JP2005346618A - 会場情報表示方法、オンラインシステム、コンピュータプログラム及びコンピュータ - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの所在地に応じて、必要かつ十分な会場候補を、移動の便が良い会場から優先的に表示することにより、ユーザの負担を抑えつつ、最適な会場を提示する。
【解決手段】データ通信回線に接続されたサーバ装置、ユーザ端末及び店舗端末を備えるオンラインシステム。ユーザ端末がユーザが移動の際に出発点とする基点の位置情報を含むユーザ情報をサーバ装置に送信する。店舗端末が、複数の会場の位置情報を、サーバ装置に送信する。サーバ装置は、受信したユーザ情報及び位置情報を記憶し、複数の会場のそれぞれの位置情報を、基点の位置情報を基準として評価した評価値を算出し、評価値に応じて複数の会場のそれぞれに対し複数の会場の中での順位を付与して、順位に応じて複数の会場を含む情報を配置した画面を表示するための情報を、ユーザ端末に送信する。
【選択図】図2
【解決手段】データ通信回線に接続されたサーバ装置、ユーザ端末及び店舗端末を備えるオンラインシステム。ユーザ端末がユーザが移動の際に出発点とする基点の位置情報を含むユーザ情報をサーバ装置に送信する。店舗端末が、複数の会場の位置情報を、サーバ装置に送信する。サーバ装置は、受信したユーザ情報及び位置情報を記憶し、複数の会場のそれぞれの位置情報を、基点の位置情報を基準として評価した評価値を算出し、評価値に応じて複数の会場のそれぞれに対し複数の会場の中での順位を付与して、順位に応じて複数の会場を含む情報を配置した画面を表示するための情報を、ユーザ端末に送信する。
【選択図】図2
Description
本発明は各種イベントのチケットのオンライン販売システムに関する。特に、オンライン販売システムにおける検索結果の表示順序の決定に関する。
インターネット上には、コンサート、スポーツ観戦、演劇、演劇等のチケットを販売するチケット販売サイトが存在する。一般に、チケット販売サイトでは、そのチケット販売サイトを利用してチケットを購入しようとする者(以下、単にユーザと記す)の希望条件にあうチケットを見つけるための検索システムが提供されている。
概して、検索の手順は、ユーザがユーザ端末からチケット販売開始日・公演日等の各種日時、ジャンル名、イベント名、公演者名、会場の所在地等の検索条件を一乃至複数組み合わせて入力すると、これに応じてチケット販売サイトが検索条件に合致するチケット情報を一覧表示する画面を構成するための情報を生成し、この画面情報をユーザ端末に返信するといった流れになっている。
本発明と同様にオンラインチケット販売に関連する従来技術として特許文献1を挙げる。
従来のチケット販売サイトは、自宅や職場の住所等のユーザの所在地と無関係に、検索結果を表示する画面を構成し、その画面をユーザ端末に表示させていた。換言すると、ユーザに対して検索結果を提示する際に、ユーザの所在地からの距離や所要時間等、移動の便については考慮していなかった。
このため、ユーザは、自分の所在地から最も移動の便が良い会場はどれか判断するために、表示されたチケット情報中の会場情報を逐一目視して最適な会場を選択しなければならなかった。
また、このため、例えば北海道に住むユーザに対して九州会場のチケットを紹介するといった、ほとんどのユーザにとっては実質的に利用できないような遠距離の会場をもユーザに対して提示していた。
これらの問題は、会場の所在地を検索条件に含めることにより、ある程度解消される。しかし、従来のチケット販売サイトでは、会場所在地は、関東、関西、中部といったエリア区分に従ってあらかじめ区分され、ユーザがいずれかのエリアを指定することにより、該当するエリアを会場とするチケットの情報が表示された。このため、エリア区分の境界付近にユーザ所在地があると、実際には隣接エリア内に最寄の会場が存在する場合であっても、それよりも遠方にあるエリア内の最寄の会場のみがユーザに提示されることがあり、ユーザは最寄会場の情報を得られない場合があった。
ユーザの所在地を含むエリアと、その隣接エリアの両エリアを対象として検索し、その結果を見比べることにより最寄の会場を見出すことは可能だが、この場合、一エリアのみを指定して得られた検索結果よりも多くの会場の中から、ユーザは取捨選択を行う必要があり、結果としてユーザに対して負担を強いることとなっていた。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、ユーザの所在地に応じて、必要かつ十分な会場候補を、移動の便が良い会場から優先的に表示することにより、ユーザの負担を抑えつつ、最適な会場を提示する技術を提供することである。
上述の課題を解決するため、本発明は次のような技術を提供する。
即ち、データ通信回線に接続されたサーバ装置と、データ通信回線を介してサーバ装置に接続可能なクライアント端末装置であるユーザ端末及び店舗端末を備えるオンラインシステムにより、実質的に同じ内容のイベントを開催する複数の会場に順位を付与して配置した画面を、ユーザ端末に表示する方法において、ユーザ端末が、ユーザが移動の際に出発点とする基点の位置情報を含むユーザ情報を、サーバ装置に送信する段階と、店舗端末が、複数の会場の位置情報を、サーバ装置に送信する段階と、サーバ装置が、受信したユーザ情報及び位置情報を記憶する段階と、サーバ装置が、複数の会場のそれぞれの位置情報を、基点の位置情報を基準として評価した評価値を算出する段階と、サーバ装置が、評価値に応じて複数の会場のそれぞれに対し複数の会場の中での順位を付与する段階と、サーバ装置が、順位に応じて複数の会場を含む情報を配置した画面を表示するための情報を、ユーザ端末に送信する段階とを含むことを特徴とする会場情報表示方法を提供する。
