JP2005502268A - イーサネット上でsdh/sonet自動保護スイッチングをサポートするための方法 - Google Patents

イーサネット上でsdh/sonet自動保護スイッチングをサポートするための方法 Download PDF

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Abstract

SDH/SONETのAPS標準機能を、イーサネットネットワークにおいてサポートするためのイーサネットMAC・APS制御副層(305)が提供される。一実施形態によれば、イーサネットMAC・APS制御フレーム(301B)を処理するためのイーサネットMAC・APS制御副層(305)が提供される。MAC・APS制御副層(301)は、MACクライアントAPSコントローラをサポートして、SDH/SONET・APS標準機能を全て実装可能とする。MAC・APS制御フレーム(301B)は、SDH/SONETのK1/K2APSシグナリングプロトコルをイーサネットネットワークにおいてサポートする。近い終端APSコントローラは、MAC・APS制御フレームを用いて、切替及び他のAPS動作要求中に、遠い終端APSコントローラと通信する。すると、遠い終端APSコントローラはMAC・APS制御フレーム(301B)を用いて、切替及び他のAPS動作要求に関して、近い終端及びAPSコントローラと通信する。

Description

【関連出願】
【0001】
本願は、2001年9月4日付けの同時係属中の米国仮出願第60/317,035号の優先権を、両出願に共通するすべての主題に関して主張する。上述の仮出願の開示内容は、引用してその全体をここに援用する。
【技術分野】
【0002】
本発明は、概ねネットワークスイッチング・アーキテクチャに関し、より詳細にはイーサネットネットワークにおけるSDH/SONET自動保護スイッチング(APS)機能のサポートに関する。
【背景技術】
【0003】
SDH/SONET(同期ディジタルハイアラキ/同期式光ファイバ網)標準は、元々ボイスネットワークで用いるために発達した。SDHは、北米で発達したSONET標準と実質的に同一のヨーロッパ版標準である。SDH/SONETは、コネクション型同期式TDM回線交換技術を含んでいる。SDH/SONET構成のネットワークは、同一のクロックドメインで動作する(例えば、ネットワークの全ての部分がプライマリクロックを基準としている)。このネットワークは、各回線に固定帯域幅タイムスロットを割り当てる。SDH/SONETアーキテクチャは、スイッチ内のポート間にエンドツーエンドパスを確立する物理回線構成が存在するという点で、コネクションに基づいたプロトコルである。SDH/SONETネットワーク内を伝わる信号におけるデジタル伝送は、同一の速度で行われるが、任意の2つの信号伝送間には、伝送システム内での時間遅れ又はジッタに起因する位相差が発生することがある。
【0004】
イーサネットは主としてデータネットワークとして発達した。SDH/SONETとは対照的に、イーサネットは、コネクションレス型非同期式キャリア検知多重アクセス/衝突検出(CSMA/CD)パケットスイッチング技術である。イーサネットアーキテクチャは、SDH/SONETアーキテクチャのような単一クロックドメインには依存しない。イーサネットアーキテクチャは、データを含んだ一連のパケットをネットワーク上で送信する。パケットを送る必要があれば、送信機はパケットを随時送信しようとする。イーサネットアーキテクチャは、パケットがネットワーク内のノードからノードへ論理或いは物理回線を確立することなく伝わるという意味においてもコネクションレス型である。エンドツーエンドパスは、「ブリッジング」とよばれる処理を介して発見される。イーサネットは、基本的に構内情報通信網(LAN)技術である。
【0005】
SDH/SONETネットワークは、信頼性の高い、保証された利用可能帯域幅の低ジッタ接続を提供する。これら特徴は、ボイス品質ネットワークに必要なものである。しかし、SDH/SONETは帯域幅の点で非効率的であり、他の多くのネットワークアーキテクチャに比べてオーバヘッドが多くなる。対照的に、イーサネットネットワークは、より信頼性が低い、ベストエフォート式転送の低コスト帯域幅接続を提供する。これら特徴は、データ品質ネットワークに適したものである。イーサネットは、伝送が保証されておらず、オーバーヘッドも低く、SDH/SONETに比べてサポートされる動作機能が少ない。SDH/SONETでは、回線が一旦確立されると、帯域幅がアプリケーションに割り振られてしまい、そのアプリケーションがその帯域幅を使用していなくても、他のアプリケーションがそれを使用することはできない。イーサネットでは、アプリケーションが帯域幅を利用するのは、パケット伝送に帯域幅が必要な時だけである。
【0006】
SDH/SONETネットワークでは、自動保護スイッチング(APS)機能が知られている。SDH/SONET標準は、APSコントローラを、「APSプロトコル内で搬送される情報の生成と終了、及びAPSアルゴリズムの実装の役割を果たすノードの一部」と定義している。SDH/SONET標準は、APSシグナリングプロトコル及びAPS(K1/K2)バイトも定義している。また、SDH/SONET標準は、リニア保護、リング保護、及びメッシュ保護のための様々なアルゴリズムも定義している。SDH/SONET・APS機能は、50ミリ秒切替、単方向性及び双方向性切替、復帰及び非復帰切替、手動または自動切替をサポートできる。更に、SDH/SONET・APS機能は、リニア、リング、及びメッシュトポロジ、並びにライン及びパス保護もサポートできる。APS機能は、回線障害が発生した場合は回線の切り替えが可能で、光ネットワークシステムでしばしば用いられている。概して、APSは、ネットワークを「動作(原語:working)」インターフェースと「保護」インターフェースとの集まりに編成する。動作インターフェースに障害が発生すると、保護インターフェースがその動作インターフェースのトラフィック負荷の処理を直ちに引き受ける。APSでは、動作ポート/リンク及び保護ポート/リンクがある。ネットワークシステムが初期化され、完全に機能する状態になれば、動作ポート/リンクがアクティブ状態となり、保護ポート/リンクは待機モードを維持する。動作中に機器障害が発生すると、保護ポート/リンクがアクティブポート/リンクになり、障害を起こした動作ポート/リンクの動作を引き継ぐ(すなわち、保護ポート/リンクが新たな動作ポート/リンクとなる)。公知のAPSシステムでは、この切替時には50ミリ秒未満の最小限のトラフィック中断が起こりうる。
【0007】
ボイスネットワークでは、SDH/SONET・APS標準の機能は、アーキテクチャに、リング、リニア、またはメッシュトポロジの機器障害から50ミリ秒未満で保護を提供する。データネットワークがボイストラフィックをサポートするには、ネットワークが、回復時間と、異なるネットワークトポロジとの協働(すなわちリング及びリニアトポロジをサポート)と、に関して同一レベルの保護を提供する必要がある。イーサネットは、最も一般的なデータネットワーク・データリンク層プロトコルである。APS機能を提供するイーサネット標準は存在しない。
【0008】
イーサネットネットワークでは、幾つかの標準及びプロプラエタリ技術がリンク障害をサポートしている。スパンニングツリー・プロトコル(STP)IEEE802.1D標準は、トポロジ変更を提供する。STPは、構成メッセージを送信し、構成メッセージ及び幾つかのタイマを監視することでトポロジを計算し、維持する。これら構成メッセージは、「ハロータイマ」がタイムアウトする度に発せられる。典型的にはこれは2秒に設定される。これは、STPが、リンクAPS・SDH/SONET標準に関して要求されている50ミリ秒をサポートできないことを意味する。STPドメイン内のノードの数が増えるにつれ、STP収束も大幅に低下する。収束に数分かかることもあり得る。ポーリングのため、STPはある程度の帯域幅も消費する。STPは、主としてループ解決のために設計されており、トポロジは頻繁に変更されないだろうというのが元々の前提であった。STPでは、障害からの迅速な回復はそれほど重要視されていなかった。データネットワークでは、迅速な回復は必要条件でない場合が多い。
