような装置は製紙機械のウェットエンドでは機能不可能である。
これに関連した、同一出願人による米国特許第5534114号では、長く延びた「キャビティブロック」またはチャンバと、下部横移動がチャンバの底部に沿って行われる有孔エンドレスベルトとを含む移動オリフィスアプリケータの実施形態が開示されている。チャンバはウェブ形成装置(フォードリニアワイヤー等)を横切って斜めに位置付けられる。動作中は、エンドレスベルトがチャンバの底部を通って一巡する間、材料の複数のストリームがチャンバの下から発生して、チャンバの下を通過するウェブに当たるように、追加材料のスラリーが連続してチャンバに供給される。その結果、追加材料の帯がウェブに繰り返し塗布される。その帯の方向、幅、厚さおよび間隔はすべて、移動するウェブに対するエンドレスベルトの相対速度および方向により決定される。
好ましくは追加材料のパターンはウェブの全スパンに亘って、一貫した生産品になるように、可能な限り均一に塗布される。同一出願人による米国特許第5997691号では、l0〜20フィート以上の幅を有するフォードリニア機械と共に使用できるスラリーアプリケータが開示されている。
シガレット製紙技術では、従来から、フォードリニア製紙機械上でシート状のペーパーを1200〜1400フィート/分の速度で運搬する。それに対して、包装紙および筆記用紙等のシートペーパーを生成する際に、機械は約2500フィート/分の速度で運転される。特定用紙はより低速で運転される。縞模様のペーパーの特徴および製紙技術を含む開示が本明細書に援用される、同一出願人所有の米国特許第5417228号、第5474095号および第5534114号(同一出願人所有の欧州特許公開第486213 A1号、第532193 A1号および第559453 A1号も参照)に記載されるもの等、縞模様のペーパーは400〜600フィート/分の速度で生産される。実際には、追加スラリー材料の5〜6mm幅の帯を有する縞模様シガレットペーパーは、ベルトが3/32インチ径の丸い孔を有する移動オリフィス装置を使用して、約500フィート/分の速度でフォードリニア機械上で生産される。ペーパーシートの速度が増加すると、帯を生成するのに使用される材料の高速かつより高い原料フローのために、帯幅が増加することがわかった。また、帯幅を減らす目的で原料フローを低減させると、結果的には縞模様領域の追加重量が少なくなることもわかった。生産高を増加させるためには、高生産速度で所望の帯幅と追加重量を達成する移動オリフィスアプリケータを提供することが望ましいであろう。
本発明の目的
従って、本発明の目的は、高速で進むシート上に移動オリフィスアプリケータからスラリーを塗布する際、均一性を提供することにある。
本発明の他の目的は、所定の公差レベル内の帯幅および追加重量で、スラリー材料の帯をシートに塗布することにある。
発明の開示
これらおよび他の目的は本発明で達成され、本発明の態様は追加材料の縞模様領域を有するウェブ、より詳細には、ペーパー上に追加される追加セルロース系材料のストライプを有するシガレットペーパーの生産方法および装置を含む。好適な方法は、第1のスラリーを確立する工程と、第1の経路に沿ってベースウェブシートを移動しつつ第1のスラリーをシート形状に敷くことによりベースウェブを生成する工程を含む。方法は、第2のスラリーを生成する工程と、ベースウェブの上にストライプを確立するように第2のスラリーを繰り返し排出する工程とをさらに含む。最後の工程それ自身は、第1の経路を横切った第2のスラリーのリザーバを確立する工程と、エンドレス経路に沿ってスロットオリフィスを有するベルトを移動させる工程であって、そのエンドレス経路は、オリフィスがリザーバと連通する、リザーバに沿ったエンドレス経路部分を含む工程と、敷かれた第1のスラリー上にリザーバからオリフィスを通って第2のスラリーを排出する工程と、を含む。
本発明の上記および他の目的ならびに利点は、添付の図面と共に見て、下記の詳細な記述の考察で明らかになるであろうが、全体を通して同じ参照文字は同じ部分を示す。
図面の簡単な記述
図1Aは、本発明の好適な実施形態により構成される製紙機械の斜視図である。
図1Bは、本発明の方法論および装置により構成されるペーパーの斜視図である。
図1Cは、図1Bのペーパーで構成されるシガレットの斜視図である。
図2は、本発明の好適な実施形態により構成される移動オリフィスアプリケータの側面図である。
図3Aは、図2のアプリケータの分離斜視図である。
図3Bは、図3Aの二方向の矢印B−B方向から見たアプリケータのトラッキング制御システムの平面図である。
図4は、図2の線IV−IVに沿ったチャンバボックスの断面図である。
図5は、図2で示したアプリケータのエンドレスベルトの詳細な斜視図である。
図6は、図2のアプリケータのチャンバボックスの他の実施形態の詳細な部分断面図である。
図7A、図7Bおよび図7Cは、典型的なスロット付きベルト配置の詳細を示し、図7Aは、複数のスロット孔を有するベルトの平面図を示し、図7Bは個々のスロット孔の平面図を示し、図7Cは図7Cで示すスロット孔の側断面図を示す。
好適な実施形態の詳細な説明
図1Aを参照すると、本発明の好適な実施形態は、シガレットペーパー製造機械2を含み、このシガレットペーパー製造機械2は、好ましくはフォードリニアワイヤー6の一方の端に作用可能に位置付けられるヘッドボックス4と、ヘッドボックス4と連通するランタンク8等の供給原料スラリーの供給源と、デイタンク12等の他のスラリー供給源と作用可能に連通する移動オリフィスアプリケータ10とを含む。
ヘッドボックス4は、フォードリニアワイヤー6上にセルロース系パルプを敷くのに典型的に製紙業界で使用されるものでよい。通常は、ヘッドボックス4は複数の導管14を通じてランタンク8に連通されている。好ましくは、ランタンク8からの供給原料は、シガレットペーパー製造業界では一般的に使用される精製麻または木材パルプ等の精製セルロース系パルプである。
