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最少量の潤滑剤で潤滑個所をミスト潤滑する方法と装置
本発明は、潤滑剤がガス状キャリア媒体と混合されて潤滑剤ミストを形成し、潤滑剤ミストが潤滑個所に供給される、最少量の潤滑剤で潤滑個所を潤滑するための方法に関する。
本発明は更に、潤滑剤ミストを発生するための霧化装置を備え、潤滑剤ミストがガス状のキャリア媒体と潤滑剤の微小滴の混合物によって形成されている、最少量の潤滑剤で潤滑個所を潤滑するための装置に関する。
例えば特許文献1により、最少量の潤滑剤で切削加工工具を潤滑および冷却するための方法が知られている。この方法の場合、潤滑剤滴が球セットを備えたチャンバに供給される。それによって、一緒に運ばれる圧縮空気流によって、噴霧作用が得られる。この場合得られる潤滑剤滴の大きさは10μmよりも大きい。この公知の方法または公知の装置は比較的に簡単な潤滑剤配量を可能にする。というのは、小滴の大きさがマクロ範囲内にあるからである。潤滑剤の小滴の大きさが更に小さい、環境に有害な油ミストの放出が防止される。しかし、公知の方法は、潤滑剤が比較的に小さな滴の噴霧された形で供給されるという欠点がある。潤滑剤滴が比較的に高速で潤滑個所に供給されることにより、切削加工工具の潤滑および冷却への用途が制限される。
特許文献2により、最少量の潤滑剤で潤滑個所を潤滑するための方法と装置が知られている。この場合、潤滑剤は微小滴の形で液体−ガス−混合物の構成部分として潤滑個所に供給される。従って、この技術水準は霧化装置を対象としている。この霧化装置では、潤滑剤がガス状キャリア媒体と混合されて潤滑剤ミストを形成する。この潤滑材ミストは潤滑個所に供給される。この公知の方法または装置は、潤滑剤がきわめて小さな滴で(言わばミストとして)潤滑個所に供給され、これは環境保護の観点から不利に作用するという欠点がある。
ドイツ連邦共和国特許第4002846号公報 ドイツ連邦共和国特許出願公開第19617752号公報
本発明の課題は、持続的な潤滑が簡単に可能であり、潤滑剤の消費が比較的に少なくて済む、最少量の潤滑剤で潤滑個所を潤滑するための方法と装置を提供することである。
この課題を解決するために、本発明による方法は、潤滑剤滴を分離するために潤滑剤ミストが、縦方向に穿孔されて分配配置された分離面を有する細長いチャンバ内に圧力下で噴射され、それによって潤滑剤が分離面を湿潤し続けながら排出口の方へチャンバを通過し、潤滑剤滴の形で排出口から出ることを特徴とする。
本発明による方法の利点は、穴のあいた分離面をチャンバ内に設けることにより、ガス状キャリア媒体からの潤滑剤のほぼ完全な分離が達成可能である。潤滑個所での潤滑剤滴が場所毎に排出され、圧力を有するガス状キャリア媒体の流れは、邪魔になる汚染粒子を潤滑個所の範囲から除去するために利用可能である。本発明の基本思想は、潤滑剤と、この潤滑剤を搬送するガス状キャリア媒体とのほとんど完全な分離が保証される手段を設けることである。ガス状キャリア媒体から分離された潤滑剤は所望な潤滑個所に供給可能である。この場合、潤滑剤滴は予め設定された時間的間隔をおいて排出される。ノズルの形状によって、潤滑剤量を制御または調整すると有利である。例えばノズルを直線ガイドの開放した走行面に配置し、直線ガイドを絶えず潤滑することができる。この場合、小滴排出の間隔は直線ガイドの必要性に適合する。これによって、経済的な潤滑と、邪魔になる汚染粒子の除去を行うほとんど持続的な潤滑が生じる。
本発明の方法の他の実施形によれば、潤滑剤ミストの圧力が制御され、それによって排出される潤滑剤滴の量が調節可能である。
本発明に従って装置に関する課題を解決するために、本発明による装置は、霧化装置が供給管を介して、潤滑個所の範囲内に配置された、潤滑剤滴を形成するための滴分離装置に接続され、滴分離装置の前方に配置された排出口から、一方では潤滑剤滴が、他方では実質的にガス状キャリア媒体が潤滑個所に排出可能である。
