JP2005507609A - 移動ipネットワークにおける明示的マルチキャストサービス方法及び装置 - Google Patents

移動ipネットワークにおける明示的マルチキャストサービス方法及び装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、インターネットにおいてノードの移動性を提供する移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストを具現するための移動IPネットワークでの明示的マルチキャストサービス方法及び装置に関する。本発明は、複数移動ノードのホームアドレスを受信者アドレスで有する第1明示的マルチキャストデータパケットを受信し、移動ノードはホームネットワーク内にあるホームアドレスを具備し、ホームアドレスに相応する複数移動ノードの気付アドレスを判断した後、判断された気付アドレスにより第1明示的マルチキャストデータパケットの次の伝送経路を判断し、判断された次の経路上に位置する移動ノードのホームアドレスを受信者アドレスで有する第2明示的マルチキャストデータパケットを生成して、判断された次の経路上の移動ノードの気付アドレスを受信者アドレスで有するパケットヘッダーを生成した後、第2明示的マルチキャストデータパケットをカプセル化して第3明示的マルチキャストデータパケットを生成して、第3明示的マルチキャストデータパケット内の気付アドレスに第3明示的マルチキャストデータパケットを伝送する移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストサービス方法及び装置を提供する。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストサービス方法及び装置に関し、より詳細にはインターネット接続されたノードに移動性を提供する移動IPネットワークにおいて明示的マルチキャストを具現するための移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストサービス方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
移動IP(Mobile IP)とは、特定ネットワーク(ホームネットワーク)に正規的に接続されるターミナルやルータが他のネットワーク(フォーリンネットワーク)に一時的に接続されてホームネットワーク内のアドレスを持ってターミナルやルータに伝達されたIPパケットやメッセージを継続的に受信するようにする技術である。
【0003】
ネットワークアクセスポイントを変更するターミナルまたはルータなどのノードを移動ノード(mobile node)というが、このような移動ノードがフォーリンネットワーク内でも継続的にIPパケットを受信するためには、ホームネットワークに位置する所謂ホームエージェント(home agent)及びフォーリンネットワークに位置するフォーリンエージェント(foreign agent)に登録(Registration)しなければならない。
【0004】
ここで、登録とは、移動ノードがホームエージェント及びフォーリンエージェントに自分の現在アクセスポイント及びフォーリンネットワークからアドレスできる気付アドレス(care-of address)を知らせる動作をいう。
【0005】
気付アドレスは、外部ネットワーク上のフォーリンエージェント(foreign agent)アドレスを気付アドレスに使用する場合、フォーリンエージェント気付アドレス(Foreign agent Care-of address)と呼び、フォーリンネットワークから独自のアドレスを割り当てられて使用する場合には共存気付アドレス(Co-located Care-of address)と呼ぶ。
【0006】
ホームエージェントは、ホームネットワーク内のトラフィックをモニターリングし、ホームエージェントが移動ノードのホームアドレスに対応する目的地アドレスに運搬されるIPパケットを識別した後、識別されたIPパケットを横盗りする。
【0007】
次いで、ホームエージェントは、横盗りしたIPパケットをフォーリンネットワークに位置する移動ノードに伝達する。
【0008】
このような移動IPは、インターネット技術標準化機構IETF(Internet Engineering Task Force)で標準化した技術であって、インターネットバージョン4における移動IPであるMobile IPv4は標準文書RFC2002に記述されており、インターネットバージョン6における移動IPであるMobile IPv6は標準提案文書(draft-ietf-mobileip-ipv6-14.txt)に記述されている。
【0009】
以下では、インターネットバージョンによる移動IPサービスを添付する図面を参照して説明する。
【0010】
図1は、インターネットバージョン4において移動IPサービスを概略的に示す図であって、図2は、インターネットバージョン6において移動IPサービスを概略的に示す図である。
【0011】
図1を参照すると、第1移動ノード100-1がホームネットワークを離れてフォーリンネットワークのうち一つを訪問すると、第1移動ノード100-1は訪問したフォーリンネットワークに位置するフォーリンエージェント110のルータ情報によるフォーリンエージェント気付アドレスを割り当てられる。
【0012】
この場合、フォーリンエージェント気付アドレスを割り当てられた第1移動ノード100-1は、ホームエージェント120とフォーリンエージェント110に割り当てられたフォーリンエージェント気付アドレスを登録する。
【0013】
一方、フォーリンネットワークのフォーリンエージェント110に接続されなかった第2移動ノード100-2は、移動IPが規定しない別の方法でアドレスを割り当てられて(例えば、フォーリンネットワークに存在するDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバー(図示せず)から共存気付アドレスを割り当て)使用する。
【0014】
ここで、DHCPサーバーは、インターネット接続のための一定ノードにIPアドレスを割り当てるサーバーである。
【0015】
第2移動ノード100-2は、ホームエージェント120に割り当てられた共存気付アドレスを登録する。
【0016】
次いで、ホームエージェント120は、第1または第2移動ノード100-1、100-2の通信相手である相手ノード130から第1または第2移動ノード100-1、100-2のホームアドレスを目的地アドレスと有するデータパケットが受信されると、受信されたデータパケットの目的地アドレスにより第1または第2移動ノード100-1、100-2の位置を把握する。
【0017】
ホームエージェント120は、位置が把握された第1または第2移動ノード100-1、100-2に該当する気付アドレスが登録されているかを把握し、トンネリング手法を利用して受信されたデータパケットを登録された気付アドレスに伝達する。
【0018】
次いで、フォーリンエージェント気付アドレスを有しているフォーリンエージェント110は、トンネリング手法を通して伝達されたデータパケットからトンネル情報を除去(De-capsulation)してフォーリンエージェント気付アドレスを有する第1移動ノード100-1に伝送する。
【0019】
一方、第2移動ノード100-2は、トンネリング手法を通してホームエージェント120から伝達されたデータパケットからトンネル情報を除去することにより相手ノード130から伝送されたデータパケットを確認する。
【0020】
ここで、第2移動ノード100-2は、トンネリング手法を通して伝達されたデータパケットからトンネル情報を除去する機能を有する。
【0021】
第1移動ノード100-1が相手ノード130にデータパケットを伝送しようとする場合、フォーリンエージェント110がゲートウェイルータに利用される。
【0022】
インターネットバージョン6における移動IPサービスは、図2に示されているように、ホームネットワークを離れて外部ネットワークのうち一つを訪問した第1及び第2移動ノード200-1、200-2は、DHCPサーバーにより割り当てられる共存気付アドレスを有する。
【0023】
この場合、第1及び第2移動ノード200-1、200-2は、割り当てられた共存気付アドレスをホームエージェント210に知らせるためのバインディング(binding)を行う。ここで、バインディングはインターネットバージョン4における登録と同じ用語である。
【0024】
インターネットバージョン6においてホームエージェントのみでなくインターネットに接続されている全てのノードは、第1または第2移動ノード200-1、200-2の共存気付アドレスとホームアドレスを接続させるバインディング機能を支援する。
【0025】
一定のインターネットノードがバインディングされている第1移動ノード200-1または第2移動ノード200-2にデータパケットを伝達する方法は次の2つの方法がある。
【0026】
第1に、ホームエージェント210は、相手ノード220からデータパケットを受信し、受信されたデータパケットを通して第1または第2移動ノード200-1、200-2の共存気付アドレスを把握する。
【0027】
次いで、ホームエージェント210は、トンネリング手法を利用してデータパケットを第1または第2移動ノード200-1、200-2の共存気付アドレスに伝達する。
【0028】
上記の共存気付アドレスを有する第1または第2移動ノード200-1、200-2は、トンネリング手法を通して伝達されたデータパケットからトンネル情報を除去することによって相手ノード220から伝達されたデータパケットを確認する。
【0029】
第2に、相手ノード220は、バインディング機能を有するので、第1または第2移動ノード200-1、200-2の共存気付アドレスを把握できるため、データパケットのルーティング拡張ヘッダーに第1または第2移動ノード200-1、200-2の共存気付アドレスとホームアドレスが同時に含まれるデータパケットを伝送する。
【0030】
相手ノード220により伝送されたデータパケットは、ルーティング拡張ヘッダー内の第1または第2移動ノード200-1、200-2の共存気付アドレスによりホームエージェント210を経由せず、第1または第2移動ノード200-1、200-2に直接伝送される。
【0031】
一般にマルチキャスト技術は、同じデータを同時に受信する必要のあるデータ受信者がネットワークに多数存在する場合、送信帯域幅を減らして網効率を上げながら受信者間の時間差なしにデータパケットを伝達する技術である。
【0032】
インターネットマルチキャスト技術は、インターネット技術標準化機構であるIETFの標準文書であるRFC 1112に基づいているホストグループモデルマルチキャスト(Host group model Multicast)であり、IETF標準提案文書draft-oomx-xcast-basic-spec-xx.txtに基づいている明示的マルチキャスト(Explicit Multicast)を含む。
【0033】
ホストグループモデルマルチキャストは、データを受信しようとする複数の加入者が各端末機を介してサービス提供要請信号である加入信号(join signal)を端末機に接続されているルータに伝送する。
【0034】
サービス提供者の端末機と接続されている最上位ルータは、加入信号を伝送した下位ルータと接続されているリンクを記憶するが、サービス提供者の端末機と接続されている最上位ルータ及び加入者端末機に接続されているルータは加入信号が伝送されてきたリンクのみを記憶する。
【0035】
最上位ルータは、サービス提供者端末機から受信されたデータパケットを加入信号が伝送されてきたリンクの個数ほど複製し、複製されたデータパケットを各リンクに伝達する。
【0036】
このように構成されて動作するホストグループマルチキャストは、サービスを提供するグループを定義するため、加入者から加入信号を受信しなければならない先行シグナル(signaling)が必要である。
【0037】
また、ホストグループマルチキャストサービスは、ルータから複数の加入者の加入信号が伝送されたリンクをグループアドレス別に記憶しなければならない問題点もある。
【0038】
また、ホストグループマルチキャストサービスは、各々の加入者を別途に管理せず、グループで把握するので、使用者認証や課金に非常に脆弱な構造を持っている。
【0039】
このような問題を解決するため、明示的マルチキャストサービスが提示された。
【0040】
以下に明示的マルチキャストサービスを添付する図面を参照しながら説明する。
【0041】
図3は、明示的マルチキャストサービスの概略構成図であって、図4Aないし図4Eは、インターネットバージョン4において明示的マルチキャストにしたがったデータパケット形態を示す図であり、図5Aないし図5Eは、インターネットバージョン6において明示的マルチキャストにしたがったデータパケット形態を示す図である。
【0042】
図3を参照すると、まず、サービス提供者300は、一定サービスに対する要請のための加入信号を第1ないし第3加入者310-1、310-2、310-3から直接受信する。
【0043】
サービス提供者300は、受信された加入信号によりサービスを提供する加入者を把握し、把握された加入者に提供するサービスの第1データパケットをサービス提供端末機320を介して伝送する。
