JP2005354243A - 電話装置 - Google Patents

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JP2005354243A
JP2005354243A JP2004170699A JP2004170699A JP2005354243A JP 2005354243 A JP2005354243 A JP 2005354243A JP 2004170699 A JP2004170699 A JP 2004170699A JP 2004170699 A JP2004170699 A JP 2004170699A JP 2005354243 A JP2005354243 A JP 2005354243A
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Shozo Suzuki
昌三 鈴木
Toshio Yamawaki
利夫 山脇
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Denso Ten Ltd
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Abstract

【課題】 マウス機能としての動作の信頼性が高く、本体が嵩張ることなく携帯性にも優
れたマウス機能を有する電話装置を提供すること。
【解決手段】 少なくとも無線電話部11、表示部12、及び入力部13を本体部10に
備えた電話装置1において、パソコン30の画面に表示されるポインタの操作を可能にす
る光学式マウス型入力部14と、所定の起動又は停止条件が成立した場合に光学式マウス
型入力部14を起動又は停止させる起動停止手段(制御部16)と、起動停止手段により
光学式マウス型入力部14が起動された場合、光学式マウス型入力部14で検出された信
号をパソコン30へ送出する信号送出部15とを装備する。
【選択図】 図1







Description

本発明は電話装置に関し、より詳細にはパーソナルコンピュータ(パソコン)などの外
部機器に対する入力手段としての機能を備えた電話装置に関する。
最近では、ノート型パソコン等の端末機器の小型化及び軽量化が進んできており、ノー
ト型パソコン等を携帯して外出先で使用するユーザも増えてきている。ノート型パソコン
では、キーボード付近に設けられたトラックパッドやトラックボールを用いて、画面上に
表示されたカーソルなどのポインタを移動させて、アイコン等の選択操作や入力操作が行
えるようになっている。しかし、トラックパッドやトラックボールに不慣れなユーザにと
っては、これらの位置入力手段は非常に操作しづらいため、外付け用のマウスを別途接続
して使用するユーザも多い。ただし、この場合は、ノート型パソコンと一緒にマウスを持
ち運ばなければならず、荷物となり持ち運びも煩わしいという問題があった。
また、最近では携帯電話やPHSなどの携帯可能な小型の電話装置が広く普及しており
、ノート型パソコンに携帯型の電話装置を接続して、外出先でインターネットに接続する
ユーザも増えてきている。外付け用のマウスを利用するユーザは、携帯型の電話装置をノ
ート型パソコンに接続するとともに、外付け用のマウスも接続する必要があるため、接続
がとても煩わしく、また使用時にこれらを設置するためのスペースも必要になるという問
題があった。
そこで、下記の特許文献1には、携帯情報処理端末の移動時の利便性を損なわせること
なく、その操作性を大幅に向上させるために、マウス機能が組み込まれた携帯電話装置が
開示されている。
しかしながら、特許文献1記載の携帯電話装置では、マウス機能として機械式マウスが
組み込まれており、すなわち携帯電話装置本体の背面にボールを配置して、該ボールの回
転量を検出して、ノート型パソコンの画面に表示されたポインタを移動させるように構成
されており、携帯電話装置の厚みがかなり増して嵩張り、携帯性が悪くなるとともに、通
常は電話機として使用されるのでボール部分が汚れやすく、内部にゴミ等が溜り、動作の
信頼性が低下しやすいという課題があった。
特開2001−237941号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、マウスとしての動作の信頼性が高く、
本体が嵩張ることなく携帯性にも優れ、また電話装置に装備されている機能を利用して追
加部品及び部品コストを削減することのできるマウス機能を有する電話装置を提供するこ