【0009】
リンク集約(LA)IEEE802.3ad標準は、集約リンクをサポートするために設計されている。リンク集約の一機能は、集約リンクにおける物理リンク障害の何れかの可能性をサポートすることである。リンク集約制御プロトコル(LACP)は、「協同するシステム間で自動的に集約を構成し、維持すること」と定義されている。メッセージは定期的且つ周期的に発せられる。典型的には、この周期は高速では毎秒、低速では30秒ごとである。これは、リンク集約も50ミリ秒の回復をサポートしないことを意味する。この標準が正式に承認される前には、シスコシステムズ(原語:Cisco Systems)が開発した最もよく知られたファースト・イーサチャンネル(原語:Fast EtherChannel)製品などの、リンク集約の幾つかのプロプラエタリ実装技術が存在した。
【0010】
最近、キャリアネットワークに関して50ミリ秒の回復要件を達成するようになった幾つかのプロプラエタリ技術が開発されている。こうした技術は、イーサネットに基づくものと、新たな非イーサネットに基づくものという2つの主たる範疇に分けることができる。イーサネットに基づくシステムでは、殆どの技術が、リンク障害を検出するための20ミリ秒に基づく「ハートビート」または「ハロー」プロトコルポーリングを、上位層ソフトウェアと共に使って、50ミリ秒以内の回復を行う。アトリカ(原語:Atrica)社のアトリカ・レジリエント・イーサネットアクセス(AREA)フレームワーク技術は、その一例である。オッカムネットワーク(原語:Occam Networks)社のイーサネット保護スイッチング(EPS)技術も、その一例である。インターネットフォトニクス(原語:Internet Photonics)社は、イーサネットのフレーム間ギャップを用いて同様の機能をサポートしている。
【0011】
上記以外にも、高速回復に関する問題を解決しようとするイーサネットでの開発努力が進められている。高速スパンニングツリー・プロトコル(RSTP)IEEE委員会はSTPの修正に取りかかっているが、現時点では、保証収束/回復要件は1秒であり、50ミリ秒ではない。イーサネットファーストマイルIEEE委員会も、50ミリ秒の回復をサポートするイーサネットの修正に取り組んでいる。
【0012】
定義されているイーサネットに基づかない技術には、メトロイーサネットフォーラムが含まれ、これは保護をサポートするためマルチラベル・プロトコルスイッチング(MPLS)を用いる。レジリエントパケットリング(RPR)技術は、RPRアライアンスにより定義されている。RPRは、イーサネットプロトコルとは互換性がない新しいプロトコルだが、リングにおける50ミリ秒の回復をサポートするよう設計されている。
【0013】
上述の技術の殆どは、イーサネットの限られた機能性しか解決しない。典型的には、これら技術が50ミリ秒の保護をサポートするのは、リニアまたはリング環境の一方であって、両方ではない。更に、これらはリンク障害に限定されている。これらは、SDH/SONET・APS標準により定義されている能力の一部にしか対処しない。
発明の概要
【0014】
本発明の分野において、イーサネットネットワーク上で、SDH/SONET・APS標準により定義されているAPS機能に対する必要性が存在する。本発明は、この必要性に対処するための新たな解決策に関するものである。
【0015】
本発明の例示的な一実施形態によれば、メディアアクセス制御(MAC)自動保護スイッチング(APS)機能をサポートするためのMACハードウェアが、単一のMAC・APS制御副層及び複数のMAC副層を備える。
【0016】
本発明の例示的局面によれば、前記複数のMAC副層は、更にリンク集約副層を含む。前記複数のMAC副層は、少なくとも1つのMAC制御副層を更に含む。前記MAC・APS制御副層は、MAC内部に位置することができる。MAC制御層は、制御フレーム内にあるオプションのVLANタグを処理できる。前記MAC・APS制御副層は、MACハードウェア内部に実装することができる。前記MAC・APS制御副層は、リンク集約副層が形成する論理リンクのAPSをサポートする。前記MAC・APS制御副層は、物理リンクのAPSをサポートする。前記MAC・APS制御副層は、ネットワーク層パスのAPSをサポートする。前記MAC副層は、イーサネットスイッチ装置及びイーサネットMAC装置の少なくとも一方において実装可能である。前記MAC・APS制御副層は、イーサネットMAC制御APSフレームを処理する。前記MAC・APS制御副層は、イーサネットMAC制御APS状態を維持する。
【0017】
本発明の更なる局面によれば、APSフレームが検出された時は、MAC・APS制御層が、MACクライアントAPSコントローラを呼び出すための割込みを生成する。APS状態の変更が検出された時は、MAC・APS制御副層が、MACクライアントAPSコントローラを呼び出すための割込みを生成する。前記MAC・APS制御副層は、イーサネットMACクライアントAPSコントローラと情報のやりとりをする。
【0018】
本発明の別の局面によれば、イーサネットPHYハードウェア装置が、少なくとも1つの物理副層を含む。前記少なくとも1つの物理副層は、ポート/リンク障害が検出されると、MACクライアントAPSコントローラを呼び出すための割込みを生成する。
【0019】
本発明の別の局面によれば、SDH/SONET・APSシグナリングプロトコルをサポートするためのイーサネットMAC・APS制御フレームが、標準イーサネットフレーム・プリアンブルフィールドを含む。前記制御フレームの付加的要素は、標準イーサネットのフレーム開始デリミタフィールドと、標準イーサネットの宛先MACアドレスフィールドと、標準イーサネットの発信元MACアドレスフィールドと、オプションの標準イーサネットのVLANタグフィールドと、標準イーサネットのタイプフィールドと、標準イーサネットのMAC制御操作符号フィールドと、複数の標準イーサネットのMAC制御パラメータであって、操作符号固有のMAC制御パラメータと、標準イーサネットのフレーム検査シーケンスフィールドとを含む。
【0020】
本発明の更なる局面によれば、前記イーサネットMAC制御操作符号は、論理リンク障害と、物理リンク障害と、パス障害とを区別する機能を更に含む。また、前記複数のイーサネットMAC制御パラメータは、SDH/SONETのK1バイトを含むK1ワードフィールドと、SDH/SONETのK2バイトを含むK2ワードフィールドと、ポートIDフィールドと、スロットIDフィールドと、シャーシIDフィールドと、ブリッジIDフィールドと、ノードID/IPフィールドと、ゼロまたは1以上のオクテットのゼロ値とを更に含む。
【0021】
本発明の別の局面によれば、イーサネットMACクライアントが、少なくとも1つのMACクライアントを含む。前記MACクライアントは、ネットワーク層プロトコル及びスイッチの転送機能の少なくとも1つを含む。前記MACクライアントは、少なくとも1つのMAC制御クライアントAPSコントローラを含むことができる。
【0022】
本発明の他の局面によれば、MACハードウェア及びPHYハードウェア上でAPS機能を提供する方法が、近い終端ネットワークノードにおいて第1リンクにおける障害を検出する段階を含む。ポート/リンク障害が検出されると、物理層が、MACクライアントAPSコントローラを呼び出すための割込みを生成する。前記障害を修正するため第2リンクに切り替えられる。回復機能を提供すべく、前記方法は50ミリ秒以内で実行できる。
【0023】