【0044】
ここで、第1データパケットの目的地アドレスフィールドには把握された加入者のインターネットアドレスが明示的に羅列される。
【0045】
すなわち、サービス提供者300がサービス提供端末機320を介して伝送する第1データパケットは、図4Aに示されているように、インターネットパケットヘッダー400、明示的マルチキャストヘッダー410及びデータフィールド420を含む。
【0046】
インターネットパケットヘッダー400は、送信元アドレスフィールド402、リンクローカルマルチキャストアドレスフィールド404を含み、送信元アドレスフィールド402及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド404は、32bitから構成される。
【0047】
ここで、リンクローカルマルチキャストアドレスフィールド404に記録されるリンクローカルマルチキャストアドレス(link local multicast address)は、マルチキャストのうち明示的マルチキャストを区分するためのアドレスである。
【0048】
すなわち、リンクローカルマルチキャストアドレスは、マルチキャストを区別するために指定されたマルチキャストグループアドレス「244.0.0.0」ないし「239.255.255.255」までのアドレスのうちいずれか一つであって一定のアドレス附与機関で附与したアドレスである。
【0049】
明示的マルチキャストヘッダー400は、第1端末機インターネットアドレスフィールド412、第2端末機インターネットアドレスフィールド414及び第3端末機インターネットアドレスフィールド416を含む。
【0050】
第1ルータ330は、図4Aのような第1データパケットの明示的マルチキャストヘッダー410に記録されている第1ないし第3端末機インターネットアドレスにより第1データパケットの伝送経路数を把握する。
【0051】
この場合、第1ルータ330は、把握された伝送経路数が2個であるので、第1データパケットを複製して第2及び第3データパケットを生成する。
【0052】
第1及び第2加入者310-1、310-2に伝送される第2データパケットは、図4Bに示されているように、送信元アドレスフィールド430、リンクローカルマルチキャストアドレスフィールド432、第1端末機インターネットアドレスフィールド434、第2端末機インターネットアドレスフィールド436及びデータフィールド438を含む。
【0053】
ここで、送信元アドレスフィールド430及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド432は、インターネットパケットヘッダーに含まれ、第1及び第2端末機インターネットアドレスフィールド434、436は、明示的マルチキャストヘッダーに含まれる。
【0054】
また、第3加入者310-3に伝送される第3データパケットは、図4Cに示されているように、送信元アドレスフィールド440、リンクローカルマルチキャストアドレスフィールド442、第3端末機インターネットアドレスフィールド444及びデータフィールド446を含む。
【0055】
ここで、送信元アドレスフィールド440及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド442は、インターネットパケットヘッダーに含まれ、第3端末機インターネットアドレスフィールド444は、明示的マルチキャストヘッダーに含まれる。
【0056】
第2ルータ340は、図4Bのような第2データパケットの明示的マルチキャストヘッダーに記録されている第1及び第2端末機インターネットアドレスにより伝送経路数を把握し、把握された伝送経路数により第2データパケットを複製して第4及び第5データパケットを生成する。
【0057】
ここで、第1加入者310-1に伝送される第4データパケットは、図4Dに示されているように、送信元アドレスフィールド450、リンクローカルマルチキャストアドレスフィールド452、第1端末機インターネットアドレスフィールド454及びデータフィールド456を含む。
【0058】
この場合、送信元アドレスフィールド450及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド452は、インターネットパケットヘッダーに含まれ、第1端末機インターネットアドレスフィールド454は、明示的マルチキャストヘッダーに含まれる。
【0059】
また、第2加入者310-2に伝送される第5データパケットは、図4Eに示されているように、送信元アドレスフィールド460、リンクローカルマルチキャストアドレスフィールド462、第2端末機インターネットアドレスフィールド464及びデータフィールド466を含む。
【0060】
第2ルータ340は、図4Dのような第4データパケットの第1端末機インターネットアドレスにより第4データパケットを第1端末機360-1に伝送し、図4Eのような第5データパケットの第2インターネット端末機アドレスにより第5データパケットを第2端末機360-2に伝送する。
【0061】
第3ルータ350は、図4Cのような第3データパケットの第3端末機インターネットアドレスにより第3データパケットを第3端末機360-3に伝送する。
【0062】
一方、インターネットバージョン6における明示的マルチキャストサービス動作は、インターネットバージョン4と同様であるが、第1ないし第3ルータ330、340、350で生成されるデータパケットの形態が違う。
【0063】
すなわち、インターネットバージョン6におけるデータパケットは、インターネットパケットヘッダーとデータフィールドを含んで、インターネットパケットヘッダー内にルーティング拡張ヘッダーが含まれる。
【0064】
まず、サービス提供者300がサービス提供端末機320を介して伝送する第1データパケットは、図5Aに示されているように、送信元アドレスフィールド500、リンクローカルマルチキャストアドレスフィールド502、第1端末機インターネットアドレスフィールド504、第2端末機インターネットアドレスフィールド506、第3端末機インターネットアドレスフィールド508及びデータフィールド510を含む。
【0065】
ここで、第1端末機インターネットアドレスフィールド504、第2端末機インターネットアドレスフィールド506及び第3端末機インターネットアドレスフィールド508は、ルーティング拡張ヘッダーに含まれ、送信元アドレスフィールド500、リンクローカルマルチキャストアドレスフィールド502及びルーティング拡張ヘッダーはインターネットパケットヘッダーに含まれる。
【0066】
第1ルータ330により生成されて第1及び第2端末機360-1、360-2に伝送される第2データパケットは、図5Bに示されているように、ルーティング拡張ヘッダーに第1端末機インターネットアドレスフィールド520及び第2端末機インターネットアドレスフィールド522が含まれ、その他の構成は図5Aと同様である。
【0067】
第1ルータ330により生成されて第3端末機360-3に伝送される第3データパケットは、図5Cに示されているように、インターネットパケットヘッダーに含まれるルーティング拡張ヘッダーに第3端末機インターネットアドレスフィールド530が含まれ、その他の構成は図5Aと同様である。
【0068】
また、第2ルータ340により生成されて第1端末機360-1に伝送される第4データパケットは、図5Dに示されているように、ルーティング拡張ヘッダーに第1端末機インターネットアドレスフィールド540が含まれ、その他の構成は図5Aと同様である。
【0069】
第2ルータ340により生成されて第2端末機360-2に伝送される第5データパケットは、図5Eに示されているように、ルーティング拡張ヘッダーに第2端末機インターネットアドレスフィールド550が含まれ、その他の構成は図5Aと同様である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0070】
前記したように動作する明示的マルチキャストサービスを移動IPネットワーク上で行うためには次のような問題点がある。
【0071】
第1に、通常の明示的マルチキャストサービスにおいてリンクローカルマルチキャストアドレスは、ルータに登録する過程がないので、移動IPネットワークにおいてホームエージェントは登録されていないリンクローカルマルチキャストアドレスを目的地アドレスと有するデータパケットを処理せずに捨てる。
【0072】
第2に、移動IPネットワークでは移動ノードが登録した気付アドレスにデータパケットを伝送するルーティングを行うべきであるが、通常の明示的マルチキャストルーティングは、受信したデータパケットの目的地アドレスに記録されている移動ノードのホームアドレスにしたがうルーティングを行うので、フォーリンネットワークにいる移動ノードにデータパケットが正しく伝送されない。
【0073】
第3に、インターネットバージョン6においてバインディング情報を利用して最適化された経路による明示的マルチキャストサービスを行おうとする場合、移動ノードのホームアドレスのみ順序的に羅列されるので、移動ノードの気付アドレスにしたがう明示的マルチキャストルーティングが行われない。
【0074】
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、移動ノードの気付アドレスを目的地アドレスと有する明示的マルチキャストヘッダーにより明示的マルチキャストデータパケットをカプセル化する移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストサービス方法及び装置を提供することにある。
【0075】
また、本発明の他の目的は、移動ノードの気付アドレスを目的地アドレスと有するルーティング拡張ヘッダーにより明示的マルチキャストデータパケットをカプセル化する移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストサービス方法及び装置を提供することにある。
【0076】
また、本発明の他の目的は、移動ノードのバインディング情報により移動ノードのホームアドレス及び気付アドレスをルーティング拡張ヘッダーに含まれる明示的マルチキャストデータパケットにしたがう明示的マルチキャストサービスを行う移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストサービス方法及び装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0077】
上述した目的を達成するための本発明は、複数の移動ノードのホームアドレスを受信者アドレスで有する第1明示的マルチキャストデータパケットを受信し、移動ノードはホームネットワーク内にあるホームアドレスを備え、ホームアドレスに相応する複数の移動ノードの気付アドレスを判断した後、判断した気付アドレスにより第1明示的マルチキャストデータパケットの次の伝送経路を判断し、判断した次の経路上に位置する移動ノードのホームアドレスを受信者アドレスで有する第2明示的マルチキャストデータパケットを生成し、判断した次の経路上の移動ノードの気付アドレスを受信者アドレスで有するパケットヘッダーを生成した後、第2明示的マルチキャストデータパケットをカプセル化して第3明示的マルチキャストデータパケットを生成し、第3明示的マルチキャストデータパケット内の気付アドレスにより複数の移動ノードに第3明示的マルチキャストデータパケットを伝送する移動IPネットワークにおいて明示的マルチキャストサービス方法及び装置を提供することにその特徴がある。
【0078】
本発明の他の特徴は、複数の移動ノードのホームアドレス及び複数の移動ノードのホームアドレスに相応する共存気付アドレスを受信者アドレスで有する明示的マルチキャストデータパケットを生成し、共存気付アドレスにしたがって明示的マルチキャストデータパケットを伝送が、バインディング機能を有する移動IPネットワークに接続された相手ノードは最適化された経路にしたがって移動IPネットワークに明示的マルチキャストパケットを伝送する移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストサービス方法及び装置を提供することにある。
【0079】
本発明のまた他の特徴は、移動IPネットワーク内から複数の移動ノードに伝送される明示的マルチキャストデータパケットが含まれるデータ信号において、明示的マルチキャストデータパケットは、移動ノードに第1明示的マルチキャストデータパケットを伝送したノードのインターネットアドレスが記録される第1送信元アドレス及び第1リンクローカルマルチキャストアドレスフィールドを有する第1インターネットパケットヘッダーを含み、第1明示的マルチキャストデータパケットは、前記移動ノードのホームアドレスを受信者アドレスで有し、第1明示的マルチキャストデータパケットの次の伝送経路上に位置する移動ノードのホームアドレスが記録される第1明示的マルチキャストヘッダー、明示的マルチキャストデータパケットを伝送するノードのインターネットアドレスが記録される第2送信元アドレスフィールド、及び第2リンクローカルマルチキャストアドレスフィールドを有する第2インターネットパケットヘッダー、次の伝送経路上に位置する移動ノードの気付アドレスが記録される第2明示的マルチキャストヘッダー及びデータフィールドを含むことを特徴とする有線または無線で伝送されるデータ信号を提供することにある。
