JP2005503614A - 検索システム及びその方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、検索システム及びその方法を開示する。
本発明では、クライアントが検索サーバにキーワードを提供すれば、検索サーバがキーワード処理サーバに対応するグループキーワードを要請し、処理サーバがグループキーワードデータベースから対応するグループキーワードを探して検索サーバに提供する。検索サーバがクライアントが入力したキーワードに該当する検索情報と共に前記グループキーワード及び前記キーワードを含む検索結果ページを前記クライアントに提供し、クライアントが検索結果ページ上で前記キーワードまたはグループキーワードを選択すれば、選択されたキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスをリアルネームサーバに要請する。これにより、リアルネームサーバは選択されたキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスを検索サーバに提供し、前記検索サーバがクライアントをネットワークアドレスに該当するウェブページに接続させる。本発明によれば、クライアントは、キーワードを１度入力するだけで、入力されたキーワードに該当するショートカットサービスが行われるグループキーワードの提供を受けることができるので、意図したウェブページに最少の段階を経て接続することができる。
【選択図】図１
本発明では、クライアントが検索サーバにキーワードを提供すれば、検索サーバがキーワード処理サーバに対応するグループキーワードを要請し、処理サーバがグループキーワードデータベースから対応するグループキーワードを探して検索サーバに提供する。検索サーバがクライアントが入力したキーワードに該当する検索情報と共に前記グループキーワード及び前記キーワードを含む検索結果ページを前記クライアントに提供し、クライアントが検索結果ページ上で前記キーワードまたはグループキーワードを選択すれば、選択されたキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスをリアルネームサーバに要請する。これにより、リアルネームサーバは選択されたキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスを検索サーバに提供し、前記検索サーバがクライアントをネットワークアドレスに該当するウェブページに接続させる。本発明によれば、クライアントは、キーワードを１度入力するだけで、入力されたキーワードに該当するショートカットサービスが行われるグループキーワードの提供を受けることができるので、意図したウェブページに最少の段階を経て接続することができる。
【選択図】図１
Description
【技術分野】
【０００１】
本発明は検索システム及びその方法に関し、より詳細には、ネットワーク上に散在している特定キーワードに対する複数の情報を検索して提供する検索システム及びその方法に関する。
【背景技術】
【０００２】
一般に、情報収集は、本やTV、新聞などの媒体を通じて行われていたが、最近は、インターネットの急速な増加によってインターネットという媒体を通じて全世界の人が様々な情報を共有するようになり、このような変化に比例して、インターネットを通じた情報検索が増加する傾向にある。
【０００３】
しかし、インターネット上には多様かつ数多くの情報が散在し、インターネット利用者が希望する情報を探すのは容易なことではない。このために様々な検索サイトがインターネット利用者に散在している情報を抽出して提供している。
【０００４】
検索サイトは、接続するインターネット利用者にキーワードを入力することができる入力ウィンドウを提供し、入力ウィンドウに入力されるキーワードに基づいて、インターネット上に散在している情報を検索して、利用者が探している情報のみを抽出して提供する。
【０００５】
最近は、このような検索サイトにおいて、入力したキーワードに対する検索情報を提供すると同時に入力されたキーワードに該当するウェブページにクライアントを接続させるといったサービスが行われている。
【０００６】
具体的には、入力されたキーワードに対する検索結果と共に入力されたキーワードを検索結果ページ上に提供し、クライアントが該当するキーワードをクリックすれば、クライアントをキーワードに該当するウェブページに接続させるものである。
【０００７】
しかし、従来は、キーワードに対応するウェブページがクライアントが接続を希望するウェブページではない場合が多く、その度にクライアントがウェブページへの接続を数回繰り返さなければならない短所があった。
【０００８】
例えば、クライアントが“自動車”というキーワードを入力し、検索結果ページ上で自動車に係わる複数の検索情報の提供を受け、自動車に対応するウェブページが“現代自動車会社”のウェブページであると考えて検索結果ページ上に表示されている“自動車”をクリックしたが、実際には“自動車”というキーワードには“起亜自動車会社”のウェブページが対応している場合、クライアントが意図しなかった起亜自動車会社のウェブページに接続することになり、所望のウェブページに接続するために接続を数回繰り返さなければならない。
【０００９】
また、検索サイトにおいて、ウェブページ接続サービスを提供するキーワードが固有名詞ではなく“自動車”のような一般名詞である場合には、対応するウェブページを類推し難いため、前記のように誤ったウェブページへの接続が生じる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【００１０】
本発明が目的とする技術的課題は、キーワードに対する検索情報と共にキーワードに該当する複数のキーワードに対する接続サービスも提供し、クライアントが様々な検索情報の提供を受けながら所望のウェブページに正確に接続できるようにする検索システム及びその方法を提供することにある。
【００１１】
ここで、ショートカットサービスとは、検索結果ページ上で提供されるキーワードをクリックすればクライアントをキーワードに該当するウェブページに接続させることを意味する。また、ウェブページは、ＷＷＷ（world wide web）の他にも、Ｅメール、ＦＴＰ（file transfer protocol）、テレネット（telnet）など全てのネットワーク基盤のサービスを提供するサーバを示す。
【課題を解決するための手段】
【００１２】
このような技術的課題を達成するための、本発明の特徴による検索システムは、ネットワークを通じて接続する複数のクライアントに検索サービスを提供する検索システムであって、キーワード別にグループキーワードが保存されているグループキーワードデータベース；ネットワークアドレス及びリアルネームが互いにマッチングされて保存されているリアルネームデータベース；入力されるキーワードに基づいて、前記グループキーワードデータベースを検索して対応するグループキーワードを探す処理サーバ；前記ネットワークを通じて接続するクライアントからキーワードが入力されれば、前記処理サーバにグループキーワードを要請し、前記入力されたキーワードに該当する検索情報と共に前記キーワード及びグループキーワードを含む検索結果ページを前記クライアントに提供する検索サーバ；及び前記クライアントが検索結果ページ上で前記キーワードまたはグループキーワードを選択すれば、前記選択されたキーワードまたはグループキーワードがリアルネームであるか否かを判断し、リアルネームである場合には前記リアルネームデータベースから選択されたキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスを前記クライアントに提供し、前記クライアントが前記ネットワークアドレスに該当するウェブページに接続するようにするリアルネームサーバ；を含む。
