JP2005342226A - 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 操作内容に応じた画像を速やかに表示する。
【解決手段】 画像処理装置3は、操作対象となる画像に対して予測される操作内容を示す予測情報を記憶する予測情報記憶手段15と、予測情報に基づいて、操作対象となる画像に対応する予測画像を作成する予測画像作成部25と、入力された操作内容と予測情報の操作内容との一致を検知する制御手段11と、制御手段11が操作内容の一致を検知した場合に予測画像作成部25が作成した予測画像を表示させる画像表示制御手段18と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムに関する。
従来より、CT(Computed Tomography、コンピュータ断層撮影)装置又はMRI(Magnetic Resonance Imaging、磁気共鳴像)装置などによって撮影された生体の断層画像によって人体の内部構造を直接観察する画像診断が行われているが、さらに、近年、CT装置又はMRI装置などによって上下、前後、又は左右と少しずつ移動させながら撮影した断層画像を積み重ねて生成したデジタルデータを基に3次元空間を格子状に小さく区切ったボクセル(voxel:volume element)で表し、ボクセルデータの密度を合計して物体の濃度や密度の分布を半透明の3次元イメージ画像を描画するボリュームレンダリングが行われるようになり、断層画像だけでは分かり難い人体の内部を可視化できるようになった。
ボリュームレンダリングとして、仮想始点から物体に対して仮想光線を照射して物体内部からの仮想反射光による画像を仮想投影面に形成して物体内部の3次元構造を透視したレイキャスティングなどが知られている。レイキャスティングによって生成された画像によって医療診断行う場合、人体の内部構造がきわめて複雑なので、ボクセルを小さくして形の精度を上げる必要があるが、精度を上げるほどデータ量が膨大になり、画像データを作成するための計算処理に時間がかかる。
一方、実際の画像診断では、モニタ画面に診断対象となる部位を表示させ、表示角度を少しずつ移動したり、表示位置を少しずつ移動させるなどの同じ操作を繰り返して患部を詳細に観察し、診断情報を診断結果などのレポートにまとめて終了するという一連の動作が繰り返される。
また、このような画像処理装置では、画像データの作成処理を実行している間は負荷が非常に大きく、表示データを得るまでに時間がかかるが、一旦、画面が表示されると、次の操作を待つだけでほとんどすることがない。そこで、装置の負荷が低い時間を有効に使って次の画面が表示されるまでの時間を短縮しようとするものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1の情報の表示装置は、クライアントコンピュータのブラウザが遊休時間にWebページ又はそのコンポーネントをローカルなキャシュメモリに先取りして蓄積し、新たなWebページが取り出されたことをグラフィカルなユーザインターフェースを介してビジュアルサインによってユーザに視覚的に知らせるように構成されており、ネットワークの負荷が低い期間に空いているコンピュータ資源を有効に利用して新たなWebページを迅速に表示させることができる。
米国特許第6182133号明細書
しかしながら、上記特許文献1の情報の表示装置においては、クライアントコンピュータのブラウザがサーバコンピュータによって予め提供されたWebページを取り込んで蓄積しておくだけであり、新たな画像を作成して表示するものではない。
また、画像診断では、診断を行う度に対象となる人体が異なり、画像が予め提供されるものではないので、オペレータの操作が入力されてから入力された操作に従ってボリュームレンダリング画像の画像データを計算によって作成しなければならない。例えば、図9に示すように、表示位置を少し移動させる場合、オペレータの操作が入力された後、膨大なデータを使って複雑な計算を行い新たな画像データを構築し直すため、画像が表示されるまでに時間がかかり、図9(b)に示すように画面の一部が暗くなってしまう。
そのため、従来の画像処理装置は、オペレータにストレスを与えるというだけでなく、画面に画像が表示されるまでの間作業を中断される為、診断作業の効率が悪いという事情があった。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、操作内容に応じた画像を速やかに表示できる画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の画像処理装置は、操作対象となる画像に対して予測される操作内容を示す予測情報を記憶する予測情報記憶手段と、前記予測情報に基づいて、前記操作対象となる画像に対応する予測画像を作成する予測画像作成手段と、入力された操作内容と前記予測情報の操作内容との一致を検知して、作成した予測画像に基づく画像を表示させる画像表示制御手段と、を備える。
上記構成によれば、予測情報に基づいて、操作対象となる画像に対応する予測画像を作成する予測画像作成手段を備えることにより、操作ごとに画像を作成することなく予め作成しておいた画像を表示させることができる為、操作内容に応じた画像を速やかに表示できる。
また、本発明の画像処理装置は、過去の操作内容を示す履歴情報を保持する履歴情報記憶手段を備え、前記履歴情報に基づいて前記予測情報を作成するものである。上記構成によれば、履歴情報の操作内容と同じ操作内容が入力されたとき、操作内容に応じた画像を速やかに表示できる。
