JP2005501722A - 短時間アーク溶接システム及び方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(技術分野)
本発明は、少なくとも1つの座標軸で移動することができる少なくとも1つのアームを有するロボットと、
アーム上に取り付けられた溶接ヘッドと、
を備え、該溶接ヘッド上に、要素を保持する保持装置と該保持装置を該溶接ヘッドに対して前進させ且つ引き込む直線運動装置とが設けられ、
部品と該部品に溶接されるべき要素の間の相対的位置を求めるための、保持装置により保持される測定システムが備えられ、
該測定システムには、要素と部品の間の相対的位置を求めるために、作動中、該部品に接触するようにされた足部が溶接ヘッド上に取り付けられた、金属スタッドのような要素を、金属板のような部品上に溶接する短時間アーク溶接システムに関する。
本発明は、対応する短時間アーク溶接方法にも関する。
【0002】
(背景技術)
こうした短時間アーク溶接システム及び関連する方法は、一般的に知られている。
短時間アーク溶接において、要素は部品に溶接される。この工程において、要素と部品の間に端面を溶融するアークが形成される。次いで、要素及び部品は互いの方向に移動させられて、溶融材を組み合わせる。アークは短絡され、全ての溶融材は凝固する。
アークの発生は普通のことである。この工程において、要素は、最初に部品と接触した状態で置かれる。次いで、パイロット電流が導通され、要素は、部品の上に、アークが発生する所望の高さにまで上昇させられる。このとき初めて、溶接電流が導通される。
【0003】
一貫して良好な溶接結果を達成するためには、要素と部品との相対的位置を知ることが重要であり、具体的には、溶接電流が導通される前に要素を正しい高さにまで上昇させることが重要である。この目的のために、通常、各々の溶接作動前に相対的位置の測定が、具体的にはゼロ位置を求める形態で行われる。
このことは、ロボットベースのシステムにおいて特に重要である。現代のロボットは、一般に、比較的正確に位置決めすることができることは確かである。しかしながら、特に、大きな質量が移動させられることに起因して、極めて高速で多大な正確さを達成することは不可能である。ロボットは、通常、3座標の移動範囲を有する。最も簡単な場合では、ロボットは、上に溶接ヘッドが取り付けられた自動作動リニアガイド(キャリッジ)である。
【0004】
スタッド溶接システムは、特に自動車産業において用いられ、ここで、これらは、主として、ねじ付きスタッド及びねじなしスタッド、目穴、ナットなどのような要素を、車体の板金に溶接するために用いられる。これらの要素は、次いで、車体の内板及びトリムのような品目を取り付ける固定具として用いられる。
自動車産業においては、製造の速度が重要な要因である。ほんの数分間の時間のうちに空間内で、何百もの要素を、自動的にロボットによって異なる位置に溶接しなければならない。したがって、ロボットは、高速で移動させなければならない。
したがって、ロボットのアームに、キャリッジを支持する溶接ヘッド基部を取り付けることが知られている。このキャリッジは、一般には、空気作動又は水圧作動システムにより、高速で多大な正確さをもって移動させることができる。キャリッジ上には、実際の溶接ヘッドが取り付けられ、該溶接ヘッドは、要素を移動させるための直線運動装置を有する。
【0005】
要素と部品の間の相対的位置を求めるために、いわゆる支持足部を溶接ヘッドに取り付けることが知られている(例えば、刊行物「Neue TUCKER−Technologie.BolzenschweiBen mit System」、Emhart Tucker、1999年9月において)。
支持足部は、溶接ヘッド保持装置とほぼ平行に位置合わせされる。開始位置において、保持装置内に保持された要素は、支持足部を超えてある程度突出する。
相対的位置を求めるために、溶接ヘッドが部品に近づけられる。この工程中、要素は、最初に部品に接触する。溶接ヘッドは、支持足部が部品に接触するまでさらに前進させられる。この工程において、保持装置は、弾性のある初期荷重力に抗して溶接ヘッドに対して変位させられる。
その結果、適切な測定システム及び支持足部と溶接ヘッドの間の剛性連結によって、要素と部品の間の相対的位置を求めることができる。
代わりに、要素と部品の間の相対的位置を求めるための、いわゆる足部のない測定システムも知られている。
【0006】
