JP2005504486A - 音響シーケンスの適合のための方法 - Google Patents
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Abstract
それぞれ通話の異なる圧縮によって特徴付けられる複数の伝送モードの間の切り換えが可能であるエアーインターフェース(4)を介する移動無線加入者の通話へのトーン及びアナウンスメントの効果的な適合は、移動無線ネットワーク(4、3、5)の加入者(2)に対して設けられた移動無線ネットワーク(4、3、5)のエアーインターフェース(4)の音声チャネルへの音響シーケンス(11;12;13;14;15;16;17;18)の適合のための装置及び方法によって可能であり、伝送すべき加入者(2)の音声シーケンス(8)の異なる度合いの圧縮によってエアーインターフェースにおいて定義される複数の伝送モードから、音声チャネルにおいて使用すべき伝送モード(A;B;C:)が選択可能であり、適合可能な音響シーケンスは複数の圧縮データセット(11、12、13、14、15、16、17、18)の形で格納されており、該複数の圧縮データセット(11、12、13、14、15、16、17、18)の圧縮はそれぞれ前記伝送モード(A;B;C:)のうちの少なくとも1つの伝送モードの圧縮に相応し、エアーインターフェース(4)の音声チャネルへの音響シーケンス(11;12;13;14;15;16;17;18)の適合のために、複数の圧縮データセット(11;12;13;14;15;16;17;18)うちの1つの圧縮データセット(11)が選択され音声チャネルに挿入され、この圧縮データセット(11)の圧縮(A)が選択され、音声チャネルに挿入され、この圧縮データセット(11)の圧縮(A)は瞬時に音声チャネルにおいて使用されている圧縮(A)に相応する。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は移動無線ネットワークの加入者のために設けられた移動無線ネットワークのエアーインターフェースの音声チャネルへの音響シーケンスの適合のための装置及び方法に関する。
【0002】
移動無線ネットワークのエアーインターフェースの音声チャネルを介して加入者の通話が(例えばUMTSにおけるAMRコーデックを用いて)圧縮されて伝送される。AMRコーデックは、例えば20msec長の音声サンプルを8個のモードでビットレートAMRモード7=12.2kbps、AMRモード6=10.2kbps、AMRモード5=7.95kbps、AMRモード4=7.40kbps、AMRモード3=6.70kbps、AMRモード2=5.90kbps、AMRモード1=5.15kbps又はAMRモード0=4.75kbpsに圧縮するアルゴリズムを含んでいる。
【0003】
移動無線ネットワークのRNC(Radionetworkcontroller又は基地局/基地局制御部)は(例えばUMTSの)音声コネクションの形成の前にAMRモードのセットを交換局と交渉して取り決める。この交換局を介して音声コネクションが実行される。コネクション形成の間に又はコネクションの存在している間に、RNCは交渉により取り決められたAMRモードの破棄によって瞬時のAMRモードの切り換えを要求することができる。従って、AMRモードのこのような切り換えはトーン及びアナウンスメントのような音響シーケンスの適合の間にも交換局において行われうる。
【0004】
本発明の課題は、エアーインターフェースを介する移動無線加入者の通話への音響シーケンスの効果的な適合を可能にすることである。このエアーインターフェースにおいては通話の異なる圧縮によってそれぞれ特徴付けられる複数の伝送モードの間で切り換えが行われうる。上記課題はそれぞれ独立請求項の構成によって解決される。
【0005】
本発明によれば、迅速に、簡単にかつ効果的にトーン及びアナウンスメントが通話の間に許可された伝送モードの切り換えにおいて適合されうる。適合の前の変換符号化はこのためには必要ない。
【0006】
本発明のとりわけ有利な実施形態は従属請求項から得られる。
【0007】
有利には適合可能な音響シーケンスは全ての選択可能な伝送モードの形で格納されており、この結果、全ての可能な伝送モードにおいて音響シーケンスの適合が本発明によれば容易になる。
【0008】
圧縮データセットは有利には移動無線ネットワークの交換局に格納され、この交換局を介して加入者の音声シーケンスが伝送され、交換局からこれらの圧縮データセットにはアクセス可能である。
【0009】