【００１３】
ここで、前記検索サーバは、前記クライアントが検索結果ページ上で前記キーワードまたはグループキーワードを選択すれば、前記リアルネームサーバにネットワークアドレスを要請し、前記リアルネームサーバは、選択されたキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスを前記検索サーバに提供し、前記検索サーバがクライアントをネットワークアドレスに該当するウェブページに接続させることができる。
【００１４】
この他にも、本発明の特徴による検索システムは、ネットワークを通じて接続するクライアントにキーワード入力ウィンドウを提供するウェブサーバをさらに含み、前記ウェブサーバは、前記キーワード入力ウィンドウを通じて前記クライアントからキーワードが入力されれば、前記キーワードを検索サーバに提供する。
【００１５】
本発明の他の特徴による検索方法は、ネットワークを通じて複数のクライアント及び複数の検索サーバに接続されているシステムの検索方法であって、前記検索サーバから前記クライアントが入力したキーワードが提供されれば、前記キーワードに基づいて、グループキーワードデータベースを検索して対応するグループキーワードを探して前記検索サーバに提供する段階；及び前記検索サーバからキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスの要請が入力されれば、前記選択されたキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスを前記検索サーバに提供し、前記検索サーバがクライアントをネットワークアドレスに該当するウェブページに接続させる段階；を含む。
【００１６】
このような検索方法は、前記検索サーバがクライアントが入力したキーワードに該当する検索情報と共に前記グループキーワード及び前記キーワードを含む検索結果ページを前記クライアントに提供する段階；及び前記クライアントが検索結果ページ上で前記キーワードまたはグループキーワードを選択すれば、前記選択されたキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスを要請する段階；をさらに含むことができる。
【００１７】
また、本発明の他の特徴による検索方法は、ネットワークを通じて接続する複数のクライアントに検索サービスを提供するシステムの検索方法であって、前記クライアントからキーワードが入力されれば、前記キーワードに基づいて、グループキーワードデータベースを検索して対応するグループキーワードを探す段階；前記キーワードに該当する検索情報と共に前記キーワード及びグループキーワードを含む検索結果ページを前記クライアントに提供する段階；及び前記クライアントが検索結果ページ上で前記キーワードまたはグループキーワードを選択すれば、前記選択されたキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスを前記クライアントに提供し、前記クライアントが前記ネットワークアドレスに該当するウェブページに接続するようにする段階；を含む。
【００１８】
このような本発明の特徴による検索システム及び方法において、前記グループキーワードデータベースに保存されるキーワードは、一般名詞形登録キーワードと会社名登録キーワードとを含み、前記一般名詞形登録キーワードには該当する一般名詞形キーワードを含む少なくとも一つ以上のキーワードがグループキーワードとして対応し、前記会社名登録キーワードには団体別に販売する商品やサービスの商品名またはサービス名に該当する少なくとも一つ以上のキーワードがグループキーワードとして対応している。
【発明の効果】
【００１９】
本発明の実施例による検索システムによれば、クライアントは入力したキーワードに該当するショートカットサービスが行われるグループキーワードの提供を受けることができるので、意図したウェブページに最少の段階を経て接続することができる。
【００２０】
また、キーワードを１度入力するだけでキーワードに該当する様々なグループキーワードだけでなく、キーワードに該当する様々な検索情報の提供を受けることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００２１】
以下、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を容易に実施できる最も好ましい実施例を、添付した図面を参照して詳細に説明する。
【００２２】
本発明による検索システムは、クライアントから入力されるキーワードに該当するネットワーク上の複数の検索情報を提供すると同時にクライアントが意図するウェブページに正確に接続する為に、キーワードがリアルネームである場合にはキーワード及びキーワードに該当するグループキーワードを提供し、クライアントが選択的にキーワードまたはグループキーワードに該当するウェブページに接続できるようにする。
【００２３】
ここで、リアルネームは、ネットワーク上に登録されている全てのネットワークアドレス（ＩＰアドレス及びＵＲＬ情報を含む）に対応する韓国語や英語以外の外国語または数字、記号などから構成される場合もあり、既存のドメイン形式を取らない英語（例えばドット“.”を含まない一つの単語からなる場合）である場合もある。
【００２４】
図１に本発明の実施例による検索システムの構造が示されている。
【００２５】
図１に示すように、本発明の実施例による検索システムは、ネットワーク１０を通じて複数のクライアント２１〜２n、２０に連結されている接続仲介装置３０及び複数の検索サーバ４１〜４n、４０を含む。
【００２６】
クライアント２０としては、ネットワーク１０を通じて検索システムに接続することができる通信装置が利用でき、例えばコンピュータ、無線通信端末機、またはインターネットへの接続が可能なTVなどの通信装置を利用することができる。
【００２７】
検索サーバ４０は、ネットワーク１０を通じて接続するクライアント２０に検索サービスを提供し、特に接続仲介装置３０と業務を提携して検索サービスと共にリアルネームを利用したウェブページ接続サービスを提供する。検索サーバ４０は、クライアント２０からキーワードが入力されれば、接続仲介装置３０にキーワードに対するグループキーワードを要請する。
【００２８】
接続仲介装置３０は、検索サーバ４０の要請によってキーワードに対するグループキーワードを提供すると同時にキーワード及びグループキーワードに対するウェブページ接続サービス（ショートカットサービス）を提供し、このために、キーワードデータベース３１、グループキーワードデータベース３２、リアルネームデータベース３３、ウェブサーバ３４、キーワード処理サーバ３５、及びリアルネームサーバ３６を含む。
【００２９】
キーワードデータベース３１には、検索サーバ４０を通じてショートカットサービスを受けるものとして登録された複数のキーワード（以下、登録キーワードという）が保存されており、グループキーワードデータベース３２には、登録キーワードに対応してグループキーワードが保存されている。本発明の実施例において、登録キーワードは、“一般名詞形登録キーワード”と“会社名登録キーワード”とに区分され、グループキーワードは各登録キーワードに対する複数のキーワードからなる。
【００３０】
一般名詞形登録キーワードは、コンピュータ、自動車などの一般名詞に対してショートカットサービスを受けるために登録されたキーワードであり、このような一般名詞形登録キーワードに関することを行う個人や団体（会社や機関など）が登録したキーワードが、一般名詞形登録キーワードのグループキーワードに対応して保存され、該当する一般名詞を含む形態で保存される。例えば、“コンピュータ”という一般名詞形登録キーワードに対応して“三星コンピュータ”、“三宝コンピュータ”、“ＬＧコンピュータ”などコンピュータと関連のある様々なキーワードがグループキーワードとして登録され、“自動車”という一般名詞形登録キーワードに対応して“三星自動車”、“現代自動車”、“起亜自動車”などのキーワードがグループキーワードとして登録される。
