JP2005345285A - グローブ取付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】グローブを取り替える際に、古いものを筐体内に残すことなく、しかも取り替えるグローブが周囲に悪影響を及ぼすことなく運搬可能とする。
【解決手段】本発明のグローブ取付装置は、密閉可能な筐体に着脱可能に取り付けられ、グローブを筐体内部に伸ばし得るように取り付けてなるグローブ取付装置であって、対向する両端部に開口を有しその一方の開口に交換可能にグローブが取り付けられる筒状容器と、筒状容器の一方の開口に交換可能に取り付けられるグローブと、筐体に取り付けられた際に筐体内方に向く筒状容器の他方の開口に筒状容器の内側から着脱可能に取り付けられて他方の開口をほぼ密閉する蓋状体と、蓋状体を他方の開口に固定する固定機構とを備えている。
【選択図】図6

Description

本発明は、いわゆるグローブボックスと呼ばれる室内雰囲気から完全に分離した空間を形成する筐体にグローブを取り付けるグローブ取付装置に関する。
従来、例えば原子力施設で放射性物質を取り扱う場合などに使用されるグローブボックスにおいて、グローブは筐体に形成された開口に直接、着脱可能に取り付けるようにしたものが一般的である。また、特許文献1に記載されたもののように、グローブを筒状のインナーリング本体に取り付けて、筐体にそのインナーリング本体を着脱可能に取り付けるようにしたものが知られている。
この特許文献1のものでは、グローブを交換する際には、新しいグローブを取り付けてある別のインナーリング本体を、筐体に取り付けてあるインナーリング本体に押し当て、交換する古いグローブの取り付けられたインナーリング本体を筐体内に押し出し、新しいグローブの取り付けられたインナーリング本体を筐体に取り付けるものである。
特開2000−193788号公報
上記構成のものでは、新しいグローブを取り付けたインナーリング本体を筐体に取り付けると、古いグローブとその古いグローブのついたインナーリング本体とは筐体内に入り込む。つまり、使用しなくなったグローブがインナーリング本体とともに筐体内に残ることになり、筐体を開くなどしない限りグローブの交換とともに使用しなくなったグローブとインナーリング本体とを回収することはできなかった。
通常、このようなグローブボックスにおいて使用されるグローブは、前腕に対応する長さを有するものが多い。このように、グローブが比較的長いものであるので、上述のもののように筒状のインナーリング本体にグローブが取り付けられた状態で筐体から取り外すものでも、インナーリング本体からグローブが垂れ下がることがある。このため、運搬する場合、あるいは筐体にインナーリング本体を取り付ける場合などに、グローブがそれらの作業の妨げになる場合が生じた。
そこで本発明は、グローブを、容器内に収納した状態で運搬や着脱作業などを可能にするグローブ取付装置を提供するものである。
すなわち、本発明は、密閉可能な筐体に着脱可能に取り付けられ、グローブを筐体内部に伸ばし得るように取り付けてなるグローブ取付装置であって、対向する両端部に開口を有しその一方の開口に交換可能にグローブが取り付けられる筒状容器と、筐体に取り付けられた際に筐体内方に向く筒状容器の他方の開口に筒状容器の内側から着脱可能に取り付けられて他方の開口をほぼ密閉する蓋状体と、蓋状体を他方の開口に固定する固定機構とを備えてなるグローブ取付装置である。
このような構成によれば、蓋状部材を固定機構により筒状部材の他方の開口に取り付けることにより、グローブが筒状容器の他方の開口を介して筒状容器外に出なくなる。したがって、筐体に取り付けられていた筒状容器を筐体から外す場合に、グローブが筒状容器の取り外し作業を阻害することがなく、円滑に筒状容器の取り外し作業を行うことが可能になる。しかも、グローブを交換するべく、筒状容器を所定の交換場所まで運ぶ際にも、グローブが他方の開口を密閉された筒状容器内に収容された状態であるので、グローブを周囲のものに接触させることなく、またグローブ表面に環境に影響を及ぼす物質が付着してたとしても、安全に運搬作業を続行することが可能になる。
蓋状体の他方の開口への装着を容易にするためには、他方の開口が、環状に平坦面を有し筒状容器の内側に突出して設けられる鍔部内周により形成され、蓋状体が、環状の鍔部の平坦面に重なり合う外周部と、他方の開口に嵌り込む嵌合部とからなるものが好ましい。
このような構成にあっては、固定機構が蓋状体に取り付けられるものであって、回転させることにより筒状容器に係合する係合体と、操作されることにより係合体を回転させる回転操作部とからなるものが望ましい。このような構成にすることによって、蓋状体を固定する作業を単純なものにすることができ、蓋状体の筒状容器への装着及び取り外しを容易にすることができる。
具体的には、係合体が、蓋状体の一方の面側に配置され筒状容器の他方の開口の周辺部位に係合する棒部材であり、回転操作部が、蓋状体の他方の面側に配置される把持部と、把持部と棒部材とを連結する回転軸とからなるものが挙げられる。このような構成であると、固定機構の構造を簡素化することができる。この場合、回転操作部材を操作したことを目視確認することなく操作後の位置関係から確認できるようにするためには、把持部と蓋状体との間に棒部材を所定位置に静止させる回転規制機構を設けるものが好適である。
蓋状体を筐体内に容易に戻せるようにするためには、他方の開口が、蓋状体の最小外形寸法部より大なる内側寸法部を備えるものが好ましい。具体的には、他方の開口が、楕円形であるものが挙げられる。なお、この他方の開口の形状は、楕円形に限定されるものではなく、円形以外のものであればよく、例えば正方形、長方形、平行四辺形、ひし形、台形、三角形など、上述の寸法関係を有するものであれば形状は特に限定されるものではない。
筒状容器の筐体への取付を容易にするためには、筒状容器が、その外面に係合鍔部を備え、係合鍔部を筐体に係合させることにより筐体に取り付けられるものが好ましい。
