JP2005345135A - バッテリ充電状態演算方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
現在使用中のバッテリの充電状態SOCおよび劣化状態SOHを、温度変化を考慮した精度の高い状態で把握する。
【解決手段】
ある温度Tにおけるバッテリ電流およびバッテリ電圧からバッテリの電流‐電圧特性の一次近似式を求め、その傾きβおよび切片γを用いてバッテリの充電状態および/または劣化状態を推定するバッテリ充電状態演算方法において、上記温度Tにおいて求められたβおよびγを補正関数f(β、T)およびg(γ、T)にて処理することにより予め設定された任意の温度TcにおけるβTcおよびγTcを求めて温度Tcにおける電流-電圧特性を推定し、この温度Tcにおける電流-電圧特性に基づいてバッテリの充電状態SOCおよび/またはバッテリの劣化状態SOHを判定するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両などに用いられるバッテリの使用中における充電状態を判定するバッテリ充電状態演算方法に関するものである。ここでバッテリ充電状態とは、いわゆるSOC(State Of Charge:充電状態)およびSOH(State Of Health:劣化状態)の両方を指しているものとする。
従来のバッテリの残存容量の推定方法(即ち、バッテリの充電状態の推定方法)としては、バッテリ端子開放電圧から算出したバッテリのSOCを初期値とし、バッテリ充放電電流の積算値で補正する方法が一般的に知られている。
また、特許文献1には、バッテリの分極を考慮した正確なI‐V(電流‐電圧)近似直線を得ることで、ハイブリッドカーでも精度のよい充電状態を得ることのできる「分極を考慮したバッテリ容量演算装置」が開示されている。
この特許文献1に開示されている分極を考慮したバッテリ容量演算装置は、「車両の負荷に放電電流を流すバッテリの電圧・電流を収集して電圧‐電流特性を求め、この電圧‐電流特性を用いてバッテリの現在の電圧を推定し、この推定電圧からバッテリの現在の充電状態を求める一方、収集した電流がバッテリの最大の分極発生の大電流に最初に到達し、かつ該到達後に電流が大電流以下の所定電流値に最初に到達したとき、このときのバッテリ電圧を最大の分極の影響を残した状態の最大分極影響残存時の推定電圧とし、この最大分極影響残存時の推定電圧と走行開始時のバッテリの開回路電圧との差を用いて充電状態を補正する」ことが記載されている。
特開2001−174535号公報
近年脚光を浴びている低排出ガス・低燃費を目的とした例えばアイドルストップ車両においては、アイドリング中にエンジン停止を行う機能が備わるため、エンジン停止後にエンジン再始動可能な電力をバッテリに蓄えておく必要があり、バッテリの使用中において、その充電状態(即ち、バッテリの残存容量)を正確に把握する必要がある。
一般に、エンジンルームに搭載されるバッテリの温度は、エンジンから発する熱と、外気から流れる大気によって大きく変化し、例えば10分間のアイドリングで10℃程度上昇することがある。この温度変化によってバッテリの放電I‐V特性は大きく変化し、温度が下がるにつれてバッテリの電圧特性は低下する。
従って、ある温度下におけるI‐V特性から、予め定めた温度、例えば寿命判定温度下でのバッテリ劣化状態を推定することはきわめて重要になる。例えば、バッテリの寿命の定義として、−20℃でのエンジン始動ができるかどうかを指標としたとき、実際に−20℃になってからエンジン始動ができないと分かって、寿命であると判定したのでは困る。そこで、例えばバッテリ温度が30℃のときでも−20℃のバッテリ特性を何らかの方法で推定して寿命か否かを判定できることが求められる。
また、I‐V演算を行ってSOCやSOHを判定する場合、I‐V演算を行うのは通常、エンジン再始動時にバッテリが瞬間大電流放電をしたときのみと非常に限られたタイミングでしか行わない。これは瞬間大電流放電時のI‐V特性が非常に安定したI‐V特性を示すからである。そのため前回のI‐V演算から、次回のI‐V演算まで1時間空いてしまうという場合もある。その間にバッテリ温度が10℃程度上昇することもまれではない。この場合、SOCやSOHを判定するI‐V演算の誤差が大きくなってしまう。