【００３１】
会社名登録キーワードは、団体（会社や機関など）別に該当するウェブページへのショートカットサービスを受けるために登録されたキーワード（会社名、機関名など）であり、このような会社名登録キーワードに関する当該団体でサービスするサービス名、商品名などのキーワードが、会社名登録キーワードのグループキーワードとして登録されて保存される。例えば、“第一製糖”という会社名登録キーワードに対応して第一製糖が販売する商品名やサービス名である“ヘッパン”、“ダシマ”などがグループキーワードとして登録され、“三星電子”という会社名登録キーワードに対応して三星電子が販売する商品名である“マイマイ”、“ジーペル”、“マジックステーション”などのキーワードがグループキーワードとして登録されて保存される。
【００３２】
リアルネームデータベース３３には、ネットワーク１０上の全てのＩＰアドレスに対応して少なくとも一つ以上のリアルネームが保存され、この他にもそれぞれのリアルネームに対応してＵＲＬ情報が保存されている。例えば、“２１０.１０３.１７５.６６”のＩＰアドレスに対応して“ネットピア”というリアルネームが保存され、“ネットピア”に対応して“netpia.net”のＵＲＬ情報が保存されている。本発明では、キーワードデータベース３１及びグループキーワードデータベース３２に保存されているキーワードがリアルネームであり、リアルネームデータベース３３にキーワードに対応するインターネットアドレス（ＩＰアドレス、ＵＲＬ情報）が保存されている。
【００３３】
このようなデータベース３１〜３３に保存されている情報に基づいて、各サーバ３４〜３６が動作し、ウェブサーバ３４は、クライアント２０がネットワーク１０を通じてアクセスできるようにするウェブ機能を行い、キーワード処理サーバ３５は、検索サーバ４０から提供されるキーワードがショートカットサービスを受けるものとして登録されたキーワードであるか否かによってグループキーワードを検索して探す機能を行う。具体的には、検索サーバ４０から提供されるキーワードがキーワードデータベース３１に保存されているか否かで登録キーワードを判断し、登録キーワードである場合には、グループキーワードデータベース３２から対応するグループキーワードを探して検索サーバ４０に提供する。
【００３４】
また、検索サーバ４０は、キーワード処理サーバ３５から提供されるキーワードに基づいて、ネットワーク１０上の複数のウェブページからキーワードに関する情報を収集する機能を行い、特に、収集された情報の検索結果と共にキーワード処理サーバ３５から提供されるキーワード及びグループキーワードを検索結果ページ上に提供し、キーワード及びグループキーワードは、ショートカットタグ（tag）の形態で表示する。そして、クライアント２０がキーワードまたはグループキーワードをクリックすれば、リアルネームサーバ３６に対応するインターネットアドレス（ＩＰアドレス、ＵＲＬ情報など）を要請する。
【００３５】
リアルネームサーバ３６は、検索サーバ４０から提供されるキーワード（登録キーワード、グループキーワード）がリアルネームであるか否かを判断し、リアルネームである場合には、リアルネームデータベース３３から該当するＩＰアドレスを探して検索サーバ４０に提供し、クライアント２０が選択したキーワードに該当するウェブページに接続するようにする。
【００３６】
一方、ウェブサーバ３４は、キーワードに該当するＩＰアドレスに他のリアルネームが一つ以上対応している場合、つまり該当するＩＰアドレスがリアルＩＰではない場合には、キーワードに対応するＵＲＬ情報を検索サーバ４０に提供し、検索サーバ４０がクライアント２０を該当するウェブページに連結させるようにする。
【００３７】
次に、このような構造からなる本発明の実施例による検索システムの動作について詳細に説明する。
【００３８】
ここでは、クライアントが検索サーバに接続した後でキーワードを入力した場合に行われる検索及びショートカットが実行される動作について説明する。
【００３９】
検索サービスを受けようとする利用者がクライアント２０上でウェブブラウザーなどのネットワーク接続プログラムを実行させた後、検索サーバ４０に接続するためにウェブページアドレス（ＵＲＬ）を入力すれば、このＵＲＬ情報がウェブブラウザーでHTTP（hypertext transfer protocol）によって変換され、パケット化された後でネットワーク１０を通じて検索サーバ４０に伝送され、検索サーバ４０はＵＲＬ情報に該当するウェブページ（検索語入力ウィンドウを提供するホームページ）をクライアント２０に伝送し、伝送されたウェブページはクライアント２０でウィンドウ状態に変換されてウェブブラウザー上に表示される。
【００４０】
このように検索サーバ４０に接続した状態でクライアント２０が検索語入力ウィンドウにキーワードを入力すれば、検索サーバ４０は、入力されたキーワードをキーワード処理サーバ３５に提供してグループキーワードを要請する（Ｓ１００〜Ｓ１１０）。
【００４１】
接続仲介装置３０のキーワード処理サーバ３５は、検索サーバ４０から提供されるキーワードがキーワードデータベース３１に保存されていているか否かを判断し、当該キーワードがショートカットサービスを受けるための登録キーワードであるかを確認する。入力されたキーワードが登録キーワードである場合には、グループキーワードデータベース３２を検索して登録キーワードに対応するグループキーワードを探して入力されたキーワードと共に検索サーバ４０に伝送する（Ｓ１２０〜Ｓ１３０）。
【００４２】
検索サーバ４０は、クライアント２０が入力したキーワードに基づいて、ネットワーク１０に連結されている複数のサーバから該当するキーワードを含む情報を収集し、その収集結果と共に、キーワード処理サーバ３５から提供されたグループキーワード、そしてクライアント２０が入力したキーワードに基づいて、検索結果ページを作成してクライアント２０に提供する（Ｓ１４０〜Ｓ１５０）。
【００４３】
例えば、クライアント２０が入力したキーワードが“自動車”のような一般名詞形登録キーワードである場合には、自動車に対応して保存されているグループキーワードである“三星自動車”、“現代自動車”、“起亜自動車”などと、“自動車”に該当するショートカットタグと共に収集した情報とを次のように検索結果ページ上で提供する。
【表１】
【００４４】
一方、クライアント２０が入力したキーワードが“三星電子”のような会社名登録キーワードである場合には、三星電子に対応して保存されている商品名やサービス名である“マイマイ”、“ジーペル”、“マジックステーション”のグループキーワードに該当するショートカットタグと共に収集した情報を次のように検索結果ページ上で提供する。
【表２】
【００４５】
この時、検索サーバ４０は、複数の広告サーバ（図示せず）から提供された広告を検索結果ページ上に提供して複数のクライアントに対して広告マーケティングが行われるようにすることもできる。
【００４６】
したがって、クライアント２０は、検索サーバ４０から提供される検索結果ページ上でキーワードに該当する様々な情報を閲覧することができ、また、キーワードに該当するショートカットサービスを提供するグループキーワードも確認することができるので、キーワード及びグループキーワードによって実際に接続しようとしたウェブページを容易に選択することができる。
【００４７】
