JP2005352619A - 機能選択装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画面上に表示させた操作対象の選択に際し、選択された操作対象が機能し始め
るまでの猶予時間をユーザーに不満を感じさせることがないように設けることができ、操
作対象の誤選択防止効果を高めることができるとともに、選択対象の誤選択に気付いた時
の再選択を容易に行うことのできる機能選択装置を提供すること。
【解決手段】 画面上に表示させた操作対象をタッチパネル18を介して選択させるナビ
ゲーション装置において、タッチパネル18を介して操作対象が選択された場合に、選択
された操作対象が機能し始めるまでの間、操作対象の画像の透明度を変化させながら表示
させる透過表示制御手段(マイコン11)を装備する。
【選択図】図1




Description

本発明は機能選択装置に関し、より詳細には画面上に表示させた操作対象を入力手段を
介して選択させる機能選択装置に関する。
近年、画面上にアイコン、ボタン、メニューなどの操作対象を画像表示させて、これら
の操作対象をタッチパネルやマウスなどの入力手段を介して選択させるグラフィカルユー
ザーインターフェース(GUI)を備えた機能選択装置が多く利用されている。
このような機能選択装置は、ソフトウェアにより種々の操作画面を作成することが可能
なため、限られたスペースでさまざまな操作機能を実現しなければならない装置、例えば
、ナビゲーション装置などに適用されている。
また、入力手段にタッチパネルが採用された機能選択装置では、画面に表示させた操作
対象を直接指で触れるだけで求める情報や機能、画面を呼び出すことができ、より直感的
で素早い操作を実現することができるようになっている。
しかしながら、タッチパネルの反応が過剰に早いと、意図していない誤選択が生じる頻
度が増え、一方、タッチパネルの反応が遅いと、タッチパネルではボタンを押した感覚が
得られないため、正しく選択されているか否かをユーザーは判断することができず、タッ
チパネルを何度も押したり、必要以上に強く押したりすることとなり、操作の快適性が損
なわれる。
例えば、このような機能選択装置が採用された、従来のナビゲーション装置では、タッ
チパネルの反応が比較的早く、すなわち、操作ボタンの選択と同時に対応する次の機能や
画面等に素早く切り替えられるようになっており、操作ボタンが機能し始めるまでの時間
(機能確定時間)が殆ど設けられてない。そのため、ユーザーが操作ボタンの選択後、直
ちに誤選択に気が付いた場合でも、一旦、次の画面等を表示させて、該画面で「取消」や
「戻る」等のボタンを操作しなければ、元の画面に戻ることができず、操作に不慣れなユ
ーザーにとっては、操作が煩雑になりやすいという問題があった。
特に、車載用のナビゲーション装置の場合、操作環境上、短時間で間違うことなく操作
できる性能が要求されるため、ユーザーが操作に不満を感じない範囲で、操作ボタンの誤
選択を防止するために、タッチパネルの反応を適切にコントロールする必要があるが、十
分な対応がなされていないという問題があった。
特開2000−194837号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、画面上に表示させた操作対象の選択に
際し、該選択された操作対象が機能し始めるまでの猶予時間をユーザーに不満を感じさせ
ることがないように設けることができ、操作対象の誤選択防止効果を高めることができる
とともに、選択対象の誤選択に気付いた時の再選択を容易に行うことのできる機能選択装
置を提供することを目的としている。
そこで、本願発明者らは、例えば、上記特許文献1に開示されている画像処理方法(α
ブレンド処理など)を利用することにより、入力手段を介した操作対象の操作に際し、選
択操作に対する応答の遅れに伴う不快感をユーザーに感じさせることなく、操作対象が機
能し始めるまでの猶予時間を設けることができ、操作対象の誤選択を防止する効果が高め
られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明に係る機能選択装置(1)は、画面上に表示させた操作対象を入力手段
を介して選択させる機能選択装置において、前記入力手段を介して操作対象が選択された
場合に、該選択された操作対象が機能し始めるまでの間、前記操作対象の画像の透明度を
変化させながら表示させる透過表示制御手段を備えていることを特徴としている。
上記機能選択装置(1)によれば、前記選択された操作対象が機能し始めるまでの間、
前記選択された操作対象の画像の透明度を変化させながら表示させることにより、選択操
作に対する応答の遅れをユーザーに感じさせることなく、前記操作対象が機能し始めるま
でに猶予時間を設けることができる。また、どの操作対象が選択されているのかをユーザ
ーに視覚的に分かりやすく表示させることができ、操作対象が誤選択された場合でも、直
に気付くことができ、再選択が容易に行えることとなり、操作の快適性を高めることがで
き、操作対象の誤選択を防止する効果を高めることができる。
また本発明に係る機能選択装置(2)は、上記機能選択装置(1)において、前記透過
表示制御手段が、前記選択された操作対象の画像の透明度を下げながら表示させる制御を
行うものであることを特徴としている。
上記機能選択装置(2)によれば、前記選択された操作対象が、画像の透明度を下げな
がら表示されるので、前記選択された操作対象を浮き上がってくるように表示させること
ができ、ユーザーに対して、前記選択した操作対象で良かったのかを確認させる効果を高
めることができる。
また本発明に係る機能選択装置(3)は、上記機能選択装置(1)において、前記透過
表示制御手段が、前記選択された操作対象の画像の透明度を上げながら表示させる制御を
行うものであることを特徴としている。
上記機能選択装置(3)によれば、前記選択された操作対象が、画像の透明度を上げな
がら表示されるので、前記選択された操作対象を徐々に消えていくように表示させること
ができ、ユーザーに対して、前記操作対象を押し込みながら操作しているいう印象を与え
ることができ、機械式スイッチを操作しているような感覚で操作することが可能となる。
また本発明に係る機能選択装置(4)は、上記機能選択装置(2)又は(3)において
、前記選択された操作対象が機能し始めるまでの間が、前記操作対象の画像の透明度が所
定値まで変化するまでの時間に設定されていることを特徴としている。
上記機能選択装置(4)によれば、前記選択された操作対象が機能し始めるまでの間が
、前記操作対象の画像の透明度が所定値まで変化するまでの時間に設定されているので、
ユーザーは、前記操作対象の画像の透明度の変化を見ることにより、前記選択した操作対
象が機能し始めるタイミングを視覚的に把握することができる。
また本発明に係る機能選択装置(5)は、上記機能選択装置(1)において、前記透過
表示制御手段が、前記選択された操作対象の画像の透明度を所定のパターンで変化させな
がら表示させる制御を行うものであることを特徴としている。
上記機能選択装置(5)によれば、前記選択された操作対象の画像の透明度を所定のパ
ターンで変化させながら表示させるので、例えば、前記透明度を上下に変動させながら変
化させることで、選択された操作対象が、画面上で動いているようなイメージを与えるこ
とができ、前記操作対象が選択されていることを視覚的によりハッキリと認識させること
ができる。
また本発明に係る機能選択装置(6)は、上記機能選択装置(1)において、前記透過
表示制御手段が、前記選択された操作対象の画像の透明度を前記操作対象の端から順に変
化させながら表示させる制御を行うものであることを特徴としている。