本発明の更なる特徴及び利点は更なる請求項及び図面に基づく実施例の以下の記述から得られる。
【0010】
図1は概略的に移動無線ネットワークの加入者のために設けられた移動無線ネットワークのエアーインターフェースの音声チャネルを介する音声の伝送を示し、
図2は概略的に移動無線加入者の音声コネクションへの音響シーケンス(アナウンスメント、トーンなど)の挿入を示す。
【0011】
図1は移動局を有する加入者2、ノードB(基地局)、RNC20、エアーインターフェース4、第1の交換局5、更に別の交換局6、更に別のノードB及び更に別のRNC、更に別の加入者7、加入者2の圧縮されていない音声シーケンス8、加入者2の圧縮された音声シーケンス9、(同一の音声内容又はトーンだが、音声内容又はトーンの異なる圧縮において)データセットとして格納された(少なくとも1つの)音響シーケンス11〜18(これらの音響シーケンス11〜18のうちの1つがエアーインターフェース4を介して加入者2に送信されるべきである)を有するメモリ10を示す。
【0012】
図2は1つ又は複数の遠隔通信ネットワークの二人の加入者2、7に対して移動無線ネットワークのエアーインターフェースの音声チャネルを介して圧縮されて伝送される適合のためのトーン又はアナウンスメントの複数の時間区間(シーケンス「1」、「n−1」「ラスト」)を示す。シーケンス1は、(第1の伝送モードで使用される)第1の圧縮においてデータセットA1(=図1の参照符号11)として、(第2の伝送モードで使用される)第2の圧縮においてデータセットB1(=図1の参照符号13)として、(第3の伝送モードで使用される)第3の圧縮においてデータセットC1(=図1の参照符号18)として図示されている。時間軸はそれぞれ矢印として示されている。データセットA1はシーケンス1よりも短い。なぜなら、A1はシーケンス1の内容の(公知の圧縮方法、例えばAMRによる)圧縮だからである。B1はシーケンス1より短く、さらにA1よりも短い。なぜなら、B1はA1よりもシーケンス1の内容のより強い圧縮だからである。C1はシーケンス1よりも短く、A1より短く、さらにB1よりも短い。なぜなら、C1はA1及びB1よりもシーケンス1の内容のより強い圧縮だからである。比較的強い圧縮は例えば伝送チャネルの比較的高い品質において及び/又は比較的低い品質要求において使用されうる。
【0013】
交換局(線路又はパケット交換局;MSC又はメディアゲートウェイなど)では、加入者の例えば8kHzでサンプリングされた線形化された信号又は64kbps A-law符号化された信号から20msec長の音声サンプル1(通話の時間区間)がちょうど瞬時に有効な伝送モード(ARMモードなど)A又はB又はCに変換(=変換符号化)される。
【0014】
音声チャネルの形成の際にはRNCと交換局との間で加入者の音声信号1、8の伝送のために使用される(1つ又は複数の)伝送モードA、B、Cが予め選択され(交渉して取り決められ)、これらの伝送モードA、B、Cから加入者の通信の間にそれぞれ瞬時に(=例えば今又は定義可能な時点に)使用される伝送モードA又はB又はCが選択されうる。
【0015】
例えば8個の伝送モード(ARMモードなど)が可能であり、これら8個の伝送モードから(図2によれば「ARMモード7、5、0」に相応する)3個の伝送モードA、B、Cが予め選択される(交渉して取り決められる)。瞬時に例えば伝送モードAを使用する通話への音響シーケンスの適合の際にはアナウンスメントが同じ伝送モードAで適合され、すなわち例えばこの場合パケットA1は加入者の通話の中の1つの時間区間の代わりに伝送モードAで圧縮されたアナウンスメントを含む。この(少なくとも1つの)アナウンスメントは全ての可能な(例えば8個の)伝送モードで圧縮されて格納されて存在するので、適合のためには瞬時に音声チャネルで使用される圧縮(例えばAMRモード1に相応するA)に相応する圧縮を有するアナウンスメントだけを(11〜18の中から)選択しさえすればよい。
【0016】
例:
トーン及びアナウンスメントは例えば8個の圧縮データセット(サンプル11〜18)として全ての8個のAMRモードで変換符号化されて図1のメモリ10に存在する。こうして生じたサンプルは例えばそれぞれ20msec長であり(アナウンスメントは同一の又は異なる圧縮の複数の連続するサンプル11を含んでいてもよい)、さらに中央で交換局に格納されている。トーン及びアナウンスメント毎のサンプルの個数は常に同じであり、ただ20msecサンプルあたりのバイトサイズによってのみ異なっている。RNCは例えば以下のAMRモードから成るモードセットを交換局5と交渉して取り決めた:
