JP2005504133A - ペンタフルオロブタンの共沸混合物様組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
関連出願との相互参照
この出願は、米国特許商標局に2001年6月1日に出願された、ここで参照することにより本明細書に含められる米国仮特許出願第60/295,053号に対して優先権を主張するものである。
【0002】
発明の分野
本発明は、フルオロカーボン、炭化水素および水を含む新規な組成物に関する。
背景
フルオロカーボン系流体には、冷媒、エーロゾル噴射剤、発泡剤、伝熱媒体および気体誘電体を含めて多数の応用分野で広い工業用途が見いだされている。これら流体のあるものの使用に関連があると疑われている環境問題のために、オゾン破壊能が低いか、またはゼロでさえある、ヒドロフルオロカーボン類(“HFC類”)のような流体を使用することが望ましい。
【0003】
かくして、クロロフルオロカーボン類(“CFC類”)またはヒドロクロロフルオロカーボン類(“HCFC類”)を含んでいない流体の使用が望ましい。さらに、単一成分流体または沸騰および蒸発したときに分別しない共沸混合物の使用が望ましいことも知られている。しかし、新しい環境上安全な非分別性混合物の確認は、共沸混合物の形成が簡単には予測できないという事実のために面倒である。
【0004】
この技術分野では、CFC類およびHCFC類の代替物となり、かつそれらの環境上より安全な代替物と考えられる新しいフルオロカーボン系混合物が留まることなく捜し求められている。共にオゾン破壊能が低いかまたは全くないフルオロカーボンおよび非フルオロカーボンを含んでいる組み合わせまたは混合物が特に興味のあるものである。このような混合物がこの発明の主題である。本発明で用いられる用語・フルオロカーボンはCFC類およびHCFC類を包含する。
【0005】
発明および好ましい態様の詳細な説明
本発明者は、CFC類およびHCFC類の代替物の継続している必要を満たす助けとなり得る幾つかの組成物を開発した。1つの態様において、本発明は、ペンタフルオロブタン、水、並びにn−ペンタン、イソペンタン、シクロペンタン、n−ヘキサンおよびイソヘキサンより成る群から選ばれる炭化水素を含む共沸混合物様組成物を提供する。
【0006】
本発明の好ましい組成物は、現在使用されているCFC類およびHCFC類の環境上望ましいゼロオゾン破壊能代替物を提供する。加えて、本発明の組成物は、これら組成物を、HFC-365mfc、n−ペンタン、イソペンタン、シクロペンタン、n−ヘキサン、イソヘキサンまたは水単独のどれよりも良好なCFCおよびHCFC代替物とする特性を示す。
組成物
本発明の組成物は共沸混合物様組成物である。本明細書で用いられる用語「共沸混合物様(azeotrope-like)」は、その広い意味では、厳密に共沸性である組成物、および共沸混合物のように挙動する組成物の両組成物を含むべく意図される。基本原理から、流体の熱力学的状態は、圧力、温度、液体組成および蒸気組成により定義される。共沸混合物は、液体組成および蒸気組成が所定の圧力および温度において等しい2種または3種以上の成分の系である。実際には、これは共沸混合物の成分が定沸騰性であって、その成分を相変化中に分離させることができないことを意味する。
【0007】
共沸混合物様組成物は定沸騰性または本質的に定沸騰性である。言い換えると、共沸混合物様組成物では、沸騰または蒸発中に形成される蒸気の組成は元の液体組成と同一または実質的に同一である。かくして、沸騰または蒸発により、液体組成は、あるとしても最小限または無視できる程度にしか変化しない。これは、沸騰または蒸発中に液体組成が実質的な程度まで変化する非共沸混合物様組成物と対照されるべきである。指定範囲内にある本発明の全ての共沸混合物様組成物、並びにこれら範囲以外のある特定の組成物が共沸混合物様である。
