JP2005349892A - 侵入検知システム及び、侵入検知方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
光ファイバセンサを用い、軌道周辺における侵入者の検知が容易に出来る侵入者検知システムを提供する。
【解決手段】
湾曲可能なケーブルからなる光ファイバセンサを軌道内の枕木上に設置する。光源部から光ファイバセンサに信号光を出力し、受光部で光ファイバセンサから出力される信号光のパワーを測定する。そして光ファイバセンサを侵入者が踏むことによって発生する信号光の閾値を超えたパワー変動を検知し、これを警報信号として列車制御装置へ送信する。列車制御装置ではこの情報により、侵入者がいる閉塞区間入口の信号を赤信号に切り替える。
【選択図】 図1

Description

本発明は光ファイバセンサを用いて鉄道の線路等の軌道周辺に人物や車等が侵入したことを検知し、列車制御装置や走行中の列車に対して警報信号を送信する侵入検知システムおよび、侵入検知方法に関するものである。
鉄道においては列車がブレーキをかけてから停止するまでにはある程度の距離を必要とし、例えば時速100km/h程度の速度で走行中に運転手が緊急ブレーキをかけた場合には完全に停止するのに約500mの距離を必要とする。したがって、軌道周辺に侵入した人物や立ち往生した車等の障害物(以下、侵入者と呼ぶ)がある場合に、運転手が目視でその状況に気付いてからでは、とっさにブレーキをかけても列車は止まりきらず、結果的に事故が起きてしてまうといったことが過去に多々発生している。このような事故を防ぐには、まずは軌道周辺への侵入を困難にすることであり、そのため軌道脇に金網や有刺鉄線が設けられている。
また、万が一侵入者がいる場合には、それをいかに早く検知して列車管理センターや運転手に知らせ、列車を停止させるかにかかっている。軌道周辺への侵入の検知方法としては、例えば特開平8−180276号公報が挙げられる。ここでは駅ホームや軌道等の障害検知の対象となる領域に対し、あらかじめこれよりも広い領域において異常が無い状態で撮影を行い、基準となる背景画像データを入手しておく。次に駅ホームや軌道等を時間的に連続で撮影し、この撮影した画像データと先に入手しておいた基準背景画像データとを比較して物体の有無を検知する。そして、この検知した物体の少なくとも一部が障害検知領域にあると判定された時は、この物体が障害物であると判断をする、といった検知方法が記載されている。
また、別の検知方法として、駅においてホームに面した軌道上に人物の落下を検知するマットを予め敷いておく方法、踏切において投光器と受光器を設置しておき受光器が投光器からの光を受光できない場合には障害物があると判断する方法が広く知られている。
特開平8−180276号公報
しかしながら、上記の検知方法を用いた設備はほとんどの場合は駅ホームや踏切等の限られた場所にしか設置されていない。例えば特許文献1に記載された方法では障害物検知領域を撮影するカメラが多数必要であり、これを軌道に沿ってくまなく設置することは非常にコストがかかり、困難である。コストを下げるために一つのカメラでなるべく広範囲の領域を監視しようとした場合には、センサとしての感度が低下し場合によっては検知できないエリアが発生する可能性もあり、安全性が低下してしまう。特に、夜間や悪天等により視程が悪い状態では、監視できるのは非常に狭い領域に限られてしまう。
マットを敷く方法や投光器を用いる方法についても、機器が多数必要となりコストがかかるといった同様の課題がある。また、マットを敷く方法では、センサは予め設定された値以上の圧力を受けるとONとなるため、例えば降雪によってセンサに圧がかかると、侵入者と誤認する可能性がある。
また、上記の方法により障害物を検知した場合、走行中の列車に対しては防護無線を使用して通知されることが多い。防護無線とはその無線を受信したすべての列車を緊急停止させるためのシステムでり、ほとんどの場合、列車は可能な限り急減速で停止をする。そのため、車内の乗客が将棋倒しになったり、列車の車輪の一部分が急ブレーキによって削れフラットスポットと呼ばれる部分が発生し、後に修理等のメンテナンスを行う必要があったりするといった課題があった。このような従来方法に対して安価であるとともに、正確に侵入者が検知できると共に、走行中の列車に対しては、安全に影響を及ぼさない範囲であれば、通常の減速率で停止させることが出来るシステムが求められている。