ユーザ端末は同一ユーザの複数の基点の位置情報をサーバ装置に送信し、サーバ装置は複数の基点のうち一乃至複数の基点について評価値を算出することとすれば、自宅だけではなく、例えば職場を移動の基点とした場合をも含めてユーザは会場を検討することができる。
サーバ装置は、基点及び会場の位置情報を経緯度に変換する経緯度データベースを参照する手段を備え、経緯度データベースにて変換して得られた基点及び会場の経緯度を元に、基点と会場との間の直線距離を評価値として算出することとしてもよい。この場合、評価値は特に自動車による移動所要時間の目安として用いられる。
或いは、位置情報は当該基点又は会場の最寄の公共交通機関の乗降地点についての情報を含み、サーバ装置は、公共交通機関の乗降地点間の移動所要時間を計算するための路線情報データベースを参照する手段を備え、路線情報データベースを参照して得られた基点及び会場の間の移動所要時間を評価値とすることとしてもよい。この場合、評価値は電車や路線バス等の公共交通機関による移動所要時間を示すことになる。
ユーザ端末はサーバ装置に評価値の範囲を送信し、サーバ装置は、順位に応じて複数の会場を含む情報を配置した画面を表示するための情報をユーザ端末に送信する際、範囲内の評価値を有する会場に係る情報のみを配置した画面を表示するための情報を送信することとしてもよい。例えば、ユーザ端末からサーバ装置に対して移動所要時間が1時間以内と伝え、サーバ装置が該当する会場の情報のみをユーザ端末に提供すれば、ユーザは現実的には訪問できない遠隔地にある会場の情報を、検討前に取り除くことができる。
また、本発明は、データ通信回線に接続されたサーバ装置と、データ通信回線を介してサーバ装置に接続可能なクライアント端末装置であるユーザ端末及び店舗端末を備えるオンラインシステムにて、ユーザ端末は、ユーザが移動の際に出発点とする基点の位置情報を含むユーザ情報を、サーバ装置に送信し、店舗端末は、実質的に同じ内容のイベントを開催する複数の会場の位置情報を、サーバ装置に送信し、サーバ装置は、受信したユーザ情報及び位置情報を記憶し、複数の会場のそれぞれの位置情報を基点の位置情報を基準とする評価値を算出し、評価値に応じて複数の会場のそれぞれに対し複数の会場の中での順位を付与し、順位に応じて複数の会場を含む情報を配置した画面を表示するための情報をユーザ端末に送信することを特徴とするオンラインシステムを提供する。
更に、本発明は、実質的に内容が同じイベントを開催する複数の会場のそれぞれに対し、複数の会場の中での順位を付与する処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムにおいて、会場に移動する際に出発点となる基点の位置情報を受け取る処理1と、予め記憶装置に格納した複数の会場のそれぞれの位置情報を、基点の位置情報を基準として評価した評価値を算出する処理2と、評価値に応じて、複数の会場のそれぞれに対し、複数の会場の中での順位を付与する処理3とをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラムを提供すると共に、こうしたコンピュータプログラムを格納した記憶装置を備え、当該コンピュータプログラムに従って動作するコンピュータを提供する。
本発明によれば、利用者の住所と会場の所在地の距離によって、訪問可能(例えば自宅に近い)な会場で開催されるチケットを容易に検索・参照することができる。
また、利用者の住所の最寄駅と会場の所在地の最寄駅間の移動時間によって、訪問可能な会場で開催されるチケットを容易に検索・参照することができる。
また、各利用者が自分のユーザ利用条件を事前に設定することにより、購入したいチケット毎に、訪問できる会場かどうかをチェックする回数が少なくなる。
また、第1、第2、第3の効果により、各利用者それぞれ向けに購入される可能性が高いチケットの情報に絞り込んだチケット販売サイトを構築できる。
このように、本発明によれば、基点から会場への移動の便が良い会場から順にユーザ端末に表示される。このため、徒に多数の検索結果を見比べることなく、実際にユーザが訪問可能な範囲に所在地を有する会場から、移動の便宜を中心としてそのユーザにとってもっとも都合がよい会場を簡単に選択することができる。
本発明を実施するための最良の形態であるオンラインシステム1について以下に説明する。
図1を参照すると、オンラインシステム1は、ユーザ端末10、サーバ装置20、店舗端末30及びデータ通信ネットワーク40からなる。ユーザ端末10は、データ通信ネットワーク40を介して、ユーザの入力をサーバ装置20に送信すると共に、サーバ装置20からの応答を受信し、その内容をユーザに対して出力する装置である。サーバ装置20は、データ通信ネットワーク40を介して、ユーザ端末10及び店舗端末30の両方とデータ通信を行う。店舗端末30は、データ通信ネットワーク40を介して、サーバ装置20に対して必要なデータを提供する。
図2を参照してオンラインシステム1の動作を説明する。
オンラインシステム1を利用して会場の検索を希望するユーザは、検索に先立って、ユーザ端末10を用いて、自身の住所をサーバ装置20に基点として登録する(ステップS1、S2)。このとき、ユーザは複数の住所を基点として登録してもよい。例えば、自宅の住所と職場の住所とを2つの基点の位置情報として登録することが考えられる。
他方、オンラインシステム1を利用してユーザに対して会場情報の提供を希望する者は、店舗端末30を用いて、サーバ装置20に会場情報を登録する(ステップS3、S4)。ここでは、会場の所在地を地域別に分類して登録する必要はない。また、サーバ装置20が登録された会場を地域別に分類する必要もない。
会場の検索を行うためには、ユーザは、ユーザ端末10及びデータ通信ネットワーク40を介してサーバ装置20に検索条件を入力する(ステップS5)。検索条件としては、例えば、催されるイベント名、イベント主催者名、アーチスト名等が入力される。また、基点が複数登録されている場合は、その中から今回の検索で基準とする基点を、一乃至複数選択して設定する。更に、ユーザは、移動所要時間や基点からの直線距離の上限を必要に応じて設定する。