本発明の他の局面によれば、MACハードウェア上でAPS機能を提供する方法には、近い終端のMAC・APS制御副層が、APS要求を含んだMAC・APS制御フレームを、MAC・APS制御フレームバッファから受信する段階が含まれる。前記近い終端のMAC・APS制御副層は、MAC・APS状態ハードウェアレジスタを更新して、前記APS要求の受信を反映する。前記MAC・APSハードウェアは、受信したMAC・APS制御フレームのマスク可能割込みを提供する。前記近い終端のMAC・APS制御副層は、前記APSコントローラを呼び出すための割込みを生成する。前記APSコントローラは、前記APS要求を処理する。前記APS要求は、APS・K1/K2シグナリングプロトコルを用いた切替要求及びAPS管理要求の少なくとも1つを含むことができる。手動及び自動切替APS要求の少なくとも1つが可能である。前記方法は、論理障害と、物理障害と、パス障害とを区別する段階を更に含むことができる。回復機能を提供すべく、前記方法は50ミリ秒以内で実行できる。
【0024】
本発明の他の局面によれば、MACハードウェア上でAPS機能を提供する方法には、近い終端のMAC・APS制御副層が、伝送すべきAPSコントローラ要求を受信する段階が含まれる。前記MAC・APS制御副層は、要求された制御パラメータを備えたAPS制御フレームを作成する。前記近い終端のMAC・APS制御副層は、前記MAC・APS制御フレームを伝送する。前記APSコントローラ要求は、APS・K1/K2シグナリングプロトコルを用いた切替要求及びAPS管理要求の少なくとも1つを含むことができる。前記APSコントローラ要求は、手動及び自動切替APS要求の少なくとも1つを更に含むことができる。回復機能を提供すべく、前記方法は50ミリ秒以内で実行できる。
【0025】
本発明の他の局面によれば、イーサネットプロトコルネットワーク上でAPS機能を提供する方法が、第1ポート/リンクにおける障害を被る段階を含む。割込みが生成される。前記割込みはAPSコントローラに転送される。前記APSコントローラは、前記第1ポート/リンクから第2ポート/リンクへの切替を開始する。回復機能を提供すべく、前記方法は50ミリ秒以内で実行できる。
【0026】
本発明の他の局面によれば、イーサネットプロトコルネットワーク上でAPS機能を提供する方法が、APS要求を備えたAPS制御フレームを受信する段階を含む。前記APS制御フレームのAPS要求は処理される。割込みが生成される。前記割込みはAPSコントローラに転送され、該APSコントローラが前記受信したAPS要求を処理する。回復機能を提供すべく、前記方法は50ミリ秒以内で実行できる。更に、前記方法は、リニア、リング、及びメッシュトポロジに関する標準SDH/SONET・APS機能のサポートを、SDH/SONET・APSシグナリングプロトコルのSDH/SONET・K1/K2バイトを用いて、イーサネットプロトコルネットワークに提供する。
【0027】
本発明の他の局面によれば、イーサネットプロトコルネットワーク上でAPS機能を提供する方法が、APS要求をAPSコントローラクライアントから受信する段階を含む。前記APS要求を備えたAPS制御フレームが作成される。前記APS制御フレームが伝送される。回復機能を提供すべく、前記方法は50ミリ秒以内で実行できる。更に、前記方法は、リニア、リング、及びメッシュトポロジに関する標準SDH/SONET・APS機能のサポートを、SDH/SONET・APSシグナリングプロトコルのSDH/SONET・K1/K2バイトを用いて、イーサネットプロトコルネットワークに提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
本発明の例示的な一実施形態は、標準SDH/SONET・APS機能をイーサネットアーキテクチャ内に実装することに関する。イーサネットアーキテクチャ内でSDH/SONET・APS機能をサポートするため、本発明はイーサネットMAC制御副層を拡張する。イーサネットMAC制御副層は、データリンク層(第2層、後述する)の副層である。MAC制御副層は、MAC(共有または専用通信チャンネルへのアクセスを確保する際に用いられるエンティティまたはアルゴリズムであるメディアアクセス制御)と、そのMACのクライアント(典型的には、このクライアントはネットワーク層プロトコルか、ブリッジまたはスイッチにより実現されるリレー機能である)との間に位置する。このMACのクライアントは、MAC制御副層を使ってイーサネットMACの動作を制御できる。MAC制御副層の実装は、イーサネット標準ではオプションである。
【0029】
本発明の幾つかの局面には、イーサネットMAC・APSをサポートするのに利用可能なイーサネットMAC・APS制御プロトコルが含まれる。このイーサネットMAC・APS制御プロトコルはMAC制御副層を拡張して、APS機能をサポートするために、イーサネットMACマルチキャストまたはユニキャストアドレス、及びMAC制御操作符号を利用する。このMAC・APS機能は、全二重イーサネットリンク上でSDH/SONET・APSを実現する。MAC・APSフレームは、SDH/SONET・APS標準に記載されているようなK1/K2バイトを含む。MAC・APSは、公知のSDH/SONET・APSと同一の様態で動作する。APSコントローラは、イーサネットMAC・APS制御副層のクライアントとなりうる。このAPSコントローラは、本発明の局面に従って提供されたイーサネットMAC・APSインフラストラクチャを用いて、標準APS機能を実装する。
【0030】
図1乃至6では類似した部品には類似した参照番号を付加してあり、本発明に従ってSDH/SONET・APSをイーサネット環境で実装するための方法の例示的実施形態を示す。図示した代表的な実施形態を参照して本発明を説明するが、本発明は多くの代替形式で実施できることは理解すべきである。通常の技能を備えた当業者であれば、本発明の精神及び範囲と調和させつつ、要素又は材質の寸法、形状、又は種類などの開示した実施形態のパラメータを変更する様々な方法があることも理解するはずである。
【0031】
本明細書で記載する例示的な実施形態の動作を十分に理解するためには、ネットワークを幾つかの階層からなるものと見なす開放型システム間相互接続(OSI)ネットワーク階層を理解するのが助けになる。この階層構造では、第1層は、ネットワーク内で信号の伝送を行う要素を含んだ物理層である。第2層はデータリンク層であり、第1層という下にある物理チャンネル上で装置間における直接通信を可能とするサービスを提供する。第3層はネットワーク層であり、複数データリンクを介した局と局との間のデータ引き渡しの役割を果たす。ネットワーク層は、パケットをネットワーク上で経路指定する役割を果たす。第4層はトランスポート層で、ネットワーク上の局と局と間でのプロセス間通信を可能とする、エラーのない、順序番号付きで、引き渡し保証付きのメッセージサービスを提供する。第5層はセッション層であり、アプリケーション間での通信の確立を取り扱う。この層はセキュリティアプリケーションに役立つ。第6層はプレゼンテーション層であり、ローカルデータを表示する様々な方法を用いて、ネットワーク接続されたシステム間でのデータ共有を可能とする。最後に、第7層はアプリケーション層である。この層は、Eメールやファイル転送機能などの一般的なアプリケーション機能を提供する。
【0032】
SDH/SONETでは、APSは、物理層(すなわち第1層)においてノード間のポート/ライン保護を提供する。幾つかのトポロジがAPSをサポートでき(例えば、リング、リニア、またはメッシュトポロジ)、幾つかのレベルの保護が可能である(例えば、1+1、N+1、及びN:1)。今後の説明の目的では、APSは、ノード間での1+1APS構成を用いて説明する。N+1のAPS構成もN:1のAPS構成も、同様のアーキテクチャでサポートできる。APSの「1+1」アーキテクチャは、概して2本の伝送路またはパスを配列して、情報がそれぞれの伝送路またはパスを同時に伝搬していく。この接続は単方向性でも、双方向性でもよい。更に、この「1+1」のアーキテクチャは、それぞれの動作インターフェースまたは回線と対になっている保護インターフェースまたは回線を提供する。しばしば、保護回線及び動作回線は、挿入/分岐マルチプレクサとインターフェース接続されており、このマルチプレクサが同一のトラフィック負荷を動作回線及び保護回線に送る。
【0033】