フォードリニアワイヤー6は、図1Aのほぼ矢印16の方向の経路に沿ってヘッドボックス4から敷かれたスラリーパルプを運ぶ。フォードリニアワイヤー6上では、重力の影響で、およびある場所では、シガレットペーパー製造技術においてすでに確立され実施されているようにフォードリニアワイヤー6に沿った種々の位置において真空ボックス18の助けを借りて、水がワイヤー6を通りパルプから排水される。フォードリニアワイヤー6に沿ったある地点では、十分な水がベースウェブパルプから除去され、スラリーの風合いが光沢のある、湿った外観の風合いから仕上がったベースウェブにより近い表面外観(但し、塗れた状態である)へと変換する、一般的に乾燥ライン20と呼ばれるものを確立する。乾燥ライン20およびその周辺では、パルプ材料の含水率はおよそ85から90%であり、これは稼動状態等により変化しうる。
乾燥ライン20の下流で、ベースウェブ22はクーチロール24でフォードリニアワイヤー6から分離する。そこから、フォードリニアワイヤー6はそのエンドレス経路の帰路を続ける。クーチロール24を超えて、ベースウェブ22は、さらにベースウェブ22を乾燥およびプレスして、表面調整を行って所望の最終含水率および風合いにする製紙システムの残りを進む。このような乾燥装置は製紙技術では周知であり、乾燥フェルト26などを含み得る。
図1Aおよび図2の両図を参照すると、移動オリフィスアプリケータ10は、フォードリニアワイヤー6の経路を斜めに横切る関係で、追加スラリーのリザーバを確立するための長く延びたチャンバボックス30を含むことが好ましい。移動オリフィスアプリケータはまた、エンドレス有孔スチールベルト32を含み、ベルト32の進路は駆動輪34、移動オリフィスアプリケータ10の最高点にある案内輪36およびチャンバボックス30の駆動輪34とは反対の端にある従輪38の回りを導かれる。エンドレスベルト32はチャンバボックス30の底部を通って導かれ、その後、チャンバボックス30を出て、クリーニングボックス42を通り、駆動輪34に向かって移動し、残り迂回路に沿って進み続ける。
ベルト32の各スロットオリフィス44(図5)はチャンバボックス30の底部を通過しながら、オリフィス44はチャンバボックス30において確立されたスラリーのリザーバと連通される。かかる際に、スラリーのストリーム40は、オリフィス44がチャンバボックス30の長さを横断する間、オリフィス44から排出される。排出ストリーム40は、移動中のオリフィス44の下を通るベースウェブ22の上に当たり、ベースウェブ22上に追加(additional(add−on))材料のストライプを生成する。ベルト32の動作速度はレイアウトにより異なり得るが、好適な実施形態では、フォードリニアワイヤーがおよそ分速800フィート以上(例えば、1000から3000フィート/分)で移動し、チャンバボックス30がベースウェブ22の移動方向に対してある角度に方向付けられている場合は、ベルトは分速1500フィート以上で駆動される。ベルト32に沿ったオリフィス44の間隔およびベルト32の動作速度は、複数のストリーム40および40’が移動オリフィス塗布の動作中にチャンバボックス30の下から同時に放出するように、選択される。ベースウェブ22の経路16に対する移動オリフィスアプリケータの斜めの方向付けおよびフォードリニアワイヤー6およびエンドレスベルト32の相対速度のために、追加材料の各ストリーム40は、ベースウェブ22上に追加材料のストライプを生成することとなる。ベルトの速度およびアプリケータ10の角度を調整することにより、移動オリフィスアプリケータ10は、ベースウェブ22の長手方向の縁に対して法線方向に方向付けられた、追加材料のストライプを繰り返し生成することができる。必要に応じて、角度および/または相対速度を変えて、ベースウェブ22の縁に対して斜めの角を成すストライプを生産し得る。
特定オリフィス44は、チャンバボックス30から出た後、クリーニングステーション42で、ベルト32のオリフィス44の周りの隣接部分を浄化して、混入した追加スラリーを取り除き、その後オリフィスはエンドレスベルト32の巡行に沿って進行して、再びチャンバボックス30に入り、ベースウェブ22上にストライプの塗布を繰り返す。
特に図1Aを参照すると、移動オリフィスアプリケータは、ベースウェブ22がベースウェブスラリーの局所質量全体に亘って追加材料が薄く分散しすぎることなく、追加材料を受けることができるような状態にある、乾燥ライン20の下流位置で、フォードリニアワイヤー6を斜めに横切って位置することが好ましい。その位置では、ベースウェブ22は、追加スラリーがベースウェブ22に追加材料を結合させ、一体化させるのに十分な程度に浸透する(水素結合を確立する)ように、十分な含水率(およそ85〜90%)を保持する。
好ましくは、真空ボックス19は、フォードリニアワイヤー6に局部的な支持を提供し、追加スラリーのベースウェブ20への結合・一体化を促進するように、移動オリフィスアプリケータ10のチャンバボックス30の下に同延に位置付けられる。真空ボックス19は、製紙業界において一般的に使用される設計(真空ボックス18の設計等)に従って構成される。真空ボックス19は相対的に中度の真空レベルで、好ましくはおよそ60インチ以下の水で運転される。任意に、さらなる真空ボックス18’が移動オリフィスアプリケータ10の下流に位置付けられ、追加スラリーが原因となり得るさらなる量の水を除去し得る。追加材料からの水の除去の多くは、およそ22〜25インチの水銀の真空が加えられるクーチロール24で発生することがわかっている。
移動オリフィスアプリケータ10は、好ましくは縦材48および48’を含むフレームワークによりフォードリニアワイヤー6の上の所定の位置で支持され、縦材48および48’は止め具を含み、移動オリフィスアプリケータ10がフォードリニアワイヤー6より上の所望の位置に対して一貫して低くなるように、好ましくはチャンバボックス30の底部が、フォードリニアワイヤー6上のベースウェブ22のおよそ1〜2インチ、好ましくは1.5インチ未満上になるようにする。