入力・設定された検索条件に従って、サーバ装置20は検索を実行する(ステップS6)。検索して得られたそれぞれの会場の位置情報について、基点の位置情報を基準として評価した評価値を算出(ステップS7)し、評価値に基づいて会場を並べ替える(ステップS8)。並べ替え後の順番で会場情報をユーザ端末10に表示するための画面情報を生成(ステップS9)してユーザ端末に送信する(ステップS10)。この画面情報を受信したユーザ端末10が不図示のディスプレイ装置に画面情報を表示する(ステップS11)。
実施例1のオンラインチケット販売システム2について以下に説明する。オンラインチケット販売システム2では、既に説明したオンラインシステム1のサーバ装置20をより具体的な例に即して説明する。ここでは、図3に示すように、サーバ装置20に相当する装置としてサーバ装置であるチケット販売サーバ50を用いている。
オンラインチケット販売システム2のユーザは、チケット販売サイトを利用してチケットを購入する前に、自分のユーザ端末10を用いてデータ通信ネットワーク40を介してチケット販売サーバ50に対してユーザ登録を行う。ユーザ登録では、ユーザの自宅や職場等、会場に移動する際の基点となる場所の位置情報を登録しておく。自宅の位置情報は、自宅の住所(番地)、郵便番号、最寄駅、自宅から移動する際に使用する交通手段(電車、自家用車、バス)等である。同様に、職場の位置情報についても同様である。これらの位置情報の全てを含むユーザ固有の情報を、ユーザ利用条件としてチケット販売サーバ50に登録する。
他方、チケットのオンライン販売を希望する店舗側は、店舗端末30を用いてチケット情報、会場情報をチケット販売サーバ50に登録する。チケット情報は、イベント名、会場及びその会場での開催日時を含む情報である。同じイベントが複数の会場で開催される場合は、会場毎のチケット情報が登録される。会場情報は、会場の住所(番地)、郵便番号、最寄駅、自宅から移動する際に使用する交通手段(電車、自家用車、バスその他の公共交通機関)である。
また、他方、チケット販売サーバ50の管理者は、路線情報、経緯度情報をチケット販売サーバ50に予め登録しておく。路線情報は、鉄道、路線バス等公共交通機関各社の名称、各公共交通機関の路線名、各路線の駅やバス停等の乗降地点の名称、乗降地点間の移動所要時間を含む情報である。経緯度情報は、チケット販売サーバ50がサービスを提供する地域内の番地と経緯度との対応関係を示す情報である。
上述の準備を行った後、ユーザがチケットを購入する。ユーザはユーザ端末10を使ってデータ通信ネットワーク40を介してチケット販売サーバ50にて運営されるチケット販売サイトにアクセスし、所望のチケットを示すチケット情報を検索する。検索結果を元にユーザ端末10の画面上に表示される画面情報を構成するが、多くの場合、検索結果は複数のチケット情報を含む。チケット販売サーバ50は、ユーザ利用条件に指定されている基点の位置情報を元に、検索結果中の各チケット情報の会場の位置情報の評価値を生成し、生成した評価値に基づいて検索結果中のチケット情報を並べ替えて、ユーザ端末10に送信する画面情報を生成する。ユーザ端末10は、この画面情報をチケット販売サーバ50から受信し、ユーザ端末10のディスプレイ装置に表示する。
図3を参照してオンラインチケット販売システム2について更に詳しく説明する。
ユーザ端末10は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。ユーザ端末10は、チケット販売サーバ50がインターネット等のデータ通信ネットワーク40上に提供するチケット販売サイトにアクセスして、チケット販売サイトとデータ通信を行う。このデータ通信において、ユーザ端末10は、ユーザからキーボード等を介して入力されたユーザ利用条件を、データ通信ネットワーク40を介してチケット販売サーバ50に送信する。また、チケット販売サーバ50からデータ通信ネットワーク40を介して送信された画面情報をディスプレイ装置に表示する。
店舗端末30はパーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。店舗端末30は、チケット販売サーバ50がデータ通信ネットワーク40上に提供するチケット販売サイトにアクセスし、チケット販売サイトが送信するチケット情報、会場情報を画面に表示すると共に、チケット販売サーバ50と連携して、これらの情報を登録・更新・削除する。
データ通信ネットワーク40は本実施例ではインターネットである。
チケット販売サーバ50は、チケット販売サイト管理者により使用される情報処理装置であり、一乃至複数のワークステーション・サーバ等の情報処理装置によって構成される。また、チケット販売サーバ50は、ユーザ利用条件管理データベース51、チケット情報管理データベース52、会場情報管理データベース53、路線情報データベース54、経緯度情報データベース55、及び、データ処理部56からなる。
ユーザ利用条件管理データベース51は、利用者によってユーザ端末10が送出したユーザ利用条件を受け取り、利用者毎のユーザ利用条件を管理する。
チケット情報管理データベース52は、チケット販売サイトの管理担当者がデータ通信ネットワーク40を介さずに入力した、或いは、店舗のチケット情報管理担当者が店舗端末30及びデータ通信ネットワーク40を介して送出したチケット情報を受け取り、チケット毎の情報を管理する。
会場情報管理データベース53は、チケット販売サイトの管理担当者がデータ通信ネットワーク40を介さずに入力した、或いは、店舗の会場情報管理担当者が店舗端末30及びデータ通信ネットワーク40を介して送出した会場情報を受け取り、会場毎の情報を管理する。