本発明は上記課題を解決するために、軌道に併設され外力に応じて変形する光ファイバと、光ファイバに接続された制御装置とを備えた侵入検知システムであって、制御装置は、光ファイバの変形値を算出する手段と、軌道への侵入判定の閾値を記憶する手段と、変形値と閾値とを比較し侵入判定する侵入判定手段と、侵入判定手段の判定結果に基づく警報を外部に出力する警報出力手段とを備えた侵入検知システムを提供するものである。
また、本発明は上記課題を解決するために、軌道に併設され外力に応じて変形する光ファイバと、光ファイバの一端に接続され光ファイバの変形値と変形位置とを検知する検知手段と、検知手段と接続された制御装置とを備えた侵入検知システムであって、制御装置は、検知手段による検知結果を入手する手段と、軌道への侵入判定の閾値を記憶する手段と、変形値と閾値とを比較し侵入判定する侵入判定手段と、変形位置に対応する軌道周辺の位置を算出する手段と、侵入判定手段による判定結果に基づき軌道周辺の位置の情報を含んだ警報を外部に出力する警報出力手段とを備えた侵入検知システムを提供するものである。
本発明の侵入検知システムによれば、光ファイバを用いた侵入検知センサを軌道内に設置したので、天候に関わらず軌道周辺における侵入者の有無を正確に把握することが出来る。また、外圧を感知する部分に光ファイバを使用しているため、降水や冠水による障害の発生の可能性を電気センサを使用した場合に比べ極めて低くすることが出来る。また、侵入者を検知すると正確な位置を含んだ検知情報を列車制御装置へ警報信号として送信することが出来るため、走行中の列車を通常の信号を用いて速やかにかつ、通常の減速率で停止させることが出来るので、車内の乗客が将棋倒しになるといったことや、車輪にフラットスポットが発生するといったことが無い。
また、本発明の侵入検知システムによれば、光ファイバセンサがバラスト道床軌道に設置された場合であっても、光ファイバセンサの感知情報が、軌道上の列車によるものか、侵入者によるものかを正確に判別することが出来る。
また、本発明の侵入検知システムによれば、軌道周辺で保線作業員が作業を行っている場合であっても、その検知情報が侵入者によるものか作業員によるものかを正確に区別することができ、列車が接近している場合には作業員に対して注意情報を出し、それに対する応答が無い場合には、通常の信号を用いて速やかに停止させることが出来る。
光ファイバを用いたセンサは、圧電子を用いたセンサとくらべるとセンサ部分に電源を必要としないシンプルな構成であるため、水によって障害が起きるといった心配が無く、また光伝送が低損失であるとともに、1本の光ファイバの中に複数の信号を送信することが出来るため、長距離多点計測に対して非常に有効である。
本発明における侵入検知システムの構成を図1により説明する。1は列車が走行する軌道であり、レールと枕木から構成されている。2は枕木上に設置された光ファイバであり、一端は後述する光源部3と、他端は受光部4と接続されている。なお、光ファイバにはシングルモード、マルチモードのいずれの光ファイバを用いても構わない。3は光源部であり、光ファイバ2に対して波長一定の連続光を出力する。4はO/E変換器を内蔵した受光部であり、受光した光信号を電気信号に変換して出力する。
5はデータ送受信装置であり、光源部3及び受光部4に対してネットワークを介して受信した信号を送信したり、受光部から出力された電気信号をネットワークに送信可能な形態に変換したりするものである。7は制御装置であり、ネットワーク6によってデータ送受信装置5と接続されていると共に、通信部7a、表示・操作部7b、光ファイバ配置テーブル7c、受光パワー測定部7d、警報発信部7eを備えている。ここで通信部7aはネットワーク6や後述する専用回線9を介して各種信号を送受信する。
表示・操作部7bは光源部3や受光部4の動作状況が表示されたり、システム全体の設定を行うための入力操作が行われたりするところである。センサ配置テーブル7cは軌道1に対する光ファイバ2の設置位置を記録したものであり、例えば図2に示すような情報が記録されている。ここでは閉塞区間Aにおいては光ファイバセンサAが、閉塞区間Bにおいては光ファイバセンサBが設置されていることを示している。ここでの光ファイバセンサとは光ファイバ2、光源部3、受光部4、データ送受信装置5のセットからなるものである。また、閉塞区間とは図3に示すように2つの信号機に挟まれた区間のことであり、通常は1区間に1列車のみの走行しか許されていなく、閉塞区間Dに列車が存在している場合、閉塞区間D入口の信号31dは赤信号に、1つ手前の閉塞区間C入口の31c信号は黄色信号となる。