本発明による装置は好ましくは滴分離装置を備えている。この滴分離装置では、ガス状のキャリア媒体から潤滑剤のほぼ完全な分離が達成される。本発明の基本思想は、霧化装置を設け、この霧化装置によって、ガス状キャリア媒体と潤滑剤の微小滴の混合物からなる潤滑剤ミストを形成し、それによって長く延びる供給管を経て潤滑個所に潤滑剤を簡単に運ぶことである。潤滑個所に滴分離装置を設けることにより、潤滑剤は設定された滴の大きさで潤滑剤ミストから“ろ過分離”され、潤滑個所に直接排出される。ガス状キャリア媒体から潤滑剤をほぼ完全に分離したことにより、潤滑個所での効果的な潤滑と、不所望な汚染粒子の確実な除去が達成される。ガス状キャリア媒体が潤滑剤粒子をほとんど含んでいないので、ガス状キャリア媒体の排出は環境を汚さない。
本発明による装置の他の実施形では、分離面が均一にかつ同じ形に形成されているので、ガス状キャリア媒体からの潤滑剤の分離が流れ方向に徐々に行われる。
本発明の他の実施形によれば、分離面が球パックによって形成され、この球パックが均一に分配配置され互いに動くことができる多数の球からなっている。
案内レール上を摺動可能な案内キャリッジのためのアタッチメントが知られている。このアタッチメントは案内キャリッジの側方にフランジ止めされ、入口と通路装置と出口を備えている。従って、潤滑のための潤滑剤滴が案内キャリッジに供給可能である。公知のアタッチメントは、入口を経て供給された潤滑剤ミストから、潤滑剤小滴を分離するためには適していない。
そこで、本発明の課題は、潤滑剤ミストから潤滑剤小滴を分離することができるように、機械要素の案内レール上で摺動可能な案内キャリッジのためのアタッチメントを改良することである。
この課題を解決するめに、本発明では、入口に潤滑剤ミストが供給可能であるように、滴分離装置が一体化され、潤滑剤ミストが滴分離装置内で潤滑剤滴とガス状媒体に分離され、潤滑剤滴とガス状媒体が一緒に排出口を通って潤滑個所に排出される。
アタッチメントが滴分離装置を備え、それによって潤滑個所で直接潤滑剤を所望な形および大きさに調整すると有利である。
アタッチメントの他の実施形によれば、インサートが設けられ、このインサートが一方では、ノズル通路を備えたノズル付き円板が通路の横断面縮小部を形成する機能を有し、潤滑剤ミストがこのノズル通路を通過する。他方では、インサートの長さによって、流れ方向でノズル付き円板に接続するチャンバの大きさが決定される。このチャンバ内に分離面が設けられている。潤滑剤ミストをこの分離面で渦流化することにより、ガス状キャリア媒体からの潤滑剤の分離が行われる。
本発明の他の実施形では、本発明によるアタッチメントがその本体と案内キャリッジまたは一体化された方向変更要素との間に、シール要素を備えている。このシール要素は好ましくは可撓性に形成され、圧力を漏らさぬように、アタッチメントを案内キャリッジに連結する。それによって、潤滑剤の不所望な逃げが防止される。
更に、本発明の課題は、互いに間隔をおいて配置された多数の潤滑個所に潤滑剤を供給することができる潤滑個所制御装置を提供することである。
この課題を解決するために、潤滑個所制御装置は請求項19記載の特徴を有する。
本発明による潤滑個所制御装置の利点は、多数の潤滑個所に潤滑剤を供給するために、霧化装置が1個だけ設けられていることにある。長い距離にわたって簡単に搬送可能な潤滑剤ミストからの潤滑剤の分離は、潤滑個所で直接行われる。適当に付設された圧力コントローラによって、複数の潤滑個所の簡単な制御を行うことができる。
次に、図に基づいて本発明の実施の形態を詳しく説明する。