【0080】
本発明の他の特徴は、移動IPネットワーク内で相手ノードから複数の移動ノードに伝送される明示的マルチキャストデータパケットが含まれるデータ信号において、相手ノードはバインディング機能を有し、明示的マルチキャストデータパケットはインターネットパケットヘッダー及びデータフィールドを含み、インターネットパケットヘッダーは、相手ノードのインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールド、リンクローカルマルチキャストアドレスフィールド、複数の移動ノードの共通地域気付アドレス目録フィールド及び複数の移動ノードのホームアドレス目録フィールドを含むルーティング拡張ヘッダーを含むことを特徴とする有線または無線で伝送されるデータ信号を提供することにある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0081】
以下、本発明に係る移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストサービス方法及び装置を添付する図面を参照しながら詳細に説明する。
【0082】
図6は、本発明の第1実施例に係るインターネットバージョン4移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストサービスの概略構成図であって、図7Aないし図7Gは、本発明の第1実施例に係るインターネットバージョン4の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【0083】
一般に、インターネットバージョン4の明示的マルチキャストサービスによる明示的データパケットは、インターネットパケットヘッダー、明示的マルチキャストヘッダー及びペイロードを含んで構成される。
【0084】
ここで、インターネットパケットヘッダーには、送信元アドレス及びリンクローカルマルチキャストアドレスが記録されるフィールドを含み、明示的マルチキャストヘッダーにはデータパケットを受信する受信者のアドレスが記録されるフィールドを含む。
【0085】
この場合、インターネットパケットヘッダーの送信元アドレスフィールド及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールドは、32bitの構成を有する。
【0086】
図6を参照すると、本発明の第1実施例に係るインターネットバージョン4の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストサービスシステムは、相手ノード(Correspondent node)600、第1ルータ610、第1ないし第4移動ノード(Mobile node)620-1、620-2、620-3、620-4、ホームエージェント(Home agent)630、第2ルータ640及びフォーリンエージェント(Foreign agent)650を含む。
【0087】
相手ノード600は、第1ルータ610を介して第1ないし第4移動ノード620-1、620-2、620-3、620-4とインターネット通信を行うインターネットノードである。
【0088】
ホームエージェント630は、第1ないし第4移動ノード620-1、620-2、620-3、620-4が属するホームネットワーク(Home network)で第1ないし第4移動ノード620-1、620-2、620-3、620-4の現在アクセスポイントを把握して、第1ないし第4移動ノード620-1、620-2、620-3、620-4に伝送されるためのデータパケットをトンネル(tunnel)させるルータをいう。
【0089】
フォーリンエージェント650は、フォーリンネットワークを訪問した第3及び第4移動ノード620-3、620-4にルーティングサービスを提供するルータをいう。
【0090】
第2ルータ640は、ホームエージェント630から受信される明示的マルチキャストデータパケットを第1移動ノード620-1及び第2移動ノード620-2に伝送するルータをいう。
【0091】
ここで、第1ないし第4移動ノード620-1、620-2、620-3、620-4は、相手ノード600と通信中にホームネットワークからフォーリンネットワークに移動し、第1及び第2移動ノード620-1、620-2は、フォーリンネットワークから共存気付アドレスを、第3及び第4移動ノード620-3、620-4は、フォーリンネットワークからフォーリンエージェント気付アドレスを獲得する。
【0092】
この場合、第1ないし第4移動ノード620-1、620-2、620-3、620-4は、獲得した共存気付アドレス及びフォーリンエージェント気付アドレスをホームエージェント630に登録する。
【0093】
以下に、このように構成される本発明の第1実施例に係る移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストサービス動作を説明する。
【0094】
まず、相手ノード600は、第1ないし第4移動ノード620-1、620-2、620-3、620-4がホームネットワークからフォーリンネットワークに移動した事実を知られないので、第1ないし第4移動ノードのホームアドレスが明示的マルチキャストヘッダーに羅列される第1明示的マルチキャストデータパケットを生成して第1ルータ610を介してホームエージェント630に伝送する。
【0095】
ここで、第1明示的マルチキャストデータパケットは、図7Aに示されているように、インターネットパケットヘッダー700、明示的マルチキャストヘッダー710、及びデータフィールド720を含む。
【0096】
インターネットパケットヘッダー700は、送信元アドレスフィールド702及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド704を含み、送信元アドレスフィールド702には第1明示的マルチキャストデータパケットを伝送しようとする相手ノード600のインターネットアドレスが記録される。
【0097】
また、リンクローカルマルチキャストアドレスフィールド704にはマルチキャストを区分するために予め定義されたマルチキャストグループアドレスのうち特別に明示的マルチキャストを区分するために定義されたリンクローカルマルチキャストアドレスが記録される。
【0098】
リンクローカルマルチキャストアドレスは、「244.0.0.0」ないし「239.255.255.255」までのアドレスのうちルータ用シグナル(signaling)アドレスであるので、リンクローカルマルチキャストアドレスを含むデータパケットを受信するルータは、受信したデータパケットが明示的マルチキャストデータパケットであることを認識することになる。
【0099】
明示的マルチキャストヘッダー710は、相手ノード600からの明示的マルチキャストデータを受信する受信者アドレスが記録されるフィールドを含み、第1移動 ノードホームアドレスフィールド712、第2移動ノードホームアドレスフィールド714、第3移動ノードホームアドレスフィールド716及び第4移動ノードホームアドレスフィールド718を含む。
【0100】
ここで、第1ないし第4移動ノード620-1、620-2、620-3、620-4のホームアドレスは、ホームネットワークで有するインターネットアドレスである。
【0101】
ホームエージェント630は、図7Aのような第1明示的マルチキャストデータパケットが受信されると、明示的マルチキャストヘッダー710に記録されている第1ないし第4移動ノード620-1、620-2、620-3、620-4のホームアドレスにより登録された第1ないし第4移動ノード620-1、620-2、620-3、620-4の気付アドレスを把握する。
【0102】
ここで、第1及び第2移動ノード620-1、620-2は、共存気付アドレスを有し、第3及び第4移動ノード620-3、620-4は、フォーリンエージェント気付アドレスを有する。
【0103】
ホームエージェント630は、第1及び第2移動ノード620-1、620-2に伝送するための第2明示的データパケットと第3及び第4移動ノード620-3、620-4に伝送するための第3明示的データパケットを生成する。
【0104】
すなわち、ホームエージェント630は、第1明示的マルチキャストヘッダーに第1及び第2移動ノード620-1、620-2のホームアドレスが記録される明示的マルチキャストデータパケットを第1及び第2移動ノード620-1、620-2の共存気付アドレスが記録される第2明示的マルチキャストヘッダーによりカプセル化して第2明示的マルチキャストデータパケットを生成する。
【0105】
図7Bに示されているように、第2明示的マルチキャストデータパケットの第1明示的マルチキャストヘッダー730には、第1移動ノードホームアドレス及び第2移動ノードホームアドレスが記録され、第2明示的マルチキャストヘッダー732には第1移動ノード共存気付アドレス及び第2移動ノード共存気付アドレスが記録される。
【0106】
また、第2明示的マルチキャストデータパケットの第1インターネットパケットヘッダー734は、相手ノードインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールド735及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド736を含む。
【0107】
第2明示的マルチキャストデータパケットの第2インターネットパケットヘッダー737は、ホームエージェントアドレスが記録される送信元アドレスフィールド738及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド739を含む。
【0108】
ホームエージェント630は、第1明示的マルチキャストヘッダーに第3及び第4移動ノード620-3、620-4のホームアドレスを記録される明示的マルチキャストデータパケットを第3及び第4移動ノード620-3、620-4のフォーリンエージェント気付アドレスを記録される第2明示的マルチキャストヘッダーによりカプセル化して第3明示的マルチキャストデータパケットを生成する。
【0109】
図7Cに示されているように、第3明示的マルチキャストデータパケットの第1明示的マルチキャストヘッダー740には、第3移動ノードホームアドレス及び第4移動ノードホームアドレスが記録され、第2明示的マルチキャストヘッダー742には、第3移動ノードフォーリンエージェント気付アドレス及び第4移動ノードフォーリンエージェント気付アドレスが記録される。
【0110】
また、第3明示的マルチキャストデータパケットの第1インターネットパケット ヘッダー744は、相手ノードインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールド745及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド746を含む。
【0111】
第3明示的マルチキャストデータパケットの第2インターネットパケットヘッダー747は、ホームエージェントアドレスが記録される送信元アドレスフィールド748及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド749を含む。
【0112】
次いで、ホームエージェント630は、第2明示的マルチキャストデータパケットの第2明示的マルチキャストヘッダー732に記録されている第1及び第2移動ノード620-1、620-2の共存気付アドレスにより第2明示的マルチキャストデータパケットを伝送するトンネリングを行うことにより第2ルータ640に伝送する。
【0113】
また、ホームエージェント630は、第3明示的マルチキャストデータパケットの第2明示的マルチキャストヘッダー742に記録されている第3及び第4移動ノード620-3、620-4のフォーリンエージェント気付アドレスにより第3明示的マルチキャストデータパケットを伝送するトンネリングを行うことによってフォーリンエージェント650に伝送する。
【0114】
第2ルータ640は、トンネリングを通してホームエージェント630から受信される第2明示的マルチキャストデータパケットの第2明示的マルチキャストヘッダー732に記録されている第1及び第2移動ノード620-1、620-2の共存気付アドレスにより伝送経路を把握する。
【0115】
次いで、第2ルータ640は、把握された伝送経路に第2明示的データパケットを伝送するために、第2明示的マルチキャストデータパケットを複製して第4及び第5明示的マルチキャストデータパケットを生成する。
【0116】
図7Dに示されているように、第4明示的マルチキャストデータパケットの第1明示的マルチキャストヘッダー750には、第1移動ノードホームアドレスが記録され、第2明示的マルチキャストヘッダー752には、第1移動ノード共存気付アドレスが記録される。
【0117】