受光パワー測定部7dは受光部4の測定結果に基づき、光ファイバ2から出力される光信号において予め設定した閾値を超えるパワー変動の発生の有無を算出するものである。なお、ここで設定される閾値は表示・操作部7bにより設定変更が可能である。警報発信部7eは受光パワー測定部7dにおいて閾値を超えるパワー変動が発生していると確認された場合に、列車制御装置へ警報信号を送信するものである。8は列車制御装置であり、自動列車停止装置(以下、ATSと呼ぶ)、自動列車制御装置(以下、ATCと呼ぶ)、列車集中制御装置(以下、CTCと呼ぶ)等から構成されており、列車の運行状態の把握や信号の制御等を行うものである。そして、制御装置7とは専用回線9で接続されており、警報発信部7eから警報信号を受信した場合には、ATSやATCを介して走行中の列車に対して停止の指示を出す。なお、本実施例では制御装置7と列車制御装置8との接続は専用回線9で行っているが、ネットワークを用いても勿論構わない。また、制御装置7から列車制御装置8に警報信号を送信する例を示しているが、列車に対して直接送信しても構わない。
図4は軌道内における光ファイバの設置状態を示した図である。41は枕木、42はレールであり、光ファイバ43がレール42に対して並行に設置されている。そして例えば金属のプレート等の固定手段44によって枕木41に固定されている。光ファイバ43は保護被覆に覆われたケーブル状のものが用いられており、軌道内に侵入者がいる場合には、侵入者は設置されている光ファイバ43を踏みつけることとなり、光ファイバに曲がりが発生し伝搬している光信号に損失が発生するため、侵入者を検知することが出来る。
なお、図4においては光ファイバにたるみがないように軌道内に設置されているが、例えば図5に示すように蛇行上に設置しても構わない。また、光源部3と受光部4との間の光ファイバの本数を増やして密に設置したり、軌道の内側だけでなく外側にも設置して軌道周辺についてくまなく監視するようにしても良い。
次に上記構成の侵入検知システムの動作について、図6のフローチャートと図7の軌道上における光信号のパワー変動を示した図とを参照して説明する。まず、システム全体を起動した後に、表示・操作部7bでの操作により光源部3から光ファイバ2へ連続光である光信号の出力が開始され、受光部4で光ファイバ2から出力される光信号のパワーの測定が行われる。この測定結果はデータ送受信装置5、ネットワーク6を介して制御装置7へ送信され、ここで光ファイバ2に対して外力が加わっていない状態、つまり軌道内に侵入者がいない場合の基準値71として設定される(ステップS1)。次に侵入者の有無を判断するための閾値72が設定される(ステップS2)。この閾値は基準値に対し、常に一定の相対値ΔVを持っており、基準値71が変化するとそれに合わせて閾値72も変化する。また、相対値ΔVの値については、設置された光ファイバの感度により決められるものであり、表示・操作部7bから入力されると共に、設置環境に応じて容易に変更可能となっている。そして、基準値71及び閾値72の設定が完了すると引き続き受光部4からの測定結果が連続で制御装置7へ入力される(ステップS3)。
制御装置7へ入力された測定結果は受光パワー測定部7dにおいてステップS2で設定された閾値72と比較され、これを超える変動がないか判定される(ステップS4)。ここで変動が無いと判定された場合には軌道内への侵入者はいないと判断され、そのまま測定が継続される。変動があると判定された場合、つまり光信号のパワーが73に示すように閾値72を下回っている時はセンサ配置テーブル7cに登録された情報に基づき、変動があったセンサが軌道上のどの閉塞区間に対応するかが算出される(ステップS5)。そして警報発信部7eから列車制御装置8に対して軌道内に侵入者がいる旨とその位置情報とが警報信号として送信される(ステップS6)。