また、本発明の画像処理装置は、現在作業状態に基づいて前記予測情報を作成するものである。上記構成によれば、現在作業状態に基づいて予め作成しておいた画像を表示させることができる為、操作内容に応じた画像を速やかに表示できる。
また、本発明の画像処理装置は、前記予測情報が、前回の操作内容であり、前記予測画像作成手段が、前記前回の操作内容に基づいて予測画像を作成するものである。上記構成によれば、オペレータの意図を反映した画像を表示できる確率が高くなる。
また、本発明の画像処理装置は、前記予測情報が、選択された1次元パラメータの変更で表現できる操作情報であり、前記予測画像作成手段が、前記選択された1次元パラメータの変更で表現できる操作情報に基づいて、予測画像を作成するものである。上記構成によれば、多次元的に表現される無数に予測される次操作の次元を1次元に縮退させることにより、予測画像の作成に要する計算数を現実的に計算可能な計算数に大幅に削減することができ、適切な予測画像が現実時間内に作成でき操作内容に応じた画像を速やかに表示できる。
また、本発明の画像処理装置は、前記予測情報が、選択された2次元パラメータの変更で表現できる操作情報であり、前記予測画像作成手段が、前記選択された2次元パラメータの変更で表現できる操作情報に基づいて、予測画像を作成するものである。上記構成によれば、多次元的に表現される無数に予測される次操作の次元を2次元に縮退させることにより、予測画像の作成に要する計算数を現実的に計算可能な計算数に大幅に削減することができ、適切な予測画像が作成でき操作内容に応じた画像を速やかに表示できる。
また、本発明の画像処理装置は、前記操作対象となる画像の画像種がMPR画像であるとき、前記選択された1次元パラメータの変更で表現できる操作情報の前記1次元パラメータがMPR画像の表示スライスの切断位置パラメータである。上記構成によれば、MPR画像の表示スライスの切断位置を変えながら、特定の部分を詳細に観察することができる。
また、本発明の画像処理装置は、前記操作対象となる画像の画像種が動画像であるとき、前記選択された1次元パラメータの変更で表現できる操作情報の前記1次元パラメータが動画像の表示フレームである。上記構成によれば、動画を滑らかに動かすことができる。
また、本発明の画像処理装置は、前記1次元パラメータの変更で表現できる操作情報の前記1次元パラメータが回転角度である。また、本発明の画像処理装置は、前記1次元パラメータの変更で表現できる操作情報の前記1次元パラメータが拡大率である。また、本発明の画像処理装置は、前記1次元パラメータの変更で表現できる操作情報の前記1次元パラメータがカラールックアップ変換関数を定義するパラメータのひとつである。また、本発明の画像処理装置は、前記1次元パラメータの変更で表現できる操作情報の前記1次元パラメータがオパシティー関数を定義するパラメータのひとつである。また、本発明の画像処理装置は、前記2次元パラメータの変更で表現できる操作情報の前記2次元パラメータがパン操作を表現する上下左右方向相対位置である。
また、本発明の画像処理装置は、前記予測画像作成手段が、前記前回の操作内容が、前記操作対象となるボリュームレンダリング画像の投影角度を変更させずに画像を投影面に対して平行な2次元方向にに移動するパン操作であるとき、前記2次元パラメータの変更で表現できるパン操作で得られるボリュームレンダリング画像を作成する。上記構成によれば、パン操作で画像を画面内に収まる分のみを切り出して表示する際、画面外部分の画像を予測画像として予め作成しておくことによって、パン操作に速やかに対応できる。
また、本発明の画像処理装置は、前記履歴情報記憶手段が、オペレータ毎の操作履歴情報を保持するものである。上記構成によれば、履歴情報記憶手段がオペレータ毎の操作履歴情報を保持するため、マルチユーザに対応できる。
また、本発明の画像処理装置は、前記予測画像作成手段が、前記予測情報に基づいて、ネットワークを介して接続される複数の画像処理装置を用いて分散して予測画像を作成するものである。上記構成によれば、他の画像処理装置の計算資源を利用することにより、画像の作成に要する負荷を軽減できる。
また、本発明の画像処理装置は、ボクセルデータに基づいてボリュームレンダリングを行うものである。
また、本発明の画像処理方法は、操作対象となる画像に対して予測される操作内容を示す予測情報に基づいて、前記操作対象となる画像に対応する予測画像を作成し、入力された操作内容と前記予測情報の操作内容との一致を検知して、作成した予測画像に基づく画像を表示させるものである。
さらに、本発明のプログラムは、コンピュータを、操作対象となる画像に対して予測される操作内容を示す予測情報に基づいて、前記操作対象となる画像に対応する予測画像を作成する予測画像作成手段、入力された操作内容と前記予測情報の操作内容との一致を検知して、作成した予測画像に基づく画像を表示させる画像表示制御手段、として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、予測情報に基づいて、操作対象となる画像に対応する予測画像を作成することにより、操作ごとに画像を作成することなく予め作成しておいた画像を表示させることができる為、操作内容に応じた画像を速やかに表示できる。
以下、本発明の画像処理装置による実施の形態について説明する。なお、本発明に係る画像処理装置は、主にボクセルデータをベースに描画される医療画像などを扱うもので、画像処理はコンピュータプログラムにより実現される。
