JP2005347109A - 照明装置及び液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】導光板に対して点光源を高精度に位置づけて固定することができるとともに、優れた照明性能を有する照明装置及び液晶表示装置を提供する。
【解決手段】液晶表示装置1は、照明装置2と照明装置2が出射する光を受光する液晶パネル4とを備えてなる。照明装置2は、3つの点光源6,6,6と、各点光源6が発する光をそれぞれ受光する受光部81と受光部81から内部へ導かれた光を外部へ出射する出射部82とを備えてなる板状の樹脂製の導光板8と、導光板8の周囲に配置されており、且つ、導光板8の出射部82に対向して設けられている光制御素子5と、導光板8に対して光制御素子5と逆の位置に配置されている反射シート9とを備えてなる。そして、点光源6の表面に形成されている凸部61は、導光板8の受光部81の表面に形成されている凹部81aに嵌合されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、照明装置及び液晶表示装置に関し、特に、コンピュータ用モニタ、携帯ゲーム機用モニタ、個人用形態情報端末(personal digital assistant、PDAと略す)、ビデオカメラモニタ、携帯電話などに利用される直視型用の液晶のためのバックライトとして用いられる照明装置及びその照明装置を備えた液晶表示装置に関するものである。
従来から、画像などを表示する液晶表示装置が知られている。液晶は、ブラウン管などの発光型素子と異なり自ら発光しない。そのため、液晶表示装置は、画像などを表示させるための照明手段を備えていることが好ましい。例えば、液晶表示装置をモバイル用途に使用する場合には、一般に、薄板状のサイドライト方式(導光板方式)の照明装置が用いられている。そして、この照明装置から光を出射させるためには、光源が必要であり、その光源としては、細い蛍光管、もしくは発光ダイオード(LED)などが用いられてきたが、近年、チップ型LEDが用いられる場合が多い。
また、近年、特にモバイル用途に使用される面状照明装置およびその面状照明装置を備えた液晶表示装置、たとえば個人用携帯情報端末(PDA)や携帯電話、モバイルパソコンなどにおいては、液晶表示装置の軽量化及び薄型化が求められ、その要求に伴って照明装置の薄型化が要求されている。照明装置の薄型化を図るためには、導光板の薄型化、チップLEDの薄型化及び小型化が要求され、それに従って、1mmを下回る薄型のチップLEDが用いられている。
図7及び8は、従来の液晶表示装置101の構造を示す図である。液晶表示装置101は、照明装置102及び照明装置102が出射する光を受光する液晶表示パネル104からなる。ここで、照明装置102は、3つのLED(点光源)106,106,106と、各LED106がそれぞれ発する光を受光部181で受光して出射部182から出射する板状の導光板108と、導光板108が出射する光を受光してその光の光特性を制御する光制御素子105と、導光板108に対して光制御素子105と反対側に設けられている反射シート109とを備えてなる。また、液晶表示パネル104は、上側偏光板141と液晶パネル142と下側偏光板143とを備え、光制御素子105に近づく方向にこの順に積層されてなる。
図9は、LED106の斜視図である。各LED106は、表面にそれぞれ発光部161を備え、図7及び8に示すように、フレキシブル基板107上に実装されている。導光板108は、アクリル又はポリカーボネートやゼオノアなど導光用の透明樹脂からなり、上面、下面または上面及び下面に微細なプリズムや凹凸パターンが形成されている。
この液晶表示装置101では、各LED106が発する光は、それぞれ、導光板108の受光部181で受光されて導光板108へ入射され、導光板108の内部で導光されながら導光板108の出射部182から均一に出射される。このことにより、照明装置102は、面光源である平面照明装置として機能し、図7に示すように、導光板108の上面に液晶パネル104を配置することにより、液晶モジュールのバックライト光源として機能する。例えば、特許文献1には、上述のように、導光板108の側面部(受光部)から入射した光によって面光源であるバックライト光源として機能する照明装置を備えた液晶表示装置が開示されている。 なお、各LED106はそれぞれ電極(不図示)を備えており、フレキシブル基板107は、表面に、その電極とそれぞれ電気的に接続させるための配線パターンの接続部(不図示)を備えている。そして、上述の電極及びこの接続部を介して、外部電源の電圧がLED106に印加され、その結果、各LED106はそれぞれ発光する。