列車制御装置8では警報信号を受信するとATS、ATC、CTC等により侵入者がいる閉塞区間入口の信号を赤信号に、一つ手前の閉塞区間入口の信号を黄信号に切り替える(ステップS7)。なお、侵入者がいる閉塞区間内にすでに列車が入り込んでいる場合には、その列車に対して緊急停止信号を送信する。これにより走行中の列車は侵入者の手前で停止をすることとなる(ステップS8)。次いで、係員等により侵入者を軌道の外の安全な場所に排除されたかどうかの確認がされる(ステップS9)。安全の確認が行われるまでは、侵入者がいる閉塞区間入口の信号は赤のままであり、安全の確認が行われるとその旨が列車制御装置へ通知され信号を青に切り替える指示が出される(ステップS10)。そして、再度、初期の測定値が基準値として設定され、さらにこれに対して所定の相対値をもった閾値が設定される。
なお、降雪等により初期状態で光ファイバ2に曲がりが発生する場合には、表示・操作部7bにより、相対値を変更せずにステップ1の基準値設定とステップ2の閾値設定を容易に行うことが出来るので、基準値は74のように、閾値は75のようになる。したがって、誤って侵入者ありと判断されることはない。
以上のように、本発明の侵入検知システムによれば、光ファイバを用いた侵入検知センサを軌道内に設置したので、天候に関わらず軌道内における侵入者の有無を正確に把握することが出来る。また、外圧を感知する部分に光ファイバを使用しているため、降水や冠水による障害の発生の可能性を電気センサを使用した場合に比べ極めて低くすることが出来る。また、侵入者を検知すると正確な位置を含んだ検知情報を列車制御装置へ警報信号として送信することが出来るため、走行中の列車を通常の信号を用いて速やかにかつ、通常の減速率で停止させることが出来るので、車内の乗客が将棋倒しになるといったことや、車輪にフラットスポットが発生するといったことが無い。
なお、本実施例において光ファイバ2の一端に光源部3を、他端に受光部4を接続しているが、光源部3及び受光部4と接続された光カプラ等の分光器を光ファイバ2の一端に接続し、他端にはミラー等の反射器を接続した場合においても、同様の動作によって同様の効果を得ることが出来る。また、図において制御装置7はネットワーク6を介して一つのみのデータ送受信装置と接続されているが、複数のデータ送受信装置と接続するようにし、複数の光ファイバについて計測を行って構わない。
図8は本発明の第2の実施例の構成を示す図である。図8において図1と対応する部分については同一の符号を付け、その説明は省略する。図8においては光ファイバ2に変わって光ファイバ10が配置されている。光ファイバ10は一端は後述するOTDRと接続され、他端は自由端となっている。この自由端は、処理方法により入力光に対して反射光を発するが、光ファイバ10においては反射光を発しないように処理が施されている。制御装置7では光ファイバ配置テーブル7cに変わって光ファイバ距離テーブル7f、受光パワー測定部7dに変わって損失傾斜測定部7gが新たに設けられている。
11はOTDRであり、光ファイバ10に対して特定波長パルス光を出力し、光ファイバ10内でこのパルス光が進行する方向とは反対方向へ発する後方散乱光を測定する装置である。この後方散乱光を測定することで光ファイバ10に外力が加わることによって発生したパワーの損失や外力が加えられた位置を算出することができる。なお、OTDR11の構成、機能及び動作の詳細については、例えば特開2003−294576号公報に記載されている。
光ファイバ距離テーブル7fは軌道1の距離情報に対し、光ファイバ10の設置距離情報を記録したものであり、例えば図9に示すような情報が記録されている。ここでは閉塞区間Aにおいては光ファイバの距離が10mから500mの部分が設置されており、閉塞区間Bにおいては光ファイバの距離が500mから1000mの部分が設置されていることを示している。なお、テーブルの分解能をさらに細かくすることにより、光ファイバにおいて光源から○mの部分は、軌道上において基準点から□mの地点であるといった詳細な対応関係を算出することが出来る。損失傾斜測定部7gはOTDR11の測定結果に基づき、光ファイバ10から出力される光信号において予め設定した閾値を超えるパワー変動の発生の有無と、光ファイバ距離テーブル7fを用いてその変動部分がどの閉塞区間に対応するかを算出するものである。