モードA=20msec音声サンプルあたり(ビットスタッフィングを含めて)244ビット乃至は31バイトを有する12.20kbps、
モードB=20msec音声サンプルあたり(ビットスタッフィングを含めて)159ビット乃至は20バイトを有する7.95kbps、
モードC=20msec音声サンプルあたり(ビットスタッフィングを含めて)95ビット乃至は12バイトを有する4.75kbps。
【0017】
トーン又はアナウンスメントが適合される場合には、まず最初に瞬時に有効なAMRモードがもとめられ、番号11を有する所属のサンプルが選択され、例えばモードAで送信される。その後で、番号2を有する次のサンプル等々がそれぞれ同じモードAで送信される。サンプルN−1がモードAで送信された後で、モードの切り換えを行うためにRNCによって既存のモードセットからこの瞬時に有効なモードA及びモードBが削除される。この結果、次のサンプルNの送信のために次の可能なモードCに切り換えられなければならない。従って、このトーン又はこのアナウンスメントのための(新たに使用されるモードCに変換符号化された)サンプルの相応の順番から番号n−1を有するサンプルが送信される。
【0018】
この方法では送信すべきサンプルの管理だけが必要であり、オリジナル信号からの絶えざる変換符号化は必要ではないので、最小限のコストでAMRモードの切り換えに交換局で反応することができる。この方法はとりわけ常に同一の長さの音声サンプルだけが変換符号化される他のコーデックタイプにも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】概略的に移動無線ネットワークの加入者のために設けられた移動無線ネットワークのエアーインターフェースの音声チャネルを介する音声の伝送を示す。
【0020】
【図2】概略的に移動無線加入者の音声コネクションへの音響シーケンス(アナウンスメント、トーンなど)の挿入を示す。
【符号の説明】
【0021】
2 加入者
3 RNC
4 エアーインターフェース
5 第1の交換局
6 更に別の交換局
7 更に別の加入者
8 圧縮されていない音声シーケンス
9 圧縮された音声シーケンス
10 メモリ
11〜18 音響シーケンス
A,B,C... 伝送モード
【0001】
本発明は移動無線ネットワークの加入者のために設けられた移動無線ネットワークのエアーインターフェースの音声チャネルへの音響シーケンスの適合のための装置及び方法に関する。
【0002】
移動無線ネットワークのエアーインターフェースの音声チャネルを介して加入者の通話が(例えばUMTSにおけるAMRコーデックを用いて)圧縮されて伝送される。AMRコーデックは、例えば20msec長の音声サンプルを8個のモードでビットレートAMRモード7=12.2kbps、AMRモード6=10.2kbps、AMRモード5=7.95kbps、AMRモード4=7.40kbps、AMRモード3=6.70kbps、AMRモード2=5.90kbps、AMRモード1=5.15kbps又はAMRモード0=4.75kbpsに圧縮するアルゴリズムを含んでいる。
【0003】
移動無線ネットワークのRNC(Radionetworkcontroller又は基地局/基地局制御部)は(例えばUMTSの)音声コネクションの形成の前にAMRモードのセットを交換局と交渉して取り決める。この交換局を介して音声コネクションが実行される。コネクション形成の間に又はコネクションの存在している間に、RNCは交渉により取り決められたAMRモードの破棄によって瞬時のAMRモードの切り換えを要求することができる。従って、AMRモードのこのような切り換えはトーン及びアナウンスメントのような音響シーケンスの適合の間にも交換局において行われうる。
【0004】
本発明の課題は、エアーインターフェースを介する移動無線加入者の通話への音響シーケンスの効果的な適合を可能にすることである。このエアーインターフェースにおいては通話の異なる圧縮によってそれぞれ特徴付けられる複数の伝送モードの間で切り換えが行われうる。上記課題はそれぞれ独立請求項の構成によって解決される。
【0005】
本発明によれば、迅速に、簡単にかつ効果的にトーン及びアナウンスメントが通話の間に許可された伝送モードの切り換えにおいて適合されうる。適合の前の変換符号化はこのためには必要ない。
【0006】
本発明のとりわけ有利な実施形態は従属請求項から得られる。
【0007】
