JP2005351629A - シュラウドサポートプレート - Google Patents
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Abstract
【課題】
シュラウドサポートプレートに設けられた貫通穴をふさぐことにより、原子炉炉底部からの炉心流の逆流を防ぐことを特徴とするシュラウドサポートプレートに関する。炉底部はアニュラス部よりも圧力が高いため、シュラウドサポートプレートに貫通穴が存在すると、炉底部側からアニュラス部側への流れが発生し、炉心流量を低減する要因となる。
【解決手段】
シュラウドサポートプレートの貫通穴をふさぐための閉止蓋を設置することにより、炉底部側からアニュラス部側への流れの発生を防ぎ、炉心流量の低減防止を可能にする。
【効果】
シュラウドサポートプレートの貫通穴をふさぐための閉止蓋を設置することにより、炉底部側からアニュラス部側への流れの発生を防ぎ、炉心流量の低減防止を実現することで、原子力発電所の安全・安定運転を図れるという効果がある。
【選択図】図1
シュラウドサポートプレートに設けられた貫通穴をふさぐことにより、原子炉炉底部からの炉心流の逆流を防ぐことを特徴とするシュラウドサポートプレートに関する。炉底部はアニュラス部よりも圧力が高いため、シュラウドサポートプレートに貫通穴が存在すると、炉底部側からアニュラス部側への流れが発生し、炉心流量を低減する要因となる。
【解決手段】
シュラウドサポートプレートの貫通穴をふさぐための閉止蓋を設置することにより、炉底部側からアニュラス部側への流れの発生を防ぎ、炉心流量の低減防止を可能にする。
【効果】
シュラウドサポートプレートの貫通穴をふさぐための閉止蓋を設置することにより、炉底部側からアニュラス部側への流れの発生を防ぎ、炉心流量の低減防止を実現することで、原子力発電所の安全・安定運転を図れるという効果がある。
【選択図】図1
Description
本発明は、沸騰水型原子炉において、炉心支持構造物であるシュラウドサポートプレートに関するものである。
図8に沸騰水型原子炉炉内構造物の構成を示す。原子炉圧力容器1内に設置されるシュラウド2は、上部格子板3,炉心支持板4を介して燃料5を支持する役割を持つ。シュラウド2はシュラウドサポートシリンダ6,シュラウドサポートプレート7,シュラウドサポートレグ8を介して原子炉圧力容器1に固定される。シュラウドサポートプレート7にはディフューザ9が溶接固定されている。再循環水入口ノズル10から入った冷却材は、ライザ11,インレットミキサ12を経由して方向が変換され、炉底部13に送り込まれる。
シュラウド2に損傷が発生した場合、従来は損傷個所を砥石等で除去するか、または特開平8−211187号公報[特許文献1],特開平8−313676号公報[特許文献2]に記載のように、シュラウド2の上部とシュラウドサポートプレート7を固定部材でつなぐ修理工法が提案されている。
上記従来技術のうち、シュラウド2を固定部材でつなぐ修理工法については、修理の過程でシュラウドサポートプレート7に復生する貫通穴14を明ける必要が有り、将来、タイロッド部材を撤去した場合、シュラウドサポートプレート7に貫通穴14が残存する構造となる。
炉底部13はアニュラス部15よりも圧力が高いため、シュラウドサポートプレート7に貫通穴14が存在すると、炉底部13からアニュラス部15への流れが発生し、炉心流量を低減する要因となる。
本発明の目的は、シュラウドサポートプレート7に残存する貫通穴14をふさぐことにより、炉底部13からアニュラス部15への流れの発生を防ぎ、炉心流量の低減を防ぐことにある。
本発明の他の目的は、シュラウドサポートプレート7に残存する貫通穴14をふさぐことにより、炉内工事時に、異物等が炉底部に落下するポテンシャルを低減することにある。
本発明では、上記課題を達成するために、原子炉に用いられるシュラウドサポートプレートにおいて、該シュラウドサポートプレートに設けられた貫通穴をふさぐ閉止蓋を備えることにより、原子炉炉底部からの炉心流の逆流を防ぐことを特徴とするものである。
