JP2005508700A - 可撓性材料部品、特に体腔壁補強材をパッケージに入れかつ折り重ねるための装置 - Google Patents

Abstract

本発明は、可撓性材料部品（２）を平らに保持するように寸法づけられた該可撓性材料箱と、直に処理しない前記部品（２）を折り重ねるための折り重ね手段（６、４６）と、折り重ねられた前記可撓性材料部品を受容する受容チューブ（４）と、を備える装置（１）に関する。本発明は、前記受容チューブ（４）が長手方向にスリットが形成されず、しかも前記折り重ね手段が、前記チューブ（４）を貫通する、前記可撓性材料部品（２）に接続された牽引縫糸（６）と、基端部が、前記可撓性材料部品（２）が内部を貫通して挿入されるように構成される前記チューブ（４）の開口に近接して出現するファンネルを構成する壁（４６）と、を備え、前記ファンネルは、牽引が前記牽引縫合線（６）に働いた時に、前記部品（２）を前記チューブ（４）内に挿入可能にするために、前記チューブ（４）の開口とは反対側に位置する前記部品（２）の領域に向けて該チューブ（４）に対して長手方向に直角に位置する前記部品（２）の領域を徐々に折り重ねるように構成されることを特徴とする。

Description

本発明は、可撓性材料部品（flexible material part）、特に体腔壁補強材（parietal reinforcement）をパッケージに入れかつ折り重ねる装置に関する。

ある可撓性材料部品は、これらの平らな形状を、引き延ばされるか又は巻かれ、特に折り目が形成され、その後、使用する間際に、長手方向に折り重ねられるか、あるいはコンパクトな横断面形状を有するように巻かれる結果として生じる何等かの変更をも阻止するために、これらの保護パッケージに平らに格納されなければならない。

これは、特に腹腔検査方法によって取り付けられるように構成された体腔壁補強材に特にあてはまる。補強材は、実際、そのパッケージに平らに配置されなければならない。さもなくば、折り目がその材料に形成されなければならず、続いて、細胞移植をするために、補強材が処理されるべき壁と密接な接触をするように配置されることを阻止する。移植時、補強材は小さなオリフィスを通じて患者の体内に導入されるようにトロカール内に挿入するために折り曲げられなければならない。

既存の方法によれば、補強材は、適切な寸法の平行六面体状箱（parallelpipedal box）に単に配置される。この箱は、補強材の取付時にちょうど開かれる。また、開業医は予め取り付けられたトロカールに補強材を挿入するに先立ってこの補強材を手動で折り重ねる。

この方法は、補強材の取扱いを含み、従って、開業医の手袋によって汚染されるようになる危険性を生じさせるという欠点を有する。さらにまた、補強材は、該補強材がトロカール内に挿入される際に、該トロカールの壁に擦れる。これは、同様に、トロカールの壁が汚染される場合に補強材を危険に晒す。

従来技術文献は、狭間を設けた経路又は起伏のある経路に添って、補強材を貫通して牽引縫糸（traction suture）を挿入することを提案している。牽引縫糸の両端部を引っ張ることは、補強材の「蛇腹形タイプ（concertina-type）」折畳みを達成可能にする（例えば、特許文献１参照）。
仏国特許第９４／１２７００号明細書

この方法は、折り重ねの達成のための補強材を直接的な処理を回避し、トロカール内に導入する以前に補強材の最小バルク寸法を保証し、及び、補強材がトロカールから引き抜かれる時に折り重ならないことを可能にする、蛇腹形タイプの折り重ねを作り出す利点を有する。他方で、この方法は、そのパッケージング箱及びトロカールの内へのその導入からのまさに収集時に補強材の処理を依然として含む。この方法は、トロカールの壁に擦ることによって補強材の汚染の危険性を除去しない。