クライアント２０が検索結果ページ上のキーワードまたはグループキーワードをクリックすれば、検索サーバ４０は、リアルネームサーバ３６にキーワードまたはグループキーワードに該当するインターネットアドレス（ＩＰアドレス、ＵＲＬ情報）を要請し（Ｓ１６０〜Ｓ１７０）、これにより、リアルネームサーバ３６は、リアルネームデータベース３３を検索して、添付した図２bに示すように、選択されたキーワードまたはグループキーワードに対応するＩＰアドレスがリアルＩＰである場合には該当するＩＰアドレスを検索サーバ４０に提供し、検索サーバ４０は、再び、ＩＰアドレスをクライアント２０に提供してクライアント２０がキーワードまたはグループキーワードに該当するウェブページに接続するようにする（Ｓ１９０〜Ｓ２２０）。
【００４８】
一方、キーワードに対応するＩＰアドレスがリアルＩＰでない場合、つまりキーワードに対応するＩＰアドレスに他のリアルネームが少なくとも一つ以上対応している場合には、ウェブサーバ３４がキーワードに対応するＵＲＬ情報を検索サーバ４０に提供し、検索サーバ４０は、このＵＲＬ情報によってクライアント２０を該当するウェブページに連結させる（Ｓ２３０〜Ｓ２４０）。
【００４９】
本発明の実施例によれば、クライアントがキーワードに対する様々な検索情報の提供が受けられるだけでなく、該当するキーワードに対応するウェブページに対するショートカットサービスの提供も受けられ、特に、入力されたキーワードに該当するグループキーワードに対するショートカットサービスの提供が受けられるので、クライアントは所望のウェブページに最少の段階を経て容易に接続することができる。
【００５０】
前述した実施例では、クライアントが検索サーバに接続した後に検索サーバで提供する検索語入力ウィンドウにキーワードを入力した場合に行われる検索及びウェブページ接続サービスについて説明したが、これとは異なって、クライアントがウェブブラウザー上や接続仲介装置が提供した専用ブラウザー等で検索サーバに接続するためのリアルネームを入力した場合には、接続仲介装置がクライアントを該当する検索サーバに接続させ、検索サーバの要請によってキーワードに該当するグループキーワードと共にキーワード及びグループキーワードに対するショートカットサービスを提供することもできる。
【００５１】
この場合には、クライアント２０がインターネットに接続するためのブラウザーを駆動する前にインターネット接続環境設定プログラムなどを実行し、ＩＰアドレス確認サービスを提供するサーバとして接続仲介装置のリアルネームサーバ３６を設定して、この時、一般に用いられる既存の英文ドメインネームサーバのＩＰアドレスを予めバックアップしておいて、クライアント２０のインターネット接続環境設定プログラムの終了と共に復帰するようにし、クライアント２０の基本的な使用にいかなる変化も生じさせないのが好ましい。
【００５２】
具体的に、利用者がクライアント２０でインターネット接続のためのウェブブラウザー（ネスケープなど一般的なウェブブラウザー及び接続仲介装置が提供したウェブページ接続専用プログラムなど）または電子メールプログラムなどを駆動させた後で、ブラウザー上の接続語入力ウィンドウに検索サーバに接続するための接続語を入力すれば、入力された接続語は接続仲介装置３０のリアルネームサーバ３６に提供され、リアルネームサーバ３６は、クライアント２０から提供される接続語がリアルネームであるか否かを判断する。リアルネームを判断する方法としては、入力された接続語に“netpia.net”のように識別字である“.”が含まれていれば既存の英文ドメインネームであると判断し、識別字である“.”が含まれていなければリアルネームであると判断する方法、接続語がリアルネームデータベースに保存されているか否かによって判断する方法等、様々な方法がある。
【００５３】
クライアント２０から提供された接続語がリアルネームである場合には、リアルネームサーバ３６は、リアルネームデータベース３３から対応する検索サーバのＩＰアドレスを提供し、クライアント２０が検索サーバ４０に接続するようにする。
【００５４】
このようにクライアントがリアルネームを利用して検索サーバに接続した後で、検索サーバ４０で提供する検索語入力ウィンドウにキーワードを入力すれば、検索サーバ４０は、キーワード処理サーバ３５にグループキーワードを要請し、これに基づいて、前述した実施例と同様に、グループキーワードを含む検索サービス及びキーワードまたはグループキーワードに対してショートカットサービスが行われる。
【００５５】
一方、前述した実施例では、検索サーバが接続仲介装置と分離された場合について説明したが、接続仲介装置が検索サーバを含むこともでき、このように接続仲介装置が検索サーバを含む場合には、クライアントが接続仲介装置のウェブページに接続した後で、該当するウェブページ上でキーワードを入力しても、前述と同様に検索及びウェブページ接続サービスが行われる。
【００５６】
この他にも、クライアントが接続仲介装置とキーワード処理業務を提携したサイトに接続して、提携サイト入力ウィンドウにキーワードを入力した場合、クライアント自体に設置されたアプリケーションプログラムがキーワード入力動作をチェックして入力されたキーワードを提供した場合にも、前述と同様に検索及びウェブページ接続サービスが行われる。また、クライアントが無線端末機で無線通信網を通じて検索サーバに接続したり、仲介接続装置で接続する場合にも、前述と同様の検索及びウェブページ接続サービスが提供される。
【００５７】
一方、本発明の実施例において、接続仲介装置が自身を通じて検索サーバに接続するクライアントの接続回数を検索サーバ毎に記録して、後に接続回数によって検索サーバ別に仲介手数料などを請求することもできる。
【００５８】
そして、本発明の実施例による検索システムは、ＷＷＷ（world wide web）の他にもネットワークを通じてサービスされるＥメール、ＦＴＰ（file transfer protocol）、テレネット（telnet）などにも適用可能である。
【００５９】
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は前記実施例に限定されず、様々な変形や変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【００６０】
【図１】本発明の実施例による検索システムの構造を示すブロック図である。
【図２ａ】本発明の実施例による検索システムの動作を順に示すフローチャートである。
【図２ｂ】本発明の実施例による検索システムの動作を順に示すフローチャートである。
【０００１】
本発明は検索システム及びその方法に関し、より詳細には、ネットワーク上に散在している特定キーワードに対する複数の情報を検索して提供する検索システム及びその方法に関する。
【背景技術】
【０００２】
一般に、情報収集は、本やTV、新聞などの媒体を通じて行われていたが、最近は、インターネットの急速な増加によってインターネットという媒体を通じて全世界の人が様々な情報を共有するようになり、このような変化に比例して、インターネットを通じた情報検索が増加する傾向にある。
【０００３】
しかし、インターネット上には多様かつ数多くの情報が散在し、インターネット利用者が希望する情報を探すのは容易なことではない。このために様々な検索サイトがインターネット利用者に散在している情報を抽出して提供している。
【０００４】
検索サイトは、接続するインターネット利用者にキーワードを入力することができる入力ウィンドウを提供し、入力ウィンドウに入力されるキーワードに基づいて、インターネット上に散在している情報を検索して、利用者が探している情報のみを抽出して提供する。
【０００５】
最近は、このような検索サイトにおいて、入力したキーワードに対する検索情報を提供すると同時に入力されたキーワードに該当するウェブページにクライアントを接続させるといったサービスが行われている。