有利には適合可能な音響シーケンスは全ての選択可能な伝送モードの形で格納されており、この結果、全ての可能な伝送モードにおいて音響シーケンスの適合が本発明によれば容易になる。
【0008】
圧縮データセットは有利には移動無線ネットワークの交換局に格納され、この交換局を介して加入者の音声シーケンスが伝送され、交換局からこれらの圧縮データセットにはアクセス可能である。
【0009】
本発明の更なる特徴及び利点は更なる請求項及び図面に基づく実施例の以下の記述から得られる。
【0010】
図1は概略的に移動無線ネットワークの加入者のために設けられた移動無線ネットワークのエアーインターフェースの音声チャネルを介する音声の伝送を示し、
図2は概略的に移動無線加入者の音声コネクションへの音響シーケンス(アナウンスメント、トーンなど)の挿入を示す。
【0011】
図1は移動局を有する加入者2、ノードB(基地局)、RNC20、エアーインターフェース4、第1の交換局5、更に別の交換局6、更に別のノードB及び更に別のRNC、更に別の加入者7、加入者2の圧縮されていない音声シーケンス8、加入者2の圧縮された音声シーケンス9、(同一の音声内容又はトーンだが、音声内容又はトーンの異なる圧縮において)データセットとして格納された(少なくとも1つの)音響シーケンス11〜18(これらの音響シーケンス11〜18のうちの1つがエアーインターフェース4を介して加入者2に送信されるべきである)を有するメモリ10を示す。
【0012】
図2は1つ又は複数の遠隔通信ネットワークの二人の加入者2、7に対して移動無線ネットワークのエアーインターフェースの音声チャネルを介して圧縮されて伝送される適合のためのトーン又はアナウンスメントの複数の時間区間(シーケンス「1」、「n−1」「ラスト」)を示す。シーケンス1は、(第1の伝送モードで使用される)第1の圧縮においてデータセットA1(=図1の参照符号11)として、(第2の伝送モードで使用される)第2の圧縮においてデータセットB1(=図1の参照符号13)として、(第3の伝送モードで使用される)第3の圧縮においてデータセットC1(=図1の参照符号18)として図示されている。時間軸はそれぞれ矢印として示されている。データセットA1はシーケンス1よりも短い。なぜなら、A1はシーケンス1の内容の(公知の圧縮方法、例えばAMRによる)圧縮だからである。B1はシーケンス1より短く、さらにA1よりも短い。なぜなら、B1はA1よりもシーケンス1の内容のより強い圧縮だからである。C1はシーケンス1よりも短く、A1より短く、さらにB1よりも短い。なぜなら、C1はA1及びB1よりもシーケンス1の内容のより強い圧縮だからである。比較的強い圧縮は例えば伝送チャネルの比較的高い品質において及び/又は比較的低い品質要求において使用されうる。
【0013】
交換局(線路又はパケット交換局;MSC又はメディアゲートウェイなど)では、加入者の例えば8kHzでサンプリングされた線形化された信号又は64kbps A-law符号化された信号から20msec長の音声サンプル1(通話の時間区間)がちょうど瞬時に有効な伝送モード(ARMモードなど)A又はB又はCに変換(=変換符号化)される。
【0014】
音声チャネルの形成の際にはRNCと交換局との間で加入者の音声信号1、8の伝送のために使用される(1つ又は複数の)伝送モードA、B、Cが予め選択され(交渉して取り決められ)、これらの伝送モードA、B、Cから加入者の通信の間にそれぞれ瞬時に(=例えば今又は定義可能な時点に)使用される伝送モードA又はB又はCが選択されうる。
【0015】
例えば8個の伝送モード(ARMモードなど)が可能であり、これら8個の伝送モードから(図2によれば「ARMモード7、5、0」に相応する)3個の伝送モードA、B、Cが予め選択される(交渉して取り決められる)。瞬時に例えば伝送モードAを使用する通話への音響シーケンスの適合の際にはアナウンスメントが同じ伝送モードAで適合され、すなわち例えばこの場合パケットA1は加入者の通話の中の1つの時間区間の代わりに伝送モードAで圧縮されたアナウンスメントを含む。この(少なくとも1つの)アナウンスメントは全ての可能な(例えば8個の)伝送モードで圧縮されて格納されて存在するので、適合のためには瞬時に音声チャネルで使用される圧縮(例えばAMRモード1に相応するA)に相応する圧縮を有するアナウンスメントだけを(11〜18の中から)選択しさえすればよい。
【0016】
例:
