JP2005508866A - ヒアルロン酸を含んでなる眼用組成物 - Google Patents

ヒアルロン酸を含んでなる眼用組成物 Download PDF

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Abstract

眼用薬物、例えばケトチフェン、および直鎖状ポリサッカライド化合物、例えばヒアルロン酸化合物を含んでなる眼用組成物は、目への1日1回局所投与に有用である。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、医薬組成物、特に眼用組成物、例えばゲルおよび該組成物の投与による眼障害/疾患の処置方法に関する。
眼用組成物は、しばしば、例えばケトチフェンを含んでなる眼用組成物、例えばWO 01/07049から知られ、そして、例えばザジテン(Zaditen)(登録商標)およびザジトール(Zaditor)(登録商標)の商標名で商品として入手可能なもののように、1日数回、典型的には1日2〜4回適用しなければならない。このような反復投与は、実際問題として最適ではない。なぜなら、患者は、例えば、常に使用できる医薬を所持し、そして該組成物を投与する必要性のために1日数回進行中の作業などを中断しなければならないからである。したがって、このような薬物、特に眼用組成物の複数回投与は、一般に、過剰投与および/または過少投与の問題をもたらす。しかしながら、過剰投与は、典型的には、眼刺激を引き起こし得るが、過少投与は、典型的には、症状の再発生をもたらし得る。
したがって、いわゆる1日1回(once-a-day)投与型の眼用薬物に対する需要が存在する。今回、医薬組成物、特に眼用組成物が1日1回投与型に製剤化され得ることが見出された。該組成物は、組成物中の薬物、例えばケトチフェンのような眼用薬物が有する治療効果を、目において約24時間以上、提供する。このような組成物は、驚くほど十分に許容され、そしてそれにより処置された患者において、信頼性が高く非常に再現性の高い臨床結果をもたらす。
したがって、1つの観点において、本発明は、特に1日1回局所投与のための眼用組成物を提供し、該組成物は、眼用薬物および直鎖状ポリサッカライド化合物、好ましくはヒアルロン酸化合物を含んでなる(以後、本発明の組成物という)。
適当な眼用薬物としては、インドメタシン、ジクロフェナク、テノキシカム、ピロキシカム、ヒドロコルチゾン、メドリゾン(medrysone)、プレドニゾロン、メチルプレドニゾロン、ベタメタゾン、トリアムシノロン アセトニド、デキサメタゾン、フルオロメタゾンのような抗炎症薬;ケトチフェン、アンタゾリン(antazoline)、クロモグリク酸化合物のようなアレルギーに対する薬物;チモロール、ベタキソロール、カルテオロール、ベフノロール、レボブノロール、ピロカルピン、ウノプロストン、ラタノプロスト、バルサルタンのような緑内障処置薬;ピロカルピン、アセクリジン(aceclidine)、カルバコール、アセチルコリンのような縮瞳薬;トロピカミド、アトロピン、フェニレフリン、シクロペントラート、スコポラミン、ホマトロピン、ナファゾリンのような散瞳薬;ロメフロキサシン、ペフロキサシン(pefloxacine)、ゲンタマイシン、スルファセタミド(sulfacetamide)、スルファジクラミド(sulfadicramide)、スルファジアジン、ネオマイシン、フラマイシチン(framycitine)、ポリミキシンB、カナマイシン、トブラマイシン、アミカシン、テトラサイクリン、オキシテトラサイクリン、バシトラシン、クロラムフェニコール、ドキシサイクリン、ミノサイクリン、エリスロマイシン、リファマイシン(rifamycine)、ストレプトマイシンのような抗生物質;イドクスウリジン、5−ヨード−2'−デオキシシチジン、ビダラビン、トリフルリジン、アシクロビル、ホスカルネット、インターフェロンのような抗ウイルス薬;テトラカイン、オキシブプロカイン、リドカインのような麻酔薬;アムホテリシンB、ナイスタチン、フルオロシトシン、グリセオフルビンのような抗真菌薬;クロルヘキシジン、ピクロキシジン(picloxidine)のような殺菌消毒薬;およびアスコルビン酸、レチノールのような栄養剤が挙げられる。好ましくは、眼用薬物は、ジクロフェナク、プレドニゾロン、ケトチフェン、チモロール、バルサルタン、グリセオフルビン、アスコルビン酸およびレチナールから選択されるか、または特に、ケトチフェンである。
適当な眼用薬物は、例えば、それらの遊離塩基または酸の形態であるか、またはそれらの薬学的に許容される塩の形態であり得、そして2もしくはそれ以上の組合せで使用され得る。