この発明は、このような問題を解決するためになされたもので、所定アプリケーションの電流条件において、現在使用中のバッテリの残存容量の状態、言い換えれば、現在使用中のバッテリの充電状態(SOC:Stateof Charge)およびバッテリの劣化状態(SOH:State of Health)を温度変化を考慮した精度の高い状態で容易に把握(演算)することのできるバッテリ充電状態演算方法を提供することを目的とする。
この発明に係るバッテリ充電状態演算方法は、所定のアプリケーションに応じて、バッテリ寿命を判定する温度を予め設定しておき、上記温度におけるバッテリ特性を、現在のバッテリ特性から推定して劣化状態を判定するようにしたものである。
また、ある温度Tにおけるバッテリ電流およびバッテリ電圧からバッテリの電流-電圧特性の一次近似式を求め、その傾きβおよび切片γを用いてバッテリの充電状態および/または劣化状態を推定するバッテリ充電状態演算方法において、上記温度Tにおいて求められたβおよびγを補正関数f(β、T)およびg(γ、T)にて処理することにより予め設定された任意の温度TcにおけるβTcおよびγTcを求めて温度Tcにおける電流-電圧特性を推定し、この温度Tcにおける電流‐電圧特性に基づいてバッテリの充電状態SOCおよび/またはバッテリの劣化状態SOHを判定するようにしたもんである。
また、アプリケーションごとに定めた負荷電流Icを記憶する負荷電流記憶装置を有し、バッテリの電流および電圧データを収集して求めたバッテリ電流-電圧特性の一次近似式を用いて、負荷開放時における電圧Voと、負荷電流Icにおける電圧Vcとを求め、予め用意したVo‐Vcマップに、求めたVoとVcを参照することによりバッテリの劣化状態SOHを示すパラメータである性能レベルを求めてバッテリの劣化判定を行うバッテリ充電状態演算方法において、ある温度Tにおける上記電流-電圧特性の一次近似式の傾きβおよび切片γを補正関数f(β、T)およびg(γ、T)にて処理することにより、予め設定した任意の温度TcにおけるβTcおよびγTcを求めて温度Tcにおける電流‐電圧特性を推定し、この温度Tcにおける電流-電圧特性から負荷電流ゼロにおける電圧VoTcと、負荷電流Icにおける電圧VcTcとを求め、予め用意しておいたTcにおけるVo‐Vcマップに、求めたVoTcおよびVcTcを参照することによりバッテリの劣化状態SOHを示すパラメータである性能レベルを求めてバッテリの劣化判定を行うようにしたものである。
また、ある温度Tにおけるバッテリ電流およびバッテリ電圧からバッテリの電流-電圧特性の一次近似式を求め、その傾きβおよび切片γを用いてバッテリの充電状態および劣化状態を推定するバッテリ充電状態演算方法において、上記温度Tにおいて求められたβおよびγをそれぞれ補正関数f(β、T)およびg(γ、T)にて処理することにより、予め設定された任意の温度TcにおけるβTcおよびγTcを求め、さらにこのβTcおよびγTcをそれぞれ補正関数f−1(β、T)およびg−1(γ、T)で処理することにより、現在の温度TnowにおけるβTnowおよびγTnowを求め、温度Tnowにおける電流-電圧特性を推定するようにしたものである。
また、推定して求めた上記温度Tnowにおける電流-電圧特性に基づいて温度Tnowにおけるバッテリの劣化状態および充電状態を判定するようにしたものである。
この発明によるバッテリ充電状態演算方法は、所定のアプリケーションに応じてバッテリ寿命を判定する温度を予め設定しておき、上記温度におけるバッテリ特性を、現在のバ
ッテリ特性から推定して劣化状態を判定するようにしたので、バッテリ液量の変化、劣化、バッテリ温度などに影響されることなく、所定アプリケーションの電流条件において、現在使用中のバッテリの充電状態SOCおよびバッテリの劣化状態SOHを、容易、かつ、短時間に判断することができ、常時、充電状態の監視が必要なハイブリッドカーや電気自動車およびアイドルストップ車用のバッテリなどに応用できる効果がある。
実施の形態1.
