JP2005351859A - 無線通信システムおよび通信端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の使用者が所定の地点で待ち合わせをする場合に効率よく待ち合わせ情報を獲得することができるようにすること。
【解決手段】 誘導ルートの算出処理を行う待ち合わせサーバ100と、待ち合わせサーバ100および通信端末装置200Aとデータを送受信する基地局400Aと、設置場所の位置情報およびスポット情報を発信する無線LANシステム300Aと、全地球測位システムにより位置測定用の電波を発信するGPS衛星500と、基地局400Aを介して待ち合わせサーバ100と送受信し、少なくとも使用者および指定したメンバーを現地点から指定した待ち合わせ地点までリアルタイムで誘導する待ち合わせモードを実行する通信端末装置200Aと、を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 誘導ルートの算出処理を行う待ち合わせサーバ100と、待ち合わせサーバ100および通信端末装置200Aとデータを送受信する基地局400Aと、設置場所の位置情報およびスポット情報を発信する無線LANシステム300Aと、全地球測位システムにより位置測定用の電波を発信するGPS衛星500と、基地局400Aを介して待ち合わせサーバ100と送受信し、少なくとも使用者および指定したメンバーを現地点から指定した待ち合わせ地点までリアルタイムで誘導する待ち合わせモードを実行する通信端末装置200Aと、を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、移動通信システム等で用いられる1台の通信端末装置で、他の複数の通信端末装置に対して待ち合わせ情報の送受信を行う待ち合わせモードを有する無線通信システム、および前記無線通信システムで用いる通信端末装置に関する。
従来、この種の無線通信システムとして、現地点から行きたい目的地点の情報を設定することにより、サーバが現地点から目的地までのルートおよび所要時間等の情報を通信端末装置に送信するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、この種の無線通信システムで用いられる通信端末装置として、GPS(全地球測位システム)を使用した位置情報と、データ−ベースの地図情報とに基づいてルート検索を行うことにより、行き先を指定するだけで目的地までのルート情報を表示してくれるものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−302042号公報
特開2002−262338号公報
しかしながら、この種の従来の無線通信システムは、主に一人の使用者を目的地に誘導するための情報を通信端末装置に送信する1対1の誘導システムである。このため、従来の無線通信システムでは、複数の使用者の現在位置をリアルタイムで把握することができなかった。
また、従来の無線通信システムおよび通信端末装置においては、複数の使用者が所定の地点で待ち合わせする場合、使用者同士が音声電話やメール等で相互に現在位置の確認を行う必要があった。
このため、従来の無線通信システムおよび通信端末装置では、複数の使用者が所定の地点で待ち合わせする場合に時間や手間がかかってしまい、効率よく待ち合わせ情報を獲得することができないという問題があった。
また、従来の無線通信システムおよび通信端末装置においては、所定の待ち合わせ地点までの誘導ルートを指定する場合、待ち合わせ地点の位置情報を具体的に指定する必要があった。このため、従来の無線通信システムおよび通信端末装置では、指定された待ち合わせ地点の情報が分かりにくいものになってしまう可能性があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、複数の使用者が所定の地点で待ち合わせをする場合に効率よく待ち合わせ情報を獲得することができる無線通信システムおよび通信端末装置を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため、本発明の無線通信システムは、誘導ルートの算出処理を行う待ち合わせサーバと、前記待ち合わせサーバおよび通信端末装置とデータを送受信する基地局と、設置場所の位置情報およびスポット情報を発信する無線LANシステムと、全地球測位システムにより位置測定用の電波を発信するGPS衛星と、前記基地局を介して前記待ち合わせサーバと送受信する通信端末装置と、を備え、前記通信端末装置は、少なくとも使用者および指定したメンバーを現地点から指定した待ち合わせ地点までリアルタイムで誘導する待ち合わせモードを実行する待ち合わせモード処理部を具備する構成を採る。