眼用薬物の濃度は、好ましくは、組成物の総重量に基づいて、それぞれの場合において、約0.005〜5重量%、好ましくは0.01〜2重量%、いっそうさらに好ましくは0.01〜1重量%、例えば0.01〜0.2重量%、例えば0.01〜0.1重量%および特に0.01〜0.05重量%、好ましくは0.02〜0.04重量%である。
薬物は、好ましくは溶液中に存在する。しかしながら、所望により、本発明の組成物は、例えば眼用薬物の粒子を含有する、例えば200〜25000nmの平均粒子直径を有する、懸濁液の形態であり得る。
本発明の組成物は、眼用組成物に適した、薬学的に許容される賦形剤を含み得る。本発明の組成物の賦形剤および組成物自体は、一般に、涙器系と涙液層の両方に有害な影響をもたらさない。
特性、仕様および特徴に関する情報は、例えば、Fiedler, H.P.; 1996; Lexikon der Hilfsstoffe fuer Pharmazie, Kosmetik und angrenzende Gebiete; Editio Cantor Verlag Aulendorf (Germany)、および Kibbe, A.H.; 2000; Handbook of Pharmaceutical Excipients, a joint publication of Pharmaceutical Press, London (UK)、および American Pharmaceutical Association, Washington (US)のような標準的テキスト、ならびに製造者のパンフレットに記載されており、参照により、これらの内容を本明細書の一部とする。
本発明の組成物の直鎖状ポリサッカライド化合物は、好ましくは、Vitrolife AB, Swedenから、または Pentapharm AG, Switzerlandから、例えばヒアルロン酸Pentapharmまたはヒアルロン酸BTの名で知られ、そして商品として入手可能なヒアルロン酸化合物(ヒアルロナン;Fiedler, loc. cit., p. 763)を含んでなる。いっそうさらに好ましくは、組成物の直鎖状ポリサッカライド化合物は、ヒアルロン酸化合物である。好ましくは、ヒアルロン酸化合物は、ヒアルロン酸のアルカリ塩、例えばヒアルロン酸ナトリウムである。ヒアルロン酸は、自体公知の方法で、例えばニワトリのとさか(cocks combs)から、または生物工学的に得られ得る。分子量は、例えば約0.410〜約310g/molまたは約410g/molまでである。好ましい分子量は、約0.7510g/mol以上、いっそうさらに好ましくは約2.610g/mol以上である。
ポリサッカライド化合物、特にヒアルロン酸化合物の正確な量は、例えば以下に示した好適な範囲内の粘度を有する本発明の組成物を製造するために、広範な範囲内で変動し得る。例えば、その量は、組成物の総重量の、0.05〜10重量%、例えば0.1〜10重量%、好ましくは0.1〜2重量%であり得る。
さらに、本発明の組成物は、(2.)通常の浸透張力上昇剤を含み得る。適当な浸透張力上昇剤は、例えば
2.1 イオン化合物、例えばアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属ハライド、例えばCaCl、KBr、KCl、LiCl、NaI、NaBrもしくはNaCl、もしくはホウ酸、および/または
2.2 非イオン性化合物、例えば尿素、グリセリン、ソルビトール、マンニトール、プロピレングリコール、またはデキストロース
である。
簡便には、十分な浸透張力上昇剤が、即時使用型眼用組成物を50〜1000mOsmol、好ましくは100〜400mOsmol、さらに好ましくは200〜400mOsmolおよびいっそうさらに好ましくは280〜350mOsmolのオスモル濃度にするために加えられる。
pHの調節のために、好ましくは生理学的pHまで、(3.)pH調節剤または薬学的に許容されるバッファー系の添加。適当なpH調節剤としては、例えば1モル濃度の溶液形態の、例えば水酸化ナトリウムが挙げられる。バッファー物質の例は、酢酸塩、アスコルビン酸塩、ホウ酸塩、重炭酸塩/炭酸塩、クエン酸塩、グルコン酸塩、乳酸塩、リン酸塩、プロピオン酸塩およびトロメタミン(トリス−(ヒドロキシメチル)−アミノ−メタン、TRIS)バッファーである。トロメタミンバッファーが好ましい。添加されたバッファー物質は、典型的には、生理学的に許容されるpH範囲を保証し、そして維持する量である。pH範囲は、一般に、4〜9、好ましくは4.5〜8.5、およびさらに好ましくは5.0〜8.2の範囲である。
本発明の組成物は、さらに、例えば貯蔵下の、または該組成物の入った密閉容器を開封して空気と該組成物が接触した後の、微生物増殖を阻害するために、(4.)保存剤を含み得る。保存剤は、典型的には、例えば
