JP2005505582A - ヒトモノクロナール抗体によるb型肝炎ウイルス感染の治療 - Google Patents

ヒトモノクロナール抗体によるb型肝炎ウイルス感染の治療 Download PDF

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Abstract

二つの完全ヒト抗HBsAgモノクロナール抗体19.79.5及び17.1.41の1:3混合物を含む、B型肝炎ウイルス感染の治療または予防のための医薬組成物が開示された。投与の望ましいモデルも開示された。医薬組成物は単独療法としてまたは他の抗ウイルス剤と併用して投与することができる。

Description

【技術分野】
【0001】
発明の分野
本発明は二つのヒトモノクロナール抗体からなるB型肝炎感染の治療または予防のための医薬組成物に関係する。
【背景技術】
【0002】
発明の背景
百以上の国における広範囲なB型肝炎に対する予防接種にもかかわらず、絶え間ないHBV感染はまだ世界的に深刻な問題であり、推定年間百万人の死亡を生じている(Kane, Lancet 1996; 348-696)。予防接種の効果が伝染及び疾病率の減少に現れるまでには数十年を要するであろう。
【0003】
一方、継続的HBV感染の患者は、現在利用できるものより良い抗-ウイルス療法を求めている。米国において、毎年約300,000の新規患者を生じ、その10%はHBVキャリアーとなり、そしてその50%は肝細胞癌腫(HCC)発生の高いリスクを持つ慢性肝疾患に進行する(El-Serag and Mason, N Eng J Med 1999; 340, 745-750)。
【0004】
B型肝炎ワクチンは一次感染の予防には有効であるが感染した患者に有効であることは示されていない。
【0005】
二つの治療が慢性HBV感染の治療のために現在認められている:インターフェロンアルファ-2b(IFNα)(Wong et al., Ann Intern Med 1993; 119, 312-323)及びラミブジン(Dienstag et al., N Eng J Med 1999; 341, 1256-1263)。比較的低い有効率、IFNαの重篤な副作用、及びラミブジン耐性株の発生のために、両療法いずれも部分的な解決でしかない(Liaw et al., Hepatology 1999; 30, 567-572)。
【0006】
ヒト高力価免疫グロブリン製剤を使用するHBV-免疫患者の受身免疫療法は肝臓移植後の肝臓再感染の予防法として通常使用されている。感染母親からのHBVの垂直伝染の予防のために新生児に筋肉内投与されている。慢性患者の治療には使用されていない。
【0007】
総体的に見て、血漿由来ポリクロナール抗体は、その製剤の活性が変動しやすく、利用度が限定されており、感染性物質の伝染の潜在的危険性があるために、使用が限定されている。
【0008】
これに対して、モノクロナール抗体(mAb)は首尾一貫して製造され、血漿由来製品による感染性のリスクは持っていない。
【0009】
肝臓移植を行ったHBV感染患者の治療のために単一のヒトmAbを使用した以前の研究では逸脱突然変異体が出現した(McMahon et al., 1992 Hepatology 15(5), 757-766)。ラミブジンを予め投与した慢性B型肝炎患者に2週間同じ抗体を投与したところ、HBsAgとの複合体の形成及び患者におけるそのレベルの低下が認められた。治療の3ヵ月後には HBsAgレベルは治療前のレベルに戻った(Heijtink et al., 2001 J. Med. Virol. 64, 427-434)。
【0010】
他の試験において、B型肝炎表面抗原(HBsAg)の 異なる抗原決定基に対する二つの完全なヒトモノクロナール抗体が開発された(PCT/IL97/00184及びPCT/IL97/00183)。HBV慢性キャリアーチンパンジーへのこれらの抗体混合物の一回投与により直ちにHBsAgレベルの低下を生じ、次いで数日以内に最初のレベルに戻った(Eren et al., 2000 Hepatology 32, 588-596)。