【0008】
本発明の共沸混合物様組成物は、新しい共沸混合物系または共沸混合物様系を形成しない追加の成分、または第一蒸留留分中には存在しない追加の成分を含んでいてもよい。第一蒸留留分とは、蒸留塔が全環流条件下で定常状態運転状態を示した後に採取される第一留分のことである。ある成分の添加がこの発明の範囲外となるように新しい共沸混合物系または共沸混合物様系を形成するかどうかを決める1つの方法は、その成分を有する組成物の試料を、非共沸混合物をその個別の成分に分離させると期待される条件下で蒸留することである。その追加成分を含む混合物が非共沸性または非共沸混合物様であるならば、その追加成分はその共沸混合物成分または共沸混合物様成分から分別する。混合物が共沸混合物様であるならば、定沸騰性であるか、または単一物質として挙動する混合物の成分を全て含んでいる幾らかの有限な量の第一蒸留留分が得られる。
【0009】
このことから出てくる結果は、共沸混合物様組成物のもう1つの特徴は、同じ成分を色々な割合で含む、共沸混合物様または定沸騰性である、ある範囲の組成物が存在するということである。全てのこのような組成物が、用語「共沸混合物様」および「定沸騰性(constant boiling)」によってカバーされるものとする。1つの例として、異なる圧力において、所定の共沸混合物の組成は、その組成物の沸点がそうであるように、少なくとも僅かに変化することはよく知られている。かくして、AとBとの共沸混合物は1つの独特なタイプの関係であることを表すが、それは温度および/または圧力に依存する可変組成を持つ。その結果として、共沸混合物様組成物では、共沸混合物様である、同じ成分を色々な割合で含むある範囲の組成物が存在する。全てのこのような組成物が、本発明で用いられる用語である共沸混合物様によってカバーされるものとする。
【0010】
ペンタフルオロブタン/n−ペンタン/水
本発明の1つの態様は、HFC-365mfc、n−ペンタンおよび水を含む共沸混合物様組成物を提供する。本発明の新規な共沸混合物様組成物は、有効量のHFC-365mfc、n−ペンタンおよび水を含むことが好ましい。本発明で用いられる用語「有効量」は、他の成分または成分類と組み合わせると、その結果として本発明の共沸混合物様組成物を形成する各成分の量を意味する。
【0011】
これらの態様は、約10〜約98重量部のHFC-365mfc、約1〜約80重量部のn−ペンタンおよび約1〜約80重量部の水を含み、そして好ましくは上記量の上記成分より本質的に成る共沸混合物様組成物を提供することが好ましい。このような組成物は、約760mmHgにおける約36℃±4℃、好ましくは±2℃、さらに好ましくは±1℃の沸点によって特徴付けられる。
【0012】
この態様の好ましい、さらに好ましい、および最も好ましい組成物が表1に示される。表1中の数値範囲は用語「約」が前に置かれていると理解されるべきである。
【0013】
【表1】
【0014】
ペンタフルオロブタン/イソペンタン/水
本発明の1つの態様は、HFC-365mfc、イソペンタンおよび水を含む共沸混合物様組成物を提供する。本発明の新規な共沸混合物様組成物は、有効量のHFC-365mfc、イソペンタンおよび水を含むことが好ましい。
【0015】
これらの態様は、約10〜約98重量部のHFC-365mfc、約1〜約80重量部のイソペンタンおよび約1〜約80重量部の水を含み、そして好ましくは上記量の上記成分より本質的に成る共沸混合物様組成物を提供することが好ましい。このような組成物は、約760mmHgにおける約36℃±4℃、好ましくは±2℃、さらに好ましくは±1℃の沸点によって特徴付けられる。
【0016】
この態様の好ましい、さらに好ましい、および最も好ましい組成物が表2に示される。表2中の数値範囲は用語「約」が前に置かれていると理解されるべきである。
【0017】
【表2】
【0018】