上記機能選択装置(6)によれば、前記選択された操作対象の画像の透明度を前記操作
対象の端から順に変化させながら表示させるので、ユーザーは、前記透明度の変化の進み
具合により、前記選択された操作対象が機能し始めるまでの経過状況を把握することがで
き、選択操作に対する応答の遅れをユーザーに感じさせることなく、前記操作対象が機能
し始めるまでに猶予時間を設けることができる。
また本発明に係る機能選択装置(7)は、上記機能選択装置(1)において、前記透過
表示制御手段が、前記選択された操作対象の画像の透明度を部分的に変化させながら表示
させる制御を行うものであることを特徴としている。
上記機能選択装置(7)によれば、前記選択された操作対象の画像の透明度を部分的に
変化させながら表示させるものであるので、例えば、前記操作対象の画像の透明度を、縦
縞様に変化させることにより、前記操作対象を風になびかせているように表示させること
ができ、前記操作対象の表示形態の変化を視覚的に楽しませることにより、選択操作に対
する応答の遅れをユーザーに感じさせることなく、前記操作対象が機能し始めるまでに猶
予時間を設けることができる。
また本発明に係る機能選択装置(8)は、上記機能選択装置(1)〜(7)のいずれか
において、前記透過表示制御手段が、選択されていない他の操作対象の画像の透明度も変
化させながら表示させる制御を行うものであることを特徴としている。
上記機能選択装置(8)によれば、選択されていない他の操作対象の画像の透明度も変
化させながら表示させるので、前記選択された操作対象を一層際立たせて表示させること
ができる。例えば、選択された操作対象の画像の透明度を下げる一方、周囲の他の操作対
象の画像の透明度を上げることにより、選択された操作対象を一層浮き上がらせるように
表示させたり、他の操作対象の画像の透明度を、前記選択された操作対象の画像の透明度
と異なるパターンで変化させることにより、選択された操作対象の周囲の操作対象がざわ
めいているように表示させることができる。したがって、どの操作対象が選択されている
のかをユーザーに視覚的により分かりやすく表示させることができる。
また本発明に係る機能選択装置(9)は、上記機能選択装置(1)〜(8)のいずれか
において、前記選択された操作対象が機能し始めるまでの間に前記操作対象の選択が解除
された場合、前記操作対象の画像の透明度を選択前の値に戻して表示させる選択解除表示
制御手段を備えていることを特徴としている。
上記機能選択装置(9)によれば、前記選択された操作対象が機能し始めるまでの間に
前記操作対象の選択が解除された場合、前記操作対象の画像の透明度を選択前の値に戻し
て表示されるので、ユーザーは、前記操作対象の選択が解除されたことを視覚的に瞬時に
把握することができる。
また本発明に係る機能選択装置(10)は、上記機能選択装置(1)〜(4)のいずれ
かにおいて、前記選択された操作対象が機能し始めるまでの間に前記操作対象の選択が解
除された場合、前記操作対象の画像の透明度を段階的に選択前の値に戻しながら表示する
選択解除表示制御手段を備えていることを特徴としている。
上記機能選択装置(10)によれば、前記選択された操作対象が機能し始めるまでの間
に前記操作対象の選択が解除された場合、前記操作対象の画像の透明度を段階的に選択前
の値に戻しながら前記操作対象が表示されるので、前記操作対象の選択解除に柔らかいイ
メージを与えることができる。
また本発明に係る機能選択装置(11)は、上記機能選択装置(1)〜(7)のいずれ
かにおいて、前記透過表示制御手段が、前記選択された操作対象が機能し始めるまでの間
に前記操作対象の選択が解除された場合に、所定時間又は他の操作対象が選択されるまで
の間、前記操作対象の画像を選択解除時の透明度で表示させるとともに、前記操作対象の
画像が選択解除時の透明度で表示されている間に同一の操作対象の選択が再検出された場
合、前記選択解除時の状態から透明度を変化させながら表示させる制御を行うものである
ことを特徴としている。
上記機能選択装置(11)によれば、前記所定時間又は他の操作対象が選択されるまで
の間、前記操作対象の画像を選択解除時の透明度で表示されるので、ユーザーは、操作対
象の選択を一旦解除した場合でも、操作対象の選択が正しかったのか判断することができ
、やはり選択が正しかったと判断した場合、前記操作対象の画像が選択解除時の透明度で
表示されている間に、同一の操作対象の選択を行うと、前記選択解除時の状態から透明度
を変化させながら表示させることができる。したがって、前記操作対象の選択を途中から
継続した状態でやり直すことができ、ユーザーの操作ミス等により、必要以上に操作時間
がかかることを防止することができる。
また本発明に係る機能選択装置(12)は、上記機能選択装置(1)〜(8)のいずれ
かにおいて、前記入力手段を介して操作対象が一度選択されると、該操作対象の画像の透
明度を自動的に変化させながら表示させる機能と、前記入力手段を介して操作対象が継続
して選択されている場合に前記操作対象の画像の透明度を変化させながら表示させる機能
とを選択するための機能選択手段を備えていることを特徴としている。
上記機能選択装置(12)によれば、前記操作対象の画像の透明度の変化のさせ方をユ
ーザーの好みに応じて設定することができ、ユーザー毎に使いやすい設定にすることがで
きる。
また本発明に係る機能選択装置(13)は、上記機能選択装置(1)〜(8)のいずれ
かにおいて、各操作対象が機能し始めるまでの時間情報が記憶された操作対象情報記憶手
段と、該操作対象情報記憶手段から前記選択された操作対象の前記時間情報を読み出す読
出手段とを備え、前記透過表示制御手段が、前記読出手段により読み出された前記時間情
報に基づいて、前記選択された操作対象の画像の透明度を変化させながら表示させる制御
を行うものであることを特徴としている。
上記機能選択装置(13)によれば、各操作対象が機能し始めるまでの時間情報が記憶
されており、該時間情報に基づいて、前記選択された操作対象の画像の透明度を変化させ
ながら表示させるので、各操作対象毎に、その透明度の変化のさせ方に重み付けを行うこ
とができる。例えば、操作対象の機能が一旦有効になると、元に戻るのに時間がかかる操
作対象や利用頻度が少ない操作対象は、機能し始めるまでの時間が長くなるように設定し
ておくことにより、「重い」操作感覚を与えることができる。逆に誤選択しても、すぐに
元の機能に復帰することのできる操作対象や利用頻度が高い操作対象は、操作が有効にな
るまでの時間が短くなるように設定しておくことにより、「軽い」操作感覚を与えること
ができる。
また本発明に係る機能選択装置(14)は、上記機能選択装置(1)〜(12)のいず
れかにおいて、各操作対象の透過表示に関する情報を設定するための透過表示情報設定手
段を備えていることを特徴としている。
上記機能選択装置(14)によれば、各操作対象の透過表示に関する情報を設定するた
めの透過表示情報設定手段を備えているので、各操作対象毎に前記透過表示に関する情報
を、ユーザーの好みに合わせて設定することにより、ユーザーにより使いやすい仕様にす
ることができ、操作の快適性を向上させることができる。
また本発明に係る機能選択装置(15)は、上記機能選択装置(1)〜(8)のいずれ
かにおいて、前記透過表示制御手段が、前記選択された操作対象が機能し始めることによ
り切り替えられる次の操作対象の画像を、該画像の透明度を下げながら表示させる制御を
行うものであることを特徴としている。
上記機能選択装置(15)によれば、前記次の操作対象の画像を、該画像の透明度を下
げながら、すなわち前記次の操作対象を浮き上がらせるように表示させることができ、前