また、第4明示的マルチキャストデータパケットの第1インターネットパケットヘッダー754は、相手ノードインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールド755及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド756を含み、第2インターネットパケットヘッダー757は、ホームエージェントアドレスが記録される送信元アドレスフィールド758及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド759を含む。
【0118】
第5明示的マルチキャストデータパケットは、図7Eに示されているように、第1明示的マルチキャストヘッダー760には、第2移動ノードホームアドレスが記録され、第2明示的マルチキャストヘッダー762には、第2移動ノード共存気付アドレスが記録される。
【0119】
また、第5明示的マルチキャストデータパケットの第1インターネットパケットヘッダー764は、相手ノードインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールド765、及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド766を含み、第2インターネットパケットヘッダー767は、ホームエージェントアドレスが記録される送信元アドレスフィールド768及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド769を含む。
【0120】
第2ルータ640は、生成された第4明示的マルチキャストデータパケットの第2明示的マルチキャストヘッダー752に記録されている第1移動ノード共存気付アドレスにより第1移動ノード620-1に第4明示的マルチキャストデータパケットを伝送する。
【0121】
また、第2ルータ640は、第5明示的マルチキャストデータパケットの第2明示的マルチキャストヘッダー762に記録されている第2移動ノード共存気付アドレスにより第2移動ノード620-2に第5明示的マルチキャストデータパケットを伝送する。
【0122】
第1移動ノード620-1及び第2移動ノード620-2は、受信した第4及び第5明示的マルチキャストデータパケットから第2明示的マルチキャストヘッダー752、762及び第2インターネットパケットヘッダー757、767を除去(De-capsulation)することによって相手ノード600から伝送される明示的マルチキャストデータパケットを確認することになる。
【0123】
一方、フォーリンエージェント650は、ホームエージェント630から受信される第3明示的マルチキャストデータパケットの第2明示的マルチキャストヘッダー742に記録されている第3及び第4移動ノード620-3、620-4のフォーリンエージェント気付アドレスによりデータ伝送経路である第3及び第4移動ノード620-3、620-4を把握する。
【0124】
次いで、フォーリンエージェント650は、第3明示的マルチキャストデータパケットから第2明示的マルチキャストヘッダー742及び第2インターネットパケットヘッダー747を除去した後、第3明示的マルチキャストデータパケットを複製して把握された伝送経路である第3及び第4移動ノード620-3、620-4に伝送する第6及び第7明示的マルチキャストデータパケットを生成する。
【0125】
ここで、第3移動ノード620-3に伝送される第6明示的マルチキャストデータパケットは、図7Fに示されているように、第1明示的マルチキャストヘッダー770には第3移動ノードホームアドレスが記録される。
【0126】
また、第6明示的マルチキャストデータパケットの第1インターネットパケットヘッダー772は、相手ノードインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールド774及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド776を含む。
【0127】
第4移動ノード620-4に伝送される第7明示的マルチキャストデータパケットは、図7Gに示されているように、第1明示的マルチキャストヘッダー780には第4移動ノードホームアドレスが記録される。
【0128】
また、第7明示的マルチキャストデータパケットの第1インターネットパケットヘッダー782は、相手ノードインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールド784及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド786を含む。
【0129】
このように構成されて動作する本発明に係るインターネットバージョン4の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストサービス方法を添付する図面を参照しながら説明する。
【0130】
図8は、本発明の第1実施例に係るインターネットバージョン4の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストサービスを行うためのフローチャートである。
【0131】
まず、ホームエージェント630は、相手ノード600から第1ないし第4移動ノード620-1、620-2、620-3、620-4に伝送しようとする第1明示的マルチキャストデータパケットを受信する(S800)。
【0132】
ここで、第1明示的マルチキャストデータパケットは、インターネットパケットヘッダー700、明示的マルチキャストヘッダー710及びデータフィールド720を含む。
【0133】
インターネットパケットヘッダー700は、相手ノード600のインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールド702が含まれ、明示的マルチキャストヘッダー710は、第1ないし第4移動ノード620-1、620-2、620-3、620-4のホームアドレスが記録される複数個のフィールドを含む。
【0134】
次いで、ホームエージェント630は、受信した第1明示的マルチキャストデータパケットの明示的マルチキャストヘッダー710に記録される第1ないし第4移動ノード620-1、620-2、620-3、620-4ホームアドレスにより第1ないし第4移動ノード620-1、620-2、620-3、620-4の気付アドレスを判断する(S802)。
【0135】
ここで、第1ないし第4移動ノード620-1、620-2、620-3、620-4の気付アドレスは、共存気付アドレス及びフォーリンエージェント気付アドレスを含む。
【0136】
ホームエージェント630は、第1ないし第4移動ノード620-1、620-2、620-3、620-4の気付アドレスにより第1明示的マルチキャストデータパケットを伝送するための伝送経路である次のノードを判断する(S804)。
【0137】
ここで、判断された伝送経路である次のノードは、第2ルータ640及びフォーリンエージェント650である。
【0138】
次いで、ホームエージェント630は、次のノードに伝送するための受信者すなわち、第1ないし第4移動ノード620-1、620-2、620-3、620-4のホームアドレスを受信者アドレスで含む明示的マルチキャストデータパケットを生成する(S806)。
【0139】
すなわち、ホームエージェント630は、第2ルータ640に第1明示的マルチキャストデータパケットを伝送するため、第1及び第2移動ノード620-1、620-2のホームアドレスを受信者アドレスで含む明示的マルチキャストデータパケットを生成する。
【0140】
また、ホームエージェント630は、フォーリンエージェント650に第1明示的マルチキャストデータパケットを伝送するため、第3及び第4移動ノード620-3、620-4のホームアドレスを受信者アドレスで含む明示的マルチキャストデータパケットを生成する。
【0141】
ホームエージェント630は、第1ないし第4移動ノード620-1、620-2、620-3、620-4の気付アドレスを受信者アドレスで有する明示的マルチキャストヘッダーを構成した後、前記の段階(S806)で生成された明示的マルチキャストデータパケットをカプセル化して第2及び第3明示的マルチキャストデータパケットを生成する(S808)。
【0142】
すなわち、ホームエージェント630は、第1及び第2移動ノード620-1、620-2の共存気付アドレスを受信者アドレスで有する明示的マルチキャストヘッダーを構成した後、生成された明示的マルチキャストデータパケットをカプセル化して第2明示的マルチキャストデータパケットを生成する。
【0143】
また、ホームエージェント630は、第3及び第4移動ノード620-3、620-4のフォーリンエージェント気付アドレスを受信者アドレスで有する明示的マルチキャストヘッダーを構成した後、生成された明示的マルチキャストデータパケットをカプセル化して第3明示的マルチキャストデータパケットを生成する。
【0144】
次いで、ホームエージェント630は、生成された第2及び第3明示的マルチキャストデータパケットを第1ないし第4移動ノード620-1、620-2、620-3、620-4の気付アドレスによるトンネリングを通して次のノードである第2ルータ640及びフォーリンエージェント650に伝送する(S810)。
【0145】
以後、第2ルータ640及びフォーリンエージェント650の第2及び第3明示的マルチキャストデータパケットの伝送動作は、移動IP及び明示的マルチキャスト標準技術にしたがって動作するので詳細な説明は省略する。
【0146】
以下に本発明の第2実施例を添付する図面を参照しながら説明する。
【0147】
図9は、本発明の第2実施例に係るインターネットバージョン6の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストサービスの概略構成図であって、図10Aないし図10Gは、本発明の第2実施例に係るインターネットバージョン6の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【0148】
インターネットバージョン6において明示的マルチキャストサービスを行うことによって伝送される明示的マルチキャストデータパケットは、送信元アドレス、リンクローカルマルチキャストアドレス及び受信者アドレスが記録されるルーティング拡張ヘッダーを有するインターネットパケットヘッダーとサービスデータが記録されるペイロードを含む。
【0149】
この場合、送信元アドレス及びリンクローカルマルチキャストアドレスが記録されるフィールドは、各々128bitの構成を有する。
【0150】
図9を参照すると、本発明の第2実施例に係るインターネットバージョン6の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストサービスシステムは、相手ノード(Correspondent node)900、第1ルータ910、第1ないし第4移動ノード(Mobile node)920-1、920-2、920-3、920-4、第2ルータ930及び第3ルータ940を含む。
【0151】
相手ノード900は、第1ルータ910を通して第1ないし第4移動ノード920-1、920-2、920-3、920-4とインターネット通信を行うインターネットノードである。
【0152】
ホームエージェント950は、第1ないし第4移動ノード920-1、920-2、920-3、920-4が属するホームネットワーク(Home network)で第1ないし第4移動ノード920-1、920-2、920-3、920-4の現在アクセスポイントを把握して、第1ないし第4移動ノード920-1、920-2、920-3、920-4に伝送されるためのデータパケットをトンネル(tunnel)させるルータをいう。
【0153】
第2ルータ930は、ホームエージェント950から受信される明示的マルチキャストデータパケットを第1移動ノード920-1及び第2移動ノード920-2に伝送するルータをいう。
【0154】
第3ルータ940は、ホームエージェント950から受信される明示的マルチキャストデータパケットを第3及び第4移動ノード920-3、920-4に伝送するルータをいう。
【0155】
ここで、第1ないし第4移動ノード920-1、920-2、920-3、920-4は、ホームネットワークからフォーリンネットワークに移動することにより独自のアドレスである共存気付アドレスを割り当てられ、割り当てられた共存気付アドレスをホームエージェント950に知らせるバインディング(binding)を行う。
【0156】
以下にこのような構成を有する本発明の第2実施例に係るインターネットバージョン6の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストサービス動作を説明する。
【0157】
相手ノード900は、第1ないし第4移動ノード920-1、920-2、920-3、920-4がホームネットワークからフォーリンネットワークに移動したことを知らないので、第1ないし第4移動ノードホームアドレスを明示的マルチキャストヘッダーに羅列した第1明示的マルチキャストデータパケットを生成して第1ルータ910を介してホームエージェント950に伝送する。
【0158】