ペンタフルオロブタン/シクロペンタン/水
本発明の1つの態様は、HFC-365mfc、シクロペンタンおよび水を含む共沸混合物様組成物を提供する。本発明の新規な共沸混合物様組成物は、有効量のHFC-365mfc、シクロペンタンおよび水を含むことが好ましい。
【0019】
これらの態様は、約10〜約98重量部のHFC-365mfc、約1〜約80重量部のシクロペンタンおよび約1〜約80重量部の水を含み、そして好ましくは上記量の上記成分より本質的に成る共沸混合物様組成物を提供することが好ましい。このような組成物は、約760mmHgにおける約36℃±4℃、好ましくは±2℃、さらに好ましくは±1℃の沸点によって特徴付けられる。
【0020】
この態様の好ましい、さらに好ましい、および最も好ましい組成物が表3に示される。表3中の数値範囲は用語「約」が前に置かれていると理解されるべきである。
【0021】
【表3】
【0022】
ペンタフルオロブタン/n−ヘキサン/水
本発明の1つの態様は、HFC-365mfc、n−ヘキサンおよび水を含む共沸混合物様組成物を提供する。本発明の新規な共沸混合物様組成物は、有効量のHFC-365mfc、n−ヘキサンおよび水を含むことが好ましい。
【0023】
これらの態様は、約10〜約98重量部のHFC-365mfc、約1〜約80重量部のn−ヘキサンおよび約1〜約80重量部の水を含み、そして好ましくは上記量の上記成分より本質的に成る共沸混合物様組成物を提供することが好ましい。このような組成物は、約760mmHgにおける約36℃±4℃、好ましくは±2℃、さらに好ましくは±1℃の沸点によって特徴付けられる。
【0024】
この態様の好ましい、さらに好ましい、および最も好ましい組成物が表4に示される。表4中の数値範囲は用語「約」が前に置かれていると理解されるべきである。
【0025】
【表4】
【0026】
ペンタフルオロブタン/イソヘキサン/水
本発明の1つの態様は、HFC-365mfc、イソヘキサンおよび水を含む共沸混合物様組成物を提供する。本発明の新規な共沸混合物様組成物は、有効量のHFC-365mfc、イソヘキサンおよび水を含むことが好ましい。
【0027】
これらの態様は、約10〜約98重量部のHFC-365mfc、約1〜約80重量部のイソヘキサンおよび約1〜約80重量部の水を含み、そして好ましくは上記量の上記成分より本質的に成る共沸混合物様組成物を提供することが好ましい。このような組成物は、約760mmHgにおける約36℃±4℃、好ましくは±2℃、さらに好ましくは±1℃の沸点によって特徴付けられる。
【0028】
この態様の好ましい、さらに好ましい、および最も好ましい組成物が表5に示される。表5中の数値範囲は用語「約」が前に置かれていると理解されるべきである。
【0029】
【表5】
【0030】
本発明のこの態様の沸点曲線が図1に示される。表6は、本発明の好ましい態様によるHFC-365mfc/イソヘキサン/水組成物の沸点データを与えるものである。
組成物の用途
本発明の組成物は広範囲の応用分野でCFC類およびHCFC類の代替物として使用することができる。例えば、本発明の組成物は溶媒、発泡剤、冷媒、洗浄剤およびエーロゾルとして有用である。
【0031】
本発明の1つの態様は、本発明の共沸混合物様組成物の1種または2種以上を含む発泡剤に関する。他の態様において、本発明は、発泡性組成物、好ましくはポリウレタンおよびポリイソシアネートフォーム組成物、並びにフォームを製造する方法を提供する。このようなフォーム態様において、本発明の共沸混合物様組成物の1種または2種以上が発泡性組成物中に発泡剤として含められるが、その発泡性組成物は、この技術分野で周知のように、適正な条件下で反応および発泡してフォームまたは気泡構造を形成することが可能な1種または2種以上の追加の成分を含んでいることが好ましい。本発明の方法は、好ましくは、このような発泡性組成物を用意し、それをフォーム、好ましくは独立気泡フォームを得るのに有効な条件下で反応させることを含む。本発明は、また、本発明の共沸混合物様組成物を含む発泡剤を含有する重合体フォーム調合物から製造されたフォーム、好ましくは独立気泡フォームに関する。