この構成によれば、前記通信端末装置の前記待ち合わせモードを実行することにより、少なくとも使用者および指定したメンバーを現地点から指定した待ち合わせ地点までリアルタイムで誘導することができる。また、この構成においては、前記通信端末装置の現地点の位置情報を前記待ち合わせサーバに送ることにより、前記指定メンバーの現地点の位置や動向を知ることが可能であるので、前記使用者本人に安心感を与えることができ、要領よい待ち合わせシステムを実現することができる。また、この構成においては、子供や視覚障害者、高齢者と待ち合わせするときに、相手の動向を前記通信端末装置で確認することが可能であるので、利用者が精神面での安心感を得られる。また、この構成においては、指定したメンバーが迷子になった場合でも、この指定メンバーに適切な情報を提供することができるので、この指定メンバーをスムーズに待ち合わせ地点まで誘導するように対処することができる。
本発明によれば、複数の指定メンバーが所定の地点で待ち合わせをする場合に、効率よく待ち合わせ情報を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一の構成または同一の機能を有する構成要素および相当部分には、同一の符号を付してその説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る無線通信システムの全体的な構成を示す概念図である。図2は、本実施の形態1に係る無線通信システムで用いる通信端末装置の構成を示すブロック図である。
図1は、本発明の実施の形態1に係る無線通信システムの全体的な構成を示す概念図である。図2は、本実施の形態1に係る無線通信システムで用いる通信端末装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態1に係る無線通信システムは、待ち合わせサーバ100、通信端末装置200A,200B、無線LANシステム300A,300B、基地局装置400A,400B、およびGPS衛星500などで構成されている。
通信端末装置200A,200Bは、図2に示すように、アンテナ201、デュプレクサ202、受信部203、送信部204、制御部205、音声処理部206、スピーカ207、マイク208、画像処理部209、表示部210、GPSアンテナ211、GPS処理部212、待ち合わせモード処理部213、バイブレータ駆動部214、バイブレータ215、操作部216、記憶部217を備えている。
図2において、アンテナ201が受信した信号は、デュプレクサ202により受信部203に送られる。受信部203は、デュプレクサ202から送られてきた受信信号を復調処理して制御部205に送る。
制御部205は、復調処理された受信信号の音声情報を音声処理部206に送る。音声処理部206は、制御部205から送られてきた音声情報を音声信号に変換してスピーカ207に出力する。スピーカ207は、入力された音声信号を音声に変換して通信端末装置200A,200Bの使用者に知らせる。
また、制御部205は、復調処理された受信信号の文字情報および画像情報を画像処理部209に送る。画像処理部209は、制御部205から送られてきた文字情報および画像情報を文字信号および画像信号に変換して表示部210に出力する。表示部210は、入力された文字信号および画像信号を文字および画像に変換してディスプレイ表示する。
GPSアンテナ211は、GPS衛星500と通信を行って使用者の位置データ(例えば、緯度および経度)を受信する。GPSアンテナ211が受信した信号は、GPS処理部212において通信端末装置200A,200Bに対応した位置データに変換されて制御部205に送られる。
制御部205は、待ち合わせモード処理部213と適時データのやり取りを行うことができる。また、制御部205は、バイブレータ駆動部214を介してバイブレータ215を駆動することにより、使用者に受信メッセージがあることを知らせることができる。さらに、制御部205は、操作ボタンからなる操作部216のキー操作により、記憶部217に記憶されている電話番号や受信メッセージなどを随時読み出すことができる。
音声処理部206は、マイク208により入力された音声信号を制御部205に送る。制御部205は、マイク208から入力された音声信号を送信部204に送る。この送信部204には、操作部216によりキー入力された入力信号も制御部205を介して送られる。
送信部204は、制御部205から送られてきた信号を所定の送信信号に変換してデュプレクサ202に送る。デュプレクサ202は、送信部204から送られてきた送信信号をアンテナ201に送る。アンテナ201は、デュプレクサ202から送られてきた送信信号を無線送信する。