この発明の一実施例を図面とともに説明する。図1は、実施の形態1に係るバッテリ充電状態演算方法を実施するバッテリ充電状態演算装置の構成を示すブロック図である。また、図2は、本実施の形態によるバッテリ充電状態演算方法を説明するための図である。図1および図2に基づいて、本実施の形態によるバッテリ充電状態演算方法を説明する。図1において、1はハイブリッドカーや電気自動車およびアイドルストップ車などに搭載されているバッテリ(図示せず)のバッテリ電圧を検出する電圧検出手段、2は該バッテリの充放電電流を検出する電流検出手段、10は現在の温度を検出する温度検出手段である。
3はバッテリの第1の電流(I)‐電圧(V)特性記憶手段である。以降は、「電流−電圧」を「I‐V」と称することとする。第1のI‐V特性記憶手段3は、充電状態の演算対象である現在使用中のバッテリ(以下、単にバッテリあるいは当該バッテリと称す)のバッテリ電流(負荷電流)を所定負荷時(例えば、エンジン始動などのアプリケーションにおける最大負荷時)の電流からバッテリ負荷開放時の電流まで変化させた時に、電圧検出手段1および電流検出手段2が検出する複数のサンプリングポイント(図2中の●印で示した各ポイント)におけるバッテリ電圧Vおよびバッテリ電流Iを記憶する。ここで、現在使用中のバッテリの状態のことを「第一の状態」と称することとする。
そして、この第1のI−V特性記憶手段3は、記憶された複数のサンプリングポイントにおけるバッテリ電圧Vおよびバッテリ電流Iの値から、例えば、最小二乗法による一次近似によって、“V=−βI+γ”の式で表される当該バッテリの第一のI‐V特性(即ち、現在使用中の第一の状態におけるI−V特性)を演算して求め、記憶する。ここで、上記式の傾きβおよび切片γは正の定数である。なお、図2中の符号Aで示した直線は、この第一のI‐V特性を示している。
4は第2のI‐V特性記憶手段であって、この第2のI‐V特性記憶手段4には、当該バッテリから取り出せるエネルギー量が少ない状態の第二の状態における“V=−β′I+γ′”の式で表される理論的な第二のI‐V特性が予め記憶されている。ここで、傾きβ′、切片γ′も正の定数である。図2中の符号Bで示した直線は、第二のI‐V特性を示している。
上述したバッテリの「第二の状態」とは、例えば、バッテリが劣化し、残存容量が少なくなり、使用不可近くまで放電している「深放電状態」の場合、あるいはこれに近い状態のように、バッテリから取り出せるエネルギー量か少ない状態のことである。なお、「深放電状態」における理論的な第二のI‐V特性とは、バッテリが劣化状態であり、所定負荷電流(例えば、エンジン始動に必要な電流)以上の放電電流を流した場合でも、必要とする所定電圧以上のバッテリ電圧を確保できる最低限ラインのI−V特性である。ここで図中に記載の「使用不可領域」との境界として用いられる最低限ラインのI‐V特性は、例えば、エンジンが始動可能な最低限の電圧、あるいは自動車に搭載されている制御ユニット(オーディオなど含む)の動作限界としての意味も兼ねている。つまり、ここでいうバッテリ充電状態とはバッテリとしての性能のみならず、接続される電気負荷を含めシステム全体が成立する最低限をSOC=0とすることを意味し、それを示すラインが図2中の符号Bとなる。
5は各アプリケーション(例えば、エンジンの始動など)における所定電流値記憶手段であって、所定電流値記憶手段5には、例えば、エンジン始動に必要な電流値が記憶されている。6は所定負荷時のバッテリ電圧算出手段であって、この所定負荷時のバッテリ電圧算出手段6は、第1のI‐V特性記憶手段3に記憶されている第一のI‐V特性(即ち、現在使用中の状態におけるバッテリのI‐V特性)および所定電流値記憶手段5に記憶されている所定電流値(例えば、エンジン始動電流Ic)を用いて、バッテリ電流が所定電流値(エンジン始動電流Ic)のときのバッテリ電圧Vc(図2参照)を算出する。なお、第一のI‐V特性から得られる「バッテリが所定負荷(所定電流値)のときのバッテリ電圧」を第一のバッテリ電圧と称することとする。従って、上記の算出されたバッテリ電圧Vcは、第一のバッテリ電圧ということになる。