【0011】
(発明の開示)
発明の要約
本発明にしたがって、二つの、完全なヒト型の、異なるB型肝炎ウイルス表面抗原(HBsAg)を指向する高親和性モノクロナール抗体を併せて含有する医薬組成物が提供される。
【0012】
本発明の一態様にしたがって、医薬として受容しうる担体と共に活性成分としてヒトモノクロナール抗体19.79.5並びに抗体の抗原結合性を保持するそのフラグメント、及びヒトモノクロナール抗体17.1.41並びに抗体の抗原結合性を保持するそのフラグメントの混合物を含む医薬組成物が提供される(HBV-AbXTLと命名)。抗体19.79.5は登録番号96052168としてEuropean Collection of Cell Cultures (ECACC)に寄託されたハイブリドーマ細胞系により選別され、そして抗体17.1.41は登録番号96052169としてECACCに寄託されたハイブリドーマ細胞系により選別された。抗体19.79.5及び17.1.41はさらにPCT/IL97/00184及びPCT/IL97/00183に開示された配列により規定される。この抗体の抗原結合性を保持したフラグメントは、例えば、この分野において既知であり詳細に記述されている種々の酵素により完全な抗体を消化して得られるFabまたはF(ab)2フラグメントであろう。抗体の抗原性は、RIA, ELISA,またはFACS分析のような標準的検定を使用して抗体と抗原決定物質の結合を試験して決定される。
【0013】
本発明のさらに別の態様はこの抗体混合物を予防的及び治療的に種々使用することである。本発明のこの態様にしたがって、抗体またはHBVsAgに結合することができるそれらのフラグメントの混合物の治療有効量、すなわちHBV感染の症状を軽減し、または患者の循環ウイルス粒子数を減少させるのに有効な量、をその患者に投与することにより、この抗体混合物を含む医薬組成物を慢性B型肝炎患者の治療のために使用することができる。HBV感染の症状改善を評価する方法は、非限定的な例として、アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)酵素レベル測定、またはセロコンバージョンつまりHBeAgの消失の測定または肝臓バイオプシーの検査及び当業者既知の方法による組織繊維化のレベルの測定による肝機能の測定がある。循環ウイルス粒子数は例えばHBV DNAレベルをPCRの使用により測定するするかまたは血中のHBsAgレベルを測定することにより調べることができる。
【0014】
本発明の一態様において、医薬組成物は0.26 mgから80 mgの範囲の用量で投与される。望ましくは10 mg または40 mg。
【0015】
本発明の望ましい態様において、医薬組成物は約1:3の比率で抗体19.79.5及び17.1.41をそれぞれ含む。
【0016】
本発明の医薬組成物は抗体混合物に加えて当業者既知の担体のいずれかから選択された担体を任意に含むことができる。そのような担体の一例はリポソームである。本発明の医薬組成物はそのなかに種々の希釈剤及び添加剤も含むことができる。
【0017】
本発明の組成物は静脈内、筋肉内および皮下投与を含む種々の投与方法により投与することができる。
【0018】
本発明の医薬組成物は他の抗-ウイルス剤と併用して投与することができる。そのような薬剤は、非限定的な例として、インターフェロン、抗B型肝炎モノクロナール抗体、抗B型肝炎ポリクロナール抗体、ヌクレオシド同属体、DNAポリメラーゼ阻害薬及び治療的ワクチン、でありうる。そのような併用治療の場合には、この抗体は抗ウイルス剤と同時にまたは抗ウイルス剤の前か後に続けて投与することができる。
【0019】
本発明の医薬組成物は、例えばHBV感染母親から出生した新生児の、またはウイルスに暴露される医療従事者の、または移植肝臓のHBV感染再発の可能性を除去するために肝臓移植レシピエントの予防的処置に使用することができる。
【0020】
参照のために以下の例を説明に提供するが、これは本発明を限定する目的のものではない。
【0021】