図1には潤滑個所制御装置1が示してある。この潤滑個所制御装置は実質的に、霧化装置2と、多数の潤滑個所3,3′と、霧化装置2を個々の潤滑個所3,3′に接続する供給管4とからなっている。霧化装置2は潤滑剤ミストを発生する働きをする。この潤滑剤ミストはガス状のキャリア媒体、特に空気と、潤滑剤の微小滴とによって形成されている。そのために、一方では潤滑剤が、他方ではガス状のキャリア媒体が霧化装置2に供給される。ミストの発生はドイツ連邦共和国特許第4002846号公報に記載された方法に従って行われる。潤滑剤ミストは供給管4を経て個々の潤滑個所3,3′に案内供給される。潤滑剤ミスト圧力を調節するために、霧化装置2および/または個々の潤滑個所3,3′の範囲内に、図示していない圧力弁が1個ずつ付設されている。
各々の潤滑個所3,3′には滴分離装置(分離要素)5が付設されている。次に、ころがり軸受ガイドとして形成された潤滑個所3′について、この滴分離装置の機能を説明する。供給管がいろいろな機械コンポーネントに案内可能であるので、潤滑個所3には、ボールねじ装置、多軸ヘッド、回転割り出しテーブルまたは工作主軸を配置することができる。ころがり軸受ガイドの潤滑個所3′を除く、図1において左側から右側に配置した記号参照。
図2からはっきりと判るように、ころがり軸受ガイドは案内レール6を備えている。この案内レール上には案内キャリッジ7が摺動可能に配置されている。案内レール6の側方には、アタッチメント8が配置されている。このアタッチメントは潤滑個所3′に潤滑剤を供給する働きをする。そのために、アタッチメント8は入口9を備えている。潤滑剤ミストをアタッチメント8に供給するために、この入口には供給管4の端部が接続されている。アタッチメント8は更に、通路装置10を備えている。この通路装置から特に滴分離装置5まで、潤滑剤ミストが案内される。滴分離装置5はガス状のキャリア媒体から潤滑剤を分離するので、潤滑剤は潤滑剤滴の形でキャリア媒体と共に、少なくとも1つの出口12を経て潤滑個所3に排出される。出口はスリットとして形成され、約0.6mmの幅を有する。その代わりに、横方向面にわたって分配配置された多数の穴として、スリットを形成してもよい。
アタッチメント8は固定穴13を備えている。この固定穴によってアタッチメント8は案内キャリッジ7にボルト止め可能である。アタッチメント8は本体14からなっている。この本体はC字状に形成され、特に脚部15の内面が案内レール6の輪郭に合致している。脚部15は基礎部分16を介して互いに連結されている。基礎部分16は通路装置10を備えている。この場合、本実施の形態では、3つの入口9が設けられている。両側の2つの入口9は基礎部分16の端面に配置され、他の1つの入口は案内キャリッジ7とは反対側の基礎部分16の長手側面に設けられている。入口9から基礎部分16のほぼ縦方向に延びる通路17まで、供給通路が延びている。脚部15の範囲において、この通路17から、それぞれ横方向に延びる横方向通路18が脚部15の方に延びている。この横方向通路18はそれぞれ脚部15に付設された出口12まで延びている。出口12は脚部15の凹部19に隣接している。この凹部はそれぞれ図示していない方向変更要素を収容するために設けられている。方向変更要素によって、ころがり軸受ガイド3′のころがり要素への潤滑剤滴の分岐および直接的な供給が達成される。
横方向通路18はそれぞれ上流側に配置された幅広の区間20と、下流側に配置された幅の狭い区間21とからなっている。横方向通路18の幅広の区間20は通路17を越えて本体14の側面まで形成されている。従って、インサート23が、後で閉鎖可能な挿入口22を経て幅広の区間20に挿入可能である。インサート23はスペーサピン24からなっている。このスペーサピンの直径は横方向通路18の直径よりも小さい。スペーサピン24の両端には、ピストン状の円板25,26が配置されている。横方向通路18の狭い区間21とは反対のスペーサピン24の側に配置された円板25は、中実の閉鎖円板として形成され、本体14の外側に対して横方向通路18を閉鎖または遮断する働きをする。これにより、潤滑剤ミストの逃げが防止される。