とを目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係る電話装置(1)は、少なくとも無線による送受
信機能を有する無線電話手段、各種情報が表示される表示手段、及び各種操作用の入力手
段を本体部に備えた電話装置において、外部機器の画面に表示されるポインタの操作を可
能にする光学式マウス型入力手段と、所定の起動条件又は停止条件が成立した場合に前記
光学式マウス型入力手段を起動又は停止させる起動停止手段と、該起動停止手段により前
記光学式マウス型入力手段が起動された場合、該光学式マウス型入力手段で検出された信
号を前記外部機器へ送出する信号送出手段とを備えていることを特徴としている。
上記電話装置(1)によれば、所定の起動条件が成立した場合に前記光学式マウス型入
力手段を起動させて、該光学式マウス型入力手段で検出された信号が前記外部機器へ送出
されるので、前記外部機器の画面に表示されるポインタの操作を行う光学式マウスとして
前記本体部を使用することができる。しかも、前記光学式マウス型入力手段から構成され
ているのでマウスとしての動作の信頼性を高めることができ、また、機械式マウスを組み
込んだ場合のように前記本体部の厚みが増して嵩張るようなこともなく携帯性にも優れ、
電話機として使用する場合でも使用感を変えることのないものとすることができる。また
、所定の停止条件が成立した場合に速やかに前記光学式マウス型入力手段の作動を停止さ
せることができ、前記光学式マウス型入力手段に供給される無駄な電力消費を防ぐことが
できる。
また本発明に係る電話装置(2)は、上記電話装置(1)において、前記本体部が、受
光手段を含む撮像手段を備え、該撮像手段の受光手段が、前記光学式マウス型入力手段の
受光手段としても利用されるものであることを特徴としている。
上記電話装置(2)によれば、前記撮像手段の受光手段が、前記光学式マウス型入力手
段の受光手段としても利用されるものであるので、元々前記本体部に装備されている前記
撮像手段の機能を利用して、ソフトウェアを対応させるだけで光学式マウスの機能を実現
することが可能となり、追加部品及び部品コストを削減することができる。
また本発明に係る電話装置(3)は、上記電話装置(1)又は(2)において、前記本
体部が、発光手段を含む撮像手段を備え、該撮像手段の発光手段が、前記光学式マウス型
入力手段の発光手段としても利用されるものであることを特徴としている。
上記電話装置(3)によれば、前記撮像手段の発光手段が、前記光学式マウス型入力手
段の発光手段としても利用されるものであるので、上記電話装置(2)と略同様な効果を
得ることができる。
また本発明に係る電話装置(4)は、上記電話装置(1)〜(3)のいずれかにおいて
、前記光学式マウス型入力手段の各種機能のユーザ設定を可能にする機能設定手段を備え
ていることを特徴としている。
また本発明に係る電話装置(5)は、上記電話装置(4)において、前記機能設定手段
が、前記光学式マウス型入力手段の入力ボタンの機能入替、前記光学式マウス型入力手段
の移動感度、又は前記光学式マウス型入力手段の移動速度のうちの少なくともいずれかの
機能の設定を可能にするものであることを特徴としている。
上記電話装置(4)、(5)によれば、前記機能設定手段により、前記光学式マウス型
入力手段の各種機能、例えば、前記入力ボタンの機能入替、前記移動感度、又は前記移動
速度などのユーザ設定が電話装置側で可能となり、前記外部機器側でいちいち設定を行わ
なくてもよく、ユーザの使い勝手を良くすることができる。
また本発明に係る電話装置(6)は、上記電話装置(1)〜(5)のいずれかにおいて
、前記信号送出手段が、前記光学式マウス型入力手段で検出された信号を無線通信により
前記外部機器へ送出するものであり、該外部機器との無線通信のための設定を行う通信設
定手段をさらに備えていることを特徴としている。
上記電話装置(6)によれば、前記外部機器との無線通信のための設定を行う通信設定
手段をさらに備えているので、前記外部機器や電話装置に対応した無線通信を行うことが
できる。
以下、本発明に係る電話装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の
形態(1)に係る電話装置の要部を概略的に示したブロック図である。また、図2は、実
施の形態(1)に係る電話装置の外観を示す図であり、(a)は正面斜視図、(b)は背
面斜視図を示している。
図中1は、携帯可能な小型の電話装置を示しており、電話装置1は、無線電話部11、
表示部12、入力部13、光学式マウス型入力部14、信号送出部15、及び制御部16