好ましくは、チャンバボックス30は、チャンバボックス30の対向する端部50および50’がベースウェブ22の縁を超えて延びるような長さである。チャンバボックス30が過剰に延びることにより、ベースウェブ22を横切ってストリーム40が追加材料を堆積する間、確実に、チャンバボックス30の端部で生じて存在するいかなる流体の切れ目も排出ストリーム40に影響を与えることのないようにする。かかる配置により、チャンバボックス30の端から放出する逸脱したいかなる噴霧も、クーチロール24で、またはその周辺で切り取られたベースウェブ22の縁部分上に発生することとなる。
移動オリフィスアプリケータ10用の支持フレームワークの縦材48および48’のいずれかまたは両方は他方の回りに旋回し、フォードリニアワイヤー6に対するアプリケータ10の角形成を調整し得る。但し、支持フレームワークの縦材48および48’は特定の位置に固定可能であり、エンドレスベルト32の速度は製紙機械2の稼動状態の変化に応答して調整可能である。
チャンバボックス30は、チャンバボックス30に沿って離間した位置でデイタンク12から追加スラリーを受け取る。チャンバボックス30の長さに沿ったベルト22のポンプ作用および他のフロー障害が局部的および連続的に補正され、チャンバボックス30全体に亘って圧力の所望の均一性を得るように、フロー流通システム60、圧力監視システム62およびプログラム可能論理制御器64の相互作用により、チャンバボックス30の長さに沿って均一な圧力が維持可能である。主循環パルプ15は、デイタンク12からフロー流通システム60へスラリーを供給する。制御器がどのように起動して、チャンバボックス30に沿って均一な圧力を維持するかに関する詳細は、本明細書でその開示が援用される同一出願人による米国特許第5997691号で見出すことができる。
図2および図3Aを参照すると、駆動輪34は、駆動ベルトにより駆動輪34に作用可能に接続される可変速度モーター52により駆動される。好ましくは、モーター52は移動オリフィスアプリケータのフレームワークにより支持され、モーター52と駆動ベルトは共に筺体53内に収納され、駆動輪34の駆動システムに入ってくる、そうでなければ駆動システムから吹き飛ばされ得るいかなる異物(スラリーの屑等)も捕らえる。好ましくは、モーターはDynapa Tach 91モジュラーエンコーダを有するAllen−Bradley 1329C−B007NV1850−B3−C2−E2モデル、7.5hpである。もちろん、関連技術における当業者には既知である他のタイプ及びモデルのモーターも本用途に適するであろう。
駆動輪34は、ベルト32がチャンバボックス30を通って引っ張られるように、ベルト32の進路に沿ってチャンバボックス30の上流に位置付けられることが有利である。長く延びたチャンバボックス30の長さ全体に亘って、ベルト32が密接に装着されることにより、大幅な進路安定性が得られる。但し、案内輪36に隣接する位置での赤外線近接センサー54の設置により、進路巡行中のベルト32のトラッキングの正確な制御を行うことができる。赤外線近接センサー54は、エミッタ56およびセンサー58を含むことができ、エミッタ56およびセンサー58はベルト32の縁の一方に対して相互に位置合わせされており、ベルトが意図されたコースから側方に逸れた場合、エミッタビームへの縁の干渉の相対的増加または低減により、センサーからの信号は影響を受ける。センサー58と通信する制御器59を使用して、センサー58からの信号の変化を解釈して、エミッタ56のビームに対して適切な所定位置にベルト32の縁を戻すように、垂直軸回りの案内輪36の振れを調整することができる。
近接センサー54に適した装置には、オクラホマ州、オクラホマ市のFife Corporationから入手可能なSE−11モデルセンサーが含まれる。
また図3Bを参照すると、案内輪36は、水平配置された機軸36a回りに回転し、機軸36a自身は、空気アクチュエータ61の制御作動によって枢結部57で垂直軸回りに旋回する。アクチュエータ61は、機軸36aの自由端部36bに作用可能に接続され、制御器59から受け取る信号に応答する。好ましくは、枢結部57およびアクチュエータ61は共に、アプリケータ10の動作中はアプリケータ10の全体フレームワークに対して固定される。継手54aは、センサー54と機軸36aの自由端部36bとの間に設けられ、案内輪36の振れが調整されると、センサー54は回転する。継手54aによって、案内輪36が調整を受けると、センサー54は確実にベルト32の縁に最も近接した状態を保つ。
好ましくは、アクチュエータ61および枢結部57は固定された縦ガイド39bおよび39cに沿って垂直方向に変位可能なプレート39a上に取り付けられる。好ましくは、解除可能な垂直付勢がプレート39aに加わり、案内輪36をその作用点に押し付け、エンドレスベルト32の張力を与える。
駆動輪34から案内輪36の上を通り、従輪38に戻るまでのエンドレスベルト32の帰路に沿って、ベルト32は、外筐体68および68’、ならびにトラッキングシステム55の赤外線近接センサー54および制御器59も囲む中央筐体70を含む複数の筐体に囲まれている。筐体68および68’ならびに筐体70は、ベルト32がその巡行の戻り部分を横断する間、ベースウェブ22の上に放出されたスラリーが飛び散るのを防止する。
特に図2を参照すると、筐体68、68’および70およびアプリケータ10の他の種々の構成要素(輪34、36および38;チャンバボックス30;クリーニングボックス42;およびモーター52等)は、平面フレーム部材72により、および/または平面フレーム部材72から支持される。平面フレーム部材72そのものは、保持点73および73’で交差部材(I形梁、箱形梁等)に取り付けられ、その交差部材は、縦材48および48’上で支持される。別の方法では、I形梁部材、箱形梁部材をフレーム部材72の代用として使用し得、チャンバボックス30および他の装置は梁部材から支持される。
