JP2005506861A - 電子音声を有する硬化ランプ装置 - Google Patents
電子音声を有する硬化ランプ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005506861A JP2005506861A JP2003537291A JP2003537291A JP2005506861A JP 2005506861 A JP2005506861 A JP 2005506861A JP 2003537291 A JP2003537291 A JP 2003537291A JP 2003537291 A JP2003537291 A JP 2003537291A JP 2005506861 A JP2005506861 A JP 2005506861A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp
- curing
- digital
- power density
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B39/00—Circuit arrangements or apparatus for operating incandescent light sources
- H05B39/04—Controlling
- H05B39/041—Controlling the light-intensity of the source
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B39/00—Circuit arrangements or apparatus for operating incandescent light sources
- H05B39/04—Controlling
- H05B39/041—Controlling the light-intensity of the source
- H05B39/042—Controlling the light-intensity of the source by measuring the incident light
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B47/00—Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
- H05B47/20—Responsive to malfunctions or to light source life; for protection
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C19/00—Dental auxiliary appliances
- A61C19/003—Apparatus for curing resins by radiation
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
Abstract
硬化ランプと関連付けられた多くの動作条件を知らせる電子音声情報を出力する硬化ランプ装置が用いられる。装置は、出力パワーを検出する光センサと、入力電力を検出する電圧および電流センサと、1つまたは複数のセンサからの受信信号に応答して、ディジタル数を出力するマイクロコントローラと、ディジタル数と関連付けられたアドレスで、メモリから音声メッセージ信号を取り出すプログラムされた音声回路と、音声メッセージ信号を受信し、聞き取り可能なように再生する変換器を含む。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、機器と関連する電子音声情報を出力する装置および方法に関し、特に、歯科用硬化機器の性能および状態と関連する電子音声情報を出力する装置および方法に関する。
【背景技術】
【0002】
光硬化は、歯科治療では、例えば、根管や裂溝を埋めるための合成物や接着剤を硬化する周知の技術である。光硬化修復剤は、歯の治療から根管充填まで、歯科医療界全般にわたって利用されている。光硬化修復剤の活性化および重合は慎重に制御されなくてはならない。しかしながら、従来技術においては、機器の測定について、明瞭な聞き取りやすい言語や口調で、歯科医に情報を提供する手段がなかったように思える。
【0003】
Creps.Yetの米国特許第4,968,252号のように、歯科用機器において視覚的に表示されるデータ項目と関連して用いられる可聴信号は既知である。しかしながら、この方法は、歯科医が、各々が音声信号に応答して表示を視覚的に監視することを歯科医に要求するような多くの信号で囲まれると、歯科医を混乱に陥れることになる。表示装置を見るために、歯科医は作業領域から自分の視野を移すことが必要になり、その結果、時間をロスしたり、手元の歯科治療への集中が削がれたりしてしまう。
【0004】
タイミングは、歯の修復において光硬化の重要な一要素である。歯牙を充填するために、光硬化修復剤は通常、歯の頂上に置かれ、光で活性化される。根管の処置のためには、根管が封じられた後、根管の残りの部分が光硬化修復剤で充填され、光によって活性化される。光硬化型合成樹脂修復材の望ましくない特性は、硬化処理中の収縮である。適切に硬化させるには、硬化光の強度が慎重に維持され、正確な経過の見極めおよび監視をする必要がある。歯科医は、経験によって、収縮の影響を最小限にする方法、および、被覆されていない部分を無くす方法を学んできた。修復材のわずかな増加量を塗布して硬化させること、および、正確なタイミングが、これらの問題を最小限に抑える鍵であった。しかし、歯を処置しながら正確なタイミングで処理することは、歯科医に大きな負担を与え続けている。
【特許文献1】
米国特許第4,968,252号明細書
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0005】
これらおよび他の問題点は、歯科用硬化機器を動作させる新しい方法および装置によって解決される。本発明の第1の実施態様では、装置は、硬化光のランプからの光出力パワー密度を検出する光センサと、マイクロコントローラと、プログラムされた音声回路と、スピーカ/変換器を有する。マイクロコントローラは、各々が光センサとランプのいずれか1つからのアナログ信号を受信して、ディジタル数に変換する複数のアナログディジタル変換器と、関連付けられたディジタルアドレスを生成するために、各ディジタル数を解析するための格納プログラムおよびメモリと、ディジタルアドレスを出力する出力部を有する。プログラムされた音声回路は、音声メッセージを格納するメモリと、マイクロコントローラによって出力されるディジタルアドレスを受信するプロセッサを有し、ディジタル数によって識別される記憶場所から音声メッセージを取り出して、スピーカ/変換器によって再生される音声メッセージを出力する。
【0006】