4.1 第四級アンモニウム化合物、例えば塩化ベンザルコニウム(N−ベンジル−N−(C〜C18−アルキル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド)、塩化ベンゾキソニウム、セトリミド(ヘキサデシル−トリメチルアンモニウム ブロミド)など、
4.2 チオサリチル酸のアルキル水銀塩、例えばチオメルサール、硝酸フェニル水銀、酢酸フェニル水銀またはホウ酸フェニル水銀、
4.3 パラベン、例えばメチルパラベンまたはプロピルパラベン、
4.4 アルコール、例えばクロロブタノール、ベンジルアルコール、またはフェニルエタノール、
4.5 ビグアニド誘導体、例えばクロルヘキシジンまたはポリヘキサメチレンビグアニド、
4.6 過ホウ酸ナトリウム、
4.7 Germal(登録商標)IIの商標名で知られ、そして商品として入手可能なイミダゾリジニル尿素、
4.8 ソルビン酸、
4.9 Purite(登録商標)の商標名で知られ、そして商品として入手可能な、安定化されたオキシクロロ錯体、
4.10 ポリグリコール−ポリアミン縮合樹脂、例えば、Henkel KGaAからのPolyquart(登録商標)の商標名で知られ、そして商品として入手可能なもの、および/または
4.11 構成成分4.1〜4.10の任意の混合物
から選択され得る。
好適な保存剤は、第四級アンモニウム化合物、特に塩化ベンザルコニウムおよびセトリミドである。適当な場合には、十分な量の保存剤が、使用中に細菌および真菌により引き起こされる二次汚染に対する保護を確実にするために、眼用組成物に加えられ、例えば好適な保存剤は、約0.001〜0.02%の量で存在する。
本発明の組成物は、特に活性成分または不活性成分が懸濁液またはエマルジョンを形成する傾向がある場合に、さらに(5.)可溶化剤の存在を必要とし得る。上記の組成物に適した可溶化剤は、例えば
5.1 Triton(登録商標)、例えばTriton(登録商標) WR 1339、(Fiedler、前出、1609頁)の商標名で知られ、そして商品として入手可能なオクチルフェノキシ−ポリ(エチレンオキシ)−エタノール(チロキサポール)、
5.2 ポリエチレングリコールグリセリル脂肪酸エステル。脂肪酸エステルには、モノ−および/またはジ−および/またはトリ−脂肪酸エステルが含まれ得る。脂肪酸の構成要素は、例えばC〜C20の鎖長を有する飽和および不飽和の両方の脂肪酸が含まれ得る。ポリエチレングリコールは、例えば5〜40の[CH−CH−O]単位、例えば5または30単位を有し得る。特に適当なものは、例えばNikko Chemicals CO., Ltdからの、例えばそれぞれTGMS(登録商標)−15またはTGMO(登録商標)−15の商標名で商品として入手可能な、ポリエチレングリコール(15)グリセリルモノステアレートまたはポリエチレングリコール(15)グリセリルモノオレエートである。さらに適当なものは、例えばGoldschmidtからの、例えばTagat(登録商標) Oの商標名で商品として入手可能な、ポリエチレングリコール(30)グリセリルモノオレエートである(H. Fiedler、前出、第2巻、1502〜1503頁)。さらに適当なものは、5〜10の[CH−CH−O]単位、例えば7つの単位を有するポリエチレングリコールグリセリルC〜C10脂肪酸エステル、例えばCetiol(登録商標) HE、またはLabrasol(登録商標)である。
5.3 ポリオキシエチレンC8〜20脂肪酸エステル、Myrj(登録商標)(Fiedler、前出、2、1042頁)またはBrij(登録商標)(Fiedler、前出、259頁;Handbook of Pharmaceutical Excipients、前出、367頁)の商標名で知られる既知のタイプの、商品として入手可能な、例えばポリオキシエチレンステアリン酸エステルである。このクラスのとりわけ好ましい生成物は、約1.1のD25、約40〜44℃の融点、約16.9のHLB値、約0〜1の酸価および約25〜35のけん化価を有する、Myrj(登録商標)52である。
5.4 グリセロールエーテル(Fiedler、前出、701頁)、
5.5 シクロデキストリン、例えばα−、β−またはγ−シクロデキストリン、例えばアルキル化、ヒドロキシアルキル化、カルボキシアルキル化またはアルキルオキシカルボニル−アルキル化誘導体、またはモノ−もしくはジグリコシル−α−、β−もしくはγ−シクロデキストリン、モノ−もしくはジマルトシル−α−、β−もしくはγ−シクロデキストリンまたはパノシル−シクロデキストリン、例えばWacker Chemieからの、Cavamax(登録商標)もしくはCavasol(登録商標)の商標名で知られ、そして商品として入手可能なもの。このクラスのとりわけ好適な生成物は、ヒドロキシプロピル−χ−シクロデキストリン、例えばCavasol(登録商標) W7 HPまたはCavasol(登録商標) W8 HPの商標名で知られ、そして商品として入手可能なものである。シクロデキストリンの混合物も、使用され得る。