別の方法は、同様に、補強材の端縁の１つに接続された、ロール・アップキー、及びロール・アップキーが内部に配置される長手方向にスリットが形成されたチューブを補強材のパッケージング箱に装備することである。補強材の取付時に、補強材が巻き上げられかつスリットが形成されたチューブに係合することを可能にしながらも、キーは回転する。このスリットが形成されたチューブはトロカール内への補強材を導入するために使用される。

この方法は、折り重ねの間の補強材の全ての処理を削除し、及びトロカールの壁に擦ることによる全ての汚染から補強材を保護するという利点を有する。他方で、チューブに形成されたスリットは、このチューブがトロカール基端部に設けられたバルブを通じて係合される場合にトロカールのガスに対する非浸透性を作り出す欠点を有する。結果として、トロカール内へのこのチューブの挿入に際して、補強材の注入の領域を解放するために患者の腹部の内壁を持ち上げるために使用される二酸化炭素の逃げがあるということである。したがって、後者は、間違いなく拘束である、「盲目的に（blind）」に導入しなければならない。このスリット・チューブは、さらになお、ロール・アップキーの使用に起因する、比較的大きな外径１２ｍｍの寸法を有する。この大きな直径は、必ずしもきわめて正確な状況に適合される必要はないが、対応する内径のトロカールの使用を必要とする。さらに、補強材は、それ自体、巻き上げられる。その結果、この補強材は注入サイトで外に開くことができるようにトロカールから完全に解放されなければならない。上述したような蛇腹形タイプの折り重ねと比較して、この解放は著しい拘束である。それは、補強材がトロカールから引き抜く時に外に開かれることを可能にする。

本発明は、これらの欠点を除去することをまさに目的としている。

関連する装置は、それ自身周知の態様において：可撓性材料部品を平らに保持するように寸法づけられた可撓性材料部品用のパッケージング箱と、直接的に処理せずともこの可撓性材料部品を折り重ね可能にする折り重ね手段と、折り重ね状態にある可撓性材料部品を受容するように構成された受容チューブと、を備える。

本発明によれば、受容チューブは長手方向にスリットが形成されない。そして折り重ね装置は：この受容チューブを貫通する可撓性材料部品に接続された牽引縫糸、及び壁構成ファンネルであって、このファンネルの基端部は可撓性材料部品が自身を貫通してこのチューブ内に導入されるように構成されたチューブの開口に近接して出現し、このファンネルは、牽引が牽引領域に加えられる時に、このチューブへの部品進入を可能にするために、このチューブの開口とは反対側に位置する部品の領域に向けて、該チューブに対して長手方向に直角に位置する部品のこれらの領域を漸進的に折り重ねるように取り付けられる壁構成ファンネルを備える。

こうして、チューブ内での可撓性材料部品の係合は、前記牽引縫糸の単純な牽引、従って、何等の直接接触又は直接処理無しに、前記牽引縫合上の単純な牽引によって実現される。ファンネル構成壁は、チューブに対して長手方向に直角に位置する部品のこれらの領域が、このチューブの開口とは反対側に位置する部品の領域に向けて折り重ねられるようにし、従って、多かれ少なかれ、このチューブのこの部品の「蛇腹形タイプ」の折り重ねを可能にする。

パッケージに入れかつ折り重ねる装置は、極めて低廉な費用価格で包装のための標準材料で生産することができる。これは、熱間成形された合成材料で作られた部品の組立体によって特に生産することができる。

一旦、チューブ内に挿入された可撓性材料部品は、トロカール内へのその導入に基づいて汚染から完全に保護される。このチューブは、さらにまた、この導入を最適な条件で達成するための特に有利な手段を構成する。チューブは、対応する小さな直径のトロカールと共に使用することを可能にする、特に８ｍｍの比較的小さな直径を有する。前記導入を実現するために特別なトロカールへの依存を回避し、これにより手術を極めて単純化する。さらにまた、スリットが形成されないので、このチューブは気密でありかつトロカールに取り付けられたバルブを通じて導入する時の二酸化炭素の逃げを生じさせない。