また、所定負荷時のバッテリ電圧算出手段6は、第2のI‐V特性記憶手段4に記憶されている第二のI‐V特性および所定電流値記憶手段5に記憶されている所定電流値Icを用いて、バッテリ電流が所定電流値のときのバッテリ電圧Vc0(図1参照)を算出する。なお、第二のI‐V特性から得られる「バッテリが所定負荷(所定電流値)のときのバッテリ電圧」を第二のバッテリ電圧と称することとする。従って、上記の算出されたバッテリ電圧Vc0は、第二のバッテリ電圧ということになる。バッテリ電圧算出手段6は、また、Voを算出する。Vo、Vo0は、第一、第二のI‐V特性において、バッテリ電流がゼロ(負荷開放)時のバッテリ電圧である。
バッテリ電圧Vcと、I‐V特性においてバッテリ電流がゼロ(負荷開放時)のときのバッテリ電圧Voとを元に、バッテリ性能レベル検出・算出手段8によって現在使用中のバッテリの性能レベルを検出する。バッテリは電圧Voを横軸に、電圧Vcを縦軸にプロットした場合、劣化度合いが進むにつれてプロット値が右斜め下方向(図3でレベル1からレベル4の方向)に遷移する特性がある。例えばこれを利用して、I‐V特性において、バッテリ電流がゼロ(負荷開放時)のときのバッテリ電圧VoをX軸に、バッテリ電圧VcをY軸とする図3の二次元マップをバッテリ性能レベル検出・算出手段8内に予め用意し、性能レベルを検出する。この二次元マップは、劣化状態の異なる多数のバッテリのデータから予め測定して作成する。
バッテリのアプリケーションが「エンジン始動」である場合、バッテリ電流がエンジン始動電流Icのときにバッテリ電圧がVc0以下になるまで劣化すると、このバッテリは使用不可ということになる。
7はSOC(充電状態)演算手段であって、SOC(充電状態)演算手段7は所定負荷時のバッテリ電圧算出手段6が算出した第一のバッテリ電圧Vc、および第二のバッテリ電圧Vc0を用いて、バッテリの充電状態(Ah)を求め、また、電流検出手段2の電流値を積算する電流積算手段9により求められた電流積算値ΣIおよび上記性能レベル(すなわち劣化状態SOH)により充電状態SOCを演算する。
SOC(%)の演算は次のように行う。先ず、電圧VcおよびVoから、性能レベル判定手段8が算出した性能レベル(すなわちSOH)に応じた残存容量を算出する。残存容量の算出は、電圧Vo、Vc、バッテリ温度、および性能レベルと、残存容量との関係を示したマップを参照するなどして算出する。次に、算出した残存容量を、電流積算手段9によって補正する。一方、性能レベル判定手段8が算出した性能レベルに応じて算出し、バッテリの満充電容量で、先に求めたバッテリ残存容量を除算することでSOC(%)を演算する。
この演算結果であるSOCの指数が大きいほどバッテリの残存容量が多く、まだ十分にエネルギーが残存しており、この指数が小さいほど残存容量が少なく、劣化の状態に近いと判断できる。
本発明は、I、Vサンプリング時点の温度T(℃)の条件下で演算されたI‐V特性から、予め定めた任意の温度、例えば寿命判定温度の下でのI‐V特性を推定してバッテリのSOCおよびSOHを判定しようとするもので、上記バッテリ電圧算出手段6を次のように構成している。バッテリ電圧算定手段6は、第1のI‐V特性記憶手段1から得られた結果から、I‐V演算時のTにおける各電圧を演算して出力するI‐V特性演算手段61を有する。I‐V特性演算手段61は、そのI‐V特性であるV=−βI+γから、バッテリ電流がIcの時の第一のバッテリ電圧Vcおよびバッテリ負荷開放時のバッテリ電圧Vo、さらに第二のI‐V特性記憶手段4から得られるVcを出力してSOC演算手段7に加えると同時に、I‐V演算時の温度Tにおける上記式の傾きβおよび切片γを出力する。