5.6 ポリオキシエチレン−ソルビタン−C8〜20脂肪酸エステル(ポリソルベート)。例えばエチレンオキシドを、ソルビトールの脂肪酸エステルおよびそのモノ−およびトリ−ラウリル、パルミチル、ステアリルおよびオレイルエステルの無水物とコポリマー形成させることにより製造されたもの。例えばTween(登録商標)
20 [ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウレート]、
21 [ポリオキシエチレン(4)ソルビタンモノラウレート]、
40 [ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノパルミテート]、
60 [ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート]、
65 [ポリオキシエチレン(20)ソルビタントリステアレート]、
80 [ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレエート]、
81 [ポリオキシエチレン(5)ソルビタンモノオレエート]、
85 [ポリオキシエチレン(20)ソルビタントリオレエート]
を含む、Tween(登録商標)(Fiedler、前出、1615頁)の商標名で知られるタイプで、商品として入手可能なもの。
このクラスのとりわけ好適な生成物は、Tween(登録商標)20およびTween(登録商標)80である。
5.7 天然または水素化植物油とエチレングリコールとの反応生成物、すなわちポリオキシエチレングリコール化天然または水素化植物油、例えばポリオキシエチレングリコール化天然または水素化ヒマシ油。このような生成物は、既知の方法で、例えば天然または水素化ヒマシ油もしくはそのフラクションとエチレンオキシドの反応により、例えば約1:35〜約1:60のモル比で、所望により生成物から遊離のポリエチレングリコール構成成分を除去して、例えば独国特許公告第1,182,388号および第1,518,819号において開示された方法にしたがって、得られ得る。とりわけ適当なものは、Cremophorの商標名で入手可能なさまざまな界面活性剤である。特に適当なものは、約50〜60のけん化価、1以下の酸価、1以下のヨウ素価、2%以下の含水率(Fischer)、約1.453〜1.457のn 60および約14〜16のHLBを有する、Cremophor RH 40;約40〜50のけん化価、1以下の酸価、1以下のヨウ素価、約4.5〜5.5%の含水率(Fischer)、約1.453〜1.457のn 25および約15〜17のHLBを有する、Cremophor RH 60;ならびに、約1630の分子量(蒸気浸透圧法による)、約65〜70のけん化価、約2の酸価、約28〜32のヨウ素価および約1.471のn 25を有する、Cremophor ELの製品である(Fiedler、前出、326〜327頁参照)。また、このカテゴリーにおける使用に適したものは、Nikkolの商標名で入手可能なさまざまな界面活性剤、例えばNikkol HCO−60である。NIKKOL HC0−60なる製品は、以下の性質:酸価=約0.3;けん化価=約47.4;ヒドロキシ価=約42.5. pH(5%)=約4.6;Color APHA=約40;融点=約36.0℃;凝固点=約32.4℃;HO含量(%、KF)=約0.03を示す水素化ヒマシ油とエチレンオキシドの反応生成物である。そして/または
5.8 構成成分5.1〜5.7の混合物
である。
特に好適な可溶化剤は、Cremophor EL、Cremophor RH 40、チロキサポールおよびシクロデキストリンである。使用される濃度は、とりわけ、活性成分の濃度に依存する。添加される量は、典型的には、活性成分を可溶化するのに十分な量である。例えば、可溶化剤の濃度は、活性成分の濃度の、0.1〜5000倍、好ましくは0.5〜1000倍、例えば1〜500倍である。
さらに、グルコサミノグリカンの滴定に広く利用されてきた塩化ベンザルコニウムとヒアルロン酸化合物、特にヒアルロン酸ナトリウムとの接触後、数秒以内に無色の沈澱の不可逆的形成をもたらす、これらの化合物の周知の配合禁忌(Harris et al. J. Lab. Clin. Med., 74巻(1969)、527〜535頁)が、既述の可溶化剤、特に天然または水素化油とエチレングリコールの反応生成物、例えばChremophor(登録商標)EL、およびオクチルフェノキシ−ポリ(エチレンオキシ)エタノール(チロキサポール)(これが好適である。)から選択される可溶化剤、の添加により克服され得ることが見出された。