また、本発明では上記他の課題を達成するために、原子炉に用いられるシュラウドサポートプレートにおいて、該シュラウドサポートプレートに設けられた貫通穴をふさぐことにより、原子炉炉底部への異物混入を防ぐことを特徴とするものである。
また、本発明ではシュラウドサポートプレートにおいて、該シュラウドサポートプレートに設けられた貫通穴を閉止蓋及びボルトによりふさぐことを特徴とするものである。
また、本発明ではシュラウドサポートプレートにおいて、該シュラウドサポートプレートに設けられた貫通穴を溶接構造の蓋でふさぐことを特徴とするものである。
また、本発明ではシュラウドサポートプレートにおいて、該シュラウドサポートプレートに設けられた貫通穴にメネジを加工し、オネジを有する閉止蓋をねじ込むことを特徴とするものである。
本発明によれば、シュラウドサポートプレートの貫通穴をふさぐためのシュラウドサポートプレート貫通穴閉止蓋を設置することにより、炉底部からアニュラス部への流れの発生を防ぎ、炉心流量の低減防止を実現することで、原子力発電所の安全・安定運転を図れるという効果がある。
また本発明によれば、シュラウドサポートプレートの貫通穴をふさぐことにより、炉内工事時の、異物等の炉底部落下ポテンシャル低減を実現することで、原子力発電所の安全・安定運転を図れるという効果がある。
以下、本発明の実施例を図1〜図7を用いて説明する。
図1は、第1実施形態を示すシュラウドサポートプレート貫通穴閉止蓋16及びその周辺の断面図である。
本実施形態では、シュラウド2、シュラウドサポートプレート7,シュラウドサポートレグ8の位置関係が従来と同様であるが、シュラウドサポートプレート貫通穴14に、シュラウドサポートプレート貫通穴閉止蓋16が設けられている点において、従来と異なっている。シュラウドサポートプレート貫通穴閉止蓋16の設置方法は、水中遠隔操作により行う方法と、シュラウド取替工事と同時に気中で行う方法が考えられるが、ここでは実現性の観点から後者の方法について説明する。
シュラウドサポートプレート貫通穴閉止蓋16の取付手順を図2に従って説明する。ここで、シュラウドサポートプレート貫通穴閉止蓋16取付前には、既設シユラウドの撤去、及び図示しない炉内遮へい体の設置によるシュラウドサポートプレート7へのアクセスルートの確保が行われており、作業者が、気中でシュラウドサポートプレート貫通穴14近傍に近づけるものとする。
まず、シュラウドサポートプレート貫通穴14に図示しない穴加工機を設置し、図2
(b)に示す形状にシュラウドサポートプレート貫通穴14を加工する。その後、シュラウドサポートプレート貫通穴14にシュラウドサポートプレート貫通穴閉止蓋16を設置し、図2(d)に示す1本または複数のL型ボルト17によりシュラウドサポートプレート7ヘシュラウドサポートプレート貫通穴閉止蓋16を固定し、L型ボルト17に取り付けたキーパ18を溶接等で廻り止めすることにより、シュラウドサポートプレート貫通穴閉止蓋16を固定することができる。
(b)に示す形状にシュラウドサポートプレート貫通穴14を加工する。その後、シュラウドサポートプレート貫通穴14にシュラウドサポートプレート貫通穴閉止蓋16を設置し、図2(d)に示す1本または複数のL型ボルト17によりシュラウドサポートプレート7ヘシュラウドサポートプレート貫通穴閉止蓋16を固定し、L型ボルト17に取り付けたキーパ18を溶接等で廻り止めすることにより、シュラウドサポートプレート貫通穴閉止蓋16を固定することができる。
図3〜図5は、それぞれ第2,第3,第4実施形態を示すシュラウドサポートプレート貫通穴閉止構造である。図3は、シュラウドサポートプレート貫通穴閉止蓋16の板厚を厚くすることを特徴としている。図4及び図5は、シュラウドサポートプレート貫通穴閉止蓋16をシュラウドサポートプレート7の下側から取り付けることを特徴としている。
図6は、第5実施形態を示すシュラウドサポートプレート貫通穴閉止構造である。ボルト19の頭部20を固定するくぼみを有するシュラウドサポートプレート貫通穴下側閉止蓋21と、シュラウドサポートプレート貫通穴上側閉止蓋22により、シュラウドサポートプレート貫通穴14をふさぐことを特徴としている。