を含んで構成されており、これら各部は本体部10に装備されており、本体部10は、携
帯するのに適した大きさとなっている。
無線電話部11は、アンテナ11aを介して受信した電波から音声信号やデータ信号を
取り出して音声やデータを出力する受信部(図示せず)やマイク17から入力された音声
信号や入力部13を介して入力されたデータ信号を電波に乗せて送信する送信部(図示せ
ず)を含んで構成されており、アンテナ11aを介して無線により基地局に接続して、通
信を行うことができるように構成されている。
表示部12は、小型の液晶表示装置から構成されており、表示部12には、入力部13
を介して入力された電話番号や文字情報、受信した文字情報や画像情報、各種機能のメニ
ュー画面などの各種情報が表示されるようになっており、本体部10の正面側に配設され
ている。
入力部13は、通話オン/オフキー、数字・文字入力キー、電源オン/オフキー、その
他の各種機能キーを含んで構成され、主に本体部10の正面側に配置されており、入力部
13を介して電話装置1に関する各種操作が行えるようになっている。
光学式マウス型入力部14は、パーソナルコンピュータ(パソコン)30との間で、マ
ウス機能を実現するための通信状態が確立された場合に起動され、本体部10の背面が配
置された面の画像を連続的に捕らえ、これらの画像を順次比較して、本体部10の移動方
向及び移動距離を検出するものであり、受光部14a、発光部14b、及びマウス操作部
14cを含んで構成されている。
受光部14aは受光レンズや光センサ(いずれも図示せず)を含んで構成され、また発
光部14bは、発光ダイオードや該発光ダイオードを駆動する発光回路(いずれも図示せ
ず)を含んで構成されており、前記発光ダイオードが受光部14aの光源として使用され
るようになっている。受光部14aと発光部14bとは、本体部10の背面略中央部の開
口部18内に配設されるようになっており、これら各部の駆動動作は、制御部16からの
制御信号に基づいて制御されるようになっている。また、本体部10の背面上下端部には
、本体部10をマウスとして使用した場合の接触面に対する滑りをよくしたり、背面の傷
つきを防ぐためのパッド19が装着されている。
発光部14bから放出された光線は、開口部18を通って配置面で反射され、再度開口
部18を通って受光部14aの光センサで集光される。受光部14aが、配置面の一連の
画像を連続的に捕らえて、本体部10の移動方向及び移動距離に応じた信号を検出し、該
信号が制御部16に送出されるようになっている。
また、マウス操作部14cは、本体部10の正面側(表示部12、入力部13の配置面
)に設けられ、右ボタンRと左ボタンLとから構成されている。右ボタンR又は左ボタン
Lの各ボタンの入力信号が制御部16に送出されるようになっている。
制御部16は、起動条件又は停止条件が成立した場合に光学式マウス型入力部14を起
動又は停止させる処理を行うとともに、起動時には、光学式マウス型入力部14で検出さ
れた本体部10の移動方向及び移動距離に応じた信号や、マウス操作部14cからの入力
信号を取り込み、信号送出部15を介してパソコン30へ送出する処理が行われるように
なっている。
信号送出部15は、光学式マウス型入力部14で検出された信号をケーブル31を介し
てパソコン30へ送出するためのインターフェース回路から構成されており、本体部10
には、ケーブル31を接続するための端子(図示せず)が設けられている。該端子として
は、マウス機能専用の端子やUSB端子などを採用することができる。
制御部16は、無線電話部11、表示部12、入力部13、光学式マウス型入力部14
、及び信号送出部15の各部を制御するものであり、CPU、RAM、ROM(いずれも
図示せず)を含んで構成されており、ROMには各部をソフトウェアで制御するためのプ
ログラムや、表示部12に表示させる各種メニュー画面や文字データ等が記憶されている
また、電話装置1では、表示部12上に表示された画面を通じて、光学式マウス型入力
部14の各種機能のユーザ設定が可能になっており、設定された情報は制御部16内の前
記RAMに記憶されるようになっている。また、パソコン30とケーブル31を介して接
続された場合、前記設定情報が、信号送出部15を介してパソコン30に送出され、パソ
コン30では、前記設定情報に基づいてマウス機能が設定されるようになっている。
例えば、図3に示したような「メインメニュー」画面を通じて、マウス機能を設定する
「マウス」が選択決定されると、図4に示す「マウスメニュー」画面が表示される。ユー