すなわち、US−A−5,252,802は、ガンとして設計されたハウジングを有するスタッド溶接装置を開示する。位置決めモータは、最初に、ハウジングを、スタッドが部品の近くに位置させられる位置に入れる。ハウジングには、スタッドを支持するシャフトを軸方向に移動させるために、リニアモータが設けられる。リニアモータを制御するために、位置測定システムが設けられる。スタッドと加工物の間の相対的位置を定めるために、リニアモータが作動させられ、スタッドを特定の速度で加工物の方向に移動させる。スタッドが加工物に触れるとすぐに、電気接触が閉じられる。
さらに、WO 96/11767において、スタッド保持装置に加工物の方向の初期荷重を弾性的に加え、リニアモータによって、該スタッド保持装置を初期荷重に対抗して軸方向に移動させることが知られている。
【0007】
最後に、WO96/05015は、位置決めドライブによって溶接ヘッドを全体として移動させることができる支持足部のないスタッド溶接装置を開示する。スタッドを保持する保持装置が、溶接ヘッド上に設けられる。位置決め装置が、保持装置を溶接ヘッドに対して軸方向に移動させるように働く。この位置決め装置は、サーボ空気作動又はサーボ油圧作動シリンダとすることができる。保持装置と溶接ヘッドの間の相対的位置は、位置測定システムにより求められる。
【0008】
スタッドと加工物の間のゼロ位置を定めるために、溶接ヘッドが、端部位置まで該加工物の方向に移動される。この移動過程において、スタッドが加工物に接触する。この時点から、スタッドはもはや溶接ヘッドの移動に追随することができなくなるので、これ以降は、保持装置は、推進力に抗して溶接ヘッドに対して変位される。この変位は、位置測定システムにより測定され、その結果、溶接ヘッドの最終位置が正確に求められる。
以上を念頭において、本発明の目的は、改善された短時間アーク溶接システム及び短時間アーク溶接方法を特定することである。
【0009】
(発明の開示)
この目的は、前述の短時間アーク溶接システムにおいて、測定システムが、足部と部品とを接触させずに、要素と該部品の間の相対的位置を求めるように、さらに設計されること、及び、該測定システムが、該足部を、作動位置から該足部が非作動状態にある休止位置まで移動させることで達成される。
【0010】
前述の短時間アーク溶接方法において、この目的は、この方法が、所定の溶接工程において、部品に接触するように設計された足部を用いて該要素と該部品の間の相対的位置を求めるべきか、又は該足部を用いずに求めるべきかについての情報が、複数の自動溶接工程について格納された制御ユニットを有する短時間アーク溶接システムを用いて、
a)選択された溶接工程において、アームに取り付けられた溶接ヘッドが溶接位置に到達するように、該アームを有するロボットを作動させ、
b)選択された溶接工程が、足部を用いて要素と部品との間の相対的位置を求めることを必要とするか、又は該足部を用いないで求めることを必要とするかを判断し、
c)段階b)において達成された結果の関数として、要素と部品との間の相対的位置を求め、
d)選択された溶接工程を実行する、
段階を有することで達成される。
【0011】
本発明を用いると、足部又は支持足部を用いて、或いは該足部又は該支持即部を用いないで、用途と部品の間の相対的位置を求めることが可能になる。一般に、部品が相対的に安定した溶接場所においては、支持足部を用いずに相対的位置が求められる。このことは、支持足部により占有されない多くの空間を利用できるので、溶接スタッドを特に外形の近くに溶接できるという利点を有する。コーナー部及び折り曲げ部などにおける高い剛性によっても、支持足部を用いずに溶接することが可能になる。
対照的に、例えば、支持されていない薄板金のような比較的安定していない部品上に溶接工程を行わなければならない場合には、支持足部を用いて要素と部品の間の相対的位置を求めることが好ましい。このような場合には、足部が、溶接ヘッドに対して部品のある種の「支持」を提供する。その結果、部品は撓むことができない。このような場合において、支持足部を用いずに相対的位置が求められた場合には、部品の相対的不安定性が、不正確な測定をもたらす。
【0012】
この目的は、このようにして完全に達成される。
要素が部品に接近する際にいつ該要素が該部品に接触する点を測定することにより、足部と部品との間の接触なしに該要素と該部品の間の相対的位置を求めるように、測定システムを設計すると、特に有利である。
一般に、この実施形態は、特に相対的位置を迅速に求めることを可能にする。
この場合において、要素と部品との間の接触を電気的に測定することは、特に有利である。
【0013】