以上示した図4〜図6に示す形態は、炉底部13とアニュラス部15の差圧による上向きの力がボルトに作用しないため、図1及び図3に示す形態と比較して、ボルトの外径を小さくできるという利点がある。
図7は、第6実施形態を示すシュラウドサポートプレート貫通穴閉止構造である。図7のように、シュラウドサポートプレート貫通穴14へメネジ23を加工し、シュラウドサポートプレート貫通穴閉止蓋16の代替としてオネジ24をねじ込むことも可能である。
また、図1及び図3〜図5の実施例において、シュラウドサポートプレート貫通穴閉止蓋16をシュラウドサポートプレート7に溶接装置により直接溶接固定する構造も可能である。
以上、示したように発明によれば、シュラウドサポートプレート7の貫通穴14をふさぐためのシュラウドサポートプレート貫通穴閉止蓋16を設置することにより、炉底部
13からアニュラス部15への流れの発生を防ぎ、炉心流量の低減防止を実現することで、原子力発電所の安全・安定運転を図れるという効果がある。
13からアニュラス部15への流れの発生を防ぎ、炉心流量の低減防止を実現することで、原子力発電所の安全・安定運転を図れるという効果がある。
また本発明によれば、シュラウドサポートプレート7の貫通穴14をふさぐためのシュラウドサポートプレート貫通穴閉止蓋16を設置することにより、炉内工事時の、異物等の炉底部落下ポテンシャル低減を実現することで、原子力発電所の安全・安定運転を図れるという効果がある。
1…圧力容器、2…シュラウド、7…シュラウドサポートプレート。
Claims (5)
- 原子炉に用いられるシュラウドサポートプレートにおいて、
該シュラウドサポートプレートに設けられた貫通穴をふさぐ閉止蓋を備えることにより、原子炉炉底部からの炉心流の逆流を防ぐことを特徴とするシュラウドサポートプレート。 - 原子炉に用いられるシュラウドサポートプレートにおいて、
該シュラウドサポートプレートに設けられた貫通穴をふさぐことにより、原子炉炉底部への異物混入を防ぐことを特徴とするシュラウドサポートプレート。 - 上記請求項1及び2において、
前記シュラウドサポートプレートに設けられた貫通穴を閉止蓋及びボルトによりふさぐことを特徴とするシュラウドサポートプレート。 - 上記請求項1及び2において、
前記シュラウドサポートプレートに設けられた貫通穴を溶接構造の蓋でふさぐことを特徴とするシュラウドサポートプレート。 - 上記請求項1及び2において、
シュラウドサポートプレートに設けられた貫通穴にメネジを加工し、オネジを有する閉止蓋をねじ込むことを特徴とするシュラウドサポートプレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004169289A JP2005351629A (ja) | 2004-06-08 | 2004-06-08 | シュラウドサポートプレート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004169289A JP2005351629A (ja) | 2004-06-08 | 2004-06-08 | シュラウドサポートプレート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005351629A true JP2005351629A (ja) | 2005-12-22 |
Family
ID=35586250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004169289A Pending JP2005351629A (ja) | 2004-06-08 | 2004-06-08 | シュラウドサポートプレート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005351629A (ja) |
-
2004
- 2004-06-08 JP JP2004169289A patent/JP2005351629A/ja active Pending
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