また、筒状容器に収納したグローブを筒状容器内に閉じこめるためには、筒状容器の一方の開口を閉塞するように着脱可能に筒状容器に取り付けられる蓋部材をさらに備えてなるものが好適である。
上述したグローブ取付装置を取り付ける筐体としては、内部に回転式粉末圧縮成形機本体を内蔵するものが挙げられる。このように、筐体が回転式粉末圧縮成形機本体を内蔵するものであれば、例えば人体に悪影響を及ぼす可能性のある原料の粉末を圧縮成形する回転式粉末圧縮成形機として機能させることができ、グローブを介しての保守作業などを実施することができる。
なお、本発明において、粉末とは、粒子の大きさにかかわらず、固体が粒の集まりとなっているものを指し、特に粒径が数マイクロメータのものから顆粒と呼ばれる粒径が数ミリメータのものを含むものである。また、その材質については、薬剤、金属、合成樹脂など各種のものであり、圧縮圧力を加えることにより成形し得るものであれば、特に限定されるものではない。
本発明の構成によれば、蓋状部材を固定機構により筒状部材の他方の開口に取り付けることにより、グローブが筒状容器の他方の開口を介して筒状容器外に出なくなるので、筐体に取り付けられていた筒状容器を筐体から外す場合に、グローブが筒状容器の取り外し作業を阻害することがなく、円滑に筒状容器の取り外し作業を行うことができる。しかも、グローブを交換するべく、筒状容器を所定の交換場所まで運ぶ際にも、グローブが他方の開口を密閉された筒状容器内に収容された状態であるので、グローブを周囲のものに接触させることなく、またグローブ表面に環境に影響を及ぼす物質が付着してたとしても、安全に運搬作業を続行することができる。
以下、本発明の実施の一形態を、図1〜図12を参照して説明する。なお、図6においては、後述するグローブ取付装置GDの係合舌部GD17と係合受け部H22との係合構造、及び固定機構SMの回転規制機構RCの構造が明確になるように断面を設定して断面図としている。また、図10においては、筐体Hの正面と左右側面とに取り付けられたグローブ取付装置GDはその高さ位置が異なるが、それぞれのグローブ取付装置GDの断面が現れるように断面を設定して断面図としている。
この実施の形態においては、この発明のグローブ取付装置GDを取り付ける筐体Hが、内部に回転式粉末圧縮成形機本体(以下、成形機本体と称する)PBを内蔵して、全体として回転式粉末圧縮成形機PMとして機能するものである。グローブ取付装置GDは、図10〜図11の示すように、後述する成形機本体PBの回転盤3の上方部分の位置にグローブGを伸ばすことによりその先端の指部分G2が到達するように、筐体Hの正面上側及び両側面上側に着脱可能に取り付けられるとともに、回転盤3の下方部分の位置にグローブGを伸ばすことによりその先端の指部分G2が到達するように、筐体Hの正面下側に着脱可能に取り付けられる。
グローブ取付装置GDは、図5〜図9に示すように、対向する両端部に開口GD11,GD12を有しその円形状の一方の開口GD11に交換可能にグローブGが取り付けられる筒状容器GD1と、筐体Hに取り付けられた際に筐体H内方に向く筒状容器GD1の楕円形状の他方の開口GD12に筒状容器GD1の内側から着脱可能に取り付けられて他方の開口GD12からグローブGが筒状容器GD1外に出ることを禁止する蓋状体LDと、蓋状体LDを他方の開口GD12に固定する固定機構SMと、筒状容器GD1に着脱可能に取り付けられてその一方の開口GD11を閉塞する蓋部材Lとを備えている。なお、図5においては、グローブ取付装置GDの内部構造が明確になるように、グローブG及び蓋部材Lを取り外した状態でグローブ取付装置GDを示している。
筐体Hは、その外周壁として透明なアクリル樹脂のような合成樹脂製の平板部材H1を備えてなり、正面の平板部材H1に設けられた開口H1aの外側面における周囲に、筒状容器GD1を取り付ける環状の取付部材H2を備えている。取付部材H2は、その周方向に所定の間隔で設けられた貫通孔H21にボルトBTを挿通し、平板部材H1の内側に配設される環状の雌ネジ部材H3に貫通孔H21に対応して設けられた雌ネジ孔H31にボルトBTを螺合して固定するものである。この取付部材H2の外側表面には、後述する筒状容器GD1の取付のための係合舌部GD17が係合する係合受け部H22が4カ所に設けてあるとともに、後述する筒状容器GD1の位置決め部材GD18が係合する位置決め孔H24が設けてある。係合受け部H22は、取付部材H2の外側表面との間に係合舌部GD17が係合する空間を形成してなるものである。
筒状容器GD1は、円筒体GD13の長手方向の中央部に取付のための係合鍔部GD14が設けられ、一方端近傍の外周面にグローブGの開放端部G1を被せてグローブGを筒状容器GD1に着脱可能に取り付けるための環状凸条GD15が所定間隔をあけて例えば3本設けてあり、さらに他方端の内周部に環状の平坦面GD16aを有する鍔部GD16が設けてある。係合鍔部GD14には、筒状容器GD1の筐体Hへの装着と筐体Hからの取り外しを容易にするためのハンドルHDが取り付けてある。
係合鍔部GD14には、筒状容器GD1を筐体Hに取り付けるための係合舌部GD17が4カ所設けてあるとともに、筒状容器GD1の取付位置を決定する位置決め部材GD18が取り付けてある。位置決め部材GD18は、その先端に外側に向けて付勢されるボールを有し、そのボールが取付部材H2の表面を摺動移動した後に位置決め孔H24に係合することにより、筒状容器GD1の位置決めを行うものである。係合舌部GD17は、係合鍔部GD14の外周面から直径方向に突出して係合鍔部GD14と一体に形成してあり、係合鍔部GD14の約1/2の厚みを有する。