しかしながら、液晶表示装置101及び照明装置102では、上述のように、各LED106は、それぞれフレキシブル基板107上に実装されており、且つ導光板108の受光面に対して略平行に並んで配置されている。ここで、フレキシブル基板107は屈曲しやすく、導光板108は薄い。そのため、フレキシブル基板107のたわみ、反りなどが生じる虞及び導光板108の反り、歪みなどが生じる虞は極めて高い。また、各LED106は、導光板108の受光部181に対して略平行に並んで配置されているが、小さく、上述のように、導光板108は薄い。そのため、導光板108に対するLED106の位置決めは非常に困難を要する。なお、導光板に対するLEDの位置決めとは、LEDの上下方向における光軸と導光板の厚さ方向における光軸とが一致するように、導光板に対してLEDの位置を決めることを意味する。
また、図10に示すように、仮に、導光板108に対し点光源106を高精度に位置決めできたとしても、照明装置101の製造過程において、または、照明装置101を使用するにつれて、フレキシブル基板107及び導光板108がたわんだり歪んだりするために、また、点光源106が小さく且つ導光板108が薄いために、導光板108に対する点光源106の位置を正確に維持することは非常に困難である。実際には、図11に示すように、厚さ方向における光軸は、LED106と導光板108とでずれてしまう。そして、導光板108におけるLED106の位置決めは、導光板108が薄型化すればするほど困難となり、導光板108におけるLED106の位置決めが不可能であれば、LED106から導光板108へ入射される光の強度は変動し、その結果、照明装置102における明るさのばらつき、輝度の均整度悪化などの液晶表示装置101の品質悪化を招来し、ひどい場合には、液晶表示装置101が表示異常になる虞がある。従って、導光板108におけるLED106の高精度な位置決めが必要であるとともに、一度設定したLED106の位置がずれてしまわないように、導光板108に対してLED106を固定する必要がある。
導光板108に対するLED106の位置決め方法、または、固定方法として、例えば、特許文献2には、接着剤を用いて導光板に半導体発光装置(点光源)を固定するという方法が開示されている。
また、特許文献3には、チップ型発光装置(点光源)を配線基板に埋設するという方法が開示されている。ここで、配線基板は、液晶ポリマーで形成されている。そのため、配線基板に反りや波打ちが生じる虞は低く、従って、導光板におけるチップ型発光装置の位置決めが可能となる、と記載されている。
また、特許文献4には、LED(点光源)及び導光板を同一のケースに収納するという方法が開示されている。このことにより、LEDと導光板との距離を最適化することができる、と記載されている。
また、特許文献5には、LEDモジュール(点光源)に形成されたホールに、そのホールに対応して透明導光板(導光板)の端面に設けられたピンを挿入するという方法が記載されている。
特開2002−75038号公報(第2から5頁目、第1図) 特開2003−281912号公報(第5及び6頁目、第6図) 特開2003−218400号公報(第3頁目、第1及び2図) 特開2002−287138号公報(第5頁目、第3図) 特開2002−324423号公報(第5頁目、第1図)
しかしながら、例えば、特許文献2に記載されている発明では、接着剤を塗布する箇所の決定方法が明確でないため、誤った箇所に接着剤を塗布してしまう虞がある。そして、誤った箇所に接着剤を塗布してしまうと、導光板に対して半導体発光装置が誤った箇所に固定されてしまう。その結果、半導体発光装置が発した光は、その全てが導光板へ入射されるのではなく、一部が外部へもれてしまう可能性が極めて高い。