このチューブは、さらにまた、それ自体、基端部気密バルブを装備し得る。したがって、それ自体、トロカールとして使用し得る。この可能性は、それがもたらす単純化とは別に、処理のコストを減じる支援をする。

有利なことに、前記ファンネル構成壁は、これらの間に、チューブのこの開口の幅よりも小さい幅を有する可撓性材料部品のための貫通間隙を形成する２つの丸い壁を備える。

これらの丸い壁は、可撓性材料部品が完全に折り重ねられることを可能にすることが分かっている。これらは、パッケージング箱に接続された２つの円筒状のブロックの側壁によって特に構成し得る。

可撓性材料部品は、この箱内で、このチューブの水平方向延長部まで延在し得る。しかしながらこの装置に基づく大きな寸法を与えかつ材料の増加を含むという欠点を有する。このために、本発明の好ましい実施形態によれば、この装置はパッケージング箱との境界を定めるトレーを備え、可撓性材料部品を受容するための底部レセプタクルは該レセプタクルの境界を定める面とは反対側のそれ自体の面に前記ファンネル構成壁を備えると共に、パッケージング箱から背後に延在する丸い側端縁を有し、該側端縁の周りで、前記牽引力が前記牽引縫糸に加わる時に前記可撓性材料部品が摺動するように構成される。

このトレーは、可撓性材料部品が完全に係合するまで受容チューブを不動可能にする楔手段を備え得る。

有利なことに、この装置は、それと前述のトレーとの間で受容チューブを堅固に把持するように構成されたカバーを更に備える。

このカバーは、トレーと共に、この受容チューブを可撓性材料部品をこのチューブに挿入するために手術全体に亘って完全に不動可能にする。

このカバーは、受容チューブの引き抜きを可能にする前記トレーから分離可能にし得る。好ましくは、このカバーは、こうした引き抜きの目的で受容チューブへのアクセスを可能にする、ヒンジ付フラップを備える。

有利なことに、前記トレー又は前記カバー、あるいは両方は、逆「Ｖ」字形状の領域を備え、この領域の基端部は受容チューブの軸線に対して実質的に同軸な関係に位置し、この領域は牽引縫糸が貫通するように構成されている。

この領域は、牽引がこの縫合に加わる角度が如何なるものでも、この受容チューブに係合する牽引縫糸の部分が、該チューブに対して完全に同軸な関係に保持されることを可能にする。

これをより良く理解するために、本発明に関する装置の非限定的な好ましい実施形態によって、添付の線図的図面の表示を参照して以下に本発明を説明する。

図１〜図４は、体腔壁補強材２をパッケージに入れかつ折り重ねるための装置１を示している。この補強材２は腹腔検査方法によって取り付けられるように構成される。

補強材２は、透かし彫り構造体と、特に、織物又は合成繊維から成るメリヤスの形態で実現された従来のタイプのものである。図面に示した例では、中央領域を有する端部側端縁２ａを画定するように、実質的に矩形の全体形態を有している。

装置１は、補強材２用のパッケージング箱、トレー３、平らな状態の補強材２を受容するための受容チューブ４、カバー５及び牽引縫糸６を備える。装置１の全体を受容する補足パッケージング箱（図示せず）は装置の完全な衛生清潔を保証するために設けられる。

補強材２用のパッケージング箱は、基端部７及び蓋８によって構成される。

基端部７は、空洞１１の境界を定める側壁１０と、空洞１１の開口の水準に位置する外部周辺リム１２と、を備える。

蓋８はリム１２上で密封され、剥離し得るようになっている。

カバー５は、熱間成形された合成材料で作られた部品によって構成される。このカバーは基端部７の開口内に堅固に取付可能にする壁１５、及び、この取付の完了に基づいてリム１２に支持されるように構成される周辺リム１６を具備する。

カバー５は、主要部分５ａ及び末端部分５ｂに区画割りされる。その後、末端部分は長手方向に直角な折り重ね線１７に沿って主要部分５ａに接続される。この線１７はヒンジを構成し、このヒンジは、部分５ｂが部分５ａに対して上向きに折り重ね可能にする。