図1は、本発明の実施形態における画像処理装置の機能ブロック図である。図1において、画像処理システム1は、医師などのオペレータが操作するための入力装置2と、入力装置2からの操作に従って画像を作成する画像処理装置3と、画像処理装置3が作成した医療画像などを表示する表示装置4とを備える。画像処理システム1は、CT装置及びMRI装置などの医療画像診断装置で撮影された医療画像データをボクセルデータとして蓄積するストレージサーバ6と、複数の画像処理システムとに通信回線8を介して接続される。画像処理システム1は、通信回線8によって構成される院内ネットワーク(LAN)などを介して複数の画像処理システムが備える計算資源を利用することができる。
画像処理装置3は、制御手段11に、入力装置2から入力された操作などに従って表示する画像の画像データを作成する画像作成手段12と、オペレータ毎の過去の操作内容を保持する操作履歴情報記憶手段14と、オペレータが次に行う操作として予測される操作を記憶した予測情報記憶手段15と、ストレージサーバ6から転送された分散ボリュームレンダリング処理のためのデータリストを格納するボクセルデータ格納部16と、画像作成手段12及び各画像処理システムから転送される分散ボリュームレンダリング画像データを連結してロードする画像メモリ17と、画像メモリ17にロードされた画像データに基づいて表示装置4に画像を表示する表示制御部18などがそれぞれ接続されて構成されている。
画像作成手段12は、予測情報に基づいて、操作対象となる画像に対応する予測画像を作成する予測画像作成部25を含む。制御手段11は、入力された操作内容と操作履歴情報の操作内容との一致を検知し、表示制御手段18は、制御手段11が操作内容の一致を検知した場合に予測画像作成部25が作成した予測画像を表示させる。
画像作成手段12は、画像データの作成要求を受け付け、ストレージサーバ6に対しデータリストを要求してデータリストを取得し、ストレージサーバ6にボクセルデータを分割して割り当て先の各画像処理システムに転送するよう要求して各画像処理システムに分散ボリュームレンダリング処理要求を送信する要求処理部21と、各画像処理システムのCPU使用率及びメモリ空き容量を考慮して各画像処理システムにデータ負荷及び計算負荷を割り当てる計算分割部22と、自身の分散ボリュームレンダリング処理を行う分散処理部23と、自身の分散処理部23及び各画像処理システムから転送される分散ボリュームレンダリング画像データを一つに連結して画像データを生成し、生成した画像データを画像データの作成要求ごとに画像メモリ17に転送する画像連結部24と、過去の操作内容を示す履歴情報に基づいて、操作対象となる画像に対応する予測画像を作成する予測画像作成部25とを有する。
操作履歴情報記憶手段14は、オペレータごとに過去の操作内容を記憶したものである。図2は、本発明の実施形態における操作履歴情報記憶手段の構成例を示す図である。図2に示すように、操作履歴情報記憶手段14には、例えば、オペレータID41、およびオペレータ属性情報42を含むオペレータ情報44と、オペレータ情報44ごとに操作時刻45、操作対象となる画面を示す操作画面46、および操作内容47を含む操作履歴情報48とが設けられる。
予測情報記憶手段15は、操作対象となる画面ごとに予測される操作内容と、予測される操作内容に基づいて作成した予測画像データがロードされている画像メモリ17のアドレスを記憶するものである。図3は、本発明の実施形態における予測情報記憶手段の構成例を示す図である。図3に示すように、予測情報記憶手段15には、例えば、操作対象となる画面を示す操作画面51、および操作画面51に対して予測する操作の数を示す予測操作数52を含む画面情報53と、画面情報53ごとに優先度54、操作内容55、操作内容55によって画像が表示されるか否かを示す画像有無56、画像有無56によって画像が表示される場合、予測画像の作成状態を示す作成状況57、および作成した予測画像データをロードした画像メモリ17のアドレスを示すロードアドレス58を含む予測情報59が設けられる。予測情報59は、優先度順に予測操作数52に記憶された数並べて記憶されている。操作画面51と履歴情報48の操作画面46には、操作画像を特定する情報が記憶される。
予測情報59に何をいくつ記憶させるかは、自由に選んで設計することができるが、操作画面51で次に実行させる可能性が高い操作を設定すると画像処理システム1全体の画像表示レスポンスをあげることができる。予測操作数52は、1つでも、複数でもよいが、画像処理装置3の有する画像メモリ17の大きさと、予測した操作の実行性などを考慮して操作画面51ごとに決めることができる。
本実施の形態では、操作画面51によって、予測操作数52を「2」として、予測情報59の優先度1の操作内容55を直前に行った操作、優先度2の操作内容55を直前に行った操作内容の1つのパラメータを変更したものか、又は、予測操作数52を「3」として予測情報59の優先度1の操作内容55を直前に行った操作、優先度2および優先度3の操作内容55を直前に行った操作内容の2つのパラメータを変更したものとする。
なお、予測情報59の操作内容55は、上記に限定されない。直前に行った操作だけでなく、2つ前までに行った操作などとしてもよいし、履歴情報48に記憶される過去の操作内容47のうち最も多い操作、所定の回数以上行われた操作、またはそれらの組み合わた操作、操作が行われた頻度などに従っていくつかの操作を順に並べたものでもよい。履歴情報48の一部の操作内容を変更したものでもよい。