記次の操作対象を滑らかに表示させることができる。また、前記次の操作対象の画像が完
全に表示されるまで間があるので、前記操作対象を誤選択した場合の認識が容易となる。
また本発明に係る機能選択装置(16)は、上記機能選択装置(15)において、前記
透過表示制御手段が、前記次の操作対象の画像の透明度を下げながら表示している間に、
前記操作対象の選択が解除された場合、前記次の操作対象の画像の透明度を上げながら表
示させる制御を行うものであることを特徴としている。
上記機能選択装置(16)によれば、前記操作対象の誤選択があった場合に、前記次の
操作対象の画像を徐々に消えていくように表示させることができ、誤選択があった場合で
も滑らかな表示とすることができる。
また本発明に係る機能選択装置(17)は、上記機能選択装置(1)〜(4)のいずれ
かにおいて、前記透過表示制御手段が、前記選択された操作対象の画像の透明度と、前記
選択された操作対象が機能し始めることにより切り替えられる次の操作対象の画像の透明
度とを反比例するように変化させながら表示させる制御を行うものであることを特徴とし
ている。
上記機能選択装置(17)によれば、前記選択された操作対象の画像の透明度と、前記
選択された操作対象が機能し始めることにより切り替えられる次の操作対象の画像の透明
度とを反比例するように変化させながら表示させるので、前記操作対象が選択されたこと
による切替動作を視覚的に認識することができ、誤選択があった場合でも早く気付かせる
ことが可能になる。
また本発明に係る機能選択装置(18)は、上記機能選択装置(1)において、前記操
作対象が、音楽や映像などのメディアを再生する再生手段を操作するための機能を含むも
のであり、前記メディアのジャンルと、前記選択対象の透過表示に関する情報とが関連付
けて記憶されたジャンル別透過表示情報記憶手段と、前記再生手段で再生されているメデ
ィアのジャンルに基づいて、前記ジャンル別透過表示情報記憶手段から前記メディアのジ
ャンルに対応する透過表示情報を読み出す読出手段とを備え、前記透過表示制御手段が、
前記読出手段により読み出された透過表示情報に基づいて、前記選択された操作対象の画
像の透明度を変化させながら表示させる制御を行うものであることを特徴としている。
上記機能選択装置(18)によれば、前記再生されているメディアのジャンルに合わせ
て前記操作対象の画像の透明度を変化させながら表示させることができ、前記操作対象の
選択に遊び心を持たせることができ、前記操作対象の操作を楽しませる効果を高めること
ができる。
また本発明に係る機能選択装置(19)は、上記機能選択装置(1)において、前記透
過表示制御手段が、時間を要する処理を行うための操作対象の画像の透明度を前記処理に
要する時間に合わせて変化させながら表示させる制御を行うものであることを特徴として
いる。
上記機能選択装置(19)によれば、前記時間を要する処理を行うための操作対象の画
像の透明度を前記処理に要する時間に合わせて変化させながら表示させるので、前記操作
対象の画像の透明度の変化によって、視覚的に残り時間を認識させることができ、残り時
間等が分からないことによるユーザーのイライラ感を解消させることができる。
また本発明に係る機能選択装置(20)は、上記機能選択装置(1)〜(12)のいず
れかにおいて、車両の運転状況を検出する運転状況検出手段と、前記選択された操作対象
が機能し始めるまでの時間を、前記運転状況検出手段により検出された運転状況に応じて
変化させる機能有効時間変更手段とを備えていることを特徴としている。
上記機能選択装置(20)によれば、前記選択された操作対象が機能し始めるまでの時
間を、前記運転状況検出手段により検出された運転状況、例えば、走行時や停車時に応じ
て変化させるので、例えば、走行中と検出された場合、操作に時間的な余裕が少ないため
、前記選択された操作対象の機能が有効となるまでの時間を短くすることにより、運転へ
の支障をきたさないようにすることができる。一方、停車中と検出された場合、操作に時
間的な余裕があるので、前記選択された操作対象の機能が有効となるまでの時間を長くす
ることにより、誤選択の防止効果を高めるとともに、操作対象の表示を楽しませることが
できる。
また本発明に係る機能選択装置(21)は、上記機能選択装置(1)〜(12)のいず
れかにおいて、車両のエンジンの動作状態を検出するエンジン動作状態検出手段と、前記
選択された操作対象が機能し始めるまでの時間を、前記エンジン動作状態検出手段により
検出されたエンジンの動作状態に応じて変化させる機能有効時間変更手段とを備えている
ことを特徴としている。
上記機能選択装置(21)によれば、前記選択された操作対象が機能し始めるまでの時
間を、前記エンジン動作状態検出手段により検出されたエンジンの動作状態に応じて変化
させるので、例えば、エンジン停止時には、前記選択された操作対象の機能が有効となる
までの時間を短くすることにより、バッテリの消耗を抑制することができる。エンジン作
動時には、前記選択された操作対象が機能し始めるまでの時間を通常設定等にすることに
より、操作対象の表示を楽しませることができる。
また本発明に係る機能選択装置(22)は、上記機能選択装置(1)〜(12)のいず
れかにおいて、運転者又は同乗者による操作を判別する操作者判別手段と、前記選択され
た操作対象が機能し始めるまでの時間を、前記操作者判別手段により判別された操作者に
応じて変化させる機能有効時間変更手段とを備えていることを特徴としている。
上記機能選択装置(22)によれば、前記選択された操作対象が機能し始めるまでの時
間を、前記操作者判別手段により判別された操作者に応じて変化させるので、例えば、運
転者の操作に対しては、前記時間を短めに設定することにより、操作が素早く行えるよう
にすることができ、一方、同乗者の操作に対しては、前記時間を長めに設定することによ
り、誤操作を防止する効果や、選択操作を楽しませる効果を高めることができる。
また本発明に係る機能選択装置(23)は、上記機能選択装置(1)〜(12)のいず
れかにおいて、前記入力手段が、画面上に配設されるタッチパネルであり、該タッチパネ
ルに対する操作時のタッチ面積を検出するタッチ面積検出手段と、前記選択された操作対
象が機能し始めるまでの時間を、前記タッチ面積検出手段により検出されたタッチ面積に
応じて変化させる機能有効時間変更手段とを備えていることを特徴としている。
上記機能選択装置(23)によれば、前記選択された操作対象が機能し始めるまでの時
間を、前記タッチ面積検出手段により検出されたタッチ面積に応じて変化させるので、例
えば、タッチ面積が所定値より大きい場合は、前記時間を短めに設定することにより、操
作が素早く行えるようにし、タッチ面積が所定値より小さい場合は、前記時間を長めに設
定することにより、誤操作を防止する効果や、選択操作を楽しませる効果を高めることが
できる。前記タッチ面積により、操作者が大人か子供かを判別したり、迷い指などの意図
しない操作かどうかを判別することが可能となる。
また本発明に係る機能選択装置(24)は、上記機能選択装置(1)〜(23)のいず
れかにおいて、前記選択された操作対象の画像の透明度を変化させるときに、前記操作対
象の色を変化させる表示色変更手段を備えていることを特徴としている。
上記機能選択装置(24)によれば、前記選択された操作対象の画像の透明度を変化さ
せるときに、前記操作対象の色を変化させる表示色変更手段を備えているので、選択した
操作対象を、一層容易に認識させることができる。
以下、本発明に係る機能選択装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の形態(1)に係る機能選択装置が適用されたナビゲーション装置の要部を概略的に示