カバー５は、主要部分５ａ及び末端部分５ｂに区画割りされる。その後、末端部分は長手方向に直角な折り重ね線１７に沿って主要部分５ａに接続される。この線１７はヒンジを構成し、このヒンジは、部分５ｂが部分５ａに対して上向きに折り重ね可能にする。

この部分５ａは同様に細長い窪み２０を具備する。これは、カバー５の底面に出現する半円筒状のレセプタクルを図３〜図６に示すようにチューブ４を堅固に受容するように構成されている。側面の反対側では、部分５ｂ、部分５ａは隆起した壁２１を具備する。

部分５ｂは、チューブ４の幅が広げられた基端部分４ａを受容するように構成されたレセプタクルを、カバー５の底面で境界を定めるボス２５を具備する。このボス２５は、窪み２０（図３参照）によって境界が定められたレセプタクルの軸線に直角な壁２６によって部分５ａの反対側で境界づけられる。

この部分５ｂは、側部空洞２７と、部分５ａの反対側に、空洞２８の境界を定める２つの丸い領域と、を更に備える。これらの空洞２７及び２８は後に明白になる、使用者の指を受容するのにぴったりである。

さらに、図４に示すように、部分５ｂは、部分５ａの反対側に、逆「Ｖ」字形状の形態をした切込み２９を具備する。この切込みの基端部は、部分５ｂが部分５ａの延長部分に配置される時に窪み２０によって境界が定められたレセプタクルの軸線と実質的に整合する。

トレー３は、熱間成形された合成材料で同様に作られている。このトレーは長手方向に直角な折り目線３５によって相互に主接続される主要部分３ａ及び末端部分３ｂを具備する。この線３５は、図１及び図２を比較することによって分かるように、部分３ｂが部分３ａ上に折り重ね可能にする。この線３５は、丸い基端部を具備する２つの溝によって境界づけられる。その結果、部分３ａ上への部分３ｂの折り重ねは比較的広い丸いフランジ３６を構成する。

部分３ａ及び３ｂはブロック３４と対応する凹所３８、並びにリブ及びスナップ錠止窪み３９を具備することが、図１及び図２から分かる。これらは部分３ａ上の部分３ｂの堅固な取付及び保持を可能にする。

部分３ａは基端部７内に、楔によって、位置づけ可能にされた周辺リム３７を具備する。この部分３ａは、フランジ３６が、基端部７の対応する壁１０から背後に設置される態様で寸法づけられる。トレー３が基端部７に配置される場合、通路４０は、したがって、補強材２をこの通路を通じて摺動可能に取り付けるように、このフランジ３６とこの壁１との間に存在する。

部分３ａは、補強材２を受容するために底部レセプタクルを画定して、隆起した中央領域４１を備える。この領域４１は４つのブロック４２、チューブ４を堅固に受容するように寸法づけされた、トレー３の頂部面に出現する半円筒状のレセプタクル４３、チューブ４の部分４ａを堅固に受容するように寸法づけられたフレアが付けられたレセプタクル４４、及び空洞２７の境界を定める壁を受容するように構成された２つの空洞４５を備える。

その部分に関しては、部分３ｂは、２つのブロック４２、２つの円筒状のブロック４６、並びに、部分３ｂが部分３ａの上に折り重ねられる場合にレセプタクル４３の延長部分に入るレセプタクルの境界を定める、半円筒形の窪み４７を備える。このレセプタクルは図２に示すように、チューブ４を堅固に受容するように、窪み２０によって境界が定められたレセプタクルが取り付けられる。