路線情報データベース54は、チケット販売サイトがサービスを提供する地域内の鉄道、路線バス等の公共交通機関の名称、公共交通機関各社の路線名、各路線の駅、バス停等の乗降地点の名称、乗降地点間の移動所要時間を格納する。
経緯度データベース55は、ユーザ利用条件の住所、郵便番号、会場情報の所在地、郵便番号と、緯度・経度の対応関係が格納されており、番地と経緯度との間の変換を行う。
データ処理部56は、チケット販売サーバ50の全体の動作を制御する。特に次のような処理を行う。チケット情報管理データベース52を参照して、ユーザ端末10からの入力に応じたチケット情報を検索する。また、ユーザ利用条件管理データベース51、会場情報管理データベース53及び路線情報データベース54を参照して、ユーザ利用条件中の基点の最寄駅から、検索結果中のチケット情報に指定された会場の最寄駅までの移動経路を検索し、その移動経路を使ったときの移動所要時間を算出する。また、ユーザ利用条件管理データベース51、会場情報管理データベース53及び経緯度データベース55を参照して、基点及び会場の経緯度を求め、基点と会場の2点間の直線距離を算出する。また、路線情報データベース54を参照して算出した移動所要時間、及び、経緯度データベース55を参照して算出した直線距離のいずれか、または両方に基づいて、検索結果のチケット情報に順番を付与し、この順番に従って配置されたチケット情報を表示するための画面情報を生成し、ユーザ端末10に送信する。その他、チケット販売サイトのメニュー情報、チケットや会場に関する付加的な情報、バナー広告等の広告情報等を生成し、ユーザ端末10に送信する。
尚、ここで扱うチケット情報とは、例えば、サッカーやラグビー、格闘技等のスポーツや演劇、映画、コンサート等のチケットに関する情報であり、名称、価格、会場、開催日時等の情報を含む。会場情報としては会場名、所在番地、最寄駅等の情報を含む。
次に、図4を参照してユーザ端末10及びチケット販売サーバ50の間で行われるユーザ利用条件の登録処理について説明する。
チケット販売サイトの利用を開始してチケットを購入するのに先立って、利用者は、自分のユーザ端末10を介して、チケット販売サーバ50がデータ通信ネットワーク40上に開設しているチケット販売サイトのトップページにアクセスする(ステップA1)。
これに応答して、データ処理部56は、利用者がこのチケット販売サイトを利用する前に、ユーザ利用条件を登録するための登録画面とその制御情報をユーザ端末10に送信する(ステップA2)。
ユーザ端末10では、図5に示すようなユーザ利用条件登録画面が表示される。図中において、パターンで着色した欄内は入力情報の項目名を示し、無色の欄内は入力された内容を示している。また、二重線で囲んだ欄はボタンを示し、マウス等のポインティングデバイスにて操作されることにより、所定の機能を実行する。図中の各欄の表記については後述するチケット情報登録画面、会場情報登録画面でも同様である。
登録ボタンをクリックすると現在入力された内容をユーザ利用条件として新規に登録する。削除ボタンは現在表示された内容を登録から削除する。更新ボタンは、現に登録されているユーザ利用条件をチケット販売サーバ50から読み出した後、表示した登録内容を変更して登録しなおす際にクリックする。ステップA2の直後にユーザ端末10に表示される画面では、無色の欄内には何も入力されていない。
ユーザがポインティングデバイスにて最寄駅選択ボタンを押すと、データ処理部56は、路線情報データベース54を参照し、鉄道会社の一覧(不図示)をユーザ端末10に表示させる。ユーザが鉄道会社一覧の中から最寄駅の鉄道会社を選択すると、データ処理部56は、路線情報データベース54を参照し、その鉄道会社の全路線の一覧(不図示)をユーザ端末10に表示させる。ユーザが鉄道会社一覧の中から最寄駅の路線名を選択すると、データ処理部56は、再度路線情報データベース54を参照し、その路線の駅名の一覧(不図示)をユーザ端末10に表示させる。このようにして最寄駅欄の右横の3つの枠内に、「F鉄道」「G線」「H駅」が表示される(ステップA3〜A5)。
更に、データ処理部51はユーザ端末10に対して残りの欄の入力を促し、これに応じてユーザは、残りの氏名欄、住所欄、郵便番号欄、利用の可否欄、所要時間/移動距離欄に入力する(ステップA6、A7)。
図5の例では、氏欄「AA」、名欄「BBB」、住所欄「東京都」「港区」「芝浦」「C丁目」「D番地」「E号」、郵便番号欄「123−0000」、最寄駅欄「F鉄道」「G線」「H駅」と入力されている。利用の可否欄では電車のみがチェックされ(●)自動車がチェックされていない(○)。これはこのユーザが会場への移動に電車は使うが自動車は使わないことを示す。電車欄右横には3つの選択肢「●1時間以内」「○2時間以内」「○制限なし」がある。それぞれ、上記の住所からの移動所要時間の上限を示している。ここでは1時間以内がチェックされている(●)。自動車欄右横にも3つの選択肢「○10Km以内」「○25Km以内」「50Km以内」が設けられている。この例ではユーザは自動車を利用しないため、どの選択肢にもチェックが入っていないため、左端の円は全て白丸(○)になっている。
本図の状態で登録ボタンが押されると、各入力欄内の情報はユーザ端末10からチケット販売サーバ50に送信され、これをチケット販売サーバ50が受信すると、データ処理部56は、経緯度情報データベース55を参照し、ユーザ利用条件中の住所欄に入力された番地または郵便番号を、緯度及び経度に変換する(ステップA8)。この後、得られた経緯度はユーザ利用条件に含めてユーザ利用条件管理データベース51に登録される(ステップA9)。
この後、会場に移動する際に出発点とする基点として、自宅以外の場所、例えば職場や学校等を登録する場合、A3に戻って同様の処理を繰り返し、別のユーザ利用条件を登録する(A10)。本実施例ではユーザ利用条件をひとつだけ登録するものとする。