本発明によって定められる第1の方法によれば、第1の実施態様の装置は、硬化ランプの出力パワー密度を測定し、測定された出力パワー密度が所定の閾値を越えた場合、聞き取り可能な音声メッセージを再生するように動作する。測定された出力密度が所定の閾値より小さい場合、第1の実施態様の装置は、硬化ランプに供給される入力電力を求め、入力電力が第2の所定の閾値より小さい場合、硬化ランプが交換されるべきであることを示す聞き取り可能な音声メッセージを再生するように動作する。第1の実施態様の装置は、ランプが点灯している動作時間をカウントし、ランプが動作している累積時間を示す情報を格納し、累積動作時間が第3の所定の閾値に達した場合、ランプの出力パワー密度が調べられるべきであることを告げる聞き取り可能な音声メッセージを再生するようにも動作する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
選択された言語出力で電子的に生成された人間の言葉を介して、硬化ランプとして機器に使用された経過時間を言語化する機能を有する歯科用硬化機器が開示される。例えば、開示される硬化ランプの動作中、ユーザは、経過した時間の長さを知る必要があるかもしれない。経過した時間を示す既知の方法は、電子的に生成された(例えば10秒ごとの)ビープ音である。しかしながら、このような可聴ビープ音は、関係する情報の性質によっては、何らかの混乱を引き起こす可能性があり、硬化装置のユーザが患者にとって必要な硬化治療および治療に集中しているのを邪魔するかもしれない。この問題を解決するために、経過時間の状態が、開示される発明によって監視され、聞き取り可能な形でただちに知らされるので、ユーザは自分の注意を歯科治療に集中させることができる。
【0008】
開示される発明は、ランプの最初の点灯から経過した動作時間の測定値をユーザに提供するマイクロコントローラとともに動作するプログラムされた音声集積回路(IC)を有する電子音声装置1を定めている。可聴ビープ音を使用する代わりに、装置1は、例えば、「10秒、20秒、・・・など」の秒の単位で経過時間を電子的に言語化する特徴を有している。
【0009】
装置1は、ユーザが選択することができる種々の言語で、必要なデータの電子的な言語表現を生成できるのが利点である。例えば、NYU歯科センターには、ロシア、インド、アジア、米国、パキスタン、イスラエルなど、地球のあらゆる地域からの歯科学生が在籍している。したがって、装置1は、言語の選択という新しいカスタマイズ可能なプログラムの選択から、好ましい言語を選択するだけで言葉の壁を克服する、歯科治療における必要性を満たすことができる種々の言語で、経過時間および他の情報を生成し、電子的に発声する機能を有している。したがって、例えば、各自が単に言語プログラムを選択するだけで、多くの学生が機器を共有することができる。
【0010】
図1および図2A、2Bは、それぞれ本発明の装置1および動作方法400を示している。動作を始めるために、図1に示すように、ランプ40が、光線230が光センサ240に入射するように配向される。ランプ40には、例えば、商用電圧源10が供給している従来の電源20によって生成された出力電圧30が印可される。
【0011】
電源20は、例えば、マイクロコントローラ70の出力部90から制御出力100によって出力される信号を介して、オンにスイッチされ、出力電圧30を出力することができる。マイクロコントローラ70は、例えば、入力210をシステムグラウンド220に接続するトリガースイッチ215を閉じることによって、オンにスイッチすることができる。マイクロコントローラ70は、例えば、アナログディジタル変換(A/D)部60のアナログディジタル変換器(A/D1)64で、光センサ240によって生成された電圧65を検出する。
【0012】
動作方法400は、図2Aに示されるように、開始ステップ4000で始まる。動作方法400は、例えば、図1のマイクロコントローラ70によって実行される格納プログラムと、プログラムされた音声IC140によって実施されてもよい。図2Aのステップ4100で、マイクロコントローラ70は、信号がA/D部60に受信されているかどうかを判定する。ステップ4200で、光出力パワー密度が、例えば、光センサ240によって生成された電圧65にもとづいて求められる。
【0013】
ステップ4200で、光出力が200mW/cm2より大きくない場合、硬化モード4300がマイクロコントローラ70によって実行される。ステップ4310で、電流55が、図1に示されているような装置1のアナログディジタル変換器2(A/D2)62における電流検出入力45、46を介して検出される。ステップ4320で、電圧50が、プログラムされたマイクロコントローラ70のアナログディジタル変換器3(A/D3)61によって、電圧検出入力47、48から検出される。ステップ4330で、装置の電力が電流と電圧の積として計算される。ステップ4340で、電力が十分か否かを判定する判断が、解析ルーチン4350によって実行される。電力が不十分な場合、マイクロコントローラ70は、ステップ4355で、「ランプを交換してください」という音声メッセージと関連付けられたアドレス110を設定し、マイクロコントローラ70の出力部90からIC140のアドレス入力部120にアドレス110を出力し、マイクロコントローラ70の出力部90からIC140の実行ポート170に実行メッセージ信号160を出力する電子スピーチ出力ルーチン4410を実行する。IC140は、出力90に応答して、音声メッセージを音声化するスピーカ/変換器150にアナログ出力130を出力する。
【0014】
図2Aのステップ4200に戻って、装置の光出力の測定値が200mW/cm2より大きい場合、光測定ルーチン4400がマイクロコントローラ70によって開始される。ステップ4405で、アナログ信号がA/D制御器64を介して光センサ240から受信され、4桁の2進化10進(BCD)数に変換される。これらの数は、10進数0から9を表わすために用いられる。BCD符号は、各10進数で4ビットの2進符号化を用いる。BCD数を10進に変換するために、すべての4ビットが10進数に変換される。10進数をBCDに変換するために、各桁は単純に4ビットの2進数に変換されて、ステップ4420で、位置4422、4424、4426、4428によって示されている千、百、十、一の位の数字を出力する表示器(例えば、LEDまたはディジタル読み出し器)に送信される。
【0015】
ステップ4430で、千の位4422の10進数が0より大きい場合、ステップ4440で、千の位に対するアドレスが設定される。電子埋め込みスピーチルーチン4410が起動され、ステップ4440、4450で、関連付けられた音声メッセージがスピーカ/変換器150によって聞き取り可能に再生されるように、適切なアドレス信号をプログラムされた音声IC140に送信するマイクロコントローラ70によって、装置の千の位の測定値の電子的な言語表現化が実行される。
【0016】
ステップ4460で、千の位の測定値のスピーチループの言語表現化が完了すると、図2A、2Bに示すように、ステップ4470、4480で、百の位に対するアドレス指令が設定される。関連付けられた音声メッセージがIC140によって出力された後、IC140は、メッセージポート180からマイクロコントローラ70の入力ポート200にメッセージ完了信号190を送信する。スピーチルーチン4410が再び起動され、千の位のデータの言語表現化を参照して上述した手段によって、百の位のデータの言語表現化が実行される。
【0017】