次に上記構成の侵入検知システムの動作について、図10のフローチャートと図11の軌道上における後方散乱光のパワー変動を示した図とを参照して説明する。まず、システム全体を起動した後に、表示・操作部7bでの操作によりOTDR11から光ファイバ10へパルス光の出力が開始され、それに伴う後方散乱光の測定が行われる。この測定結果はデータ送受信装置5、ネットワーク6を介して制御装置7へ送信され、ここで光ファイバ10に対して外力が加わっていない状態、つまり軌道内に侵入者がいない場合の基準値111として設定される(ステップS21)。この基準値は図11の111のように光ファイバの距離に応じて漸次減少するようになる。次に侵入者の有無を判断するための閾値が設定される(ステップS22)。この閾値は基準値111に対し、常に一定の相対値を持っており、基準値が変化するとそれに合わせて閾値も変化する。また、相対値の大きさについては、設置された光ファイバの感度により決められる。基準値、閾値の設定が完了すると引き続きOTDR10からの測定結果が連続で制御装置7へ送信される(ステップS23)。
制御装置7へ送信された測定結果は損失傾斜測定部7gにおいて、ステップS22で設定された閾値と比較され、これを超える変動がないか判定される(ステップS24)。ここで閾値を超えていないと判定された場合には軌道内への侵入者はいないと判断され、そのまま測定が継続される。また閾値を超えた変動があると判定された場合、つまり後方散乱光のパワーが112に示すように光ファイバのある距離において急激に減少している場合には光ファイバ距離テーブル7fに記憶された情報に基づき、変動があった地点が軌道上のどの閉塞区間に対応するかが算出される(ステップS25)。そして警報発信部7eから列車制御装置8に対して軌道内に侵入者がいる旨とその位置情報とが警報信号として送信される(ステップS26)。
列車制御装置8では警報信号を受信するとATS、ATC、CTCにより侵入者がいる閉塞区間、図11においては閉塞区間B入口の信号を赤信号に、閉塞区間A入口の信号を黄信号に切り替える(ステップS27)。これにより走行中の列車は侵入物体の手前で停止をすることとなる(ステップS28)。次いで、係員等により侵入者を軌道の外の安全な場所に排除されたかどうかの確認がされる(ステップS29)。安全の確認が行われるまでは、侵入者がいる閉塞区間入口の信号は赤のままであり、安全の確認が行われるとその旨が列車制御装置へ通知され信号を青に切り替える指示が出される(ステップS30)。そして、再度、初期の測定値が基準値と設定され、さらにこれに対して所定の相対的差をもった閾値が設定される。
以上のように本実施例によれば、光源部および受光部にOTDRを用いた光ファイバ侵入検知センサを軌道内に設置したので、実施例1と同様の効果に加え侵入者の位置についても正確に算出することが出来る。
図12は本発明の第3の実施例の構成を示す図である。図12において図8と対応する部分については同一の符号を付け、その説明は省略する。図12においては制御装置7が備える列車情報判定部7hが新たに設けられている。この列車情報判定部7hは光ファイバセンサによる検知情報が列車によるものかどうかを判定するものである。
次に上記構成の侵入検知システムの動作について、図13のフローチャートと図14の軌道に沿った経路上における後方散乱光のパワー変動を示した図とを参照して説明する。まず、ステップS31からステップS35までは実施例2と同様の動作で基準値設定、閾値設定、測定値入力、閾値を超える変動有無の算出、変動位置に対応する閉塞区間の位置の算出が行われる。ここで、後方散乱光のパワー変動は図14の142に示すように、軌道内に侵入者がいて、なおかつ軌道上に列車が存在している場合については、急激にパワーが減少する部分が複数生じる事がある。これは、レールが設置されている軌道がスラブ軌道やコンクリート道床軌道ととバラスト道床軌道の違いによるものである。
スラブ軌道やコンクリート道床軌道はレールがコンクリート状の枕木に固定されていると共に、その枕木もコンクリートによって固定されているため、列車の通過による枕木の上下動は微少なものである。これに対しバラスト道床軌道は細かい石を突き固めた上に枕木を置きレールを締結しているため、列車の通過によって枕木が目視で確認できるほど上下動をすることがある。このため、枕木上に設置された光ファイバは列車の走行による枕木の上下動により曲がりが発生し、後方散乱光のパワーは142のような測定結果となるのである。