したブロック図である。
車速から演算して走行距離を取得するための車速センサ12と、進行方向を検出するた
めのジャイロセンサ13とがマイコン11に接続されており、さらにアンテナ14aを介
して衛星からのGPS信号を受信するGPS受信機14がマイコン11に接続されている
また、大容量記憶手段のハードディスク(HDD)15が、マイコン11に接続されて
おり、HDD15には、電子地図データ、地図画面上などに表示される各種の操作ボタン
データ、操作ボタン等とリンクされた各種のメニュー画面データなどナビゲーションの各
種機能を実現するために必要なデータやプログラムが記憶されている。
マイコン11は、車速センサ12及びジャイロセンサ13から取り込んだ信号に基づい
て、走行距離及び進行方向を演算して自車位置を割り出すとともに、GPS受信機14か
ら取り込んだGPS信号に基づいて自車位置を割り出す処理を行うようになっており、割
り出した自車位置と電子地図データとを合わせるマップマッチング処理を行うようになっ
ている。
また、マイコン11は、画像処理部16を介して、表示パネル17aとボタンスイッチ
17bとを備えた表示部17に接続されている。画像処理部16では、HDD15から読
み出された必要なエリアの電子地図データを基に地図を描画したり、該描画された地図画
像と、操作ボタン画像やその他の情報画像とを重ね合わせた画像などを描画して、表示パ
ネル17aに表示させる各種の画像処理が行われるようになっており、描画プロセッサや
VRAMなどを含んで構成されている。
また、LCDから構成される表示パネル17a上には、感圧式のタッチパネル18が設
けられており、タッチパネル18から入力座標信号がマイコン11に出力されるようにな
っている。
マイコン11では、タッチパネル18で検出された入力座標信号から、表示画面中のど
の操作ボタンが選択されたかを判断し、選択された操作ボタンが機能し始めるまでの間(
機能が確定されるまでの間:機能確定時間ともいう)、操作ボタンの透明度を変化させな
がら表示させる透過表示制御、機能確定後の画面切替処理などの表示制御が行われるよう
になっており、これらの制御信号が画像処理部16へ出力されるようになっている。
画像処理部16では、制御信号に基づいて、透過表示処理としてαブレンド処理(半透
明化処理)が行われるようになっている。αブレンド処理は、2つの画像(第1の画像と
第2の画像)を重ね合わせる際、第1の画像と第2の画像とを重ね合わせるときの各画像
データを「(1−α):α」(0<α<1)の混合比で合成する画像処理方法であり、α
値により第1の画像と第2の画像との各画像データの混合比が設定されるようになってい
る。
本実施の形態では、操作ボタン画像の混合比をαとすると、地図などの背景画像データ
Aと操作ボタン画像データBとのブレンド後の画像データCは、「C=A×(1−α)+
B×α」で表せるようになっており、この演算処理が、画像データの画素(RBGの各デ
ータ)単位で行われるようになっている。
操作ボタンの透明度の変化は、操作ボタン画像の混合比を示すα値を変化させればよく
、各操作ボタンにおける、透明度の変化パターン(すなわちα値の変化パターン)と操作
ボタンが機能し始めるまでの時間(機能確定時間)との関係が予め設定された機能確定時
間テーブルがHDD15に記憶されている。
図2は、HDD15に記憶されている操作ボタンの機能確定時間テーブルの一部を示し
ており、ここでは、ルート案内画面で表示される操作ボタンに関するデータを示している
機能確定時間には、各操作ボタンの機能、重要度、操作頻度などを考慮して適切と考え
られる時間がそれぞれ設定されており、走行時と停止時とに分けてそれぞれ設定されてい
る。透明度の変化パターンは、いずれの操作ボタンもα値が0.9から0.1まで連続的
に変化するように設定されており、透明度を上げながら表示させる、すなわち操作ボタン
が徐々に消えていく設定となっている。
なお、図2には、ルート案内画面で表示される操作ボタンの機能確定時間等を示してい
るが、目的地検索画面や経路探索画面など他のナビゲーション画面で表示される各操作ボ
タンについてもそれぞれ機能確定時間と透明度の変化パターンが設定されている。
また、マイコン11では、機能確定時間経過後の操作ボタンの機能確定信号に基づいて
、選択された操作ボタンに対応する各種の処理、例えば、目的地設定処理、経路探索処理
、自車位置データの取得やHDD15から地図情報、施設情報等の読み出し処理などが行
われるようになっている。また、マイコン11では、ルート案内のための音声を図示しな
いスピーカから出力させる処理なども行われるようになっている。
図3は、表示パネル17aに表示される操作ボタンの表示形態を説明するための表示例
を示している。図3(a)は、自車位置が地図上に表示されたルート案内画面を読み出し
た状態を示しており、画面下方には、周辺地図をスケールアップして表示させる「詳細」
ボタン、自車位置周辺の施設情報を表示させる「周辺施設」ボタン、目的地や経由地点を
登録する画面に切り替える「地点登録」ボタン、周辺地図をスケールダウンして表示させ
る「広域」ボタンなどのルート案内画面用の操作ボタンが地図上に重ねて表示されるよう
になっている。
次に、ユーザーにより「周辺施設」ボタンがタッチされると、「周辺施設」ボタンが機
能し始めるまでの間、すなわち次の周辺施設画面への切り替えが開始されるまでの間、図
3(b)、(c)、(d)の順に示すように「周辺施設」ボタンの透明度を上げながら表
示されるようになっており、透明度が予め設定されている所定値まで変化させる(α値が
0.1まで下げられる)と、「周辺施設」ボタンの機能が確定され、「周辺施設」ボタン
に割り当てられた次の周辺施設画面(図示せず)に切り替えられるようになっている。
また、次の周辺施設画面は、画面の透明度を徐々に下げながら、すなわち、α値を大き
くしながら、地図画面上に周辺施設画面が徐々に浮き上がってくるように表示されるよう
になっている。
このように、選択された「周辺施設」ボタンが機能し始めるまでの間、「周辺施設」ボ
タンの透明度を変化させながら表示させることにより、選択操作に対する応答の遅れをユ
ーザーに感じさせることなく、「周辺施設」ボタンが機能し始めるまでに猶予時間が設け
られることとなる。また、「周辺施設」ボタンが選択されていることをユーザーに視覚的
に分かりやすく表示させることが可能となり、操作対象が誤選択された場合でも、直に気
付いて、再選択が容易に行えるようになっている。
また、他の操作ボタンがタッチされた場合でも、それぞれ図2に示した機能確定時間テ
ーブルに設定された機能確定時間と透明度の変化パターンとに基づいてαブレンド処理に
よる画像処理が施されるようになっている。
次に実施の形態(1)に係る機能選択装置が適用されたナビゲーション装置におけるマ
イコン11の行う操作ボタンの表示処理動作を図4に示したフローチャートに基づいて説
明する。なお、本処理動作は、表示パネル17aに表示された操作ボタンがタッチパネル
18を介してタッチ(選択)された場合に実施される。
まず、ステップS1では、タッチパネル18からタッチ信号を取得したか否かを判断し
、タッチ信号を取得していないと判断すればステップS1に戻る一方、タッチ信号を取得
したと判断すればステップS2に進む。ステップS2では、タッチ信号からタッチ操作さ
れた操作ボタンを判定する処理を行い、その後ステップS3に進む。
ステップS3では、HDD15に記憶された機能確定時間テーブルから、タッチ操作さ
れた操作ボタンの設定情報(機能確定時間、透明度の変化パタ−ン)を読み出し、その後
ステップS4に進む。