【0032】
ここで参照することにより本明細書に含められる、John Wiley and Sons社(NY州、ニューヨーク市)、1962年刊のSaundersおよびFrisch著“Polyurethanes Chemistry and Technology”、第IおよびII巻に記載されるもののようなこの技術分野で周知の方法が、いずれも、本発明のフォーム態様に従って使用することができるか、または使用できるように適合させることができる。一般に、このような好ましい方法は、イソシアネート、ポリオールまたはポリオール混合物、本発明の組成物の1種または2種以上から成る発泡剤または発泡剤混合物、並びに触媒、界面活性剤、および場合によって用いられる難燃剤、着色剤または他の添加剤のような他の物質を組み合わせることによってポリウレタンまたはポリイソシアネートフォームを製造することを含む。多くの適用例で、ポリウレタンまたはポリイソシアネートフォームの成分を予備ブレンド調合物中に与えることが便利である。最も典型的には、フォーム調合物は2つの成分に予備ブレンドされる。イソシアネート、並びに場合によって用いられるある種特定の界面活性剤および発泡剤が、一般に“A”成分と称される第一成分を構成する。ポリオールまたはポリオール混合物、界面活性剤、触媒、発泡剤、難燃剤および他のイソシアネート反応性成分が、一般に“B”成分と称される第二成分を構成する。従って、ポリウレタンまたはポリイソシアネートフォームは、小製造物用のハンドミックス技術、および、好ましくは、ブロック、スラブ、ラミネート、現場注入パネルおよび他の成型品、噴霧塗布フォーム、泡体等を形成する機械ミックス技術のどちらかでA側およびB側成分を一緒にすることによって容易に製造される。場合によっては、難燃剤、着色剤、発泡助剤のような他の成分を、そして他のポリオールでさえ、第三流れとして混合ヘッドまたは反応部位に加えることができる。しかし、それらを全て上記の1つのB−成分に配合することが最も便利である。
【0033】
本発明の組成物を用いて熱可塑性フォームを製造することも可能である。例えば、硬質フォームを製造するために、通常フォームのポリウレタンおよびイソシアネート調合物を慣用の方法で本発明の共沸混合物様組成物と組み合わせることができる。
【0034】
本発明に従ってHFC-365mfcを含む共沸混合物様混合物はフォーム用発泡剤として特に適している;HFC-365mfcにより発泡されたフォームは低い相対初期および経時熱伝導率および低温で良好な寸法安定性を有することが見いだされているからである。場合によって、例えば他のヒドロフルオロカーボン、例えばジフルオロメタン(HFC-32);ジフルオロエタン(HFC-152);トリフルオロエタン(HFC-143);テトラフルオロエタン(HFC-134);ペンタフルオロエタン(HFC-125);ペンタフルオロプロパン(HFC-245);ヘキサフルオロプロパン(HFC-236);ヘプタフルオロプロパン(HFC-227);および不活性ガス、例えば空気、窒素、二酸化炭素のような他のゼロオゾン破壊性物質をさらに含んでいる本発明のそれら共沸混合物様組成物が特に興味深い。上記のヒドロフルオロカーボンに異性が可能である場合、そのそれぞれの異性体は単独かまたは混合物の形のいずれかで使用することができる。
【0035】