図3Aを再び参照すると、いずれの支持配置においても、チャンバボックス30は、離間した2つ以上の調整可能取り付け台77aおよび77bを有した支持部材から吊るされることが好ましい。これらの取り付け台77aおよび77bは、チャンバボックス30が正確に水平になり、フォードリニアワイヤーに対して正確な角を成すように、またチャンバボックス30が正確にベルト32と位置合わせされ、摩擦を最小限にするように、チャンバボックス30の各端の垂直方向および側方向の(図3Aの矢印yおよびxにそれぞれ沿った)調整を可能とする。
図4を参照すると、チャンバボックス30はその底部76にスロット付きベースプレート78ならびに第1および第2の摩耗ストリップ79および80を含み、これらの摩耗ストリップ79および80は、ベースプレート78と協働して1対の対向する長く延びたスロット81および82を画成し、スロット81および82はエンドレスベルト32の縁部分を摺動しつつ受け取る。好ましくは、長く延びたスロット81および82は、ベースプレート78の中央底部に沿って形成されるか、あるいは摩耗ストリップ79および80の少なくとも一部または全体に形成可能であろう。
ベースプレート78の中央スロット84は、チャンバボックス30の端部50および50’に隣接する、チャンバボックス30の境界内で終結する。好ましくは、中央スロット84の各終点は、その位置でのスラリー固体の蓄積を避けるように波形になっている。中央スロット84の幅は最小限にして、チャンバボックス30内の流体がベルト32のポンプ作用にさらされるのを最小限にする。好適な実施形態では、スロット84はおよそ3/8インチ幅であるのに対して、エンドレスベルト32の各オリフィス44の幅は、好ましくはおよそ2/32インチである。
各摩耗ストリップ79および80は、ベースプレート78と同延に、スラリーボックス30の底部76の対向側面に沿って延びる。長く延びるシム86および離間した複数の留め具88(好ましくはボルト)は、摩耗ストリップ79および80をベースプレート78の隣接した、重ね合わせ部分に取り付ける。
ベルト32の各縁部分とスロット81および82との間の公差は、チャンバボックス30の底部76のシールを促進するように最小限にすべきである。但し、ベルト32とスロット81および82との間のはめ合いは、スロット81および82におけるエンドレスベルト32の拘束を助長するほどきつくすべきではない。好適な実施形態では、これらに対処するための考慮は、スロット81および82がエンドレスベルト32を横切って幅方向に、1/16インチの総隙間公差を呈するように構成されたときに、満たされる。ベルトの平面の法線方向に、ベルトは好ましくは0.020インチの厚さを有し、一方スロット81および82は0.023インチの深さである。これらの関係によって、適切なシールの所望のバランスが得られ、またベルト32がチャンバボックス30の底部76を円滑に通過するための必要性が達成される。
好ましくは、摩耗ストリップ79および80は、超高分子量ポリエチレンまたはDalronで構成される。
チャンバボックス30の境界内には、ベースプレート78とチャンバボックス30の各垂直壁91および92との間に画成される隅部に沿って延び、その隅部を埋める、勾配の付いたインサート89および90が含まれる。インサートは好ましくは、垂直壁91および92からベースプレート78の中央スロット84に向かって、45度の傾斜を呈する。この配置によって、チャンバボックス30の境界における流体の停滞を避けられるが、そうでなければスラリーの固形分が蓄積しやすくなり、場合によってチャンバボックス30およびエンドレスベルト32のオリフィス44を詰まらせる。
チャンバボックス30の底部76近傍では、離間した複数の圧力ポート94が、圧力監視システム62とスラリーボックス30の内部とを連通させる。圧力監視システム62の詳細な説明は、その開示が本明細書に援用される同一出願人による米国特許第5997691号で見出すことができる。
チャンバボックス30の上部に沿って、離間した複数の供給ポート96が垂直壁91に沿って位置付けられる。供給ポート96は、フロー流通システム60とスラリーボックス30の内部とを連通させる。好ましくは、供給ポート96はチャンバボックス30の蓋プレート31に近接して位置付けられる。フロー流通システム60の詳細な説明は、その開示が本明細書に援用される同一出願人による米国特許第5997691号で見出すことができる。
供給ポート96は、エンドレスベルト32がチャンバボックス30の底部76を通って横断する部分から上に垂直方向に距離(h)離間する。供給ポート96は、略水平方向にチャンバボックス30内にスラリーを導入する。ポート96を垂直方向に設置し、水平に方向付けることによって、チャンバボックス30の底部76のエンドレスベルト32の領域において、またはその周辺での流体の垂直速度が緩和される。この配置はまた、供給ポート96での流入フローからオリフィス44を通る排出フロー40を分断させる。
好適な実施形態における高さ(h)は、およそ8インチ以上だが、供給ポート96とエンドレスベルト32との間の垂直方向距離(h)は6インチほどでもよい。距離(h)が大きければ、エンドレスベルト32に隣接する流体と供給ポート96での流体の状態との間に障害および相互作用が少なくなる。
スラリーボックス30に亘ってスラリー上に均一な圧力を得るために、供給ポート96の数は適宜調整可能である。上述の実施形態では、供給ポート96は総数12個に達したが、本発明はこれより少ない、または多い流入供給ポート96で機能可能である。供給ポート96の数はいずれかの特定用途の製紙機械の幅によって決定される。供給ポート96間の好ましい間隔は、およそ12インチであるが、それより大きいまたは小さい間隔、例えば8から24インチを用いることができる。
図5を参照すると、エンドレスベルト32に沿った各オリフィス44は、チャンバボックス30内に面したエンドレスベルト44側に隣接した、勾配の付いた部分45を含む。このような配置によって、スラリーの固形分は、アプリケータ10の動作中は、オリフィス44においてまたはその周辺に集まらない。より詳細には、スラリー繊維がオリフィス周辺に集まったり、排出されるスラリーの噴射を逸らしたりしないようにされる。従って、オリフィス44の勾配の付いた部分45はアプリケータ10からのスラリーの一貫した供給を促進し、誤作動やメンテナンスを低減させる。