【０００６】
具体的には、入力されたキーワードに対する検索結果と共に入力されたキーワードを検索結果ページ上に提供し、クライアントが該当するキーワードをクリックすれば、クライアントをキーワードに該当するウェブページに接続させるものである。
【０００７】
しかし、従来は、キーワードに対応するウェブページがクライアントが接続を希望するウェブページではない場合が多く、その度にクライアントがウェブページへの接続を数回繰り返さなければならない短所があった。
【０００８】
例えば、クライアントが“自動車”というキーワードを入力し、検索結果ページ上で自動車に係わる複数の検索情報の提供を受け、自動車に対応するウェブページが“現代自動車会社”のウェブページであると考えて検索結果ページ上に表示されている“自動車”をクリックしたが、実際には“自動車”というキーワードには“起亜自動車会社”のウェブページが対応している場合、クライアントが意図しなかった起亜自動車会社のウェブページに接続することになり、所望のウェブページに接続するために接続を数回繰り返さなければならない。
【０００９】
また、検索サイトにおいて、ウェブページ接続サービスを提供するキーワードが固有名詞ではなく“自動車”のような一般名詞である場合には、対応するウェブページを類推し難いため、前記のように誤ったウェブページへの接続が生じる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【００１０】
本発明が目的とする技術的課題は、キーワードに対する検索情報と共にキーワードに該当する複数のキーワードに対する接続サービスも提供し、クライアントが様々な検索情報の提供を受けながら所望のウェブページに正確に接続できるようにする検索システム及びその方法を提供することにある。
【００１１】
ここで、ショートカットサービスとは、検索結果ページ上で提供されるキーワードをクリックすればクライアントをキーワードに該当するウェブページに接続させることを意味する。また、ウェブページは、ＷＷＷ（world wide web）の他にも、Ｅメール、ＦＴＰ（file transfer protocol）、テレネット（telnet）など全てのネットワーク基盤のサービスを提供するサーバを示す。
【課題を解決するための手段】
【００１２】
このような技術的課題を達成するための、本発明の特徴による検索システムは、ネットワークを通じて接続する複数のクライアントに検索サービスを提供する検索システムであって、キーワード別にグループキーワードが保存されているグループキーワードデータベース；ネットワークアドレス及びリアルネームが互いにマッチングされて保存されているリアルネームデータベース；入力されるキーワードに基づいて、前記グループキーワードデータベースを検索して対応するグループキーワードを探す処理サーバ；前記ネットワークを通じて接続するクライアントからキーワードが入力されれば、前記処理サーバにグループキーワードを要請し、前記入力されたキーワードに該当する検索情報と共に前記キーワード及びグループキーワードを含む検索結果ページを前記クライアントに提供する検索サーバ；及び前記クライアントが検索結果ページ上で前記キーワードまたはグループキーワードを選択すれば、前記選択されたキーワードまたはグループキーワードがリアルネームであるか否かを判断し、リアルネームである場合には前記リアルネームデータベースから選択されたキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスを前記クライアントに提供し、前記クライアントが前記ネットワークアドレスに該当するウェブページに接続するようにするリアルネームサーバ；を含む。
【００１３】
ここで、前記検索サーバは、前記クライアントが検索結果ページ上で前記キーワードまたはグループキーワードを選択すれば、前記リアルネームサーバにネットワークアドレスを要請し、前記リアルネームサーバは、選択されたキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスを前記検索サーバに提供し、前記検索サーバがクライアントをネットワークアドレスに該当するウェブページに接続させることができる。
【００１４】
この他にも、本発明の特徴による検索システムは、ネットワークを通じて接続するクライアントにキーワード入力ウィンドウを提供するウェブサーバをさらに含み、前記ウェブサーバは、前記キーワード入力ウィンドウを通じて前記クライアントからキーワードが入力されれば、前記キーワードを検索サーバに提供する。
【００１５】
本発明の他の特徴による検索方法は、ネットワークを通じて複数のクライアント及び複数の検索サーバに接続されているシステムの検索方法であって、前記検索サーバから前記クライアントが入力したキーワードが提供されれば、前記キーワードに基づいて、グループキーワードデータベースを検索して対応するグループキーワードを探して前記検索サーバに提供する段階；及び前記検索サーバからキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスの要請が入力されれば、前記選択されたキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスを前記検索サーバに提供し、前記検索サーバがクライアントをネットワークアドレスに該当するウェブページに接続させる段階；を含む。
【００１６】
このような検索方法は、前記検索サーバがクライアントが入力したキーワードに該当する検索情報と共に前記グループキーワード及び前記キーワードを含む検索結果ページを前記クライアントに提供する段階；及び前記クライアントが検索結果ページ上で前記キーワードまたはグループキーワードを選択すれば、前記選択されたキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスを要請する段階；をさらに含むことができる。
【００１７】
また、本発明の他の特徴による検索方法は、ネットワークを通じて接続する複数のクライアントに検索サービスを提供するシステムの検索方法であって、前記クライアントからキーワードが入力されれば、前記キーワードに基づいて、グループキーワードデータベースを検索して対応するグループキーワードを探す段階；前記キーワードに該当する検索情報と共に前記キーワード及びグループキーワードを含む検索結果ページを前記クライアントに提供する段階；及び前記クライアントが検索結果ページ上で前記キーワードまたはグループキーワードを選択すれば、前記選択されたキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスを前記クライアントに提供し、前記クライアントが前記ネットワークアドレスに該当するウェブページに接続するようにする段階；を含む。
【００１８】
このような本発明の特徴による検索システム及び方法において、前記グループキーワードデータベースに保存されるキーワードは、一般名詞形登録キーワードと会社名登録キーワードとを含み、前記一般名詞形登録キーワードには該当する一般名詞形キーワードを含む少なくとも一つ以上のキーワードがグループキーワードとして対応し、前記会社名登録キーワードには団体別に販売する商品やサービスの商品名またはサービス名に該当する少なくとも一つ以上のキーワードがグループキーワードとして対応している。
【発明の効果】
【００１９】
本発明の実施例による検索システムによれば、クライアントは入力したキーワードに該当するショートカットサービスが行われるグループキーワードの提供を受けることができるので、意図したウェブページに最少の段階を経て接続することができる。
【００２０】