さらなる賦形剤が、本発明の組成物に含まれてもよく、特にこれは組合せ安定化剤/可溶化剤として機能し得る。このような追加的組合せ安定化剤/可溶化剤は、例えば、シクロデキストリン、またはシクロデキストリンの混合物である。好適なシクロデキストリンは、特に、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリン、ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン、ヒドロキシプロピル−γ−シクロデキストリン、ジメチル−β−シクロデキストリン、ランダムにメチル化されたβ−シクロデキストリンおよびジメチル−γ−シクロデキストリンの群から選択される。その量は、一般に、約0.01〜約90重量%の範囲、さらに好ましくは0.1〜20重量%の範囲である。
眼用組成物は、さらに、薬学的に許容される賦形剤、例えば(6.)乳化剤、(7.)湿潤剤または(8.)増量剤、例えばポリエチレングリコール(Fiedler、前出、2108頁、Handbook of Pharmaceutical Excipients、前出、392頁)、例えばPEG 200、300、400および600、またはCarbowax(登録商標) 1000、1500、4000、6000および10000を含み得る。
所望により使用されてもよい他の賦形剤を以下に列挙するが、これらは、決して、可能性のある賦形剤の範囲を限定することを意図するものではない。それらは、とりわけ、(9.)錯化剤、例えばエチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、(10.)抗酸化剤、例えばアスコルビン酸、アセチルシステイン、システイン、亜硫酸水素ナトリウム、ブチル化ヒドロキシアニソール、ブチル化ヒドロキシトルエンまたは酢酸 アルファ−トコフェロール;(11.)安定化剤、例えばチオウレア、チオソルビトール、スルホコハク酸ジオクチルナトリウムまたはモノチオグリセロール;あるいは(12.)他の賦形剤、例えば、ラウリル酸ソルビトールエステル、オレイン酸トリエタノールアミンまたはパルミチン酸エステルである。好適な賦形剤は、錯化剤、例えばEDTA二ナトリウムである。添加される賦形剤の量および種類は、特定の要求にしたがい、そして一般に約0.0001〜約90重量%の範囲である。
別の実施態様において、本発明は、(13.)眼用担体をさらに含む組成物を提供する。このような担体は、典型的には、局所投与に適用され、そして例えば
13.1 水、
13.2 水と水混和性溶媒、例えばC〜C−アルカノールとの混合物、
13.3 0.5〜5重量%のヒドロキシエチルセルロース、オレイン酸エチル、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドンを含んでなる、植物油または鉱物油、
13.4 眼用使用のための水溶性ポリマー、例えば、セルロース誘導体、例えばメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースのアルカリ金属塩、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロースおよびヒドロキシプロピルセルロース、
13.5 アクリレートまたはメタクリレート、例えばポリアクリル酸の塩またはアクリル酸エチル、ポリアクリルアミド、
13.6 天然物、例えばゼラチン、アルギネート、ペクチン、トラガガント、カラヤゴム、Gelrite(登録商標)のようなジェランガム、キサンタンガム、カラゲニン、寒天およびアラビアゴム、
13.7 デンプン誘導体、例えば酢酸デンプンおよびヒドロキシプロピルデンプン、
13.8 合成製品、例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメチルエーテル、ポリエチレンオキシド、あるいは
13.9 これらのポリマーの混合物
である。
好適な担体は、水、セルロース誘導体、例えばメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースのアルカリ金属塩、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロースおよびヒドロキシプロピルセルロース、またはそれらの混合物である。担体の濃度は、例えば、活性成分の1〜100000倍の濃度である。
賦形剤は、特定の機能への言及により上記されているが、任意の特定の賦形剤は、代替的なまたは複数の機能を有していてもよく、例えばシクロデキストリンまたはシクロデキストリンの混合物は、例えば安定化剤、錯化剤および/または可溶化剤として機能し得るものと考えられる。