図6を参照すると、チャンバボックス30’の他の実施形態において、ベースプレート78’と共に、垂直壁91’および92’、ならびに傾斜した勾配の付いた要素89’および90’は、作用端部で長く伸びた摩擦ストリップ79’および80’を支持する伸縮自在アーマチュア100および101と協働する。長く延びた摩擦ストリップはチャンバボックス30’の長さを延び、伸縮自在アーマチュア100および101によってチャンバ30’の各側面に沿って離間した位置で支持される。本実施形態では、摩擦ストリップ79’および80’は、それぞれアーマチュア100および101に搭載され、伸縮自在である。図6において、チャンバボックス30の一方の側面に沿って複数のアーマチュア100が収縮位置で示され、一方チャンバボックス30’の対向する側面に沿った対向するアーマチュア101は、各摩擦ストリップ80’がベースプレート78’に対して付勢されるはめ込み位置で示されている。実際の動作では、アーマチュア100および101は、収縮位置とはめ込み位置との間で、同時に旋回される。
各伸縮自在アーマチュア100および101は、1つまたは1対の垂直フランジ106に枢着される。垂直フランジ106は、好ましくは、摩擦ストリップ79’および80’がベースプレート78’に対して押される、作動しているはめ込み位置から、摩擦ストリップ79’および80’がベースプレート78’およびエンドレスベルト32’から離間した収縮位置に、伸縮自在アーマチュア100および101を移動させるためのアクチュエータ機構107の支持を提供する。アクチュエータ機構107は、好ましくは、アーマチュア100および101のピボットアーム109および110にそれぞれ作用可能に接続されるエアシリンダ108である。伸縮自在アーマチュア100および101を旋回するためにその他の機械的利点が選択可能であり、これは本開示を読めば当業者には容易に明らかであろう。
ゴム状シール104がチャンバボックス壁91’および92’の下部とベースプレート78’との間に設けられ、ベースプレート78’の全周囲に耐流体シールを生成する。
動作中は、チャンバボックス30’の両側面に沿ったアーマチュア100および101のすべてが同時に旋回し、摩擦ストリップ79’および80’は、作動しているはめ込み位置に向かって、またその位置からユニットとして移動される。伸縮自在アーマチュア100および101は、エンドレスベルト32’、摩擦ストリップ79’および80’およびベースプレート78’の迅速で速いメンテナンス、修理および/または交換を促進する。
図2を参照すると、チャンバボックス30を通って進行した後、エンドレスベルト32は、ベルト32によってボックス30から運ばれ得るいかなる混入スラリーも一掃するために配置されるクリーニングボックス42に入る。好ましくは、クリーニングボックス42はブラケット110によって平面フレーム部材72から支持され、またクリーニングボックス42は、バネにより互いに付勢され、ベルト32に向かって中度の正の締め付け作用を生成するように互いに接続される上下プレートを含む。クリーニングボックスのさらなる詳細は、その開示が本明細書に援用される同一出願人による米国特許第5997691号で見出すことができる。
移動オリフィスアプリケータ10を使用したシガレットペーパー生産のためのスラリーの生成は、好ましくは、製紙業界では普及している標準クラフト法を用いた亜麻わら供給原料の蒸解を含むことができる。蒸解工程の後は、漂白工程および一次精製工程と続く。好適な処理過程は、精製スラリーの大部分がヘッドボックス4のランタンク8に導かれる前に二次精製工程を含む。好ましくは、両精製工程は亜麻スラリーの加重平均繊維長がおよそ0.8〜1.2mm、好ましくはおよそ1mmに達するように構成される。好ましくは、ヘッドボックスに供給されるスラリーにおける所望のチョークレベルを確立するように、チョークタンクをランタンク8と連通させることができる。
好ましくは、二次精製工程からのスラリーの一部は、移動オリフィスアプリケータ10による塗布用追加スラリーの生成のための別個の作業ルートに進む。この作業は再循環チェストに精製スラリーを収集することから開始する。精製スラリーは循環チェストに戻る前に、この再循環チェストからマルチディスク精製工程および熱交換工程を含む進路を再循環する。好ましくは、精製工程と熱交換工程を繰り返す間に、スラリーにおける温度の急騰を防ぐ、より好ましくは、およそ135〜1450°Fの範囲で、最も好ましくは、亜麻スラリーにはおよそ1400°Fで、精製工程に最適な温度でスラリーを維持するのに十分な速さで熱をスラリーから除去する。追加スラリーは、およそ−300〜−900ミリリットル°ショッパー・リーグラー(ml°SR)の範囲内の所定値のフリーネス値を得るまで、この工程の進路に沿って再循環される。その範囲の上端が好適である(−750ml°SR近傍)。
負のフリーネス値についての説明は、“Pulp Technology and Treatment for Paper”第2版(1985)、James d’A.Clark,Miller Freeman Publications、カリフォルニア州サンフランシスコ、595ページで見出すことができる。
再循環作業が完了すると、高度精製追加スラリーは、移動オリフィスアプリケータ10と繋がるデイタンク12への供給準備が完了する。移動オリフィスアプリケータ10から、前述のように、高度精製追加スラリーを移動オリフィスアプリケータのチャンバボックス30の長さに沿って流通させる。しかしながら、通常は、さらなる再循環工程を行うことが好ましく、この再循環工程では、追加スラリーは第2のチェストから熱交換器を通ってさらに少し精製を行って、またはまったく精製を行わずに再循環され、デイタンク12およびアプリケータ10に供給される前に追加スラリーにおける所望の最終動作温度(好ましくはおよそ95°F)を得る。従って、熱交換器は、好ましくは、精製器を通って再循環される間、追加スラリーの最適温度を維持することと、アプリケータ10への供給を見越して精製工程の終了時の追加スラリーにおける過剰な熱を除去するという少なくとも二重の目的で機能するように構成される。