次に、図6を参照して店舗端末30及びチケット販売サーバ50の間で行われるチケット情報の登録について説明する。
チケット情報管理担当者は、店舗端末30を介して、チケット販売サーバ50がデータ通信ネットワーク40上に開設しているチケット販売サイトにアクセスする。チケット販売サイトには管理用ページを設ける。チケット情報管理担当者は、管理用ページのうち、チケット情報を管理するためのページにアクセスする(ステップB1)。
これに応答して、チケット販売サーバ50は、チケット情報管理データベース52に格納されているチケット情報をメンテナンスするための画面を、店舗端末30に表示するための画面情報(チケット情報メンテナンス画面情報)と、その制御情報とを、店舗端末30に送信する(ステップB2)。これに応答して店舗端末30はチケット情報メンテナンス画面を表示する。チケット情報メンテナンス画面は、チケット情報の登録を含むメニュー画面である。ここでは、チケット情報の登録を行うため、チケット情報管理担当者は、メニューの中からチケット情報の登録を選択する操作を行う。
店舗端末30にてチケット情報の登録が選択されると、図7のような、チケットの名称、価格、会場名、開催日、開催時間、開場時間の入力欄を有するチケット情報登録画面を表示するための画面情報がチケット販売サーバ50から送信され、店舗端末30のディスプレイ装置にチケット情報登録画面が表示される。尚、この時点では各入力欄に入力されていない。
店舗端末30にて会場選択ボタンが操作されると、対応する制御信号が店舗端末30からチケット販売サーバ50に送信される(ステップB3)。これに応じて、データ処理部56は、会場情報管理データベース53を参照し、会場の一覧(不図示)を表示する画面情報及び制御信号を店舗端末30に送信する(ステップB4)。会場一覧の中から、販売しようとしているチケットのイベントが開催される会場を選択する操作を行うと、選択された会場を示す制御信号がチケット販売サーバ50に通知され(ステップB5)、これに応じて、チケット販売サーバ50は、会場名欄に選択された会場を表示したチケット情報登録画面の画面情報を店舗端末30に送信する(ステップB6)。尚、会場情報管理データベース53に会場が未登録の場合、後述する会場情報の登録を先に行う。
チケット情報管理担当者が必要な入力欄に残りのチケット情報を入力(ステップB7)して、登録ボタンを操作することにより、チケット情報管理データベース52にチケット情報が登録される(ステップB8)。図7のチケット情報登録画面が表示された状態で登録ボタンを操作すると、名称「JJJJ」、価格「¥12、345」、会場名「KKKK」、開催日「200LL年L月L日」、開催時間「MM時MM分〜NN時NN分」、会場時刻「PP時PP分」がチケット情報として登録される。
次に、図8を参照して店舗端末30及びチケット販売サーバ50の間で行われる会場情報の登録について説明する。
チケット販売サイトの管理用ページとして会場情報の管理用ページを予め設けておく。会場情報管理担当者は、店舗端末30を使って、データ通信ネットワーク40を介してチケット販売サイトにアクセスし、会場情報管理用ページに移動する操作を行う(ステップC1)。これに応答して、チケット販売サーバ50は、会場情報のメンテナンス作業を行うための画面(会場情報メンテナンス画面)と、その制御信号とを、店舗端末30に送信する(ステップC2)。
店舗端末30に会場情報メンテナンス画面が表示される。会場情報メンテナンス画面は、会場情報の登録を含むメニュー画面である。ここでは、会場情報の登録を行うため、会場情報管理担当者は、メニューの中から会場情報の登録を選択する操作を行う。
店舗端末30にて会場情報の登録が選択されると、図9のような、会場名、会場所在地の郵便番号、会場所在地の番地、会場の最寄駅の入力欄を有する会場情報登録画面を表示するための画面情報がチケット販売サーバ50から送信され、店舗端末30のディスプレイ装置に会場情報登録画面が表示される。尚、この時点では各入力欄に入力されていない。
店舗端末30にて最寄駅選択ボタンが操作されると、対応する制御信号が店舗端末30からチケット販売サーバ50に送信される。これに応じて、データ処理部56は、路線情報データベース54を参照し、鉄道会社の一覧(不図示)をユーザ端末10に表示させる。ユーザが鉄道会社一覧の中から最寄駅の鉄道会社を選択すると、データ処理部56は、路線情報データベース54を参照し、その鉄道会社の全路線の一覧(不図示)をユーザ端末10に表示させる。ユーザが鉄道会社一覧の中から最寄駅の路線名を選択すると、データ処理部56は、再度路線情報データベース54を参照し、その路線の駅名の一覧(不図示)をユーザ端末10に表示させる。図9の例では、最寄駅欄右横の3つの枠内に、「T鉄道」「U線」「V駅」が表示されている(ステップC3〜C6)。
会場情報管理担当者が店舗端末30から必要な入力欄に会場情報を入力して、登録ボタンを操作すると、登録される会場情報の全体がチケット販売サーバ50に送信されることになる(ステップC7)。図9の会場情報登録画面が表示されている状態で登録ボタンを操作する場合、会場名「KKKK」、郵便番号「456−0000」、所在地「東京都港区芝浦Q丁目R番S号」、最寄駅「T鉄道U線V駅」の会場情報を、チケット販売サーバ50は受信する。
ここで、データ処理部56は、経緯度情報データベース55を参照し、会場所在地の番地を経度及び緯度に変換(ステップC8)し、受信した会場情報と共に会場情報管理データベース53に登録する(ステップC9)。
次に、図10を参照して、ユーザ端末10及びチケット販売サーバ50の間で行われるチケット購入について説明する。ユーザが購入を希望するチケットのチケット情報及び会場情報並びにユーザ利用条件は、上述のステップに従って既にチケット販売サーバ50に登録されているものとする。