ステップS4では、車速センサ12から取得した信号に基づいて、自車が走行中である
か否かを判断し、自車が走行中であると判断すればステップS5に進む。ステップS5で
は、走行時の機能確定時間と、透明度の変化パターンとに基づいて、タッチ操作された操
作ボタンを透過表示させる(例えば、α値を下げながら、操作ボタンを画面から徐々に消
えていくように表示させる)制御を行い、その後ステップS7に進む。
一方、ステップS4において、自車が走行中ではない、すなわち停車中であると判断す
ればステップS6に進む。ステップS6では、走行時の機能確定時間より長めに設定され
ている停車時の機能確定時間と、透明度の変化パターンとに基づいて、タッチ操作された
操作ボタンを透過表示させる(例えば、α値を下げながら、操作ボタンを画面から徐々に
消えていくように表示させる)制御を行い、その後ステップS7に進む。
ステップS7では、タッチ操作された操作ボタンの透過表示中に該操作ボタンのタッチ
が解除されたか否かを判断し、前記操作ボタンのタッチが解除されていないと判断すれば
ステップS8に進む。ステップS8では、機能確定時間が経過して操作ボタンの透明度が
所定値まで変化したか否かを判断し、前記操作ボタンの透明度が所定値まで変化していな
いと判断すればステップS7に戻る一方、前記操作ボタンの透明度が所定値まで変化した
(すなわち、操作ボタン確定)と判断すればステップS10に進む。
一方、ステップS7において、前記操作ボタンのタッチが解除されたと判断すればステ
ップS9に進み、ステップS9では、タッチが解除された操作ボタンをタッチ前の状態に
戻して表示する処理を行い、その後処理を終了する。
ステップS10では、前記操作ボタンの確定により読み出される次の機能画面を、その
透明度を下げながら表示させる(すなわち、α値を上げながら、次の機能画面を画面上に
徐々に浮き上がるように表示させていく)制御を行い、その後ステップS11に進む。
ステップS11では、次の機能画面の透過表示中に、該次の機能画面表示が解除された
か否かを判断し、該次の機能画面表示が解除されたと判断すればステップS12に進む。
ステップS12では、次の機能画面の透明度を上げながら(すなわち、α値を下げながら
、次の機能画面を徐々に消えていくように表示しながら)、操作ボタンをタッチ前の状態
に戻して表示する処理を行い、その後処理を終了する。一方、ステップS11において、
次の機能画面の表示が解除されなかったと判断すれば、次の機能画面の表示制御へ進む。
上記実施の形態(1)に係る機能選択装置が適用されたナビゲーション装置によれば、
選択された操作ボタンが機能し始めるまでの間、選択された操作ボタンの透明度を変化さ
せながら表示させることにより、選択操作に対する応答の遅れをユーザーに感じさせるこ
となく、操作ボタンが機能し始めるまでに猶予時間を設けることができる。また、どの操
作ボタンが選択されているのかをユーザーに視覚的に分かりやすく表示させることができ
、操作ボタンが誤選択された場合でも、直に気付くことができ、再選択が容易に行えるこ
ととなり、操作の快適性を高めることができ、操作ボタンの誤選択を防止する効果を高め
ることができる。
また、選択された操作ボタンが機能し始めるまでの間が、操作ボタンの画像の透明度が
所定値まで変化するまでの時間に設定されているので、ユーザーは、操作ボタンの画像の
透明度の変化を見ることにより、選択した操作ボタンが機能し始めるタイミングを視覚的
に把握することができる。
また、選択された操作ボタンが機能し始めるまでの間に操作ボタンの選択が解除された
場合、操作ボタンの透明度を選択前の値に戻して表示されるので、ユーザーは、操作ボタ
ンの選択が解除されたことを視覚的に瞬時に把握することができる。
また、HDD15には、各操作ボタンが機能し始めるまでの時間情報が記憶されており
、該時間情報に基づいて、選択された操作ボタンの透明度を変化させながら表示させるの
で、各操作対象毎に、その透明度の変化のさせ方に重み付けを行うことができる。
また、操作ボタンの確定により読み出される次の機能画面を、その透明度を下げながら
、すなわち浮き上がってくるように表示させることができ、次の機能画面を滑らかに表示
させることができる。また、次の機能画面が完全に表示されるまで間があるので、操作ボ
タンを誤選択した場合の認識が容易となる。
また、次の機能画面の透明度を下げながら表示している間に、該機能画面の選択が解除
された場合、前記次の機能画面の透明度を上げながら表示させるので、操作ボタンの誤選
択があった場合に、次の機能画面を徐々に消えていくように表示させることができ、誤選
択があった場合でも滑らかな表示とすることができる。
また、走行時や停車時の運転状況に応じて機能確定時間が設定されるので、走行中と検
出された場合、操作に時間的な余裕が少ないため、選択された操作ボタンの機能が有効と
なるまでの時間を短くすることにより、運転への支障をきたさないようにすることができ
る。一方、停車中と検出された場合、操作に時間的な余裕があるので、選択された操作ボ
タンが機能し始めるまでの時間を長くすることにより、誤選択の防止効果を高めるととも
に、操作対象の表示を楽しませることができる。
なお、実施の形態(1)では、タッチされた操作ボタンが機能し始めるまでの間に操作
ボタンのタッチが解除された場合、操作ボタンの透明度を選択前の値に戻して表示するよ
うになっているが、別の実施の形態では、操作ボタンの透明度を段階的に選択前の値に戻
しながら表示するようにしてもよい。係る構成によれば、操作ボタンの選択を解除する動
作に柔らかいイメージを与えることができる。
さらに別の実施の形態では、タッチされた操作ボタンが機能し始めるまでの間に操作ボ
タンのタッチが解除された場合、所定時間又は他の操作ボタンが選択されるまでの間、前
記操作ボタンを選択解除時の透明度でそのまま表示させるとともに、所定時間又は他の操
作ボタンが選択されるまでの間に、同一の操作ボタンが再タッチされた場合、選択解除時
の状態から透明度を変化させながら表示させるようにしてもよい。係る構成によれば、操
作ボタンの選択を途中から継続した状態でやり直すことができ、ユーザーの操作ミス等に
より、必要以上に操作時間がかかることを防止することができ、ユーザーの不快感をなく
すことができる。
また、実施の形態(1)では、タッチパネル18を介して操作ボタンが継続してタッチ
されている場合に操作ボタンの透明度を上げながら表示させるようになっているが、別の
実施の形態では、タッチパネル18を介して操作ボタンが一度タッチされると、該操作ボ
タンの透明度を自動的に上げながら表示させるようにすることもできる。この場合は、操
作ボタンの透明度を変化させているときに、他の操作ボタン等がタッチされた場合に、前
記操作ボタンの選択を解除する構成とすればよい。また、これらの機能を、メニュー画面
等を通じて、ユーザーの好みに応じて設定できるようにしてもよい。
また、実施の形態(1)では、走行中か停止中かに応じて操作ボタンの機能確定時間が
設定されるようになっているが、別の実施の形態では、車両のイグニッションスイッチの
状態を検知して、エンジン動作中かアクセサリ電源オンかに応じて、操作ボタンの機能確
定時間が変わるようにしてもよい。
さらに別の実施の形態では、表示部17に小型カメラや赤外線センサなどを配置した画
像識別手段により、操作者を識別し、操作者が運転者か同乗者かに応じて、操作ボタンの
機能確定時間が変わるようにしてもよい。すなわち、操作になれている運転者の機能確定
時間が同乗者の機能確定時間よりも短くするように設定すれば良い。
またさらに別の実施の形態では、タッチパネル18へのタッチの際に、タッチパネル1
8と指とのタッチ面積を検出することにより、例えば、タッチ面積が所定値より大きいか
