JP2005351791A - 変動風付加装置及び風洞装置 - Google Patents

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Tsutomu Yamaguchi
勉 山口
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Abstract

【課題】 風洞の吹き出し口から流出する気流に一定周期の(例えば正弦波状の)速度変動を有する変動風や乱流を付加することができ、運転による騒音の発生を低レベルに抑制することができる変動風付加装置及び該変動風付加装置を備えた風洞装置を提供する。
【解決手段】 回転軸21を有する複数の遮風板2と、動力装置3とを有しており、遮風板2は回転軸21が互いに並行になるように、且つ、隣り合う遮風板2が互いに接触しないように配置されており、動力装置3は、遮風板2を回転軸21の周りに所定の回転数で回転させる変動風付加装置A。
【選択図】 図1

Description

本発明は、気流に変動風を付加する変動風付加装置及び変動風を付加することができる風洞装置に関するものである。
自動車、列車、構造物等の気流による影響の調査には、これら対象物あるいはその試験模型(以下試験対象物という)を所定の風速の場所に配置し、該試験対象物回りに発生する空気の相対流れと同じ流れを人工的に発生させ前記試験対象物の流体力学的特性を測定する風洞実験が広く採用されている。従来の風洞実験を行う風洞装置において、前記風洞装置内を流れる気流は一定風速の均一流れであり、この均一流れの中に前記試験対象物を配置して気流による影響の観察、測定を行ってきた。しかし、実際の自動車、列車、構造物等が受ける気流の流れ(以下自然風という)は連続した均一な流れではなく、風速が周期的に変動していたり、乱流が発生していたりするものがほとんどである。
従って、前記試験対象物周りの気流による影響を忠実に再現してやるには、一定周期の正弦波状の変動風、乱流等を再現してやらなくてはならない。そこで風洞装置の吹き出し口に乱流発生装置を取り付けたものが提案されている。この従来の乱流発生装置は風洞吹き出し口に、風路内の流れに直交させて複数の平板を配列し、設置された平板を、平板の所定位置に設けられた軸周りに揺動させることで、乱流を発生するものである。
また、自動車、列車等は走行時、その走行によって自動車、列車等の表面、底面等に発生する走行風が原因で騒音が発生する。また、橋梁、ビル等の構造物の場合、強風が吹きつけることで気流の乱れが生じ騒音が発生する。近年これらの騒音の低減について使用者の要求が高まっており、これら騒音の対策も課題となってきている。
特許第03154609号
従来の風洞装置の均一な気流を発生する風洞装置において、該風洞装置は低騒音であり前記試験対象物及び(又は)試験対象物周りで発生する騒音を測定することは可能である。しかしながら、前記従来の風洞装置の場合、気流の流れが均一な流れであり、実際に試験対象物が受ける自然風(乱れを含む流れ)とは異なるので前記試験対象物の使用状態(設置状態)での騒音を再現するのは困難である。
また、上述の乱流発生装置を用いて変動風及び(又は)乱流を有する気流を発生させる風洞装置において、前記試験対象物及び(又は)試験対象物周りで発生する騒音を測定する方法が考えられる。しかしながら、前記乱流発生装置では変動風及び(又は)乱流を発生させることは可能であるが、動作時に機械的な動作音及び前記乱流発生装置を通過する流力的な発生音が発生し、前記試験対象物及び(又は)試験対象物周りで発生する騒音の測定ための静音状態を作り出すのは困難である。
また、気流の流速が早い場合、風洞装置内に平板を配置しそれを揺動するので大きな風切り音が発生する。この風切り音は前記試験対象物及び(又は)試験対象物周りで発生する測定用の騒音と同種類であるので測定を邪魔する。また、従来の乱流発生装置ではその構造上、高周波数で動作(開閉)させるのが困難であり、高周波数の変動風を付加することができない。
そこで本発明は、風洞の吹き出し口から流出する気流に一定周期の(例えば正弦波状の)速度変動を有する変動風や乱流を付加することができ、運転による騒音の発生を低レベルに抑制することができる変動風付加装置及び該変動風付加装置を備えた風洞装置を提供することを目的とする。