ステップ4490で、百の位のスピーチループの電子的言語表現化が完了したと判断されると、マイクロコントローラ70は、ステップ4500、4510で、十の位に対する指令のアドレスを設定し、スピーチルーチン4410を実行する。ステップ4420で、メッセージが完全に伝えられると、ステップ4435で、マイクロコントローラ70は、装置1によって出力されたデータ測定値の一の位に対する指令のアドレスを設定する。ステップ4425で、スピーチルーチン4410は、マイクロコントローラ70から、スピーカ/変換器150に音声信号を出力するプログラムされた音声IC140に信号を送ることによって、一の位の測定値を電子的に言語表現化する。スピーカ/変換器150への出力が完了すると、動作方法400は、図2Aのステップ4100に戻る。
【0018】
装置の実際の動作時間を管理するアクティブランプタイマ(不図示)が、マイクロコントローラ70によって起動される。ランプが点灯している時間の長さが、マイクロコントローラ70内のメモリに格納される。カウントされた時間は、マイクロコントローラ70のメモリにうまく格納でき、例えば、装置の電源が切られた場合でも消去されない。この特徴は、実際のランプの使用状態を記録するのに役立ち、ユーザに対して計画的にメンテナンスを行うように注意を喚起するメッセージを出力するように構成することが可能である。
【0019】
ランプの寿命にわたって、その光強度はゆっくり少しずつ低下する。たいていの硬化ランプ機器は、強力なランプ、スペクトルフィルタ、光ファイバーティップを含み、そのすべてが慎重に配列されている。いかなる誤整列によっても機器が十分動作しない結果となる。このため、十分な硬化が得られるように光強度を周期的に点検することが非常に重要である。開示されている発明は、ランプが使用されている時間の総時間数がマイクロコントローラ70のメモリに格納するような特徴を有している。したがって、装置1は、電子的な「人間」の言葉によって、ランプの強度を点検すべきときをユーザに通知してもよい。これによって、機器の状態を点検しなければならない負荷のかかる工程が著しく減る。
【0020】
図1のランプ40のフィラメントの蒸発は、時間とともにランプ40の光出力を低下させる。その結果、それぞれ、フィラメントの抵抗が増大し、電流が減少し、電力が低下する。光強度は電力が低下するにつれて低下する。本発明は、ユーザがランプ40に加えられた電力を絶えず監視することを可能にする。すべてのランプの抵抗値は固有なものである。したがって、たとえ調整された電圧が印加されたとしても、電力は各個々のランプ40で異なるだろう。本発明によって、ユーザは、ランプが設置または交換された場合に電力を測定して、この値をマイクロコントローラ70のメモリに格納することができる。
【0021】
図2Aに戻り、装置1のランプの各点灯時にユーザを支援するために、硬化処理4300内で電力測定が開始される。ステップ4340で、測定された電力値は、ランプ40の初期値を示す格納されたID値と比較される。測定された電力値が、ID初期値を参照してマイクロコントローラ70によって決定される特定の範囲からはずれている場合、ステップ4355、4410に示されているように、「ランプを交換してください」という電子的に生成された音声メッセージ4415が再生される。図1の装置1は、ランプの交換時期を判断するために、人間の操作者によって光強度が測定される必要が全くないような機能を特徴としている点が独特である。つまり、装置1は、絶えずランプを監視し、ユーザの便宜のため、適切な時期に交換を促す。
【0022】
本実施形態の装置1で利用されるランプはハロゲン系ランプである。同程度のパワー密度を生成する、単独または組み合わせて構成される他の種類のランプは、本発明の範囲内に完全に含まれている。
【0023】
図2Aのステップ4340に戻って、ステップ4350で、電力が十分と判定されると、ステップ4360で、「経過時間は、ちょうど10、20、30、40、50、60秒のいずれかですか?」を決定する判断がなされる。イエスの場合、ステップ4362で、装置1は、経過時間に対するアドレスを設定し、スピーチルーチン4410を実行し、ステップ4364で、経過時間を電子的に言語表現化する。ステップ4368で、装置1は、「経過時間は60秒ですか?」を判定する。イエスの場合、ステップ4380で、装置のルーチンは終了する。ノーの場合、ステップ4370で、装置1がユーザによって停止されたか否かを判定するチェックがなされる。イエスの場合、図2Bのステップ4380で方法400は終了する。ノーの場合、方法400は図2Aのステップ4100に戻る。
【0024】
表示装置(不図示)は、データを示す付加的な手段として、歯科用硬化機器自体または隣接する制御パネル上に任意に含まれていてもよい。表示装置は、セグメント化されたLCD、LEDまたは他の表示手段を有していてもよく、例えば、A/D部60によって出力されるディジタル数によって駆動されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の第1の実施形態の概略図である。
【図2A】第1の実施形態の動作を示すフローチャートである。
【図2B】第1の実施形態の動作を示すフローチャートである。
【0001】
本発明は、機器と関連する電子音声情報を出力する装置および方法に関し、特に、歯科用硬化機器の性能および状態と関連する電子音声情報を出力する装置および方法に関する。
【背景技術】
【0002】
光硬化は、歯科治療では、例えば、根管や裂溝を埋めるための合成物や接着剤を硬化する周知の技術である。光硬化修復剤は、歯の治療から根管充填まで、歯科医療界全般にわたって利用されている。光硬化修復剤の活性化および重合は慎重に制御されなくてはならない。しかしながら、従来技術においては、機器の測定について、明瞭な聞き取りやすい言語や口調で、歯科医に情報を提供する手段がなかったように思える。
【0003】
Creps.Yetの米国特許第4,968,252号のように、歯科用機器において視覚的に表示されるデータ項目と関連して用いられる可聴信号は既知である。しかしながら、この方法は、歯科医が、各々が音声信号に応答して表示を視覚的に監視することを歯科医に要求するような多くの信号で囲まれると、歯科医を混乱に陥れることになる。表示装置を見るために、歯科医は作業領域から自分の視野を移すことが必要になり、その結果、時間をロスしたり、手元の歯科治療への集中が削がれたりしてしまう。
【0004】
タイミングは、歯の修復において光硬化の重要な一要素である。歯牙を充填するために、光硬化修復剤は通常、歯の頂上に置かれ、光で活性化される。根管の処置のためには、根管が封じられた後、根管の残りの部分が光硬化修復剤で充填され、光によって活性化される。光硬化型合成樹脂修復材の望ましくない特性は、硬化処理中の収縮である。適切に硬化させるには、硬化光の強度が慎重に維持され、正確な経過の見極めおよび監視をする必要がある。歯科医は、経験によって、収縮の影響を最小限にする方法、および、被覆されていない部分を無くす方法を学んできた。修復材のわずかな増加量を塗布して硬化させること、および、正確なタイミングが、これらの問題を最小限に抑える鍵であった。しかし、歯を処置しながら正確なタイミングで処理することは、歯科医に大きな負担を与え続けている。
【特許文献1】
米国特許第4,968,252号明細書
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0005】