材料及び方法
ウイルス学的及び免疫学的検定
血清HBsAgレベル。HBsAgレベルは標準として精製HBsAg標品(Bio-Hep-B, Biotechnology General, Ness-Ziona, Israel)を使用する改良自動化免疫検定(IMX system, Abbott GmbH Diagnostika)により測定した。
血清抗-HBsレベル。抗-HBsレベルはAUSAB RIAにより測定し、抗-HBsのWHO対照と比較した。抗-HBsの対照血清はCLB, Red Cross Blood Transfusion Service, オランダ、から入手した。
血清HBV-DNAレベル。患者血清のHBV-DNAレベルはAmplicor HBV MonitorTM Test(Hoffman-La Roche Inc.,Roche Diagnostics, Branchburg, N.J., USA)をメーカー説明書にしたがって使用してHBV-DNA PCRにより分析した。
【0022】
HBV-AbXTLの調製
各用量のHBV-AbXTLは二つの抗体19.79.5及び17.1.41を約1:3の比率で250 ml生理食塩液で希釈して調製した(すなわち抗体19.79.5の1 mgに対して抗体17.1.41の約3 mgを加えた)。
【0023】
例1
最初未治療慢性B型肝炎感染患者における用量増加(一回投与)フェーズIA試験においてHBV-AbXTLを試験した(Galun et al., 2000 Hepatology 32(4 Pt.2):p221A)。合計15例の患者がこの試験に参入し、それぞれHBV-AbXTLの一回投与を受けた。用量範囲は0.26から40 mgであった。投与量は抗原に対する抗体のモル比に基づいた(Ab:Ag)(表1)。HBV-AbXTLは2−8時間の静脈内点滴により投与した。
Figure 2005505582
【0024】
点滴開始後すぐにHBsAg及びHBV-DNAレベルの低下が検出できるようになったが、Ab:Ag比の高い抗体を投与された患者にのみ観察された。第5群(1:2のAb:Agモル比)においてHBsAgレベルは検出できないレベルに減少し、そして点滴開始後24時間に増加し始め、点滴後8日で投与前のレベルに達した(図1)。HBV-DNAレベルもHBV-AbXTL点滴の開始後減少し、そして1日後投与前のレベルに達した。HBV-DNAレベルの減少は1から3乗のオーダーであった。報告されたもっとも多い副作用は6例(40%)の患者に認められた弱い筋肉痛であった。
【0025】
例2
続いて、慢性B型肝炎感染患者における複数回投与、投与量増加のフェーズIB試験において12例の患者が参入し、連続投与の4群に3例ずつを配分した(表2)。患者にはそれぞれHBV-AbXTLを1週おきに4回1回当たり10から80 mgの範囲の用量で点滴注射した。点滴静脈内注射は2から4時間で行った。
Figure 2005505582
【0026】
第一群の患者には各10 mgを4回1週間おきに注射した。3例中の2例では、HBsAgレベルは投与後直ちに検出できないレベルに低下し、そして次の注射の前にほぼ元のレベルに戻った。同様のパターンは各投与後に認められ、反復投与の間にHBsAgレベルはさらに低下する傾向であった。注射後24時間において、1例の患者ではHBsAgレベルはまだ検出できなかったが、2例の患者では増加し始めていた。同様に、注射によりHBV-DNAレベルは3対数減少し、投与ごとにさらに減少することが認められた。このレベルは毎注射後24時間は検出できなかった(図2)。
【0027】
第2群の患者には各HBV-AbXTL20 mgを4回1週間おきに注射した(図2B)。これらの3例の患者において、HBsAgレベルの検出できないレベルへの同じパターンの減少が観察された。HBV-DNAレベルは1から4対数低下した。第3群にはHBV-AbXTL40 mgを4回1週間おきに注射したそして第4群にはHBV-AbXTL80 mgを4回1週間おきに注射した。これらの投与は、HBsAg及びHBV-DNAの動態に同様の効果を示した(図2 C,D)。全例において、HBV-DNAは有意に減少し、そしてHBsAgレベルは注射後直ちに検出できないレベルに減少した。
【0028】
抗体の耐容性は良好であった:重篤な有害事象はなく、筋肉痛は1例(8%)に報告されたのみであった。最も多い副作用は血尿及び弱い胸痛であり、それぞれ12例中3例(25%)に報告された。免疫複合疾患は認められなかった。
【0029】
フェーズIBの患者において1週間おきに4回の注射後にHBV-AbXTLのレベルを追跡した。抗-HB(B型肝炎)抗体の増加と減少の動きはHBsAgレベルとは逆のパターンを示す。全例において、毎注射後の抗-HB抗体のレベルは増加し、ピークに達した後、次の投与の前に投与前のレベルに戻った(図3)。40 mg及び80 mgの反復投与をした患者では抗-HB抗体の減少は若干遅延した。
【0030】
例3
以下の試験においてHBV-AbXTLをラミブジンと併用して投与した。ラミブジンは100 mg/日(慢性B型肝炎ウイルス感染の治療に推奨されているラミブジンの用量)で投与した。HBV-AbXTLは10 mgまたは40 mgの投与量で静脈内に投与した。
【0031】
この特別な投与製剤を表3に示す。
Figure 2005505582
【0032】
患者を以下の投与方法に従って処置した。
A. HBV-AbXTLを4週間毎週10 mg次いで48週間4週ごとに10 mgプラスラミブジン100 mgを1日1回64週間。
B. HBV-AbXTLを4週間毎週40 mg次いで48週間4週ごとに10 mgプラスラミブジン100 mgを1日1回64週間。
C. HBV-AbXTLを4週間毎週40 mg次いで48週間4週ごとに40 mgプラスラミブジン100 mgを1日1回64週間。
D. HBV-AbXTLを2週間毎週3回40 mg、次いで2週間毎週1回40 mg次いで48週間4週間ごとに10 mgプラスラミブジン100 mgを1日1回64週間。
E. HBV-AbXTLを2週間毎週3回40 mg、次いで2週間毎週1回40 mg次いで48週間4週間ごとに40 mgプラスラミブジン100 mgを1日1回64週間。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】HBV-AbXTL混合物を1回注射投与した2例の患者のHBsAg及びHBV-DNAの血清レベル。HBV-AbXTL混合物は0時点で投与した。時間範囲は同じスケールでない。A:患者番号303、用量0.26 mg, AB:Ag比=1:14; B:患者番号310、用量39 mg, AB:Ag比=1:2。
【図2】HBV-AbXTL混合物を複数回注射投与した4例の患者のHBsAg及びHBV-DNAの血清レベル。HBV-AbXTL混合物は時点(日)0,8,15及び22に投与した。A:患者番号303、用量4x10 mg; B:患者番号308、用量4x20 mg; C:患者番号105、用量4x40 mg; D:患者番号301、用量4x80 mg。
【図3】HBV-AbXTL混合物を複数回注射投与した4例の患者のHBsAg及び抗-HBsAg抗体の血清レベル。HBV-AbXTL混合物は時点(日)0,8,15及び22に投与した;矢印は投与時を示す。A:患者番号303、用量4x10 mg; B:患者番号308、用量4x20 mg; C:患者番号105、用量4x40 mg; D:患者番号301、用量4x80 mg。