また、鍔部GD16は、円筒体GD13と一体に形成してあり、その内周つまり環状の平坦面GD16aに囲まれて形成される空間により他方の開口GD12が形成されるものである。この鍔部GD16は、蓋状体LDで他方の開口GD12を封鎖する際に、蓋状体LDの位置合わせが容易にできるように円筒体GD13より厚みを大きくしてある。他方の開口GD12は、筐体Hに取り付けられた際に筐体H内方に向くもので、取付状態において横方向に長い楕円形をしており、その長径DL1の寸法においても円筒体GD13の内径より小さく設定してある。また、この他方の開口GD12は、蓋状体LDの平面形状における最小外形寸法部つまり楕円の短径DS2より大きな大寸内側寸法部を有している。つまり、他方の開口GD12の大寸内側寸法部の内法は、楕円の長径DL1に対応するものである。また、他方の開口GD12の楕円の短径DS1に対応する小寸内側寸法部の寸法は、蓋状体LDにおける嵌合部LD2の一方の面から把持部SM21のパイプ材SM21aの最高高さ部分までの距離より大きく設定してある。
蓋状体LDは、他方の開口GD12より大なる平面外径(長径DL2及び短径DS2)を備えてなる平面形状が楕円形のものである。蓋状体LDは、環状の鍔部GD16の平坦面GD16aに重なり合う外周部LD1と、他方の開口GD12に嵌り込む嵌合部LD2とからなる。外周部LD1は、環状の鍔部GD16と対向する面には、他方の開口GD12を取り囲むような大きさに溝LD11が形成してある。この溝LD11にはOリングのような輪状の弾性を有する密閉部材LD12が嵌め込んである。嵌合部LD2は、他方の開口GD12を閉鎖した際に、筐体Hの内側に向く面が環状の鍔部GD16の筐体H内側の面とほぼ面一になるように、溝LD11が形成された面から突出している。この実施の形態にあっては、この嵌合部LD2に固定機構SMが取り付けてある。嵌合部LD2には、後述する固定機構SMの回転軸SM22を挿入する軸孔LD21がその中心に設けてあり、また回転規制機構RCを構成する係止孔RC1が所定の位置に設けてある。
固定機構SMは、回転させることにより筒状容器GD1の他方の開口GD12の周辺部位すなわち鍔部GD16の筐体Hに対向する面に係合する係合体SM1と、操作されることにより係合体SM1を回転させる回転操作部SM2とからなる。
係合体SM1は、棒部材からなり、蓋状体LDの一方の面側すなわちグローブ取付装置GDが筐体Hに取り付けられた際に筐体H内部方向を向く面に配置されるものである。この係合体SM1は、その長さを他方の開口GD12の短径DS1よりも長く、その長径DL1よりも短くしてある。係合体SM1は、その両端部分に例えば合成樹脂あるいは天然または合成ゴムなどの弾性部材EMが取り付けてあり、蓋状体LDを鍔部GD16に付勢するようにしてある。そして、係合体SM1は、回転させることによりその両端が蓋状体LDの短径方向(縦方向)の両縁部分から突出する位置(図5に破線で示す位置)と、その両端が蓋状体LDの長径方向(横方向)の両縁部分の内側の位置(図5に二点鎖線で示す位置)とに移動するものである。
回転操作部SM2は、蓋状体LDの他方の面すなわち筒状容器GD1の内側に向く面側に配置される把持部SM21と、把持部SM21と係合部材SM1とを連結する回転軸SM22とからなる。
把持部SM21は、両端部分を同一方向に曲げその両端に雌ネジ部分を設けたパイプ材SM21aと、そのパイプ材SM21aを回転軸SM22に固定するための連結部材SM21bと、連結部材SM21bに取り付けられて係合体SM1を所定位置に静止させる回転規制機構RCを構成する係止棒体RC2と、係止棒体RC2を操作するための操作部材RC3とを備える。
連結部材SM21bは、蓋状体LDの嵌合部LD2の面から浮いた状態つまり接触しない状態に回転軸SM22に取り付けられる。連結部材SM21bに取り付けられる係止棒体RC2は、係止孔RC1に嵌入するピンRC21aを、係止孔RC1方向に付勢する構造を有している。この係止棒体RC2は、パイプ材SM21aと連結部材SM21bとの間の位置に配置される操作部材RC3に連結してあり、操作部材RC3をパイプ材SM21aに接近させることにより係止孔RC1との係合が解除されるものである。
蓋部材Lは、有底円筒体で、グローブGを取り付けた状態で、係合鍔部GD14までの円筒体GD13の部分を一方の開口GD11を含んで包囲する大きさをしている。この蓋部材Lは、その開口近傍の外周面に係合爪L1を一対備え、係合爪L1をクランプL2に係合しクランプL2を締め付けることにより係合鍔部GD14に密着して固定することができるように構成してある。
このグローブ取付装置GDを取り付ける筐体Hには、内部に成形機本体PBが内蔵される。したがって、成形機本体PBを内蔵した筐体Hは、回転式粉末圧縮成形機PMとして機能するものである。
なお、上及び下ロール7,8は、その構成をわかりやすくするために、図4における側断面視において、それぞれを側面から見た状態に図示してあるとともに、予備圧縮用と本圧縮用とで対をなすものであるが、その一方のみが図示してある。また、フレーム14、立シャフト2、回転盤3、昇降機構13などの位置関係を明確に示すために、成形物の取り出し部等については、図示を省略した。また、グローブ取付装置GDにあっては蓋状体LDを閉じた状態を示しているが、グローブGについては、想像線により機内に伸張させた状態を示す。
成形機本体PBは、図4に示すように、筐体H内に回転軸たる立シャフト2を介して回転盤3を水平回転可能に配設し、その回転盤3に臼孔4aを有する複数の臼4を所定のピッチで取り付け、各臼4の上下に上杵5及び下杵6を上下摺動可能に保持させてある。又、上杵5を押圧するための上ロール7と下杵6を押圧するための下ロール8とが、立シャフト2を中心として回転盤3の上下位置に配設してある。そして、回転盤3を回転させて、上杵5と下杵6とのそれぞれの先端を臼孔4aに挿入した状態で、上杵5と下杵6とを上ロール7と下ロール8と間を通過させると、臼孔4a内に充填した原料の粉末又は顆粒を圧縮して成形するものである。加えて、この回転式粉末圧縮成形機PMは、図12に示すように、少なくとも稼働中にあっては、筐体H内の圧力が大気圧より低い減圧状態に調整されるように、少なくとも筐体H内の雰囲気を排出する排出機構9と、原料を内部に取り入れる際に内部圧力が大気圧に保持され、かつ原料を筐体H内に供給あるいは払い出しする際に内部圧力が減圧される原料供給部10と、成形品を内部に取り入れる際に内部圧力が減圧され、かつ成形品を外部に払い出す際に内部圧力が大気圧に保持される成形品排出部11と、筐体H内部に外気を導入する外気導入部12とを備える。