出願人は、20〜25℃にて適度な、例えば500〜2000、例えば約1000〜2000mPa・sの粘度を有する本発明の組成物が、特に適用しやすいことを見出した。目に滴下すると、涙液での希釈により、本発明の組成物の粘度は一般に減少する。それにもかかわらず、そして驚くべきことに、本発明の組成物は、目への滴下後の良好な保持特性または優れた保持特性でさえ有する。
所望により、本発明の組成物の賦形剤およびそれらの量は、組成物の粘度が貯蔵温度、例えば20℃から、目の表面の温度、例えば32〜34℃へと上昇し、その結果、該組成物が容器、例えば滴下ボトル中にある場合に比較的低い粘度になり、そして目において上記の範囲の粘度を有するように選択され得る。これは、例えば、熱可逆性ポリマーを組み込むことにより達成され得る。
本発明の組成物は、通常の試験により示されるように、例えばストレス条件(stressed condition)下、例えば80℃にて15時間または40℃にて1時間、安定である。本発明の組成物は、2年以上、3年でさえ、安定であり、20〜30℃で5%未満の眼用薬物の分解を示す。
本発明の特に好ましい実施態様は、眼用薬物として、ケトチフェンまたは薬学的に許容されるその塩、特にフマル酸水素ケトチフェンを、好ましくは組成物の総重量に基づいて、0.005〜0.2重量%、いっそうさらに好ましくは0.01〜0.1重量%、例えば0.01〜0.05重量%、例えば0.01〜0.04重量%および特に0.02〜0.04重量%、いっそうさらに好ましくは約0.025重量%の濃度で含んでなる。
これらの組成物は、例えば組成物の総重量に基づいて0.05〜10%、好ましくは0.1〜2%の濃度で、ヒアルロン酸化合物、好ましくはヒアルロン酸ナトリウムを含む。
特定の種類の上記の組成物は、さらに、保存剤として塩化ベンザルコニウム、ならびに可溶化剤、特に天然または水素化油の反応生成物およびオクチルフェノキシ−ポリ(エチレンオキシ)エタノールから選択されるものを含んでなる。
本発明の眼用組成物は、通常の方法、例えば眼用薬物と適当な賦形剤を混合することにより、製造され得る。
本発明の組成物は、好ましくは透明、好ましくは透明溶液またはゲル、例えば透明ゲルの形態である。
充填は、得られる混合物の滅菌前または滅菌後に行われ得る。本発明の組成物および一次パッケージの滅菌は、例えばガンマ線照射により、エチレンオキシド処理により、電子ビームにより、オートクレーブ処理により、マイクロ波処理により、滅菌フィルター濾過により、または蒸気滅菌により、行われ得る。
本発明の組成物は、通常の方法によりパッケージングされ得る。本発明の組成物は、単回または複数回単位投与形態、例えば密閉ボトル、チューブあるいはガラス、プラスチック、例えばポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、もしくはポリプロピレン、もしくは金属またはこれらの組合せから製造される他の容器内に貯蔵され得る。例えば、ボトルは、約1〜5mlの本発明の組成物を含み得る。容器は、投与を容易にするためにドロッパー(dropper)が取り付けられていてもよい。
本発明の組成物は、通常の方法、例えば特に、局所的眼用使用に適用するために、製剤化され得る。本明細書において、製剤化のための手順を特記しない限り、かかる製剤化の手順は、例えば当分野において既知であるか、または当業者に既知のものまたは本明細書に記載されたものと類似したものであり得る。代表的な手順は、例えば、Remington's Pharmaceutical Sciences, 19th Ed., Mack Publ., Co., 1995, H. Sucker et al, Pharmazeutische Technologie, 2nd Edition, Thieme, 1991, R: H. Mueller et al, Pharmazeutische Technologie: Moderne Arzneimittelformen, 2nd Edition, Wissenschaftliche Verlagsgesellschaft, Stuttgart, 1998, L. Lachman et al. The Theory and Practice of Industrial Pharmacy, 3rd Ed, 1986, および Hagers Handbuch der pharmazeutischen Praxis, 4th Ed. Vol. 7, (Springer Verlag, 1971) ならびにこれらの後続版において記載されており、参照により、これらすべての内容を本明細書の一部とする。