また、半導体発光装置が発した光は、発光面に接着剤が塗布されているために、発光面において光パワーの減衰による強度のロスが招来する虞がある。そのため、発光面に接着剤が塗布されていない照明装置に比べて、特許文献2に記載されている照明装置は、照明性能が低下する虞がある。さらに、導光板の受光部にも接着剤が塗布されてしまうために、受光部に施されているプリズム形状やシボなどの光拡散処理にも悪影響を及ぼす。その結果、導光板において、光拡散処理が適切に行われなくなってしまう。
そのうえ、塗布した接着剤は時間が経過するにつれ劣化し、接着剤の劣化に伴い、光の輝度の低下及び光の輝度均整度の低下が生じてしまう虞もある。
また、特許文献3に記載されている発明では、配線基板の厚さがチップ型発光装置の厚さと同程度もしくは薄い場合には、配線基板におけるチップ型発光装置の位置決めを行うことはできない虞がある。
また、特許文献4に記載されている発明では、ケース、導光板などが1mm以下の薄さに形成されているため、ケース、導光板などにそりなどの形状のばらつきがあれば、照明装置を正確に設計することはできない。従って、ケースを用いてLED及び導光板を収納しても、導光板におけるLEDの位置決めができない虞がある。
また、特許文献5に記載されている発明では、照明装置が薄い場合には、導光板も薄いため、受光部にピンを備えた導光板を形成することは困難である。さらに、導光板が薄いため、受光部にそれほど多くのピンを設けることはできず、従って、ピンを設けてもLEDモジュールを固定するために必要な強度を確保できない虞がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、導光板に対して点光源を高精度に位置づけできるとともに強固に固定することができ、さらに照明光が均一である照明装置及び液晶表示装置を提供することにある。
請求項1の発明は、少なくとも一部の表面から光を発する点光源と、前記点光源が発する光を少なくとも一部の表面において受ける受光部と、該受光部から内部へ導かれた該光を外部へ出射する出射部とを備えた導光板とを備えてなる照明装置であって、前記点光源と前記導光板の前記受光部とは、互いに嵌合して固定されていることを特徴とする。
上記の本発明の照明装置においては、点光源と導光板の受光部とは互いに嵌合して固定されているため、点光源は、導光板の受光部に対して高精度に位置づけられるとともに強固に固定される。
ここで、本発明において、点光源が導光板の受光部に対して高精度に位置づけられるとは、点光源の光軸と導光板の光軸とが一致するように、導光板に対して点光源を高精度に位置づけることを意味する。従って、本発明の照明装置において、点光源が発する光は、点光源の位置ずれにより導光板の外部へ出射されることがないため、全て導光板に入射される。よって、導光板へ供給される光の供給量のばらつきは、点光源と導光板とが互いに嵌合していない従来の照明装置に比べて、小さくなる。よって、本発明の照明装置は、明るく且つ照明光が均一である照明装置となる。
請求項2の発明は、前記点光源の表面には、少なくとも一つの凸部が形成されており、前記導光板の前記受光部の表面には、少なくとも一つの凹部が形成されており、前記点光源の前記凸部は、前記導光板の前記凹部に嵌合されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、前記点光源の表面には、少なくとも一つの凹部が形成されており、前記導光板の前記受光部の表面には、少なくとも一つの凸部が形成されており、前記導光板の前記受光部の前記凸部は、前記点光源の前記凹部に嵌合されていることを特徴とする。
上記の請求項2及び3の発明は、それぞれ、点光源と導光板の受光部との嵌合方法の一例である。そして、点光源の表面及び導光板の受光部の表面には、互いに嵌合する凸部または凹部が形成されているため、点光源は、導光板の受光部に対して、高精度に位置づけられる。
