JP2005352307A - 痴呆高齢者疑似体験システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 痴呆高齢者の疑似体験システムにおいて、映像と音響による視覚的及び聴覚的な一人称の疑似体験を通して、痴呆高齢者の記憶障害とそれに伴う行動パターン及び心理的変化に対する理解を深めることができるシステムを提供する。
【解決手段】 ユーザが検索用のキーワード等を選択入力するための入力手段、各種映像メディアを保存するためのファイル管理手段、キーワードとメディア内の情報とを照合して最適なものを選択するための照合処理手段、選択された映像メディアデータをユーザが閲覧できるようにするためのデータ出力手段、とからなるコンピュータシステムを用いて、ユーザからの様々な要望に対応する映像メディアを検索ルールに従って選択しユーザに提示する。映像メディアには、痴呆度やシチュエーション等に応じた痴呆高齢者の行動パターンを模擬した映像を用いる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、痴呆高齢者の行動パターンを疑似体験するシステムに係り、具体的には、痴呆高齢者の行動パターンを痴呆高齢者の視点から捉えた映像メディアを用いて視覚的及び聴覚的に体験し、痴呆高齢者の身体的機能の低下及び心理的変化に対する理解を深めることができる疑似体験システムに関するものである。
厚生労働省の調査によると、現在要介護(要支援)認定者は314万人、そのうち何らかの介護・支援を必要とする痴呆がある痴呆性老人自立度▲2▼以上の高齢者は149万人にのぼると報告されている。またこの痴呆性老人自立度▲2▼以上の高齢者は2025年には300万人を超すと推計されている。これらの数値は65歳以上の高齢者を対象とした調査結果であるため、近年増加傾向にある若年性痴呆患者についても考慮すると更なる人数増加が予測される。
このように痴呆高齢者数が増加の一途を辿る状況下において、その介護にあたるケアワーカー(訪問介護員)の人数不足やその質が問題となっている。痴呆の進行に伴い家庭でのケアが困難になると、専門知識を持ったケアワーカーによる訪問介護・グループホーム・デイサービス等を利用することが多くなる。しかしその場合、ケアワーカー自身が痴呆および痴呆高齢者の身体的・精神的状態を充分に理解していないと、適切なケアサービスを提供することは困難であり、そのためには具体的な知識や理解が重要となる。
痴呆とは感情やプライドが残存する中で記憶障害が進行していく症状を有しているため、周囲の適切な対応が得られない場合には痴呆高齢者は暴力行為や徘徊などの周辺行為に至ってしまう。このような状況を避けるためには、介護の方法だけでなく痴呆高齢者の苦痛や苛立ち等内面的な状況を理解するといった研修が必要となる。ケアワーカーによる痴呆高齢者への的確な理解を深め、痴呆高齢者のQOL(Quality of Life)を保持することが求められている。
現在は、高齢者の身体的側面の理解を深めるため、高齢者疑似体験用キット(特許文献1)が活用されている。これは関節固定用具や荷重チョッキ等から構成されており、加齢による身体(視覚・聴覚・触覚・関節の動き)の衰えとそれに伴う生活上の困難性を、若年健常者が装着して実際に体験することにより理解するというものである。これにより高齢化に伴う身体的・心理的変化を理解することは可能となったが、痴呆高齢者に特有な記憶障害・認知障害による精神的な苦痛や苛立ちを理解することはできていない。
特許第2719115号公報
本発明は、痴呆高齢者の疑似体験システムにおける上記の問題を解決するためになされたもので、映像と音響による視覚的及び聴覚的な一人称の疑似体験を通して、痴呆高齢者の記憶・認知障害とそれに伴う行動パターン及び心理的変化に対する理解を深めることができるシステムを提供することにある。
本発明は、コンピュータシステムを用いることによって上記の問題を解決している。該コンピュータシステムはユーザからの様々な要望に対応する映像メディアを選択しユーザに提供する装置であり、該装置は、ユーザが検索用のキーワード等を選択入力するための入力手段と、各種映像メディアを保存するためのファイル管理手段と、キーワードとメディア内の情報とを照合して最適なものを選択するための照合処理手段と、選択された映像メディアデータをユーザが閲覧できるようにするためのデータ出力手段と、からなる。