第1明示的マルチキャストデータパケットは、図10Aに示されているように、送信元アドレスフィールド1002、リンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1004及びルーティング拡張ヘッダー1020を含むインターネットパケットヘッダー1000、データフィールド1010を含む。
【0159】
ここで、送信元アドレスフィールド1002には第1ないし第4移動ノード920-1、920-2、920-3、920-4に明示的マルチキャストデータパケットを伝送しようとする相手ノードインターネットアドレスが記録され、リンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1004には明示的マルチキャストを区分するために付与されたリンクローカルマルチキャストアドレスが記録される。
【0160】
この場合、送信元アドレスフィールド1002及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1004は128bitの構成を有する。
【0161】
ルーティング拡張ヘッダー1020は、第1移動ノードホームアドレスフィールド1022、第2移動ノードホームアドレスフィールド1024、第3移動ノードホームアドレスフィールド1026及び第4移動ノードホームアドレスフィールド1028を含む。
【0162】
ここで、第1ないし第4移動ノードホームアドレスフィールド1022、1024、1026、1028には第1ないし第4移動ノード920-1、920-2、920-3、920-4がホームネットワークで付与されたインターネットアドレスが記録される。
【0163】
ホームエージェント950は、図10Aのような第1明示的マルチキャストデータパケットが受信されると、ルーティング拡張ヘッダー1020に記録されている第1ないし第4移動ノード920-1、920-2、920-3、920-4のホームアドレスにより第1ないし第4移動ノード920-1、920-2、920-3、920-4の共存気付アドレスを把握する。
【0164】
次いで、ホームエージェント950は、第1明示的マルチキャストデータパケットのルーティング拡張ヘッダー1020に記録されている第1ないし第4移動ノード920-1、920-2、920-3、920-4の共存気付アドレスにより次の伝送経路である第2ルータ930及び第3ルータ940を把握する。
【0165】
ホームエージェント950は、第1明示的マルチキャストデータパケットを複製して把握された伝送経路に伝送するための第2及び第3明示的マルチキャストデータパケットを生成する。
【0166】
すなわち、ホームエージェント950は、第1ルーティング拡張ヘッダーに第1及び第2移動ノード920-1、920-2のホームアドレスが記録される明示的マルチキャストデータパケットを第1及び第2移動ノード920-1、920-2の共存気付アドレスが記録される第2ルーティング拡張ヘッダーによりカプセル化して、第2明示的マルチキャストデータパケットを生成する。
【0167】
図10Bに示されているように、第2明示的マルチキャストデータパケットの第1ルーティング拡張ヘッダー1030には、第1移動ノードホームアドレス及び第2移動ノードホームアドレスが記録され、第2ルーティング拡張ヘッダー1301には、第1移動ノード共存気付アドレス及び第2移動ノード共存気付アドレスが記録される。
【0168】
また、第2明示的マルチキャストデータパケットの第1インターネットパケットヘッダー1032は、第1ルーティング拡張ヘッダー1030、相手ノードインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールド1033及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1034を含む。
【0169】
第2明示的マルチキャストデータパケットの第2インターネットパケットヘッダー1035は、第2ルーティング拡張ヘッダー1031、ホームエージェントアドレスが記録される送信元アドレスフィールド1036、及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1037を含む。
【0170】
一方、ホームエージェント950は、第1ルーティング拡張ヘッダーに第3及び第4移動ノードホームアドレスが記録される明示的マルチキャストデータパケットを第3及び第4移動ノードの共存気付アドレスが記録される第2ルーティング拡張ヘッダーによりカプセル化して第3明示的マルチキャストデータパケットを生成する。
【0171】
図10Cに示されているように、第3明示的マルチキャストデータパケットの第1ルーティング拡張ヘッダー1040には、第3移動ノードホームアドレス及び第4移動ノードホームアドレスが記録され、第2ルーティング拡張ヘッダー1041には、第3移動ノード共存気付アドレス及び第4移動ノードホームアドレスが記録される。
【0172】
また、第3明示的マルチキャストデータパケットの第1インターネットパケットヘッダー1042は、第1ルーティング拡張ヘッダー1040、相手ノードインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールド1043、及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1044を含む。
【0173】
第3明示的マルチキャストデータパケットの第2インターネットパケットヘッダー1045は、第2ルーティング拡張ヘッダー1041、ホームエージェントアドレスが記録される送信元アドレスフィールド1046、及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1047を含む。
【0174】
次いで、ホームエージェント950は、生成された第2明示的マルチキャストデータパケットを第2ルーティング拡張ヘッダー1031に記録されている第1及び第2移動ノード共存気付アドレスに伝送するトンネリングを行う。
【0175】
また、ホームエージェント950は、生成された第3明示的マルチキャストデータパケットを第2ルーティング拡張ヘッダー1041に記録されている第3及び第4移動ノード共存気付アドレスに伝送するトンネリングを行う。
【0176】
第2ルータ930は、ホームエージェント950からトンネリングを通して受信された第2明示的マルチキャストデータパケットの第2ルーティング拡張ヘッダー1031に記録された第1及び第2移動ノード共存気付アドレスによりデータの伝送経路である第1移動ノード920-1及び第2移動ノード920-2を把握する。
【0177】
次いで、第2ルータ930は、第2明示的マルチキャストデータパケットを複製して把握された伝送経路に伝送するための第4及び第5明示的マルチキャストデータパケットを生成する。
【0178】
図10Dに示されているように、第4明示的マルチキャストデータパケットの第1ルーティング拡張ヘッダー1050には、第1移動ノードホームアドレスが記録され、第2ルーティング拡張ヘッダー1051には第1移動ノード共存気付アドレスが記録される。
【0179】
また、第4明示的マルチキャストデータパケットの第1インターネットパケットヘッダー1052は、第1ルーティング拡張ヘッダー1050、相手ノードインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールド1053及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1054を含む。
【0180】
第4明示的マルチキャストデータパケットの第2インターネットパケットヘッダー1055は、第2ルーティング拡張ヘッダー1051、ホームアドレスが記録される送信元アドレスフィールド1056及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1057を含む。
【0181】
図10Eに示されているように、第2移動ノードに伝送される第5明示的マルチキャストデータパケットの第1ルーティング拡張ヘッダー1060には、第2移動ノードホームアドレスが記録され、第2ルーティング拡張ヘッダー1061には第2移動ノード共存気付アドレスが記録される。
【0182】
また、第5明示的マルチキャストデータパケットの第1インターネットパケットヘッダー1062は、第1ルーティング拡張ヘッダー1060、相手ノードインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールド1063及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1064を含む。
【0183】
第5明示的マルチキャストデータパケットの第2インターネットパケットヘッダー1065は、第2ルーティング拡張ヘッダー1061、ホームエージェントアドレスが記録される送信元アドレスフィールド1066及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1067を含む。
【0184】
第2ルータ930は、図10D及び図10Eに示されているような第4及び第5明示的マルチキャストデータパケットの第2ルーティング拡張ヘッダー1051、1061に記録されている第1及び第2移動ノード共存気付アドレスにより第1及び第2移動ノード920-1、920-2に各々伝送する。
【0185】
第1移動ノード920-1及び第2移動ノード920-2は、第2ルータ930から受信された第4及び第5明示的マルチキャストデータパケットから第2インターネットパケットヘッダー1055、1065を除去することによって、相手ノード900から伝送された明示的マルチキャストデータパケットを各々確認することになる。
【0186】
一方、第3ルータ940は、トンネリングを通してホームエージェント950から受信された第3明示的マルチキャストデータパケットの第2ルーティング拡張ヘッダー1041に記録された共存気付アドレスによりデータパケットの伝送経路である第3及び第4移動ノードを把握する。
【0187】
第3ルータ940は、把握された伝送経路によって第3明示的マルチキャストデータパケットを伝送するために、第3明示的マルチキャストデータパケットを複製して第6及び第7明示的マルチキャストデータパケットを生成する。
【0188】
図10Fに示されているように、第3移動ノード920-3に伝送される第6明示的マルチキャストデータパケットの第1ルーティング拡張ヘッダー1070には、第3移動ノードホームアドレスが記録され、第2ルーティング拡張ヘッダー1071には第3移動ノード共存気付アドレスが記録される。
【0189】
また、第6明示的マルチキャストデータパケットの第1インターネットパケットヘッダー1072は、第1ルーティング拡張ヘッダー1070、相手ノードインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールド1073及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1074を含む。
【0190】
第6明示的マルチキャストデータパケットの第2インターネットパケットヘッダー1075は、第2ルーティング拡張ヘッダー1071、ホームエージェントアドレスが記録される送信元アドレスフィールド1076及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1077を含む。
【0191】
図10Gに示されているように、第4移動ノード920-4に伝送される第7明示的マルチキャストデータパケットの第1ルーティング拡張ヘッダー1080には、第4移動ノードホームアドレスが記録され、第2ルーティング拡張ヘッダー1081には、第4移動ノード共存気付アドレスが記録される。
【0192】
また、第7明示的マルチキャストデータパケットの第1インターネットパケットヘッダー1082は、第1ルーティング拡張ヘッダー1080、相手ノードインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールド1083及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1084を含む。
【0193】
第7明示的マルチキャストデータパケットの第2インターネットパケットヘッダー1085は、第2ルーティング拡張ヘッダー1081、ホームエージェントアドレスが記録される送信元アドレスフィールド1086、及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1087を含む。
【0194】
第3ルータ940は、第6明示的マルチキャストデータパケットの第2ルーティング拡張ヘッダー1071に記録された共存気付アドレスにより第3移動ノード920-3に第6明示的マルチキャストデータパケットを伝送する。
【0195】
また、第3ルータ940は、第7明示的マルチキャストデータパケットの第2ルーティング拡張ヘッダー1081に記録された共存気付アドレスにより第4移動ノード920-4に第7明示的マルチキャストデータパケットを伝送する。
【0196】