この測定は、例えば、要素を部品の方向に移動させるのに用いられる電気モータのモータ電流の上昇を測定することで、達成することができる。代わりに、要素と部品との間に電圧を印加することもできる。次に、この電圧のゼロへの減衰により、要素が部品に対し、電気的に、よって機械的に接触したことが示される。
代替的な実施形態において、要素と部品との間の接触は、溶接ヘッドが該部品に接近して該部品に接触した後に該要素が該溶接ヘッドに対して変位させられる時の該要素と該溶接ヘッドの間の相対的位置を測定されることで検知される。
この実施形態は、前述のWO96/05015に開示された方法に対応する。
【0014】
各々の溶接工程において、足部を用いて要素と部品の相対的位置を求めるべきか、又は該足部を用いずに求めるべきかについての情報が、複数の自動溶接工程について格納される制御ユニットが設けられることは、全体的に有利である。
このように、複数の溶接工程がロボットにより次々と実行される場合、足部を用いた又は該足部を用いない相対的位置の測定は、ケース・バイ・ケース・ベースで行われる。各々の溶接工程の前に、足部は、作動位置又は休止位置のいずれかに移動される。このことは、例えば、ロボットによって溶接ヘッドを1つの溶接点から次の溶接点まで移動させる間でさえも行うことができる。
【0015】
別の好ましい実施形態において、溶接ヘッドは、保持装置に作動方向の初期加重を加える弾性手段を有する。
その結果、保持装置を前進させ且つ引き込む直線運動装置を、ほとんどの作動状態において電源を切断したままにすることができる。その結果、エネルギー消費は低いものになる。
好ましい実施形態において、弾性手段は、保持装置に引込方向の初期荷重を加える。
足部を用いないで部品と要素の間の相対的位置を求めるために、直線運動装置を前進方向に作動させる際、弾性的に予加重が与えられた休止位置にある保持装置は、常に正しい開始位置にある。したがって、全体的に、特に低いエネルギー消費が達成されるようになる。さらに、一定条件の下では、他の実施形態に比べて、より高い速度を達成することができる。
【0016】
別の実施形態において、弾性手段は、保持装置に前進方向の初期荷重を加える。
この実施形態においては、実際の溶接工程において、より高い速度を前進方向で達成することができる。
引込方向の初期荷重を加える場合には、支持足部が機械的に部品に接触する前又は接触した後のいずれかに該支持足部を用いて相対的位置を求める間、初期荷重に対抗して保持装置を伸長させなければならない。
前進方向の初期荷重を加える場合には、支持足部を用いて相対的位置を求める際、直線運動装置による保持装置の能動的な移動は必ずしも必要でない。
【0017】
別の好ましい実施形態において、測定システムは、溶接ヘッドに対する保持装置の位置を測定する位置センサを有する。
上述された特徴及び以下に説明される特徴は、特定の組み合わせにおいてのみではなく、さらに、他の組み合わせで又は単独で、本発明の範囲を超えることなく用いることができることは言うまでもない。
【0018】
(発明を実施するための最良の形態)
本発明の実施形態は、図面に示され、以下の説明においてより詳細に述べられる。
図1において、本発明による短時間アーク溶接の第1の実施形態が全体を10として表記される。
以下でスタッド溶接システム10と略称される短時間アーク溶接システム10は、ロボット12を含む。このロボット12はタレット14を有し、これにより単一の又は複数の関節腕16を回転させることができる。ロボット12は、全体として、アームの端部を3つの座標軸x、y、zで自由に移動させるように設計されている。
【0019】
溶接ヘッド基部20が、ロボットアーム16の端部に取り付けられている。この溶接ヘッド基部20は、該溶接ヘッド基部20に対して、軸26に沿って、前後に移動させることができるキャリッジ21を支持する。溶接ヘッド22はキャリッジ21上に取り付けられる。
空気作動装置24は、キャリッジ21を用いて、溶接ヘッド22を溶接ヘッド基部20に対して前後に移動させるように働く。
空気作動装置24が溶接ヘッド22を溶接ヘッド基部20に対して移動させることができる行程が、28で表わされる。
溶接ヘッド22は、スタッド32のような金属要素を解放可能に保持するように設計された保持装置30を有する。この目的のために、保持装置30は、適当なクランプ手段を有するが、図1においては詳細には示されていない。
【0020】
図1は、軸26に対して本質的に垂直に配向された金属板34のような金属部品をも示す。
さらに、支持足部31が、溶接ヘッド基部20上に設けられる。