これらおよび他の問題点は、歯科用硬化機器を動作させる新しい方法および装置によって解決される。本発明の第1の実施態様では、装置は、硬化光のランプからの光出力パワー密度を検出する光センサと、マイクロコントローラと、プログラムされた音声回路と、スピーカ/変換器を有する。マイクロコントローラは、各々が光センサとランプのいずれか1つからのアナログ信号を受信して、ディジタル数に変換する複数のアナログディジタル変換器と、関連付けられたディジタルアドレスを生成するために、各ディジタル数を解析するための格納プログラムおよびメモリと、ディジタルアドレスを出力する出力部を有する。プログラムされた音声回路は、音声メッセージを格納するメモリと、マイクロコントローラによって出力されるディジタルアドレスを受信するプロセッサを有し、ディジタル数によって識別される記憶場所から音声メッセージを取り出して、スピーカ/変換器によって再生される音声メッセージを出力する。
【0006】
本発明によって定められる第1の方法によれば、第1の実施態様の装置は、硬化ランプの出力パワー密度を測定し、測定された出力パワー密度が所定の閾値を越えた場合、聞き取り可能な音声メッセージを再生するように動作する。測定された出力密度が所定の閾値より小さい場合、第1の実施態様の装置は、硬化ランプに供給される入力電力を求め、入力電力が第2の所定の閾値より小さい場合、硬化ランプが交換されるべきであることを示す聞き取り可能な音声メッセージを再生するように動作する。第1の実施態様の装置は、ランプが点灯している動作時間をカウントし、ランプが動作している累積時間を示す情報を格納し、累積動作時間が第3の所定の閾値に達した場合、ランプの出力パワー密度が調べられるべきであることを告げる聞き取り可能な音声メッセージを再生するようにも動作する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
選択された言語出力で電子的に生成された人間の言葉を介して、硬化ランプとして機器に使用された経過時間を言語化する機能を有する歯科用硬化機器が開示される。例えば、開示される硬化ランプの動作中、ユーザは、経過した時間の長さを知る必要があるかもしれない。経過した時間を示す既知の方法は、電子的に生成された(例えば10秒ごとの)ビープ音である。しかしながら、このような可聴ビープ音は、関係する情報の性質によっては、何らかの混乱を引き起こす可能性があり、硬化装置のユーザが患者にとって必要な硬化治療および治療に集中しているのを邪魔するかもしれない。この問題を解決するために、経過時間の状態が、開示される発明によって監視され、聞き取り可能な形でただちに知らされるので、ユーザは自分の注意を歯科治療に集中させることができる。
【0008】
開示される発明は、ランプの最初の点灯から経過した動作時間の測定値をユーザに提供するマイクロコントローラとともに動作するプログラムされた音声集積回路(IC)を有する電子音声装置1を定めている。可聴ビープ音を使用する代わりに、装置1は、例えば、「10秒、20秒、・・・など」の秒の単位で経過時間を電子的に言語化する特徴を有している。
【0009】
装置1は、ユーザが選択することができる種々の言語で、必要なデータの電子的な言語表現を生成できるのが利点である。例えば、NYU歯科センターには、ロシア、インド、アジア、米国、パキスタン、イスラエルなど、地球のあらゆる地域からの歯科学生が在籍している。したがって、装置1は、言語の選択という新しいカスタマイズ可能なプログラムの選択から、好ましい言語を選択するだけで言葉の壁を克服する、歯科治療における必要性を満たすことができる種々の言語で、経過時間および他の情報を生成し、電子的に発声する機能を有している。したがって、例えば、各自が単に言語プログラムを選択するだけで、多くの学生が機器を共有することができる。
【0010】
図1および図2A、2Bは、それぞれ本発明の装置1および動作方法400を示している。動作を始めるために、図1に示すように、ランプ40が、光線230が光センサ240に入射するように配向される。ランプ40には、例えば、商用電圧源10が供給している従来の電源20によって生成された出力電圧30が印可される。
【0011】
電源20は、例えば、マイクロコントローラ70の出力部90から制御出力100によって出力される信号を介して、オンにスイッチされ、出力電圧30を出力することができる。マイクロコントローラ70は、例えば、入力210をシステムグラウンド220に接続するトリガースイッチ215を閉じることによって、オンにスイッチすることができる。マイクロコントローラ70は、例えば、アナログディジタル変換(A/D)部60のアナログディジタル変換器(A/D1)64で、光センサ240によって生成された電圧65を検出する。
【0012】
動作方法400は、図2Aに示されるように、開始ステップ4000で始まる。動作方法400は、例えば、図1のマイクロコントローラ70によって実行される格納プログラムと、プログラムされた音声IC140によって実施されてもよい。図2Aのステップ4100で、マイクロコントローラ70は、信号がA/D部60に受信されているかどうかを判定する。ステップ4200で、光出力パワー密度が、例えば、光センサ240によって生成された電圧65にもとづいて求められる。
【0013】
ステップ4200で、光出力が200mW/cm2より大きくない場合、硬化モード4300がマイクロコントローラ70によって実行される。ステップ4310で、電流55が、図1に示されているような装置1のアナログディジタル変換器2(A/D2)62における電流検出入力45、46を介して検出される。ステップ4320で、電圧50が、プログラムされたマイクロコントローラ70のアナログディジタル変換器3(A/D3)61によって、電圧検出入力47、48から検出される。ステップ4330で、装置の電力が電流と電圧の積として計算される。ステップ4340で、電力が十分か否かを判定する判断が、解析ルーチン4350によって実行される。電力が不十分な場合、マイクロコントローラ70は、ステップ4355で、「ランプを交換してください」という音声メッセージと関連付けられたアドレス110を設定し、マイクロコントローラ70の出力部90からIC140のアドレス入力部120にアドレス110を出力し、マイクロコントローラ70の出力部90からIC140の実行ポート170に実行メッセージ信号160を出力する電子スピーチ出力ルーチン4410を実行する。IC140は、出力90に応答して、音声メッセージを音声化するスピーカ/変換器150にアナログ出力130を出力する。
【0014】
図2Aのステップ4200に戻って、装置の光出力の測定値が200mW/cm2より大きい場合、光測定ルーチン4400がマイクロコントローラ70によって開始される。ステップ4405で、アナログ信号がA/D制御器64を介して光センサ240から受信され、4桁の2進化10進(BCD)数に変換される。これらの数は、10進数0から9を表わすために用いられる。BCD符号は、各10進数で4ビットの2進符号化を用いる。BCD数を10進に変換するために、すべての4ビットが10進数に変換される。10進数をBCDに変換するために、各桁は単純に4ビットの2進数に変換されて、ステップ4420で、位置4422、4424、4426、4428によって示されている千、百、十、一の位の数字を出力する表示器(例えば、LEDまたはディジタル読み出し器)に送信される。
【0015】