請求項4の発明は、前記点光源の表面であって光を発していない点光源の表面は、前記受光部の表面であって該点光源が発する光を受光しない受光部の表面と接着剤により接着されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2の発明において、前記点光源の前記凸部の周りの少なくとも一部の表面は、前記受光部の前記凹部の周りの少なくとも一部の表面と接着剤により接着されていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項3の発明において、前記点光源の前記凹部の周りの少なくとも一部の表面は、前記受光部の前記凸部の周りの少なくとも一部の表面と接着剤により接着されていることを特徴とする。
上記の請求項4、5及び6の発明によると、点光源は、接着剤を用いて導光板に接着されているため、請求項1の発明に比べて、導光板に対して点光源をさらに強固に固定することができる。よって、請求項4、5及び6の発明における照明光の均一性は、請求項1の発明における照明光の均一性に比べて、更に良くなる。
また、請求項4の発明では、点光源が発した光は、接着剤が塗布された部分を通過することなく導光板へ入射される。従って、点光源が発する光の強度は、点光源と導光板との境界部で低下することはない。
また、請求項5の発明では、光が点光源の凸部以外からも発せられる場合には、一部の光は、接着剤が塗布された領域を通過して導光板へと入射されてしまうが、点光源が発した光の全てが接着剤の塗布されている領域を通過してしまう従来の照明装置に比べて、点光源と導光板との境界部における光の強度の低下度は小さい。しかし、光が、点光源の凸部のみから発せられ、且つその点光源の凸部から導光板の受光部の凹部へと入射される場合には、請求項5の発明は、請求項4の発明が奏する作用と同一の作用を奏する。
また、請求項6の発明が奏する作用も請求項5の発明が奏する作用と同一である。すなわち、光が点光源の凹部以外からも発せられる場合には、一部の光は、接着剤が塗布された領域を通過して導光板へと入射されてしまうが、点光源が発した光の全てが接着剤の塗布されている領域を通過してしまう従来の照明装置に比べて、点光源と導光板との境界部における光の強度の低下度は小さい。しかし、光が、点光源の凹部のみから発せられ、且つその点光源の凹部から導光板の受光部の凹部へと入射される場合には、請求項6の発明は、請求項4の発明が奏する作用と同一の作用を奏する。
請求項7の発明は、前記導光板の周囲に配置され、且つ該導光板の前記出射部から外部へ出射される光を制御する光制御素子を備えていることを特徴とする。
上記の構成により、バックライト用光源として機能する。
ここで、光制御素子とは、例えば、入射光に対して拡散処理を施す拡散シート、入射光に対して偏角処理を施すプリズムシート、または、入射光の偏向面を制御する偏光選択反射シートなどの光学シートが挙げられ、これらの光学シートを一枚で用いたり、同種の光学シートを複数枚用いたり、複数種類の光学シートを組み合わせたりすることにより、光を制御することができる。また、光を制御するとは、光に拡散処理や偏角処理を施したり、光の偏向面を制御することを意味する。
また、光制御素子が導光板の周囲に位置づけられているとは、導光板の出射部から出射される光がそれほどその強度を低下させることなく光制御素子へと入射される程度に、光制御素子が導光板の近くに位置づけられていることを意味する。
請求項8の発明は、前記点光源が発する光は、白色光であり、且つ色調がCIE1931座標で色度xが0.26以上0.36以下、色度yが0.25以上0.36以下である光であることを特徴とする。
上記の構成により、本発明の照明装置の色再現範囲は広い。そのため、本発明の照明装置をコンピュータ用のモニタからPDAまで幅広い分野において用いることができる。
ここで、CIEとは、国際照明委員会(Commission Internationale de l’Eclairage)の略である。
請求項9の発明は、前記導光板の前記受光部は平面であり、前記照明装置は、3個以上の前記点光源を備えており、各前記点光源は、それぞれ、前記導光板の前記受光部に沿って等間隔に並んでいることを特徴とする。
上記の構成により、照明装置の面発光均整度は高くなる。
請求項10の発明は、請求項1から9のいずれか一つに記載の照明装置と、該照明装置が出射する光を受光する液晶パネルとを備えていることを特徴とする。
請求項10の発明の液晶表示装置は、上述の照明装置を備えている。従って、請求項10の発明の照明性能は、従来の液晶表示装置に比べて良くなる。