また本発明は、風洞の吹き出し口から流出する気流に一定周期の(例えば正弦波状の)速度変動を有し、流れの方向が一定の変動風を付加することができ、運転による騒音の発生を低レベルに抑制することができる変動風付加装置及び該変動風付加装置を備えた風洞装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、風洞装置に配置される変動風付加装置であって、 回転軸を有する複数の遮風板と、動力装置とを有しており、前記複数の遮風板は前記回転軸が互いに並行になるように、且つ、隣り合う遮風板が互いに接触しないように配置されており、前記動力装置は、前記遮風板を該回転軸の周りに所定の回転数で回転させることを特徴とする。
この構成によると、前記遮風板を駆動することで気流の通過面積を周期的に変更することができ、前記気流に対して周期的に流量、速度等が変動する変動風を付加することができる。また、遮風板の回転速度を任意に設定することができ、変動風の変動周期を任意に設定することができる。
前記遮風板が回転形式であるので、運転時に該遮風板が他の部材と接触することがなく、それだけ機械的に発生する騒音を低く抑えることができる。
前記遮風板として前記回転軸に直交する断面の断面形状が楕円形であるものであってもよい。断面形状が楕円形の場合、気流が前記遮風板に沿って流れやすく、流体力学的に発生する騒音を低く抑えることができる。
上記構成の遮風板として前記回転軸に直行する断面の断面形状は、該遮風板が気流内で回転したときの気流の剥離の大きさによる影響を考慮し、気流の通過面積が緩やかに変化する形状であるものであってもよい。
この構成によると、前記気流の通過面積が緩やかに変動することで、前記気流の流量変動、速度変動等が緩やかな変動とすることができる。
上記構成において前記複数の遮風板の回転方向は同じ方向であってもよく、隣り合う遮風板でそれぞれ異なる方向であってもよい。
この構成によると、前記遮風板が同じ方向に回転する場合は遮風板の圧力面が各遮風板において同じ方向であり変動風付加装置を通過する気流を左右に振ることができる。また、異なる方向に回転する場合、隣り合う遮風板の圧力面が向かい合うので、前記変動風付加装置を通過する気流を流れ方向の変動が少ないものとすることができる。
上記構成において前記複数の遮風板が、気流に対して同じ方向且つ傾きで取り付けられるものであってもよい。
この構成によると、気流の流れる通過面積の最大値及び最小値の落差を大きくとることができ、それだけ、変化量の大きな流速及び(又は)速度変動を気流に付加することが可能である。
上記構成において前記複数の遮風板が、隣り合う遮風板が互いに回転軸周りに90°回転した状態で取り付けられるものであってもよい。
この構成によると、通過面積の最大値及び最小値の落差は小さいが変動が緩やかであり、それだけ、変化の度合いが緩やかな流速及び(又は)速度変動を気流に付加することができる。
上記構成において気流に対して相対運動する物体の表面の全面又は一部は毛皮状に配置された細い繊維状部材で覆われているものであってもよい。このように細い繊維状部材を毛皮状に配置することで、気流が前記気流に対して相対運動する物体に当たることで発生する騒音を低減することができる。前記気流に対して相対運動する物体として、遮風板、回転軸等を例示することができる。
風洞装置において前記変動風付加装置が風洞装置の試験対象物に向けて気流を流出させる吹き出し口に備えられていてもよい。
この構成によると、吹き出し口は流速が最も速く試験対象物に気流を吹き付ける場所であり、この吹き出し口に前記変動風付加装置を配置することで、直接的に、時間遅れがほとんどない速度変動を付加することが可能である。
上記構成において前記変動風付加装置は前記試験対象物が配置された場所を該変動風付加装置を通過した気流が直接吹き付けられない位置に配置されていてもよい。前記変動風付加装置を通過した気流は流れの方向が定まっていない乱流であり、前記試験対象物から外れた位置に前記変動風付加装置を配置することで、前記試験対象物に方向が一定で流速が変動する気流を吹き付けることができる。
前記風洞装置において前記吹き出し口の上流には風路を分岐するための開口部が設けられており、前記変動風付加装置を前記開口部に配置していてもよい。
この構成によると、吹き出し口と開口部の位置が離れており、前記開口部に変動風付加装置が配置されているので、該変動風付加装置と試験対象物までの距離を長く取ることができ、該変動風付加装置にて発生する機械的、流体力学的騒音の影響を低減することができる。
上記構成において前記開口部には該開口部と前記試験対象物が配置された場所の下流と接続するバイパス風路が設置されていてもよい。