ステップ4430で、千の位4422の10進数が0より大きい場合、ステップ4440で、千の位に対するアドレスが設定される。電子埋め込みスピーチルーチン4410が起動され、ステップ4440、4450で、関連付けられた音声メッセージがスピーカ/変換器150によって聞き取り可能に再生されるように、適切なアドレス信号をプログラムされた音声IC140に送信するマイクロコントローラ70によって、装置の千の位の測定値の電子的な言語表現化が実行される。
【0016】
ステップ4460で、千の位の測定値のスピーチループの言語表現化が完了すると、図2A、2Bに示すように、ステップ4470、4480で、百の位に対するアドレス指令が設定される。関連付けられた音声メッセージがIC140によって出力された後、IC140は、メッセージポート180からマイクロコントローラ70の入力ポート200にメッセージ完了信号190を送信する。スピーチルーチン4410が再び起動され、千の位のデータの言語表現化を参照して上述した手段によって、百の位のデータの言語表現化が実行される。
【0017】
ステップ4490で、百の位のスピーチループの電子的言語表現化が完了したと判断されると、マイクロコントローラ70は、ステップ4500、4510で、十の位に対する指令のアドレスを設定し、スピーチルーチン4410を実行する。ステップ4420で、メッセージが完全に伝えられると、ステップ4435で、マイクロコントローラ70は、装置1によって出力されたデータ測定値の一の位に対する指令のアドレスを設定する。ステップ4425で、スピーチルーチン4410は、マイクロコントローラ70から、スピーカ/変換器150に音声信号を出力するプログラムされた音声IC140に信号を送ることによって、一の位の測定値を電子的に言語表現化する。スピーカ/変換器150への出力が完了すると、動作方法400は、図2Aのステップ4100に戻る。
【0018】
装置の実際の動作時間を管理するアクティブランプタイマ(不図示)が、マイクロコントローラ70によって起動される。ランプが点灯している時間の長さが、マイクロコントローラ70内のメモリに格納される。カウントされた時間は、マイクロコントローラ70のメモリにうまく格納でき、例えば、装置の電源が切られた場合でも消去されない。この特徴は、実際のランプの使用状態を記録するのに役立ち、ユーザに対して計画的にメンテナンスを行うように注意を喚起するメッセージを出力するように構成することが可能である。
【0019】
ランプの寿命にわたって、その光強度はゆっくり少しずつ低下する。たいていの硬化ランプ機器は、強力なランプ、スペクトルフィルタ、光ファイバーティップを含み、そのすべてが慎重に配列されている。いかなる誤整列によっても機器が十分動作しない結果となる。このため、十分な硬化が得られるように光強度を周期的に点検することが非常に重要である。開示されている発明は、ランプが使用されている時間の総時間数がマイクロコントローラ70のメモリに格納するような特徴を有している。したがって、装置1は、電子的な「人間」の言葉によって、ランプの強度を点検すべきときをユーザに通知してもよい。これによって、機器の状態を点検しなければならない負荷のかかる工程が著しく減る。
【0020】
図1のランプ40のフィラメントの蒸発は、時間とともにランプ40の光出力を低下させる。その結果、それぞれ、フィラメントの抵抗が増大し、電流が減少し、電力が低下する。光強度は電力が低下するにつれて低下する。本発明は、ユーザがランプ40に加えられた電力を絶えず監視することを可能にする。すべてのランプの抵抗値は固有なものである。したがって、たとえ調整された電圧が印加されたとしても、電力は各個々のランプ40で異なるだろう。本発明によって、ユーザは、ランプが設置または交換された場合に電力を測定して、この値をマイクロコントローラ70のメモリに格納することができる。
【0021】
図2Aに戻り、装置1のランプの各点灯時にユーザを支援するために、硬化処理4300内で電力測定が開始される。ステップ4340で、測定された電力値は、ランプ40の初期値を示す格納されたID値と比較される。測定された電力値が、ID初期値を参照してマイクロコントローラ70によって決定される特定の範囲からはずれている場合、ステップ4355、4410に示されているように、「ランプを交換してください」という電子的に生成された音声メッセージ4415が再生される。図1の装置1は、ランプの交換時期を判断するために、人間の操作者によって光強度が測定される必要が全くないような機能を特徴としている点が独特である。つまり、装置1は、絶えずランプを監視し、ユーザの便宜のため、適切な時期に交換を促す。
【0022】
本実施形態の装置1で利用されるランプはハロゲン系ランプである。同程度のパワー密度を生成する、単独または組み合わせて構成される他の種類のランプは、本発明の範囲内に完全に含まれている。
【0023】
図2Aのステップ4340に戻って、ステップ4350で、電力が十分と判定されると、ステップ4360で、「経過時間は、ちょうど10、20、30、40、50、60秒のいずれかですか?」を決定する判断がなされる。イエスの場合、ステップ4362で、装置1は、経過時間に対するアドレスを設定し、スピーチルーチン4410を実行し、ステップ4364で、経過時間を電子的に言語表現化する。ステップ4368で、装置1は、「経過時間は60秒ですか?」を判定する。イエスの場合、ステップ4380で、装置のルーチンは終了する。ノーの場合、ステップ4370で、装置1がユーザによって停止されたか否かを判定するチェックがなされる。イエスの場合、図2Bのステップ4380で方法400は終了する。ノーの場合、方法400は図2Aのステップ4100に戻る。
【0024】
表示装置(不図示)は、データを示す付加的な手段として、歯科用硬化機器自体または隣接する制御パネル上に任意に含まれていてもよい。表示装置は、セグメント化されたLCD、LEDまたは他の表示手段を有していてもよく、例えば、A/D部60によって出力されるディジタル数によって駆動されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の第1の実施形態の概略図である。
【図2A】第1の実施形態の動作を示すフローチャートである。
【図2B】第1の実施形態の動作を示すフローチャートである。
Claims (14)
- 歯科用硬化機器において電子音声情報を出力する装置であって、
前記硬化機器のランプからの光出力パワー密度を検出する光センサと、
前記硬化ランプを流れる電流を検出する電流検出入力部と、
前記硬化ランプの両端の電圧を検出する電圧検出入力部と、
各々が、前記光センサと、前記電流検出入力部と、前記電圧検出入力部のいずれか1つからアナログ信号を受信し、この受信したアナログ信号をディジタル数に変換するように動作する複数のアナログディジタル(A/D)変換器と、ディジタルアドレスを生成するために、1つまたは複数の受信したディジタル数を解析するように動作する格納プログラムおよびメモリと、前記ディジタルアドレスを出力する出力部とを含むマイクロコントローラと、
音声メッセージを格納するメモリと、入力部で前記ディジタルアドレスを受信し、前記ディジタルアドレスで、前記メモリに格納された音声メッセージを取り出し、この取り出された音声メッセージをアナログ信号として出力するプロセッサを含むプログラムされた音声回路と、