第3移動ノード920-3は、第3ルータ940から受信される第6明示的マルチキャストデータパケットから第2インターネットパケットヘッダー1075を除去することにより相手ノード900から伝送される明示的マルチキャストデータパケットを確認することになる。
【0197】
また、第4移動ノード920-4は、第3ルータ940から受信される第7明示的マルチキャストデータパケットから第2インターネットパケットヘッダー1085を除去することにより相手ノード900から伝送される明示的マルチキャストデータパケットを確認することになる。
【0198】
図11は、本発明の第2実施例に係るインターネットバージョン6の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストサービスを行うためのフローチャートである。
【0199】
まず、ホームエージェント950は、相手ノード900から第1ないし第4移動ノード920-1、920-2、920-3、920-4に伝送しようとする第1明示的マルチキャストデータパケットを受信する(S1100)。
【0200】
ここで、第1明示的マルチキャストデータパケットは、インターネットパケットヘッダー1000及びデータフィールド1010を含み、インターネットパケットヘッダー1000は、相手ノード900のインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールド1002、リンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1004、第1ないし第4移動ノード920-1、920-2、920-3、920-4のホームアドレスが記録される第1 ルーティング拡張ヘッダー1020を含む。
【0201】
次いで、ホームエージェント950は、受信した第1明示的マルチキャストデータパケットのルーティング拡張ヘッダー1020に記録される第1ないし第4移動ノード920-1、920-2、920-3、920-4ホームアドレスにより第1ないし第4移動ノード920-1、920-2、920-3、920-4の気付アドレスを判断する(S1102)。
【0202】
ここで、第1ないし第4移動ノード920-1、920-2、920-3、920-4の気付アドレスは共存気付アドレスである。
【0203】
ホームエージェント950は、第1ないし第4移動ノード920-1、920-2、920-3、920-4の共存気付アドレスにより第1明示的マルチキャストデータパケットを伝送するための伝送経路である次のノードを判断する(S1104)。
【0204】
ここで、判断した伝送経路である次のノードは、第2ルータ930及び第3ルータ940である。
【0205】
次いで、ホームエージェント950は、次のノードに伝送するための受信者すなわち、第1ないし第4移動ノード920-1、920-2、920-3、920-4のホームアドレスを受信者アドレスで含む明示的マルチキャストデータパケットを生成する(S1106)。
【0206】
すなわち、ホームエージェント950は、第2ルータ930に第1明示的マルチキャストデータパケットを伝送するため、第1及び第2移動ノード920-1、920-2のホームアドレスを受信者アドレスで含む明示的マルチキャストデータパケットを生成する。
【0207】
また、ホームエージェント950は、第3ルータ940に第1明示的マルチキャストデータパケットを伝送するため、第3及び第4移動ノード920-3、920-4のホームアドレスを受信者アドレスで含む明示的マルチキャストデータパケットを生成する。
【0208】
ホームエージェント950は、第1ないし第4移動ノード920-1、920-2、920-3、920-4の共存気付アドレスを受信者アドレスで有するルーティング拡張ヘッダーを含むインターネットパケットヘッダーを構成した後、前記の段階(S1106)で生成された明示的マルチキャストデータパケットをインターネットパケットヘッダーにカプセル化して第2及び第3明示的マルチキャストデータパケットを生成する(S1108)。
【0209】
すなわち、ホームエージェント950は、第1及び第2移動ノード920-1、920-2の共存気付アドレスが受信者アドレスに記録されるルーティング拡張ヘッダーを有するインターネットパケットヘッダーを構成した後、生成された明示的マルチキャストデータパケットをインターネットパケットヘッダーによりカプセル化して第2明示的マルチキャストデータパケットを生成する。
【0210】
また、ホームエージェント950は、第3及び第4移動ノード920-3、920-4のフォーリンエージェント気付アドレスが受信者アドレスに記録されるルーティング拡張ヘッダーを有するインターネットパケットヘッダーを構成した後、生成された明示的マルチキャストデータパケットをインターネットパケットヘッダーによりカプセル化して第3明示的マルチキャストデータパケットを生成する。
【0211】
次いで、ホームエージェント950は、生成された第2及び第3明示的マルチキャストデータパケットを第1ないし第4移動ノード920-1、920-2、920-3、920-4の共存気付アドレスによるトンネリングを通して次のノードである第2ルータ930及び第3ルータ940に伝送する(S1110)。
【0212】
以後、第2ルータ930及び第3ルータ940による第2及び第3明示的マルチキャストデータパケットの伝送動作は、移動IP及び明示的マルチキャスト標準技術にしたがって動作するので詳細な説明は省略する。
【0213】
以下に本発明の第3実施例を添付する図面を参照しながら詳細に説明する。
【0214】
図12は、本発明の第3実施例に係るインターネットバージョン6移動IPネットワーク上でバインディング情報を利用した明示的マルチキャストサービス装置の概略構成図であって、図13Aないし図13Gは、本発明の第3実施例に係るインターネットバージョン6移動IPネットワーク上でバインディング情報を利用した明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【0215】
図12を参照すると、本発明の第3実施例に係るインターネットバージョン6移動IPネットワーク上でバインディング情報を利用した明示的マルチキャストサービス装置は、相手ノード1200、第1ルータ1210、第2ルータ1220、第3ルータ1230、及び第1ないし第4移動ノード1240-1、1240-2、1240-3、1240-4を含む。
【0216】
相手ノード1200は、第1ルータ1210を通して第1ないし第4移動ノード1240-1、1240-2、1240-3、1240-4とインターネット通信を行うインターネットノードである。
【0217】
第1ないし第4移動ノード1240-1、1240-2、1240-3、1240-4は、ホームネットワークから他のネットワークに移動することによって独自のアドレスである共存気付アドレスを割り当てられ、割り当てられた共存気付アドレスをインターネット接続された全てのノードに知らせるバインディングを行う。
【0218】
第2ルータ1220は、第1ルータ1210を介して相手ノード1200から受信される明示的マルチキャストデータパケットを第1及び第2移動ノード1240-1、1240-2に伝送し、第3ルータ1230は、第1ルータ1210を介して相手ノード1200から受信される明示的マルチキャストデータパケットを第3及び第4移動ノード1240-3、1240-4に伝送する。
【0219】
ここで、相手ノード1200は、第1ないし第4移動ノード1240-1、1240-2、1240-3、1240-4のホームアドレスと共存気付アドレスとを接続させる、すなわち、第1ないし第4移動ノード1240-1、1240-2、1240-3、1240-4の現在状態を確認できるバインディング機能を有する。
【0220】
以下にこのように構成される本発明の第3実施例に係るインターネットバージョン6移動IPネットワーク上で相手ノードが持っているバインディング情報を利用した最適化された経路に伝送される明示的マルチキャストサービス動作を説明する。
【0221】
相手ノード1200は、第1ないし第4移動ノード1240-1、1240-2、1240-3、1240-4がホームネットワークからフォーリンネットワークに移動して、それにより割り当てられた共存気付アドレスを確認できるので、図13Aのような第1明示的マルチキャストデータパケットを生成して第1ルータ1210を介して伝送する。
【0222】
第1明示的マルチキャストデータパケットは、図13Aに示されているように、送信元アドレス、リンクローカルマルチキャストアドレス及び受信者アドレス情報が記録されるインターネットパケットヘッダー1300及びデータフィールド1310を含む。
【0223】
ここで、インターネットパケットヘッダー1300は、送信元アドレスフィールド1302、リンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1304及び受信者アドレス情報が記録されるルーティング拡張ヘッダー1320を含む。
【0224】
この場合、送信元アドレスフィールド1302には、相手ノード1200のインターネットアドレスが記録され、リンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1304には、明示的マルチキャストを区分するためのリンクローカルマルチキャストアドレスが記録される。
【0225】
また、ルーティング拡張ヘッダー1320は、第1ないし第4移動ノード共存気付アドレス目録フィールド1322及び第1ないし第4移動ノードホームアドレス目録フィールド1324を含む。
【0226】
ここで、第1ないし第4移動ノード共存気付アドレス目録フィールド1322には、第1ないし第4移動ノード1240-1、1240-2、1240-3、1240-4の共存気付アドレスが各々順に記録され、第1ないし第4移動ノードホームアドレス目録フィールド1324には、第1ないし第4移動ノード1240-1、1240-2、1240-3、1240-4のホームアドレスが各々順に記録される。
【0227】
第1ルータ1210は、第1明示的マルチキャストデータパケットのルーティング拡張ヘッダー1320に記録されている第1ないし第4移動ノード1240-1、1240-2、1240-3、1240-4の共存気付アドレスにより次の伝送経路である第2ルータ1220及び第3ルータ1230を把握する。
【0228】
次いで、第1ルータ1210は、第1明示的マルチキャストデータパケットを複製して把握された伝送経路に伝送するための第2及び第3明示的マルチキャストデータパケットを生成する。
【0229】
図13Bに示されているように、第2ルータ1220に伝送される第2明示的マルチキャストデータパケットのルーティング拡張ヘッダー1330には、第1移動ノード共存気付アドレス、第2移動ノード共存気付アドレス、第1移動ノードホームアドレス及び第2移動ノードホームアドレスが順に記録される。
【0230】
また、第2明示的マルチキャストデータパケットのインターネットパケットヘッダー1332は、ルーティング拡張ヘッダー1330、相手ノードインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールド1334、及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1336を含む。
【0231】
また、図13Cに示されているように、第3ルータ1230に伝送される第3明示的マルチキャストデータパケットのルーティング拡張ヘッダー1340には、第3移動ノード共存気付アドレス、第4移動ノード共存気付アドレス、第3移動ノードホームアドレス及び第4移動ノードホームアドレスが順に記録される。
【0232】
また、第3明示的マルチキャストデータパケットのインターネットパケットヘッダー1342は、ルーティング拡張ヘッダー1340、相手ノードインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールド1344、及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1346を含む。
【0233】
第2ルータ1220は、第1ルータ1210から受信される第2明示的マルチキャストデータパケットのルーティング拡張ヘッダー1330に記録されている第1移動ノード共存気付アドレス及び第2移動ノード共存気付アドレスにより次の伝送経路である第1及び第2移動ノード1240-1、1240-2を把握する。
【0234】
次いで、第2ルータ1220は、第2明示的マルチキャストデータパケットを複製して第4及び第5明示的マルチキャストデータパケットを生成し、把握された次の伝送経路である第1及び第2移動ノード1240-1、1240-2に生成された第4及び第5明示的マルチキャストデータパケットを伝送する。
【0235】
図13Dに示されているように、第1移動ノード1240-1に伝送される第4明示的マルチキャストデータパケットのルーティング拡張ヘッダー1350には、第1移動ノード共存気付アドレス及び第1移動ノードホームアドレスが順に記録される。
【0236】
また、第4明示的マルチキャストデータパケットのインターネットパケットヘッダー1352は、ルーティング拡張ヘッダー1350、相手ノードインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールド1354、及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1356を含む。