小さいかにより操作ボタンの機能確定時間が変わるようにしてもよい。この場合、タッチ
面積が所定値以上の機能確定時間が、所定値未満の機能確定時間よりも短くなるように設
定すればよく、タッチ面積を用いた判断により、操作者が大人か子供かを判別したり、迷
い指などの意図しない操作かどうかを判別することが可能となる。
次に実施の形態(2)に係る機能選択装置が適用されたナビゲーション装置について説
明する。但し実施の形態(2)に係るナビゲーション装置の構成については、HDDと、
マイコンと、画像処理部とを除いて図1に示したナビゲーション装置と同様であるため、
異なる機能を有するHDD15Aと、マイコン11Aと、画像処理部16Aとには異なる
符号を付し、その他の構成部品の説明をここでは省略する。
実施の形態(1)に係る機能選択装置が適用されたナビゲーション装置では、各操作ボ
タンの機能確定時間、透明度の変化パターンなどが予め設定されているが、実施の形態(
2)に係る機能選択装置が適用されたナビゲーション装置では、各操作ボタンの機能確定
時間、透明度の変化パターンなどをユーザーが個別に設定・変更することができるように
なっている。
図5に示したナビメニュー画面における「操作ボタン透過表示設定」ボタンがタッチさ
れると、図6に示した操作ボタン透過表示設定画面が表示され、ユーザーはこの画面を通
じて、操作ボタンの透過表示設定を行いたい画面項目を選択することができるようになっ
ている。そして、「ルート案内画面」ボタンがタッチされると、図7に示したルート案内
画面用ボタンの設定画面が表示され、ユーザーはこの画面を通じて、機能確定時間や透明
度の変化パターンを変更したい操作ボタンを選択することができるようになっている。
そして、「周辺施設」ボタンがタッチされると、図8に示した透過表示条件設定画面が
表示され、ユーザーはこの画面を通じて、「周辺施設」ボタンに関する機能確定時間や透
明度変化パターンの設定・変更が行えるようになっている。
この透過表示条件設定画面では、機能確定時間が、「短め」、「標準」、「長め」の3
段階の中から選択することができるようになっており、使い始め等、操作に不慣れな場合
は、「長め」に設定することで、誤選択等を予防する効果を高めることができ、使い慣れ
てきた場合には、「短め」に設定することで、スピーディーな操作が可能となる。
また、透明度の変化パターンは、6パターン用意されており、「UP」は、操作ボタン
の透明度を上げながら表示させる(徐々に消えていく)パターン、「DOWN」は、操作
ボタンの透明度を下げながら表示させる(徐々に浮かび上がってくる)パターン、「ラン
ダム」は、操作ボタンの透明度を上下させながら表示させる(鼓動している)パターン、
「スライド」は、操作ボタンの透明度を操作ボタンの一端側から順に変化させながら表示
させるパターン、「縦縞模様」は、操作ボタンの透明度を縦縞模様のように部分的に変化
させながら表示させるパターン、「周囲も変化」は、操作ボタンの周囲にある操作ボタン
も透明度を変化させながら表示させるパターンとなっており、例えば、50音、ローマ字
、数字入力画面等において設定すると、選択ボタンを一層際立たせて表示させることが可
能になる。これらのパターンをユーザーの好みに応じて選択設定することができるように
なっている。
なお、ここでは、ルート案内画面の「周辺施設」ボタンの設定を例に説明したが、他の
目的地検索画面やルート探索画面等における各種操作ボタンの透過表示条件も同様に設定
することができるようになっている。
これらの操作ボタンの設定・変更情報は、図9に示したような透過表示条件テーブルと
してHDD15Aに記憶されるようになっており、「短め」、「標準」、「長め」の各機
能確定時間データや各透明度の変化パターンを実現するためのα値の設定データとリンク
して記憶されるようになっている。
マイコン11Aでは、HDD15Aからルート案内、目的地検索、ルート探索などの表
示画像データを読み出す際には、表示画面に含まれる操作ボタンの透過表示条件テーブル
も読み出し、タッチパネル18からのタッチ信号が検出されると、透過表示条件に基づい
てタッチされた操作ボタンの透過表示制御が上記実施の形態(1)と略同様にして行われ
るようになっている。
上記実施の形態(2)に係る機能選択装置が適用されたナビゲーション装置によれば、
図6〜8に示した操作ボタンの透過表示情報設定画面を通じて、各操作ボタンの透過表示
に関する情報を、ユーザーの好みに合わせて設定することができ、ユーザーにとってより
使いやすい仕様にすることができ、操作の快適性を向上させることができる。
また、透明度の変化パターンとして「ランダム」が設定されると、選択された操作ボタ
ンの透明度を上下に変動させながら表示させることで、選択された操作対象が、画面上で
動いているようなイメージを与えることができ、前記操作対象が選択されていることを視
覚的によりハッキリと認識させることができる。
また、透明度の変化パターンとして「スライド」が設定されると、選択された操作ボタ
ンの透明度を操作ボタンの端から順に変化させながら表示させることができ、ユーザーは
、前記透明度の変化の進み具合により、選択された操作ボタンが機能し始めるまでの経過
状況を把握することができ、選択操作に対する応答の遅れをユーザーに感じさせることな
く、操作ボタンが機能し始めるまでに猶予時間を設けることができる。
また、透明度の変化パターンとして「縦縞模様」が設定されると、選択された操作ボタ
ンの画像の透明度を縦縞様に変化させながら、すなわち、風になびかせているように表示
させることができ、操作ボタンの表示形態の変化を視覚的に楽しませることにより、選択
操作に対する応答の遅れをユーザーに感じさせることなく、操作ボタンが機能し始めるま
でに猶予時間を設けることができる。
また、透明度の変化パターンとして「周囲も変化」が設定されると、選択されていない
他の操作ボタンの透明度も変化させながら、例えば、選択された操作対象の画像の透明度
を下げる一方、周囲の他の操作対象の画像の透明度を上げることにより、選択された操作
対象を一層浮き上がらせるように表示させたり、他の操作対象の画像の透明度を、前記選
択された操作対象の画像の透明度と異なるパターンで変化させることにより、選択された
操作対象の周囲の操作対象がざわめいているように表示させることができる。したがって
、どの操作対象が選択されているのかをユーザーに視覚的により分かりやすく表示させる
ことができる。
図10は、実施の形態(3)に係る機能選択装置が適用されたナビゲーション装置の要
部を概略的に示したブロック図である。但し、図1に示したナビゲーション装置と同一機
能を有する構成部品には同一符号を付しその説明を省略することとし、異なる機能を有す
るマイコン11Bと、画像処理部16Bとには異なる符号を付すこととする。
実施の形態(3)に係るナビゲーション装置では、新たに音楽用ハードディスク(音楽
用HDD)19と、CD21を再生するCDドライブ20とがマイコン11Bに接続され
ており、マイコン11Bでは、ナビゲーションとオーディオとに関する各種の制御が行わ
れるようになっており、ナビゲーションやオーディオの各種機能を実現するために必要な
データやプログラムは、HDD15Bに記憶されるようになっている。
音楽用HDD19には、アルバム名、曲名、アーティスト名、ジャンルを含む数十万件
の曲情報が書き込まれている曲名データベースや、楽曲データが録音された楽曲ファイル
などが記憶されるようになっている。
マイコン11Bでは、CDドライブ20から読み出したCD21の楽曲データと、前記
曲名データベースから読み出した対応する曲情報とを関連付けて自動的に音楽用HDD1
9に録音する処理が行えるようになっている。