ユーザがユーザ端末10を使ってチケット販売サイトにアクセスする(ステップD1)と、データ処理部56はメニュー画面をユーザ端末10に表示させる(ステップD2)。メニューに表示された画面へのリンクの中から、ユーザがユーザ端末10上で選択する(ステップD3)と、対応する制御信号がユーザ端末10からチケット販売サーバ50に送信される。選択した画面がチケット情報をユーザ端末10に送信するページであるか否かで処理が分岐する(ステップD4)。
例えば、チケットの検索のようにチケット情報を表示する画面が選択された場合、データ処理部56は、後述する処理に従って専用画面情報を生成(ステップD5)し、制御信号と共にユーザ端末10に送信する(ステップD6)。チケット情報を表示する画面は、例えば、チケット販売サイトで取り扱っているチケットを、ジャンル別(映画、音楽、演劇、スポーツなど)に分類して表示し、その中から目視で選択する画面や、アーチスト名等をキーワードとして入力して検索し、検索結果の一覧を表示して、その中から目視で選択する画面がある。
他方、選択した画面がチケット情報を表示しない画面の場合、例えばチケット販売サイト自身の利用方法を紹介する画面とその制御信号等を生成してユーザ端末10に送信する(ステップD7)。
チケット情報の検索、チケットの購入、チケット販売サイトが提供する情報の閲覧等が終了したら、ユーザはユーザ端末10からチケット販売サーバ50へのアクセスを終了する(ステップD8)。
ステップD5について図11を参照して説明する。
データ処理部56はチケット情報管理データベース52にアクセスしてユーザに提示すべきチケット情報を取得する。例えば、ユーザ端末10から入力された検索条件に該当するチケット情報を取得する(ステップE1)。取得するチケット情報は、ジャンル別に分類されたチケット情報の一群であってもよいし、特定のキーワードを含むチケット情報の一群であってもよい。
次に、データ処理部56は、会場情報管理データベース53にアクセスし、ステップE1で取得した一群のチケット情報のそれぞれの会場情報を取得する(ステップE2)。
次に、データ処理部56は、一群のチケット情報の中から一のチケット情報を選択し、そのチケット情報と、そのチケット情報に指定された会場情報とを参照する。続いて、ユーザ利用条件管理データベース51にアクセスし、当該ユーザのユーザ利用条件を取得する。そして、ユーザ利用条件に登録されている基点の経緯度情報と、そのチケット情報の会場の経緯度情報とを元に、基点とその会場との距離を計算する(ステップE3)。
次に、データ処理部56は、路線情報データベース54にアクセスし、ユーザ利用条件中の基点の最寄駅と、ステップE3で選択したチケット情報にて指定された会場の最寄駅との間の移動所要時間を取得する(ステップE4)。
ここで、データ処理部56は、ステップE3で計算した距離と、ステップE4で計算した移動所要時間とが、ユーザ利用条件にて指定された移動可能範囲に収まるか否かを判定し、移動可能範囲外の場合は、そのチケット情報を破棄する(ステップE5)。
次に、データ処理部56は、ステップE1で取得した一群のチケット情報に、ステップE3〜E5の処理を経ていないものがあるか否か判定し、未処理のものがあればそのチケット情報に対してステップE3〜E5の処理を行う(ステップE6)。
次に、データ処理部56は、ステップE3〜E5を経て破棄されなかったチケット情報を、ステップE3で求めた基点‐会場間の距離、または、ステップE4で求めた移動所要時間に基づいてチケット情報をソートし、ソートした順序にチケット情報を並べた専用画面情報を生成する(ステップE7)。
次に、実施例2について説明する。ハードウェア構成については実施例1と同様に図3のオンラインチケット販売システム2を用いる。実施例1ではユーザ利用条件をひとつだけ登録したが、実施例2では例えば自宅と職場というように基点が異なる複数のユーザ利用条件を登録する。これに伴い、実施例2では、チケット購入に先立って会場への距離・移動所要時間を計算する際のユーザ利用条件をどちらにするか選択する処理を行う。
図4を参照すると、ユーザ利用条件を登録する際、実施例1ではステップA10にて「いいえ」を選択したものとしてユーザ利用条件を1つだけ登録したが、本実施例では「はい」を選択して2つ以上のユーザ利用条件を登録したものとする。チケット情報及び会場情報の登録については実施例1と同様である。
実施例1にて図10を参照して行ったチケット購入については、実施例2では異なる点があるので図12を参照して説明する。図10のステップと同じ内容のステップについては同じ参照符号を付しているので、これらのステップについては説明を省略する。
ユーザ端末10からアクセス(ステップD1)があると、データ処理部56は、ユーザ利用条件管理データベース51に予め登録した複数のユーザ登録条件のひとつを選択させる画面領域を含むメニュー画面を構成するための情報と、その制御情報をユーザ端末10に送信する(ステップF1)。ユーザ端末10にてユーザ利用条件の選択を選択する操作がなされる(ステップF2)と、対応する制御信号がユーザ端末10からチケット販売サーバ50に送信され、データ処理部56はどちらのユーザ利用条件が選択されたかを選択情報として記憶する(ステップF3)。
ステップD4にて「はい」が選択されると、データ処理部56は、ステップF3にて記憶した選択情報に従ってユーザ利用条件管理データベース51から該当するユーザ利用条件を取得する(ステップF4)。取得したユーザ利用条件に基づいてステップD5、D6が行われる。
他方、ステップD4にて「いいえ」が選択されると、データ処理部56は、例えばチケット販売サイト自身の利用方法を紹介する画面とその制御信号等を生成してユーザ端末10に送信する等、メニューで選択された内容に応じた画面情報と制御情報をユーザ端末10に送信する(ステップF5)。