上記構成において前記遮風板の回転数を調整することで、前記吹き出し口より流出する気流の速度を所定周期で変動させるものであってもよい。
この構成によると、変動風付加装置が縮流胴の上流側、吹き出し口の両方に取り付けられている場合でも、吹き出し口より吹き出される気流の速度を所定周期で変動させることができる。
上記構成において気流が流動する物体の表面の全面又は一部は毛皮状に配置された細い繊維状部材で覆われているものであってもよい。前記気流が流動する物体として、縮流胴内面、コレクタ内面等を例示することができる。
本発明によると、風洞の吹き出し口から流出する気流に一定周期の(例えば正弦波状の)速度変動を有する変動風や乱流を付加することができ、運転による騒音の発生を低レベルに抑制することができる。
また本発明によると、風洞の吹き出し口から流出する気流に一定周期の(例えば正弦波状の)速度変動を有し、流れの方向が一定の変動風を付加することができ、運転による騒音の発生を低レベルに抑制することができる。
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。図1に本発明にかかる変動風付加装置の一例の正面図を、図2に図1に示す変動風付加装置の側面図を、図3に図1に示す変動風付加装置の概略平面図を示す。図1に示す変動風付加装置Aは、支持筐体1と、遮風板2と、動力装置3(ここではモータ3)とを有している。
遮風板2は平板であり遮風板2の上端部中央には回転軸21が備えられている。回転軸21と遮風板2とは強固に固定されており、回転軸21が回動することで遮風板2も回動する。図1に示すように回転軸21が支持筐体1に回動可能に接続することで、遮風板2が支持筐体1に回動可能に支持されている。変動風付加装置Aは遮風板2を複数個備えており、支持筐体1に一定間隔Tで支持されている。図1、2に示すとおり初期状態(支持筐体1に遮風板2を取り付けた状態)では全ての遮風板2の向き及び気流に対する角度は同じ(気流の流れ方向に沿う方向)になるように配置されている。
回転軸21の支持筐体1と連結している部分はモータ3と接続しており、モータ3の動力が図示を省略した動力伝達機構によって伝達され、その動力によって遮風板2は回動する。図3に示しているように本実施例において、遮風板2の回転方向は図中時計回り方向である。回転方向は反対方向であってもよい。
図4(A)から図4(D)に隣り合う2枚の遮風板が回転したときの回転軸方向に見た図を示す。図4(A)は初期状態であり、各遮風板2(2a、2b)は気流の流れ方向に沿う方向に配置されている。隣り合う遮風板の間の気流の通過面積は遮風板2a、2bの隙間S11である。図4(B)は初期状態より45°回動したときの遮風板2の位置を示している。気流の通過面積は図中上の遮風板2aの右下端部20aと下の遮風板2bの左上端部20bの上下方向の隙間S12である。
図4(C)は初期状態より90°回動したときの遮風板の位置を示している。気流の通過面積は遮風板2a、2bの隙間S13である。図4(D)はさらに45°回転したときの遮風板2の位置を示している。気流の通過面積は図中上の遮風板2aの左下端部22aと下の遮風板2bの右上端部22bの上下方向の隙間S14である。
図4(A)に示す状態では、変動風付加装置Aの下流において流速は最も遅く圧力は最も高い状態となっている。また図4(B)に示す45°回動状態では気流の通過面積が初期状態より狭いので、変動風付加装置Aの下流において、流速は速くなり圧力は低くなっている。図4(C)に示す状態は気流の通過面積が最も狭くなっているので、変動風付加装置Aの下流において、流速は最も速く圧力は最も低くなっている。
その後、図4(D)に示す135°回動状態を経て図4(A)の初期状態と同じ180°回動状態になる。この図4(A)から図4(D)の状態を繰り返す、即ち遮風板2を回動させることで、変動風付加装置Aの下流での流速及び圧力に周期的な変動を加えることができる。また、均一な流れの中に変動風付加装置Aを配置するので上流では圧力変動、下流では乱流が発生する。
同じ方向に回転する遮風板2を有する変動風付加装置Aの場合、変動風付加装置Aに流入してくる気流の方向に対して遮風板2は全て同じ角度を有しており、遮風板2同士の間隙を通過した気流の方向は、その通過時の遮風板2の角度に沿って揺動される。
図5に隣り合う遮風板が反対方向に回転するときの概略平面図を示す。図6(A)から図6(D)に隣り合う2枚の遮風板が回転したときの回転軸方向に見た図を示す。図5に示すように隣り合う遮風板2が互いに反対方向に回動してもよい。