加えて、この実施の形態にあっては、上杵5及び下杵7を回転盤3に組み付けた状態で、回転盤3を立シャフト2から取り外せるように構成してある。具体的には、回転盤3は、立シャフト2から分離するために、昇降機構13により一旦上方に持ち上げられ、その持ち上げられた位置から、搬出用の装置(図示しない)を用いて筐体H外に取り出されるものである。このため、回転盤3を立シャフト2から取り外すべく回転盤3を上昇させる際に上ロール7が回転盤3の移動に干渉するので、上ロール7はそのような干渉を回避する位置まで移動し得るように構成してある。
筐体Hは、フレーム14と、フレーム14で囲まれる内部空間を密封し得るようにフレーム14に取り付けられる外装体である平板部材H1とを備えている。つまり、筐体Hは、フレーム14に回転盤3などの圧縮成形に要する機構部分を組み付けるとともに、平板部材H1によりフレーム14を包囲して、その内部に密閉空間を形成しているものである。フレーム14は、下部フレーム14aとその下部フレーム14aの上に固定される上部フレーム14bとから構成される。この構成は、基本的には圧縮成形のための成形部とこの成形部における回転盤3を駆動するための駆動部とを区画することを目的としている。このような構成の場合、少なくとも上部フレーム14bにより形成される空間を密封する構成とすればよい。
具体的には、下部フレーム14aの内部には主動モータ16が取り付けられ、その上部にはウォームホイール17、そのウォームホイール17に噛み合うウォーム18、及び立シャフト2の下端を回転可能に支持する立シャフト下ベアリング19を収納するギア室20が形成してある。主動モータ16の回転は、ウォーム18にベルト21を介して伝達される。加えて、ギア室20の上面には、立シャフト2を支持する支持部材22が固定してあり、その支持部材22の内側に立シャフト2が回転可能に、かつ気密性を有する上、下テーパローラベアリング23,24により支持される。下テーパローラベアリング24がオイルシール24aにより密封されることにより、立シャフト2の周辺部分から上部フレーム14bの気密性が低下することはない。つまり、このような構造により、ギア室20を含む下部フレーム14a内部は、回転盤3が配置される上部フレーム14bの上側とは隔離されたつまり連通しない状態になり、上部フレーム14bの減圧状態が妨げられないようにしてある。
立シャフト2は、剛性を高くするべく可能な限り太径に形成してあり、上記した立シャフト下ベアリング19と上、下テーパローラベアリング23,24とにより、筐体Hの略中央部に回転自在に配設してある。この立シャフト2のギア室20に収容される部分つまり下端近傍部分には、ウォームホイール17が固定され、上端部には、継手機構たる下クラッチ板25が固定してある。
回転盤3は、回転盤下部3aと回転盤上部3bとからなる。回転盤下部3aは、下杵6を摺動可能に保持するもので、臼4を着脱可能に同一円周上に所定のピッチで保持する臼保持部材3aaを備えている。又、回転盤上部3bは、上杵5を摺動可能に保持するもので、立シャフト2に継手機構たる上クラッチ板26を介して選択的に接続される中心軸3baを備えるとともに、その中心軸3baの上端部にベアリング3bbを介して取り付けられる懸吊軸3cとを備えている。懸吊軸3cは、昇降機構13により稼働中は押圧されて回転盤3の軸受けとして機能し、回転盤3の取り外しの際には、昇降機構13と回転盤3との接続部として機能する。
継手機構を構成する下クラッチ板25と上クラッチ板26とは、本願出願人が所有する日本国特許第992529号に示されるような、円環形状をなし、軸方向を向いて所定ピッチで設けられる複数の歯を有するものである。この継手機構は、噛み合いクラッチであれば、以上に説明したものに限定されるものではない。
回転盤3に保持された上杵5は、懸吊軸3cの下端部分の周壁に取り付けられた案内レール27により、粉末の充填される位置の近傍で最も高い位置まで案内され、上ロール7に達する位置ではその上ロール7下に入り込む低い位置にまで案内されるようになっている。また、下杵6は、回転盤3の下側に設けられた低下器28により上下され、下ロール8による圧縮が終了した後、圧縮により成形された成形物を臼4から取り出す際に最高位置まで案内されるようになっている。この上杵5と下杵6とは、回転盤3を立シャフト2から切り離した状態で、回転盤3に保持されて回転盤3、案内レール27及び低下器28等とともに取り外すことができるように構成してある。
上ロール7は、スライド移動可能に上部フレーム14bの横梁部14bb下面に取り付けてある。すなわち、上ロール7は、取付ブロック29に設けられた取付軸部29aに、軸受29bを介して回転可能に取り付けられるもので、常時は取付ブロック29が移動不能に上部フレーム14bに固定してあり、固定を解除した場合に背面方向に取付ブロック29がスライド移動できるようになっている。また、この上ロール7の軸受29bは、グリス内に残留する空気が内部から漏洩することを防止する構造となっている。
排出機構9は、筐体H内の雰囲気を吸い出す吸出装置9aと、吸出装置9aに接続されて筐体H内の特定部位において開口して雰囲気を導出する導出管路9bと、フィルタ9ca及び開閉弁9cbを備えて導出管路9bを選択的に吸出装置9aに連通させる接続管路9cとを備えている。吸出装置9aは、例えば筐体H外に設置されるアスピレータやドライ真空ポンプなどの真空ポンプが適用できる。接続管路9cは、筐体H内の雰囲気が通過するために、原料の粉末が雰囲気内に混入していることがある。
導出管路9bは、その筐体H内における端部すなわち筐体H内の雰囲気を吸い出す吸出端部9baが、特定部位すなわち回転盤3の少なくとも上面近傍部位、具体的には、回転盤3の臼保持部材3aaの上面で、かつ例えば上杵5と下杵6とが押圧操作されるタイミングに対応する部位において開口している。また、この実施の形態においては、導出管路9bは、臼保持部材3aaの下面側においても開口している。この導出管路9bの開口位置は、圧縮された際に、ごく微量ではあるが臼4から漏れる粉末を確実に吸引できる部位に対応して設定するものである。このように設定することにより、回転盤3の上下表面に気流を発生させることができ、漏洩した粉末の吸引と回転盤3の冷却とを同時にすることを可能にしている。接続管路9cのフィルタ9caは、このような粉末を除去するためのものである。