バッテリ電圧算出手段6は、βの温度補正手段62とγの温度補正手段63とを備えている。βの温度補正手段62は、I‐Vデータサンプリング時の温度Tにおけるβを、補正関数f(β、T)を用いて、予め定めた温度Tc(以下バッテリ寿命判定温度として説明する)におけるβTcに変換する。また、γの温度補正手段63は、I‐Vデータサンプリング時の温度Tにおけるγを、補正関数g(γ,T)を用いてバッテリ寿命判定温度TcにおけるγTcに変換する。なお、バッテリ寿命判定温度Tcは、所定温度記憶手段11に予め設定されている。64は所定電流Icにおける電圧算出手段であり、ここでは上記のように推定により補正して求めたβTcとγTc、バッテリ寿命判定温度Tcを出力する所定温度記憶手段11の出力、および電流Icを出力する所定電流値記憶手段5の出力から、バッテリ寿命判定温度Tcにおいてバッテリ電流Icが流れた時の推定バッテリ電圧値VcTcと、バッテリ寿命判定温度Tcにおけるバッテリ負荷開放時の推定バッテリ電圧値VoTcを算出する。
この推定バッテリ電圧VcTcおよびバッテリ負荷開放時電圧VoTcは性能レベル判定・算出手段8に加えられ、内蔵されているVo‐Vcマップ(図3参照)と照合してレベル1〜レベル4のレベル判定が行われ、このレベル判定に基づいてバッテリ寿命判定温度Tcにおけるバッテリの性能劣化状態SOHを判定する。図3に示すVo‐Vcマップにおいて、VoとしてVoTcを、VcとしてVcTcをマップ上で照合する。
さらに、性能レベル判定・算出手段8から得られた劣化状態SOHを示す性能レベルおよび補正ゲインは、I‐V特性算定手段61から得られた電圧Vco、Vc、Vo、および電流積算手段9の電流積算値ΣIとともにSOC演算手段7に加えられ、ここで、バッテリ寿命判定温度TcにおけるSOCが演算により推定される。
以上説明したように、本実施の形態によるバッテリ充電状態演算方法は、現在使用中の状態である第一の状態におけるバッテリのI‐V特性(第一のI‐V特性)を近似的に求めて記憶する第1のI‐V特性記憶手段3と、第一の状態よりも取り出せるエネルギー量が少ない第二の状態におけるバッテリのI‐V特性(第二のI‐V特性)があらかじめ記憶されている第2のI‐V特性記憶手段4と、上記第一のI‐V特性を用いてバッテリ電流が上記所定負荷電流値のときの第一のバッテリ電圧を算出し、上記第二のI‐V特性を用いてバッテリ電流が上記所定負荷電流値のときの第二のバッテリ電圧を算出する所定負荷時のバッテリ電圧算出手段6と、算出される上記第一、第二のバッテリ電圧を用いて、上記第一の状態におけるバッテリの充電状態を演算するSOC演算手段7とを備えている。
さらに、所定負荷時のバッテリ電圧算出手段6は、寿命判定温度Tcにおけるバッテリ電流がIcの時の第一のバッテリ電圧VcTcおよびバッテリ負荷開放時のバッテリ電圧VoTcを出力する電圧算出手段64を備えている。
さらにバッテリ電圧Vcとバッテリ電圧Voとから性能判定を行う性能レベル判定・算出手段8を備え、この性能レベル判定・算出手段で得られた性能レベル(SOH)によりSOCを修正して求めるので、バッテリ液量の変化、劣化、バッテリ温度などに影響されることなく、所定アプリケーションの電流条件において、現在使用中のバッテリの充電状態(SOC)およびバッテリの劣化状態(SOH)を、容易、かつ、短時間に把握(判断)することができ、常時、充電状態(残存容量)の監視が必要なハイブリッドカーや電気自動車およびアイドルストップ車用のバッテリなどに好適な充電状態演算装置を提供できる。
実施の形態2.
