JP2005507442A - 低見掛密度の水発泡フォーム - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は製造中に水を主に発泡剤として使用する、100kg/m3以下の見掛密度を有するフォーム、およびそのようなフォームを包含する製品に関する。上記フォームは大部分の気泡(>80%)が独立ではないという事実が特徴的である。
【0002】
硬質ポリウレタンフォームは、一般的に熱伝導率が低いことに特徴的である。従って、独立気泡を有するフォームは温水シリンダー、建物、冷蔵庫およびクーリングセル(cooling cells)、ドア、パイプおよびタンク−の断熱材として、また時には他の材料と直接接触の形で使用されている。独立気泡ポリウレタンフォームは、現在では主に物理的発泡剤、例えば塩化フッ化炭化水素、フッ化炭化水素、炭化水素を用いて製造している。世界のいくつかの国では、塩化フッ化炭化水素をいまだに用いている。それらは多くの断熱性の改良における利点とは別に、そのような物質はオゾン層への影響またはそれらの可燃性による環境適合性や作業場での安全性に関してしばしば欠点を有する。それらの使用は国際的な同意により制御されており、また、多くの場合必要な安全への対策として多額のコストがかかることになる。もし物理的発泡剤ではなく、水が化学的発泡剤として使用されるならば、良好な断熱フォームを同様に製造することができる。フォームの気泡からの二酸化炭素の拡散不均一性および空気の気泡への拡散の不均一性のために、フォームが主に独立気泡を含有するときには陰圧が気泡内に形成される。それにともなって機械負荷が起こり、水だけで発泡した独立気泡硬質フォームが物理的発泡剤を使用して製造するフォームよりも高い強度および高い重量/単位体積を有することを必要とする。良好な寸法安定性および物理的発泡剤の使用で通常得られるものと同様、もしくは低い重量/単位体積を有するフォームが、もし連続気泡の高含量がフォーム中で確立したなら、得られることができる。従って熱伝導度は若干高いが、上述の多くの用途にはまた適当である。
【0003】
連続気泡の含量を調整するためのさまざまな方法がある。まず、微粒子の懸濁の形状または乳化の形状でのポリオール配合が好適である。そのような粒子はフッ素化ポリマー(US−A 5,250,579、5,856,678、5,721,284)、二価の飽和カルボン酸の塩(脂肪酸を含む)(WO 96/37533、EP-A 547,515、EP−A 581,191、US−A 5,457,138)、またはリチウムカチオン(US−A 5,262,447)、また熱可塑性プラスチックポリマー、例えばSAN(WO 99/60045、EP−A 1,108,514)またはポリエチレン(US−A 5,457,138)、それらをポリオール成分に添加する。US−A 5,519,068および5,318,997によると、5〜55%の長鎖ポリエーテル(OH数<60、EO含量<5%)の添加は極短鎖一官能価アルコール(US−A 5,889,067)の添加と同様に好適である。代表的な連続気泡添加物はまた、特定のシリコーン(US−A 5,852,065)またはポリオレフィンワックス(US−A 5,614,566)である。
【0004】
そのようなアプローチの代表的な不利益点は、保存中の水含有ポリオール配合物の分離、および微粒子の沈殿である。例えば、PTFE含有ポリオールは処理前に攪拌しなければならないことが知られている。SAN含有ポリオール配合は発泡剤水がない場合のみ相安定である。例えば低見掛密度のフォームを得るのに必要な高い水含量では、ポリオール中に含まれるアミンの作用でゆっくりした加水分解が、配合物がポリエステルポリオールを含有する場合において貯蔵期間内に生じる。
【0005】
それらの問題は、ポリマーをイソシアネート中に懸濁、乳化または溶解し、次いで、イソシアネート含有成分と反応することによって、NCO/(OH+NH)比0.5〜3.5の硬質ポリウレタンフォームに典型的な水含有ポリオール配合を得ることにより解決されることを見いだした。
【0006】
本発明は
A)グラフトゴムベースのポリマー改質剤を、懸濁状態、乳化状態または溶解状態で含むイソシアネート成分、
B)ポリオール成分、
C)水、要すれば発泡剤としてのフッ化炭化水素との組合せ、および要すれば
D)ポリウレタン化学で公知の触媒、乳化剤およびその他添加剤または助剤物質、
とNCO基/イソシアネート反応基の比が0.5〜3.5で反応することによって得られる、見掛密度<100kg/m3、好ましくは<40kg/m3およびDIN ISO 4590により測定した連続気泡含量>80%、好ましくは>90%を有するポリウレタン基含有フォームを提供する。
【0007】
好ましい態様では、NCO基/イソシアネート反応基の比は0.85〜1.35である。他の好ましい態様では、NCO基/イソシアネート反応基の比は2.6〜3.3である。
【0008】