横方向通路18の狭い区間21寄りの円板26は、ノズル付き円板26として形成され、1つ、2つまたはそれ以上の貫通通路27を備えている。この貫通通路は横方向通路18に対して同軸に延び、ノズル付き円板26によって分離された幅広区間20の室と、チャンバを形成する狭い区間21とを接続する。ノズル付き円板26は幅広区間20の直径に一致する直径を有するので、潤滑剤ミストは貫通通路27だけを通ってチャンバ21に達することができる。
インサート23が横方向通路18に挿入される前に、可動に配置された多数の球(ボール)28が狭い区間21に充填される。この球は球セット(球パック)を形成する。チャンバ21に球28が完全に充填される。この場合、球28は流れ方向29に延びる、同心的に配置された球リング30の列によって形成されている。球リング30は共通の横方向平面内に配置されている。この場合、隣接する球列の横方向平面の間隔は、球28の直径にほぼ一致している。球の直径は約1mmである。
球28をチャンバ21に充填した後で、インサート23が横方向通路18に挿入される。この場合、幅広区間20と幅狭区間21の間の接続部における横方向通路18の収縮部は、ノズル付き円板26のストッパーを形成する。続いて、閉鎖円板25のところで、インサート23が横方向通路18内で密封ロックされる。
貫通通路27は貫通ノズルとして形成されている。この貫通ノズルの直径は0.5〜0.8mmある。本実施の形態では、両貫通ノズルは0.7mmの直径を有する。
個々の球28は分離面を形成する。この分離面は流れ方向29に穴を空けられ、この分離面のところで潤滑剤粒子による湿潤が行われる。この潤滑剤粒子は貫通ノズル27を通って潤滑剤ミストの構成部分としてチャンバ21に入る。
潤滑個所3′への潤滑剤滴の供給は次の方法によって行われる。霧化装置2で発生した潤滑剤ミストは、入口9から通路17に圧力下で供給される。潤滑剤ミストはインサート23の貫通ノズル27だけを通ってチャンバ21に侵入する。この場合、横断面積縮小に基づいてベンチュリ効果が生じる。これによって既に、ガス状のキャリア媒体(圧縮空気)からの潤滑剤粒子の分離プロセスが開始される。続いて流れが球セットを備えたチャンバ21内に入り、このチャンバを通過することにより、潤滑剤が更に分離されるので、mm範囲の潤滑剤滴を出口12に供給することができる。この潤滑剤滴は圧縮空気と共に排出される。
チャンバ21内で分離プロセスを行うことにより、少なくとも98%の潤滑剤回収が行われる。通路17,18には、約0.5〜1.5バールの、潤滑剤ミストまたは圧縮空気流れの流体圧力が供給される。
本実施の形態では、凹部19内に挿入された方向変換要素が、圧縮空気流と潤滑剤滴の転動体をころがり軸受ガイドの異なる部分潤滑個所に方向変換する働きをする。そのために、出口12または方向変換要素の出口範囲には、周方向に延びるシール要素31が設けられている。
特に図8から判るように、本体14と案内レール6の間には、シール要素32が配置されている。このシール要素は図示していない他のシール要素と共に、圧力を漏らさぬように空気と油を密封閉鎖する。
シール要素31,32の他の実施の形態では、シール要素を本体14の内壁に射出成形することができる。
他の実施の形態では、球セットを備えた分離要素50が設けられ、チャンバ21に挿入可能に形成されている。分離要素50の寸法は、チャンバ21の寸法に適合させることができる。
中空円筒状の分離要素50の形状によって、組み立てが非常に簡単になる。