本実施の形態2は、I‐VデータサンプリングによるI-V演算時のバッテリ温度Tと現在のバッテリ温度Tnowとの差によるSOCおよび/またはSOH判定の誤差をなくす方法に関するものである。上述したように、エンジンルームに搭載されるバッテリの温度は、エンジンから発する熱と、外気から流れる大気によって大きく変化し、例えば10分間アイドリングしたときに10℃程度上昇することがある。この温度変化によってバッテリの放電I‐V特性は大きく変化し、温度が下がるにつれてバッテリの電圧特性は低下する。
I‐V演算を行ってSOCやSOHを判定する場合、I‐V演算を行うのは通常、エンジン再始動時にバッテリが瞬間大電流放電をしたタイミングでしか行わない。そのため前回のI‐V演算から、次回のI‐V演算まで1時間近く空くという場合もある。その間にバッテリ温度が10℃程度変化することもまれではなく、前回のI‐V特性をもとに行ったSOCやSOHの演算結果に大きな誤差が生じる。
本実施の形態2は上記誤差を抑えるためのバッテリ充電状態演算方法であり、図4により本実施の形態を説明する。図において、図1と同一の要素には同一符号を付して説明を省略する。60は所定負荷時のバッテリ電圧算出手段であり、図1のバッテリ電圧算出手段6が備えている要素の他に、βの温度補正手段65、γの温度補正手段66、および現在の温度Tnow下の所定電流における電圧算出手段67を備えている。
βの温度補正手段65は、βの温度補正手段62で得られたバッテリ寿命判定温度TcにおけるI-V特性の推定傾きβを関数f−1(βTnow,T)で補正して、現在温度Tnowにおける傾きβTnowを得る。同様に、γの温度補正手段66は、γの温度補正手段63で得られたバッテリ寿命判定温度TcにおけるI‐V特性の推定切片γTcを関数g−1(γTnow,T)で補正して、現在温度Tnowにおける切片γTnowを得る。電圧算出手段67は、上記βTnowおよびγTnowを用いて現在温度Tnowにおけるバッテリ電圧VcTnow、VoTnow、およびVc0Tnowを演算して出力する。
SOC演算手段7は、上記バッテリ電圧VcTnow、VoTnow、およびVc0Tnow、性能レベル判定・算出手段8から得られた性能レベル(SOHに相当する)および補正ゲイン、電流積算手段9で得られた電流積算値ΣIをもとに現在使用中のバッテリの現在温度下におけるSOCおよびSOHを演算する。
本実施の形態2によれば、バッテリの充電状態SOCを得るに当たり、前回の演算時における温度TのI‐V特性を基にして、現在の温度Tnow下でのI‐V特性を推定し、これに基づいてSOCの判断を行うことができるため、前回と現在との温度差による誤差を修正でき、より精度の高い充電状態SOCおよび劣化状態SOHの判定を行うことができる。
本発明は、車両などに用いられるバッテリの使用中の状態における残存容量の状態を検知するバッテリ充電状態演算装置に適用して好適である。
この発明の実施の形態1に係るバッテリ充電状態検出方法を示す機能ブロック図である。 実施の形態1によるバッテリ充電状態検出方法を説明するための図である。 実施の形態1における性能レベル判定マップを示す図である。 この発明の実施の形態2に係るバッテリ充電状態検出方法を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1 電圧検出手段、
2 電流検出手段、
3 第1のI‐V特性(電流-電圧特性)記憶手段、
4 第2のI‐V特性(電流-電圧特性)記憶手段、
5 所定電流値記憶手段、
6 所定負荷時のバッテリ電圧算出手段、
7 SOC(充電状態)演算手段、
8 性能レベル判定・補正手段、