また、操作履歴情報記憶手段14には、オペレータ属性情報42が含まれているため、予測情報59の操作内容55を、履歴情報48に関係なく、オペレータ属性情報42に対応してオペレータがいつも行う定型操作としてもよい。この場合、オペレータ属性情報42ごとに異なった操作内容55を設定できるので、マルチユーザに対応できる。
画像作成手段12は、予測情報59の操作内容55に基づいて、ネットワークを介して接続される他の画像処理システムに分散して画像データを作成させるものである。画像作成手段12の要求処理部21、ボクセルデータ格納部16、及び画像メモリ17は、通信回線8を介してストレージサーバ6及び各画像処理システムに接続され、互いに処理要求及びデータなどを送受信する。
ストレージサーバ6は、患者などの医療画像データをボクセルデータとして蓄積し、画像作成手段12の要求処理部21の指示に従いボクセルデータを分割して割り当て先の各画像処理システムに転送する。各画像処理システムは、画像処理システム1と同じ装置であり、分散処理部23と、ストレージサーバ6から転送されたボクセルデータを格納するボクセルデータ格納部16とを備え、転送されたボクセルデータに対し割り当てられた計算処理を行い、分散ボリュームレンダリング画像データを作成して画像処理システム1の画像連結部24に通信回線8を介して転送する。
図4は、本発明の実施形態における表示装置に表示される診断画面の第1の例を示す図である。図4において、診断画面31は、表示された画像に関する情報を示す画像情報32と、画像に対する操作を選択するための操作メニュー33などからなり、画像情報32には、患者名や患者IDなどの患者情報34、表示された部位を示す部位情報35、及び表示方法36と、ボリュームレンダリング画像を表示する表示ウインド37などがある。表示する表示ウインド37は1つに限定されない。複数の表示ウインド37を設けて同時に複数のボリュームレンダリング画像を表示してもよい。
操作メニュー33には、表示ウインド37に表示されたボリュームレンダリング画像に対して次に行う操作がメニュー形式で項目38として表示されている。例えば、オペレータは操作メニュー33から実施したい操作を項目38から選択して入力する。
診断画面31において、操作メニュー33から選択できる項目38は、以下のようなものがある。
(1)「繰り返す」;直前に行った操作を繰り返して画像を表示する。
(2)「前に戻る」;1つ前に表示した画像を再表示する。
(3)「右移動」、「左移動」、「上移動」、「下移動」;表示ウインド37に表示された画像を移動させる。(4)「右回転」、「左回転」、「上回転」、「下回転」;表示角度を回転させて表示する。
(5)「拡大表示」「縮小表示」;画像の特定の部位を拡大又は縮小して表示する。
(6)「MIP(Maximum Intensity Projection)表示」;もっとも明るい骨などの部分だけに表示を限定して表示させる。「厚みつきMIP表示」;MIP画像に厚みを持たせて表示する。
(7)「MPR(Multi Planar Reconstruction)表示」;ボリュームを任意断面で切断した2次元画像を表示する。断面は平面や曲面を設定できる。
(8)「Partial MIP表示」;明るさのレベルによって区別できる骨や他の臓器を取り除き臓器に厚みを持たせて表示する。
(9)「WL(Window/Level)変換表示」;画像を表示する階調を変換して表示する。
(10)「4D(Dimension)表示」;3次元画像を移動させながら時系列に連続する動画として表示する。
(11)「電子カルテ作成」「診断書作成」;診断情報をレポートとしてまとめるために表示ウインド37に表示されたボリュームレンダリング画像を各書式に書き出す。
(12)「終了」;画像診断を終了する。
操作メニュー33に示される(1)から(10)のいずれかの項目38を選択して詳細な操作内容を入力すると、画像作成処理が行われて、ボリュームレンダリング画像が表示される。(11)のいずれかの項目38を選択すると、画像作成処理は行われず、表示ウインド37に表示されたボリュームレンダリング画像が決められた書式の枠に格納される。
操作メニュー33で選択された項目38は、オペレータごとに履歴情報48の操作内容47に記憶される。メニュー形式で表わされる診断画面31の予測情報59の優先度1には、項目38によって直前に選択された操作内容が、優先度2には、項目38によって直前に選択された操作内容の1つのパラメータを変更した操作が記憶される。
図5は、本発明の実施形態における診断画面の第2の例を示す図である。図5において、診断画面61には、ボリュームレンダリング画像を表示する表示ウインド62と、マウスポインタ63と、ボリュームレンダリング画像を表示する表示ウインド62の2つの縁に表示部分を移動させるスライダ64などが表示される。診断画面61において、マウスポインタ63を使ってスライダ64を移動させるか、表示ウインド62内のボリュームレンダリング画像にマウスポインタ63を合わせてマウスをドラッグし、表示されていない部分のボリュームレンダリング画像を表示させるパン処理を行う。また、モードを切り替えることによってドラッグによる回転処理も可能である。
診断画面61において、スライダ64を移動させた方向と距離、または、表示ウインド62の中でマウスポインタ62をドラッグした方向と距離は、オペレータごとに履歴情報48の操作内容47に記憶される。図3に示すように、パン処理が行われる診断画面61の予測情報59の優先度1には、直前に行われた操作の操作内容が、優先度2および優先度3には、直前に行われた操作の2つのパラメータを変更した操作が記憶される。