図7から判るように、分離要素50(潤滑カートリッジ)は中空円筒として形成されている。この場合、潤滑カートリッジは流れ方向において後側にある端面に、潤滑剤ミストの流入のための円形の2つの貫通通路51を備えている。その代わりに、インサート23は1つまたはそれ以上の流入通路および/または貫通通路51を備えていてもよい。両貫通通路51の直径が分離要素50内に充填された球28の大きさに合わせて決定されるので、球28は中空円筒の内室から出ることができない。貫通通路51の直径は0.5〜0.8mmであり、それによって球28の直径よりも小さい。流れ方向29において前方に位置する出口は交叉スリット状の出口52として形成されている。この場合、スリットの幅は球28の直径よりも小さい。中心で交叉するX状のスリットまたは互いに垂直なスリットの幅は、0.4〜0.65mmである。スリットが中空円筒状の分離要素50の幅全体にわたって延びていると有利である。この場合、主流出面は分離要素50の縦軸線の中央に配置されている。この交叉したスリットの流出面積全体は貫通通路51の流入面積全体よりも大きい。これによって、大きすぎる流れ停滞が回避される。この大きすぎる流れ停滞は、この範囲において既に圧縮空気から分離された潤滑剤滴の不所望な噴霧を生じることになる。スリットの長さが球28の直径の2倍よりも大きいことが重要である。それによって、球28による出口52の充分な閉鎖が防止される。
分離要素50を簡単に組み立てるために、潤滑カートリッジは周溝53を備えている。この周溝にはOリング54が配置されている。Oリング54は分離要素50の外周面から幾分突出している。これによって、チャンバ21内での分離要素50の密封装着が簡単に保証される。分離要素50の直径がチャンバ21の内径に適合しているので、潤滑カートリッジ50はこのチャンバ内に嵌め合わせて、特にプレス嵌めによって配置されている。幅広の区間20内でインサート23が接続していることにより、分離要素50はチャンバ21内に確実に保持される。
図10には連結要素60が示してある。この連結要素は、潤滑剤ミストを搬送する上記の供給管4を、潤滑個所3,3′のケーシングに取り外し可能に連結する働きをする。上記のアタッチメントと異なり、連結要素60はフレキシブルにかつ広範囲に使用可能である。というのは、連結要素が第1の継手61を介して市販の空気圧または液圧供給管4に接続可能であるからである。第1の継手61は好ましくは、空気圧供給管4に接続される市販の差し込み継手として形成されている。
その代わりに、継手61は液圧供給管4に連結可能なねじ継手として形成可能である。
矢印62で示す流れ方向において前方に位置する、連結要素60の側には、ねじ式継手としての第2の継手63が配置されている。この第2の継手は連結要素60を潤滑個所3,3′の図示していないケーシングに連結する。第2の継手63はおねじ64を備えている。このおねじによって、連結要素60はケーシングの図示していないめねじに摩擦的に連結可能である。第2の継手63またはおねじ64の対称軸線65は好ましくは、潤滑個所の中空円筒状のケーシングに対して半径方向に向いている。ケーシングは例えばボールねじ装置、工作主軸、回転割り出しテーブル、ころがり軸受ガイド、多軸ヘッド等の一部として形成可能である。その際、おねじ64は、第2の継手63の自由端が潤滑個所3,3′に直接達するような深さ(長さ)を有する。
図10に示した本実施の形態では、連結要素60がアングル材状に形成されている。その代わりに、連結要素60は真っ直ぐにまたは斜めに形成可能である。
連結要素60は第2の継手63の範囲に、インサート50または潤滑カートリッジ50を収容するための中空室66を備えている。中空室66は連結要素60の残りの範囲内に配置された、潤滑材ミストを案内するための通路67と比べて、幅広に形成されている。