9 電流積算手段、
10 温度検出手段、
11 所定温度記憶手段、
60 所定負荷時のバッテリ電圧算出手段、
61 サンプリング時温度TにおけるI-V特性演算手段、
62 βの温度補正手段、
63 γの温度補正手段、
64 所定電流における電圧算出手段、
65 βの温度補正手段、
66 γの温度補正手段、
67 現在温度下の所定電流における電圧算出手段。

Claims (5)

  1. 所定のアプリケーションに応じて、バッテリ寿命を判定する温度を予め設定しておき、上記温度におけるバッテリ特性を、現在のバッテリ特性から推定して劣化状態を判定するようにしたことを特徴とするバッテリ充電状態演算方法。
  2. ある温度Tにおけるバッテリ電流およびバッテリ電圧からバッテリの電流‐電圧特性の一次近似式を求め、その傾きβおよび切片γを用いてバッテリの充電状態および/または劣化状態を推定するバッテリ充電状態演算方法において、上記温度Tにおいて求められたβおよびγを補正関数f(β、T)およびg(γ、T)にて処理することにより予め設定された任意の温度TcにおけるβTcおよびγTcを求めて温度Tcにおける電流-電圧特性を推定し、この温度Tcにおける電流-電圧特性に基づいてバッテリの充電状態SOCおよび/またはバッテリの劣化状態SOHを判定するようにしたことを特徴とするバッテリ充電状態演算方法。
  3. アプリケーションごとに定めた負荷電流Icを記憶する負荷電流記憶装置を有し、バッテリの電流および電圧データを収集して求めたバッテリ電流-電圧特性の一次近似式を用いて、負荷開放時における電圧Voと、負荷電流Icにおける電圧Vcとを求め、予め用意したVo‐Vcマップに、求めたVoとVcを参照することによりバッテリの劣化状態SOHを示すパラメータである性能レベルを求めてバッテリの劣化判定を行うバッテリ充電状態演算方法において、ある温度Tにおける上記電流-電圧特性の一次近似式の傾きβおよび切片γを補正関数f(β、T)およびg(γ、T)にて処理することにより、予め設定した任意の温度TcにおけるβTcおよびγTcを求めて温度Tcにおける電流-電圧特性を推定し、この温度Tcにおける電流-電圧特性から負荷電流ゼロにおける電圧Vocと、負荷電流Icにおける電圧VcTcとを求め、予め用意しておいたTcにおけるVo‐Vcマップに、求めたVoTcおよびVcTcを参照することによりバッテリの劣化状態SOHを示すパラメータである性能レベルを求めてバッテリの劣化判定を行うようにしたことを特徴とするバッテリ充電状態演算方法。
  4. ある温度Tにおけるバッテリ電流およびバッテリ電圧からバッテリの電流-電圧特性の一次近似式を求め、その傾きβおよび切片γを用いてバッテリの充電状態および劣化状態を推定するバッテリ充電状態演算方法において、上記温度Tにおいて求められたβおよびγをそれぞれ補正関数f(β、T)およびg(γ、T)にて処理することにより、予め設定された任意の温度TcにおけるβTcおよびγTcを求め、さらにこのβTcおよびγTcをそれぞれ補正関数f−1(β、T)およびg−1(γ、T)で処理することにより、現在の温度TnowにおけるβTnowおよびγTnowを求め、温度Tnowにおける電流-電圧特性を推定するようにしたことを特徴とするバッテリ充電状態演算方法。
  5. 推定して求めた上記温度Tnowにおける電流-電圧特性に基づいて温度Tnowにおけるバッテリの劣化状態および充電状態を判定するようにしたことを特徴とする請求項4に記載のバッテリ充電状態演算方法。
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