発泡剤混合物には分散剤、気泡安定剤および界面活性剤を配合してもよい。シリコーン油として一層よく知られている界面活性剤が、気泡安定剤として役立たせるために加えられる。一般に、米国特許第2,834,748号、同第2,917,480号および同第2,846,458号明細書に開示されるもののようなポリシロキサンポリオキシアルキレンブロック共重合体である一部の代表的材料が、DC−193、B−8404およびL−5340の名称で販売されている。発泡剤混合物用の他の随意添加剤としては、トリ(2−クロロエチル)ホスフェート、トリ(2−クロロプロピル)ホスフェート、トリ(2,3−ジブロモプロピル)ホスフェート、トリ(1,3−ジクロロプロピル)ホスフェート、リン酸二アンモニウム、各種ハロゲン化芳香族化合物、酸化アンチモン、アルミニウム三水和物、ポリ塩化ビニル等のような難燃剤を挙げることができる。
【0036】
もう1つの態様において、この発明の共沸混合物様組成物は、噴射剤として、噴霧可能組成物中において単独または既知の噴射剤との組み合わせで使用することができる。噴霧可能組成物は、噴霧されるべき物質、並びに本発明の共沸混合物様組成物を含む、本発明の共沸混合物様組成物より本質的に成る、および本発明の共沸混合物様組成物より成る噴射剤を含む、上記の物質および噴射剤より本質的に成る、並びに上記の物質および噴射剤より成る。噴霧可能混合物中には不活性成分、溶媒および他の物質も存在することができる。噴霧可能組成物はエーロゾルであるのが好ましい。噴霧されるのに適した物質を限定することなく挙げると、消臭剤、香料、ヘアスプレー、クリーナーおよび艶出剤のような化粧品用物質、並びに抗喘息薬および抗口臭薬のような医薬物質がある。
【0037】
もう1つの方法態様において、HFC-365、水、並びにn−ペンタン、イソペンタン、シクロペンタン、n−ヘキサンおよびイソヘキサンより成る群から選ばれるヒドロフルオロカーボンの混合物を蒸留してHFC-365、共沸混合物様組成物のヒドロフルオロカーボン、および水より本質的に成る共沸混合物様組成物を分離する工程を含む、HFC-365mfcから水を除去する方法が提供される。かくして、HFC-365、水、並びにn−ペンタン、イソペンタン、シクロペンタン、n−ヘキサンおよびイソヘキサン共沸混合物より成る群から選ばれるヒドロフルオロカーボンの共沸混合物様混合物が、HFC-365mfcの製造プロセスにおける大量の水を除去するために使用することができる。本発明のもう1つの態様において、HFC-365、水、並びにn−ペンタン、イソペンタン、シクロペンタン、n−ヘキサンおよびイソヘキサンより成る群から選ばれるヒドロフルオロカーボンの混合物を、上記蒸留工程を行う前に大量の水を除去するために相分離する方法が提供される。HFC-365mfc相中の残余量の水は、共沸混合物の存在のために留出され得る。痕跡量の水を他の不純物と共に除去して目的の純度を達成するために、続いて蒸留または多段蒸留を使用することができる。
【0038】
本発明の組成物の成分は、商業的に入手できるか、または公知の方法で製造することができる既知の物質である。これら成分は、系の冷却性または加熱性、定沸騰性または発泡剤特性に対する悪影響の導入を回避するように、十分に高い純度のものであることが好ましい。定量噴霧式吸入剤(metered dose inhalers)の場合、適切な最新のよい製造法がこれら物質を製造するのに用いることができる。
【0039】
本発明の共沸混合物様組成物の性質を必要とされるように調整するために、追加の成分を加えることができる。例として、本発明の組成物が冷媒として使用される場合には、油溶性助剤を加えることができる。本発明の組成物の性質を向上させるために、安定剤および他の物質も加えることができる。
【0040】
実施例
本発明は、例示であって、限定しようとするものではない次の実施例に照らして考えればさらに理解されるだろう。
実施例1