図6(A)は初期状態であり図4(A)と同様に、各遮風板2a、2bは気流の流れ方向に沿う方向に配置されている。隣り合う遮風板の間の気流の通過面積は遮風板2a、2bの隙間S21である。図6(B)は各遮風板2が45°回動したときの遮風板2を示している。気流の通過面積は図中上の遮風板2aの右下端部20aと下の遮風板2bの右上端部22bの上下方向の間隙S22である。
図6(C)は遮風板が初期状態より90°回動したときの遮風板2a、2bの位置を示している。気流の通過面積は遮風板2同士の隙間S23であり、図4(C)に示す隙間S13と同じ大きさである。図6(D)はさらに45°回動したときの遮風板2の位置を示している。気流の通過面積は図中上の遮風板2aの左下端部22aと下の遮風板2bの左上端部20bの間の隙間S24である。
この場合も図4に示す動方向回転と同様に気流の通過面積が最大になるのは初期状態のときであり、最小になるのは各斜風板2が90°回転したときである。また、45°回転状態では上の遮風板2aは左上がり、下の遮風板2bは右上がりになっている。変動風付加装置Aに流れ込んだ気流は各遮風板2にそって流れるが、隣り合う遮風板2の気流の向きに対する角度が反対向きであり、遮風板2の配列方向の流速は打ち消されて、流入してきた気流と同じ方向の流れとして変動風付加装置Aより流出する。気流と同じ方向の流れで速度変動のある流れを付加することができる。
図7に本発明にかかる変動風付加装置の他の例の概略平面図を、図8(A)から図8(D)に隣り合う2枚の遮風板が回転したときの回転軸方向に見た図を示す。図7に示す変動風付加装置Bは、初期状態において遮風板4が隣り合う遮風板4に対して90°回動した状態になっている。このとき、遮風板4は全て同じ方向(本実施例では図中時計回り方向)に回動する。図8(A)に示す初期状態及び図8(C)に示す90°回動した状態のときに気流の通過面積が最大になり、図8(B)に示す45°回動した状態、図8(D)に示す135°回動した状態のときに通過面積が最小になる。
この場合、前記二例に比べて気流の最大通過面積は小さくなり最小通過面積は大きくなる、すなわち、流速の変化量及び圧力の変化量は低減する。しかしながら、流路(吹き出し口)が絶えず移動するので、上述の各変動風付加装置による乱流とは異なる乱流を付加することができる。また、気流の通過面積の変動が緩やかであり、流速及び圧力の変動も緩やかな周期的な変動になる。また、図9(A)〜(D)に示すように隣り合う遮風板2a、2bが互いに反対方向に回動するものであってもよい。反対方向に回転する場合も同様の効果を得ることができる。
図10に本発明にかかる変動風付加装置の他の例の断面図を示す。図10に示す変動風付加装置Cは、遮風板5の回転軸51に直交する面の断面形状が楕円形である。それ以外の部分は図1に示す変動風付加装置Aと同じ構造を有しており、実質的に同一の部分には同一の符号が付してある。また、図11(A)から図11(D)に図10に示す遮風板のうち隣り合う2個の遮風板が回転したときの回転軸方向に見た図を示す。
図10に示す変動風付加装置Cの遮風板5は断面形状が楕円形である。変動風付加装置Cは図1に示す変動風付加装置Aと同様に各遮風板5は、回転軸51が平行になるように、且つ、変動風付加装置Cに流入してくる気流の流れ方向に沿う方向に配置されている。そして、各遮風板5は同一方向(本実施例では図中時計回り方向)に回転する。
図11(A)は初期状態であり、各遮風板5は気流の流れ方向に沿う方向に配置されている。隣り合う遮風板の間の気流が通る通路は遮風板5a、5bの隙間S31である。図11(B)は初期状態より45°回動したときの遮風板の位置を示している。気流の流路は図中上の遮風板5aの左下端部50aと下の遮風板5bの右上端部50bの上下方向の隙間S32である。
図11(C)は遮風板が初期状態より90°回転したときの遮風板を示している。隣り合う遮風板の間の気流の通過面積は遮風板5a、5b同士の隙間S33である。図11(D)はさらに45°回動したときの遮風板5の位置を示している。気流の流露は図中上の遮風板5aの右下端部52aと下の遮風板5bの左上端部52bの上下方向の隙間S34である。