待ち合わせモード処理部213は、制御部205の指示により待ち合わせモードを実行する。この待ち合わせモードでは、通信端末装置200Aの使用者と通信端末装置200Bの使用者とが所定の地点で待ち合わせする際に、何れかの使用者が待ち合わせ地点を指定すると、待ち合わせにふさわしい待ち合わせスポットを、通信端末装置200Aまたは通信端末装置200Bの表示部210に表示して使用者に紹介する。
また、この待ち合わせモードでは、例えば、待ち合わせ時の天候が、雨および気温の低い場合には、屋内に限定した待ち合わせスポットを通信端末装置200Aまたは通信端末装置200Bの表示部210に表示して使用者に紹介する。ここで、晴れの場合には、待ち合わせモードは屋外を主に指定する待ち合わせスポットを使用者に紹介する。
また、この待ち合わせモードでは、待ち合わせ時間が夜である場合には、明るい場所にある待ち合わせスポットを指定するなど、環境に順応したスポットを指定することが可能になっている。
このように、待ち合わせモード処理部213を備えた通信端末装置200A,200Bは、待ち合わせ時の天候や時間帯と照らし合わせて、待ち合わせにふさわしい待ち合わせスポットを指定して、複数の使用者を所定の待ち合わせ地点に速やかに誘導できるように、各使用者に待ち合わせスポット情報を紹介することができる。
このように、本実施の形態1に係る無線通信システムにおいては、通信端末装置200A,200Bの待ち合わせモードを実行させることで、自分および指定した人物を所定の待ち合わせ地点まで効率よく誘導することが可能な待ち合わせ通信システムを実現することができる。
次に、本実施の形態1に係る無線通信システムによる前記待ち合わせモードの流れについて説明する。図3は、本発明の実施の形態1に係る無線通信システムにおける待ち合わせモードの流れを示すシーケンス図である。図3においては、一例として、通信端末装置200Aの使用者を使用者本人とし、通信端末装置200Bの使用者を指定メンバーとして説明することとする。
図3において、まず、使用者本人は、通信端末装置200Aの待ち合わせモード設定画面(不図示)で、操作部216の操作により所定の待ち合わせ場所および待ち合わせ時間を設定する。ここで、使用者本人が、所定の待ち合わせ地点を「渋谷駅」とし、待ち合わせ時間を「10時」として、待ち合わせ場所および待ち合わせ時間をおおまかに指定したとする。
この場合、図1に示した待ち合わせサーバ100は、使用者本人の通信端末装置200Aにより指定された待ち合わせ時間や、待ち合わせ時の天候に応じて、適切な待ち合わせスポットを抽出し、抽出したスポットリストを使用者本人の通信端末装置200Aに送信して表示する。
すなわち、待ち合わせサーバ100は、例えば、待ち合わせ地点の天候が雨であれば室内のスポットを、待ち合わせ地点の天候が晴れであれば屋外のスポットを抽出する。また、待ち合わせサーバ100は、待ち合わせ時間が夜であれば、明るいスポットに限定して抽出するなど、安心して待ち合わせできるスポット情報を使用者本人の通信端末装置200Aに知らせる。
一方、使用者本人は、待ち合わせサーバ100により抽出されて通信端末装置200Aの表示部210に表示されたスポットリストの中から希望する待ち合わせスポットを、操作部216を操作して指定する。このとき、使用者本人は、前記スポットリスト以外の待ち合わせしたいスポットを操作部216により指定することもできる。
次いで、使用者本人は、通信端末装置200Aの記憶部217から電話帳に登録してある電話番号やメールアドレスを呼び出して、待ち合わせしたいメンバーを指定する。このとき、使用者本人は、待ち合わせしたいメンバーを操作部216の操作により新に指定したり複数指定したりすることもできる。
通信端末装置200Aにより使用者本人が設定した各種情報は、基地局装置400Aを通じて待ち合わせサーバ100に送られる。待ち合わせサーバ100は、通信端末装置200Aから送られてきた各種情報を処理し、使用者本人が指定した指定メンバーの通信端末装置200Bに対して、待ち合わせモードの起動許可を求める許可信号を送る。
指定メンバーの通信端末装置200Bは、待ち合わせサーバ100から送られてきた許可信号を受けて、待ち合わせモードの起動を許可するか否かを、表示部210に表示またはスピーカ207からの音声によるメッセージにより指定メンバーに報知する。このメッセージを受けて、指定メンバーが待ち合わせモードの起動を許可するように通信端末装置200Bの操作部216を操作すると、この待ち合わせモードの起動を許可する回答(OK)と共に指定メンバーがいる現地点の位置情報を待ち合わせサーバ100に送る。ここで、指定メンバーが待ち合わせモードの起動を許可しなかった場合には、待ち合わせモードを否定する回答(NG)を待ち合わせサーバ100に送る。
待ち合わせサーバ100は、通信端末装置200Aおよび通信端末装置200Bから受け取った各々の位置情報に基づいて、現地点から待ち合わせ地点までの誘導ルートおよび出発時間の情報を算出し、待ち合わせ指定状況を使用者本人に、待ち合わせ地点ルート情報を指定メンバーにそれぞれ送り返す。