映像メディアファイルの選択方法として、本発明の痴呆高齢者疑似体験システムにおいてポインティングデバイスによるキーワード選択項目を設けたことにより、痴呆に対する知識やコンピュータ操作に対する慣れの度合い等を問わず幅広いユーザに対応することが可能となる。これにより、映像メディアファイルの選択及び決定に要する時間が短縮される。また、映像のプレビューを設けたことにより、ユーザの要求する疑似体験の設定場面の検索が容易となっている。
介護現場においても痴呆についての知識不足や理解不十分であることが問題視されているため、医者や看護師、ケアマネージャー等の介護従事者が本発明の痴呆高齢者疑似体験システムを活用することで、痴呆高齢者への正しい理解と対応がなされるようになると期待される。また、警察官や消防士、公共交通機関関係者が本発明の痴呆高齢者疑似体験システムを活用することにより、痴呆高齢者の徘徊やそれに伴う事故を減少させることができる。更に、一般市民やあらゆるサービス業の従事者が本発明による痴呆高齢者疑似体験システムを活用することで、地域や町全体で痴呆高齢者に適切に対応することが可能となる。
映像メディアファイルの視聴装置として、ヘッドホンやイヤホン等の聴覚情報供給手段とメガネ型ディスプレイ等の近接的視覚情報供給手段とを有する装置を用いることで、疑似体験に臨場感を与えることが可能となる。また、再生装置としてラップトップ型のパーソナルコンピュータやパーソナルデジタルアシスタント(PDA)等、持ち運び可能な装置を用いることにより場所や環境を選ばず任意に映像情報を享受することを可能とする。なお、視聴装置及び再生装置は上記の装置のみに限定されるわけではなく、たとえば固定型ディスプレイやスクリーン等に映写することも可能であり、デスクトップ型の固定型PC等で再生することも可能である。
また、本発明の痴呆高齢者疑似体験システムを高齢者疑似体験用キット(特許文献1)と併用することで、痴呆高齢者の精神的側面と身体的側面の両側面について理解を深めることが可能となる。
以下に、本発明に係る痴呆高齢者疑似体験システムの実施形態について図面を用いて説明する。図1は本発明の疑似体験システムのシステム構成図であり、図2は該システムにより実行される処理フローを示している。
まず、メディア提供者はファイル管理装置に痴呆高齢者の行動パターンを模擬した映像メディアデータファイルを複数入力しておく。ここで、ファイル名で照合する場合にはファイル名に痴呆度やシチュエーション等の映像に関する情報をつけておき、ファイルにメタデータを付加する場合にはファイルのプロパティに上記情報を入力しておく。
映像メディアは、痴呆高齢者の視点から日常生活空間を見るという従来にはない観点で撮影、製作されており、保存媒体としてはCD-ROM、MO、USBメモリ等の小型記憶装置だけでなくネットワーク上のファイルサーバ等の大型記憶装置でもよい。
ユーザは、自分が関心のある痴呆度や行動シチュエーション等のキーワードをマウス等の入力装置から選択入力する。中央演算処理装置は、メインメモリ中の制御プログラムの指令を受け、ファイル管理装置に保存されている検索ルールに従って照合処理を行い、入力されたキーワード等の情報を含むメディアデータファイルを読み出す。なお、キーワードの入力方法については、パソコン操作に不慣れなユーザや痴呆に関する基礎知識を持っていないユーザのため、キーワードごとに選択用ラジオボタン等を作成しておき、ポインティングデバイス等を用いてそれを選択または押すだけで入力操作が完了するように配慮した。
選択されたキーワードに適合したファイルが唯一である場合には、その映像メディアがディスプレイ等の出力装置に表示され、ユーザは希望した痴呆度やシチュエーション等の映像を享受できる。
キーワードに適合したファイルが複数ある場合には、選択されたファイル一覧をディスプレイ等の出力装置に表示する。ここで、ユーザがすべてのファイルを閲覧したければ、照合演算処理を終了して映像メディアを享受できる。希望する映像メディアをファイル名からだけでは判断できない場合には、メインメモリ内の制御プログラムにより実現されるプレビュー機能を用いて映像メディアのダイジェストを見ることができ、その映像を見た上で希望するメディアデータファイルを選択後に閲覧してもよい。ユーザごとに痴呆に関する基礎知識が異なっていることを考慮し、選択項目には初心者向けの必須入力項目と、中・上級者向けの自由入力項目を設けた。