使用される賦形剤は、例えば当分野において、例えば、Lexikon der Hilfsstoffe fuer Pharmazie, Kosmetik und angrenzende Gebiete; および Handbook of Pharmaceutical Excipients、上で引用した文献において、既知のもの、または当分野において既知のものと類似したもの、あるいは当分野または本明細書において記載されたものと類似の機能を有する新規賦形剤をであり得る。
本発明の組成物は、眼疾患/障害の処置に有用であり、例えば標準的な動物試験および臨床試験において示されるような、例えば炎症、アレルギー、緑内障、縮瞳、知覚麻痺またはウイルス、真菌もしくは微生物の処置のための組成物中に含まれる薬物に依存している。薬物としてケトチフェンを含んでなる本発明の組成物は、アレルギー性結膜炎、および特に季節性アレルギー性結膜炎による目のそう痒の一時的な予防に有用であり、そして標準的な動物試験および臨床試験においても示されるように、季節性アレルギー性結膜炎の徴候および症状の処置および予防に使用され得る。
1つの動物試験には、眼表面への50マイクロリットルの本発明の組成物の単回用量滴下後の眼耐容性(ocular tolerability)が、滴下の15分後、次いで1、2および7日後に示される、3匹の白ウサギでの改良ドレイズ試験が含まれる。耐容性は、下記のパラメーターを考慮に入れた視覚的試験に基づくものであった:まばたき(blinking)または目を部分的/完全に閉じることにより判断される不快、不快の持続時間、目やに(discharge)、結膜(眼瞼および眼球結膜)の発赤、結膜の浮腫(腫脹)、角膜および関係する角膜の領域の不透明度、ならびに虹彩の病理学的変性。
臨床試験は、眼表面への、例えば10〜25人の健常人、または処置されるべき眼疾患/障害を患う患者の、例えば内側の下眼瞼への、滴下により1日1回投与される0.025%の薬物を含有する約30〜40マイクロリットルの本発明の組成物の効力および耐容性を試験するために行われ得る。試験は、例えば8日続く。
対象は、結膜炎に対する効果、例えば作用の速やかな発現および作用の長い持続および良好な耐容性、例えば有意な刺激または発赤がないことを測定するために試験される。
さらに、結膜または周囲組織において吸収により測定される上記試験における本発明の組成物のバイオアベイラビリティーは、1日2回投与される商品として入手可能な形態と比較可能である。
扱われる1日1回眼用組成物のバイオアベイラビリティーは、以下に記載の薬物動態アッセイで評価された:
固定された容量、例えば50マイクロリットルの眼用製剤を、ウサギの結膜の上部に滴下した。眼球結膜、角膜および強膜を、5、15、30分後、または、1、8、16、もしくは20時間後のいずれかにサンプリングした。試料を、組織の湿重量に関する薬物測定のために抽出した。薬物の含量は、液体クロマトグラフィー結合質量分析(LC−MS)のバリデートされた方法により測定した。
投与されるべき薬物、例えばケトチフェンの正確な量は、当然、さまざまな要因、例えば塩、賦形剤の選択、製剤特性、および病状の重症度に依存する。簡便には、本発明の組成物は、1日1回、例えば朝食後に、角膜に投与される。好ましくは、約25〜約75マイクロリットル、例えば約50〜約75マイクロリットルが、例えばドロッパーを用いて投与される。
薬物の1日投与量は、薬物の種類および適応症に依存する。例えばケトチフェンは、約1マイクログラム/kg〜約5マイクログラム/kgの投与量で投与される。比較的大型の哺乳動物、例えばヒトのような70kgの哺乳動物に関して、約100〜約300マイクログラムの投与量が適用される。
したがって、さらなる観点において、本発明は:
・眼疾患/障害の処置、例えば炎症、アレルギー、緑内障、縮瞳、知覚麻痺またはウイルス、真菌もしくは微生物により引き起こされる感染の処置の処置において使用するための、上記の組成物、
・アレルギー性結膜炎の処置、および特に季節性アレルギー性結膜炎、またはケトチフェン治療により処置可能な病状の処置および予防において使用するための、ケトチフェンを含んでなる、上記の組成物、
・眼疾患/障害の処置、例えば炎症、アレルギー、緑内障、縮瞳、知覚麻痺またはウイルス、真菌もしくは微生物により引き起こされる感染の処置方法であって、上記の組成物の1日1回の局所投与を含み、その結果、目において約24時間以上、該組成物中の薬物の治療効果を提供する方法、
・アレルギー性結膜炎の処置、特に季節性アレルギー性結膜炎、またはケトチフェン治療により処置可能な病状の処置および予防方法であって、それを必要とする患者の目への、ケトチフェンを含んでなる上記の組成物の1日1回投与を含む方法、
・眼疾患/障害の処置用の、例えば、炎症、アレルギー、緑内障、縮瞳、知覚麻痺またはウイルス、真菌もしくは微生物により引き起こされる感染の処置用の医薬の製造における、上記の組成物の使用、