本発明の照明装置では、点光源と導光板の受光部とは互いに嵌合して固定されている。従って、導光板の受光部に対して点光源を高精度に位置づけて固定することができる。また、点光源と導光板の受光部とが互いに嵌合して固定されているため、点光源が発した光は、外部へもれることなく導光板へ入射することとなる。従って、本発明の照明装置の照明性能は、従来の照明装置に比べて良くなる。
本発明の液晶表示装置は、上述の本発明の照明装置を備えているため、その照明性能は、従来の液晶表示装置に比べて良くなる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されない。
《発明の実施形態1》
実施形態1における液晶表示装置1及び照明装置2を、図1、2、3、4及び5に示す。図1は、液晶表示装置1の模式図であり、図2は、本実施形態における液晶表示装置1の構造を示す図である。図3は、点光源6が導光板8に嵌合して固定されている様子を示す図であり、本実施形態における特徴部分を表す図である。図4は、点光源6の斜視図であり、図5は、点光源6を導光板8に嵌合させる前の図である。
図1及び2に示すように、液晶表示装置1は、照明装置2と照明装置2が出射する光を受光する液晶表示パネル4とを備えてなる。そして、照明装置2及び液晶表示パネル4は、外枠部材3内に収納されている。
液晶表示パネル4は、上側偏光板41と液晶パネル42と下側偏光板43とを備えてなり、照明装置2に近づく方向へこの順に積層されてなる。
また、照明装置2は、3つの点光源6,6,6と、各点光源6がそれぞれ発する光を少なくとも一部の表面において受光する受光部81と受光部81から内部へ導かれた光を外部へその光を出射する出射部82とを備えてなる板状の樹脂製の導光板8と、導光板8の周囲に配置され、且つ、導光板8の出射部82に対向して設けられている光制御素子5と、導光板の8の周囲に配置され、且つ、導光板8の一側面部であって出射部82に対向する側面部(以下、「対向側面部」という。)に対向して設けられている反射シート9とを備えてなる。そして、各点光源6と導光板8の受光部81とは、それぞれ互いに嵌合して固定されている。
光制御素子5は、2枚のプリズムシート51,52と一枚の拡散シート53とを備えてなり、2枚のプリズムシート51,52は、互いにプリズムの頂点が交差して配置されている。
本実施形態における1つ目の特徴部分である点光源6は、図3、4及び5に示すように、略直方体状であり、その一側面部表面に、発光部61と発光部61を挟んで両側に2つの凸部62,62とを備えてなる。また、点光源6は、LEDなどであり、色調がCIE1931座標で色度xが0.26以上0.36以下、色度yが0.25以上0.36以下である白色光を発することが好ましい。なぜならば、このような色調の白色光を発する点光源を選択することにより、照明装置2が再現可能な光の領域は広くなるためである。そして、3つの点光源6,6,6は、同一の基板7上に等間隔に実装されており、その基板7は、導光板8の受光部81に沿って、且つ各点光源6の発光部61がそれぞれ受光部81と対向して、配置されている。このように、各点光源6がそれぞれ等間隔に配置されているために、照明装置2の面発光均整度は高くなる。
本実施形態における2つ目の特徴部分である導光板8は、受光部81の表面に一対の凹部81a,81aを3組み合計6個の凹部81a,81a,…を備えており、アクリル、ポリカーボネートやゼオノアなどの光学的に透明な樹脂からなり、上面部、下面部、または上面部及び下面部には微細なプリズムや凸凹パターンが形成されている。導光板8がこのような形状を示すことにより、導光板8に入射された光は均一に出射される。
上述の各凸部62の体積と上述の各凹部81aの体積とは略同一であるため、各凸部62は、各凹部81aへ挿入されて嵌合される。具体的には、図5に示すように、導光板8の各凹部81aの位置と各点光源6の凸部61の位置とがそれぞれ一致するように、各点光源6を導光板8に対してそれぞれ配置し、導光板8に近づける。そのため、導光板8の受光部81に対して各点光源6をそれぞれ高精度に位置づけることができる。また、点光源6の発光部61が設けられている表面の一部に凸部62を形成し、且つ導光板8の受光部81の表面の一部に凹部81aを形成して、各凸部62を各凹部81aにそれぞれ挿入するという簡便な方法により、導光板8の受光部81に対して各点光源6をそれぞれ嵌合させて固定することができる。