保護回線内では、APS接続の現在の状態を示す情報が、回線内を連続的に流れており、任意の動作要求を搬送する。この情報は、動作回線と保護回線とを同期させるのに使用できる。
【0034】
本発明は、リニア及びリング保護、リング及びメッシュトポロジをサポートでき、更に、物理リンク、論理リンク、及びパス保護を提供する。しかし、本発明を明瞭に説明するため、本明細書の記述はリニアAPS構成を用いる。通常の技能を備えた当業者であれば、リング及びメッシュトポロジ保護も本発明の諸局面に従って実現可能なことは理解するはずである。パスレベルの保護も、適切な発信元及び宛先イーサネットMACアドレスを提供することで、本発明のアーキテクチャによりサポートできる。
【0035】
図1A及び1Bは、2つのノード間のAPS構成を示す。第1ノード102及び第2ノード103という2つのネットワーク要素すなわちノードがある。第1ノード102は、第1リンク104に沿って延伸する第1ファイバ対を備え、第2ノード103は、第2リンク105に沿って延伸する第2ファイバ対を備える。第1リンク104及び第2リンク105は、第1及び第2ノード102及び103を、それぞれ第1APSポート対110及び第2APSポート対112で接続する。各ノード102及び103内では、ノード102及び103の進入ポートと出口ポートの間に接続106、107、108、及び109が存在する。実線の矢印はアクティブ状態のトラフィックを表し、破線の矢印は待機トラフィックを表す。分かり易くするため、図1A及び1Bは一方向のトラフィックの流れのみを示す。双方向性アーキテクチャの場合は、残りの一方向は、図示した矢印とは反対方向の同一トラフィックパターンを具備する。図1A及び1Bは、APSトラフィックの前後の状態(すなわち、伝送路割込み前と、ファイバがファイバ切断111において切断されて、伝送路割込みを起こした後)を示す。
【0036】
APSにおいて、図1A及び1Bに示したように、1つのリンク(104または105)は、様々な種類の障害を予期し、それらに対処するために他のリンク(104または105)により保護されている。こうした障害には、ノード故障、カード故障、及びポート故障などの機器の障害、或いはケーブル/ファイバ切断などのリンク障害が含まれる。通常、こうしたエラーはハード障害と呼ばれる。ソフト障害と呼ばれる2番目の種類のエラーには、リンクにおいて著しいビットエラー速度が発生した場合が含まれる。
【0037】
第1リンク104は、第1ノード102と第2ノード103との間に延伸する動作ポート/リンクをサポートする。第2リンク105は、第1ノード102と第2ノード103との間に延伸する保護ポート/リンクをサポートする。リンク104または105のどちらが動作ポート/リンクとしてアクティブとなり、どちらが保護ポート/リンクとなるかは、ノード102及び103のAPSコントローラの状態による。図1Aでは、第1リンク104が、アクティブ状態の動作ポート/リンクである。データフレームは、第1動作接続106及び第1保護接続107の両方に伝送される。こうしたフレームの伝送はブリッジングと呼ばれる。データフレームは、第1リンク104の動作ポート/リンク及び第2リンク105の保護ポート/リンクに沿って伝搬する。すると、これらデータフレームは、アクティブな第2動作接続108に沿って第2ノード103を通過するが、待機中の第2保護接続109内を伝搬することはない。セレクタが、フレームを受信するためにどちらのパスを用いるかを選択できる。ブリッジング及びセレクタの実装には、電気的インターフェース用のYコネクタ及び電気的或いは光インターフェース用の2x2クロスコネクトスイッチチップなどのデュアルキャスティング(原語:dual casting)をサポートするハードウェアを用いればよい。シリアルバス・アーキテクチャを用いることもできる。
【0038】
例えば、図1Bのファイバ切断111により、第1リンク104の動作ポート/リンクで障害が発生すると、第2ノード103内の受信機(図示しない)が、ハードウェアにおけるリンク障害を検出して、MAC・APSクライアントに割込みを生じさせる。すると、これが、第2リンク105の保護ポート/リンクへの切替を開始する。第2動作接続108は待機状態に移行し、第2保護接続109がアクティブとなる。すると、データフレームは、第1保護接続107から、第2リンク105の保護ポート/リンクに沿って第2ノード103の第2保護接続109へ伝搬することによって、第1ノード102と第2ノード103との間で継続可能となる。
【0039】
図2は、イーサネットMAC・APS制御アーキテクチャを示す。MACクライアントすなわち上位層201は、例えば、IPなどのネットワーク層プロトコルまたはスイッチの転送機能でよい。図示した実施形態では、MACクライアント201は、APSコントローラ機能も実現できる。MACクライアント201内のAPSコントローラは、APSの状態を管理し、様々なエラーや切替命令に反応する。
【0040】
MAC・APS制御副層202は、リンク集約副層203が形成する論理リンクのAPSをサポートする。リンク集約副層203は、複数の物理リンクの、単一集約リンクへの集約を可能とする。集約リンクは、論理リンクの一形態である。更に、MAC・APS制御副層204A、204B、及び204Cは、物理リンクのAPSをサポートする。標準MAC制御副層205A、205B、及び205Cは、現在定義されている全てのMAC制御フレーム(例えば、入力バッファ過負荷により、スイッチがデータフレームを不要に廃棄することを防止する一時停止フレーム)をサポートする。全てのMAC制御副層205A、205B、及び205Cはオプションである。標準MAC副層206A、206B、及び206Cは、媒体へのアクセスを制御する。標準PHY副層207A、207B、及び207Cは、伝送媒体の物理層信号を実装する。
【0041】
SDH/SONET・APSが、双方向切替、強制排除、及び幾つかの他のAPS機能をサポートするには、SDH/SONET・APSは、APS・K1/K2シグナリングプロトコルのサポートを必要とする。K1/K2シグナリングプロトコルは、SDH/SONETシグナリングに用いられる実際のバイトに関連する。より具体的には、SDH/SONETアーキテクチャにおけるK1バイト及びK2バイトは、双方向自動保護スイッチングに関する伝送路終了エンティティ間の保護シグナリングと、警報表示信号(AIS−L)及びリモート障害表示信号(RDI)の検出とに用いられる。
【0042】
MAC制御副層は拡張して、イーサネットによるK1/K2シグナリングプロトコルのサポートを可能にすることで、APS機能を提供する。更に、MAC制御副層は拡張して、MAC制御フレームにVLANタグのオプションサポートを提供する。本発明の局面は、図2に示したように、イーサネットMAC・APS制御副層202、204A、204B、及び204Cを導入する。イーサネットMAC・APS制御副層202、204A、204B、及び204Cは、イーサネットMAC制御APSフレームを含み、これは、公知のSDH/SONET標準におけるK1/K2バイトの定義に従ったK1/K2バイトを含む。MAC・APS副層202は、リンク集約副層203(論理ネットワークインターフェース層)及び/または物理ネットワークインターフェース層202A、204B、及び204CにおけるMAC・APSをサポートできる。同一の物理ハードウェアを用いて、MAC・APS副層202、204A、204B、及び203CのAPSシグナリングプロトコルを処理できることに注目されたい。
【0043】
イーサネットにおけるAPSは、フレーミングを修正するかAPSシグナリングプロトコルのフレーム間ギャップを用いることで、フレーミング処理におけるSDH/SONETのように、物理層(第1層)で実装できる。或いは、これは、本発明の分野で公知の一時停止機能またはリンク集約機能のように、イーサネットMAC制御副層で実装できる。イーサネットフレーミングを修正してAPSを実装すると、後方互換性がなくなり、末端ユーザや業界で標準化することが困難になる。更に、イーサネットフレームは送信すべきデータが存在する時にしか伝送されないので、イーサネットフレーミングの修正は部分的な解決策にしかならない。送信すべきデータがない場合は、APS信号を搬送するイーサネットフレームは存在しない。反対に、SDH/SONETでは、フレームは常時生成されている(データまたはアイドル)。従って、APSをイーサネットMAC制御副層で実装すれば、APSシグナリングが、普通のイーサネット様式でイベント及びパケット駆動となる。