上部に凝縮器を備える真空ジャケット付き管より成る沸点測定装置を用いた。この沸点測定装置に約20gのHFC-365mfcを装填し、次いでイソヘキサンを測定された少量の増分ずつで加え、そして水を測定された少量の増分ずつで加えた。HFC-365mfcにイソヘキサンおよび水を加えたとき温度降下が観察されたが、これは三元最低沸点共沸混合物(ternary minimum boiling azeotrope)が形成されることを示している。イソヘキサン約0.1重量パーセントから約30重量パーセントまで、および水約0.1重量パーセントから約30重量パーセントまで、上記組成物の沸点は約3℃またはそれ以下変化した。表6に示される三元混合物が調べられたが、それら組成物の沸点は約3℃変化した。従って、上記組成物はこの範囲にわたって共沸混合物および/または共沸混合物様の性質を示す。図1は表6の沸点データをグラフとして表すものである。
【0041】
【表6】
【0042】
実施例2
上部に凝縮器を備える真空ジャケット付き管より成る沸点測定装置を用いた。この沸点測定装置に約20gのHFC-365mfcを装填し、次いでn−ペンタンを測定された少量の増分ずつで加え、そして水を測定された少量の増分ずつで加えた。HFC-365mfcにn−ペンタンおよび水を加えたとき温度降下が観察されたが、これは三元最低沸点共沸混合物が形成されることを示している。n−ペンタン約0.1重量パーセントから約30重量パーセントまで、および水約0.1重量パーセントから約30重量パーセントまで、上記組成物の沸点は約3℃またはそれ以下変化した。従って、上記組成物はこの範囲にわたって共沸混合物および/または共沸混合物様の性質を示す。
実施例3
上部に凝縮器を備える真空ジャケット付き管より成る沸点測定装置を用いた。この沸点測定装置に約20gのHFC-365mfcを装填し、次いでシクロペンタンを測定された少量の増分ずつで加え、そして水を測定された少量の増分ずつで加えた。HFC-365mfcにシクロペンタンおよび水を加えたとき温度降下が観察されたが、これは三元最低沸点共沸混合物が形成されることを示している。シクロペンタン約0.1重量パーセントから約30重量パーセントまで、および水約0.1重量パーセントから約30重量パーセントまで、上記組成物の沸点は約3℃またはそれ以下変化した。従って、上記組成物はこの範囲にわたって共沸混合物および/または共沸混合物様の性質を示す。
実施例4
上部に凝縮器を備える真空ジャケット付き管より成る沸点測定装置を用いた。この沸点測定装置に約20gのHFC-365mfcを装填し、次いでn−ヘキサンを測定された少量の増分ずつで加え、そして水を測定された少量の増分ずつで加えた。HFC-365mfcにn−ヘキサンおよび水を加えたとき温度降下が観察されたが、これは三元最低沸点共沸混合物が形成されることを示している。n−ヘキサン約0.1重量パーセントから約30重量パーセントまで、および水約0.1重量パーセントから約30重量パーセントまで、上記組成物の沸点は約3℃またはそれ以下変化した。従って、上記組成物はこの範囲にわたって共沸混合物および/または共沸混合物様の性質を示す。
実施例5
上部に凝縮器を備える真空ジャケット付き管より成る沸点測定装置を用いた。この沸点測定装置に約20gのHFC-365mfcを装填し、次いでイソペンタンを測定された少量の増分ずつで加え、そして水を測定された少量の増分ずつで加えた。HFC-365mfcにイソペンタンおよび水を加えたとき温度降下が観察されたが、これは三元最低沸点共沸混合物が形成されることを示している。イソペンタン約0.1重量パーセントから約30重量パーセントまで、および水約0.1重量パーセントから約30重量パーセントまで、上記組成物の沸点は約3℃またはそれ以下変化した。従って、上記組成物はこの範囲にわたって共沸混合物および/または共沸混合物様の性質を示す。
実施例6
この実施例は、本発明による発泡剤組成物を用いて製造されたフォームの関連熱データを例証するものである。
【0043】
次の物質が実施例6および比較例1において用いられる。