【0237】
図13Eに示されているように、第2移動ノード1240-2に伝送される第5明示的マルチキャストデータパケットのルーティング拡張ヘッダー1360には、第2移動ノード共存気付アドレス及び第2移動ノードホームアドレスが順に記録される。
【0238】
また、第5明示的マルチキャストデータパケットのインターネットパケットヘッダー1362は、ルーティング拡張ヘッダー1360、相手ノードインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールド1364及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1366を含む。
【0239】
一方、第3ルータ1230は、第3明示的マルチキャストデータパケットのルーティング拡張ヘッダー1340に記録された第3及び第4移動ノード共存気付アドレスにより次の伝送経路を把握する。
【0240】
次いで、第3ルータ1230は、第3明示的マルチキャストデータパケットを複製して第6及び第7明示的マルチキャストデータパケットを生成し、把握された次の伝送経路である第3及び第4移動ノード1240-3、1240-4に生成された第6及び第7明示的マルチキャストデータパケットを各々伝送する。
【0241】
図13Fに示されているように、第3移動ノード1240-3に伝送される第6明示的マルチキャストデータパケットのルーティング拡張ヘッダー1370には、第3移動ノード共存気付アドレス及び第3移動ノードホームアドレスが順に記録される。
【0242】
また、第6明示的マルチキャストデータパケットのインターネットパケットヘッダー1372は、ルーティング拡張ヘッダー1370、相手ノードインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールド1374、及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1376を含む。
【0243】
また、図13Gに示されているように、第4移動ノード1240-4に伝送される第7明示的マルチキャストデータパケットのルーティング拡張ヘッダー1380には、第4移動ノード共存気付アドレス及び第4移動ノードホームアドレスが順に記録される。
【0244】
また、第7明示的マルチキャストデータパケットのインターネットパケットヘッダー1382は、ルーティング拡張ヘッダー1380、相手ノードインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールド1384、及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールド1386を含む。
【0245】
本発明に係る移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストサービス装置及び方法は、ホームネットワークに明示的マルチキャストデータパケットが受信されると、ホームエージェントは、移動ノードの気付アドレスを受信者アドレスで有する明示的マルチキャストヘッダーまたはルーティング拡張ヘッダーにより受信された明示的マルチキャストデータパケットをカプセル化して移動ノードに伝送する。
【0246】
したがって、本発明によると、明示的マルチキャストヘッダーまたはルーティング拡張ヘッダー内に記録された移動ノードの気付アドレスによりホームネットワークからフォーリンネットワークに移動した移動ノードにサービスの断絶なしに明示的マルチキャストサービスを提供できる効果がある。
【0247】
また、本発明によると、バインディング情報を利用してルーティング拡張ヘッダー内に移動ノードのホームアドレス、及び気付アドレスを同時に記録するので、明示的マルチキャストデータパケットがホームネットワークに伝送される過程が省略されて最適化された経路によるデータ伝送が可能な効果もある。
【0248】
以上、本発明の具体的実施の態様について詳細に説明したが、本発明は、これらの実施例にのみ制限されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱することなしに種々の変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0249】
【図1】インターネットバージョン4における移動IPサービスを概略に示す図である。
【図2】インターネットバージョン6における移動IPサービスを概略に示す図である。
【図3】明示的マルチキャストサービスの概略構成図である。
【図4A】インターネットバージョン4における明示的マルチキャストによるデータパケット形態を示す図である。
【図4B】インターネットバージョン4における明示的マルチキャストによるデータパケット形態を示す図である。
【図4C】インターネットバージョン4における明示的マルチキャストによるデータパケット形態を示す図である。
【図4D】インターネットバージョン4における明示的マルチキャストによるデータパケット形態を示す図である。
【図4E】インターネットバージョン4における明示的マルチキャストによるデータパケット形態を示す図である。
【図5A】インターネットバージョン6における明示的マルチキャストによるデータパケット形態を示す図である。
【図5B】インターネットバージョン6における明示的マルチキャストによるデータパケット形態を示す図である。
【図5C】インターネットバージョン6における明示的マルチキャストによるデータパケット形態を示す図である。
【図5D】インターネットバージョン6における明示的マルチキャストによるデータパケット形態を示す図である。
【図5E】インターネットバージョン6における明示的マルチキャストによるデータパケット形態を示す図である。
【図6】本発明の第1実施例に係るインターネットバージョン4の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストサービスの概略構成図である。
【図7A】本発明の第1実施例に係るインターネットバージョン4の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【図7B】本発明の第1実施例に係るインターネットバージョン4の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【図7C】本発明の第1実施例に係るインターネットバージョン4の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【図7D】本発明の第1実施例に係るインターネットバージョン4の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【図7E】本発明の第1実施例に係るインターネットバージョン4の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【図7F】本発明の第1実施例に係るインターネットバージョン4の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【図7G】本発明の第1実施例に係るインターネットバージョン4の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【図8】本発明の第1実施例に係るインターネットバージョン4の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストサービスを行うためのフローチャートである。
【図9】本発明の第2実施例に係るインターネットバージョン6の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストサービスの概略構成図である。
【図10A】本発明の第2実施例に係るインターネットバージョン4の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【図10B】本発明の第2実施例に係るインターネットバージョン4の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【図10C】本発明の第2実施例に係るインターネットバージョン4の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【図10D】本発明の第2実施例に係るインターネットバージョン4の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【図10E】本発明の第2実施例に係るインターネットバージョン4の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【図10F】本発明の第2実施例に係るインターネットバージョン4の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【図10G】本発明の第2実施例に係るインターネットバージョン4の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【図11】本発明の第2実施例に係るインターネットバージョン6の移動IPネットワーク上における明示的マルチキャストサービスを行うためのフローチャートである。
【図12】本発明の第3実施例に係るインターネットバージョン6移動IPネットワーク上でバインディング情報を利用した明示的マルチキャストサービス装置の概略構成図である。
【図13A】本発明の第3実施例に係るインターネットバージョン6移動IPネットワーク上でバインディング情報を利用した明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【図13B】本発明の第3実施例に係るインターネットバージョン6移動IPネットワーク上でバインディング情報を利用した明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【図13C】本発明の第3実施例に係るインターネットバージョン6移動IPネットワーク上でバインディング情報を利用した明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【図13D】本発明の第3実施例に係るインターネットバージョン6移動IPネットワーク上でバインディング情報を利用した明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【図13E】本発明の第3実施例に係るインターネットバージョン6移動IPネットワーク上でバインディング情報を利用した明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【図13F】本発明の第3実施例に係るインターネットバージョン6移動IPネットワーク上でバインディング情報を利用した明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【図13G】本発明の第3実施例に係るインターネットバージョン6移動IPネットワーク上でバインディング情報を利用した明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図である。
【符号の説明】
【0250】
600:相手ノード
610:第1ルータ
620-1、620-2、620-3、620-4:第1ないし第4移動ノード
630:ホームエージェント
640:第2ルータ
650:フォーリンエージェント

Claims (14)

  1. 移動IPネットワーク内の複数の移動ノードに明示的マルチキャストデータパケットを伝送する方法において、前記移動ノードはホームネットワーク内にあるホームアドレスを備え、
    前記複数の移動ノードのホームアドレスを受信者アドレスで有する第1明示的マルチキャストデータパケットを受信する段階と、
    前記ホームアドレスに相応する前記複数の移動ノードの気付アドレスを判断する段階と、
    前記気付アドレスにより前記第1明示的マルチキャストデータパケットの次の伝送経路を判断する段階と、
    前記判断された次の経路上に位置する前記移動ノードのホームアドレスを受信者アドレスで有する第2明示的マルチキャストデータパケットを生成する段階と、
    前記判断された次の経路上に位置する移動ノードの気付アドレスを受信者アドレスで有する明示的マルチキャストパケットヘッダーを生成する段階と、
    前記生成された明示的マルチキャストパケットヘッダーにより前記第2明示的マルチキャストデータパケットをカプセル化して第3明示的マルチキャストデータパケットを生成する段階と、
    前記第3明示的マルチキャストデータパケット内の気付アドレスにより前記第3明示的マルチキャストデータパケットを前記複数の移動ノードに伝送する段階と
    を含んでなることを特徴とする移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストサービス方法。
  2. 前記第3明示的マルチキャストデータパケットは、