接続管路9cは、常時は開閉弁9cbを開いて、導出管路9bを吸出装置9aにフィルタ9caを介して連通するものある。開閉弁9cbは、後述する第一圧力調整管路10bの三方弁10ba及び第二圧力調整管路11dの三方弁11daが大気圧側から減圧側に切り替わり、大気圧状態となっているホッパ10a及び第二貯留容器11bが吸出装置9aと連通する間、一時的に閉じられる。つまり、ホッパ10a及び第二貯留容器11bが大気圧状態言い換えれば減圧状態でない圧力状態において、三方弁10ba及び三方弁11daを介して筐体H内と連通すると、筐体H内の圧力が上昇することになるので、このような筐体H内の圧力の変化を防止するために開閉弁9cbは設けられ、上述のタイミングで開閉制御されるものである。
原料供給部10は、原料を内部に取り入れる際に内部圧力が大気圧に保持され、かつ原料を筐体H内に供給する際に内部圧力が減圧されるもので、ホッパ10aと第一圧力調整管路10bと定量供給装置10cとを備えている。
ホッパ10aは、その上方に配設される大容量貯蔵室(図示しない)に貯留された、あるいは搬送管路(図示しない)から供給される原料を、その内部の圧力が大気圧に保持されている間に受け入れて貯留するものである。ホッパ10aは、その上部のバタフライバルブからなる入口弁10aaを、定量供給装置10cに連通可能なその下部にバタフライバルブからなる出口弁10abをそれぞれ備えている。この入口弁10aaと出口弁10abとは、ホッパ10a及び後述する定量供給装置10c内に貯留されている原料の量に応じて開閉される。また、入口弁10aaは、ホッパ10a内が大気圧に保持されている間に開かれ、ホッパ10a内が減圧される場合には完全に閉じられる。これに対して、出口弁10abは、ホッパ10a内が大気圧に保持されている間は閉じられ、ホッパ10a内が減圧されている場合は開かれる。
第一圧力調整管路10bは、ホッパ10aに連通するとともに、三方弁10baにより選択的に吸出装置9aと外部空間とに連通するものである。すなわち、第一圧力調整管路10bは、三方弁10baを切り替えることにより、ホッパ10a内を外部空間に連通させてホッパ10a内の圧力を大気圧に等しくするとともに、三方弁10baを切り替えてホッパ10a内を吸出装置9aに連通させてホッパ10a内の雰囲気を吸い出して減圧するものである。この第一圧力調整管路10bは、ホッパ10a内を減圧する際に、ホッパ10aから吸い出される原料が外部に飛散することを防止するために、原料回収用のフィルタ10bbを備えている。なお、三方弁10baは、図示しない制御装置により、原料の供給状態に応じて切り替えられるものである。
一方、定量供給装置10cは、その底部に攪拌翼10caを有し、ホッパ10aが減圧状態にある場合にホッパ10aと連通して原料が投入され、攪拌翼10caが回転することにより所定量の原料を回転盤3上方に配置される原料充填部31に供給する。したがって、圧力差により筐体H内に原料が吸引されないように、この定量供給装置10cは、フィルタ10cbを有する減圧管路10ccにより接続管路9cの開閉弁9cbを介して吸出装置9aに接続されることにより、常時筐体H内とほぼ等しい圧力に減圧してある。このように、減圧管路10ccが接続管路9cに接続されて、開閉弁9cbを介して吸出装置9aに接続されるので、例えば第二貯留容器11bの内部が大気圧状態にある場合に、瞬間的に定量供給装置10c内部の圧力が変動することを防止することができるものである。
成形品排出部11は、臼4から排出される成形品を減圧下で貯留する第一貯留容器11aと、第一貯留容器11aから投入された成形品を大気圧下で排出する第二貯留容器11bと、第一貯留容器11aと第二貯留容器11bとを往復動により選択的に連通させる弁体11cと、第二貯留容器11b内の圧力を調整するための第二圧力調整管路11dとを備えている。具体的には、第一貯留容器11aは、筐体H内にその上端部分が成形品を臼孔4aから取り出す位置に対応して位置し、その下端部分に下縁部分を中心にして開閉する扉(図示しない)を備えている。第一貯留容器11aから第二貯留容器11bまでの間には、成形品の搬送路11eが設けてあり、その下端が第二貯留容器11bの入口と連通している。
第二貯留容器11bは、筐体Hから突き出した状態に取り付けられ、その入口は横方向に往復動する弁体11cにより開閉される。加えて、第二貯留容器11bの下端部分には、成形品を取り出すための出口11fが設けてあり、その出口11fは例えばバタフライバルブのような出口弁11gにより実質的に開閉される。
第二圧力調整管路11dは、第二貯留容器11bに連通するとともに、三方弁11daにより選択的に吸出装置9aと外部空間とに連通するものである。すなわち、第二圧力調整管路11dは、三方弁11daを切り替えることにより、第二貯留容器11b内を吸出装置9aに連通させて第二貯留容器11b内の雰囲気を吸い出して減圧するとともに、三方弁11daを切り替えて第二貯留容器11d内を外部空間に連通させて第二貯留容器11b内の圧力を大気圧に等しくするものである。この第二圧力調整管路11dは、フィルタ11dbを備えている。このフィルタ11dbは、第二貯留容器11bが減圧する際に、第二貯留容器11b内に第一貯留容器11aから流入した塵埃や第二貯留容器11bに貯留された成形品に付着した粉末が、外部に飛散することを防止するためのものである。なお、三方弁11daは、第一圧力調整管路10bのものと同様に、図示しない制御装置により、成形品の貯留状態に応じて切り替えられるものである。