トーン及びアナウンスメントは例えば8個の圧縮データセット(サンプル11〜18)として全ての8個のAMRモードで変換符号化されて図1のメモリ10に存在する。こうして生じたサンプルは例えばそれぞれ20msec長であり(アナウンスメントは同一の又は異なる圧縮の複数の連続するサンプル11を含んでいてもよい)、さらに中央で交換局に格納されている。トーン及びアナウンスメント毎のサンプルの個数は常に同じであり、ただ20msecサンプルあたりのバイトサイズによってのみ異なっている。RNCは例えば以下のAMRモードから成るモードセットを交換局5と交渉して取り決めた:
モードA=20msec音声サンプルあたり(ビットスタッフィングを含めて)244ビット乃至は31バイトを有する12.20kbps、
モードB=20msec音声サンプルあたり(ビットスタッフィングを含めて)159ビット乃至は20バイトを有する7.95kbps、
モードC=20msec音声サンプルあたり(ビットスタッフィングを含めて)95ビット乃至は12バイトを有する4.75kbps。
【0017】
トーン又はアナウンスメントが適合される場合には、まず最初に瞬時に有効なAMRモードがもとめられ、番号11を有する所属のサンプルが選択され、例えばモードAで送信される。その後で、番号2を有する次のサンプル等々がそれぞれ同じモードAで送信される。サンプルN−1がモードAで送信された後で、モードの切り換えを行うためにRNCによって既存のモードセットからこの瞬時に有効なモードA及びモードBが削除される。この結果、次のサンプルNの送信のために次の可能なモードCに切り換えられなければならない。従って、このトーン又はこのアナウンスメントのための(新たに使用されるモードCに変換符号化された)サンプルの相応の順番から番号n−1を有するサンプルが送信される。
【0018】
この方法では送信すべきサンプルの管理だけが必要であり、オリジナル信号からの絶えざる変換符号化は必要ではないので、最小限のコストでAMRモードの切り換えに交換局で反応することができる。この方法はとりわけ常に同一の長さの音声サンプルだけが変換符号化される他のコーデックタイプにも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】概略的に移動無線ネットワークの加入者のために設けられた移動無線ネットワークのエアーインターフェースの音声チャネルを介する音声の伝送を示す。
【0020】
【図2】概略的に移動無線加入者の音声コネクションへの音響シーケンス(アナウンスメント、トーンなど)の挿入を示す。
【符号の説明】
【0021】
2 加入者
3 RNC
4 エアーインターフェース
5 第1の交換局
6 更に別の交換局
7 更に別の加入者
8 圧縮されていない音声シーケンス
9 圧縮された音声シーケンス
10 メモリ
11〜18 音響シーケンス
A,B,C... 伝送モード
Claims (15)
- 移動無線ネットワーク(4、3、5)の加入者(2)のために設けられた移動無線ネットワーク(4、3、5)のエアーインターフェース(4)の音声チャネルへの音響シーケンス(11;12;13;14;15;16;17;18)の適合のための方法において、
前記加入者(2)の伝送すべき音声シークエンス(8)の異なった度合いの圧縮によって前記エアーインターフェースにおいて定義された複数の伝送モードから、前記音声チャネルにおいて使用すべき伝送モード(A;B;C;...)が選択可能(3、5)であり、
適合可能な音響シーケンスは複数の圧縮データセット(11、12、13、14、15、16、17、18)の形で格納されており、これらの複数の圧縮データセット(11、12、13、14、15、16、17、18)の圧縮はそれぞれ前記伝送モード(A;B;C;...)うちの少なくとも1つの伝送モードの圧縮に相応し、
前記エアーインターフェース(4)の前記音声チャネルへの前記音響シーケンス(11;12;13;14;15;16;17;18)の適合のために、瞬時に前記音声チャネルにおいて使用される圧縮(A)に相応する圧縮を有する圧縮データセット(11)が複数の格納された前記圧縮データセット(11;12;13;14;15;16;17;18)の中から選択され、前記音声チャネルに挿入される、移動無線ネットワーク(4、3、5)の加入者(2)のために設けられた移動無線ネットワーク(4、3、5)のエアーインターフェース(4)の音声チャネルへの音響シーケンス(11;12;13;14;15;16;17;18)の適合のための方法。 - 音声チャネル(4)に対して、ぞれぞれ使用可能な複数の伝送モード(A;B;C;...)が予め選択され、該複数の伝送モード(A;B;C;...)から、移動無線ネットワーク(6)又は固定ネットワークの他の加入者(7)と移動無線ネットワーク(4、3、5)の加入者(2)との通信の間に、それぞれ瞬時に使用される伝送モード(A)が選択可能であることを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 移動無線ネットワーク(4、3、5)の基地局制御部又はRNC(3)は、加入者(2)に対する音声コネクション(4)の形成の前に、前記音声コネクションの間に選択可能な複数の伝送モード(A;B;C)を、前記移動無線ネットワーク(4、3、5)の線路又はパケットベースの交換局(5)と交渉により取り決めることを特徴とする、請求項1又は2記載の方法。