閉塞区間の位置の算出が完了すると、制御部7は列車制御装置8から列車位置情報を入手する(ステップS36)。そして列車情報判定部7hにおいて算出された閉塞区間の位置と入手した列車位置情報とが一致するかが比較され、後方散乱光のパワー変動が列車によるものか判定される(ステップS37)。ここで列車によるものと判定された場合には、軌道内に侵入者はいないので引き続き通常の計測へ戻る。列車によるものでないと判定された場合には警報発信部7eからへ列車制御装置8へ警報信号が送信される(ステップS38)。
列車制御装置8では警報信号を受信するとATS、ATC、CTCにより侵入者がいる閉塞区間、図14においては閉塞区間D入口の信号を赤信号に、閉塞区間C入口の信号を黄信号に切り替える(ステップS39)。これにより走行中の列車は侵入物体の手前で停止をすることとなる(ステップS40)。次いで、係員等により侵入者を軌道の外の安全な場所に排除されたかどうかの確認がされる(ステップS41)。安全の確認が行われるまでは、侵入者がいる閉塞区間入口の信号は赤のままであり、安全の確認が行われるとその旨が列車制御装置へ通知され信号を青に切り替える指示が出される(ステップS42)。そして、再度、初期測定値が基準値として設定され、さらにこれに対して所定の相対的差をもった閾値が設定されるる。
以上のように本実施例によれば第2の実施例と同様の効果に加え、光ファイバセンサがバラスト道床軌道に設置された場合であっても、光ファイバセンサの感知情報が、軌道上の列車によるものか、侵入者によるものかを正確に判別することが出来る。
図15は本発明の第4の実施例の構成を示す図である。図15において図12と対応する部分については同一の符号を付け、その説明は省略する。図15においてはネットワーク6に接続可能な携帯端末12と、制御装置7が備える保線情報テーブル7iが新たに設けられている。携帯端末12は軌道の保線作業が行われる際に、列車接近を監視する監視員が所持するものである。保線箇所テーブル7iは軌道の保線作業を行う際に、作業情報が登録されるものであり、作業日、作業開始予定時刻、作業終了予定時刻、路線名、閉塞区間情報から構成されている。
次に上記構成の侵入検知システムの動作について、図16のフローチャートと図17の軌道に沿った光ファイバの経路上における後方散乱光のパワー変動を示した図とを参照して説明する。まず、ステップS31、S32及びステップS32において、実施例1と同様の動作で基準値設定、閾値設定と測定値の入力が行われる。次に保線作業に関する情報が保線情報テーブルに登録される(ステップS54)。次いで、実施例3と同様の動作で予め定めた閾値を超えるパワー変動の有無の判定が行われる(ステップS55)。変動が無い場合には軌道内への侵入者はいないため、測定が継続される。変動がある場合にはその位置に対応する閉塞区間の算出(ステップS56)と、列車制御装置8からの列車位置情報の入手(ステップS57)が行われ、閉塞区間の位置が入手した列車位置情報と一致するかの判定が行われる(ステップS58)。ここで列車位置情報と一致しない場合には続いて保線情報テーブル7iに登録された保線作業の位置と一致するかの判定が行われる(ステップS59)。保線情報と一致する場合には、光ファイバセンサは保線作業員に反応しているので、軌道内への侵入者はいないと判断して通常の監視状態に戻る。保線作業情報と一致しない場合には次のステップS64に進む。
一方で、ステップS58において列車位置情報と一致すると判定された場合には、その列車位置は保線作業の行われている閉塞区間に対して所定の範囲内、例えば2つ前の閉塞区間内であるかが判定される(ステップS60)。この2つ前というのは、保線作業が行われている閉塞区間の手前で列車を停止させる場合には、この閉塞区間の入口の信号は赤にし、1つ前の区間の入口の信号は黄色にする必要があるためである。ここで所定の範囲外である場合には列車が次の閉塞区間に入るまで待機となる(ステップS61)。そして、列車が次の閉塞区間に入った時点でステップS60の判定が再度行われる。