外気導入部12は、例えば筐体Hの上部に設けられて、取り入れられる外気の流量を制御する調整装置である流量制御弁12aを備えてなるものである。通常、筐体H内に圧力は、吸出装置9aの吸出量と流量制御弁12aの流量制御量とにより決まるもので、吸出量を一定にしておき、流量制御弁12aを制御することにより筐体H内の圧力を制御する。流量制御弁12aは、手動あるいは自動により制御される。なお、説明は省略するが、筐体H内の圧力を測定するための圧力センサを配置し、圧力センサから出力される出力信号に基づいて圧力を可視出力して、運転前及び運転中の筐体H内の圧力を監視するように構成するものであってよい。あるいは、そのような圧力センサの出力信号に基づく検出圧力が目標となる圧力を上回っている場合は流量制御弁12aを絞るように自動制御し、前記検出圧力が目標となる圧力を下回る場合は、流量制御弁12aをその時点の開度に維持するかあるいは検出圧力と目標となる圧力とがほぼ等しくなるように流量制御弁12aを自動制御するものであってよい。
以上の構成において、グローブ取付装置GDは、成形機本体PBの回転盤3の原料充填部31と、下杵取り出し部32と、上杵取り出し及び粉末擦り切り部33と、成形品取り出し部34とに対して作業が可能なように、筐体Hに取り付けられるものである。グローブ取付装置GDの取付に際して、筒状容器GD1に蓋状体LDを取り付けた状態で筒状容器GD1にグローブGを取り付け、取り付けたグローブGを折り畳んで筒状容器GD1内に収納し、蓋部材Lを筒状容器GD1に取り付けてグローブ取付装置GDを組み上げておく。
蓋状体LDは、係合体SM1を蓋状体LDの長径方向に一致させた状態で筒状容器GD1内に差し入れ、他方の開口GD12に嵌合部LD2を挿入して鍔部GD16に外周部LD1を密着させる。この後、回転操作部SM2のパイプ部材SM21aを操作部材RC3とともに、操作部材RC3がパイプ部材SM21aに接近するようにして握ってほぼ90度時計回転方向に、連結部材SM21bが第二ストップピンLD4に接触するまで回転させる。回転が終了した時点で操作部材RC3から指を離すと、ピンRC21aが係止孔RC1に係合する。これによって、係合体SM1が同様に回転し、係合体SM1が鍔部GD16に係合した状態で静止する。
次に、グローブGを内部に収納したグローブ取付装置GDを、係合鍔部GD14の係合舌部GD17を係合受け部H22の近傍に位置させて筐体Hの平板部材H1に取り付けられた取付部材H2に密着させる。そして、筒状容器GD1のハンドルHDを操作して、筒状容器GD1を例えば時計回転方向に滑らすようにして回転させる。そして、位置決め部材GD18が位置決め孔H24に係合することにより、グローブ取付装置GDが所定の取付位置に取り付けられる。この位置においては、係合舌部GD17が係合受け部H22に係合している。
このようにして蓋状体LDを筒状容器GD1に取り付けた状態では、筐体Hは扉などが閉じられていれば密閉した状態となり、回転式粉末圧縮成形機PDが運転可能な状態となる。グローブGを使用するに際しては、まず蓋部材Lを筒状容器GD1から取り外す必要がある。蓋状体LDが筒状容器GD1に取り付けられている状態では、グローブGは、筒状容器GD1内に折り畳まれて収納されており、筐体H内には伸張しない。
蓋状体LDは、グローブGに手を入れて把持部SM21を操作することで取り外すものである。具体的には、まず把持部SM21に手を掛け、操作部材RC3をパイプ材SM21aに近づけるようにする。そして、回転規制機構RCの係止棒体RC2のピンRC21aが係止孔RC1から離脱した状態で、連結部材SM21bが第一ストップピンLD3に接触するまで時計回転方向に回転させる。これによって、固定機構SMを構成する係合体SM1が回転し、その両端が鍔部GD16から離脱し、蓋状体LDの長径方向と一致する位置に移動する(図5に破線にて示す)。
この状態で、把持部SM21を持ったまま、蓋状体LDを一旦筒状容器GD1の内側に移動させる。そして、蓋状体LDの長径方向が他方の開口GD12に直交するように蓋状体LDの姿勢を変え、つまり蓋状体LDを例えばその嵌合部LD2が上方向に向いてほぼ水平となる姿勢に変え、グローブGを伸張させて他方の開口GD12から筐体H内に入れる。筐体H内に入れた蓋状体LDは、筐体H内の所定の場所に置く。このようにして蓋状体LDを筒状容器GD1から取り外すと、グローブGを筐体H内に伸張して成形機本体PBに対して作業、例えば成形機本体PBが運転中におけるフィードシューなどの調整作業、運転終了後の清掃前における部品の交換作業などを行うことができる。
グローブGの使用が終了した場合は、グローブGを筒状容器GD1内に収納して蓋状体LDを筒状容器GD1に装着しておけばよい。蓋状体LDの装着は、次のようにして行う。まず、グローブGを介して蓋状体LDの把持部SM21を掴み、蓋状体LDを外して筐体H内に搬入した場合と同様の姿勢に保持する。そして、蓋状体LDを他方の開口GD12を介して筐体H内から筒状容器GD1内に移動する。
筒状容器GD1内において、蓋状体LDの姿勢を、嵌合部LD2が下向きの状態から他方の開口GD12に対向するように変更する。さらに、蓋状体LDの長径方向を、他方の開口GD12の長径方向に一致するように回転させ、その状態で他方の開口GD12に嵌合部LD2を嵌合させる。この場合、他方の開口GD12と嵌合部LD2とは両方が楕円形状をしているので、嵌合部LD2を他方の開口GD12に挿入することで蓋状体LDの位置決めができ、蓋状体LDは他方の開口GD12内において回転不能となる。
次に、把持部SM21を反時計回転方向に静止するまで回転させる。把持部SM21は、その連結部材SM21bが第二ストップピンLD4に接触し、かつ係止棒体RC2が係止孔RC1に嵌入することで所定位置に静止する。このように、把持部SM21を回転することにより係合体SM1が回転し、その先端部が蓋状体LDの短径方向において蓋状体LDからはみ出し、鍔部GD16に係合する(図5に二点鎖線にて示す)。これにより、他方の開口GD12が蓋状体LDにより閉鎖され、グローブGが筒状容器GD1に収納される。この後、筒状容器GD1に蓋部材Lを装着することにより、グローブGを筒状容器GD1内に外部と隔離した状態に収容することができる。