この支持足部31は、図1に実線で示される作動位置と、31’で表わされた休止位置との間で軸方向に前後に移動させることができる。この目的のために、31Aとして図1に概略的に示される変位機構が設けられる。
支持足部31を溶接ヘッド基部20上に移動可能に取り付ける代わりに、該支持足部31を適切に移動可能な方法で溶接ヘッド22上に直接取り付けることもできる。
【0021】
溶接ヘッド22は、リニアモータ、より特定的には電気リニアモータから構成された直線運動装置36をも有する。
この直線運動装置36は、保持装置30を溶接ヘッド22に対して軸方向に移動させ、軸26に対して平行に整合させるように働く。直線運動装置36は、例えば、8mmから20mmまでの間の範囲、より特定的には10mmと15mmの間の範囲とすることができる行程38を有する。
比較すると、空気作動装置24の行程28は、2cmから10cmまでの範囲、より特定的には4cmから6cmまでの範囲とすることができる。
【0022】
さらに、保持装置30は、圧縮ばね40を用いて、溶接ヘッド22に対して部品34から離れる方向に、換言すると引込方向の初期荷重が加えられる。圧縮ばね40は、一方では溶接ヘッド22又はキャリッジ21の可動部分に係合し、他方では、保持装置30に係合する。
溶接ヘッド22は、位置センサ44をも有するが、図1では概略的にしか示されていない。位置センサ44は、保持装置30と溶接ヘッド22の間の相対的位置を測定するように働く。この目的のために、位置センサ44は、溶接ヘッド22上の直線コードを読み取るコードリーダを保持装置30上に有することができる。
さらに制御ユニット46が設けられる。この制御ユニット46は、ロボット12、同様に空気作動装置24、直線運動装置36、及び位置センサ44に連結される。
【0023】
制御ユニット46は、スタッド溶接システム10の可動要素を連係させて作動させ、その移動、速度及び/又は加速を、位置センサ44からの信号に基づいて制御するように働く。
さらに、以下に説明されるように、制御ユニット46は、溶接工程の前に要素32と部品34の間の相対的位置を求めるように働く。
溶接システム10は、作動位置にある支持足部31を用いたり、該支持足部31を用いなかったりして(該支持足部31は、そのときは休止位置31’にある)、要素32と部品34との間の相対的位置を求めるように設計されている。
支持足部31を用いて相対的位置を求める場合には、一般に、溶接ヘッド22は、該支持足部31の端部が部品34に接触するまで、キャリッジ21によって該部品34に近づけられる。この実施形態の保持装置30は、引込方向に初期荷重を加えられているので、部品34が支持足部31に接触した後、要素32は、32’で示される位置に配置される。その後、直線運動装置36は、要素32が部品34に接触するまで作動させられる。要素32、支持足部31、溶接ヘッド基部20、溶接ヘッド22、及び保持装置30の間の一定の位置関係の結果として、要素32と部品34の間の相対的位置を明白に確立することができる。
【0024】
代わりに、支持足部31を部品34の方向に移動させる前に、要素32が該支持足部31を超えて軸方向に突出するように作動させることも可能である。この場合、要素32が最初に部品34に接触した後、支持足部31が該部品34に接触するまで、直線運動装置36を変位させながら接近が続けられる。
要素32と部品34の間の相対的位置を求める別の方法においては、支持足部31が休止位置31’まで移動させられ、使用されない。
この方法では、相対的位置は、例えば、次のように求められる。
最初に、制御ユニット46は、図示されていないラインによってスタッド32に電気接続される。さらに、図1には、制御ユニット46が測定電圧Vをスタッド32に印加できることが示される。部品34は、接地することができ、例えば、適当な電流測定装置を用いて、いつ要素32が該部品34に電気接触するかを求めることができる。
【0025】
最初に、ロボット12は、タレット14及びロボットアーム16を用いて、溶接ヘッド基部20を、図1に示される基部溶接位置に置くように作動させられる。この位置においては、溶接ヘッド基部20は部品34から或る距離だけ上に配置されており、軸26は該部品34の所望の溶接位置に対して垂直である。
続いて、空気作動装置24が作動させられて、溶接ヘッド22が、部品34の方向に、具体的には全行程28によってヘッド溶接位置に伸長される。要素32の端部位置は、図1に32’で示されている。この場合において、要素32’は、直線運動装置36の最大行程38より短い距離48だけ部品34から離れて配置されている。