図11(A)に示す状態では、変動風付加装置Cの下流において流速は最も遅く圧力は最も高い状態となっている。また図11(B)に示す45°回動状態では気流の通過面積が初期状態より狭いので、変動風付加装置Cにおいて、流速は速くなり圧力は低くなっている。図11(C)に示す状態は流路面積が最も狭くなっているので、変動風付加装置Cにおいて、流速は最も速く圧力は最も低くなっている。その後、図11(D)に示す状態を経て、図11(A)に示す初期状態と同一の180°回動状態になる。この図11(A)から図11(D)の状態を繰り返す。即ち遮風板5を回動させることで、変動風付加装置Cの下流での流速及び圧力に周期的な変動を加えることができる。また、均一な流れの中に変動風付加装置Cを配置するので上流では圧力変動、下流では乱流が発生する。
また、断面楕円形の断面を有する遮風板5を利用することで、矩形状断面を有する遮風板に比べて形状の急激な変化(尖っている部分)が少ないので、気流が少ない抵抗で遮風板5に沿って流れることができる。それゆえ、流体力学的に発生する騒音(たとえば風切り音)も低レベルに抑えることが可能である。
また、図12(A)から(D)に示すように変動風付加装置Cにおいて隣り合う遮風板5が互いに反対方向に回動してもよい。この場合、図6に示した変動風付加装置Aと同様に変動風付加装置Cの下流側での流れ方向が一定で、流速及び圧力のみ変動させることが可能である。さらに、図13に示すように初期状態時の変動風付加装置Dは、互いに隣り合う遮風板5が90°ずつ回動した状態で取り付けられていてもよい。このとき、各遮風板5の回転方向は同じ方向、隣り合う遮風板5が互いに異なる方向いずれであってもよい。
図13に示す変動風付加装置Dにて気流に変動風を付加する場合、気流の通過面積の変動量は図に示すとおり小さく、それゆえ、気流の流量変動及び(又は)流速変動が小さくなる。また、気流の通過面積は緩やかに変動する。このことより、流量変動及び(又は)流速変動は小さいが変動が緩やかな変動風を気流に付加することが可能である。
図14に本発明にかかる変動風付加装置のさらに他の例の断面図を示す。図14に示す変動風付加装置Eは、遮風板6の断面形状以外の部分は図3に示す変動風付加装置Aと同じ形状を有している。また、図15(A)から図15(D)に図14に示す遮風板のうち隣り合う2個の遮風板が回転したときの回転軸方向に見た図を示す。
図14に示す変動風付加装置Eの遮風板6は変動風付加装置C、Dに示す楕円形状の遮風板5と比べてより薄い形状を有している。また、両端部曲面状に形成されており、気流が表面に沿って流れやすくなっている。この形状を有していることより、遮風板6が回動することで気流の通過面積を緩やかに変化させることができる。
また、図15の各図を見ればわかるように、遮風板を気流の中で回動させるときに遮風板の端部から気流の流れが剥離する。その剥離の領域hは気流が通過できないので、実質上、気流の通過面積は隣り合う遮風板6の剥離領域の間隙S51、S52、S53、SS54になる。遮風板6は、この剥離領域hの大きさを考慮すると共に、気流が通過する面積が緩やかに変動する断面形状を有している。
図16に遮風板が図15(A)から図15(D)に回動したときの気流の通過面積の変化を示すグラフを示す。図16に示すグラフにおいて、横軸は時間、縦軸は流路面積である。図16のグラフを見ると流路面積の時間変化は規則正しく周期的に変化しており、さらに言うと、流路面積は正弦波状の変化挙動を示している。
流れ込む流量一定の場合、気流の流速は流路面積に反比例する。すなわち流路が大きいと流速が小さくなり、流路が小さいと流速が大きくなる。さらに、流速が大きいときは圧力が小さく、流速が小さいときは圧力が大きくなる。このことより、変動風付加装置Eを風洞装置の風路内で運転することで変動風付加装置Eが配置されている場所の気流の流速、圧力を周期的且つ緩やかに変動させることができる。
また、気流が分岐して流れる部分に変動風付加装置Eが配置されている場合、駆動することで、分岐して流れる気流の流量を周期的且つ緩やかに変動させることができる。
図17に本発明に示す変動風付加装置の遮風板の拡大断面図を示す。表面が毛皮状に配置された細い繊維状部材72で覆われている。それ以外の部分は図10に示す遮風板5と同一の形状を有している。
図17に示すように、遮風板7の表面には多数の細い繊維状部材72が毛皮状に配置されている。遮風板7の表面に毛皮状の細い繊維状部材72を配置することで、細い繊維状部材72がクッション作用を行い、やわらかく受け止めるので、気流による流体力学的な騒音の発生を防止している。また、1本1本の繊維が非常に細くやわらかいため、流れに逆らわず、反力が発生しない。これにより、流れが繊維自身に当たって発生する音も非常に小さく抑えることができる。