本発明の痴呆高齢者疑似体験システムにおいて、照合結果が唯一のファイルになるまで検索を繰り返す処理フローの一例を図3に示し、該処理フローに従ってユーザが映像メディアを享受できた例を以下に示す。
まず検索ルールとして、映像メディアファイルの主人公および場面の設定を行う。図4(a)に示すように、主人公については必須入力項目となっており、「性別」、「年齢層」についてそれぞれ「男性・女性」、「50代以下・60代・70代・80代・90代以上」から一つずつを選択する。この段階で「検索」ボタンを押し検索を実行させることもできる。更に、場面設定を行う場合には自由入力項目から「場面」、「痴呆度」、「行動」についてそれぞれ「屋外(住宅街・公園・道路)・室内(自宅・病院・施設)」、「初期(▲1▼)・中期(▲2▼・▲3▼)・後期(▲4▼・M)」、「物忘れ(場所・食事・人物)、徘徊」から一つずつ選択することが可能である。なお、各選択項目の括弧内はサブカテゴリである。痴呆度項目のサブカテゴリは、厚生労働省の示す「痴呆性老人の日常生活自立度判定基準」に則った項目となっており、主に痴呆に関する基礎知識を持ったユーザに向けた項目である。上記入力項目のラジオボタン選択を終えた後、「検索」ボタンを押し照合演算処理を実行させる。
照合演算処理終了後、ディスプレイには入力されたキーワードに適合した映像メディアデータファイル名が、5つまで表示される(図4(b))。適合ファイルが5つ以上あった場合には、映像メディアファイル名は表示されず、更なる絞込みを行うための選択項目が表示される。これは、ユーザによる検索時間を短縮することを目的として設定した。また、映像メディアファイル一編の所要時間が約10分間であることより、ユーザが5つ以上の映像メディアを一度に享受することは、眼精疲労を引き起こす原因となる可能性がある。そのため、適合ファイルは5つ以内と設定した。ディスプレイにはファイル名と共に「プルダウンメニュー」と「実行」ボタンが表示される。プルダウンメニューには「プレビュー・本編再生・ロールプレイング」の選択項目が設けられている。ユーザは鑑賞を希望する映像メディアファイル名横のラジオボタンを選択入力後、プルダウンメニューから実行希望内容を選択し、「実行」ボタンを押すことにより選択した映像を享受する。ユーザがプレビューを選択した場合には、プレビュー再生用の別ウィンドウが起動し、約1分間のプレビューが再生される(図4(c))。ユーザが本編再生を選択した場合には、全画面サイズにて映像メディアファイルの再生が行われる。
入力装置にはマウスやキーボード等を使用した。また、メインメモリ及び中央演算処理装置等を含むコンピュータはノートブック型を、照合結果及び映像メディアの表示にはヘッドホン付ヘッドマウントディスプレイを使用し、据え置きされた場所でしか映像を享受できないという制約をなくし、学会や学園祭、福祉祭りや健康祭り等のイベント会場をはじめ見たい時に見たい場所へ、どこでも自由に持ち運びができるようにした。
どの痴呆高齢者にも当てはまる典型的なモデルとして、痴呆度▲1▼の高齢者が自宅でトイレを探すシチュエーションの映像を見ることにした。まず、キーワードとして「女性」、「70代」、「自宅」、「▲1▼」、「場所」を選択入力した(図5(a))。照合処理の結果、「自室」「お風呂」「トイレ」「玄関」の4つの選択項目が表示された。次に、キーワードとして「トイレ」を選択入力した(図5(b))。照合処理の結果、「自宅におけるトイレ探し」の唯一のファイルが選択されたため(図5(c))、ユーザは最後にプルダウンメニューから「本編再生」を選択し「実行」ボタンを押した。ヘッドホン付ヘッドマウントディスプレイからメディアが流れ、それを見ることで痴呆高齢者がどのような気持ちで生活しているのかを視覚及び聴覚を通して体験でき、痴呆高齢者に対する理解を深めることができた。