【0026】
次に、直線運動装置36が作動されて、要素32は、部品34と接触するまで該部品34の方向に移動させられる。この移動は、一定の速度で行われることが好ましい。工程中、移動した距離は、位置センサ44により測定される。要素32が部品34に接触するとすぐ、測定電圧Vで始まる電気回路が閉じられることになる。このことは、制御ユニット46により検知され、直線運動装置36が停止される。
さらに、この時点で要素32と部品34の間に存在する接触位置は、さらに別の溶接工程のための「ゼロ位置」として用いられる。したがって、要素32と部品34の間の正確な相対的位置は、位置センサ44により、以下の溶接工程全体にわたって知られることになる。その結果、溶接工程は、要素32と部品34の間の所望の位置関係に対する、ロボット12又は空気作動装置24による位置決めに存在する如何なる許容差にも関係なく行うことができる。
【0027】
実際のスタッド溶接工程は、それ自体が周知である方法で達成される。この場合においては、測定電圧Vを切断した後に、パイロット電流が要素32に印加される。次に、要素32が部品34に対して上昇させられて、アークが発生するようになる。或る高さに到達した後、実際の溶接電流が導通され、これによりアークのエネルギーが上昇され、該要素32の端部面と部品34の関連する場所とが溶融される。
その後、直線運動装置36は、再び要素32を部品の方向に前進させる。電気接触が再びなされるとすぐ、アークが短絡され、溶接電流が切られる。
【0028】
一般に、部品34の表面をわずかに下げるように前進段階が行われ、溶融材が両側に良好に混合されるようになる。次に、全ての溶融部分は凝固し、実際の溶接工程は完了する。保持装置は要素32を放す。次に、直線運動装置36のスイッチが切られる。その結果、保持装置30は、ばね40により、引き込まれた休止位置に戻される。
さらに、この後に、又はこれと同時に、空気作動装置24が制御ユニット46により作動され、溶接ヘッド22が再び引き込まれた開始位置に到達する
【0029】
図2において、溶接ヘッドの別の実施形態が、全体を50で表わされている。
溶接ヘッド22の代わりに、キャリッジ21を用いて、又は該キャリッジを用いずに、溶接ヘッド50を溶接ヘッド基部20上に取り付けることができる。同様に他の点では、溶接ヘッド50をもったスタッド溶接システムの構造及び作動は、図1のスタッド溶接システム10の構造と同じにすることができる。その結果、この第2の実施形態は、スタッド溶接システム10の説明を引用するものであり、差異については以下に説明される。
【0030】
溶接ヘッド50は、1度に1つの要素32のための保持装置52と、同じく直線運動装置54とを有する。直線運動装置54は、要素32を部品34の方向に前進させるか又は該部品34から引き込むために、溶接ヘッド50に対して、保持装置52を軸26の方向に移動させるように働く。
直線運動装置54は、円形孔58を含む永久磁石56を有する。
保持装置52は、円形孔58に適合されたブラインド孔60を有するため、部品34から離れた方を向いている該保持装置52の端部は、該円形孔58の中に案内されるスリーブ部分62を形成する。
【0031】
スリーブ部分62の外周上には、コイル64が形成される。コイル64は、電源装置66に接続され、次いで制御ユニット68により、例えばパルス幅変調により作動される。
さらに、溶接ヘッド50に対する保持装置52の位置を測定する位置センサ70が設けられる。
圧縮ばね72が、永久磁石56と部品の側部から突出する保持装置52のフランジ74の間に配置される。圧縮ばね72は休止位置において保持装置52に初期荷重を加えており、図1の実施形態とは対照的に、該休止位置は前進方向にあるため、該保持装置52は、該休止位置において溶接ヘッド50に対して最大限に伸長される。
【0032】
コイル64を励起させることにより、この休止位置に対して、圧縮ばね72の初期荷重に対抗して、保持装置52を溶接ヘッド50の中に引き込むことができる。この工程において、溶接ヘッド50に剛に取り付けられたコードリーダ78は、保持装置52上の直線コード76の上を通過する。このように、コードリーダ78は、実際の位置信号80を制御ユニット68に与える。制御ユニット68は、実際の信号80を基準信号82と比較し、位置決め信号84を電源装置66に出力する。
したがって、制御ユニット68には適当な調整器があることは言うまでもない。
【0033】