インサート50は実質的に滴分離装置5を形成する。そのために、インサート50は中空円筒状のチャンバを備えている。このチャンバ内には、穿孔された多数の分離面28が設けられている。図10のインサート50は図9にインサートに一致し、ほぼ円形の外周面68を備えている。この外周面は一方の端側が流れ方向62に対して垂直にかつ流れ方向において手前側に配置された端面69によって画成され、他方の端側が流れ方向62に対して垂直にかつ流れ方向において前方に配置された排出面70によって画成されている。端面69は2つの貫通穴71を備えている。この貫通穴から、潤滑剤ミストがチャンバに入る。排出面70は交叉するように配置された2つの排出スリット72を備えている。この排出スリットはそれぞれ、外周面68の対向する範囲の間において連続して直線状に延びている。流れ方向22に延びる排出スリット72の長さは少なくとも、貫通穴51の長さと同じ長さであり、好ましくは貫通穴の長さよりも長い。
排出スリット72はこの排出スリットの設定深さだけ外周面68に切り込みを入れられている。排出面70は組み立て位置において好ましくは第2の継手62の自由端と面一になっている。排出スリット72の幅は貫通穴71の直径に一致し、例えば0.5mmである。インサート50の長さは例えば12mmである。
第2の継手63に付設された連結要素60の中空室内でインサート50を組み立てるために、インサート50はOリング54を備えている。このOリングは外周面68の外側環状溝73内に支持されている。インサート50は連結要素60の中空室内に圧入した後で連結要素60に形状拘束的に確実にかつ封止的に連結されている。
従って、インサート50が連結要素60内に一体化され、それによって連結要素がコンパクトな構造を有すると有利である。連結要素は二重機能を有する。一方では、潤滑剤の供給管4を潤滑個所のケーシングに連結する働きをする。他方では、連結要素60内で、潤滑剤ミストが潤滑のために必要な潤滑滴に変換される。
その代わりに、インサート50は連結要素60と関係なく、潤滑個所3,3′のケーシング内に直接配置することが可能である。排出面70が潤滑個所3,3′上に直接配置されるように、インサート50がケーシングに一体化されていることが重要である。
機械構成要素の多数の潤滑個所に潤滑剤を供給する潤滑個所制御装置を概略的に示す図である。 案内レール上に摺動可能に支承されたキャリッジと、このキャリッジの側方にフランジ止めされるアタッチメントを備えたころがり軸受ガイドの斜視図である。 アタッチメントの斜視図である。 アタッチメントの正面図である。 図4のV−V線に沿ったアタッチメントの断面図である。 図4のVI−VI線に沿ったアタッチメントの断面図である。 図6のアタッチメントの一部範囲の拡大図である。 図4のVIII−VIII線に沿ったアタッチメントの断面図である。 代替的な実施の形態による切断された分離要素の斜視図である。 分離要素を挿入した連結要素の横断面図である。

Claims (28)

  1. 潤滑剤がガス状キャリア媒体と混合されて潤滑剤ミストを形成し、潤滑剤ミストが潤滑個所に供給される、最少量の潤滑剤で潤滑個所を潤滑するための方法において、潤滑剤滴を分離するために潤滑剤ミストが、チャンバ(21)の縦方向に穿孔されて分配配置された分離面(28)を有する細長いチャンバ(21)内に圧力下で噴射され、それによって潤滑剤が分離面(28)を湿潤し続けながら排出口(12)の方へチャンバを通過し、潤滑剤滴の形で排出口(12)から出ることを特徴とする方法。
  2. 潤滑剤ミストが分離面(28)を備えたチャンバ(21)内に連続的に噴射されることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 潤滑剤ミストの圧力が制御されることを特徴とする、請求項1または2記載の方法。