【0044】
図3は、イーサネットMAC・APS制御副層の内部アーキテクチャを示す。上述したように、MACクライアントすなわち上位層306は、例えば、IPなどのネットワーク層プロトコル、またはスイッチの転送機能でよい。図示した実施形態では、MACクライアント306は、MAC・APSコントローラ305の機能も実装できる。MAC・APSコントローラ305は、MAC・APSの状態を管理し、様々なエラーや切替命令に反応する。
【0045】
MAC・APS制御副層301は、リンク集約副層304が形成する論理リンクのAPSをサポートする。リンク集約副層304は、多数の物理リンクの、単一論理リンクへの集約を可能とする。MAC・APS制御副層302A、302B、及び302Cは、物理リンクのAPSをサポートする。標準MAC制御副層307A、307B、及び307Cは、現在定義されている全てのMAC制御フレーム(例えば、一時停止フレーム)をサポートする。全てのMAC制御副層はオプションである。標準MAC副層308A、308B、及び308Cは、媒体へのアクセスを制御する。標準PHY副層303A、303B、及び303Cは、伝送媒体への物理層信号を実装する。
【0046】
MAC・APS制御副層301は、MAC・APS制御オペレーション301Aを含み、これは、MAC・APS制御フレームバッファ301Bから受信したMAC・APS制御フレームに基づいてMAC・APS状態301Cを管理する。MAC・APS制御オペレーション301Aは、更に、APS・K1/K2の状態に変更があると、伝送路314に沿って割込みを生成する。MAC・APSコントローラ305は、MAC・APS状態301Cにアクセスできる。MAC・APS状態301Cは、様々な割込み状態レジスタ、K1/K2バイト状態レジスタ、受信したAPS操作符号、及び他のAPSに関連した情報を含む。また、MAC・APSコントローラ305は、MAC・APS制御フレームをMAC・APS制御フレームバッファ301Dから送信でき、MAC・APS状態301Cにレジスタを設定することで、MAC・APSコントローラ305により構築できる。
【0047】
図3に示したように、このイーサネットMACアーキテクチャは、MAC・APS制御副層301、302A、302B、及び302Cをサポートするように修正されている。このイーサネットMACアーキテクチャは、MAC・APS制御フレームバッファ301B及び301Dの、MAC・APS制御オペレーション301AにおけるAPS処理をサポートし、MAC・APS状態301Cを維持し、更に、MAC・APS制御フレームが受信された場合且つ/またはMAC・APS状態301CにおいてAPS状態に変更があった場合は、伝送路314を介して割込みを生成する。
【0048】
このイーサネットハードウェアは、ポート障害またはリンク障害に起因するハード障害による、物理層303A、303B、及び303Cからの割込みをサポートする。同様に、このイーサネットハードウェアは、予め構成された閾値を上回るエラー率などのソフト障害もサポートする。このイーサネットハードウェアは、上位層及びMAC・APSコントローラ305が、アクセス伝送線313を介してK1/K2バイトなどAPSの現在の状態にアクセスするための付加的レジスタを、MAC・APS状態301Cにおいて提供する。
【0049】
専用MAC・APS制御フレームバッファ301B及び301Dは、MAC・APS制御フレームをそれぞれ受信及び伝送する。MAC・APS制御フレームバッファ301B及び301Dの存在により、制御フレームの待ち行列先頭遮断(原語:head of queue blocking)が防止され、SDH/SONET標準に従ってリンク切替が50ミリ秒以内で実行できるようにする。イーサネットハードウェアは、付加的に、APS機能に関する別個の制御及びマスク可能状態レジスタを、MAC・APS状態301Cにおいて提供してもよい。MAC・APS制御フレームバッファ301DからのMAC・APS制御フレーム(伝送)には、ハードウェアパス312を用いてMAC・APSコントローラ305がアクセスできる。このアクセスはレジスタとしても、MAC・APS制御フレームバッファ301Dへの直接アクセスを介しても実現できる。受信したデータフレームは、クライアントフレーム受信パス310を介してMACクライアント306まで直接通過する。MACクライアント306伝送データフレームパス311は、MACクライアント306データフレームをMACハードウェアに直接送信する。
【0050】
図3に示したMAC・APS制御副層は、リンク集約副層304の下に配置して、MAC・APS制御副層302A、302B、及び302Cの個別の物理リンクを保護してもよい。或いは、MAC・APS制御副層は、論理リンクを保護するようにリンク集約副層304の上に配置してもよい。同一アーキテクチャが何れの場合もサポートする。これら異なる場合を区別するため、異なるMAC制御操作符号を用いる。
【0051】
近い終端ノード(伝送の発信元により近いノード)で障害がローカルで検出された場合は、イーサネットPHY層303A、303B、303Cが割込み伝送路314を介して割込みを生成し、これにより、MAC・APSコントローラ305を呼出し、次に切替を引き起こす。
【0052】
遠い終端ノード(伝送の宛先により近いノード)で障害がリモートで検出され、切替を要求する場合は、それが、K1/K2バイトの必要性に従って、適切なAPS命令及び情報を付けてMAC・APS制御フレームバッファ301DからMAC・APS制御フレームを送る。近い終端ノードでMAC・APS制御フレームが受信されると、近い終端のMAC・APS制御副層301A、302Aは、このMAC・APS制御フレームをMAC・APS制御フレームバッファ301Bから受信し、この新たな要求を反映するためにMAC・APS状態301CにおけるMAC・APSハードウェア状態/レジスタを更新する。MAC・APS状態301CにおいてMAC・APS状態のバイトに変更があれば、ハードウェアが受信したMAC・APS制御フレームのマスク可能割込みを提供する。こうした割込みが起これば、それがMAC・APSコントローラ305を再び呼び出し、このコントローラがAPS切替を実行する。
【0053】
伝送方向では、K1/K2レジスタがMAC・APS状態301Cに存在するように、またAPSコントローラ305がMAC・APS制御フレームを送信する必要がある時は、コントローラ305が、MAC・APS制御フレームバッファ301Dに制御レジスタのハードウェアパス312を介して書き込みするように、ハードウェアを実装できる。
【0054】
本発明の諸局面をMAC層で実装するための幾つかの実施形態がある。論理または物理の内どちらのMAC・APSコンテキストが任意の例で存在するかを区別するため、以下に示す幾つかの処理の何れかが発生する。1つの実装は、MAC制御フレーム、マルチキャスト宛先アドレス01−80−C2−00−00−03、タイプ0x8808、及び物理APS、論理APSフレーム、及びパスAPSフレームの3つの操作符号を用いるものである。2番目の実装は、操作符号の代わりに異なるフレームタイプを利用できる。或いは、一実施形態では、MAC・APSを、イーサネット標準で定義されているスロープロトコルの1つのクラス(単位時間に所定の最大フレーム数以外は決して発信しないプロトコルクラス)として実装できる。更に、別の実施形態は、ベンダ固有の、マルチキャスト宛先アドレスを用いた実装を含む。通常の技能を備えた当業者であれば、上述の実施形態及び具体的に指定されていない他の実施形態を様々に組み合わせて使用可能なことは理解するはずである。後述する例示的な一実施形態は、最初の選択肢を用いて本発明を実装したものである。