上記の再生方法は、選択した映像メディアファイルを一本の作品として享受するための方法である。本システムはこの他の再生方法としてロールプレイング機能を備えており、擬似体験者と本システムとのインタラクティブな入出力により、毎回異なったストーリーを展開させることも可能となっている。操作方法としては、上記方法により再生したい映像メディアファイルを選択後にプルダウンメニューから「ロールプレイング」を選択し、「実行」ボタンを押すことで上記機能を享受することが可能となる。
映像メディアファイルによるロールプレイングとは、一本の映像を複数の場面に分割し、各場面の最後に次の場面を決定するための質問が表示されるものであり、擬似体験者の質問に対する回答あるいは生体情報センシングにより、一意ではなく分岐を含んだストーリー展開がなされるものである。以下、単位場面をフェーズと記述する。
一例として、「自宅におけるトイレ探し」をロールプレイングにて実行した際の流れを以下に示す。ロールプレイング再生を行うと4つのフェーズから構成されたストーリー展開がなされるよう、予めファイル管理装置内のロールプレイ専用ファイルに記述してある。そのため、映像メディアファイル内の各フェーズのつなぎ目に、次のフェーズを決定するための質問がテロップとして映像内に表示されるようになる。各選択肢は「はい・いいえ」の2択で回答するようになっており、回答入力はテンキー等の入力装置によって行う。その回答によって次のフェーズがメディアデータファイル内から抽出される。上記ストーリーの場合、「電話に出る」、「部屋に戻る」、「トイレに行く」という3つの質問が用意されており、各質問に対する擬似体験者の「はい」、「いいえ」といった回答入力により次のフェーズが抽出され、ストーリーが展開されていく。また、ストーリー終了後には擬似体験者の回答を踏まえ、疑似体験した痴呆高齢者の痴呆度が表示される。これにより疑似体験者は様々な角度から痴呆を理解することが可能となる。なお、ロールプレイング再生を行う場合には、映像メディア検索時に選択された痴呆度は「未入力」として扱われ処理される。
体験者の生体情報をセンシングして変動を感知し、映像のフェーズ変換にフィードバックさせることによってロールプレイング再生を行う場合には、回答入力は不要になる。心拍や発汗の情報をセンシングできる腕時計型あるいは指輪型の測定器(図示せず)や眼球運動をセンシングできる眼鏡型の測定器(図示せず)等を利用し、ストーリーに応じて変動する体験者の生体情報によってフェーズ分岐を発生させる。上記測定器は日常生活で身につけられる形態であり、利用者は煩わしさを感じることなく痴呆高齢者の疑似体験をすることが可能である。
本発明の疑似体験システムをコンピュータ使用経験の乏しい236人を対象にして体験してもらい、アンケートを取った結果を図6(a)、(b)、(c)に示す。映像メディアファイルの検索と痴呆高齢者疑似体験を含むシステム全体については77.1%の体験者が「良かった」と回答した。また、痴呆高齢者の疑似体験については、63.1%の体験者が「痴呆高齢者の行動に対して新たな発見があった」と回答し、80.1%の回答者が「痴呆高齢者に対する思いが深まった」と回答した。次に、体験者のうちケアマネージャーやヘルパーの資格を有する人を対象に、本発明の痴呆高齢者疑似体験システムを今後どのように活用していきたいかというアンケートを取った結果を図6(d)に示す。64.8%が「自分たちの事業に取り入れたい」と回答し、19.1%が「地域の仲間と活用したい」と回答した。
上記アンケート結果より、本発明の痴呆高齢者疑似体験システムの操作性と映像メディアによる疑似体験の効果は共に優れており、実用化に値するという結果が得られた。
本発明は、ケアマネージャーやヘルパーの研修プログラムの一部や看護、福祉専門学校の研修の一部として用いることにより、痴呆高齢者の精神面をより良く理解した介護を行うことが可能となる。また、建築や設計業者で本装置を利用することにより、住環境や一般施設が痴呆高齢者並びに高齢者にとって利用し易いものとなるよう設計やデザインを行うことが可能となる。これら専門分野のユーザだけではなく、痴呆患者を家族に持つ人々やボランティアに従事する一般市民等が利用することで、現在問題となっている痴呆高齢者への誤った対応を軽減することが可能となる。
なお、本発明は上記の実施形態、実施例、産業上の利用可能性における痴呆高齢者疑似体験システムに限定されるものではなく、特許請求の範囲の請求項に記載する内容の範囲内でさまざまな変形が可能であり、本発明はこれら全てを含むものである。