支持足部86が溶接ヘッド50上に取り付けられていることも、図2に示される。図1における支持足部31と同じ方法で、変位機構86Aにより、支持足部86を、図2に示される作動位置と休止位置86’の間で軸方向に前後に移動させることができる。
この実施形態においても、支持足部86を用いて、或いは該支持足部86を用いずに、要素32と部品34の間の相対的位置を求めることができる。
支持足部86を用いて相対的位置が求められる際には、該足部は作動位置にある。溶接ヘッド50が要素32に接近する前、直線運動装置54は開始位置にあり、保持装置52は、該溶接ヘッド50に対して最大限に伸長される。この位置において、保持された要素32は、上述のように部品34が要素32に最初に接触するように、支持足部86のわずか前に伸長する。工程が進むにつれて、直線運動装置54は、支持足部86が部品34に接触するまで引き込まれる。
【0034】
支持足部86を用いずに相対的位置が求められる際には、該足部は休止位置86’にある。その後、位置の測定を行うことができ、そこで、保持装置が、直線運動装置によって、まず完全に引き込まれる。さらに続く別の作動は、図1の実施形態について上述された作動と同じである。
代わりに、保持装置52が最大限に伸長された状態で溶接ヘッド50が要素32に接近するようにすることも可能である。次に、例えば、前述のWO96/05105に説明されたような、相対的位置の測定を行うこともできる。
【0035】
両方の実施形態において、要素32は、高速でかつ多大の正確さをもって部品34に接近することができる。次に、支持足部31又は86を用いて、又は該支持足部31又は86を用いずに、制御ユニット46又は68、位置センサ44又は70、及び直線運動装置36又は54の組み合わせを用いて、要素32と部品34の間の相対的位置を求めることが好ましい。
したがって、一連の溶接作動は、溶接ヘッド22又は50の位置決めの正確さに関係なく、一様に高品質で実行することができる。
既述のように、支持足部31又は86を用いずに、相対的位置を求めることが好ましい。
【0036】
しかしながら、部品34が弾性であるか、弾力的に取り付けられている限り、この場合、上述のように部品と溶接ヘッド22又は50の間にある種の「支持」がもたらされるので、支持足部31又は86を用いて相対的位置を求めることがより好ましくなる。
各々の溶接作動について、該溶接作動が、支持足部31又は86を用いて行われるか、又は該支持足部31又は86を用いずに行われるかについての情報が、通常、制御ユニット46又は68に格納される。この情報に基づいて、溶接作動の前に、支持足部31又は86が、作動位置又は休止位置31’又は86’のいずれかに移動させられる。
【0037】
概略的に示される位置決め装置を用いて、部品34Aを行程28Aに沿って位置させることができる、さらに別の代替的な実施形態が、図1に点線で示される。
この実施形態は、溶接ヘッド基部20上のキャリッジ21の配置に対する代替技術を表わすものである。その結果、部品34Aのためのこうした位置決め装置がある場合には、溶接ヘッドを溶接ヘッド基部20に剛に固定することが容易である。
さらに、幾つかの場合において、要素32が、図1において32’で表わされる閉鎖位置のような位置に、ロボットアームの端部を直接、よってキャリッジ21又は可動部品を用いずに、移動させることで十分な場合がある。具体的には、これは、保持装置30又は52が、ばね40又は72のような弾性手段によって溶接ヘッド22又は50に対して、休止位置方向に弾性的に初期荷重が加えられる場合である。
代替的な実施形態において、ロボット12及びキャリッジ21は、簡便な自動制御リニア・ガイドと交換することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明による短時間アーク溶接システムの第1の実施形態の概略図である。
【図2】本発明による短時間アーク溶接システムの別の実施形態の溶接ヘッドの概略図である。
Claims (10)
- 少なくとも1つの座標軸(x、y、z)で移動可能な少なくとも1つのアーム(16)を有するロボット(12)と、
前記アーム(16)上に取り付けられた溶接ヘッド(22;50)と、
前記溶接ヘッド(22;50)上に設けられた、要素(32)を保持する保持装置(30;52)と、
前記保持装置(30;52)を該溶接ヘッド(22;50)に対して前進させ且つ引き込む直線運動装置(36;54)と、
部品(34)と、前記保持装置(30;52)により保持され、前記部品(34)に溶接されるべき要素(32)との間の相対的距離を求める測定システム(31、44、46;86、68、70)と、
を備え、