このとき、指定メンバーは、表示部210の表示および操作部216の操作により、出発地点を現地点または指定地点のいずれにするかを選択することができる。また、指定メンバーは、表示部210の表示および操作部216の操作により、出発地点から待ち合わせ地点までの交通手段として、徒歩(電車&バス)または車のいずれかの交通手段を選択することができる。
待ち合わせサーバ100は、指定メンバーが選択した交通手段に応じて、指定メンバーが使用する交通手段にふさわしい誘導ルートを算出する。また、待ち合わせサーバ100は、通信端末装置200Bの現地点と算出した誘導ルートとが異なっていないかどうかを随時自動的に照合する。
ここで、通信端末装置200Bの現地点と算出した誘導ルートとが異なっている場合には、待ち合わせサーバ100は、待ち合わせモードの実行中に指定メンバーが何らかの事情で誘導ルートから外れたと判断する。そして、待ち合わせサーバ100は、通信端末装置200Bのバイブレータ215を作動させて、所定の誘導ルートから外れていることを指定メンバーに知らせ、通信端末装置200Bの自地点情報(現地点の位置情報)を送信するように要求する。
これを受けて、指定メンバーが通信端末装置200Bの自地点情報を待ち合わせサーバ100に送信すると、待ち合わせサーバ100は、通信端末装置200Bの自地点情報から待ち合わせ地点までの誘導ルートを再算出し、その算出結果を誘導ルートから外れた指定メンバーに送り返す。
また、待ち合わせサーバ100は、交通渋滞や交通事故のリアルタイムデータを持っており、これらのデータを考慮して、待ち合わせ地点までの最短かつ最速の誘導ルートを算出して指定メンバーに通知する機能も有している。この構成により、指定メンバーが指示した誘導ルートが外れても、通信端末装置200Bの自地点情報により、新たな誘導ルートの情報を指定メンバーに迅速に通知することができる。
ここで、通信端末装置200A,200Bの現地点の位置情報は、図1に示したGPS衛星500によるデータ受信や狭範囲で出力する無線LANシステム300A,300Bの出力データにより取得することができる。すなわち、本実施の形態1に係る無線通信システムにおける無線LANシステム300A,300Bは、例えば、それらが設置されている駅や店などのスポット名や住所データ等を発信して、通信端末装置200A,200Bに、その現地点の位置情報を通知するように構成されている。
一方、待ち合わせサーバ100は、使用者本人に対して、複数の指定メンバー全員の待ち合わせモードの動作の許可状況の結果を送信することができる。また、待ち合わせサーバ100は、一定時間毎に使用者本人と指定メンバーとの現地点の位置情報を受け取って、待ち合わせメンバー全員の現地点の位置情報を待ち合わせメンバー全員に送信することができる。従って、この無線通信システムにおいては、待ち合わせモードを起動している指定メンバーの各々が、待ち合わせメンバー全員の動向を一定時間毎に把握することができる。
そして、前記誘導ルートに導かれて待ち合わせ地点に到着した使用者本人および指定メンバーは、待ち合わせ完了の回答(待ち合わせ地点到着報告)信号を待ち合わせサーバ100に送信し、所定の待ち合わせ地点に待ち合わせメンバー全員が到着したことを知らせる。
上述のように、本実施の形態1に係る無線通信システムにおいては、簡単な操作を行うだけで、待ち合わせをする指定メンバーの通信端末装置200Bの待ち合わせモードを起動させて、指定メンバーに対して最短かつ最速な誘導ルートおよび自地点情報を通知し、指定メンバーを待ち合わせ地点までスムーズに導くことができる。
(実施の形態2)
次に、図4を参照して、本発明の実施の形態2に係る無線通信システムについて説明する。図4(a)は、本実施の形態2に係る無線通信システムの概略的な構成を示す概念図である。図4(b)は、本例の無線通信システムで用いる通信端末装置のディスプレイ部にディスプレイ表示する表示例の説明図である。図4(c)は、本例の無線通信システムで用いる通信端末装置のディスプレイ部に表示する他のディスプレイ表示例の説明図である。
次に、図4を参照して、本発明の実施の形態2に係る無線通信システムについて説明する。図4(a)は、本実施の形態2に係る無線通信システムの概略的な構成を示す概念図である。図4(b)は、本例の無線通信システムで用いる通信端末装置のディスプレイ部にディスプレイ表示する表示例の説明図である。図4(c)は、本例の無線通信システムで用いる通信端末装置のディスプレイ部に表示する他のディスプレイ表示例の説明図である。
本実施の形態2に係る無線通信システムにおいて使用される通信端末装置200A,200Bは、前述した待ち合わせモードを作動している待ち合わせメンバーA,B,C,Dの全員の動向を、待ち合わせモードの実行中に表示部210にディスプレイ表示して確認できるように構成されている。