また、キーワードを１度入力するだけでキーワードに該当する様々なグループキーワードだけでなく、キーワードに該当する様々な検索情報の提供を受けることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００２１】
以下、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を容易に実施できる最も好ましい実施例を、添付した図面を参照して詳細に説明する。
【００２２】
本発明による検索システムは、クライアントから入力されるキーワードに該当するネットワーク上の複数の検索情報を提供すると同時にクライアントが意図するウェブページに正確に接続する為に、キーワードがリアルネームである場合にはキーワード及びキーワードに該当するグループキーワードを提供し、クライアントが選択的にキーワードまたはグループキーワードに該当するウェブページに接続できるようにする。
【００２３】
ここで、リアルネームは、ネットワーク上に登録されている全てのネットワークアドレス（ＩＰアドレス及びＵＲＬ情報を含む）に対応する韓国語や英語以外の外国語または数字、記号などから構成される場合もあり、既存のドメイン形式を取らない英語（例えばドット“.”を含まない一つの単語からなる場合）である場合もある。
【００２４】
図１に本発明の実施例による検索システムの構造が示されている。
【００２５】
図１に示すように、本発明の実施例による検索システムは、ネットワーク１０を通じて複数のクライアント２１〜２n、２０に連結されている接続仲介装置３０及び複数の検索サーバ４１〜４n、４０を含む。
【００２６】
クライアント２０としては、ネットワーク１０を通じて検索システムに接続することができる通信装置が利用でき、例えばコンピュータ、無線通信端末機、またはインターネットへの接続が可能なTVなどの通信装置を利用することができる。
【００２７】
検索サーバ４０は、ネットワーク１０を通じて接続するクライアント２０に検索サービスを提供し、特に接続仲介装置３０と業務を提携して検索サービスと共にリアルネームを利用したウェブページ接続サービスを提供する。検索サーバ４０は、クライアント２０からキーワードが入力されれば、接続仲介装置３０にキーワードに対するグループキーワードを要請する。
【００２８】
接続仲介装置３０は、検索サーバ４０の要請によってキーワードに対するグループキーワードを提供すると同時にキーワード及びグループキーワードに対するウェブページ接続サービス（ショートカットサービス）を提供し、このために、キーワードデータベース３１、グループキーワードデータベース３２、リアルネームデータベース３３、ウェブサーバ３４、キーワード処理サーバ３５、及びリアルネームサーバ３６を含む。
【００２９】
キーワードデータベース３１には、検索サーバ４０を通じてショートカットサービスを受けるものとして登録された複数のキーワード（以下、登録キーワードという）が保存されており、グループキーワードデータベース３２には、登録キーワードに対応してグループキーワードが保存されている。本発明の実施例において、登録キーワードは、“一般名詞形登録キーワード”と“会社名登録キーワード”とに区分され、グループキーワードは各登録キーワードに対する複数のキーワードからなる。
【００３０】
一般名詞形登録キーワードは、コンピュータ、自動車などの一般名詞に対してショートカットサービスを受けるために登録されたキーワードであり、このような一般名詞形登録キーワードに関することを行う個人や団体（会社や機関など）が登録したキーワードが、一般名詞形登録キーワードのグループキーワードに対応して保存され、該当する一般名詞を含む形態で保存される。例えば、“コンピュータ”という一般名詞形登録キーワードに対応して“三星コンピュータ”、“三宝コンピュータ”、“ＬＧコンピュータ”などコンピュータと関連のある様々なキーワードがグループキーワードとして登録され、“自動車”という一般名詞形登録キーワードに対応して“三星自動車”、“現代自動車”、“起亜自動車”などのキーワードがグループキーワードとして登録される。
【００３１】
会社名登録キーワードは、団体（会社や機関など）別に該当するウェブページへのショートカットサービスを受けるために登録されたキーワード（会社名、機関名など）であり、このような会社名登録キーワードに関する当該団体でサービスするサービス名、商品名などのキーワードが、会社名登録キーワードのグループキーワードとして登録されて保存される。例えば、“第一製糖”という会社名登録キーワードに対応して第一製糖が販売する商品名やサービス名である“ヘッパン”、“ダシマ”などがグループキーワードとして登録され、“三星電子”という会社名登録キーワードに対応して三星電子が販売する商品名である“マイマイ”、“ジーペル”、“マジックステーション”などのキーワードがグループキーワードとして登録されて保存される。
【００３２】
リアルネームデータベース３３には、ネットワーク１０上の全てのＩＰアドレスに対応して少なくとも一つ以上のリアルネームが保存され、この他にもそれぞれのリアルネームに対応してＵＲＬ情報が保存されている。例えば、“２１０.１０３.１７５.６６”のＩＰアドレスに対応して“ネットピア”というリアルネームが保存され、“ネットピア”に対応して“netpia.net”のＵＲＬ情報が保存されている。本発明では、キーワードデータベース３１及びグループキーワードデータベース３２に保存されているキーワードがリアルネームであり、リアルネームデータベース３３にキーワードに対応するインターネットアドレス（ＩＰアドレス、ＵＲＬ情報）が保存されている。
【００３３】
このようなデータベース３１〜３３に保存されている情報に基づいて、各サーバ３４〜３６が動作し、ウェブサーバ３４は、クライアント２０がネットワーク１０を通じてアクセスできるようにするウェブ機能を行い、キーワード処理サーバ３５は、検索サーバ４０から提供されるキーワードがショートカットサービスを受けるものとして登録されたキーワードであるか否かによってグループキーワードを検索して探す機能を行う。具体的には、検索サーバ４０から提供されるキーワードがキーワードデータベース３１に保存されているか否かで登録キーワードを判断し、登録キーワードである場合には、グループキーワードデータベース３２から対応するグループキーワードを探して検索サーバ４０に提供する。
【００３４】
また、検索サーバ４０は、キーワード処理サーバ３５から提供されるキーワードに基づいて、ネットワーク１０上の複数のウェブページからキーワードに関する情報を収集する機能を行い、特に、収集された情報の検索結果と共にキーワード処理サーバ３５から提供されるキーワード及びグループキーワードを検索結果ページ上に提供し、キーワード及びグループキーワードは、ショートカットタグ（tag）の形態で表示する。そして、クライアント２０がキーワードまたはグループキーワードをクリックすれば、リアルネームサーバ３６に対応するインターネットアドレス（ＩＰアドレス、ＵＲＬ情報など）を要請する。
【００３５】
リアルネームサーバ３６は、検索サーバ４０から提供されるキーワード（登録キーワード、グループキーワード）がリアルネームであるか否かを判断し、リアルネームである場合には、リアルネームデータベース３３から該当するＩＰアドレスを探して検索サーバ４０に提供し、クライアント２０が選択したキーワードに該当するウェブページに接続するようにする。
【００３６】
一方、ウェブサーバ３４は、キーワードに該当するＩＰアドレスに他のリアルネームが一つ以上対応している場合、つまり該当するＩＰアドレスがリアルＩＰではない場合には、キーワードに対応するＵＲＬ情報を検索サーバ４０に提供し、検索サーバ４０がクライアント２０を該当するウェブページに連結させるようにする。
【００３７】
次に、このような構造からなる本発明の実施例による検索システムの動作について詳細に説明する。
【００３８】