本実施例では楕円断面の遮風板7の全面に細い繊維状部材72を配置するものを例示しているがそれに限定されるものではなく、特に風切り音が発生しやすい部位、例えば両端部等に配置してもよい。また、楕円断面の遮風板7に限定されるものではなく、遮風板の断面形状にかかわらず広く採用することができる。回転軸71にも配置されていてもよい。
図18に本発明にかかる風洞装置の側断面図を示す。風洞装置8は気流の流れる本体81と、本体81の下流に備えられている縮流胴82と、縮流胴82の下流に配置された試験領域83と、試験領域83の下流に配置され気流を集めるコレクタ84と、コレクタ84の下流にディフューザ85とを有している。
風洞装置8は図示を省略した気流発生装置を駆動することで本体81に気流を発生させる。本体81と縮流胴82は内部空間80Aが一体的に形成されるように接続されている。縮流胴82の下流には吹き出し口821が備えられており、吹き出し口821から気流が試験領域83に流入する。試験領域83には試験対象物Mo(ここでは、自動車模型Mo)が床面に配置されている。また、コレクタ84及びディフューザ85も、本体81、縮流胴82と同様に内部空間80Bが一体的に形成されるように接続されている。
縮流胴82の吹き出し口821の上部822には図1に示している変動風付加装置Aが備えられている。変動風付加装置Aが動作することで吹き出し口821の気流の通過面積を変動させることができ、下流に設けられている試験領域83に乱流が付加される。
通過面積が変動しても吹き出し口821を流動する気流の流量は変動しないので、通過面積の変動によって吹き出し口821での気流の流速が周期的に変動する。縮流胴82の吹き出し口821は最も流速の早い部分であり、吹き出し口821に変動風付加装置Aを取り付けることで変動風付加装置Aの動作に対して素早い応答で、直接的に気流に速度変動を付加することができる。
また、変動風付加装置Aを駆動させることで、風洞内の圧力撹乱(図中破線で示す)が生じる。その圧力変動によって風洞装置8(特に縮流胴82)での流速に変動が生じる。この流速変動と気流の通過面積を変動させることで発生する速度変動が重ねあわされる。この圧力撹乱(圧力波)は音速で伝播するので、通過面積が変動することで生じる速度変動への圧力撹乱の影響を取り除く(高めあう)ように変動風付加装置Aを動作させるものが望ましい。
本実施例では変動風付加装置Aは上部に配置されており、変動風付加装置Aにて付加される乱流が試験対象物Moに直接吹き付けられるのを防いでいる。変動風付加装置Aが動作することで吹き出し口821の気流通過面積は周期的に変動させることができるので、縮流胴82の吹き出し口821から吹き出される気流の流速は周期的に変動する。また、試験対象物Moに、流れ方向が均一で、流速が周期的に変動する気流を吹き付けることができる。
また、本実施例の風洞装置8では変動風付加装置Aの設置場所は吹き出し口821の上部822であるが、それに限定されるものではなく、吹き出し口82の横部や下部等、試験対象物Moに流れ方向が均一な気流を吹き付けることができるものを広く採用することができる。また、試験模型Moを方向が一定でない流れ(例えば乱流)内で試験する場合は、変動風付加装置Aの配置場所を試験対象物Moの直前に設けてもよい。
図19に本発明にかかる風洞装置の他の例の側断面図を示す。図19に示す風洞装置8Aは本体81Aの分岐部811Aに変動風付加装置Aが取り付けられている。また、変動風付加装置Aの下流側はバイパス風路86Aが取り付けられており、バイパス風路86Aはディフューザ85Aの下流部に再接続する。それ以外は図18に示す風洞装置8と同一の構造を有しており、実質上同一の部分には同一の符号が付してある。
変動風付加装置Aを駆動することで、本体81Aを流動する気流の一部が本体81Aを流動する気流は分岐し、一方は縮流胴82、試験領域83、コレクタ84及びディフューザ85Aを順に流動する。また、残りはバイパス風路86Aを流動しディフューザ85Aの下流でディフューザ85Aを流動してきた気流と合流する。このとき、変動風付加装置Aを駆動することで、バイパス風路86Aに分岐して流れる気流の流量を周期的に変動させることができる。
このとき、バイパス風路86Aに分岐して流れる気流の量が多いと縮流胴82に流入する気流の量が減少し、結果として吹き出し口821より吹き出される気流の流速は遅くなる。反対にバイパス風路86Aに流れる気流が少ないと吹き出し口821より吹き出される気流の流速は早くなる。変動風付加装置Aを駆動し縮流胴82を流動する気流の流量を周期的に変動させることで、吹き出し口821より吹き出される気流の流速を変動させることができる。