前記出力されたアナログ信号を受信し、聞き取り可能な音声メッセージを出力する変換器を有する装置。 - 前記マイクロコントローラは、複数の言語の各々に備えられた音声メッセージのディジタルアドレスを選択するようにプログラム可能である、請求項1に記載の装置。
- 前記マイクロコントローラは、表示装置の画面上に表示する前記ディジタル数を出力するように動作する、請求項1に記載の装置。
- 前記表示装置は、発光ダイオード(LED)と、液晶表示素子(LCD)のいずれか少なくとも1つを含む素子を有する、請求項3に記載の装置。
- 前記変換器は、オーディオスピーカを有する、請求項1に記載の装置。
- 硬化光を動作させる方法であって、
前記硬化光の出力パワー密度を測定するステップと、
前記測定された出力パワー密度が所定の閾値を越えた場合、
前記測定された出力パワー密度を示す聞き取り可能なメッセージを再生するステップを有する方法。 - 前記再生ステップは、
前記測定された出力パワー密度を1つまたは複数のディジタルアドレスを含むディジタル符号に変換するステップと、
前記1つまたは複数のディジタルアドレスの各々で、メモリに格納されている関連付けられた音声メッセージを取り出すステップと、
取り出された各音声メッセージをアナログ信号として出力するステップと、
各出力アナログ信号を聞き取り可能なメッセージとして再生するステップを有する、請求項6に記載の方法。 - 前記測定ステップは、光センサで光エネルギーを検出するステップより前に行われる、請求項6に記載の方法。
- 硬化光を動作させる方法であって、
前記硬化光を出力するランプの出力パワー密度を測定するステップと、
前記測定された出力パワー密度が第1の所定の閾値より小さい場合、
前記ランプへの入力電力を求めるステップと、
前記求められた入力電力が、第2の所定の閾値より小さい場合、前記ランプを交換すべきことを示す聞き取り可能なメッセージを再生するステップを有する方法。 - 硬化光を動作させる方法であって、
前記硬化光が点灯されている各時間の間、動作時間をカウントするステップと、
前記硬化光が動作している累積時間を求めるために、前記カウントされた時間をメモリ内で累積するステップと、
前記動作している累積時間が所定の閾値に達した場合、前記硬化光のランプの出力パワー密度を調べるべきであることを示す聞き取り可能なメッセージを再生するステップを有する方法。 - 硬化光を動作させる方法であって、
前記硬化光を出力するランプへの入力電力を求めるステップと、
前記求められた入力電力が所定の閾値より小さい場合、前記ランプを交換すべきであることを示す聞き取り可能なメッセージを再生するステップ有する方法。 - 前記求められた入力電力が前記所定の閾値に少なくとも等しい場合、
動作の経過時間が複数の所定の時間間隔のいずれか1つによって規定された時間と一致しているかどうかを判定するステップと、
一致していると判定された場合、前記経過時間を知らせる聞き取り可能なメッセージを再生するステップをさらに有する、請求項11に記載の方法。 - 一致しないと判定された場合、
ユーザによって動作が継続される否かを判定するステップと、
動作が継続される場合、前記硬化光を出力するランプの出力パワー密度を測定するステップを有する、請求項12に記載の方法。 - 前記経過時間が所定値を越えた場合、動作を終了するステップをさらに有する、請求項12に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US32995601P | 2001-10-17 | 2001-10-17 | |
PCT/US2002/032766 WO2003034694A2 (en) | 2001-10-17 | 2002-10-15 | Curing lamp apparatus with electronic voice |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005506861A true JP2005506861A (ja) | 2005-03-10 |
Family
ID=23287727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003537291A Pending JP2005506861A (ja) | 2001-10-17 | 2002-10-15 | 電子音声を有する硬化ランプ装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7167829B2 (ja) |
EP (1) | EP1436806A4 (ja) |
JP (1) | JP2005506861A (ja) |
CA (1) | CA2456693A1 (ja) |
WO (1) | WO2003034694A2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101550305B1 (ko) * | 2015-03-09 | 2015-09-04 | 주식회사 아이엔케이 | Uv를 이용한 가경화 장치 및 그 제어 방법 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7400133B2 (en) * | 2003-05-07 | 2008-07-15 | White Box, Inc. | Speech generating method for use with signal generators |
US20050030040A1 (en) * | 2003-06-27 | 2005-02-10 | Mitch Budniak | Electrical testing device having voice annunciator |
US20060154209A1 (en) * | 2004-07-02 | 2006-07-13 | Robert Hayman | Voice alert in dentistry |
WO2006014368A2 (en) * | 2004-07-02 | 2006-02-09 | Discus Dental Impressions, Inc. | Automatic control for dental applications |
WO2007005028A1 (en) * | 2004-07-02 | 2007-01-11 | Discus Dental Impressions, Inc. | Voice alert for dentistry application |
JP2010066434A (ja) * | 2008-09-10 | 2010-03-25 | Toshiba Corp | 投射型映像表示装置 |
Family Cites Families (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT355200B (de) * | 1978-01-23 | 1980-02-25 | Espe Pharm Praep | Bestrahlungsgeraet zum aushaerten von durch strahlung haertbaren massen |