・アレルギー性結膜炎の処置用の、特に季節性アレルギー性結膜炎、またはケトチフェン治療により処置可能な病状の処置および予防用の医薬の製造における、ケトチフェンを含んでなる上記の組成物の使用
を提供する。
本明細書において使用されるすべてのパーセントは、特記しない限り、重量/重量である。
下記の実施例は、本発明の組成物の単なる例による記載である。
実施例1〜4:
賦形剤(以下の表に示すように、重量/重量%で与えられる)を、水に順番に加え、そして混合物を撹拌する。
Figure 2005508866
実施例1〜4の組成物は、安定、透明、無色の溶液である。これらは、ウサギの目において良好〜中程度の耐容性を示し、そして上記したように投与すると、季節性アレルギー結膜炎に対して有効である。
実施例3および4の組成物は、単回用量投与後に、ザジテン(登録商標)と比較して、結膜、角膜および強膜におけるバイオアベイラビリティーの改善を示す。眼表面への実施例3および4の製剤の50μl単回局所投与後の、ケトチフェンのバイオアベイラビリティー(AUC0.08〜20h [μg・g−1・h])の改善を以下の表に示す。
Figure 2005508866

Claims (18)

  1. 眼用薬物および直鎖状ポリサッカライド化合物を含んでなる、特に眼への1日1回局所投与用の、眼用組成物。
  2. 直鎖状ポリサッカライド化合物がヒアルロン酸化合物、特にヒアルロン酸ナトリウムである、請求項1に記載の組成物。
  3. 1またはそれ以上の浸透張力上昇剤、バッファー、保存剤、可溶化剤および/または錯化剤をさらに含んでなる、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 眼用担体をさらに含んでなる、請求項1〜3のいずれかに記載の組成物。
  5. 眼用薬物が、ジクロフェナク、プレドニゾロン、ケトチフェン、チモロール、バルサルタン、グリセオフルビン、アスコルビン酸、レチナールおよび薬学的に許容されるそれらの塩から選択される、請求項1〜4のいずれかに記載の組成物。
  6. ケトチフェンまたは薬学的に許容されるその塩を含んでなる、請求項5に記載の眼用組成物。
  7. フマル酸水素ケトチフェンを含んでなる、請求項6に記載の組成物。
  8. 保存剤として塩化ベンザルコニウム、および可溶化剤、好ましくは天然もしくは水素化油とエチレングリコールとの反応生成物、もしくは特にオクチルフェノキシ−ポリ(エチレンオキシ)エタノールを含んでなる、請求項6に記載の組成物。
  9. 組成物の総重量に基づいて、眼用薬物の濃度が0.005〜5%である、請求項1に記載の組成物。
  10. 組成物の総重量に基づいて、ヒアルロン酸化合物の濃度が0.05〜10、好ましくは0.1〜2%である、請求項1に記載の組成物。
  11. 組成物の総重量に基づいて、ケトチフェンまたは薬学的に許容されるその塩の濃度が0.005〜0.2%、好ましくは0.02〜0.04%である、請求項6に記載の組成物。
  12. 組成物の粘度が20〜25℃で500〜2000mPa・sである、請求項1に記載の組成物。
  13. 眼疾患/障害の処置、例えば、炎症、アレルギー、緑内障、縮瞳、知覚麻痺またはウイルス、真菌もしくは微生物により引き起こされる感染の処置において使用するための、請求項1に記載の組成物。
  14. アレルギー性結膜炎の処置、および特に季節性アレルギー性結膜炎、またはケトチフェン治療により処置可能な病状の処置および予防において使用するための、請求項6に記載の組成物。
  15. 眼疾患/障害、例えば、炎症、アレルギー、緑内障、縮瞳、知覚麻痺またはウイルス、真菌もしくは微生物により引き起こされる感染の処置方法であって、請求項1に記載の組成物の1日1回の局所投与を含み、それにより、目において約24時間以上、該組成物中の薬物の治療効果を提供する方法。
  16. アレルギー性結膜炎の処置、特に季節性アレルギー性結膜炎、またはケトチフェン治療により処置可能な病状の処置および予防方法であって、それを必要とする患者の目への、請求項5に記載の組成物の1日1回投与を含む方法。
  17. 眼疾患/障害の処置用の、例えば、炎症、アレルギー、緑内障、縮瞳、知覚麻痺またはウイルス、真菌もしくは微生物により引き起こされる感染の処置用の医薬の製造における、請求項1に記載の組成物の使用。
  18. アレルギー性結膜炎の処置用の、特に季節性アレルギー性結膜炎、またはケトチフェン治療により処置可能な病状の処置および予防用の医薬の製造における、請求項5に記載の組成物の使用。

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