ポリオール:OH価240を有するポリエステルポリオール。これはStepan社から商業的に入手できる物質である。
【0044】
イソペンタン:Phyllips 66 CompanyからBorger Isopentaneとして商業的に入手できる2−メチルブタン。
HFC-365mfc:Solvay社から入手できる1,1,1,3,3−ペンタフルオロブタン。
【0045】
界面活性剤A:Goldschmidt社から商業的に入手できるポリシロキサンポリエーテル共重合体。
触媒A:Air Products社から商業的に入手できる無機カリウム系アミン。
【0046】
触媒B:Air Products社から商業的に入手できる市販の三量化触媒。
2つのフォーム(“ジョブ#00−26−1”および“ジョブ#00−26−2”を“ハンドミキシング”と一般に称される一般的方法で製造する。各発泡剤用または発泡剤対用に、ポリオールと界面活性剤と触媒とのプレミックスを表7に示される同じ割合で調製する。約100グラムの各調合物をブレンドする。上記プレミックスを32オンスのペイント缶中でブレンドし、そして均質なブレンドが達成されるまでConn2インチ直径のITCミキサーで約1500rpmにおいて攪拌する。
【0047】
混合が完了したとき、缶に蓋をし、それを50°Fに制御された冷蔵庫に入れる。フォーム用発泡剤または発泡剤の予備ブレンド対も耐圧瓶中に50°Fで貯蔵する。A成分を70°Fの密封容器中に保存する。
【0048】
上記の予冷発泡剤を必要量で上記プレミックスに加える。それら内容物を1000rpmで回転するConn2インチITC混合羽根で2分間攪拌する。これに続いて混合容器および内容物を予備秤量する。減量があれば、その溶液に上記の発泡剤またはブレンドを加えて減量を全て埋め合わせる。次に、その缶に蓋をし、それを冷蔵庫に戻す。
【0049】
それら内容物を再び50°Fまで約10分冷却した後、その混合容器を冷蔵庫から取り出し、そして混合ステーションに運ぶ。A成分、即ちイソシアネートの予備秤量部分を速やかにB成分に加え、その成分をConn2インチ直径のITC混合羽根を用いて3000rpmにおいて10秒間混合し、そして8インチ×8インチ×4インチの厚紙製ケーキ箱の中に注入し、上昇させた。個々のポリウレタンフォーム試料について、クリーム時間、開始時間、ゲル化時間および不粘着時間を記録する。
【0050】
これらフォームを上記箱の中で室温において少なくとも24時間硬化させる。硬化後に、それらブロックを均一な大きさにトリミングし、そして密度を測定する。
上記フォームをASTM C518に従って36.5°Fの平均温度を用いてkファクターについて試験する。kファクターの結果は表7に記載される。
【0051】
【表7】
【0052】
比較例1
発泡剤としてHFC-365および水を用いるが、イソペンタンを用いずに3つのフォーム(“ジョブ#00−25−1”、“ジョブ#00−25−2”および“ジョブ#00−25−3”)を製造し、そしてその結果得られるフォームのkファクターを実施例6におけるように測定する。各発泡剤用または発泡剤対用に、ポリオールと界面活性剤と触媒とのプレミックスを表8に示される同じ割合で調製する。
【0053】
【表8】
【0054】
表に示されるように、HFC-365 mfcと水で発泡されたフォームのkファクターは、匹敵するHFC-365/イソペンタン/水発泡剤で発泡されたフォームのkファクターより悪い(高い)kファクターを示す。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】HFC-365mfc、イソヘキサンおよび水を含む三元混合物の沸点曲線のプロットである。
Claims (25)
- 1,1,1,3,3−ペンタフルオロブタン、水、並びにn−ペンタン、イソペンタン、シクロペンタン、n−ヘキサンおよびイソヘキサンより成る群から選ばれる炭化水素を含む共沸混合物様組成物。