ブロックが、チューブ４がトレー３及びカバー５の上述したレセプタクルに配置される時に、このチューブ４の端部が位置づけられるようになるストッパを構成するように、２つのブロック４６は、チューブ４の内径より小さい距離に離れて配置されることを、図５及び図６により詳細に見ることができる。図３及び図５は、これらの部品に対して、チューブ４の長さは、このチューブ４の他方の端部が壁２６の真近に到達するようなものである。ブロック４２及びブロック４６の頂部部品がブロック１８及び１９によって境界が定められた空洞に係合する場合、このチューブ４は、かくして、カバー５とトレー３の間で堅固に拘束され、部分５ｂがトレー３に保持されている時に軸線方向に押し込まれる。この部分５ｂの隆起は、他方では、壁２６によって形成されるストッパの除去を可能にする。その結果、チューブ４はカバー５とトレー３の間から摺動によって引き込み得る。

チューブ４の部分４ａは従来のタイプの気密シャッターを収容する。このシャッターは、処理中に患者の腹腔壁を持上げるために使用される、二酸化炭素ガスの圧力に抵抗するのに適している。この持上げは、補強材２の注入のサイトへのアクセスの自由度を与える。

縫糸６は、ループを構成する２つのストランドを備える。補強材２の前述の側端縁２ａの中間の領域に接続されかつチューブ４を貫通する。その長さは、以下に説明するように、補強材２をチューブ４を貫通させることができる牽引を加えるために把持することができるようなものである。

実際、使用者は一方の手で縫糸６を把持し、他方の手で、空洞２７にこの他方の手の親指及び人差し指を係合させて、部分５ｂに圧力を加える。

牽引は縫糸６に加わり、これにより、ブロック４６の側壁と接触するようになる前に、フランジ３６の周りに補強材２を貫通させる。この接触は、図５に示すように、この補強材の中央領域に向かう補強材２の側面領域の漸時的な折り曲げを作り出し、補強材２の多かれ少なかれ蛇腹形タイプ折曲げを作り出す。

この牽引の継続は、チューブ４内への補強材２の完全な導入を達成する。

この牽引の間に、縫糸６は切込み２９の基端部を支持するようになり、これにより、使用者が前記牽引を加える角度が如何なるものであっても、チューブ４内に位置する縫糸６のこの部分がこのチューブ４に対して実質的に同軸的な関係の位置に保持されることを保証する。

一旦、補強材２がチューブ４に完全に係合すると、空洞２８は、カバー５の部分５ｂを持上げ、こうして、カバー５及びトレー３の間から摺動によって引き抜くことができるチューブ４を解放させる。

その後、チューブ４は、患者の体内に補強材２を導入するためにトロカールとして使用することができる。

本発明は、以下の決定的な利点を与える、可撓性材料部品、特に体腔壁の補強材２をパッケージに入れかつ折り重ねるための装置を提供する。補強材と何等相互接触せずかつ単純な運動による、補強材２の蛇腹形タイプの折り曲げ。補強材がトロカールを通じて送給される時に補強材を保護可能にする、比較的小さな直径のチューブ４内への補強材２の挿入。チューブ４のガス不浸透性及びトロカールとしてのこのチューブの使用可能性。極めて低廉な費用価格で、標準包装材料を具備する装置を作り出す可能性。

本発明は、勿論、実例によって上述した実施形態に限定されないが、代りに、添付の特許請求の範囲によって定義された保護範囲内の全ての構築変形を包含する。

組立体のためにこれらの部品の１つの形状構成に先立ってこの組立体を構築する部品の分解組立図である。 前記形状構成の後のこれらと同じ部品の図１に類似した図である。 長定方向断面における装置の側面図である。 図６のＩＶ−ＩＶ線に沿って切断した断面図である。 それが含んでいる体腔壁補強材の折り重ねの間の平面図である。 この体腔壁補強材が完全に折り重ねられた後の図５に類似した図である。