以上のように構成された画像作成装置1について、図6から図8を用いてその動作を説明する。図6に、本発明の実施形態における画像処理装置の動作説明のためのフロー図を示す。画像処理装置1の動作は、主に制御手段11によって制御される。図6に示すように、初めに医師などのオペレータが、入力装置2からログイン情報と、診断を行う患者情報などを入力すると(S301)、画像作成手段12を実行して指定した患者のボリュームレンダリング画像データを画像メモリ17にロードする(S302)。表示制御部18は、画像メモリ17に基づいてボリュームレンダリング画像を表示ウインド37に表示した診断画面を表示装置4に表示させる(S303)。
診断画面から操作が入力されると(S304;YES)、操作が「終了」でなければ(S305;NO)、操作内容を履歴情報48の操作内容47に記憶する(S306)。
入力された操作の結果画像が表示されるときは(S307;YES)、入力された操作内容と一致するものが表示された画面と同じ操作画面51に用意された予測情報59の操作内容55の中にあるかを検知し、操作内容が一致するものがあれば(S308;YES)、すでに予測画像作成部25によって予測画像データの作成処理が完了し、予測情報59の作成状況57が完了になっていれば(S309;YES)、予測画像作成部25で実行中の処理があるときそれを終了させて(S310)、S303に戻ってロードアドレス58で示される画像メモリ17にロードされた予測画像データを表示ウインド37に表示する(S303)。
S307において、入力された操作の結果、表示する画像がなければ(S307;NO)、S304に戻って次の入力を待つ。入力された操作の結果、画像が表示される操作であって(S307;YES)、S304で入力された操作と予測情報59の操作内容55とが一致するものがなければ(S308;NO)、予測画像作成部25で実行中の処理があればそれを終了させて(S311)S302に戻って画像作成手段12を実行して入力された操作に応じて表示する画像データを作成する(S302)。S302の処理は、従来の画像処理装置で行われている処理である。
入力された操作の結果、画像が表示される操作であって(S307;YES)、S304で入力された操作と予測情報59の操作内容55との一致を検知した場合に(S308;YES)、予測画像作成部25が表示する予測画像データの作成処理を完了していなければ(S309;NO)、予測画像作成部25が実行中の他の処理があればそれを終了させる(S312)。その後、予測画像データの作成処理の完了すれば(S313;YES)、S303に戻って予測情報59のロードアドレス58で示される画像メモリ17にロードされた予測画像データを表示ウインド37に表示する(S303)。
S304において入力がないときは(S304;NO)、予測画像作成部25を実行して予測情報59に基づいて予測画像データを作成する(S314)。なお、画像処理装置3が他の処理も平行して実行する場合、S304で入力がなく(S304;NO)、画像処理システム1のCPU使用率が所定値以下のときにS314の予測画像作成部25を実行させるようにしてもよい。
図7は、本発明の実施形態における予測画像作成部の処理フロー図である。図7に示すように、予測画像作成部25は、表示された画面と同じ操作画面51に用意された予測情報59の操作内容55に基づいて予測画像データを作成する。予測情報59は優先度の高い順に並べられているので、それに従って予測画像データを作成する。
予測操作数52に「n」の予測情報59が記憶されているとすると、n個の予測情報59の操作内容55に、例えば直前の操作内容など未定の要素が含まれていれば(S401;YES)、直前の操作内容であれば、オペレータに対応した履歴情報48の先頭に記憶されている直前の操作内容47を予測情報59の操作内容55に代入するなどして、予測情報59を確定させる(S402)。予測情報59の操作内容55がすべて確定したものであれば(S401;NO)、S402の処理を行う必要はない。
まずi=1として(S403)、iがn以下である場合は(S404;YES)、予測情報59に記憶されたi番目の操作内容55に従って操作条件を設定する(S405)。
i番目の操作内容55が画像を表示する操作であれば(S406;YES)、画像作成手段12が作成したボリュームレンダリング画像の予測画像データを画像メモリ17にロードし(S407)、予測情報59のロードアドレス58に画像メモリ17の予測画像データのアドレスを記憶して(S408)、i=i+1として(S409)、S404に戻る。予測情報59に含まれるすべての操作内容55に関する処理が終了するまで(S404;NO)、S405からS409の処理を繰り返し、各操作内容55に基づいて、操作対象となる画像に対応する予測画像データをすべて作成して画像メモリ15にロードする。
i番目の操作内容が、画像を表示するものでなければ(S406;NO)、例えば、電子カルテなどへの書き出し処理やデータのロード処理などの他の処理を実行する(S410)。
S404において、予測情報59にのすべての操作内容55について処理が終了すると(S404;YES)、画像データ作成処理を終了する。
図8は、本発明の実施形態における画像作成処理の処理フロー図である。図8に示すように、画像作成手段12の要求処理部17は、画像作成要求を受け付けると、ストレージサーバ6に対し要求された画像のデータリストを送信するように要求し(S501)、データリストを受信して取得する(S502)。データリストには、その医療画像に関するボクセルデータのデータ量を示す情報が含まれている。