前記測定システムは、前記溶接ヘッド(22;50)上に取り付けられた足部(31;86)を有し、該足部は、前記要素(32)と前記部品(34)の間の相対的位置を求めるために、作動中、該部品(34)に接触するようになった、
金属スタッド(32)のような要素(32)を、金属板(34)のような部品(34)に溶接する短時間アーク溶接システム(10)であって、
さらに、前記測定システム(31、44、46;86、68、70)が、前記足部(31;86)と前記部品(34)との間の接触なしに、該要素(32)と該部品(34)の間の前記相対的位置を求めるようになっており、該測定システム(31、44、46;86、68、70)が、該足部(31、86)を、作動位置から、該足部(31;86)が非作動状態にある休止位置(31’;86’)まで移動させる手段(31A;86A)を有することを特徴とする短時間アーク溶接システム。 - 前記測定システム(31、44、46;86、68、70)は、該要素(32)が該部品(34)に接近したときに、該要素(32)が該部品(34)に接触する点を測定することにより、前記足部(31;86)と前記部品(34)との間の接触なしに前記要素(32)と該部品(34)の間の前記相対的位置を求めるようになったことを特徴とする請求項1に記載の短時間アーク溶接システム。
- 前記要素(32)と前記部品(34)の間の前記接触が、電気的に測定されることを特徴とする請求項2に記載の短時間アーク溶接システム。
- 前記溶接ヘッド(22;50)が該部品(34)に接近して、該部品(34)に接触した後に該要素(32)が該溶接ヘッド(22;50)に対して変位させられる時の該要素(32)と該溶接ヘッド(22;50)の間の相対的位置を測定することにより、前記要素(32)と前記部品(34)の間の接触が測定されることを特徴とする請求項2に記載の短時間アーク溶接システム。
- 複数の自動溶接工程中の各々の溶接工程において、足部(31;86)を用いて前記要素(32)と前記部品(34)の間の前記相対的位置を求めるべきか、又は前記足部(31;86)用いずに該要素(32)と該部品(34)の間の該相対的位置を求めるべきかについての情報が格納される制御ユニット(46;68)が設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちの1項に記載の短時間アーク溶接システム。
- 前記溶接ヘッド(22;50)が、前記保持装置(30;52)に作動方向の初期荷重を加える弾性手段(40;72)を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちの1項に記載の短時間アーク溶接システム。
- 前記弾性手段(40)が前記保持装置(30)に引込方向の初期荷重を加えることを特徴とする請求項6に記載の短時間アーク溶接システム。
- 前記弾性手段(72)が前記保持装置(52)に前進方向の初期荷重を加えることを特徴とする請求項6に記載の短時間アーク溶接システム。
- 前記測定システム(44、46;68、70)が、前記溶接ヘッド(22;50)に対する前記保持装置(30;52)の前記位置を測定する位置センサ(44、70)を有することを特徴とする請求項1乃至請求項8のうちの1項に記載の短時間アーク溶接システム。
- 所定の溶接工程において、部品(34)に接触するようにされた足部(31;86)を用いて要素(32)と部品(34)との間の相対的位置を求めるべきか、又は前記足部(31;86)を用いずに求めるべきかについての情報が、複数の自動溶接工程について、格納された制御ユニット(46;68)を有する短時間アーク溶接システム(10)を用いて、金属スタッド(32)のような要素(32)を、金属板(34)のような部品(34)に溶接、特にスタッド溶接する短時間アーク溶接方法であって、
(a)選択された溶接工程において、アーム(16)に取り付けられた溶接ヘッド(22;50)が溶接位置に到達するように、前記アーム(16)を有するロボット(12)を作動させ、
(b)前記選択された溶接工程が、前記足部(31;86)を用いて前記要素(32)と前記部品(34)との間の相対的位置を求めることを必要とするか、又は該足部を用いずに求めることを必要とするかを判断し、
(c)段階(b)において到達した結果の関数として、前記要素(32)と前記部品(34)との間の前記相対的位置を求め、
(d)前記選択された溶接工程を実行する、
段階を有することを特徴とする短時間アーク溶接方法。
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