ザは、この画面を通じて、マウス操作部14cを構成する左右ボタンの機能設定を行う「
ボタン」、光学式マウス型入力部14で検出される移動量に対するパソコン30の画面に
表示されるポインタの移動量の比率の設定を行う「移動感度」、光学式マウス型入力部1
4で検出される移動速度に対するポインタの移動速度の比率の設定を行う「移動速度」の
選択が行えるようになっている。
図4に示した「マウスメニュー」画面において「ボタン」が選択決定されると、図5に
示した「ボタン切替」画面が表示され、この画面を通じて、マウス操作部14cの右ボタ
ンRと左ボタンLの機能を右利き用、左利き用に設定することができるようになっている
また、図4に示した「マウスメニュー」画面において「移動感度」が選択されると、図
6に示した「移動感度設定」画面が表示され、ユーザは、この画面を通じてマウスの移動
感度のレベルを自由に設定することができるようになっている。また図4に示した「マウ
スメニュー」画面において「移動速度」が選択されると、図7に示した「移動速度設定」
画面が表示され、ユーザは、この画面を通じてマウスの移動速度のレベルを自由に設定す
ることができるようになっている。
次に実施の形態(1)に係る電話装置1における制御部16の行うマウス機能の起動停
止処理動作を図8に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。
まずステップS1では、電話装置1とパソコン30とがケーブル31を介して接続され
たか否かを判断し、接続されていないと判断すればステップS1に戻る一方、接続された
と判断すればステップS2に進む。
ステップS2では、電話装置1とパソコン30との通信状態を確立させる処理を行い、
その後ステップS3に進む。ステップS3では、光学式マウス型入力部14の各部を起動
させる処理(起動処理)、すなわち、発光部14cを構成する発光ダイオードを発光させ
て、受光部14aを構成する光センサで画像の読取を開始する処理を行い、その後ステッ
プS4に進む。
ステップS4では、光学式マウス型入力部14で検出された本体部10の移動方向及び
移動距離に応じた信号(移動信号)を取り込む処理を行い、その後ステップS5に進む。
ステップS5では、検出された移動信号を信号送出部15を介してパソコン30へ送出す
る処理を行い、その後ステップS6に進む。パソコン30では、受信した移動信号に基づ
いて画面に表示されたポインタを移動させる処理が行われるようになっている。
ステップS6では、マウス操作部14cの操作が検出されたか否かを判断し、マウス操
作部14cの操作が検出されていないと判断すればステップS8に進む一方、マウス操作
部14cの操作が検出されたと判断すればステップS7に進む。ステップS7では、マウ
ス操作部14cの操作信号を信号送出部15を介してパソコン30へ送出する処理を行い
、その後ステップS8に進む。パソコン30では、受信した操作信号に基づいて画面に表
示されているアイコンの選択処理などが行われるようになっている。
ステップS8では、電話装置1とパソコン30との通信が接断されたか否かを判断し、
通信が接断されていないと判断すればステップS4に戻る一方、通信が接断されたと判断
すればステップS9に進む。通信が接断されたか否かは、パソコン30の電源がオフされ
た場合、ケーブル31が電話装置1又はパソコン30から外された場合、又は電話装置1
でマウス機能を停止させる操作が検出された場合などから判断される。
ステップS9では、光学式マウス型入力部14の各部の駆動を停止させる処理を行い、
その後ステップS10に進む。ステップS10では、通常の電話機モードに切り替えて処
理を終了する。
上記実施の形態(1)に係る電話装置1によれば、ケーブル31が接続されパソコン3
0との通信状態が確立した場合に光学式マウス型入力部14を起動させて、光学式マウス
型入力部14で検出された信号がパソコン30へ送出されるので、パソコン30の画面に
表示されるポインタの操作を行う光学式マウスとして本体部10を使用することができる
。しかも、光学式マウス型入力部14から構成されているのでマウスとしての動作の信頼
性を高めることができ、また、機械式マウスを組み込んだ場合のように本体部10の厚み
が増して嵩張るようなこともなく携帯性にも優れ、電話機として使用する場合でも使用感
を変えることのないものとすることができる。また、ケーブル31を介した通信が接断さ
れた場合に速やかに光学式マウス型入力部14の駆動が停止されるので、受光部14aや