Claims (23)

  1. 医薬として受容しうる担体と共に活性成分としてヒトモノクロナール抗体19.79.5並びに抗体の抗原結合性を保持するそのフラグメント及びヒトモノクロナール抗体17.1.41並びに抗体の抗原結合性を保持するそのフラグメントの混合物を含む医薬組成物。
  2. 抗体の濃度が0.26から80 mgの範囲にある請求項1に記載の医薬組成物。
  3. 抗体の濃度が10 mgである請求項1に記載の医薬組成物。
  4. 抗体の濃度が40 mgである請求項1に記載の医薬組成物。
  5. ヒトモノクロナール抗体19.79.5及びヒトモノクロナール抗体17.1.41のミリグラムでの濃度比が約1:3である請求項1−4のいずれかに記載の医薬組成物。
  6. ヒトモノクロナール抗体19.79.5の2.38 mg及びヒトモノクロナール抗体17.1.41の7.6 mgを含有する請求項3に記載の医薬組成物。
  7. ヒトモノクロナール抗体19.79.5の9.5 mg及びヒトモノクロナール抗体17.1.41の30.5 mgを含有する請求項4に記載の医薬組成物。
  8. B型肝炎(HBV)感染の治療のための請求項1−7のいずれかに記載の医薬組成物。
  9. B型肝炎(HBV)感染の予防のための請求項1−7のいずれかに記載の医薬組成物。
  10. B型肝炎(HBV)感染の治療または予防のために抗-ウイルス剤を併用する請求項1−7のいずれかに記載の医薬組成物の使用。
  11. 抗-ウイルス剤がインターフェロン、抗B型肝炎モノクロナール抗体、抗B型肝炎ポリクロナール抗体、ヌクレオシド同属体、DNAポリメラーゼ阻害薬及び治療的ワクチンからなる群から選択されている請求項10に記載の医薬組成物の使用。
  12. 抗-ウイルス剤がラミブジンである請求項10に記載の医薬組成物の使用。
  13. 請求項1−7のいずれかに記載の医薬組成物を必要な患者に投与することからなるHBV感染の治療方法。
  14. 治療されたHBVの患者が再度感染することを防ぐために請求項1−7のいずれかに記載の医薬組成物を患者に投与することからなるHBV感染の治療方法。
  15. 抗-ウイルス剤と併用して請求項1−7のいずれかに記載の医薬組成物を必要な患者に投与することからなるHBV感染の治療方法。
  16. 抗-ウイルス剤がインターフェロン、抗B型肝炎モノクロナール抗体、抗B型肝炎ポリクロナール抗体、ヌクレオシド同属体、DNAポリメラーゼ阻害薬及び治療的ワクチンからなる群から選択されている請求項15に記載のHBV感染の治療方法。
  17. 抗-ウイルス剤がラミブジンである請求項16に記載のHBV感染の治療方法。
  18. 抗-ウイルス剤の治療有効量と併用して医薬組成物が4週間毎週1回または3回投与され次いで48週間4週間ごとに1回投与される請求項15-17のいずれかに記載のHBV感染の治療方法。
  19. 抗-ウイルス剤がラミブジンである請求項18に記載のHBV感染の治療方法。
  20. ラミブジンが100 mgの用量で毎日1回投与される請求項19に記載のHBV感染の治療方法。
  21. 医薬組成物が皮下注射として投与される請求項13-20のいずれかに記載のHBV感染の治療または予防の方法。
  22. 医薬組成物が筋肉内注射として投与される請求項13-20のいずれかに記載のHBV感染の治療または予防の方法。
  23. 医薬組成物が静脈内注射として投与される請求項13-20のいずれかに記載のHBV感染の治療または予防の方法。
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