グローブ取付装置GDは、ハンドルHDを握り、反時計回転方向に回転することにより、筐体Hから取り外すことができる。この場合、筒状容器GD1は、位置決め部材GD18により位置決めされているので、グローブ取付装置GDを回転させることにより位置決め部材GD18と位置決め孔H24との係合が解除され、さらに回転させて係合舌部GD17が係合受け部H22から離脱したところで筐体Hから分離することができるものである。したがって、固定用のボルトなどを使用していないため、グローブ取付装置GDを容易に筐体Hに着脱することができる。
このように、グローブGを交換するに際して、例えば人体への影響力の強い原料により成形体を製造していてグローブGの表面に原料が付着していても、筒状容器GD1を密閉した状態で筐体Hからグローブ取付装置GDを取り外すことができる。このため、グローブGを交換場所まで移送する間に、その移送経路及びその周辺を、原料の飛散による汚染から保護することができる。
なお、この実施形態では、回転粉末圧縮成形機PMとして、以下に説明するように作動するものである。
まず、運転に際しては吸出装置9aが作動し、筐体H内を常時、大気圧より低い圧力状態つまり減圧状態に維持するものである。すなわち、運転に先だって吸出装置9aを作動させ、流量制御弁12aの開度を調節して、筐体H内の圧力を所定値まで減圧する。この場合、所定値は、例えば66.6HPa(50Torr)〜133.3(100Torr)の範囲で設定するもので、この範囲内でできるだけ低いものが好ましい。上述したように、吸出装置9aは、一旦作動すると、同一の能力つまり吸出量を変化させることなく連続して動作させる。
このようにして吸出装置9aが作動すると、導出管路9bを通じて筐体H内の雰囲気が外部に排出されるとともに、流量制御弁12aを介して外気が筐体H内に流入する。したがって、流量制御弁12aを絞る、つまり流入する外気の量を少なくすることにより、筐体H内の圧力は低下するものであり、逆に流量制御弁12aを開ける、つまり流入する外気の量を多くすることにより、筐体H内の圧力を上昇させるものである。吸出装置9aは、運転が開始されると、筐体H内を減圧状態に保持するために、連続して作動させておくものである。そして、筐体H内が大気圧より低い所定の圧力の状態になると、原料の圧縮が可能になる。
この後、原料をホッパ10aに投入する。この場合、ホッパ10aは、入口弁10aa及び出口弁10abを閉じ、第一圧力調整管路10bの三方弁10baを操作して、その内部の圧力が大気圧とほぼ等しくなるように制御される。ホッパ10a内がほぼ大気圧状態になった時点で、入口弁10aaを開き、原料がホッパ10a内に投入される。所定量の原料がホッパ10a内に投入されると、入口弁10aaが閉じられるとともに、三方弁10baが切り替えられて、ホッパ10a内を減圧する。ホッパ10a内の圧力が筐体H内の圧力とほぼ等しくなった時点で、ホッパ10aの出口弁10abを開いて、ホッパ10a内の原料を定量供給装置10cに投入する。
このように、ホッパ10a内の圧力をほぼ大気圧にして原料をホッパ10a内に投入し、ホッパ10a内の圧力をほぼ筐体H内の減圧された圧力にして原料を定量供給装置10cに払い出すので、原料が実質的に筐体H内に供給される場合には、ホッパ10a内の圧力が筐体H内の圧力に対して高くなっていることはない。つまり、原料を供給する場合に、ホッパ10aと筐体Hとの間に圧力の差が生じることはない。したがって、ホッパ10aから急激に原料が筐体H内に移動することを防止することができ、原料の筐体H内での拡散を確実に防止することができる。また、筐体H内の圧力が急上昇することを防止することができる。
また、定量供給装置10cへの原料の供給あるいは払い出しを、ホッパ10aの内部圧力を減圧状態で実施するので、定量供給装置10に貯留される原料に混入する空気の量が減少する。したがって、原料が臼4に充填されて圧縮成形される場合に、混入する空気により原料が臼4より噴出することを最小限に抑制することができ、混入する空気が減少していることにより少なくとも成形品の硬度をほぼ一定することができ、成形品の品質を向上させることができる。
このようにして、原料を臼4に供給できる状態となった後、回転盤3を回転させると、下杵6の杵先が臼孔4a内に挿入された状態で原料が臼孔4a内に充填され、その後上杵5の杵先が臼孔4a内に挿入され、その状態で上杵4及び下杵5が上ロール7と下ロール8とに間を通過して、臼4内の原料が圧縮成形される。この圧縮成形における作動は、減圧下で行われることを除いて、この分野でよく知られた大気圧下で作動するものと同じである。
定量供給装置10cに供給される前にホッパ10a内が減圧されることによって混入している空気が減量されるが、微量ではあるが残留する。このような空気は、原料を圧縮成形する際に、原料を臼4から噴出させる要因になる。ところで、この実施の形態では、導出管路9bの吸出端部9baが回転盤3の上面及び下面近傍に開口しているので、臼4より噴出した非常に微量の原料は導出管路9bに吸引され、外部に排出される。それゆえ、圧縮成形時に臼4から漏洩した原料が筐体H内に飛散することを防止することができる。
この時、導出管路9bが漏洩した原料を吸い込むために、回転盤3の周囲の雰囲気も同時に吸い込まれることになる。この結果、回転盤3により加熱された周囲の熱を吸い込み排出するので、発熱した回転盤3を冷却することができる。つまり、圧縮成形が開始されると、上杵5及び下杵6のそれぞれの杵先と臼4とが摩擦することにより、全体的に温度が上昇する。減圧状態であると、熱の伝導度が低下するために発生した熱が回転盤3内に残留し易くなるが、導出管路9bの吸出端部9baが回転盤3の上面及び下面近傍において開口しているので、この部分において空気の流れが生じる。したがって、回転盤3に生じた熱がその気流に伝達されて外部に排出されるので、回転盤3が冷却され、臼4、上杵5及び下杵6の寸法の変動を最小限に抑えることができる。このことは、それらの寸法が変動することにより成形時の圧力が不安定で、圧縮成形された成形品の硬度がばらつく、と言った不具合を解消することができる。