イソシアネート含有成分A)として、エチレン化不飽和ポリマーとイソシアネート、好ましくは重合体イソシアネート、例えばEP−A 507,175に記載されているものとの混合物が使用される。それらはNCO含量10〜45重量%を有し、かつ本質的に以下からなる変性ポリイソシアネートである:
a)実質上室温で液体であり、NCO含量15〜50重量%である有機ポリイソシアネートからなるポリイソシアネート成分、
b)成分a)の重量をベースにして2〜100重量%の、成分a)中で膨潤および分散した微粒子構造の少なくとも1つのグラフトゴムからなるポリマー変性剤であって、そのグラフトゴムがガラス転移温度0℃以下のゴムポリマー20〜80重量%およびそれにグラフト化されるビニルモノマーの残量からなるもの、要すれば
c)ポリウレタン化学の添加剤。
【0009】
そのような変性ポリイソシアネートは室温30℃で液体で、NCO含量15〜50重量%を有する少なくとも1つの有機ポリイソシアネートからなるポリイソシアネート成分a)と、ガラス転移温度0℃以下を有するゴムポリマー20〜80重量%およびそれらとグラフト化されるビニルモノマーの残量からなる微粒子構造の少なくとも1つのグラフトゴムからなるポリマー変性剤b)と成分a)の重量をベースにして2〜100重量%とを混合し、次いで成分a)中に成分b)を要すれば剪断力および昇温下に分散し、成分b)の膨潤し、要すれば出発成分a)および/またはb)および/または混合物中に分散段階の間もしくは後に攪拌で添加するのに使用される助剤物質および添加物c)とを混合することによって調製することができる。
【0010】
出発物質a)は室温で液体でおよびNCO含量15〜50重量%、好ましくは22〜34重量%の有機ポリイソシアネートである。平均NCO含量15〜50重量%、好ましくは22〜34重量%のポリイソシアネート混合物はしばしば成分a)を使用される。ポリイソシアネートの平均分子量は一般的に168〜1000、好ましくは168〜300である。
【0011】
好適なポリイソシアネートの例は、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、トランス−トランス−シクロヘキシルジイソシアネート、異性体キシレンジイソシアネート、4,4’−ジイソシアネート−ジシクロヘキシルメタン、2,4−および/または2,6−ジイソシアネート−トルエン、4,4’−ジイソシアネートジフェニルメタンおよび要すれば少量の2,2’−ジイソシアネートジフェニルメタンおよび/またはそれ以上の類似体である。そのような混合物は本質的にアニリンホルムアルデヒドの縮合製造物で公知のホスゲン化の状態で公知である。またポリイソシアネートのウレタン−および/またはカルボジイミド−および/またはウレトジオン−および/またはイソシアヌレ−トおよび/またはビウレット−変性誘導体も考慮されるものである。ポリイソシアネート成分a)は好ましくは少なくとも1つの芳香族ポリイソシアネートである。特に好適であるのはポリイソシアネートまたは室温で液体であるジフェニルメタン基のポリイソシアネート混合物、または室温で液体のポリイソシアネートまたはポリイソシアネート混合物の誘導体である。ポリイソシアネート成分a)は一般的にNCO含量15〜50重量%、好ましくは22〜34重量%を有する。
【0012】
成分b)はガラス転移温度0℃以下、好ましくは−50℃以下を有するゴムポリマーおよびゴムに少なくとも部分的にグラフト化される少なくとも1つのビニルモノマーからなる公知のグラフトゴムである。ポリマー変性剤b)として好適なグラフトゴムは、好ましくは平均粒径(d50値)0.1〜0.8μmの微粒子構造を有し、かつそのような粒子の凝集体の形で、即ち対応する「粉体」また「粗粒」の形状で使用される。グラフトゴムは前述のガラス転移温度を有するゴム20〜80重量%好ましくは30〜70重量%およびそれにグラフトされるビニルモノマーの残量からなる。
【0013】
以下のものは、例えば、グラフトゴム製造用のゴムとして適当である:ブタジエン、イソプレン、クロロプレンと要すればその他のモノマー、例えばスチレン、アクリロニトリルまたはアルキル(メト)アクリレート35重量%以下との混合物をベースにしたジエンモノマーゴム、エチレン、プロピレン、イソブチレン、ビニルアセテート、一酸化炭素、アルキルアクリレートと少量のジエンモノマーとをベースにしたオレフィンゴム、またはアルキルアクリレートモノマー(特にC1−C7−アルキルアクリレート)と要すれば他のビニルまたはアルキルモノマー10重量%以下との混合物をベースにしたアルキルアクリレートゴムである。特に好ましいグラフトゴムb)は少なくとも一部分が架橋形状であるゴムポリマーへのビニルモノマーのフリー−ラジカルグラフトによって製造されるものである。ゴムは好ましくはゲル含量が少なくとも30重量%である。
【0014】