【0055】
図4は、例示的なイーサネットMAC・APS制御フレーム400の形式を示す。全てのイーサネットフレームは、それぞれが値0x55を含む7バイトのプリアンブル401から始まる。フレーム開始デリミタ(SFD)402は、値0xD5を含んでいる。宛先アドレス403は、MAC・APSオペレーションに予約した固有のマルチキャストアドレス01−80−C2−00−00−03を含む。これは802標準委員会に登録する必要がある。宛先アドレス403は、宛先ポートのユニキャストMACアドレスでもよい。宛先ポートは、システムソフトウェアなどの外部機構を介して構成することとなろう。宛先アドレス403は6バイトを必要とする。発信元アドレス404も6バイトを必要とし、当該MAC・APSフレームを送信する発信元インターフェースのユニキャストアドレスを含む。VLANタグフィールド410はオプションで、このフィールドの最初の2バイトに標準VLANプロトコルID0x8100を含み、2番目の2バイトは、VLAN識別子、優先順位、及びタグ制御情報ビットを含む。これらは802.1Q/1p標準により定義されている。タイプフィールド405は、全てのMAC制御フレームに使用される予約値0x8808を含み、2バイトを必要とする。MAC・APS物理リンクレベルに関するMAC・APS制御操作符号406は、0x0002である。MAC・APS論理リンクレベルに関するMAC・APS制御操作符号406は、0x0003である。MAC・APSパスレベルに関するMAC・APS制御操作符号406は0x0004である。これは802標準委員会に登録する必要がある。全ての場合において、MAC・APS制御操作符号406は2バイトを必要とする。MAC・APS制御パラメータフィールド407は、K1ワード407A及びK2ワード407Bと呼ばれる2つのパラメータが占める。これらは4バイトの符号無し整数で、標準的なSDH/SONET・APSのK1及びK2バイトを含む。ワード長を使用することで、K1バイトの増加に対処し、K2バイトに16局を上回るIDを入れることが可能となる。MAC・APS制御パラメータ内には、ポートID407C、スロットID407D、シャーシID407E、ブリッジID407F、及びノードID/IP407Gに関する付加的なオプションフィールドも含まれる。これらフィールドは、パスAPS保護を行う場合は障害特定のために用いることができ、図示したバイト数を必要とする。警告を発したり、障害が発生した場所の状態を報告したりするため、外部ソフトウェアがこれらのフィールドを用いることができる。予約フィールド408は、将来の拡張のために確保されており、全てゼロに設定される。フレーム検査シーケンス(FCS)フィールド409は、宛先アドレス403から予約フィールド408の終端までのフレームの内容を計算したチェックサムである。
【0056】
図5は、イーサネットMAC・APSオペレーションの例示的な一実施形態を示す。MACクライアントすなわち上位層501は、例えば、IPなどのネットワーク層プロトコルまたはスイッチの転送機能でよい。図示した実施形態では、MACクライアント501は、MAC・APSコントローラ501Aの機能も実装している。MAC・APSコントローラ501Aは、APSの状態を管理し、様々なエラーや切替命令に反応する。MAC・APS制御副層503及び514は、リンク集約副層504及び515が形成する論理リンクのAPSをサポートする。リンク集約副層504及び515は、多数の物理リンクの、単一論理リンクへの集約を可能とする。MAC・APS制御副層505、509、516、及び520は、物理リンクのMAC・APSをサポートする。次の層には標準MAC制御副層506、510、517、及び521が存在し、現在定義されている全てのMAC・APS制御フレーム(例えば、一時停止フレーム)をサポートする。全てのMAC制御副層はオプションである。MAC制御副層の後には、媒体へのアクセスを制御する標準MAC副層507、511、518、及び522が設けられている。次には、伝送媒体への物理層信号を実装する標準PHY副層508、512、519、及び523が設けられている。
【0057】
論理レベルの動作リンク502の伝送502A及び受信502Bを、アクティブ状態のトラフィックを表す実線矢印で示した。論理レベルの保護リンク513の伝送513Aはアクティブ状態となっていることが示され、受信513Bは待機モードとなっていることが示されている。同様に、各物理リンクは、物理動作リンク523及び525、対応するアクティブ状態の伝送リンク523A及び525A、並びに対応するアクティブ状態の受信リンク523B及び525Bとして図示した。物理保護リンク524及び526も示し、対応するアクティブ状態の伝送リンク524A及び526A、並びに対応する待機受信リンク524B及び526Bを備える。
【0058】
APSの動作は図5に示した通りであり、論理(リンク集約)APSリンクが、動作リンク502及び保護リンク513となる場合を図示している。図5は、物理APSリンクが、動作リンク523及び525並びに保護リンク524及び526となる場合も示す。APSコントローラ501Aは、参照したSDH/SONET標準で標準化されているものと同一の状態マシンに従い、同一の命令を実行する。
【0059】
APSオペレーション制御の流れは図6に示す一方、本発明の動作説明に当たっては図4及び5も参照する。まず、障害が検出されたか否かを判断する(ステップ610)。何の障害も検出されていなければ、何の動作も行わない(ステップ612)。例えば、動作リンク523において、リンク障害または閾値を超えたビットエラーなどのローカル障害が検出された場合は、イーサネットMAC507またはPHY508層が、MAC・APSコントローラ501Aの割り込みを発生する(ステップ620)。すると、MAC・APSコントローラ501Aが呼び出される(ステップ630)。MAC・APSコントローラ501Aは、障害を被っている全ての物理リンクを、動作リンク523から保護リンク524に切り替えさせる(ステップ640)。これは、論理動作リンク502と関連付けられた全ての物理リンクに関して実行できる。再度、障害がなお検出されているかどうかを判断する(ステップ650)。障害が無くなっていれば、それ以上は何の動作も行わない(ステップ652)。論理リンクがエラーを被り続けている場合は、MAC・APSコントローラは、論理動作リンク502から論理保護リンク513への論理リンクの切替を行うことができる(ステップ660)。
【0060】
リモートすなわち遠い終端ノードが切替を要求する場合は、その終端ノードは、K1/K2バイトに適切なAPS命令を付けたイーサネットMAC・APSフレームを送る(ステップ642、662、及び682)。近い終端ノードがこのフレームを受信すると、適切な切替が実行される。操作符号が0x0002であれば、物理リンクが切り替わる(ステップ640を実行)。操作符号が0x0003であれば、論理リンクが切り替わる(ステップ660を実行)。操作符号が0x0004であれば、パスが切り替わる(ステップ680を実行)。
【0061】
上述のこの機能は、SDH/SONET標準で定義されているように、リングトポロジにおいてパスレベルの保護を可能とする。メッシュトポロジでパスレベルAPSの保護をサポートするには、この方法は次のように継続する。
【0062】
図4に示した宛先アドレス403のエンドポイントのユニキャストMACアドレスと、操作符号フィールド406のパスレベルAPS操作符号0x0003とを用いて、パスレベルAPSをサポートできる。ユニキャストMACアドレスは、動作または保護ポートのものでも、APSにより保護されているポートのものでもよい。APSパスが構成されると、外部ソフトウェアが、そのパスをAPSコントローラに提供する。この情報は、MAC・APS状態レジスタにも格納でき、またパスAPS制御フレームを作成するのに使用できる。パスレベルAPSサポートを行う例示的な場合では、APSフレームが回線の2つのエンドポイントに送られ、そこでMACハードウェアが、MAC・APS制御フレームで指定されたパスAPS操作符号が付いたそのフレームを受信する。これを実現するためには、上位レベルアプリケーションが、この時点までに、これらエンドポイントまでのパスを学習させ、APSパス構成が除去されるまで古く(原語:aged)ならないようにしておけばよい。或いは、この上位レベルアプリケーションは、学習機能に継続的に依存してもよいが、学習では50ミリ秒未満の回復時間を達成できるとは限らない。APSフレーム400を優先するには、VLANフィールド410に適切な優先順位を付けて設定すればよい。