ボクセルデータのデータ量が所定値以上であるとき(S503;YES)、分割処理部23は、ボクセルデータのデータ量と各画像処理システムにおけるCPU使用率、メモリ空き容量などの計算資源利用状況情報に基づいて、分散処理を担当する各画像処理システムに計算負荷を割り当て、ボクセルデータの分割割合を決定する(S504)。
要求処理部17は、ストレージサーバ6に対してボクセルデータの分割割合に基づいて各画像処理システムにボクセルデータを送信するように要求し(S505)、各画像処理システムに対して割り当てられた計算負荷分の分散ボリュームレンダリング処理を実行するよう要求する(S506)。
ストレージサーバ6は、ボクセルデータの送信要求を受信してボクセルデータを指示に従って分割し、割り当て先の各画像処理システムのボクセルデータ格納部16に転送する。
各画像処理システムの分散処理部23は、ボクセルデータ格納部16に格納された割り当てデータに対し割り当てられた計算処理を行って分散ボリュームレンダリング処理を実行する。各画像処理システムにおける処理された分散ボリュームレンダリング画像データは通信回線8を介して画像処理装置3の画像連結部24に転送される。
画像作成手段12の画像連結部24は、自身の分散処理部23からの分散ボリュームレンダリング画像データと各画像処理システムから転送されたすべての分散ボリュームレンダリング画像データを受信すると(S507;YES)、分散ボリュームレンダリング画像データを一つに連結して画像データを生成し(S508)、生成した画像データを画像作成要求ごとに画像メモリ17にロードして(S509)、処理を終了する。
図4の診断画面31が表示されるとき、予測情報59の優先度1には、直前に選択された操作内容が、優先度2には、直前に選択された操作内容の1つのパラメータを変更した操作が記憶される。どのパラメータを変更するかは、履歴情報48の中でオペレータが直前の操作の前に変更したパラメータなどとするが、過去の操作内容47のうち最も多く行われた操作内容から変更するパラメータを選んでもよい。
診断画面31において、以下の操作が選択されて画像が表示された直後の処理について説明する。
(1)「右移動」、「左移動」、「上移動」、「下移動」(ボタン操作によるパン処理);予測情報59の優先度1の操作内容55は、直前の操作と同じ操作であり、優先度2の操作内容55は、直前の操作の移動距離を変更したものとする。オペレータが移動距離を変更しながら「右移動」、「左移動」、「上移動」、又は「下移動」の操作を行い、画像を観察している間に、予測画像作成部25は、予測情報59の優先度1の操作内容55に基づいて、続けて直前の操作と同じ操作を行ったときの予測画像データと、優先度2の操作内容55に基づいて、直前の操作の移動距離を変更して操作を行ったときの予測画像データを作成して画像メモリ17にロードしておく。これにより、オペレータが次も同じ移動操作を行うか、又は、少し移動距離がずれた操作を行っても、予め作成しておいた予測画像を表示させることができる為、移動操作に応じたボリュームレンダリング画像を速やかに表示することができる。
(2)「右回転」、「左回転」、「上回転」、「下回転」;予測情報59の優先度1の操作内容55は、直前の操作と同じ操作であり、優先度2の操作内容55は、直前の操作の回転方向を逆に変更したものとする。オペレータが回転方向を変更ながら「右回転」、「左回転」、「上回転」、又は「下回転」の操作を行い、画像を観察している間に、予測画像作成部25は、予測情報59の優先度1の操作内容55に基づいて、続けて直前の操作と同じ操作を行ったときの予測画像データと、優先度2の操作内容55に基づいて、直前の操作の回転方向を逆に変更して操作を行ったときの予測画像データを作成して画像メモリ17にロードしておく。これにより、オペレータが次も同じ操作を行うか、又は、回転を元に戻す操作を行えば、予め作成しておいた予測画像を表示させることができる為、回転操作に応じたボリュームレンダリング画像を速やかに表示することができる。
(3)「拡大表示」「縮小表示」;予測情報59の優先度1の操作内容55は、直前の操作と同じ操作であり、優先度2の操作内容55は、直前の操作の拡大率又は縮小率を変更したものとする。オペレータが拡大率又は縮小率を変更しながら「拡大表示」又は「縮小表示」の操作を行い、画像を観察している間に、予測画像作成部25は、予測情報59の優先度1の操作内容55に基づいて、続けて直前の操作と同じ操作を行ったときの予測画像データと、優先度2の操作内容55に基づいて、直前の操作の拡大率又は縮小率を変更して操作を行ったときの予測画像データを作成して画像メモリ17にロードしておく。これにより、次もオペレータが同じ操作行うか、又は、拡大率又は縮小率を変更した操作を行えば、予め作成しておいた予測画像を表示させることができる為、拡大および縮小操作に応じたボリュームレンダリング画像を速やかに表示することができる。
(4)「MPR表示」;予測情報59の優先度1の操作内容55は、直前の操作と同じ操作であり、優先度2の操作内容55は、直前の操作を逆に変更したものとする。例えば、直前に奥に3センチ進めて切断したMPR画像の表示操作が行われたとすると、予測情報59の優先度1の操作内容55には、奥に3センチ切断位置をずらしたMPR画像の表示操作が記憶され、優先度2の操作内容55には、操作内容の1つのパラメータである方向を変更して、手前に3センチ切断位置をずらしたMPR画像の表示操作が記憶される。オペレータが奥に3センチずらして切断したMPR画像を観察している間に、予測画像作成部25は、予測情報59の優先度1の操作内容55に基づいて、さらに奥に3センチずらして切断したMPR画像の予測画像データと、優先度2の操作内容55に基づいて、直前の操作の方向を変更して、手前に3センチずらして切断したMPR画像の予測画像データを作成して画像メモリ17にロードしておく。これにより、オペレータが次も同じ操作行うか、または、切断位置を逆方向にずらす操作を行えば、予め作成しておいた予測画像を表示させることができる為、MPR表示操作に応じたボリュームレンダリング画像を速やかに表示することができる。