- 約760mmHgにおける約36℃±4℃という一定沸点によって特徴づけられる、請求項1に記載の共沸混合物様組成物。
- 約10〜約98重量部のHFC-365mfc、約1〜約80重量部のn−ペンタンおよび約1〜約80重量部の水より本質的に成る、請求項1に記載の共沸混合物様組成物。
- 約40〜約98重量部のHFC-365mfc、約1〜約40重量部のn−ペンタンおよび約1〜約40重量部の水より本質的に成る、請求項3に記載の共沸混合物様組成物。
- 約60〜約98重量部のHFC-365mfc、約1〜約30重量部のn−ペンタンおよび約1〜約30重量部の水より本質的に成る、請求項4に記載の共沸混合物様組成物。
- 約10〜約98重量部のHFC-365mfc、約1〜約80重量部のイソペンタンおよび約1〜約80重量部の水より本質的に成る、請求項1に記載の共沸混合物様組成物。
- 約40〜約98重量部のHFC-365mfc、約1〜約40重量部のイソペンタンおよび約1〜約40重量部の水より本質的に成る、請求項6に記載の共沸混合物様組成物。
- 約60〜約98重量部のHFC-365mfc、約1〜約30重量部のイソペンタンおよび約1〜約30重量部の水より本質的に成る、請求項7に記載の共沸混合物様組成物。
- 約10〜約98重量部のHFC-365mfc、約1〜約80重量部のシクロペンタンおよび約1〜約80重量部の水より本質的に成る、請求項1に記載の共沸混合物様組成物。
- 約40〜約98重量部のHFC-365mfc、約1〜約40重量部のシクロペンタンおよび約1〜約40重量部の水より本質的に成る、請求項9に記載の共沸混合物様組成物。
- 約60〜約98重量部のHFC-365mfc、約1〜約30重量部のシクロペンタンおよび約1〜約30重量部の水より本質的に成る、請求項10に記載の共沸混合物様組成物。
- 約10〜約98重量部のHFC-365mfc、約1〜約80重量部のn−ヘキサンおよび約1〜約80重量部の水より本質的に成る、請求項1に記載の共沸混合物様組成物。
- 約40〜約98重量部のHFC-365mfc、約1〜約40重量部のn−ヘキサンおよび約1〜約40重量部の水より本質的に成る、請求項12に記載の共沸混合物様組成物。
- 約60〜約98重量部のHFC-365mfc、約1〜約30重量部のn−ヘキサンおよび約1〜約30重量部の水より本質的に成る、請求項13に記載の共沸混合物様組成物。
- 約10〜約98重量部のHFC-365mfc、約1〜約80重量部のイソヘキサンおよび約1〜約80重量部の水より本質的に成る、請求項1に記載の共沸混合物様組成物。
- 約40〜約98重量部のHFC-365mfc、約1〜約40重量部のイソヘキサンおよび約1〜約40重量部の水より本質的に成る、請求項15に記載の共沸混合物様組成物。
- 約60〜約98重量部のHFC-365mfc、約1〜約30重量部のイソヘキサンおよび約1〜約30重量部の水より本質的に成る、請求項16に記載の共沸混合物様組成物。
- 請求項1に記載の共沸混合物様組成物を含んでいる組成物を発泡させることを含むフォームの製造方法。
- ポリオール、および請求項1に記載の組成物を含む発泡剤とのプレミックス。
- 請求項1に記載の共沸混合物様組成物を含んでいる発泡性組成物を発泡させることによって製造される独立気泡フォーム組成物。
- 請求項1に記載の共沸混合物様組成物を含む発泡剤。
- 噴霧されるべき物質、および請求項1に記載の共沸混合物様組成物を含む噴射剤を含む噴霧可能な組成物。
- 噴霧可能な組成物がエーロゾルである、請求項22に記載の噴霧可能な組成物。
- 噴霧可能な物質が化粧品用物質である、請求項23に記載の噴霧可能な組成物。
- 噴霧されるべき材料が医薬用材料である、請求項23に記載の噴霧可能な材料。
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