また、各点光源6の凸部62を導光板8の受光部81の凹部81aにそれぞれ嵌合させるため、特許文献4の発明のように、点光源と導光板とを収納するケースを用意する必要はなく、液晶表示装置1及び照明装置2を低コストで製造することができる。また、特許文献3の発明のように、点光源の大きさが配線基板の大きさに限定されることはなく、点光源6や導光板8などを自由に設計することができる。
さらに、各点光源6と導光板8の受光部81とのそれぞれの境界部において、各点光源6が発した光は、それぞれ外部へもれることなく導光板8へ入射される。その上、導光板8に対して各点光源6をそれぞれ嵌合させるときに接着剤を用いないため、その境界部に接着剤が塗布された部分が存在することはない。従って、各点光源6が発した光は、それぞれ接着剤が塗布されている部分を通過することはないため、その強度が低下することなく導光板8へと入射される。そのため、照明装置2の照明光は均一となり、照明装置2の照明性能は、従来の照明装置102や上記に列挙した特許文献に記載されている照明装置に比べて良くなる。
そして、本発明の液晶表示装置1は、上述の照明装置2を備えているため、従来の液晶表示装置101や上記に列挙した特許文献に記載されている液晶表示装置に比べて優れた照明性能を有することとなる。
なお、液晶表示装置1では、各点光源6が発した光は、それぞれ、発光部61から出射され、導光板8の受光部81で受光されて導光板8に入射される。導光板8に入射された光は、導光板8内部において、複数回に亘って反射または屈折されて導光され、出射部82の表面に形成されている微細なプリズムパターンや凸凹パターンにより均一に出射される。このことにより、出射部82から出射された光は、面光源として利用可能な光となる。そして、出射部82から出射された光は、光制御素子5へ入射され、光制御素子5内部において目的とする光特性を付されて、光制御素子5から拡散出射される。光制御素子5から出射された光は、下側偏光板43を透過して液晶パネル42へと入射され、その後、上側偏光板41を透過して液晶表示装置1の外部へ放射される。
なお、光が出射部82から出射されるときに、対向側面部から出射されてしまう場合がある。導光板8の対向側面部から出射された光は、反射シート9により反射されて導光板8に再入射され、複数回に亘る屈折及び反射を経て、導光板8の出射部82から出射される。
《発明の実施形態2》
実施形態2においては、上記実施形態1における点光源6を導光板8に嵌合させて固定する方法のみを異にする。それ以外の点については、上記実施形態1における液晶表示装置1及び照明装置2と同一である。従って、本実施形態においては、点光源6を導光板8に嵌合させて固定する方法のみを示す。
本実施形態における点光源6が導光板8に嵌合している様子を図6に示す。
本実施形態においては、点光源6の凸部62が導光板8の受光部81の凹部81aに嵌合されているとともに、凸部62の周りの表面は、接着剤10を用いて、凸部81aの周りの表面に接着されている。従って、本実施形態においては、各点光源6は、それぞれ導光板8の受光部81に嵌合されているだけでなく、接着により固定されているため、上記実施形態1における液晶表示装置1に比べて、導光板8の受光面81に対して各点光源6をそれぞれより強固に固定することができる。
図6に示すように、本実施形態において、接着剤10が塗布されている箇所は、発光面61が形成されている表面と面一の表面の一部であって、図4に示す各凸部62の上方の表面及び下方の表面である。従って、接着剤10は発光部61には塗布されていない。よって、上記実施形態1の場合と同様、各点光源6が発した光は、それぞれ接着剤10が塗布されている部分を通過することはないため、その強度が低下することなく導光板8へ入射される。