すなわち、この無線通信システムにおける通信端末装置200A,200Bの表示部210には、例えば、図4(b)に示すディスプレイ表示例1のように、集合場所、集合時間、待ち合わせメンバーA,B,C,Dの全員の集合状況、現地点の位置情報および到着予定時間などが表示される。
ここで、指定された待ち合わせ地点へ向かっているメンバーは、現地点の位置情報(現在地)と到着予定時間とが表示される。また、指定された待ち合わせ地点に到着したメンバーは、「集合完了」と表示される。
また、本例の通信端末装置200A,200Bは、待ち合わせモードの作動中に自分がいる現地点を他人に知られたくない場合には、他のメンバーの表示部210に自地点を表示させないように設定することも可能である。この場合には、現地点を他人に知られたくないメンバーの所持している通信端末装置の表示部210に「非公開」と表示される。また、通信ができない状態のメンバーには、このメンバーの所持している通信端末装置の表示部210に「不通」と表示される。なお、本例の通信端末装置200A,200Bは、通信ができない状態のメンバーには、現地点の位置情報等を表示部210に表示させないように設定することもできる。
また、本例の通信端末装置200A,200Bは、図4(b)に示すディスプレイ表示例1のように、待ち合わせメンバーA,B,C,Dの全員がいる現地点の位置情報や集合位置などを表示部210にマップで表示することができる。
このような機能を備えた通信端末装置200A,200Bにおいては、待ち合わせメンバーA,B,C,Dの全員の待ち合わせ状況を視覚的に簡単に知ることができる。特に、この通信端末装置200A,200Bにおいては、他のメンバーの動向を視覚的に知ることができるので、その動向から集合場所を知らないメンバーが所定の集合場所に行くことができる。
また、本例の無線通信システムにおける通信端末装置200A,200Bの表示部210は、図4(c)に示すディスプレイ表示例2のように、所定の集合位置に到着したメンバーの表示を点滅させることにより到着メンバーが誰であるかを知らせ、この到着メンバーの到着時間と「到着しました」というメッセージとを表示するようになっている。
このように、本実施の形態2に係る無線通信システムにおいては、待ち合わせモードを作動させている指定メンバーに待ち合わせ地点までの誘導ルートを提供することができ、かつ指定メンバー同士がお互いの集合状況をリアルタイムで確認できるようになる。
(実施の形態3)
次に、図5を参照して、本発明の実施の形態3に係る無線通信システムについて説明する。図5(a)は、本実施の形態3に係る無線通信システムの概略的な構成を示す概念図である。図5(b)は、本例の無線通信システムで用いる通信端末装置のディスプレイ部に表示するディスプレイ表示例の説明図である。図5(c)は、本例の無線通信システムで用いる通信端末装置のディスプレイ部に表示する他のディスプレイ表示例の説明図である。
次に、図5を参照して、本発明の実施の形態3に係る無線通信システムについて説明する。図5(a)は、本実施の形態3に係る無線通信システムの概略的な構成を示す概念図である。図5(b)は、本例の無線通信システムで用いる通信端末装置のディスプレイ部に表示するディスプレイ表示例の説明図である。図5(c)は、本例の無線通信システムで用いる通信端末装置のディスプレイ部に表示する他のディスプレイ表示例の説明図である。
本実施の形態3に係る無線通信システムは、メインの待ち合わせモード(以下、これを「メイン待ち合わせモード」という)の実行中に、新たに「サブ待ち合わせモード」を設定できるようにした待ち合わせ通信システムである。
ここでいうサブ待ち合わせモードとは、メイン待ち合わせモードの実行中に、狭いエリアで特定の場所、あるいは他の指定メンバーとの間で新たに別途のルートで待ち合わせをすることができるようにした待ち合わせモードである。
例えば、このサブ待ち合わせモードは、あるメンバーが待ち合わせ地点に直行せず他の指定メンバーのいる地点に寄ってから待ち合わせ地点へ向かいたい場合、途中で迷子になり他の指定メンバーと合流してから待ち合わせ地点へ向かう場合などに実行される。そして、このサブ待ち合わせモードが完了すると再びメイン待ち合わせモードが実行される。
本例の無線通信システムにおいては、サブ待ち合わせモードを作動させることにより、図5(b)に示すディスプレイ表示例3のように、通信端末装置200A,200Bの表示部210に、第2の集合位置2や到着時間などを表示させることができ、指定したメンバー全員に他のメンバーがサブ待ち合わせモードを実行しているか否か知らせることができる。