(5)「4D表示」;予測情報59の優先度1の操作内容55は、あるフレーム数進めたボリュームレンダリング画像の表示要求であり、優先度2の操作内容55は、あるフレーム数戻したボリュームレンダリング画像の表示要求である。「4D表示」を選択すると、次々にあるフレーム数進めたボリュームレンダリング画像の表示を要求する操作が発せられので、予測画像作成部25は、予測情報59の優先度1の操作内容55および優先度2の操作内容55に基づいて次々にあるフレームにおけるボリュームレンダリング画像の予測画像データを作成して画像メモリ17にロードしておく。これにより、オペレータが操作によって表示する画像の位置を移動させて変化させた新しい画像の作成処理が終了するまでの間に予め作成しておいた予測画像を表示させることができる為、4D表示操作に応じて動きが滑らかなボリュームレンダリング画像の動画を表示することができる。
1次元パラメータの変更で表現できる操作の例として、カラールックアップ変換関数を用いた処理やWW/WL変換処理、オパシティ関数を用いた処理がある。これらの処理の場合も、上述した画像種の表示と同様に実現できる。
(6)「カラールックアップ変換関数」;カラールックアップ変換関数とは、ボリュームレンダリング中にあるスカラー値で表現されるボクセル値に対してRGBの3パラメータで表現される色を割り当てる変換関数である。カラールックアップ変換関数は通常は各RGBそれぞれに割り当てられた区分連続関数やスプライン関数、自由曲線関数で表現されており、例えば、区分連続関数のパラメータを変化させることによってボリュームレンダリング結果の色彩を変更することができる。なお、カラールックアップ変換はモノクロ画像変換も表現でき、この場合、ボクセル値に割り当てられた輝度が与えられる。その一形態がWW/WL変換である。
(7)「オパシティー関数」;オパシティー関数とはボリュームレンダリング中にあるスカラー値で表現されるボクセル値に対して不透明度を割り当てる変換関数である。オパシティー関数は区分連続関数やスプライン関数、自由曲線関数で表現されている。例えば、ボリュームレンダリング画像が骨を表現している場合、不透明度に関するパラメータを下げることによって骨が徐々に透けていくようにボリュームレンダリングされる。
(8)「電子カルテ作成」;「電子カルテ作成」の操作内容を予測情報59の操作内容55として記憶しておけば、新しいボリュームレンダリング画像が表示されてオペレータの次の入力を待っている間に、予測画像作成部25が新しく表示されたボリュームレンダリング画像を電子カルテに格納する処理を実行するので、次に診断中に患部のボリュームレンダリング画像を電子カルテに書き込む処理がスムースに終わる。
また、予測情報59の操作内容55としてデータのロードを記憶しておけば、オペレータの次の入力を待っている間に予測画像作成部25は、データをロードする処理を実行する。これにより、ロードするデータとして前回のロードデータ又はCT装置などで新しく撮影された診断画像又は現在閲覧中の患者にかかわるの他のデータなどを予め指定しておけば、自動的に次に操作対象となる患者のデータがロードされているので、患者のデータを読み出すときに待たなくてもよい。
(9)「パン処理」;診断画面31においてマウスドラッグによるパン処理が指示された直後の処理について説明する。「予測情報59の優先度1の操作内容55はパン処理とする」パン処理の結果取得される画像は現在画面に表示されているボリュームレンダリング画像のに対して、画面に入らない部分を表現する画像であるということに基づき、画面に表示されていない部分を含んだ画像を計算することによって予測画像を含んだ画像を作成することができる。そこで、前記画面に表示されていない部分のを含んだ画像を画像メモリ17にロードしておく。これによりオペレータが次もパン処理を行った場合はあらかじめ作成した予測画像させることができる為、いかなるパン操作に対してもボリュームレンダリング画像を速やかに表示することができる。以下、マウスドラッグによるパン処理の具体例を説明する。
図5の診断画面61で、スライダ64を移動させて、又は表示ウインド62の中でマウスポインタ63をドラッグして表示されていない部分のボリュームレンダリング画像を表示させるパン処理が行われた直後の処理について説明する。スライダ64の移動方向と移動距離、又はマウスポインタ62の移動方向と移動距離は、オペレータごとに履歴情報48の操作内容47に記憶される。図3に示すように、診断画面61の予測情報59の優先度1には、直前に行われた操作の操作内容が、優先度2および優先度3には、直前に行われた操作の2つのパラメータを変更した操作が記憶される。