US4275274A (en) * | 1979-05-29 | 1981-06-23 | English Tim G | Audio visual monitoring system for announcing a message upon detection of a monitored condition |
JPS56161600A (en) * | 1980-05-16 | 1981-12-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Voice synthesizer |
US4450139A (en) * | 1982-05-03 | 1984-05-22 | Solid State Systems, Corporation | Light generating apparatus for curing dental restorative composites |
JPS5920812A (ja) * | 1983-05-31 | 1984-02-02 | Matsushita Electric Works Ltd | 温度,液位検出器 |
DE3447639A1 (de) * | 1984-12-28 | 1986-07-10 | Kaltenbach & Voigt Gmbh & Co, 7950 Biberach | Schaltungsanordnung zur abgabe von meldungen ueber den zustand von geraeten bzw. einrichtungen einer zahnaerztlichen anlage |
US4785420A (en) * | 1986-04-09 | 1988-11-15 | Joyce Communications Systems, Inc. | Audio/telephone communication system for verbally handicapped |
JPH074506Y2 (ja) * | 1986-08-21 | 1995-02-01 | オメガ・エンジニアリング・インコーポレーテッド | 測定用プロ−ブを備えたメ−タ |
FR2618322A1 (fr) | 1987-07-23 | 1989-01-27 | Creps Georges | Support d'instrument dentaire integrant des moyens simplifies d'entree et de sortie de donnees connectables a un systeme informatique |
DE3732970A1 (de) * | 1987-09-30 | 1989-06-22 | Gyulai Maria Dobosne | Uebermittlung von mess- und steuerwerten und warnung von gefahren bei mess- und steuergeraeten durch sprachausgabe |
JPH0760753B2 (ja) * | 1987-12-07 | 1995-06-28 | 林時計工業株式会社 | 照明装置 |
US5097136A (en) * | 1990-05-29 | 1992-03-17 | Ultra-Lum, Inc. | Apparatus for curing photosensitive coatings |
US5397892A (en) * | 1994-01-07 | 1995-03-14 | Coltene/Whaledent, Inc. | Fiber optic light source for a dental curing lamp with two pegs for removably aligning the source with an intensity detector |
US5487662A (en) * | 1994-03-22 | 1996-01-30 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Dental impression tray for photocurable impression material |
US5708627A (en) * | 1994-08-30 | 1998-01-13 | Gormley; Stuart G. | Electronic clock and calendar apparatus with audio message recording and playback |
ATE210413T1 (de) * | 1995-12-22 | 2001-12-15 | Heraeus Kulzer Gmbh & Co Kg | Verfahren zum betreiben eines bestrahlungsgerät zur aushärtung von kunststoffen |
JPH1097896A (ja) * | 1996-09-24 | 1998-04-14 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 調光機器 |
US5879159A (en) * | 1996-12-24 | 1999-03-09 | Ion Laser Technology, Inc. | Portable high power arc lamp system and applications therefor |
US6089740A (en) * | 1997-08-28 | 2000-07-18 | Kreativ, Inc. | Multipurpose dental lamp apparatus |
JP2001520913A (ja) * | 1997-10-29 | 2001-11-06 | ビスコ インコーポレイテッド | 歯科用の複合材の光硬化システム |
AU6452698A (en) * | 1997-11-03 | 1999-05-24 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Hand-held intraoral curing apparatus |
US6095812A (en) * | 1998-03-11 | 2000-08-01 | Ivoclar Ag | Device for curing with light |
US6068485A (en) * | 1998-05-01 | 2000-05-30 | Unisys Corporation | System for synthesizing spoken messages |
US6161092A (en) * | 1998-09-29 | 2000-12-12 | Etak, Inc. | Presenting information using prestored speech |
US6144310A (en) * | 1999-01-26 | 2000-11-07 | Morris; Gary Jay | Environmental condition detector with audible alarm and voice identifier |
US6494899B1 (en) * | 1999-01-22 | 2002-12-17 | Respironics, Inc. | Phototherapy system and method |