他方、列車の位置が所定の範囲内であると判定された場合には、保線作業中における通過列車の監視員が所持している携帯端末12に対し、制御装置7からネットワーク6を介して列車が接近を知らせる注意情報が送信される(ステップS62)。携帯端末12では受信した注意情報を監視員が確認した場合には、携帯端末12の画面内に表示された確認マークを選択することにより確認完了を示す情報がネットワーク6を介して制御装置7へ返信される。制御部7では注意情報を送信後、一定時間内に携帯端末11からの確認完了情報が返信されると、監視員が列車の接近を確認したということで通常の監視状態に戻り、返信がない場合にはステップS64に進む。(ステップS63)。
ステップS59において保線情報と一致しない場合には軌道内に侵入者がいると判断され、あるいはステップS63にて監視員による確認完了情報の返信が無い場合には保線作業員が安全に待避できていないと判断され、警報発信部7eから列車制御装置8に対して警報信号が送信される(ステップS64)。列車制御装置8では警報信号を受信するとATS、ATC、CTCにより侵入者がいる閉塞区間、図17においては閉塞区間E入口の信号を赤信号に、閉塞区間C入口の信号を黄信号に切り替える。また、監視員による確認情報の返信が無く保線作業が行われている閉塞区間、同図において閉塞区間B入口の信号を赤信号に、閉塞区間A入口の信号を黄信号に切り替える(ステップS65)。これにより走行中の列車は侵入者の手前、あるいは保線作業場所の手前で停止をする(ステップS66)。
次いで、係員等により侵入者を軌道の外の安全な場所に排除されたかどうかの確認がされる。また、無線機等によって監視員と連絡が取られ、保線作業員の待避が完了しているか確認が取られる。(ステップS67)。安全の確認が行われるまでは、閉塞区間入口の信号は赤のままであり、安全の確認が行われるとその旨が列車制御装置へ通知され信号を青に切り替える指示が出される(ステップS68)。そして、再度、初期測定値が基準値として設定される。
以上のように本実施例によれば第3の実施例の効果に加え、軌道上で保線作業員が作業を行っている場合であっても、その検知情報が侵入者によるものか作業員によるものかを正確に区別することが出来る。
実施例1における構成図 光ファイバ配置テーブル 閉塞区間の説明図 光ファイバの設置状態説明図 光ファイバの設置状態説明図 実施例1における動作のフローチャート 実施例1におけるパワー出力の説明図 実施例2における構成図 光ファイバ設置距離テーブル 実施例2における動作のフローチャート 実施例2における後方散乱光パワーの変動図 実施例3における構成図 実施例3における動作のフローチャート 実施例3における後方散乱光パワーの変動図 実施例4における構成図 実施例4における動作のフローチャート 実施例4における後方散乱光パワーの変動図
符号の説明
2:光ファイバ
3:光源部
4:受光部
7:制御装置
7c:光ファイバ配置テーブル
7d:受光パワー測定部
7e:警報発信部
7f:光ファイバ距離テーブル
7g:損失傾斜測定部
7h:列車情報判定部
7i:保線情報テーブル
8:列車制御装置
11:OTDR

Claims (15)

  1. 軌道に併設され外力に応じて変形する光ファイバと、該光ファイバに接続された制御装置とを備えた侵入検知システムであって、
    前記制御装置は、前記光ファイバの変形値を算出する手段と、前記軌道への侵入判定の閾値を記憶する手段と、該変形値と該閾値とを比較し侵入判定する侵入判定手段と、該侵入判定手段の判定結果に基づく警報を外部に出力する警報出力手段とを備え、
    たことを特徴とする侵入検知システム。
  2. 請求項2記載の侵入検知システムであって、複数の前記光ファイバが併設され、
    前記制御装置は、前記侵入判定手段により侵入と判定された光ファイバに対応する軌道周辺の位置を算出する手段を備え、
    前記警報には該軌道周辺の位置の情報が含まれる、
    ことを特徴とする侵入検知システム。
  3. 軌道に併設され外力に応じて変形する光ファイバと、該光ファイバの一端に接続され光ファイバの変形値と変形位置とを検知する検知手段と、該検知手段と接続された制御装置とを備えた侵入検知システムであって、
    前記制御装置は、前記検知手段による検知結果を入手する手段と、前記軌道への侵入判定の閾値を記憶する手段と、前記変形値と該閾値とを比較し侵入判定する侵入判定手段と、前記変形位置に対応する軌道周辺の位置を算出する手段と、該侵入判定手段による判定結果に基づき該軌道周辺の位置の情報を含んだ警報を外部に出力する警報出力手段とを備え、
    たことを特徴とする侵入検知システム。