【0063】
図6に示した方法を継続すると、再度、障害がなお存在するかを判断する(ステップ670)。何の障害も存在しなければ、何の動作も行わない(ステップ672)。障害が存在している場合は、APSフレーム400は汎用APS制御機構を通過し、MAC・APSコントローラ501Aを呼び出す。すると、このコントローラ501Aが、これがパスレベル要求として受信されていることを検出し(ステップ682)、パスレベルの切替を実行する(ステップ680)。MAC・APSコントローラ501Aは、次に上位アプリケーションを呼び出すと、このアプリケーションが、そのパス状態及び付加的な切替後処理を更新する。切替後処理には、代替保護パスを発見するための構成や、その他の機能が含まれる。
【0064】
VLANタグ410がパスレベル保護に使用されている場合は、定義によって、全ての局/ノードはVLANを認識している必要がある。これ以外の方法としては、エッジ局/ノードがこのVLANタグを削除してもよい。構成は、これがVLANエッジ局/ノードであることを示す必要がある。
【0065】
更に、APSフレーム400は、ポートID407C、スロットID407D、ブリッジID407F、及びノードID/IP407Gなどの付加的な情報を含むよう構築できる。これらは欠陥の特定に使用できる。
【0066】
反応速度を向上させるためには、2つのMAC・APS制御フレームバッファを設け、一方をリンクレベル保護用とし、他方をパスレベル保護用とすることもできる。これら2つのMAC・APS制御フレームはかなり異なる可能性があるので、これらは障害が起こった瞬間に構築されるべきではない。論理及び物理リンクフレームは非常に類似しているので、論理リンクフレームと物理リンクフレームとの間には付加的フレームバッファを置く必要性はない可能性もある。この実装は、コストと効率との兼ね合いである。
【0067】
3つの保護全て(すなわち、物理レベル保護、リンクレベル保護、及びパスレベル保護)が行われている場合は、物理レベル保護が最初に反応する(ステップ640を実行する)。障害が解消されない場合は(ステップ650で判断されるように)、論理リンク保護が反応する(ステップ660を実行する)。障害が解消されない場合は(ステップ670で判断されるように)、パスレベル保護が動作開始し、終端局(原語:end station)が、パスレベルの切替を実行(ステップ680を実行する)。障害が無くなったことがその後判定すれば、それ以上は何の動作も行わない(ステップ692)。しかし、障害が依然として検出される場合は、外部ソフトウェアが回路障害を知らせる警告を発し(ステップ695)、本発明に関連した動作の方法を終了する。
【0068】
本発明には幾つかの利点がある。本発明はイーサネットフレーミングを変更しないので、後方互換性があり、イーサネット標準に準拠する。オプションのイーサネットMAC制御副層を修正するので、ベンダは、本発明の機能を実装するかどうかを選択できる。本発明の洗練され簡潔な設計及び構成により、MACハードウェアにおける実装を比較的簡単なものとしている。本発明の方法はイベント駆動型であり、従ってAPSフレームは必要な時にのみ送信される。従って、本発明の装置はオーバーヘッドを低く維持し、帯域幅の消費が非常に少なくなる。本発明を実装すると、標準SDH/SONETのAPS定義及び処理を再利用するので、SDH/SONETの標準プロトコルに完全に準拠する。本発明は予め構成されたフレームをサポートし、待ち行列の先頭遮断は起こらないので、50ミリ秒以下の切替をサポートするように実装できる。更に、本発明は、標準SDH/SONETのAPS定義及び処理を利用するので、リニア、メッシュ、及びリングトポロジの保護、物理レベル、論理レベル、及びパスレベルの保護、並びに1+1、N+1、及びN:1保護をサポートできる。
【0069】
本発明の多くの修正及び代替実施形態は、上述の記載を考慮すれば通常の技能を備えた当業者には明白となるはずである。従って、この記載は、例示的なものとしてのみ解釈されるべきであり、又、これは、本発明を実施するための最良の様態を、通常の技能を備えた当業者に教示するためのものである。上述の構成の詳細は、本発明の精神から逸脱することなく実質的に変更することができ、添付した特許請求の範囲内に入る全ての修正の排他的使用権は、保持されている。本発明は、添付の特許請求の範囲及び適用法規が要求する範囲においてのみ限定されることが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【0070】
本発明の上述及びその他の特徴及び利点、並びに他の特徴及び局面は、次の説明及び添付の図面を参照すればより明確に理解されるはずである。
【図1】(A)本発明の一局面による、APSを用いたパスの切替を示す。
(B)本発明の一局面による、APSを用いたパスの切替を示す。
【図2】本発明の一実施形態に従った、イーサネットMAC・APS制御アーキテクチャの概略図である。
【図3】本発明の一局面に従った、イーサネットMAC・APS制御副層の内部アーキテクチャの概略図である。
【図4】本発明の一局面に従った、イーサネットMAC・APS制御フレームの形式の概略図である。
【図5】本発明の一実施形態に従った、イーサネットMAC・APSオペレーションの概略図である。
【図6】本発明の一実施形態に従った、イーサネットMAC・APS制御の流れの概略図である。

Claims (39)

  1. メディアアクセス制御(MAC)自動保護スイッチング(APS)機能をサポートするためのMACハードウェア装置であって、
    APSフレームを処理し、APS状態を維持するためのMAC・APS制御副層と、
    MACオペレーションを実行するための複数のMAC副層とを含む、MACハードウェア装置。
  2. 前記複数のMAC副層がリンク集約副層を更に含む、請求項1に記載のMACハードウェア。
  3. 前記複数のMAC副層が、制御フレームを生成するための少なくとも1つのMAC制御副層を更に含む、請求項1に記載のMACハードウェア。
  4. 前記MAC・APS制御副層がMAC内部に位置した、請求項1に記載のMACハードウェア。
  5. MAC制御層が、制御フレーム内にあるオプションのVLANタグを処理する、請求項1に記載のMACハードウェア。
  6. 前記MAC・APS制御副層が、前記MACハードウェアにおいて実装されている、請求項1に記載のMACハードウェア。
  7. 前記MAC・APS制御副層が、リンク集約副層により作成された論理リンクのAPSをサポートする、請求項1に記載のMACハードウェア。
  8. 前記MAC・APS制御副層が、物理リンクのAPSをサポートする、請求項1に記載のMACハードウェア。
  9. 前記MAC・APS制御副層が、ネットワーク層パスのAPSをサポートする、請求項1に記載のMACハードウェア。
  10. 前記MAC副層が、イーサネットスイッチ装置及びイーサネットMAC装置の少なくとも一方において実装可能な、請求項9に記載のMACハードウェア。
  11. 前記MAC・APS制御副層が、イーサネットMAC制御APSフレームを処理する、請求項1に記載のMACハードウェア。
  12. 前記MAC・APS制御副層が、イーサネットMAC制御APS状態を維持する、請求項1に記載のMACハードウェア。
  13. APSフレームが検出された時は、MAC・APS制御層が、MACクライアントAPSコントローラを呼び出すための割込みを生成する、請求項1に記載のMACハードウェア。