グラフト化に適当なビニルモノマーは、例えば、スチレン、p−メチルスチレン、α−メチルスチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、C1−6アルキル(メタ)アクリレート、ビニルアセテート、ビニルエーテル、無水マレイン酸、マレイン酸イミド、(メタ)アクリルアミドおよびそれらモノマーの混合物である。グラフトモノマーとして特に好ましくはスチレンアクリロニトリル組合せまたはメチルメタクリレート−含有組合せである。
【0015】
成分b)として好適なグラフトポリマーの調製は、好ましくは公知のフリー−ラジカルエマルジョングラフト重合の方法で行なわれる。グラフト反応、エマルジョン重合および塊重合はUllmanns Enzyclopaedie 第4版,Vol.19,277−295ページに記載されている。本発明の範囲以内のグラフト製造物は、ゴム存在下でビニルモノマーを重合したポリマーである。いわゆるグラフト反応では、実際のグラフト製造物とビニルモノマーポリマーの非グラフト化成分を形成する。本発明の範囲内では、「グラフトゴム」は、特にそれら二つの成分の混合物という意味で理解される。
【0016】
要すれば本発明による変性ポリイソシアネート中に存在しているポリウレタンケミストリーの助剤物質および添加剤c)は、前述のプラスチックハンドブック(plastics handbook)92〜111ページにタイプの例が記載されている。しかしながら、助剤物質および添加剤は本発明によるシステムにおいて貯蔵安定法に従って配合されることができるものに限定され、例えば防止剤、界面活性剤、防炎加工添加剤、充填剤、酸化防止剤、遊離剤、殺生剤、着色剤、可塑剤、定着剤、静電防止剤および脱水剤、例えば少量のトシルイソシアネートである。
【0017】
イソシアネート含有成分A)の調製において、有機ポリイソシアネートa)を好ましくは容器の中に入れ、ポリマー変性剤b)をその容器中の成分a)に攪拌下に成分a)の重量をベースにして成分b)の量を好ましくは5〜50重量%で導入する。混合物は好ましくは120℃以下の高温、好ましくは80〜120℃で加熱する。しかしながら、ポリマー変性剤b)とポリイソシアネート成分a)は室温で混合することもできる。例えば成分b)を「粗粒」状態で容器内に入れ、それを成分a)でカバーして、次いで室温で大気中の湿分を排除し、好ましくは不活性ガス(窒素)下または真空下で混合物を攪拌することができる。
【0018】
両ケースにおいて、ポリマー変性剤が分散形態および膨潤形態で存在する変性ポリイソシアネートを形成する。成分a)中で分散形態であるポリマー変性剤b)の膨潤度は、一般的には2〜6である。膨潤度の決定はポリマーと膨潤剤との相互作用を特徴づける。決定方法は、Hoffmann, Martin:“Polymeranalytik” vol.IおよびII(1977年)[ISBN3−13−519701−8,ISBN3−13−519801−4]に記載されている。
【0019】
ポリオールB)の成分として、例えば多価アルコールおよびアミン、例えばプロピレングリコール、エチレングリコール、スクロース、ソルビトール、グリセロール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジアミノトルエン、エチレンジアミン、トリエタノールアミン、水、アンモニアおよびその他とエポキシド、例えばエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドおよび/またはその他との反応生成物、ポリエステルポリオール、ヒドロキシ−およびアミノ−官能性天然物質、架橋剤、活性剤、フォーム安定剤、要すれば防炎加工剤およびその他の助剤物質である。混合比は広範囲に変更し得る。
【0020】
発泡剤C)として使用される水は一般的にポリオール成分B)の量をベースにして>1重量%、好ましくは>3重量%、特に好ましくは>5重量%である。発泡剤の10モル%以下量はフッ化炭化水素、特に1,1,1,2−テトラフルオロエタン(R134a)から構成されていてもよい。一般的に、使用されるフッ化炭化水素の量はポリオール成分B)をベースにして4重量%以下であってよい。
【実施例】
【0021】
成分を23℃の温度に調製し、スターラー(42Hz)で5秒間混合した。混合物を面積19×19cm2を有する型に入れ、自由昇温させた。
【0022】
ポリオールA トルエンジアミン、トリメチロールプロパンおよびスクロースベースの市販のポリエーテルポリオールおよび数平均分子量2000を有するポリプロピレングリコールからなり、防炎加工剤トリス(クロロプロピル)フォスフェート<10%、およびNiax(登録商標)A1(Witco Surfactants GmbH,D−36396 Steinau)0.3%を含有する(OH数254、平均官能性3.1)。
【0023】
ポリオールB トルエンジアミン、トリメチロールプロパンおよびスクロースベースの市販のポリエーテルポリオールおよびKOH触媒を用いて製造した数平均分子量2000を有するポリプロピレングリコールからなり、防炎加工剤トリス(クロロプロピル)フォスフェート<10%およびNiax(登録商標)A1活性剤0.3%を含有する(OH数275、平均官能性3.0)。