また、変動風付加装置Aを駆動させることで、風洞内の圧力撹乱(図中破線で示す)が生じる。その圧力変動によって風洞装置8(特に縮流胴82)での流速に変動が生じる。この流速変動と気流の気流の流量が変動することによって発生する速度変動が重ねあわされる。この圧力撹乱(圧力波)は音速で伝播するので、流量が変動することで生じる速度変動への圧力撹乱の影響を取り除く(高めあう)ように変動風付加装置Aを動作させるものが望ましい。
バイパス風路86Aへの分岐部811Aに変動風付加装置Aを配置することで変動風付加装置Aにて乱された気流を縮流胴82で整流することができる。それにより、流れ方向の乱れの少ない風速が変動する気流を試験対象物Moに吹き付けることが可能である。また、試験対象物Moから変動風付加装置Aまでの距離が長いので変動風付加装置Aの動作音(機械的、流体力学的)の影響が少なくなる。
風洞装置8Aはバイパス風路86Aを備えているがそれに限定されるものではなく、後述の図20に示す風洞装置8Bのように、分岐部811Aが外部に貫通おり、本体811Aを流動している気流の一部を分岐部811Aより外部に排出するものであってもよい。気流の一部を外部に排出するので、バイパス風路86Aは不要であり、風洞装置8Aを簡単な構造にすることが可能である。
図20に本発明にかかる風洞装置のさらに他の例の側断面図を示す。図20に示す風洞装置8Bの本体81Bは貫通孔811Bを有している。それ以外の部分は図18に示す風洞装置8と同一の構造を有しており、実質上同一の部分には同一の符号が付してある。本体81Bの貫通孔811Bに第1の変動風付加装置A1が、縮流胴82の吹き出し口821の上部に第2の変動風付加装置A2がそれぞれ取り付けられている。風洞装置8Bに気流が発生している状態で第1の変動風付加装置A1を動作させると、気流の一部が貫通孔811Aより排出される。このとき、貫通孔811Aより排出される気流の量は第1の変動風付加装置A1の動作によって周期的に変化する。
貫通孔811Bより気流の一部が排出されることで本体81B内の圧力が排出量に合わせて変動する。例えば、排出量が多いときは圧力低下量も多くなり、排出量が少ないときは圧力低下量も小さくなる。この周期的に変動する圧力は圧力波として風洞装置8B内の空気を伝播し、吹き出し口821に到達する。この圧力変動によって吹き出し口821から吹き出る気流の流速が変動する。
第2の変動風付加装置A2を駆動することで吹き出し口821での気流の通過面積が周期的に変動する。吹き出し口821を流動する気流の流量は一定なので通過面積が変動することで吹き出し口821から吹き出される気流の流速が変動する。また、第2の変動風付加装置A2の動作によって圧力変動する。
第1の変動風付加装置A1の動作することで発生する流量変動による流速変動と、圧力撹乱(図中はせんで示す)による圧力波による流速変動と、第2の変動風付加装置A2の動作することで通過面積の変動による流速変動と、圧力撹乱(図中破線で示す)による圧力波による流速変動が打ち消しあわないように第1の変動風付加装置A1と第2の変動風付加装置A2とを動作させる。このように第1の変動風付加装置A1及び第2の変動風付加装置A2を動作させることで、試験対象物Moに速度変動が大きく、変動周波数が高い変動風を付加することが可能である。
風洞装置はそれには限定されないが、ここでは、コレクタ84で回収した気流を再度循環させ本体側に戻す循環型の風洞装置である。風洞装置はこれ以外にも、連続吹き出し式、完結吹き出し式等の風洞装置にも変動風付加装置Aを配置することが可能である。
上述の実施例の風洞装置8、8A、8Bに用いられる変動風付加装置として図1に示す変動風付加装置Aを採用しているが、それに限定されるものではなく、上述の各変動風付加装置B、C、D、Eのいずれかを採用することができる。
本発明にかかる変動風付加装置の一例の正面図である。 図1に示す変動風付加装置の側面図である。 図1に示す変動風付加装置の概略平面図である。 図(A)から図(D)は隣り合う2枚の遮風板が回転したときの回転軸方向に見た図である。 隣り合う遮風板が反対方向に回転するときの概略平面図である。 図(A)から図(D)は隣り合う2枚の遮風板が回転したときの回転軸方向に見た図である。 本発明にかかる変動風付加装置の他の例の概略平面図である。 図(A)から図(D)は隣り合う2枚の遮風板が回転したときの回転軸方向に見た図である、 図(A)から図(D)は隣り合う2枚の遮風板が回転したときの回転軸方向に見た図である、 本発明にかかる変動風付加装置の他の例の断面図である。 