発光部14bに供給される無駄な電力消費を防ぐことができる。
また、表示部12に表示されるマウス機能設定画面(図3〜図7)を介して光学式マウ
ス型入力部14の各種機能、すなわちマウス操作部14cの左右ボタンの機能入替、移動
感度、移動速度などのユーザ設定が電話装置1側で可能となり、パソコン30側でいちい
ち設定を行わなくてもよく、ユーザの使い勝手を良くすることができる。
図9は、実施の形態(2)に係る電話装置の要部を概略的に示したブロック図である。
また、図10は、実施の形態(2)に係る電話装置の外観を示す図であり、(a)は正面
斜視図、(b)は背面斜視図を示している。但し図1に示した電話装置1と同一機能を有
する構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
実施の形態(2)に係る電話装置1Aが、実施の形態(1)に係る電話装置1と相違す
る点は、電話装置1Aでは、本体部10Aが、表示部12が設けられた表示筐体10aと
入力部13が設けられた操作筐体10bとが折り畳める折り畳み式構造になっている点と
、本体部10Aに静止画や動画を撮影して、ディジタルデータとして記録可能なディジタ
ルカメラ部(撮像手段)20が組み込まれており、ディジタルカメラ部(撮像手段)20
の機能を利用して、光学式マウス型入力部の機能が実現されている点と、信号送出部15
Aが、ディジタルカメラ部(撮像手段)20及び制御部16Aにて処理された本体部10
Aの移動方向及び移動距離に応じた信号(移動信号)を無線通信(例えば、赤外線通信)
によりパソコン30ヘ送出するようになっている点である。
電話装置1Aは、無線電話部11、表示部12、入力部13、信号送出部15A、制御
部16A、ディジタルカメラ部20、マウス操作部21、及び不揮発性メモリ22を含ん
で構成されており、これら各部は本体部10Aに装備されている。
本体部10Aは、表示部12が設けられた表示筐体部10aと入力部13が設けられた
操作筐体部10bとが折り畳める折り畳み式構造となっており、表示筐体部10aと操作
筐体部10bとはヒンジ部10cによって回動可能に連結されている。
ディジタルカメラ部20は、ヒンジ部10cに回動可能に配設されており、レンズやC
CD(Charge Coupled Device )(いずれも図示せず)を含んで構成される受光部20a
と、フラッシュやライトとして使用される発光ダイオードや発光回路(いずれも図示せず
)を含んで構成される発光部20bとを含んで構成されている。
ディジタルカメラ部20は、入力部13の所定の機能キーを介してカメラモードが選択
されると起動し、静止画撮影や動画撮影が可能になっており、撮影された静止画や動画の
ディジタルデータが不揮発性メモリ22に記憶されるようになっている。
また、マウス機能を利用するためにパソコン30Aとの通信状態が確立されると、ディ
ジタルカメラ部20を構成する受光部20aと発光部20bが起動される。ディジタルカ
メラ部20を下面に向けて配置すると、発光部20bから放出された光線が、配置面で反
射され、受光部20aのCCDで集光される。受光部20aが、配置面の一連の画像を連
続的に捕らえて、これらの画像を順次比較して、本体部10Aの移動方向及び移動距離に
応じた信号を検出し、該信号が制御部16Aに送出されるようになっている。
マウス操作部21は、本体部10Aの正面側に設けられ、右ボタンRと左ボタンLとか
ら構成されている。右ボタンR又は左ボタンLの各ボタン信号が制御部16Aに送出され
るようになっている。
制御部16Aは、ディジタルカメラ部20で検出された本体部10Aの移動方向及び移
動距離に応じた信号や、マウス操作部21からの入力信号を取り込み、これらの信号を信
号送出部15Aを介してパソコン30Aへ赤外線通信により送出する処理が行われるよう
になっている。
信号送出部15Aは、ディジタルカメラ部20で検出された本体部10Aの移動信号を
赤外線通信によりパソコン30Aへ送出するためのインターフェース回路から構成されて
いる。また、パソコン30Aには、赤外線通信を行うためのインターフェース回路が内蔵
又はUSB端子等にレシーバ(受信部)として外付けされている。
また、電話装置1Aでは、表示部12上に表示された画面を通じて、図3〜図7で説明
したような各種マウス機能のユーザ設定が可能になっており、新たな機能として、電話装
置1Aとパソコン30Aとが赤外線通信を行うための設定メニューが追加されている。
まず、ユーザが電話装置1Aをパソコン30Aのマウスとして利用する場合、図11に