減圧下において圧縮成形された成形品は、第一貯留容器11aに集荷される。第一貯留容器11aは、常時は図示しない扉が閉じており、第二貯留容器11bの内部圧力が減圧された際に扉が開かれて貯留していた成形品を第二貯留容器11bに向かって払い出す。すなわち、第一貯留容器11aに集められた成形品は、第二貯留容器11bの内部の圧力が減圧された際に第二貯留容器11bに移される。
第二貯留容器11bは、弁体11cと出口弁11gとが閉じられた密閉状態において、第二圧力調整管路11dの三方弁11daが操作されて吸出装置9aに連通され、内部の雰囲気が吸い出されることにより減圧される。このようにして第二貯留容器11b内が減圧されると、第一貯留容器11aと第二貯留容器11bとのそれぞれの内部圧力は均衡することになり、第二貯留容器11bの弁体11cを開いた際に、成形品が筐体H側に向かって逆流することがない。また、第二貯留容器11bの弁体11cが開くことによって、第二貯留容器11bを介して外気が筐体H内に流入することもないので、筐体H内の圧力が変動することがない。それゆえ、安定した減圧された圧力下で圧縮成形を継続することができる。
第二貯留容器11bに貯留された成形品は、弁体11cを閉じ、かつ出口弁11gを閉じた状態で、第二圧力調整管路11dの三方弁11daを切り替えて、第二貯留容器11b内の圧力がほぼ大気圧になった際に出口弁11gを開いて取り出される。このように、第二貯留容器11b内を大気圧状態にして成形品を払い出すので、容易に成形品を集荷することができる。この場合においても、弁体11cが閉じられていることにより、第二貯留容器11bは筐体Hとは独立しているので、筐体H内の圧力が変動することを防止することができる。
又、第二貯留容器11bの入口11baに設けられる弁体11cは、往復動により入口11baを開閉するので、第一貯留容器11aから原料の粉末が落ちてきたとしても、その原料により作動が阻害されることがない。したがって、第二貯留容器11bの内部が減圧状態と大気圧状態とに変化しても、確実に成形品を貯留することができるとともに、払い出しすることができる。
本発明は、以上に説明した実施の形態に限定されるものではない。その他、各部の構成は図示例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
例えば、上記実施形態のように、筐体H内に成形機本体PBを収容させるもの以外に、原子力施設において使用される各種の処理装置を収容し、いわゆるグローブボックスとして機能するものにこの発明のグローブ取付装置GDを適用するものであってよい。
上述したように、本発明によれば、周囲の雰囲気とは隔離した筐体内で、筐体の外側から手による作業を必要とする密閉される筐体を有する装置、例えばグローブボックスなどに好適に適用することができる。
本発明の実施形態のグローブ取付装置が筐体に取り付けられた状態を示す正面図である。 同実施形態のグローブ取付装置が筐体に取り付けられた状態を示す右側面図である。 同実施形態のグローブ取付装置が筐体に取り付けられた状態を示す左側面図である。 同実施形態のグローブ取付装置が筐体に取り付けられた状態を示す断面図である。 同実施形態のグローブ取付装置の正面図である。 同実施形態のグローブ取付装置の断面図である。 同実施形態のグローブ取付装置を構成する筒状容器の正面図である。 同実施形態のグローブ取付装置を構成する蓋状体の正面図である。 同実施形態のグローブ取付装置を分解して示す斜視図である。 同実施形態の筐体内部における回転盤上方位置の構成を示す平面図である。 同実施形態の筐体内部における回転盤下方位置の構成を示す平面図である。 同実施形態における回転式粉末圧縮成形機の管路構成を示すブロック図である。
符号の説明
H…筐体
G…グローブ
GD1…筒状容器
LD…蓋状体
SM…固定機構
GD11…一方の開口
GD12…他方の開口

Claims (10)

  1. 密閉可能な筐体に着脱可能に取り付けられ、グローブを筐体内部に伸ばし得るように取り付けてなるグローブ取付装置であって、
    対向する両端部に開口を有しその一方の開口に交換可能にグローブが取り付けられる筒状容器と、
    筐体に取り付けられた際に筐体内方に向く筒状容器の他方の開口に筒状容器の内側から着脱可能に取り付けられて他方の開口をほぼ密閉する蓋状体と、
    蓋状体を他方の開口に固定する固定機構とを備えてなるグローブ取付装置。
  2. 他方の開口が、環状に平坦面を有し筒状容器の内側に突出して設けられる鍔部内周により形成され、
    蓋状体が、環状の鍔部の平坦面に重なり合う外周部と、他方の開口に嵌り込む嵌合部とからなる請求項1記載のグローブ取付装置。
  3. 固定機構が蓋状体に取り付けられるものであって、回転させることにより筒状容器に係合する係合体と、操作されることにより係合体を回転させる回転操作部とからなる請求項1又は2記載のグローブ取付装置。
  4. 係合体が、蓋状体の一方の面側に配置され筒状容器の他方の開口の周辺部位に係合する棒部材であり、
    回転操作部が、蓋状体の他方の面側に配置される把持部と、把持部と棒部材とを連結する回転軸とからなる請求項3記載のグローブ取付装置。
  5. 把持部と蓋状体との間に、棒部材を所定位置に静止させる回転規制機構を設けてなる請求項4記載のグローブ取付装置。
  6. 他方の開口が、蓋状体の最小外形寸法部より大なる内側寸法部を備える請求項1又は2記載のグローブ取付装置。
  7. 他方の開口が、楕円形である請求項1又は2記載のグローブ取付装置。
  8. 筒状容器が、その外面に係合鍔部を備え、係合鍔部を筐体に係合させることにより筐体に取り付けられる請求項1又は2記載のグローブ取付装置。
  9. 筒状容器の一方の開口を閉塞するように着脱可能に筒状容器に取り付けられる蓋部材をさらに備えてなる請求項1又は2記載のグローブ取付装置。
  10. 筐体が、内部に回転式粉末圧縮成形機本体を内蔵する請求項1又は2記載のグローブ取付装置。
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