ステップD6またはステップF5の後、ユーザ利用条件を変更する操作がユーザ端末10にてなされるとステップF2に戻る(ステップF6)。
実施例2によれば、自宅や職場というように複数の基点を予め登録しておき、チケット情報を検索するのに先立って基準となる基点を選択するので、ユーザは行動の基点に応じたチケット情報を容易に取得することができるようになる。
以上、本発明を実施の形態及び実施例に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、当業者の通常の知識の範囲内でその変更や改良が可能であることは勿論である。
例えば、基点から会場に至る道順を検索するルート検索サーバと、道路の区間別の平均所要時間を記録したデータベースとを更に用意して、ルート検索サーバで検索した道順での平均所要時間を求め、これを会場への移動の便の良さを示す評価値としてもよい。
また、基点の位置情報は会場との距離や会場への移動所要時間を求めるだけではなく、他の用途に用いてもよい。例えば、チケット販売サーバ50は、基点の位置情報に応じて異なる情報を含む画面情報を、ユーザ端末10に送信することとしてもよい。この場合、チケット販売サーバ50は、図3の構成要素に加えて、ユーザに対して提示する情報と、提示するユーザを基点の位置情報に基づいて指定するための位置情報の範囲の指定とを関連付けたデータベースを備えることとすればよい。このように提示される情報としては例えば広告がある。
また、実施例2ではユーザ利用条件をひとつ選択し、ひとつの基点からの評価値を元に検索結果を並べた。つまり、基点別に検索結果をソートして表示したが、これに限らず、複数の基点について評価値を求め、これら基点すべての検索結果全体を評価値を元に並べることとしてもよい。
1 オンラインシステム
2 チケット販売システム
10 ユーザ端末
20 サーバ装置
30 店舗端末
40 データ通信ネットワーク
50 チケット販売サーバ
51 ユーザ利用条件管理データベース
52 チケット情報管理データベース
53 会場情報管理データベース
54 路線情報データベース
55 経緯度情報データベース
56 データ処理部
2 チケット販売システム
10 ユーザ端末
20 サーバ装置
30 店舗端末
40 データ通信ネットワーク
50 チケット販売サーバ
51 ユーザ利用条件管理データベース
52 チケット情報管理データベース
53 会場情報管理データベース
54 路線情報データベース
55 経緯度情報データベース
56 データ処理部
Claims (16)
- データ通信回線に接続されたサーバ装置と、前記データ通信回線を介して前記サーバ装置に接続可能なクライアント端末装置であるユーザ端末及び店舗端末を備えるオンラインシステムにより、実質的に同じ内容のイベントを開催する複数の会場に順位を付与して配置した画面を、ユーザ端末に表示する方法において、
前記ユーザ端末が、ユーザが移動の際に出発点とする基点の位置情報を含むユーザ情報を、前記サーバ装置に送信する段階と、
前記店舗端末が、前記複数の会場の位置情報を、前記サーバ装置に送信する段階と、
前記サーバ装置が、受信した前記ユーザ情報及び位置情報を記憶する段階と、
前記サーバ装置が、前記複数の会場のそれぞれの位置情報を、前記基点の位置情報を基準として評価した評価値を算出する段階と、
前記サーバ装置が、前記評価値に応じて前記複数の会場のそれぞれに対し前記複数の会場の中での順位を付与する段階と、
前記サーバ装置が、前記順位に応じて前記複数の会場を含む情報を配置した画面を表示するための情報を、前記ユーザ端末に送信する段階と
を含むことを特徴とする会場情報表示方法。 - 請求項1に記載の会場情報表示方法において、
前記ユーザ端末は同一ユーザの複数の基点の位置情報を前記サーバ装置に送信し、
前記サーバ装置は前記複数の基点のうち一乃至複数の基点について前記評価値を算出する
ことを特徴とする会場情報表示方法。 - 請求項1に記載の会場情報表示方法において、
前記サーバ装置は、前記基点及び会場の位置情報を経緯度に変換する経緯度データベースを参照する手段を備え、
前記経緯度データベースにて変換して得られた前記基点及び会場の経緯度を元に、前記基点と前記会場との間の直線距離を前記評価値として算出する
ことを特徴とする会場情報表示方法。 - 請求項1に記載の会場情報表示方法において、
前記位置情報は当該基点又は会場の最寄の公共交通機関の乗降地点についての情報を含み、
前記サーバ装置は、公共交通機関の乗降地点間の移動所要時間を計算するための路線情報データベースを参照する手段を備え、
前記路線情報データベースを参照して得られた前記基点及び会場の間の移動所要時間を前記評価値とする
ことを特徴とする会場情報表示方法。 - 請求項1に記載の会場情報表示方法において、
前記ユーザ端末は前記サーバ装置に前記評価値の範囲を送信し、
前記サーバ装置は、前記順位に応じて前記複数の会場を含む情報を配置した画面を表示するための情報を前記ユーザ端末に送信する際、前記範囲内の前記評価値を有する会場に係る情報のみを配置した画面を表示するための情報を送信する
ことを特徴とする会場情報表示方法。 - データ通信回線に接続されたサーバ装置と、前記データ通信回線を介して前記サーバ装置に接続可能なクライアント端末装置であるユーザ端末及び店舗端末を備えるオンラインシステムにて、
前記ユーザ端末は、ユーザが移動の際に出発点とする基点の位置情報を含むユーザ情報を、前記サーバ装置に送信し、
前記店舗端末は、実質的に同じ内容のイベントを開催する複数の会場の位置情報を、前記サーバ装置に送信し、
前記サーバ装置は、受信した前記ユーザ情報及び位置情報を記憶し、前記複数の会場のそれぞれの位置情報を前記基点の位置情報を基準とする評価値を算出し、前記評価値に応じて前記複数の会場のそれぞれに対し前記複数の会場の中での順位を付与し、前記順位に応じて前記複数の会場を含む情報を配置した画面を表示するための情報を前記ユーザ端末に送信する