  4. 潤滑剤ミストを発生するための霧化装置を備え、潤滑剤ミストがガス状のキャリア媒体と潤滑剤の微小滴の混合物によって形成されている、最少量の潤滑剤で潤滑個所を潤滑するための装置において、霧化装置(2)が供給管(4)を介して、潤滑個所(3,3′)の範囲内に配置された、潤滑剤滴を形成するための滴分離装置(5)に接続され、滴分離装置(5)の前方に配置された排出口(12)から、一方では潤滑剤滴が、他方では実質的にガス状キャリア媒体が潤滑個所(3,3′)に排出可能であることを特徴とする装置。
  5. 滴分離装置(5)が流れ方向(29)に穿孔された分離面(28)を有するチャンバ(21,50)を備え、貫通通路(27)を経て噴射された潤滑剤ミストの潤滑剤粒子が分離面に付着することと、分離面(28)が流れ方向(29)において直接連続して、排出口(12)に付設されたチャンバ(21,50)の端部まで配置され、それによって排出口(12)から潤滑剤滴が排出されることを特徴とする、請求項4記載の装置。
  6. 分離面(28)が均一にかつ同じ形をして流れ方向(29)にチャンバ(21,50)内で延びていることを特徴とする、請求項4または5記載の装置。
  7. 分離面が多数の球(28)によって形成され、この球が1つの球セットにまとめられ、チャンバ(21,50)の内室全体に充填されていることを特徴とする、請求項4〜6のいずれか一つに記載の装置。
  8. 球セットが流れ方向に延びる、同心的に配置された球リング(30)の列によって形成され、球リング(30)の球(28)が共通の横方向平面内に配置されていることを特徴とする、請求項4〜7のいずれか一つに記載の装置。
  9. 貫通通路(27)が少なくとも1つの貫通ノズルとして形成され、貫通ノズルの直径が0.5〜0.8mmであることを特徴とする、請求項4〜8のいずれか一つに記載の装置。
  10. 貫通通路(27)がチャンバ(21,50)の中心軸線周りに配置された1個または複数の貫通ノズルによって形成されていることを特徴とする、請求項4〜9のいずれか一つに記載の装置。
  11. 排出口(12)がスリットとして形成され、このスリットの長さが球(28)の直径の2倍よりも長いことを特徴とする、請求項4〜10のいずれか一つに記載の装置。
  12. 排出口(12)の全面積が入口を形成する貫通通路(27)の全面積よりも大きいことを特徴とする、請求項4〜11のいずれか一つに記載の装置。
  13. スリット(12)が交叉するように形成され、スリットの交点がチャンバ(21,50)の縦軸線上にあることを特徴とする、請求項4〜12のいずれか一つに記載の装置。
  14. 潤滑剤を供給するための少なくとも1つの入口と、潤滑剤を案内キャリッジのころがり要素に排出するための少なくとも1つの出口と、入口と出口の間で潤滑剤を案内するための少なくとも1つの通路からなる通路装置とを備えた、直線ガイドの案内レール上を摺動可能な案内キャリッジのためのアタッチメントにおいて、入口(9)に潤滑剤ミストが供給可能であるように、滴分離装置(5)が一体化され、潤滑剤ミストが滴分離装置(5)内で潤滑剤滴とガス状媒体に分離され、潤滑剤滴とガス状媒体が一緒に排出口(12)を通って潤滑個所(3,3′)に排出されることを特徴とするアタッチメント。
  15. 通路(18)内にインサート(23)が挿入可能であり、インサート(23)が少なくとも1つの貫通通路(27)を備えていることと、貫通通路(27)の後に、多数の分離面(28)を含むチャンバ(21,50)が配置されていることを特徴とする、請求項14記載のアタッチメント。
  16. インサート(23)が通路(18)および/またはチャンバ(20,21,50)内にぴったり嵌まるように挿入可能および固定可能であることを特徴とする、請求項14または15記載のアタッチメント。
  17. インサートがスペーサピン(24)を備え、このスペーサピンの直径が通路(18)の直径よりも小さいことと、チャンバ(21,50)寄りのスペーサピン(24)の側に、貫通通路を有するノズル付き円板(26)が接続し、このノズル付き円板の直径が通路(18)の直径に一致していることを特徴とする、請求項14〜16のいずれか一つに記載のアタッチメント。