第2のスラリーチェストはまた、スラリーのほぼ連続的な生産物も収容する。
好ましくは、再循環進路のマルチディスク精製は、ベロイトダブルマルチディスクタイプ(Beloit double multi−disc types)またはベロイトダブルD(Beloit double D)精製器等の精製器を使用して行われる。再循環進路において使用される熱交換器は、熱交換器を使用しなければマルチディスク精製器により実行される高度精製の結果生じ得るスラリーにおける熱の増加を避ける。好ましくは、熱交換器はDiversified Heat Transfer Inc.の24B6−156モデル(AELタイプ)のような逆流配置である。好適な実施形態に関しては、熱交換器は1時間当たり1.494MM BTUのBTU等級を有するように構成される。
追加スラリーにおける微細繊維レベルはおよそ40〜70%、好ましくは約60%の範囲である。微細繊維の百分率は、長さ0.1mm未満の繊維の割合を示す。
好ましくは、ヘッドボックス4に供給されるスラリー(「ベースシートスラリー」)は、およそ0.5重量%の固形分(より好ましくは、およそ0.65%)であり、一方移動オリフィスアプリケータ10に供給されるスラリー(「追加スラリー」)は、好ましくはおよそ2〜3重量%の固形分濃度である。亜麻パルプに関しては、ヘッドボックス4でのベースシートスラリーにおける繊維のフリーネス値は、好ましくはおよそ150から300ml°SRの範囲であり、一方チャンバボックス30の追加スラリーは、好ましくはおよそ−300〜−900ml°SRの範囲、より好ましくはおよそ−750°SRのフリーネス値である。好ましくは、ベースシートスラリーの固形画分はおよそ50%チョークと50%の繊維であるが、一方追加スラリーでは、その関係は0から10%のチョークと90%以上の繊維である。任意に、追加スラリーは5〜20%のチョーク含有量、好ましくはSpeciality Minerals,Inc.で入手可能なMultiflexを含んでもよく、または追加材料にチョークが含まれなくてもよい。
図1Aを参照してすでに説明したように、追加スラリーはアプリケータ10によってベースウェブに塗布されるとすぐに、さらに水が除去され、シートは乾燥フェルト26を通る通路上で乾かされる。また図1Bを参照すると、製紙処理過程の最後で、ペーパーは、ベースシート部3と、およそ0.15mm〜0.20mmの範囲の加重平均繊維長の高度精製追加セルロース系材料の、均一に塗布され、均一に離間した相互に平行な複数の縞模様領域5とを有して構成される。これらの縞模様領域5では、シガレットペーパーは縞模様領域5間のベースシート3の領域の透過性と比べると、より低い透過性を有する。また、図1Cを参照すると、ペーパーはタバコの柱の回りに巻きつけられ、シガレット7のタバコのロッドを形成する。シガレット7は、縞模様領域では、縞模様領域5間のベースシート3の領域の燃焼速度に比べると遅い燃焼速度を呈することとなる。
好適な実施形態のシガレットペーパー製造機械の動作および方法は亜麻供給原料に関して説明した。装置およびそれに関連の方法論は、硬材および軟材パルプ、ユーカリパルプおよび製紙業界で使用される他のタイプのパルプ等、他の供給原料と共に容易に機能可能である。代用パルプは、平均繊維長の相違など、亜麻とは異なる特徴を有し得、パルプによってはベースシートスラリーの生成において、精製の度合いを調整する必要が生じ得る。代用パルプに関しては、特に亜麻に比べてパルプが非常に短い平均繊維長を示する場合は、精製工程の一方または両方を省くことは許され得る。但し、追加スラリーの生成が満足いくように進行するには、再循環チェストに迂回されるスラリーは、最初の加重平均繊維長が精製亜麻ベースシートスラリーについて前述した加重平均繊維長に近い、すなわちおよそ0.7mm〜1.5mm、より好ましくはおよそ0.8mm〜1.2mmに近いものでなければならない。これらの代替パルプは、同等の所望のフリーネス値(−300〜−900ml°SRの範囲、好ましくはおよそ−750ml°SR)が得られるまで、追加スラリーが精製工程および熱交換工程を通じて再循環される。亜麻と同様に、追加スラリーの高度精製によって、ベルトのオリフィス44における、またはその周辺の繊維の増加が避けられ、ひいてはオリフィス44の噴射の偏向が避けられる。
オリフィス44がチャンバボックス30の底部に沿って通過する間、各オリフィス44から放出する流体ストリーム40のフローはオリフィス44に亘る圧力差に比例するので、流体圧力が確立され、その後、その流体圧力がチャンバボックス30の底部76に沿った各オリフィス44の全行程に沿ってできる限り均一に保持されることが望ましい。スラリー追加材料の適切なフロー制御の詳細は、その開示が本明細書に援用される、同一出願人による米国特許第5997691号で見出すことができる。
本発明が、シートの高速生産中に、シート状のシガレットペーパーのようなシート状材料に縞模様領域を塗布するのに使用するスロットオリフィス装置を提供することは前述からも明らかとなろう。スロットオリフィス装置は、高機械速度(例えば、800フィート/分を超える速度)で動作する傾向にある大容量(例えば8フィート以上の幅)の製紙機械と共に使用可能である。