ここでは、クライアントが検索サーバに接続した後でキーワードを入力した場合に行われる検索及びショートカットが実行される動作について説明する。
【００３９】
検索サービスを受けようとする利用者がクライアント２０上でウェブブラウザーなどのネットワーク接続プログラムを実行させた後、検索サーバ４０に接続するためにウェブページアドレス（ＵＲＬ）を入力すれば、このＵＲＬ情報がウェブブラウザーでHTTP（hypertext transfer protocol）によって変換され、パケット化された後でネットワーク１０を通じて検索サーバ４０に伝送され、検索サーバ４０はＵＲＬ情報に該当するウェブページ（検索語入力ウィンドウを提供するホームページ）をクライアント２０に伝送し、伝送されたウェブページはクライアント２０でウィンドウ状態に変換されてウェブブラウザー上に表示される。
【００４０】
このように検索サーバ４０に接続した状態でクライアント２０が検索語入力ウィンドウにキーワードを入力すれば、検索サーバ４０は、入力されたキーワードをキーワード処理サーバ３５に提供してグループキーワードを要請する（Ｓ１００〜Ｓ１１０）。
【００４１】
接続仲介装置３０のキーワード処理サーバ３５は、検索サーバ４０から提供されるキーワードがキーワードデータベース３１に保存されていているか否かを判断し、当該キーワードがショートカットサービスを受けるための登録キーワードであるかを確認する。入力されたキーワードが登録キーワードである場合には、グループキーワードデータベース３２を検索して登録キーワードに対応するグループキーワードを探して入力されたキーワードと共に検索サーバ４０に伝送する（Ｓ１２０〜Ｓ１３０）。
【００４２】
検索サーバ４０は、クライアント２０が入力したキーワードに基づいて、ネットワーク１０に連結されている複数のサーバから該当するキーワードを含む情報を収集し、その収集結果と共に、キーワード処理サーバ３５から提供されたグループキーワード、そしてクライアント２０が入力したキーワードに基づいて、検索結果ページを作成してクライアント２０に提供する（Ｓ１４０〜Ｓ１５０）。
【００４３】
例えば、クライアント２０が入力したキーワードが“自動車”のような一般名詞形登録キーワードである場合には、自動車に対応して保存されているグループキーワードである“三星自動車”、“現代自動車”、“起亜自動車”などと、“自動車”に該当するショートカットタグと共に収集した情報とを次のように検索結果ページ上で提供する。
【表１】
一方、クライアント２０が入力したキーワードが“三星電子”のような会社名登録キーワードである場合には、三星電子に対応して保存されている商品名やサービス名である“マイマイ”、“ジーペル”、“マジックステーション”のグループキーワードに該当するショートカットタグと共に収集した情報を次のように検索結果ページ上で提供する。
【表２】
この時、検索サーバ４０は、複数の広告サーバ（図示せず）から提供された広告を検索結果ページ上に提供して複数のクライアントに対して広告マーケティングが行われるようにすることもできる。
【００４６】
したがって、クライアント２０は、検索サーバ４０から提供される検索結果ページ上でキーワードに該当する様々な情報を閲覧することができ、また、キーワードに該当するショートカットサービスを提供するグループキーワードも確認することができるので、キーワード及びグループキーワードによって実際に接続しようとしたウェブページを容易に選択することができる。
【００４７】
クライアント２０が検索結果ページ上のキーワードまたはグループキーワードをクリックすれば、検索サーバ４０は、リアルネームサーバ３６にキーワードまたはグループキーワードに該当するインターネットアドレス（ＩＰアドレス、ＵＲＬ情報）を要請し（Ｓ１６０〜Ｓ１７０）、これにより、リアルネームサーバ３６は、リアルネームデータベース３３を検索して、添付した図２bに示すように、選択されたキーワードまたはグループキーワードに対応するＩＰアドレスがリアルＩＰである場合には該当するＩＰアドレスを検索サーバ４０に提供し、検索サーバ４０は、再び、ＩＰアドレスをクライアント２０に提供してクライアント２０がキーワードまたはグループキーワードに該当するウェブページに接続するようにする（Ｓ１９０〜Ｓ２２０）。
【００４８】
一方、キーワードに対応するＩＰアドレスがリアルＩＰでない場合、つまりキーワードに対応するＩＰアドレスに他のリアルネームが少なくとも一つ以上対応している場合には、ウェブサーバ３４がキーワードに対応するＵＲＬ情報を検索サーバ４０に提供し、検索サーバ４０は、このＵＲＬ情報によってクライアント２０を該当するウェブページに連結させる（Ｓ２３０〜Ｓ２４０）。
【００４９】
本発明の実施例によれば、クライアントがキーワードに対する様々な検索情報の提供が受けられるだけでなく、該当するキーワードに対応するウェブページに対するショートカットサービスの提供も受けられ、特に、入力されたキーワードに該当するグループキーワードに対するショートカットサービスの提供が受けられるので、クライアントは所望のウェブページに最少の段階を経て容易に接続することができる。
【００５０】
前述した実施例では、クライアントが検索サーバに接続した後に検索サーバで提供する検索語入力ウィンドウにキーワードを入力した場合に行われる検索及びウェブページ接続サービスについて説明したが、これとは異なって、クライアントがウェブブラウザー上や接続仲介装置が提供した専用ブラウザー等で検索サーバに接続するためのリアルネームを入力した場合には、接続仲介装置がクライアントを該当する検索サーバに接続させ、検索サーバの要請によってキーワードに該当するグループキーワードと共にキーワード及びグループキーワードに対するショートカットサービスを提供することもできる。
【００５１】
この場合には、クライアント２０がインターネットに接続するためのブラウザーを駆動する前にインターネット接続環境設定プログラムなどを実行し、ＩＰアドレス確認サービスを提供するサーバとして接続仲介装置のリアルネームサーバ３６を設定して、この時、一般に用いられる既存の英文ドメインネームサーバのＩＰアドレスを予めバックアップしておいて、クライアント２０のインターネット接続環境設定プログラムの終了と共に復帰するようにし、クライアント２０の基本的な使用にいかなる変化も生じさせないのが好ましい。
【００５２】
具体的に、利用者がクライアント２０でインターネット接続のためのウェブブラウザー（ネスケープなど一般的なウェブブラウザー及び接続仲介装置が提供したウェブページ接続専用プログラムなど）または電子メールプログラムなどを駆動させた後で、ブラウザー上の接続語入力ウィンドウに検索サーバに接続するための接続語を入力すれば、入力された接続語は接続仲介装置３０のリアルネームサーバ３６に提供され、リアルネームサーバ３６は、クライアント２０から提供される接続語がリアルネームであるか否かを判断する。リアルネームを判断する方法としては、入力された接続語に“netpia.net”のように識別字である“.”が含まれていれば既存の英文ドメインネームであると判断し、識別字である“.”が含まれていなければリアルネームであると判断する方法、接続語がリアルネームデータベースに保存されているか否かによって判断する方法等、様々な方法がある。
【００５３】
クライアント２０から提供された接続語がリアルネームである場合には、リアルネームサーバ３６は、リアルネームデータベース３３から対応する検索サーバのＩＰアドレスを提供し、クライアント２０が検索サーバ４０に接続するようにする。
【００５４】
このようにクライアントがリアルネームを利用して検索サーバに接続した後で、検索サーバ４０で提供する検索語入力ウィンドウにキーワードを入力すれば、検索サーバ４０は、キーワード処理サーバ３５にグループキーワードを要請し、これに基づいて、前述した実施例と同様に、グループキーワードを含む検索サービス及びキーワードまたはグループキーワードに対してショートカットサービスが行われる。
