JP2005507689A - 照明装置を有した洗浄槽 - Google Patents

Abstract

頭髪をリンス又は洗浄するための洗浄槽２であって、当該洗浄槽２の内部空間１４を照明するために、複数の光源５を有した照明装置３が設けられている。この洗浄槽２は、光透過性材料４から構成されており、この際、照明装置３の光源５は、洗浄槽２の外側に配置されており、洗浄槽２の外側面６の少なくとも部分領域１１が光１２を放射できるようになっている。
【選択図】図１

Description

【技術分野】
【０００１】
本発明は、頭髪をリンス又は洗浄するための洗浄槽であって、当該洗浄槽の内部空間を照明するために、複数の光源を有した照明装置が設けられているものに関する。
【背景技術】
【０００２】
照明装置を有したこのような洗浄槽は、ＤＥ２０１０５７０８Ｕ１から公知であり、この場合、洗浄槽の内部空間を照明するために、複数の光源が洗浄槽に埋め込まれている。これによって、美容院における通常の照明により不完全な照明状態が後頭部に光の影を生じさせ、頭髪から全てのリンス‐又は洗浄剤残留物が濯ぎ落とされたか、あるいは洗い落とされたか否かがわかりにくいために、頭髪の専門的な濯ぎ及び洗浄が困難になるということが回避されることになる。この洗浄槽に光源を嵌め込むには、洗浄槽の壁面を貫通した対応する穿孔が必要であり、しかも、手作業で水密性のある状態に固定しなければならず、これは非常に無駄なことである。その上、互いに離れた位置にある光源によって、後頭部に均一な照明が当たらない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
本発明は、洗浄槽の壁面に穿孔を設ける必要がなく、光源を水密に固定するのに後で手作業を行う必要もなく、後頭部への均一な照明が得られるような同様の類の洗浄槽を創作することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
このような課題は、請求項１の特徴部分によって解決される。本発明の更なる改良品／実施形態のものは、従属項から明らかである。
【０００５】
本発明を、実施例を用いて更に詳しく説明する。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
図１は、照明装置を有した洗浄槽の切断側面図であり、図２は、図１に記載の洗浄槽を上方から見た図である。
【０００７】
図１には、頭髪をリンス又は洗浄するための洗浄槽２が示されており、この際、当該洗浄槽２の内部空間１４を照明するために、複数の光源５を有した照明装置３が設けられている。栓１５とハンドシャワー１６が設けられた、この洗浄槽２は光透過性材料４から構成されており、この際、照明装置３の光源５は、洗浄槽２の外側となるように配置されており、洗浄槽２の外側面６の少なくとも部分領域１１が、光１２を放射可能になっている。材料４としては、ガラス４．１又はプラスチック４．２が選択して設けられており、大きな光散乱の目的で乳白色材料４．３から構成されても良い。しかし、大きな光散乱のために、艶消し部８を有した外側面６が設けられても良い。このような光源５の費用的に有利な製造及び取り付けは、光源５を構造ユニット７として統合することによって達成され、この際、光源５は対応した連結にて互いに、構造ユニット７としての籠状の形成物を形成する。このような構造ユニット７は、例えば連結部１３によって外側で排水管１７と連結される。光源５の機械的な安全装置として、及び必要に応じてまぶしさ除けとして、光源５には外側カバー９が設けられる。光源５としては、好ましくは白色光を放つ、照明ダイオード５．１又は低圧ハロゲンランプ５．２が設けられても良い。この洗浄槽２は、後方洗浄槽１０として設けられても良く、これは後方洗浄装置１に形成されても良い。外側カバー９と洗浄槽２が光透過性材料４にて一緒に一体化して作られたものを設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
【図１】図１は、照明装置を有した洗浄槽の切断側面図である。
【図２】図２は、図１に記載の洗浄槽を上方から見た図である。
【符号の説明】
【０００９】
１ 後方洗浄装置
２ 洗浄槽
３ 照明装置
４ 光透過性材料
４．１ ガラス
４．２ プラスチック
４．３ 乳白色材料
５ 光源
５．１ 照明ダイオード
５．２ 低圧ハロゲンランプ
６ 外側面
７ 構造ユニット
８ 艶消し部
９ カバー
１０ 後方洗浄槽
１１ 部分領域
１２ 光
１３ 連結部
１４ 内部空間
１５ 栓
１６ ハンドシャワー
１７ 排水管
Ｘ 間隔

Claims (10)

1. 頭髪をリンス又は洗浄するための洗浄槽であって、当該洗浄槽の内部空間を照明するために、複数の光源を有した照明装置が設けられているものにおいて、前記洗浄槽（２）が光透過性材料（４）から構成されていること、及び、前記照明装置（３）の前記光源（５）が前記洗浄槽（２）の外側に配置されており、前記洗浄槽（２）の外側面（６）の少なくとも部分領域（１０）が光（１１）を放射可能であることを特徴とする頭髪のリンス又は洗浄用洗浄槽。
2. 材料（４）として、ガラス（４．１）又はプラスチック（４．２）が選択的に設けられていることを特徴とする請求項１に記載の洗浄槽。
3. 乳白色の材料（４．３）が設けられていることを特徴とする請求項１に記載の洗浄槽。
4. 前記外側面（６）に艶消し部（８）が設けられていることを特徴とする請求項１に記載の洗浄槽。
5. 前記光源（５）が、構造ユニット（７）として統合されていることを特徴とする請求項１に記載の洗浄槽。
6. 前記光源（５）に外側カバー（９）が設けられていることを特徴とする請求項１に記載の洗浄槽。
7. 前記光源（５）が、照明ダイオード（５．１）又は低圧ハロゲンランプ（５．２）を有していることを特徴とする請求項１に記載の洗浄槽。
8. 前記洗浄槽（２）が、後方洗浄槽（１０）として設けられていることを特徴とする請求項１に記載の洗浄槽。
9. 前記後方洗浄槽（１０）が、後方洗浄装置（１）として形成されていることを特徴とする請求項８に記載の洗浄槽。
10. 前記の外側カバー（９）と前記洗浄槽（２）が、光透過性材料（４）にて一緒に一体化して作られていることを特徴とする請求項６に記載の洗浄槽。