【0024】
ポリオールC トルエンジアミン、トリメチロールプロパンおよびスクロースベースの市販のポリエーテルポリオールおよび二重金属シアニド触媒を用いて製造した
数平均分子量2000を有するポリプロピレングリコールからなり、防炎加工剤トリス(クロロプロピル)フォスフェート<10%、およびNiax(登録商標)A1活性剤0.3%を有する(OH数275、平均官能性3.0)。
【0025】
ポリオールD スクロースおよび脂肪酸アミンベースの市販のポリエーテルポリオール、グリセロール、脂肪酸および芳香族リン酸塩ベースのポリエステルポリオール、およびフォーム安定剤(Tegostab(登録商標)B8443,Goldschmidt AG,D−45127 Essen)を有する(OH数215、平均官能性2.5)。
【0026】
イソシアネートA NCO含量およそ31.5重量%および粘度およそ0.2Pa・sを有するジフェニルメタン基の重合体イソシアネート(Desmodur(登録商標) 44V20L,バイエル AG)。
【0027】
イソシアネートB ブタジエン58重量%、スチレン31重量%およびアクリロニトリル11重量%含有Desmodur(登録商標) 44V20Lベースのポリマー変性イソシアネート。
【0028】
イソシアネートC ブタジエン58重量%のポリマー1.15重量%、スチレン31重量%およびアクリロニトリル11重量%のポリマー3.5重量%を含有するDesmodur(登録商標) 44V20Lベースのポリマー変性イソシアネート。
【0029】
イソシアネートD ブタジエン58重量%、スチレン31重量%およびアクリロニトリル11重量%のポリマー0.59重量%を含有するDesmodur(登録商標) 44V20Lベースのポリマー変性イソシアネート。
【0030】
イソシアネートE ブタジエン58重量%、スチレン31重量%およびアクリロニトリル11重量%のポリマー0.23重量%を含有するDesmodur(登録商標) 44V20Lベースのポリマー変性イソシアネート。
【0031】
イソシアネートF ブタジエン58重量%、スチレン31重量%およびアクリロニトリル11重量%のポリマー0.23重量%、および発泡グラファイト1.5重量%を含有するDesmodur(登録商標) 44V20Lベースのポリマー変性イソシアネート。
【0032】
イソシアネートF ブタジエン58重量%、スチレン31重量%およびアクリロニトリル11重量%のポリマー7.5重量%、および発泡グラファイト1.5重量%を含有するDesmodur(登録商標) 44V20Lベースのポリマー変性イソシアネート。
【0033】
安定剤 シリコーン安定剤(Tegostab(登録商標) B8433,Goldschmidt AG,D−45127 Essen)。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】
【表4】
【0038】
【表5】
【0039】
*比較例
1ジエチレングリコール中のカリウムアセテート(Desmorapid(登録商標) VP.PU1792,バイエルAG)
【0040】
【表6】
【0041】
DIN4102による小型バーナーテストはエッジでの点火の比較例9および例10のいずれの場合もファイアーパス(fire path)50〜70mmを与えた。
Claims (3)
- A)グラフトゴムベースのポリマー改質剤を、懸濁状態、乳化状態または溶解状態で含むイソシアネート成分、
B)ポリオール成分、
C)水、要すれば発泡剤としてのフッ化炭化水素との組合せ、および要すれば
D)ポリウレタン化学で公知の触媒、乳化剤およびその他添加剤または助剤物質、
をNCO基/イソシアネート反応基の比が0.5〜3.5で反応することによって得られる、見掛密度<100kg/m3およびDIN ISO 4590により測定した連続気泡含量>80%を有するポリウレタン基含有フォーム(foams)。 - A)グラフトゴムベースのポリマー改質剤を、懸濁状態、乳化状態または溶解状態で含むイソシアネート成分と
B)ポリオール成分、
C)水、要すれば発泡剤としてのフッ化炭化水素との化合、および要すれば
D)ポリウレタン化学で公知の触媒、乳化剤およびその他添加剤または助剤物質とを
NCO基/イソシアネート反応基の比0.5〜3.5で反応する、見掛密度<100kg/m3およびDIN ISO4590で測定した連続気泡含量>80%を有するポリウレタン基含有フォームの調製方法。 - 見掛密度<100kg/m3およびDIN ISO 4590により測定した連続気泡含量>80%を有するポリウレタン基含有フォームの製造におけるグラフトゴムベースのポリマー改質剤を、懸濁状態、乳化状態または溶解状態で包むイソシアネート成分の使用。
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