    前記第1明示的マルチキャストデータパケットを伝送したノードのインターネットアドレスが記録される第1送信元アドレスフィールド及び第1リンクローカルマルチキャストアドレスフィールドを有する第1インターネットパケットヘッダーと、
    前記次の伝送経路上に位置する前記移動ノードのホームアドレスが記録される第1明示的マルチキャストヘッダーと、
    前記第3明示的マルチキャストデータパケットを伝送するノードのインターネットアドレスが記録される第2送信元アドレスフィールド及び第2リンクローカルマルチキャストアドレスフィールドを有する第2インターネットパケットヘッダーと、
    前記次の伝送経路上に位置する前記移動ノードの気付アドレスが記録される第2明示的マルチキャストヘッダーと、
    データフィールドと
    を含んでなることを特徴とする請求項1に記載の移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストサービス方法。
  3. 前記第3明示的マルチキャストデータパケットは、
    前記第1明示的マルチキャストデータパケットを伝送したノードのインターネットアドレスが記録される第1送信元アドレスフィールド、第1リンクローカルマルチキャストアドレスフィールド、及び前記次の経路上に位置する前記移動ノードのホームアドレスが記録される第1ルーティング拡張ヘッダーを有する第1インターネットパケットヘッダーと、
    前記第3明示的マルチキャストデータパケットを次の経路に伝送するノードのインターネットアドレスが記録される第2送信元アドレスフィールド、第2リンクローカルマルチキャストアドレスフィールド、及び前記次の経路上に位置する前記移動ノードの気付アドレスが記録される第2ルーティング拡張ヘッダーを有する第2インターネットパケットヘッダーと、
    データフィールドと
    を含んでなることを特徴とする請求項1に記載の移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストサービス方法。
  4. 移動IPネットワーク内に接続された相手ノードから複数の移動ノードに明示的マルチキャストデータパケットを伝送する方法において、前記移動ノードはホームネットワーク内にあるホームアドレスを備え、
    前記複数の移動ノードのホームアドレス及び前記複数の移動ノードのホームアドレスに相応する共存気付アドレスを受信者アドレスで有する明示的マルチキャストデータパケットを生成する段階と、
    前記共存気付アドレスにしたがって前記複数の移動ノードに前記明示的マルチキャストデータパケットを伝送する段階と
    を含んで、
    前記相手ノードは、バインディング機能を有することを特徴とする移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストサービス方法。
  5. 前記明示的マルチキャストデータパケットは、
    前記複数の移動ノードのホームアドレスフィールド及び前記複数の移動ノードの共存気付アドレスフィールドを有するルーティング拡張ヘッダー、送信元アドレスフィールド及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールドを含むインターネットパケットヘッダーと、
    データフィールドと
    を含むことを特徴とする請求項4に記載の移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストサービス方法。
  6. 移動IPネットワーク内の複数移動ノードに明示的マルチキャストデータパケットを伝送する装置において、前記移動ノードはホームネットワーク内にあるホームアドレスを備え、
    前記複数移動ノードのホームアドレスを受信者アドレスで有する第1明示的マルチキャストデータパケットを受信する手段と、
    前記ホームアドレスに相応する前記複数移動ノードの気付アドレスを判断する手段と、
    前記気付アドレスにより前記第1明示的マルチキャストデータパケットの次の伝送経路を判断する手段と、
    前記判断された次の経路上に位置する前記移動ノードのホームアドレスを受信者アドレスで有する第2明示的マルチキャストデータパケットを生成する手段と、
    前記判断された次の経路上に位置する移動ノードの気付アドレスを受信者アドレスで有する明示的マルチキャストパケットヘッダーを生成する手段と、
    前記生成された明示的マルチキャストパケットヘッダーにより前記第2明示的マルチキャストデータパケットをカプセル化して第3明示的マルチキャストデータパケットを生成する手段と、
    前記第3明示的マルチキャストデータパケット内の気付アドレスにより前記第3明示的マルチキャストデータパケットを前記複数移動ノードに伝送する手段と
    を含んで構成されることを特徴とする移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストサービス装置。
  7. 移動IPネットワーク内の複数移動ノードに明示的マルチキャストデータパケットを伝送する装置において、前記移動ノードはホームネットワーク内にあるホームアドレスを備え、
    前記複数移動ノードのホームアドレス及び前記複数移動ノードのホームアドレスに相応する共存気付アドレスを受信者アドレスで有する明示的マルチキャストデータパケットを生成する手段と、
    前記共存気付アドレスにしたがって前記明示的マルチキャストデータパケットを伝送する手段と
    を含んで、
    前記移動IPネットワークに接続されたノードは、バインディング機能を有することを特徴とする移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストサービス装置。
  8. 移動IPネットワーク内の複数移動ノードに明示的マルチキャストデータパケットを伝送する装置において、前記移動ノードはホームネットワーク内にあるホームアドレスを備え、
    プログラムが格納されているメモリと、
    前記メモリに結合されて前記プログラムを実行するプロセッサーと
    を含んで、
    前記プロセッサーは、前記プログラムにより、
    前記複数移動ノードのホームアドレスを受信者アドレスで有する第1明示的マルチキャストデータパケットを受信する段階と、
    前記ホームアドレスに相応する前記複数移動ノードの気付アドレスを判断する段階と、
    前記気付アドレスにより前記第1明示的マルチキャストデータパケットの次の伝送経路を判断する段階と、
    前記判断された次の経路上に位置する前記移動ノードのホームアドレスを受信者アドレスで有する第2明示的マルチキャストデータパケットを生成する段階と、
    前記判断された次の経路上に位置する移動ノードの気付アドレスを受信者アドレスで有する明示的マルチキャストパケットヘッダーを生成する段階と、
    前記生成された明示的マルチキャストパケットヘッダーにより前記第2明示的マルチキャストデータパケットをカプセル化して第3明示的マルチキャストデータパケットを生成する段階と、
    前記第3明示的マルチキャストデータパケット内の気付アドレスにより前記第3明示的マルチキャストデータパケットを前記複数移動ノードに伝送する段階と
    を実行することを特徴とする移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストサービス装置。
  9. 前記第3明示的マルチキャストデータパケットは、
    前記第1明示的マルチキャストデータパケットを伝送したノードのインターネットアドレスが記録される第1送信元アドレスフィールド及び第1リンクローカルマルチキャストアドレスフィールドを有する第1インターネットパケットヘッダーと、
    前記次の伝送経路上に位置する前記移動ノードのホームアドレスが記録される第1明示的マルチキャストヘッダーと、
    前記第3明示的マルチキャストデータパケットを伝送するノードのインターネットアドレスが記録される第2送信元アドレスフィールド、及び第2リンクローカルマルチキャストアドレスフィールドを有する第2インターネットパケットヘッダーと、
    前記次の伝送経路上に位置する前記移動ノードの気付アドレスが記録される第2明示的マルチキャストヘッダーと、
    データフィールドと
    を含むことを特徴とする請求項8に記載の移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストサービス装置。
  10. 前記第3明示的マルチキャストデータパケットは、
    前記第1明示的マルチキャストデータパケットを伝送したノードのインターネットアドレスが記録される第1送信元アドレスフィールド、第1リンクローカルマルチキャストアドレスフィールド、及び前記次の経路上に位置する前記移動ノードのホームアドレスが記録される第1ルーティング拡張ヘッダーを有する第1インターネットパケットヘッダーと、
    前記第3明示的マルチキャストデータパケットを次の経路に伝送するノードのインターネットアドレスが記録される第2送信元アドレスフィールド、第2リンクローカルマルチキャストアドレスフィールド、及び前記次の経路上に位置する前記移動ノードの気付アドレスが記録される第2ルーティング拡張ヘッダーを有する第2インターネットパケットヘッダーと、
    データフィールドと
    を含むことを特徴とする請求項8に記載の移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストサービス装置。
  11. 移動IPネットワーク内の複数移動ノードに明示的マルチキャストデータパケットを伝送する装置において、前記移動ノードはホームネットワーク内にあるホームアドレスを備え、
    プログラムが格納されているメモリと、
    前記メモリに結合されて前記プログラムを実行するプロセッサーと
    を含んで、
    前記プロセッサーは、前記プログラムにより、
    前記複数移動ノードのホームアドレス及び前記複数移動ノードのホームアドレスに相応する共存気付アドレスを受信者アドレスで有する明示的マルチキャストデータパケットを生成する段階と、
    前記共存気付アドレスにしたがって前記複数の移動ノードに前記明示的マルチキャストデータパケットを伝送する段階と
    を実行し、
    前記相手ノードは、バインディング機能を有することを特徴とする移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストサービス装置。
  12. 前記明示的マルチキャストデータパケットは、
    前記複数移動ノードのホームアドレスフィールド及び前記複数移動ノードの共存気付アドレスフィールドを有するルーティング拡張ヘッダー、送信元アドレスフィールド及びリンクローカルマルチキャストアドレスフィールドを含むインターネットパケットヘッダーと、
    データフィールドと
    を含むことを特徴とする請求項11に記載の移動IPネットワークにおける明示的マルチキャストサービス装置。
  13. 移動IPネットワーク内で複数移動ノードに伝送される明示的マルチキャストデータパケットが含まれるデータ信号において、
    前記明示的マルチキャストデータパケットは、
    前記移動ノードに第1明示的マルチキャストデータパケットを伝送したノードのインターネットアドレスが記録される第1送信元アドレス及び第1リンクローカルマルチキャストアドレスフィールドを有する第1インターネットパケットヘッダーを含み、前記第1明示的マルチキャストデータパケットは前記移動ノードのホームアドレスを受信者アドレスで有し、
    前記第1明示的マルチキャストデータパケットの次の伝送経路上に位置する前記移動ノードのホームアドレスが記録される第1明示的マルチキャストヘッダーと、
    前記明示的マルチキャストデータパケットを伝送するノードのインターネットアドレスが記録される第2送信元アドレスフィールド及び第2リンクローカルマルチキャストアドレスフィールドを有する第2インターネットパケットヘッダーと、
    前記次の伝送経路上に位置する前記移動ノードの気付アドレスが記録される第2明示的マルチキャストヘッダーと、
    データフィールドと
    を含むことを特徴とする有線または無線で伝送されるデータ信号。
  14. 移動IPネットワーク内において相手ードから複数の移動ノードに伝送される明示的マルチキャストデータパケットが含まれるデータ信号において、前記相手ノードはバインディング機能を有し、
    前記明示的マルチキャストデータパケットは、
    インターネットパケットヘッダーと、
    データフィールドと
    を含んで、
    前記インターネットパケットヘッダーは、
    前記相手ノードのインターネットアドレスが記録される送信元アドレスフィールドと、
    リンクローカルマルチキャストアドレスフィールドと、
    前記複数移動ノードの共存気付アドレス目録フィールド、及び前記複数移動ノードのホームアドレス目録フィールドを含むルーティング拡張ヘッダーを含むことを特徴とする有線または無線で伝送されるデータ信号。
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