ことを特徴とするオンラインシステム。 - 請求項6に記載のオンラインシステムにおいて、
前記ユーザ端末は同一ユーザの複数の基点の位置情報を前記サーバ装置に送信し、
前記サーバ装置は前記複数の基点のうち一乃至複数の基点について前記評価値を算出する
ことを特徴とするオンラインシステム。 - 請求項6に記載のオンラインシステムにおいて、
前記サーバ装置は、前記基点及び会場の位置情報を経緯度に変換する経緯度データベースを参照する手段を備え、
前記経緯度データベースにて変換して得られた前記基点及び会場の経緯度を元に、前記基点と前記会場との間の直線距離を前記評価値として算出する
ことを特徴とするオンラインシステム。 - 請求項6に記載のオンラインシステムにおいて、
前記位置情報は当該基点又は会場の最寄の公共交通機関の乗降地点についての情報を含み、
前記サーバ装置は、公共交通機関の乗降地点間の移動所要時間を計算するための路線情報データベースを参照する手段を備え、
前記路線情報データベースを参照して得られた前記基点及び会場の間の移動所要時間を前記評価値とする
ことを特徴とするオンラインシステム。 - 請求項6に記載のオンラインシステムにおいて、
前記ユーザ端末は前記サーバ装置に前記評価値の範囲を送信し、
前記サーバ装置は、前記順位に応じて前記複数の会場を含む情報を配置した画面を表示するための情報を前記ユーザ端末に送信する際、前記範囲内の前記評価値を有する会場に係る情報のみを配置した画面を表示するための情報を送信する
ことを特徴とするオンラインシステム。 - 実質的に内容が同じイベントを開催する複数の会場のそれぞれに対し、前記複数の会場の中での順位を付与する処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムにおいて、
会場に移動する際に出発点となる基点の位置情報を受け取る処理1と、
予め記憶装置に格納した前記複数の会場のそれぞれの位置情報を、前記基点の位置情報を基準として評価した評価値を算出する処理2と、
前記評価値に応じて、前記複数の会場のそれぞれに対し、前記複数の会場の中での順位を付与する処理3と
をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項11に記載のコンピュータプログラムにおいて、
前記処理1は、複数の前記基点を受け取り、
前記処理2は前記複数の基点のうち一乃至複数の基点について前記評価値を算出する
ことを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項11に記載のコンピュータプログラムにおいて、前記処理2は、
前記基点及び会場の位置情報を経緯度に変換する経緯度データベースを参照する処理と、
前記経緯度データベースにて変換して得られた前記基点及び会場の経緯度を元に、前記基点と前記会場との間の直線距離を前記評価値として算出する処理と
を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項11に記載のコンピュータプログラムにおいて、
前記位置情報は当該基点又は会場の最寄の公共交通機関の乗降地点についての情報を含み、
前記処理2は、公共交通機関の乗降地点間の移動所要時間を計算するための路線情報データベースを参照し、前記評価値として、前記基点及び会場の間の移動所要時間を取得する処理を含む
ことを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項11に記載のコンピュータプログラムにおいて、
前記評価値の範囲を取得する処理と、
前記評価値の範囲外の評価値を有する位置情報を、以後の処理対象から除外する処理と
を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項11乃至15のいずれかに記載のコンピュータプログラムを格納した記憶装置を備え、当該コンピュータプログラムに従って動作するコンピュータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004168395A JP2005346618A (ja) | 2004-06-07 | 2004-06-07 | 会場情報表示方法、オンラインシステム、コンピュータプログラム及びコンピュータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004168395A JP2005346618A (ja) | 2004-06-07 | 2004-06-07 | 会場情報表示方法、オンラインシステム、コンピュータプログラム及びコンピュータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005346618A true JP2005346618A (ja) | 2005-12-15 |
Family
ID=35498905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004168395A Pending JP2005346618A (ja) | 2004-06-07 | 2004-06-07 | 会場情報表示方法、オンラインシステム、コンピュータプログラム及びコンピュータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005346618A (ja) |
-
2004
- 2004-06-07 JP JP2004168395A patent/JP2005346618A/ja active Pending
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