また、HDD15Bには、曲のジャンルと、操作ボタンの透過表示パターンとが関連付
けて記憶されたジャンル別透過表示情報テーブルが記憶されるようになっており、図11
に、ジャンル別透過表示情報テーブルの一部を示している。
機能確定時間には、ジャンルによらず一定の時間が設定されており、また、透明度の変
化パターンには、各ジャンルのイメージに合わせたα値の変化パターンが設定されている
。例えば、「J−POP」には、操作ボタンの透明度を段階的(4段階程度に分けて)に
下げていくリズミカルなパターン、「ロック」には、操作ボタンの透明度を上下に数回大
きく変化させる過激なパターン、「クラッシック」には、操作ボタンの透明度を端から順
に変化させる落ち着いたパターンがそれぞれ設定されており、各変化パターン特有のα値
の変化データが設定されている。
マイコン11Bでは、CD21や音楽用HDD19の音楽再生画面、スピーカの音量レ
ベルを調整するためのスピーカレベル設定画面、音質レベルを調整するためのイコライザ
ー設定画面、音響特性を設定するためのDSP設定画面などのオーディオに関連する操作
メニュー画面を表示させる際、操作メニュー画面の画像データとともにジャンル別透過表
示情報テーブルをHDD15Bから読み出すようになっている。マイコン11Bでは、C
D21や音楽用HDD19の再生時に操作メニュー画面の操作ボタンのタッチ信号を検出
すると、ジャンル別透過表示情報テーブルに基づいて、再生曲のジャンルに対応する透明
度の変化パターンを判別し、判別された透明度の変化パターン(α値の変化パターン)に
基づいて、選択された操作ボタンの透明度を変化させながら表示させる制御信号が画像処
理部16Bへ出力されるようになっている。
画像処理部16Bでは、透明度の変化パターンとして設定されたα値の変化パターンと
設定された機能確定時間とに基づいて、背景の操作メニュー画面と操作ボタンとの画像デ
ータの混合比を変化させたブレンド画像を順次生成して、表示パネル17aへ出力する処
理が行われるようになっている。
次に実施の形態(3)に係る機能選択装置が適用されたナビゲーション装置におけるマ
イコン11Bの行う処理動作を図12に示したフローチャートに基づいて説明する。なお
本処理動作は、音楽再生時に操作メニュー画面の操作ボタンのタッチ信号が検出された場
合に実行される。また、図4に示した処理と同一内容のステップには同一番号を付し、そ
の説明を省略する。
ステップS2において、タッチ操作された操作ボタンを判定する処理を行い、その後ス
テップS21に進む。ステップS21では、再生曲のジャンルを判別する、すなわち再生
曲が含まれるアルバムコードとトラックNoを基に曲名データベースを検索して再生曲の
ジャンルを判別する処理を行い、その後ステップS22に進む。
ステップS22では、HDD15Bから読み出したジャンル別透過表示情報テーブルに
基づいて、再生曲のジャンルに対応する操作ボタンの透明度の変化パターンを判別する処
理を行い、その後ステップS23に進む。
ステップS23では、判別された透明度の変化パターンに基づいて、選択された操作ボ
タンの透明度を変化させながら表示させる透過表示制御を行い、画像処理部16Bにおい
て、操作メニュー画面と操作ボタンとの画像データの混合比をα値の変化パターンに応じ
て変化させたブレンド画像を順次生成させて、表示パネル17aへ表示させる制御を行い
、その後処理を終了する。
上記実施の形態(3)に係る機能選択装置が適用されたナビゲーション装置によれば、
再生曲のジャンルに合わせて操作ボタンの画像の透明度を変化させながら表示させること
ができ、操作ボタンの選択に遊び心を持たせることができ、操作ボタンの操作を楽しませ
る効果を高めることができる。
なお実施の形態(3)では、再生曲のジャンルに合わせて操作ボタンの画像の透明度を
変化させながら表示させるようになっているが、別の実施の形態では、番組情報が付加さ
れているラジオ放送やテレビ放送の番組ジャンル、DVDなどの映像ジャンルに合わせて
操作ボタンの画像の透明度を変化させながら表示させることもできる。
また、実施の形態(3)では、曲再生時にオーディオに関連する操作メニュー画面の操
作ボタンが選択された場合の処理について説明したが、別の実施の形態では、ルート案内
などのナビゲーション機能の利用中に、CD等が再生できる装置であれば、ルート案内画
面等の操作ボタンが選択された際に、再生曲のジャンルに合わせて、選択された操作ボタ
ンの透明度を変化させながら表示させるようにしてもよい。
また別の実施の形態では、CD21の楽曲データを音楽用HDD19に録音する処理を
行う際、操作された録音開始ボタン等を録音時間に合わせてその透明度を変化させながら
表示させる(例えば、透明度を徐々に上げていき、録音が完了する時点でボタンが消える
ように表示させる)ようにしてもよい。係る構成によれば、操作ボタンの透明度の変化に
よって、視覚的に残り時間を認識させることができ、残り時間等が分からないことによる
ユーザーのイライラ感を解消させることができる。
また上記実施の形態(1)〜(3)では、選択された操作ボタンの画像の透明度のみ、
αブレンド処理により変化させる場合について説明したが、別の実施の形態では、操作ボ
タンの透明度と同時に色も変化させるようにしてもよい。
本発明の実施の形態(1)に係る機能選択装置が適用されたナビゲーション装置の要部を概略的に示したブロック図である。 HDDに記憶されている操作ボタンの機能確定時間テーブルの一部を示した図である。 (a)〜(d)は、表示パネルに表示される操作ボタンの表示形態を説明するための表示例を示した図である。 実施の形態(1)に係る機能選択装置が適用されたナビゲーション装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 表示パネルに表示されるナビメニュー画面の表示例を示す図である。 表示パネルに表示される操作ボタン透過表示設定画面の表示例を示す図である。 表示パネルに表示されるルート案内用ボタン設定画面の表示例を示す図である。 表示パネルに表示される透過表示条件設定画面の表示例を示す図である。 HDDに記憶されている透過表示条件テーブルの一部を示す図である。 実施の形態(3)に係る機能選択装置が適用されたナビゲーション装置の要部を概略的に示したブロック図である。 HDDに記憶されているジャンル別透過表示情報テーブルの一部を示す図である。 実施の形態(3)に係る機能選択装置が適用されたナビゲーション装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。
符号の説明
11、11A、11B マイコン
15、15A、15B ハードディスク(HDD)
16、16A、16B 画像処理部
17 表示部
17a 表示パネル
18 タッチパネル

Claims (24)

  1. 画面上に表示させた操作対象を入力手段を介して選択させる機能選択装置において、
    前記入力手段を介して操作対象が選択された場合に、該選択された操作対象が機能し始
    めるまでの間、前記操作対象の画像の透明度を変化させながら表示させる透過表示制御手
    段を備えていることを特徴とする機能選択装置。
  2. 前記透過表示制御手段が、前記選択された操作対象の画像の透明度を下げながら表示さ
    せる制御を行うものであることを特徴とする請求項1記載の機能選択装置。
  3. 前記透過表示制御手段が、前記選択された操作対象の画像の透明度を上げながら表示さ
    せる制御を行うものであることを特徴とする請求項1記載の機能選択装置。
  4. 前記選択された操作対象が機能し始めるまでの間が、前記操作対象の画像の透明度が所