  4. 請求項3記載の侵入検知システムであって、前記検知手段は前記光ファイバに基準パルス光を出力すると共に該光ファイバからの後方散乱光を受光するOTDRであることを特徴とする侵入検知システム。
  5. 請求項3乃至4記載の侵入検知システムであって、前記光ファイバの他端は自由端であり、無反射処理が施されていることを特徴とする侵入検知システム。
  6. 請求項1乃至5記載の侵入検知システムであって、
    前記光ファイバが前記軌道内に蛇行配設されていることを特徴とする侵入検知システム。
  7. 請求項1乃至5記載の侵入検知システムであって、略平面状のシートを備え、前記光ファイバは該シートに固定され、該シートに加わった外力に応じて変形することを特徴とする侵入検知システム。
  8. 請求項1乃至7記載の侵入検知システムであって、前記制御装置に接続された列車制御装置を備え、前記警報出力手段による警報は該列車制御装置へ送信されることを特徴とする侵入検知システム。
  9. 請求項8記載の侵入検知システムであって、
    前記制御装置は、前記列車制御装置から列車位置情報を入手する手段と、該列車位置情報と前記軌道周辺の位置とが一致するか判定する手段とを備え、
    前記警報送信手段はこの判定手段による結果が一致しない場合に前記警報を送信する、
    ことを特徴とする侵入検知システム。
  10. 請求項1乃至7記載の侵入検知システムであって、前記制御装置は列車への情報送信手段を備え、前記警報出力手段による警報は該列車へ送信されることを特徴とする侵入検知システム。
  11. 請求項10記載の侵入検知システムであって、前記制御装置に接続された列車制御装置を備え、
    前記制御装置は、前記列車制御装置から列車位置情報を入手する手段と、該列車位置情報と前記軌道周辺の位置とが一致するか判定する手段とを備え、
    前記警報送信手段はこの判定手段による結果が一致しない場合に前記警報を送信する、
    ことを特徴とする侵入検知システム。
  12. 請求項9若しくは11記載の侵入検知システムであって、
    前記制御装置は、保線作業員が所持する携帯端末と接続可能であり、保線作業位置情報を記憶する手段と、前記軌道周辺の位置が前記列車位置若しくは該保線作業位置と一致するか判定する手段と、この判定結果が一致した場合にその位置が該保線作業位置に接近しつつかつ近傍であるか判定する手段と、該判定の結果、接近しかつ近傍である場合に前記携帯端末に注意情報を送信する手段とを備え、
    前記警報送信手段は、該注意情報に対する返信を前記携帯端末から受信しなかった場合、又は該軌道周辺の位置が該列車位置ならびに該保線作業位置と一致しなかった場合に前記警報を送信する、
    ことを特徴とする侵入検知システム。
  13. 請求項8乃至9若しくは11乃至12記載の侵入検知システムであって、
    前記列車制御装置は前記警報信号を受信すると、該警報信号に含まれる前記軌道周辺の位置に基づき、対応する区間に列車が進入しないよう信号機を制御する手段を備え、
    ることを特徴とする侵入検知システム。
  14. 軌道に併設された光ファイバと、該光ファイバに接続された制御部とを備えた侵入検知システムにおける侵入検知方法であって、
    前記光ファイバの変形値を算出する工程と、
    前記変形値と前記制御装置に記憶された前記軌道への侵入判定するため閾値とを比較して侵入判定する工程と、
    この判定結果に基き、警報を外部に出力する工程と、
    を備えたことを特徴とする侵入検知方法。
  15. 軌道に併設された光ファイバと、該光ファイバの一端に接続され光ファイバの変形値と変形位置とを検知する検知部と、該検知部と接続された制御装置とを備えた侵入検知システムにおける侵入検知方法であって、
    前記検知部による検知結果を前記制御部へ送信する工程と、
    前記変形値と前記制御装置に記憶された前記軌道への侵入判定するため閾値とを比較し侵入判定する工程と、
    前記変形位置に対応する軌道周辺の位置を算出する工程と、
    前記侵入の判定結果に基き、前記軌道上の位置の情報を含んだ警報を外部に出力する工程と、
    を備えたことを特徴とする侵入検知方法。
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