JP2000292857A (ja) * | 1999-04-08 | 2000-10-20 | Sony Corp | 投射型映像表示装置 |
WO2001015497A1 (en) * | 1999-08-23 | 2001-03-01 | Bausch & Lomb Incorporated | Method of and system for controlled curing of polymers used in contact lens manufacture |
US6419483B1 (en) * | 2000-03-01 | 2002-07-16 | 3M Innovative Properties Company | Method and apparatus for curling light-curable dental materials |
US20030172072A1 (en) * | 2002-03-06 | 2003-09-11 | Smith Margaret Paige | Method and system for automatically ordering replacement of consumable parts of a system |
-
2002
- 2002-10-15 CA CA002456693A patent/CA2456693A1/en not_active Abandoned
- 2002-10-15 EP EP02773753A patent/EP1436806A4/en not_active Withdrawn
- 2002-10-15 JP JP2003537291A patent/JP2005506861A/ja active Pending
- 2002-10-15 WO PCT/US2002/032766 patent/WO2003034694A2/en not_active Application Discontinuation
- 2002-10-17 US US10/273,395 patent/US7167829B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101550305B1 (ko) * | 2015-03-09 | 2015-09-04 | 주식회사 아이엔케이 | Uv를 이용한 가경화 장치 및 그 제어 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1436806A4 (en) | 2005-01-05 |
US7167829B2 (en) | 2007-01-23 |
WO2003034694A2 (en) | 2003-04-24 |
CA2456693A1 (en) | 2003-04-24 |
EP1436806A2 (en) | 2004-07-14 |
WO2003034694A3 (en) | 2004-02-05 |
US20030071607A1 (en) | 2003-04-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20060008787A1 (en) | Voice alert in dentistry | |
US6103203A (en) | System and method for controlling a light actuator to achieve partial polymerization | |
US20060154209A1 (en) | Voice alert in dentistry | |
JPH10182848A (ja) | 感光性ポリマー組成物の硬化方法および装置 | |
US4563770A (en) | Measuring device and method | |
US20070259309A1 (en) | Dental curing device and method with real-time cure indication | |
US20100273123A1 (en) | Light-curing device | |
JP2005506861A (ja) | 電子音声を有する硬化ランプ装置 | |
JP2001520913A (ja) | 歯科用の複合材の光硬化システム | |
WO1994004213A1 (en) | Electronically monitored angioplasty system | |
JPH1142242A (ja) | 歯の検査方法並びに装置 | |
US5993209A (en) | Periodontal pocket measurement apparatus | |
BR112019013572B1 (pt) | Sistema para determinação de características estruturais de um objeto | |
US6955536B1 (en) | Motor control system for endodontic handpiece providing dynamic torque limit tracking of specific file fatigue | |
FR2482748A1 (fr) | Comparateur de bandes programmable multivoies pour la chirurgie cardiaque | |
EP0210094B1 (fr) | Dispositif d'apprentissage de l'hygiène dentaire | |
Carossa et al. | Evaluation of occlusal contacts in the dental laboratory: influence of strip thickness and operator experience. | |
US4479182A (en) | Dental treatment apparatus | |
US7175436B2 (en) | Optical composite cure radiometer and method | |
AU2002337851A1 (en) | Curing lamp apparatus with electronic voice | |
Young et al. | The performance of ultraviolet lights used to polymerize fissure sealants | |
US20200281705A1 (en) | Radiometry systems and methods for dental applications | |
JP4800934B2 (ja) | エネルギ照射装置 | |
Dogar et al. | Determining the influence of fibre post light transmission on polymerization depth and viscoelastic behaviour of dual‐cured resin cement | |
Pantelić et al. | Real-time measurement of internal stress of dental tissue using holography |