    定値まで変化するまでの時間に設定されていることを特徴とする請求項2又は請求項3記
    載の機能選択装置。
  5. 前記透過表示制御手段が、前記選択された操作対象の画像の透明度を所定のパターンで
    変化させながら表示させる制御を行うものであることを特徴とする請求項1記載の機能選
    択装置。
  6. 前記透過表示制御手段が、前記選択された操作対象の画像の透明度を前記操作対象の端
    から順に変化させながら表示させる制御を行うものであることを特徴とする請求項1記載
    の機能選択装置。
  7. 前記透過表示制御手段が、前記選択された操作対象の画像の透明度を部分的に変化させ
    ながら表示させる制御を行うものであることを特徴とする請求項1記載の機能選択装置。
  8. 前記透過表示制御手段が、選択されていない他の操作対象の画像の透明度も変化させな
    がら表示させる制御を行うものであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記
    載の機能選択装置。
  9. 前記選択された操作対象が機能し始めるまでの間に前記操作対象の選択が解除された場
    合、前記操作対象の画像の透明度を選択前の値に戻して表示させる選択解除表示制御手段
    を備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかの項に記載の機能選択装置。
  10. 前記選択された操作対象が機能し始めるまでの間に前記操作対象の選択が解除された場
    合、前記操作対象の画像の透明度を段階的に選択前の値に戻しながら表示させる選択解除
    表示制御手段を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の機能選
    択装置。
  11. 前記透過表示制御手段が、前記選択された操作対象が機能し始めるまでの間に前記操作
    対象の選択が解除された場合に、所定時間又は他の操作対象が選択されるまでの間、前記
    操作対象の画像を選択解除時の透明度で表示させるとともに、
    前記操作対象の画像が選択解除時の透明度で表示されている間に同一の操作対象の選択
    が再検出された場合、前記選択解除時の状態から透明度を変化させながら表示させる制御
    を行うものであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記載の機能選択装置。
  12. 前記入力手段を介して操作対象が一度選択されると、該操作対象の画像の透明度を自動
    的に変化させながら表示させる機能と、前記入力手段を介して操作対象が継続して選択さ
    れている場合に前記操作対象の画像の透明度を変化させながら表示させる機能とを選択す
    るための機能選択手段を備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかの項に記載
    の機能選択装置。
  13. 各操作対象が機能し始めるまでの時間情報が記憶された操作対象情報記憶手段と、
    該操作対象情報記憶手段から前記選択された操作対象の前記時間情報を読み出す読出手
    段とを備え、
    前記透過表示制御手段が、前記読出手段により読み出された前記時間情報に基づいて、
    前記選択された操作対象の画像の透明度を変化させながら表示させる制御を行うものであ
    ることを特徴とする請求項1〜8のいずれかの項に記載の機能選択装置。
  14. 各操作対象の透過表示に関する情報を設定するための透過表示情報設定手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項1〜12のいずれかの項に記載の機能選択装置。
  15. 前記透過表示制御手段が、前記選択された操作対象が機能し始めることにより切り替え
    られる次の操作対象の画像を、該画像の透明度を下げながら表示させる制御を行うもので
    あることを特徴とする請求項1〜8のいずれかの項に記載の機能選択装置。
  16. 前記透過表示制御手段が、前記次の操作対象の画像の透明度を下げながら表示している
    間に、前記操作対象の選択が解除された場合、前記次の操作対象の画像の透明度を上げな
    がら表示させる制御を行うものであることを特徴とする請求項14記載の機能選択装置。
  17. 前記透過表示制御手段が、前記選択された操作対象の画像の透明度と、前記選択された
    操作対象が機能し始めることにより切り替えられる次の操作対象の画像の透明度とを反比
    例するように変化させながら表示させる制御を行うものであることを特徴とする請求項1
    記載の機能選択装置。
  18. 前記操作対象が、音楽や映像などのメディアを再生する再生手段を操作するための機能
    を含むものであり、
    前記メディアのジャンルと、前記選択対象の透過表示に関する情報とが関連付けて記憶
    されたジャンル別透過表示情報記憶手段と、
    前記再生手段で再生されているメディアのジャンルに基づいて、前記ジャンル別透過表
    示情報記憶手段から前記メディアのジャンルに対応する透過表示情報を読み出す読出手段
    とを備え、
    前記透過表示制御手段が、前記読出手段により読み出された透過表示情報に基づいて、
    前記選択された操作対象の画像の透明度を変化させながら表示させる制御を行うものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の機能選択装置。
  19. 前記透過表示制御手段が、時間を要する処理を行うための操作対象の画像の透明度を前
    記処理に要する時間に合わせて変化させながら表示させる制御を行うものであることを特
    徴とする請求項1記載の機能選択装置。
  20. 車両の運転状況を検出する運転状況検出手段と、
    前記選択された操作対象が機能し始めるまでの時間を、前記運転状況検出手段により検
    出された運転状況に応じて変化させる機能有効時間変更手段とを備えていることを特徴と
    する請求項1〜12のいずれかの項に記載の機能選択装置。
  21. 車両のエンジンの動作状態を検出するエンジン動作状態検出手段と、
    前記選択された操作対象が機能し始めるまでの時間を、前記エンジン動作状態検出手段
    により検出されたエンジンの動作状態に応じて変化させる機能有効時間変更手段とを備え
    ていることを特徴とする請求項1〜12のいずれかの項に記載の機能選択装置。
  22. 運転者又は同乗者による操作を判別する操作者判別手段と、
    前記選択された操作対象の機能し始めるまでの時間を、前記操作者判別手段により判別
    された操作者に応じて変化させる機能有効時間変更手段とを備えていることを特徴とする
    請求項1〜12のいずれかの項に記載の機能選択装置。
  23. 前記入力手段が、画面上に配設されるタッチパネルであり、
    該タッチパネルに対する操作時のタッチ面積を検出するタッチ面積検出手段と、
    前記選択された操作対象が機能し始めるまでの時間を、前記タッチ面積検出手段により
    検出されたタッチ面積に応じて変化させる機能有効時間変更手段とを備えていることを特
    徴とする請求項1〜12のいずれかの項に記載の機能選択装置。
  24. 前記選択された操作対象の画像の透明度を変化させるときに、前記操作対象の色を変化
    させる表示色変更手段を備えていることを特徴とする請求項1〜23のいずれかの項に記
    載の機能選択装置。
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