図(A)から図(D)は図10に示す遮風板のうち隣り合う2個の遮風板が回転したときの回転軸方向に見た図である。 図(A)から図(D)は隣り合う2個の遮風板が回転したときの回転軸方向に見た図である。 本発明にかかる変動風付加装置のさらに他の例の断面図である。 本発明にかかる変動風付加装置のさらに他の例の断面図である。 図(A)から図(D)は図14に示す遮風板のうち隣り合う2個の遮風板が回転したときの回転軸方向に見た図である。 気流の通過面積の変化を示すグラフである。 本発明に示す変動風付加装置の遮風板の拡大断面図である。 本発明にかかる風洞装置の側断面図である。 本発明にかかる風洞装置の他の例の側断面図である。 本発明にかかる風洞装置のさらに他の例の側断面図である。
符号の説明
1 支持筐体
2 遮風板
21 回転軸
3 動力装置(モータ)
4、5、6、 遮風板
7 斜風板
72 細い繊維状部材
8 風洞装置
81 本体
82 縮流胴
83 試験領域
84 コレクタ
85 ディフューザ

Claims (15)

  1. 風洞装置に配置される変動風付加装置であって、
    回転軸を有する複数の遮風板と、動力装置とを有しており、
    前記複数の遮風板は前記回転軸が互いに並行になるように、且つ、隣り合う遮風板が互いに接触しないように配置されており、
    前記動力装置は、前記遮風板を該回転軸の周りに所定の回転数で回転させることを特徴とする変動風付加装置。
  2. 前記遮風板は前記回転軸に直交する断面の断面形状が楕円形であることを特徴とする請求項1に記載の変動風付加装置。
  3. 前記遮風板は前記回転軸に直行する断面の断面形状は、該遮風板が気流内で回転したときの気流の剥離の大きさによる影響を考慮し、気流の通過面積が緩やかに変化する形状であることを特徴とする請求項1に記載の変動風付加装置。
  4. 前記複数の遮風板の回転方向は同じ方向であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の変動風付加装置。
  5. 前記複数の遮風板の回転方向は隣り合う遮風板でそれぞれ異なる方向であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の変動風付加装置。
  6. 前記複数の遮風板は、気流に対して同じ方向且つ傾きで取り付けられることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の変動風付加装置。
  7. 前記複数の遮風板は、隣り合う遮風板が互いに回転軸周りに90°回転した状態で取り付けられることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の変動風付加装置。
  8. 気流に対して相対運動する物体の表面の全面又は一部は毛皮状に配置された細い繊維状部材で覆われていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の変動風付加装置。
  9. 人工的に気流を発生し該気流の中に試験対象物を配置してその空気力学的特性を測定する風洞装置において、
    請求項1から請求項8のいずれかに記載の変動風付加装置を備えていることを特徴とする風洞装置。
  10. 前記変動風付加装置が前記試験対象物に向けて気流を流出させる吹き出し口に備えられていることを特徴とする請求項9に記載の風洞装置。
  11. 前記変動風付加装置は前記試験対象物が配置された場所を該変動風付加装置を通過した気流が直接吹き付けられない位置に配置されたことを特徴とする請求項10に記載の風洞装置。
  12. 前記吹き出し口の上流には風路を分岐するための開口部が設けられており、
    前記変動風付加装置を前記開口部に配置していることを特徴とする請求項9、請求項10又は請求項11に記載の風洞装置。
  13. 前記開口部には該開口部と前記試験対象物が配置された場所の下流と接続するバイパス風路が設置されていることを特徴とする請求項12に記載の風洞装置。
  14. 前記遮風板の回転数を調整することで、前記吹き出し口より流出する気流の速度を所定周期で変動させることを特徴とする請求項9から請求項13のいずれかに記載の風洞装置。
  15. 気流が流動する物体の表面の全面又は一部は毛皮状に配置された細い繊維状部材で覆われていることを特徴とする請求項9から請求項14のいずれかに記載の風洞装置。
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