  18. アタッチメント(8)の本体(14)と案内キャリッジ(7)との間および/またはころがり要素を個々の潤滑個所に方向変換するための、本体(14)に挿入可能な方向変換要素と本体(14)との間および/または本体(14)と案内レール(6)との間に、シール要素(31,32)が配置され、このシール要素が圧力付勢されたガス状媒体の流出を防止することを特徴とする、請求項14〜17のいずれか一つに記載のアタッチメント。
  19. 一体化された多数の分離面(28)を備えたインサート(50)がアタッチメントに圧入される、供給管(4)と潤滑個所(3,3′)のケーシングとの間の連結要素としてのアタッチメントの使用。
  20. 供給管(4)の一端に取り外し可能に連結するための第1の継手(61)と、
    潤滑個所(3,3′)のケーシングに取り外し可能に連結するための第2の継手(63)と、
    一体化された滴分離装置(5)と
    を備えた、特に請求項4〜13のいずれか一つに記載の装置または請求項14〜16のいずれか一つに記載のアタッチメントにおいて、潤滑剤ミストを搬送する供給管(4)を潤滑個所(3,3′)のケーシングに取り外し可能に連結するための連結要素。
  21. 滴分離装置(5)が穴の開いた多数の分離面(28)を有するインサート(50)によって形成され、このインサートが連結要素(60)の中空室(66)内に形状拘束的に配置されていることを特徴とする、請求項20記載の連結要素。
  22. 中空室(66)がケーシング寄りの第2の継手(63)の範囲内に配置されていることと、中空室(66)が円筒状に形成され、潤滑個所(3,3′)の側が開放していることと、中空室(66)にインサート(50)が圧入されていることを特徴とする、請求項20または21記載の連結要素。
  23. インサート(50)がOリング(54)を介して中空室(66)内でシールされていることを特徴とする、請求項20〜22のいずれか一つに記載の連結要素。
  24. 第1の継手(61)が空気圧供給管(4)に接続するための差し込み継手としてあるいは液圧供給管(4)に接続するためのねじ継手として形成されていることを特徴とする、請求項20〜23のいずれか一つに記載の連結要素。
  25. 第2の継手(63)がおねじ(64)を有するねじ継手として形成され、かつインサート(50)を収容するための中空室を備えていることを特徴とする、請求項20〜24のいずれか一つに記載の連結要素。
  26. 穴のあいた多数の分離面(28)を内蔵する中空円筒状のチャンバと、
    ほぼ円形の外周面(68)と、
    少なくとも1つの貫通穴(51)を有する、流れ方向(62)に対して垂直にかつ流れ方向(62)において後側に配置された端面(69)と、
    少なくとも1つの排出スリット(72)を有する、流れ方向(62)に対して垂直にかつ流れ方向(62)において前側に配置された排出面(52)と
    を備えた、特に請求項4〜13のいずれか一つに記載の装置または請求項14〜16のいずれか一つに記載のアタッチメントまたは請求項20〜25のいずれか一つに記載の連結要素において、潤滑個所(3,3′)の範囲に配置するための分離要素
  27. 排出スリット(72)が少なくとも内側から外周面(68)の範囲まで延び、かつ流れ方向(62)と反対向きに外周面(68)に切り込まれていることを特徴とする、請求項26記載の分離要素
  28. 外周面(68)がOリング(54)を収容するための外側環状溝(73)を備えていることを特徴とする、請求項26または27記載の分離要素
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