従って、本実施の形態3に係る無線通信システムにおいては、そのサブ待ち合わせモードを設定することにより、容易な操作で多人数とのスムーズな待ち合わせを行うことができる。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4に係る無線通信システムについて説明する。本実施の形態4に係る無線通信システムの通信端末装置200A,200Bは、その表示部210に、電車やバスの出発時刻、下車すべき駅名やバス停名を表示できるように構成されている。
次に、本発明の実施の形態4に係る無線通信システムについて説明する。本実施の形態4に係る無線通信システムの通信端末装置200A,200Bは、その表示部210に、電車やバスの出発時刻、下車すべき駅名やバス停名を表示できるように構成されている。
この無線通信システムにおいては、待ち合わせモードの実行中に電車およびバス等を使用している場合、ホームまたはバス停に着くと、その場に設置した無線LANシステムやGPS衛星を用いて得た位置データ等により、駅やバス停に到着したことを認識し、誘導ルートと照らし合わせて電車やバスの出発時刻、下車すべき駅名やバス停名を表示することができる。
また、この無線通信システムにおいては、通信端末装置200A,200Bの表示部210に、電車やバスの出発時刻まで後何分であるかも表示することができるようになっている。また、この無線通信システムの通信端末装置200A,200Bの表示部210に表示される情報としては、主に出発時刻、下車時刻、下車駅名、乗車ホーム番号、電車乗り客の乗車率、事故放送などがある。
本実施の形態4に係る無線通信システムにおいては、待ち合わせメンバーが時刻表を使って情報収集する必要が無く、メンバーが知らないような集合場所でも電車やバスを利用して指定された待ち合わせ場所まで指定メンバーを安心して誘導することができる。
本発明に係る無線通信システムは、複数の使用者が所定の地点で待ち合わせをする場合に効率よく待ち合わせ情報を獲得することができるので、待ち合わせ通信システムおよびその通信端末装置として有用である。
100 待ち合わせサーバ
200A,200B 通信端末装置
201 アンテナ
202 デュプレクサ
203 受信部
204 送信部
205 制御部
206 音声処理部
207 スピーカ
208 マイク
209 画像処理部
210 表示部
211 GPSアンテナ
212 GPS処理部
213 待ち合わせモード処理部
214 バイブレータ駆動部
215 バイブレータ
216 操作部
217 記憶部
300A,300B 無線LANシステム
400A,400B 基地局装置
500 GPS衛星
200A,200B 通信端末装置
201 アンテナ
202 デュプレクサ
203 受信部
204 送信部
205 制御部
206 音声処理部
207 スピーカ
208 マイク
209 画像処理部
210 表示部
211 GPSアンテナ
212 GPS処理部
213 待ち合わせモード処理部
214 バイブレータ駆動部
215 バイブレータ
216 操作部
217 記憶部
300A,300B 無線LANシステム
400A,400B 基地局装置
500 GPS衛星
Claims (4)
- 誘導ルートの算出処理を行う待ち合わせサーバと、
前記待ち合わせサーバおよび通信端末装置とデータを送受信する基地局と、
設置場所の位置情報およびスポット情報を発信する無線LANシステムと、
全地球測位システムにより位置測定用の電波を発信するGPS衛星と、
前記基地局を介して前記待ち合わせサーバと送受信する通信端末装置と、を備え、
前記通信端末装置は、少なくとも使用者および指定したメンバーを現地点から指定した待ち合わせ地点までリアルタイムで誘導する待ち合わせモードを実行する待ち合わせモード処理部を具備することを特徴とする無線通信システム。 - 前記待ち合わせモードの実行中に、前記待ち合わせサーバにより新たな誘導ルートを算出して誘導するサブ待ち合わせモードを実行することを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
- 請求項1または請求項2記載の無線通信システムで使用される通信端末装置であって、
前記待ち合わせモードの実行中に、複数の指定メンバーが所持している通信端末装置の現地点の位置情報および所定の待ち合わせ地点までの誘導ルートのルート情報を表示する表示手段を具備することを特徴とする通信端末装置。 - 前記表示手段は、前記待ち合わせモードの実行中に、前記誘導ルートで使用する移動手段に関する移動手段情報を表示することを特徴とする請求項3記載の通信端末装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004175786A JP2005351859A (ja) | 2004-06-14 | 2004-06-14 | 無線通信システムおよび通信端末装置 |
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