なお、接着剤10を各点光源6の凸部62の周囲の表面にそれぞれ塗布するときに、誤って発光部61の一部に接着剤10を塗布してしまっても、各点光源6が発する光のほんの一部が、それぞれ接着剤10の塗布されている領域を通過するにすぎない。よって、発光部表面全体に接着剤を塗布することにより導光板に点光源を固定する場合に比べて、各点光源6と導光板8とのそれぞれの境界部における光の強度の低下度は小さく、照明装置2は優れた照明効率を示すこととなる。
さらに、たとえ、時間の経過に伴って塗布した接着剤10が劣化しても、各点光源6が発した光は、それぞれ、接着剤10の塗布された部分を通過することはないために、接着剤10の劣化の影響を受けることはない。従って、接着剤の劣化に伴い、点光源6が発する光の輝度及び輝度均整度が低下することはない。
なお、近年、液晶表示装置及び照明装置の薄型化及び小型化が要求されているため、点光源6及び導光板8の厚さ方向におけるスペースは制限されるが、厚さ方向以外の方向におけるスペースは制限されないため、接着剤10を塗布するスペースは充分あるため、接着剤10を用いて、導光板8に対して点光源6をより強固に固定することは可能である。
《その他の実施形態》
本発明は、上記実施形態1及び2について、以下のような構成としてもよい。
照明装置は、点光源が凹部を備え、導光板が凸部を備えており、導光板の凹部が点光源の凸部に嵌合されていて固定されている照明装置であってもよく、この照明装置は、上記実施形態1において得られる効果と同一の効果を奏する。また、上記の場合において、接着剤10を用いて導光板8に対して点光源6を嵌合させて固定するときには、点光源に形成された凹部の周りの表面に接着剤10を塗布すればよく、点光源の発光部に塗布されることはないため、上記実施形態2において得られる効果と同一の効果を得ることができる。
点光源6及び導光板8の表面に設けられる凸部及び凹部の個数は、限定されない。凸部及び凹部の個数が多ければ多いほど、導光板8の受光部81に対して点光源6を高精度に且つ強固に位置づけることができるため、好ましい。
また、点光源6における発光部61は、点光源6の一側面部であって凸部62が形成されている側面部表面全体であってもよい。この場合、接着剤10を用いて点光源6と導光板8とを嵌合させるためには、接着剤10を塗布する面積を最小限に抑えることが好ましい。なせならば、このようにすることにより、接着剤10が塗布された箇所を通過する光量は最小限に抑えられ、その結果、点光源6と導光板8との境界部における光の強度の低下を最小限に抑えることができるためである。また、発光部は凸部62のみであってもよい。このように発光部61が占める面積が非常に小さければ、接着剤10の塗布可能な箇所が広くなり、導光板8の受光部81に対して点光源6を非常に強固に固定することができる。
点光源6の個数を3個としたが、点光源の個数はこれに限定されることはない。そして、点光源6を3個以上設ける場合には、基板7に対して、各点光源6をそれぞれ等間隔に設置することが好ましい。なせならば、基板7に対して各点光源6をそれぞれ等間隔に設置することにより、照明装置2の面発光均整度は良くなるためである。
導光板8の出射部82は、導光板8を形成する側面部の一側面部であるとしたが、2以上の側面部であってもよい。例えば、導光板8の対向側面部に対向する位置に、すなわち、図1に示す反射シート9の代わりに、光制御素子5を設置すれば、導光板8の対向側面部も出射部となるため、照明装置2は2方向に光を出射することができる。
上記実施形態2における接着剤10の材質は、特に限定されない。接着剤10が塗布された部分を光が通過することはないため、光透過用接着剤に限定されることはない。接着剤10を塗布することにより、導光板8の凹部81aに対して点光源6を強固に接着されることができればよい。
以上説明したように、本発明は、照明装置及び液晶表示装置について有用である。特に、コンピュータ用モニタ、携帯ゲーム機用モニタ、個人用形態情報端末(personal digital assistant、PDAと略す)、ビデオカメラモニタ、携帯電話などに利用される直視型用の液晶のためのバックライトなどとして用いられる照明装置及びその照明装置を備えた液晶表示装置について有用である。