好適な実施形態では、スラリーアプリケータ10はスロット付きベルト202を含む。スロット付きベルト202は、ペーパーのベースウェブ進行方向16に対して横断するように(好ましくは直角に)延びる状態で、シート状のシガレットペーパーを横切って離間する帯として、チャンバボックス30の下からスラリーを排出する。スロット付きベルトは、互いに離間した、平行なスロットを含む。例えば、スロットは、好ましくはベルトの進行の方向に対して傾斜され、例えば、スロット200は、ベルトの進行方向(またはベルトの中心線cl)に対してスロット200が15〜75°の角度、好ましくは25〜65°の角度(205で示す)を形成する方向に、縦軸203を画成するように長く延ばすことができる。スロットは、好ましくは同じサイズを有し、好ましくはベルト進行の方向に対して同じ角度を有する。スロットの寸法は、所望の動作圧力の所望の流速を得るのに十分なオリフィスの総面積を選択し、同じ所望の流速および所望の動作圧力で所望の帯の幅を提供するオリフィスの幅を選択することにより、種々の塗布を実行するように調整し得る。
一般的に、スロットは、互いにサイズが等しく平行であり得る。好適なスロット長は、およそ1/16〜3/16インチで、好適なスロット幅はおよそ1/16〜3/32インチである。一例として、800フィート/分以上の速度でフォードリニアワイヤー上を進むペーパーシートのベースウェブ上に5〜6mm幅の帯等、3〜10mm幅の帯を作るためには、スロットは2/32インチ×4/32インチの寸法を有することができる。さらに、ベースウェブの進行方向に直角の帯を提供するために、スロットオリフィス装置は、好ましくはベースウェブの進行方向に対してある角度に方向付けられ、スロットベルトはベースウェブの進行方向に直角に帯を堆積させるような方向に進む。
図7A、7Bおよび7Cは、典型的なスロット付きベルト配置の詳細を示し、図7Aは複数のスロット孔を有するベルトの平面図を示し、図7Bは個々のスロット孔の平面図を示し、図7Cは図7Cで示されたスロット孔の側断面図を示す。典型的な実施形態においては、図7Aのスロット孔200は約1インチ(例えば、27mm)離間し、孔の長軸はベルトの中心線「CL」に対して約25〜30°(例えば、27°)の角度を成し、2インチ幅のステンレス鋼ベルト202の中心線に沿って位置付けられる。図7Bに示すように、各孔200は平行する側壁204および206および半円端壁208および210を含むことができる。典型的な実施形態では、図7Cに示すように、孔は、厚さ0.02インチのベルトの厚さの半分まで0.01インチ延びる壁212によりテーパが付けられ、また孔は0.125インチの長さ、0.063インチの幅を有する。
スラリーアプリケータ2の動作中は、ベルト202の中心線CLはベースウェブの方向16に対してある角度で配置され、その角度およびフォードリニアワイヤーとベルト202の相対速度は、追加材料の各帯40が横断方向、好ましくはベースウェブ方向16に対して90度の角度に塗布されるように選択される。好ましくは、各スロット200の縦軸203(「長さ」)は、縦軸203がスロット200からベースウェブへの追加材料のフローによって生成されていく帯40の前述の横断方向に揃うように(平行するように)、ベルト202の中心線CLに対して本質的に同じ角度(図7Aにおいて205で示す)に方向付けられる。従って、スロット200の長さは帯40の横方向に揃えられる。
スロット付きベルトは、丸い孔を有するベルトに比べると、追加重量の増加レベルで所望の幅の帯を、高速で進むシートに塗布できるという利点を提供することができる。所望の帯幅を維持しつつ、より高い追加重量を望む場合は、スロット200の縦軸203の方向に、スロットを長くすることができる。より幅の広い帯を望む場合は、スロットを縦軸203に対して横断方向に広くすることができる。反対に、幅の狭い帯を望む場合は、スロットはより狭くすることができる。スロットは好ましくは、ホッパーから離れて面する方向が狭くなるようにテーパが付けられ(面取りされる(champfer))(例えば40〜80°テーパ、好ましくは60°テーパ)、スロットの端は、好ましくはスロットを通過するスラリーの詰まりを最小限にするために丸くする。
実施例1
4.7、3.7および5.7ガロン/分のスラリー流速を用いて、孔の開口面積が同じである、丸い孔のベルトとスロット孔ベルトに関して3回テストが行われた。有孔ベルトは、直径3/32インチで60°テーパを成し、ベルトを通って延びる孔を有するスチールベルトであった。スロット付きベルトは、60°テーパ、2/32×4/32インチで、ベルトの進行の方向に対して27°の角度で位置付けられたスロットを含んでいた。丸い孔とスロット孔を通過するスラリーは、坪量25グラム/m、33コレスタ単位および28%充填材を有する603等級シガレットペーパー上に帯を形成した。スラリー追加材料は2.59%の固形分、−740ml°SRのフリーネス値、61.73%の微細繊維、21“FLI”および0%Albacarチョークを有する。両ベルトはフォードリニアワイヤーの0.75インチ上に位置付けられた。これらのテスト結果から、驚いたことには、スロット付きベルトは丸い孔のベルトに比べると、帯の幅を約8〜10%減少させることがわかった。
Figure 2005511902
実施例2
スロットがベルトの進行方向に対して45°に方向付けられた、以下の3つのスロット付きベルト設計を用いて、高速試験を行った:
A.2/32×1/8インチ 面積=1×3/32インチ径の孔
B.1/32×2/8インチ 面積=1×3/32インチ径の孔
C.1/32×3/8インチ 面積=1.5×3/32インチ径の孔
テストの結果、スロット幅が減少(例えば2/32から1/32インチに)するにつれて、得られた帯の幅も減少することが確立された。
本発明はその特定の実施形態を参照して詳細に記載されているが、添付された請求項の範囲から逸脱することなく、種々の変更および変形が可能であり、均等物を採用することができることは当業者には明らかであろう。
本発明の好適な実施形態により構成される製紙機械の斜視図である。 本発明の方法論および装置により構成されるペーパーの斜視図である。 図1Bのペーパーで構成されるシガレットの斜視図である。 本発明の好適な実施形態により構成される移動オリフィスアプリケータの側面図である。 図2のアプリケータの分離斜視図である。 図3Aの二方向の矢印B−B方向から見たアプリケータのトラッキング制御システムの平面図である。 図2の線IV−IVに沿ったチャンバボックスの断面図である。 図2で示したアプリケータのエンドレスベルトの詳細な斜視図である。 図2のアプリケータのチャンバボックスの他の実施形態の詳細な部分断面図である。 典型的なスロット付きベルト配置の詳細を示し、複数のスロット孔を有するベルトの平面図を示す。 典型的なスロット付きベルト配置の詳細を示し、個々のスロット孔の平面図を示す。 典型的なスロット付きベルト配置の詳細を示し、図7Cで示すスロット孔の側断面図を示す。