  14. APS状態の変更が検出された時は、MAC・APS制御層が、MACクライアントAPSコントローラを呼び出すための割込みを生成する、請求項1に記載のMACハードウェア。
  15. 前記MAC・APS制御副層が、イーサネットMACクライアントAPSコントローラと情報のやりとりをする、請求項1に記載のMACハードウェア。
  16. イーサネットPHYハードウェア装置であって、
    デコーダと、
    少なくとも1つの物理副層とを含み、該少なくとも1つの物理副層が、ポート/リンク障害が検出されると、MACクライアントAPSコントローラを呼び出すための割込みを生成する、イーサネットPHYハードウェア装置。
  17. MAC・APSハードウェア装置における、SDH/SONET・APSシグナリングプロトコルをサポートするためのイーサネットMAC・APS制御フレームであって、
    標準イーサネットフレームのプリアンブルフィールドと、
    標準イーサネットのフレーム開始デリミタフィールドと、
    標準イーサネットの宛先MACアドレスフィールドと、
    標準イーサネットの発信元MACアドレスフィールドと、
    オプションの標準イーサネットのVLANタグフィールドと、
    標準イーサネットのタイプフィールドと、
    標準イーサネットのMAC制御操作符号フィールドと、
    複数の標準イーサネットのMAC制御パラメータであって、操作符号固有のMAC制御パラメータと、
    標準イーサネットのフレーム検査シーケンスフィールドとを含む、イーサネットMAC・APS制御フレーム。
  18. 前記イーサネットMAC制御操作符号が、論理リンク障害と、物理リンク障害と、パス障害とを区別する機能を更に含む、請求項17に記載のイーサネットMAC・APS制御フレーム。
  19. 前記複数のイーサネットMAC制御パラメータが、
    SDH/SONETのK1バイトを含むK1ワードフィールドと、
    SDH/SONETのK2バイトを含むK2ワードフィールドと、
    ポートIDフィールドと、
    スロットIDフィールドと、
    シャーシIDフィールドと、
    ブリッジIDフィールドと、
    ノードID/IPフィールドと、
    ゼロまたは1以上のオクテットのゼロ値を含む予約フィールドとからなる、請求項17に記載のイーサネットMAC・APS制御フレーム。
  20. イーサネットMACクライアントであって、
    ネットワーク層プロトコル及びスイッチの転送機能の少なくとも1つと、
    少なくとも1つのMAC制御クライアントAPSコントローラとを含む、イーサネットMACクライアント。
  21. MACハードウェア及びPHYハードウェア上でAPS機能を提供するための方法であって、
    第1リンクにおける障害を近い終端ネットワークノードにおいて検出する段階と、
    ポート/リンク障害が検出されると、物理層が、MACクライアントAPSコントローラを呼び出すための割込みを生成する段階と、
    前記障害を修正するため第2リンクに切り替える段階とを含む、APS機能を提供するための方法。
  22. イーサネットプロトコルネットワーク上で回復機能を提供すべく、前記方法が50ミリ秒以内で実行される、請求項21に記載の方法。
  23. MACハードウェア上でAPS機能を提供するための方法であって、
    近い終端のMAC・APS制御副層が、APS要求を含んだMAC・APS制御フレームを、MAC・APS制御フレームバッファから受信する段階と、
    前記近い終端のMAC・APS制御副層が、MAC・APS状態ハードウェアレジスタを更新して、前記APS要求の受信を反映する段階と、
    前記MAC・APSハードウェアが、受信したMAC・APS制御フレームのマスク可能割込みを提供する段階と、
    前記終端のMAC・APS制御副層が、APSコントローラを呼び出すための割込みを生成する段階と、
    前記APSコントローラが、前記APS要求を処理する段階とを含む、MACハードウェア上でAPS機能を提供するための方法。
  24. 前記APS要求が、APS・K1/K2シグナリングプロトコルを用いた切替要求及びAPS管理要求の少なくとも1つを含む、請求項23に記載の方法。
  25. 手動及び自動切替APS要求の少なくとも1つを更に含む、請求項23に記載の方法。
  26. 論理障害と、物理障害と、パス障害とを区別する段階を更に含んだ、請求項23に記載の方法。
  27. 回復機能を提供すべく、前記方法が50ミリ秒以内で実行される、請求項23に記載の方法。
  28. MACハードウェア装置上でAPS機能を提供するための方法であって、
    近い終端のMAC・APS制御副層が、伝送すべきAPSコントローラ要求を受信する段階と、
    前記MAC・APS制御副層が、要求された制御パラメータを備えたAPS制御フレームを作成する段階と、
    前記近い終端のMAC・APS制御副層が、前記MAC・APS制御フレームを伝送する段階とを含む、MACハードウェア装置上でAPS機能を提供するための方法。
  29. 前記APSコントローラ要求が、APS・K1/K2シグナリングプロトコルを用いた切替要求及びAPS管理要求の少なくとも1つを含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記APSコントローラ要求が、手動及び自動切替APS要求の少なくとも1つを含む、請求項28に記載の方法。
  31. 回復機能を提供すべく、前記方法が50ミリ秒以内で実行される、請求項28に記載の方法。
  32. イーサネットプロトコルネットワーク上でAPS機能を提供するための方法であって、
    第1ポート/リンクにおいて障害を被る段階と、
    割込みを生成する段階と、
    前記割込みをAPSコントローラに転送して、該APSコントローラが、前記第1ポート/リンクから第2ポート/リンクへの切替を開始する段階とを含む、イーサネットプロトコルネットワーク上でAPS機能を提供するための方法。
  33. 回復機能を提供すべく、前記方法が50ミリ秒以内で実行される、請求項32に記載の方法。
  34. イーサネットプロトコルネットワーク上でAPS機能を提供するための方法であって、
    APS要求を備えたAPS制御フレームを受信する段階と、
    前記APS制御フレームのAPS要求を処理する段階と、
    割込みを生成する段階と、
    前記割込みをAPSコントローラに転送し、該APSコントローラが前記受信したAPS要求を処理する段階とを含む、イーサネットプロトコルネットワーク上でAPS機能を提供するための方法。
  35. 回復機能を提供すべく、前記方法が50ミリ秒以内で実行される、請求項34に記載の方法。
  36. リニア、リング、及びメッシュトポロジに関する標準SDH/SONET・APS機能のサポートを、SDH/SONET・APSシグナリングプロトコルのSDH/SONET・K1/K2バイトを用いて、イーサネットプロトコルネットワークに提供する、請求項34に記載の方法。
  37. イーサネットプロトコルネットワーク上でAPS機能を提供するための方法であって、
    APSコントローラクライアントからAPS要求を受信する段階と、
    前記APS要求を備えたAPS制御フレームを作成する段階と、
    前記APS制御フレームを伝送する段階とを含む、イーサネットプロトコルネットワーク上でAPS機能を提供するための方法。
  38. 回復機能を提供すべく、前記方法が50ミリ秒以内で実行される、請求項37に記載の方法。
  39. リニア、リング、及びメッシュトポロジに関する標準SDH/SONET・APS機能のサポートを、SDH/SONET・APSシグナリングプロトコルのSDH/SONET・K1/K2バイトを用いて、イーサネットプロトコルネットワークに提供する、請求項37に記載の方法。
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