示した「マウスメニュー」画面において「通信設定」を選択する。すると図12に示した
通信設定画面が表示され、この画面を参照して、所定の接続チャンネル(例えば、パソコ
ン30Aや電話装置1Aの機種に応じたコードやユーザ毎のID等)を選択又はキー入力
して、送信キーを入力すると、コード信号が信号送出部15Aを介してパソコン30Aへ
赤外線通信により送出されるようになっている。そして、パソコン30Aでは、受信した
コード信号に基づいてマウス機能が設定され、電話装置1Aとパソコン30Aとの間で通
信状態が確立されるようになっている。
次に実施の形態(2)に係る電話装置1Aにおける制御部16Aの行うマウス機能の起
動停止処理動作を図13に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、本処理動作
は、電話装置1Aとパソコン30Aとの間で通信状態が確立された場合に実行される。
まずステップS11では、電話装置1Aとパソコン30Aとの間の通信状態が確立した
否かを判断し、通信状態が確立していないと判断すればステップS11に戻る一方、通信
状態が確立したと判断すればステップS12に進む。
ステップS12では、ディジタルカメラ部20を起動させる、すなわち、受光部20a
を画像認識状態とし、発光部20bを駆動させて発光タイオードを発光させる処理(起動
処理)を行い、その後ステップS13に進む。
ステップS13では、ディジタルカメラ部20で検出された画像信号を取り込む処理を
行い、その後ステップS14に進む。ステップS14では、取り込んだ画像信号に基づい
て、本体部10Aの移動方向及び移動距離を含む移動データを算出する処理を行い、その
後ステップS15に進む。ステップS15では、算出された移動データを信号送出部15
Aを介してパソコン30Aへ赤外線通信により送出する処理を行い、その後ステップS1
6に進む。
ステップS16では、マウス操作部21の操作が検出されたか否かを判断し、マウス操
作部21の操作が検出されていないと判断すればステップS18に進む一方、マウス操作
部21の操作が検出されたと判断すればステップS17に進む。ステップS17では、マ
ウス操作部21の操作信号を信号送出部15Aを介してパソコン30Aへ送出する処理を
行い、その後ステップS18に進む。
ステップS18では、電話装置1とパソコン30Aとの通信が接断されたか否かを判断
し、通信が接断されていないと判断すればステップS13に戻る一方、通信が接断された
と判断すればステップS19に進む。ステップS19では、ディジタルカメラ部20の各
部の駆動を停止させる処理を行い、その後ステップS20に進む。ステップS20では、
通常の電話機モードに切り替えて処理を終了する。
上記実施の形態(2)に係る電話装置1Aによれば、上記実施の形態(1)に係る電話
装置1と略同様な効果を得ることができるとともに、ディジタルカメラ部20の受光部2
0aが、光学式マウス型入力手段の受光手段としても利用され、ディジタルカメラ部20
の発光部20bが、光学式マウス型入力手段の発光手段としても利用されるものであるの
で、元々本体部10Aに装備されているディジタルカメラ部20の機能を利用して、ソフ
トウェアを対応させることによりマウス機能を実現することが可能となり、追加部品及び
部品コストを削減することができる。
また、表示部12に表示されるマウス機能設定画面(図12)を介して、パソコン30
Aとの無線通信のための設定を行うことができ、パソコン30Aや使用する電話装置1A
に対応した無線通信が可能となる。
また、本体部10Aが、折り畳み式の構造から構成されているので、本体部10Aをマ
ウスとして使用するときに、ユーザの手に納まるようして、手になじみやすくすることが
でき、使用感を高めることができる。なお、本体部10Aの構造には、折り畳み構造の他
に、表示筐体部10aに対して操作筐体部10bを水平方向にスライド可能なスライド構
造、又は表示筐体部10a部に対して操作筐体部10bを水平方向に回転させて互いに重
ね合わせることが可能な回転式構造も適用することができ、同様にマウスとしての使用時
に手になじみやすくすることができる。
また、上記実施の形態(2)に係る電話装置1Aでは、ディジタルカメラ部20が、ヒ
ンジ部10cに装備されている場合について説明したが、ディジタルカメラ部20の設置
位置は特に限定されるものではなく、例えば、表示筐体部10aの正面側に設置すること
もでき、この場合、マウス操作部21を操作筐体部10bの背面や側面に配設する構造に