符号の説明

１ 装置
２ 体腔補強材
２ａ 端部側端縁
３ トレー
３ａ 主要部分
３ｂ 末端部分
４ 受容チューブ
４ａ 基端部分
５ カバー
５ａ 主要部分
５ｂ 末端部分
６ 牽引縫糸
７ 基端部
８ 蓋
１０ 側壁
１１ 空洞
１２ 周辺リム
１５ 壁
１６ 周辺リム
１７ 折り重ね線
１８、１９ ブロック
２０ 窪み
２１ 隆起した壁
２５ ボス
２６ 直角な壁
２７ 側部空洞
２８ 空洞
２９ 切込み
３４ ブロック
３５ 折り目線
３６ 丸いフランジ
３７ 周辺リム
３８ 凹所
３９ 錠止窪み
４０ 通路
４１ 中央領域
４２ ブロック
４３、４４ レセプタクル
４５ 空洞
４６ 円筒状のブロック
４７ 半円筒形の窪み

Claims (9)

1. 可撓性材料部品（２）、特に体腔壁補強材をパッケージに入れかつ折り重ねるための置であって、この部品（２）を平らに保持するように寸法づけられた該可撓性材料部品（２）用パッケージング箱と、この部品（２）を直に処理せずとも折り重ね可能にする折り重ね手段（６、４６）と、折り重ね状態にある前記可撓性材料部品（２）を受容するように構成された受容チューブ（４）と、を備える装置（１）において、
   前記受容チューブ（４）は長手方向にスリットが形成されず、及び前記折り重ね手段は、
   前記受容チューブ（４）を貫通する前記可撓性材料部品（２）に接続される牽引縫糸（６）、及び
   ファンネルを構成する壁（４６）であって、このファンネルの基端部は前記可撓性材料部品（２）が自身を貫通してこのチューブ（４）内に導入されるように構成された前記チューブ（４）の開口に近接して出現し、このファンネルは、牽引が前記牽引縫糸（６）に加わる時に、該チューブ（４）の前記開口とは反対側に位置する前記部品（２）の領域に向けて、該チューブ（４）に対して長手方向に直角に位置する該部品（２）のこれらの領域を漸進的に折り重ねるように構成されたことを特徴とする装置。
2. 前記受容チューブ（４）は基端部気密バルブを装備していることを特徴とする、請求項１に記載の装置。
3. 前記ファンネル構成壁は、２つの丸い壁（４６）を備え、これらの壁の間に前記チューブ（４）の開口の幅より小さい幅を有する前記可撓性材料部品（２）のための貫通間隙を形成することを特徴とする、請求項１または請求項２に記載の装置。
4. 前記丸い壁は、前記パッケージング箱に接続された２つの円筒状ブロック（４６）の側壁によって構成されることを特徴とする、請求項３に記載の装置。
5. 前記パッケージング箱と共に、前記可撓性材料部品（２）を受容するための底部レセプタクルの境界を定め、このレセプタクルの境界を定める面とは反対側の自身の面上に前記ファンネル構成壁（４６）を備え、及び、前記箱から背後に延在する丸い側端縁（３６）を具備し、この側端縁の周りで、前記牽引が前記牽引縫糸（６）に加わる時に前記可撓性材料部品（２）が摺動するように構成されたトレー（３）を備えることを特徴とする、請求項１から請求項４までのいずれか１項に記載の装置。
6. 前記トレー（３）は、前記可撓性材料部品（２）が完全に係合するまで前記受容チューブ（４）を不動可能にする楔手段（４６、２６）を備えることを特徴とする、請求項５に記載の装置。
7. カバー（５）を備え、該カバーとトレー（３）の間で前記受容チューブ（４）を堅固に把持するように構成されたことを特徴とする、請求項５または請求項６に記載の装置。
8. 前記カバー（５）は、チューブ（９）の引抜きのために前記受容チューブ（４）へのアクセスを可能にするヒンジ付フラップ（５ｂ）を備えることを特徴とする、請求項７に記載の装置。
9. 前記トレー（３）又は前記カバー（５）、あるいは両方は、逆Ｖ字形状領域（２９）を備え、該領域の基端部は前記受容チューブ（４）の軸線に対して実質的に同軸的な関係に位置し、この領域（２９）を前記牽引縫糸（６）が貫通するように構成したことを特徴とする、請求項５から請求項８までのいずれか１項に記載の装置。

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