実施形態1における液晶表示装置1の模式図である。 実施形態1における液晶表示装置1の構造を示す図である。 実施形態1における点光源6と導光板8とが互いに嵌合している様子を示す図である。 実施形態1における点光源6の斜視図である。 実施形態1における点光源6と導光板8との嵌合前の図である。 実施形態2における点光源6が導光板8に嵌合している様子を示す図である。 従来例における液晶表示装置101の構造を示す図である。 従来例における点光源106と導光板108とが互いに嵌合している様子を示す図である。 従来例におけるLED106の斜視図である。 従来例において設計時における点光源106と導光板108との位置関係を示す図である。 従来例において製造後における点光源106と導光板108との位置関係を示す図である。
符号の説明
1,11,101 液晶表示装置
2,102 照明装置
4,104 液晶表示パネル
5,105 光制御素子
6,106 点光源(LED)
62 凸部
8,108 導光板
81 受光部
81a 凹部
82 出射部
10 接着剤

Claims (10)

  1. 少なくとも一部の表面から光を発する点光源と、
    前記点光源が発する光を少なくとも一部の表面において受ける受光部と、該受光部から内部へ導かれた該光を外部へ出射する出射部とを備えた導光板と
    を備えてなる照明装置であって、
    前記点光源と前記導光板の前記受光部とは、互いに嵌合して固定されていることを特徴とする照明装置。
  2. 請求項1に記載の照明装置において、
    前記点光源の表面には、少なくとも一つの凸部が形成されており、
    前記導光板の前記受光部の表面には、少なくとも一つの凹部が形成されており、
    前記点光源の前記凸部は、前記導光板の前記凹部に嵌合されていることを特徴とする照明装置。
  3. 請求項1に記載の照明装置において、
    前記点光源の表面には、少なくとも一つの凹部が形成されており、
    前記導光板の前記受光部の表面には、少なくとも一つの凸部が形成されており、
    前記導光板の前記受光部の前記凸部は、前記点光源の前記凹部に嵌合されていることを特徴とする照明装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載の照明装置において、
    前記点光源の表面であって光を発していない点光源の表面は、前記受光部の表面であって該点光源が発する光を受光しない受光部の表面と接着剤により接着されていることを特徴とする照明装置。
  5. 請求項2に記載の照明装置において、
    前記点光源の前記凸部の周りの少なくとも一部の表面は、前記受光部の前記凹部の周りの少なくとも一部の表面と接着剤により接着されていることを特徴とする照明装置。
  6. 請求項3に記載の照明装置において、
    前記点光源の前記凹部の周りの少なくとも一部の表面は、前記受光部の前記凸部の周りの少なくとも一部の表面と接着剤により接着されていることを特徴とする照明装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一つに記載の照明装置において、
    前記導光板の周囲に配置され、且つ該導光板の前記出射部から外部へ出射される光を制御する光制御素子を備えていることを特徴とする照明装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一つに記載の照明装置において、
    前記点光源が発する光は、白色光であり、且つ色調がCIE1931座標で色度xが0.26以上0.36以下、色度yが0.25以上0.36以下である光であることを特徴とする照明装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一つに記載の照明装置において、
    前記導光板の前記受光部は平面であり、
    前記照明装置は、3個以上の前記点光源を備えており、
    各前記点光源は、それぞれ、前記導光板の前記受光部に沿って等間隔に並んでいることを特徴とする照明装置。
  10. 請求項1から9のいずれか一つに記載の照明装置と、該照明装置が出射する光を受光する液晶パネルとを備えていることを特徴とする液晶表示装置。
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