Claims (21)

  1. 追加材料の塗布パターンを有するウェブの製造方法であって、該方法は、
    第1の経路に沿ってベースウェブを移動させる工程と、
    追加材料のスラリーを生成する工程と、
    第1の経路を横切る追加スラリーのリザーバを確立することにより、追加スラリーをベースウェブの移動シート上に繰り返し排出する工程と、エンドレス経路に沿って少なくとも1つのスロットオリフィスを有するベルトを移動させる工程と、を含み、前記ベルトを移動させる工程は、前記エンドレス経路の第1の部分に沿って前記ベルトを移動させる工程を含み、前記エンドレス経路の第1の部分では、前記オリフィスは前記リザーバと連通し、前記スロットオリフィスが前記第1の経路部分を横断する間、前記追加スラリーを前記リザーバから前記オリフィスを通って前記ベースウェブ上に排出する、ウェブの製造方法。
  2. スロットオリフィスは、弓形末端部により結合された平行な側面の縁を含み、追加スラリーは非円形ストリームとしてスロットオリフィスから排出される、請求項1に記載の方法。
  3. 少なくとも1つのスロットオリフィスは、複数の離間したスロットオリフィスを含み、追加スラリーはベースウェブの移動シートを横切って同時に進む複数のストリームとして堆積される、請求項1に記載の方法。
  4. スロットオリフィスはテーパが付けられ、スラリーはスロットオリフィスのより広い部分からスロットオリフィスに入り、より狭い部分からスロットオリフィスを出る、請求項1に記載の方法。
  5. 追加スラリーは3〜10mmの帯幅を有する追加スラリーの帯として、ベースウェブの移動シートに塗布される、請求項1に記載の方法。
  6. ベースウェブの移動シートは1000〜3000フィート/分の速度で進む、請求項1に記載の方法。
  7. 追加スラリーは、ベースウェブの移動シート上に追加スラリーの帯として堆積され、帯はベースウェブの移動シートの進行方向に対して直角に延びる、請求項1に記載の方法。
  8. 追加スラリーは、長さ0.1mm未満の繊維を少なくとも40%含有し、2〜3固形重量%の含有量を有する、請求項1に記載の方法。
  9. 追加スラリーは、−300〜−900ml°SRのフリーネス値を有する、請求項1に記載の方法。
  10. 追加スラリーは、0.15〜0.20mmの加重平均繊維長を有する、請求項1に記載の方法。
  11. 追加スラリーを上に有したベースウェブの移動シートを乾燥させることによりシガレットラッピングペーパーを生成する工程と、ラッピングペーパーでタバコのロッドを巻くことによりシガレットを製造する工程とをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  12. ベースウェブはセルロース系繊維材料のベースウェブを含み、追加スラリーは前記セルロース系材料の高度精製形態を含み、前記高度精製セルロース系材料はおよそ0.15mm〜0.2mmの範囲の加重平均繊維長を有し、前記ベースウェブの前記セルロース系繊維材料はおよそ0.7mm〜1.5mmの範囲の加重平均繊維長を有する、請求項1に記載の方法。
  13. 少なくとも1つのスロットオリフィスは、ベルトに沿って位置付けられ、かつ主軸がベルトの進行の方向に対して15〜75°の角度を成す状態に方向付けられた、均一に離間したスロットオリフィスを含む、請求項1に記載の方法。
  14. 少なくとも1つのスロットオリフィスは、離間したスロットオリフィスを含み、各々のスロットオリフィスはその幅より少なくとも1.5倍長い長さと、丸みのある端壁を有する、請求項1に記載の方法。
  15. 少なくとも1つのスロットオリフィスは、同じ寸法を有する離間したスロットオリフィスを含み、寸法はスロットオリフィスを通る追加スラリーの所望の流速を提供し、所定の幅の帯をベースウェブ上に提供する、請求項1に記載の方法。
  16. チャンバボックスと、スラリーをチャンバボックスに供給するための配置と、チャンバボックスの下部を通過するように配置されたエンドレスベルトと、を含み、エンドレスベルトは少なくとも1つのスロットオリフィスを有し、オリフィスはチャンバボックス内に面したベルト側に任意の勾配が付けられた、スラリーアプリケータ。
  17. チャンバボックスは底部の内部に沿って傾斜要素を含み、傾斜要素はエンドレスベルトの中央部分に向かってスラリーを導くように配置される、請求項16に記載のスラリーアプリケータ。
  18. チャンバボックスは、チャンバボックスの上部に沿って離間した位置に複数の供給ポートを含む、請求項16に記載のスラリーアプリケータ。
  19. 少なくとも1つのスロットオリフィスは、ベルトに沿って位置付けられ、かつ主軸がベルトの進行の方向に対して15〜75°の角度を成す状態に方向付けられた、均一に離間したスロットオリフィスを含む、請求項16に記載のスラリーアプリケータ。
  20. 少なくとも1つのスロットオリフィスは、離間したスロットオリフィスを含み、各々のスロットオリフィスはその幅より少なくとも1.5倍長い長さと、丸みのある端壁を有する、請求項16に記載のスラリーアプリケータ。
  21. 少なくとも1つのスロットオリフィスは、同じ寸法を有する離間したスロットオリフィスを含み、寸法はスロットオリフィスを通るスラリーの所望の流速を提供し、所定の幅の帯をエンドレスベルトの下を進むベースウェブ上に提供する、請求項16に記載のスラリーアプリケータ。
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