【００５５】
一方、前述した実施例では、検索サーバが接続仲介装置と分離された場合について説明したが、接続仲介装置が検索サーバを含むこともでき、このように接続仲介装置が検索サーバを含む場合には、クライアントが接続仲介装置のウェブページに接続した後で、該当するウェブページ上でキーワードを入力しても、前述と同様に検索及びウェブページ接続サービスが行われる。
【００５６】
この他にも、クライアントが接続仲介装置とキーワード処理業務を提携したサイトに接続して、提携サイト入力ウィンドウにキーワードを入力した場合、クライアント自体に設置されたアプリケーションプログラムがキーワード入力動作をチェックして入力されたキーワードを提供した場合にも、前述と同様に検索及びウェブページ接続サービスが行われる。また、クライアントが無線端末機で無線通信網を通じて検索サーバに接続したり、仲介接続装置で接続する場合にも、前述と同様の検索及びウェブページ接続サービスが提供される。
【００５７】
一方、本発明の実施例において、接続仲介装置が自身を通じて検索サーバに接続するクライアントの接続回数を検索サーバ毎に記録して、後に接続回数によって検索サーバ別に仲介手数料などを請求することもできる。
【００５８】
そして、本発明の実施例による検索システムは、ＷＷＷ（world wide web）の他にもネットワークを通じてサービスされるＥメール、ＦＴＰ（file transfer protocol）、テレネット（telnet）などにも適用可能である。
【００５９】
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は前記実施例に限定されず、様々な変形や変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【００６０】
【図１】本発明の実施例による検索システムの構造を示すブロック図である。
【図２ａ】本発明の実施例による検索システムの動作を順に示すフローチャートである。
【図２ｂ】本発明の実施例による検索システムの動作を順に示すフローチャートである。
Claims (8)
- ネットワークを通じて接続する複数のクライアントに検索サービスを提供する検索システムにおいて、
キーワード別にグループキーワードが保存されているグループキーワードデータベース；
ネットワークアドレス及びリアルネームが互いにマッチングされて保存されているリアルネームデータベース；
入力されるキーワードに基づいて、前記グループキーワードデータベースを検索して対応するグループキーワードを探す処理サーバ；
前記ネットワークを通じて接続するクライアントからキーワードが入力されれば、前記処理サーバにグループキーワードを要請し、前記入力されたキーワードに該当する検索情報と共に前記キーワード及びグループキーワードを含む検索結果ページを前記クライアントに提供する検索サーバ；及び、
前記クライアントが検索結果ページ上で前記キーワードまたはグループキーワードを選択すれば、前記選択されたキーワードまたはグループキーワードがリアルネームであるか否かを判断し、リアルネームである場合には前記リアルネームデータベースから選択されたキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスを前記クライアントに提供し、前記クライアントが前記ネットワークアドレスに該当するウェブページに接続するようにするリアルネームサーバ；を含む、検索システム。 - 前記検索サーバは、前記クライアントが検索結果ページ上で前記キーワードまたはグループキーワードを選択すれば、前記リアルネームサーバにネットワークアドレスを要請し、
前記リアルネームサーバは、選択されたキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスを前記検索サーバに提供し、前記検索サーバがクライアントをネットワークアドレスに該当するウェブページに接続させることを特徴とする、請求項１に記載の検索システム。 - ネットワークを通じて接続するクライアントにキーワード入力ウィンドウを提供するウェブサーバをさらに含み、前記ウェブサーバは、前記キーワード入力ウィンドウを通じて前記クライアントからキーワードが入力されれば、前記キーワードを検索サーバに提供することを特徴とする、請求項１に記載の検索システム。
- 前記グループキーワードデータベースに保存されるキーワードは、一般名詞形登録キーワードと会社名登録キーワードとを含み、
前記一般名詞形登録キーワードには該当する一般名詞形キーワードを含む少なくとも一つ以上のキーワードがグループキーワードとして対応し、前記会社名登録キーワードには団体別に販売する商品やサービスの商品名またはサービス名に該当する少なくとも一つ以上のキーワードがグループキーワードとして対応していることを特徴とする、請求項１に記載の検索システム。 - ネットワークを通じて複数のクライアント及び複数の検索サーバに接続されているシステムの検索方法において、
前記検索サーバから前記クライアントが入力したキーワードが提供されれば、前記キーワードに基づいて、グループキーワードデータベースを検索して対応するグループキーワードを探して前記検索サーバに提供する段階；及び、
前記検索サーバからキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスの要請が入力されれば、前記選択されたキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスを前記検索サーバに提供し、前記検索サーバがクライアントをネットワークアドレスに該当するウェブページに接続させる段階；を含む、検索方法。 - 前記検索サーバがクライアントが入力したキーワードに該当する検索情報と共に前記グループキーワード及び前記キーワードを含む検索結果ページを前記クライアントに提供する段階；及び、
前記クライアントが検索結果ページ上で前記キーワードまたはグループキーワードを選択すれば、前記選択されたキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスを要請する段階；をさらに含む、請求項５に記載の検索方法。 - ネットワークを通じて接続する複数のクライアントに検索サービスを提供するシステムの検索方法において、
前記クライアントからキーワードが入力されれば、前記キーワードに基づいて、グループキーワードデータベースを検索して対応するグループキーワードを探す段階；
前記キーワードに該当する検索情報と共に前記キーワード及びグループキーワードを含む検索結果ページを前記クライアントに提供する段階；及び、
前記クライアントが検索結果ページ上で前記キーワードまたはグループキーワードを選択すれば、前記選択されたキーワードまたはグループキーワードに対応するネットワークアドレスを前記クライアントに提供し、前記クライアントが前記ネットワークアドレスに該当するウェブページに接続するようにする段階；を含む、検索方法。 - 前記グループキーワードデータベースに保存されるキーワードは、一般名詞形登録キーワードと会社名登録キーワードとを含み、
前記一般名詞形登録キーワードには該当する一般名詞形キーワードを含む少なくとも一つ以上のキーワードがグループキーワードとして対応し、前記会社名登録キーワードには団体別に販売する商品やサービスの商品名またはサービス名に該当する少なくとも一つ以上のキーワードがグループキーワードとして対応していることを特徴とする、請求項５または請求項７に記載の検索方法。
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