本発明に係る痴呆高齢者疑似体験システムのシステム構成図である。 本発明に係る痴呆高齢者疑似体験システムにより実行される処理フローである。 本発明の痴呆高齢者疑似体験システムにおいて照合結果が唯一のファイルになるまで検索を繰り返す処理フローの一例である。 本発明の痴呆高齢者擬似体験システムにおけるメディア検索画面の模式図である。 本発明の痴呆高齢者擬似体験システムにおける検索結果表示画面の模式図である。 本発明の痴呆高齢者擬似体験システムにおけるメディア検索結果画面においてプレビュー機能を用いる時の表示例である。 本発明の痴呆高齢者擬似体験システムにおけるメディア検索画面への入力例である。 本発明の痴呆高齢者擬似体験システムにおけるメディア検索結果で更なる絞込みを要求される時の入力例である。 本発明の痴呆高齢者擬似体験システムにおけるメディア検索結果で該当するメディアが5件以内である時の表示例である。 本発明の痴呆高齢者擬似体験システムにおいてロールプレイングを行う際のフェーズの分岐例である。 本発明の痴呆高齢者擬似体験システムに関するアンケートにおいて「システム全体に対する感想」の項目に対するアンケート結果である。 本発明の痴呆高齢者擬似体験システムに関するアンケートにおいて「痴呆高齢者の行動に対する発見」の項目に対するアンケート結果である。 本発明の痴呆高齢者擬似体験システムに関するアンケートにおいて「痴呆高齢者に対する思い」の項目に対するアンケート結果である。 本発明の痴呆高齢者擬似体験システムに関するアンケートにおいて「本システムの今後の活用法」の項目に対するアンケート結果である。

Claims (6)

  1. 痴呆高齢者の行動パターンや心理的変化を視覚的及び聴覚的に疑似体験するシステムにおいて、ユーザからの様々な要望に対応する映像メディアを選択してユーザに提供するため、ユーザが検索用のキーワード等を選択入力するための入力手段、各種映像メディアを保存するためのファイル管理手段、キーワードとメディア内の情報とを照合して最適なものを選択するための照合処理手段、選択された映像メディアデータをユーザが閲覧できるようにするためのデータ出力手段、からなることを特徴とする痴呆高齢者疑似体験システム。
  2. 上記ファイル管理手段において、高齢者のいる状況に合わせて行動パターンや心理的変化を簡潔にわかりやすくまとめた映像メディアが複数書き込まれている記録媒体を用いることを特徴とする請求項1に記載の痴呆高齢者疑似体験システム。
  3. 上記データ出力手段として、ヘッドホンやイヤホン等の聴覚情報供給手段とメガネ型ディスプレイ等の近接的視覚情報供給手段とを有する装置を用いることで、臨場感あふれる体験を可能にすることを特徴とする請求項1又は2に記載の痴呆高齢者疑似体験システム。
  4. 上記疑似体験システムを、ラップトップ型のパーソナルコンピュータやパーソナルデジタルアシスタント等の持ち運び可能な装置で構築することにより、場所や環境を選ぶことなく任意に映像情報を享受できるようにすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の痴呆高齢者疑似体験システム。
  5. 上記疑似体験システムと、関節固定用具や荷重チョッキ等を装着して加齢による身体的な衰えとそれに伴う生活上の困難性を理解できる装置とを複合的に用いることにより、痴呆高齢者の身体的変化及び心理的変化の相互理解が可能になることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の痴呆高齢者疑似体験システム。
  6. 上記疑似体験システムにおいて、映像メディアデータにおけるストーリーが利用者の入力や生体情報センサから得られる心拍や発汗、眼球運動等の生体情報に基づき様々に変化する制御方法等を導入することにより、痴呆に対する理解をより深めることができるようにしたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の痴呆高齢者擬似体験システム。
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