- 移動無線ネットワーク(4、3、5)の交換局(5)においてエアーインターフェース(4)の音声チャネルを介して加入者(2)に送信すべき音声シーケンス(8;11-18)が前記エアーインターフェースを介する伝送の前に瞬時に選択される伝送モード(A)に変換符号化されることを特徴とする、請求項1〜3のうちの1項記載の方法。
- 瞬時に選択される伝送モード(A)は、瞬時に使用されている伝送モード又は許可された伝送モードのセットのうちの最大伝送レートを有する伝送モードであることを特徴とする、請求項1〜4のうちの1項記載の方法。
- 適合可能な音響シーケンスは全ての選択可能な伝送モード(11、12、13、14、15、16、17、18)の形で格納されていることを特徴とする、請求項1〜5のうちの1項記載の方法。
- 加入者(2)の音声シーケンスは遠隔通信ネットワーク(6)の別の加入者(7)と前記加入者(2)との通話を表していることを特徴とする、請求項1〜6のうちの1項記載の方法。
- 音響シーケンス(11;12;13;14;15;16;17;18)はアナウンスメントを含むことを特徴とする、請求項1〜7のうちの1項記載の方法。
- 音響シーケンス(11;12;13;14;15;16;17;18)はトーンを含むことを特徴とする、請求項1〜8のうちの1項記載の方法。
- 圧縮データセット(11、12、13、14、15、16、17、18)は、それぞれ同じ長さの音響シーケンスを表しているが、この音響シーケンスの異なる度合いの圧縮(A;B;C;...)に基づいて、異なるビット長を有することを特徴とする、請求項1〜9のうちの1項記載の方法。
- 圧縮データセット(11、12、13、14、15、16、17、18)は移動無線ネットワークの交換局(5)に格納されており、前記交換局(5)を介して加入者(2)の音声シーケンス(8)が伝送されることを特徴とする、請求項1〜10のうちの1項記載の方法。
- 伝送モード(11、12、13、14、15、16、17、18)はそれぞれコーデックのモード(A;B;C;...)であり、とりわけコーデックのAMRモードであることを特徴とする、請求項1〜11のうちの1項記載の方法。
- 請求項1〜12のうちの1項記載の方法を実施するための装置。
- 移動無線ネットワーク(4、3、5)の加入者(2)のために使用可能な前記移動無線ネットワーク(4、3、5)のエアーインターフェース(4)の音声チャネルへの音響シーケンス(11;12;13;14;15;16;17;18)の適合のための請求項13記載の装置において、
前記エアーインターフェース(4)の音声チャネルにおいて使用すべき伝送モード(A)を、前記加入者(2)の伝送すべき音声シーケンス(8)及び前記音響シーケンスの異なった度合いの圧縮によって前記エアーインターフェースにおいて定義された複数の伝送モード(A;B;C;...)から選択するための装置(5)を有し、
それぞれ同一の適合可能な音響シーケンスを表す複数の圧縮データセット(11、12、13、14、15、16、17、18)のためのメモリ(10)を有し、前記圧縮データセット(11、12、13、14、15、16、17、18)の圧縮はそれぞれ移動無線ネットワークの前記エアーインターフェース(4)の前記伝送モード(A;B;C;...)のうちの少なくとも1つの伝送モードの圧縮に相応し、
前記圧縮データ(11;12;13;14;15;16;17;18)の格納された(10)選択からの1つの圧縮データセット(11)の形式で前記エアーインターフェース(4)の音声チャネルに音響シーケンス(11)を適合させるための装置(5)を有し、前記圧縮データセット(11)の圧縮(A)は瞬時に前記音響チャネルにおいて使用されている圧縮(A)に相応する、請求項13記載の装置。 - 請求項1〜12のうちの1項記載の方法を実施するためのデータ担体。
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