すればよく、マウスとして使用する際には、ディジタルカメラ部20が配設された表示筐
体部10aの正面側をマウスパットなどの面に向けて使用すればよい。
また、上記実施の形態(2)に係る電話装置1Aでは、信号送出部15Aが赤外線通信
を行う場合について説明したが、他の無線通信の規格に基づく通信方式を適用することも
できる。
また、上記実施の形態(1)、(2)に係る電話装置1(1A)では、パソコン30(
30A)との通信状態が確立され、通信が切断されるまでの間、光学式マウス入力部14
やディジタルカメラ部20が光学式マウスとして駆動するように構成されているが、この
間、無線電話部11を介してインターネットなどに接続できるようにしてもよく、また、
電話を受けた場合、通話中はマウス機能を一時的にオフさせる構成としてもよい。
本発明の実施の形態(1)に係る電話装置の要部を示したブロック図である。 実施の形態(1)に係る電話装置の外観を示した図であり、(a)は正面斜視図、(b)は背面斜視図である。 表示部に表示される「メインメニュー」画面の表示例を示す図である。 表示部に表示される「マウスメニュー」画面の表示例を示す図である。 表示部に表示される「ボタン設定」画面の表示例を示す図である。 表示部に表示される「移動感度設定」画面の表示例を示す図である。 表示部に表示される「移動速度設定」画面の表示例を示す図である。 実施の形態(1)に係る電話装置の制御部の行うマウス機能の起動停止処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(2)に係る電話装置の要部を示したブロック図である。 実施の形態(2)に係る電話装置の外観を示した図であり、(a)は正面斜視図、(b)は背面斜視図である。 表示部に表示される「マウスメニュー」画面の表示例を示す図である。 表示部に表示される「通信設定」画面の表示例を示す図である。 実施の形態(2)に係る電話装置の制御部の行うマウス機能の起動停止処理動作を示したフローチャートである。
符号の説明
1、1A 電話装置
10、10A 本体部
11 無線電話部
12 表示部
13 入力部
14 光学式マウス型入力部
15、15A 信号送出部
16、16A 制御部
20 ディジタルカメラ部
21 マウス操作部

Claims (6)

  1. 少なくとも無線による送受信機能を有する無線電話手段、各種情報が表示される表示手
    段、及び各種操作用の入力手段を本体部に備えた電話装置において、
    外部機器の画面に表示されるポインタの操作を可能にする光学式マウス型入力手段と、
    所定の起動条件又は停止条件が成立した場合に前記光学式マウス型入力手段を起動又は
    停止させる起動停止手段と、
    該起動停止手段により前記光学式マウス型入力手段が起動された場合、該光学式マウス
    型入力手段で検出された信号を前記外部機器へ送出する信号送出手段とを備えていること
    を特徴とする電話装置。
  2. 前記本体部が、受光手段を含む撮像手段を備え、
    該撮像手段の受光手段が、前記光学式マウス型入力手段の受光手段としても利用される
    ものであることを特徴とする請求項1記載の電話装置。
  3. 前記本体部が、発光手段を含む撮像手段を備え、
    該撮像手段の発光手段が、前記光学式マウス型入力手段の発光手段としても利用される
    ものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電話装置。
  4. 前記光学式マウス型入力手段の各種機能のユーザ設定を可能にする機能設定手段を備え
    ていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の電話装置。
  5. 前記機能設定手段が、前記光学式マウス型入力手段の入力ボタンの機能入替、前記光学
    式マウス型入力手段の移動感度、又は前記光学式マウス型入力手段の移動速度のうちの少
    なくともいずれかの機能の設定を可能にするものであることを特徴とする請求項4記載の
    電話装置。
  6. 前記信号送出手段が、前記光学式マウス型入力手段で検出された信号を無線通信により
    前記外部機器へ送出するものであり、
    該外部機器との無線通信のための設定を行う通信設定手段をさらに備えていることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の電話装置。
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