例えば、表示ウインド62内のボリュームレンダリング画像にマウスポインタ63を合わせてマウスを右斜め上30度の方向に3センチドラッグさせる操作が行われて、ボリュームレンダリング画像が表示されるときは、履歴情報48の直前の操作内容47には、右斜め上30度の方向に3センチ移動したボリュームレンダリング画像の表示操作が記憶され、予測情報59の優先度1には、同じく、右に右斜め上30度の方向に3センチ移動したボリュームレンダリング画像の表示操作が記憶され、優先度2には、ボリュームレンダリング画像に水平に右に3センチ移動させたボリュームレンダリング画像の表示操作が、優先度3には、ボリュームレンダリング画像に垂直に上に3センチ移動させたボリュームレンダリング画像の表示操作が記憶される。
オペレータが右斜め上30度の方向に3センチ移動したボリュームレンダリング画像を観察している間に、予測画像作成部25は、予測情報59の優先度1の操作内容55に基づいて、さらに右斜め上30度の方向に3センチ移動したボリュームレンダリング画像の予測画像データと、優先度2の操作内容55に基づいて、ボリュームレンダリング画像に水平に右に3センチ移動したボリュームレンダリング画像の予測画像データと、優先度3の操作内容55に基づいて、ボリュームレンダリング画像に垂直に上に3センチ移動したボリュームレンダリング画像の予測画像データを作成して、画像メモリ17にロードしておく。これにより、前回の操作と多少ずれた操作を行っても、予め作成しておいた予測画像データによって画像を迅速に表示させることができる為、パン処理に応じたボリュームレンダリング画像を速やかに表示することができる。
(10)「マウスドラッグによる回転処理」;診断画面31においてマウスドラッグによる回転処理が指示された直後の処理について説明する。回転処理の履歴情報は回転中心の座標を表現する3パラメータ、回転方向を表現する2パラメータ、回転量を表現する1パラメータの合計6パラメータで表現する。6次元の自由度で表現される履歴情報に対して回転中心の座標を表現する3パラメータ、回転方向を表現する2パラメータを固定することによって次元を1次元に縮退させ、予測情報59を作成することができる。オペレータが画像を観察している間に予測画像作成部25は、予測情報59の優先度1の操作内容55に基づいて、予測画像データを作成して画像メモリ17にロードしておく。これによってオペレータが同中心座標同方向に回転操作を続ければ、予め作成しておいた予測画像を表示させることができる為、回転操作に応じたボリュームレンダリング画像を速やかに表示することができる。
なお、予測画像データとして、計算資源が許す限り多数の予測画像を作成しておくのが好ましい。
なお、以上、履歴情報に基づいて予測画像を作成する場合について説明したが、前回の操作を履歴として用いなくても現在作業状態を用いて予測画像の作成が十分に可能な場合がある。例えば、現在作業状態が「MPR表示」であればMPR切断面を変更する操作が代表的な操作であり予測操作として用いるには相応な理由がある。例えば、現在作業状態が「VE(virtual endoscopy)表示:仮想内視鏡表示」であれば、VEのカメラを前後に移動させるフライスルー操作(例えば、腸をなぞったパスに沿って動かす操作)が代表的な操作であり予測操作として用いるには相応な理由がある。そのために、各現在作業状態に応じて予測画像を作成することは効果的である
また、実施例の拡充として、予測情報の操作内容として考えられる操作には、VEフライスルー時のパス上のカメラの位置や、面での切り取りを行う領域抽出時の切り取り面の位置、球での切り取りを行う領域抽出時の球の半径、しきい値を用いた領域抽出時のしきい値、その他、領域抽出のパラメータ、例えば、脳画像を編集している際に脳動脈瘤の抽出等の現在作業状態に基づいた関連作業状態への移行準備等が挙げられる。
上記した実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)予測情報に基づいて、操作対象となる画像に対応する予測画像を作成する予測画像作成部25を備えることにより、操作ごとに画像データを作成することなく予め作成しておいた画像データを表示させることができる為、操作内容に応じた画像を速やかに表示できる。
(2)入力が行われるたびにオペレータの操作を履歴情報48に記憶し、履歴情報48の操作内容47に基づいて予測情報15を作成し、予測情報15に従って予測画像を作成するので、マルチユーザに対応できる。
(3)履歴情報48の操作内容47の1つのパラメータを変更して予測情報15の操作内容55を作成し、変更したパラメータによる予測画像も作成しているので、画像の表示が速やかに行われる割合を高めることができる。
(4)履歴情報48の操作内容47の2つのパラメータを変更して、予測情報15の操作内容55を作成し、変更したパラメータによる予測画像も作成しているので、パン処理などのように、次に行う操作が前に行った操作とまったく同じ操作内容とはなりにくいような場合でも、前回のものと似ている操作であれば予測画像を使って速やかに画像の表示を行うことができる。
(5)次の入力を待つ間に予測画像データの作成を行うことにより、計算資源を有効に利用することができる。
(6)予測情報に基づいて予め複数の予測画像データを作成することにより、入力された操作内容に応じた画像を表示できる確率が向上する。
(7)ボリュームレンダリング処理の計算負荷を通信ネットワークによって他の画像処理システムに分散しているので、画像データの作成に要する付加を軽減できるとともに処理時間を短縮できる。
本発明は、予測情報に基づいて、操作対象となる画像に対応する予測画像を作成する予測画像作成部を備えることにより、操作ごとに画像を作成することなく予め作成しておいた画像を表示させることができる為、操作内容に応じた画像を速やかに表示できる効果を有し、例えば、医療分野の他、電子顕微鏡、気象図、地質図(石油探査など)、地図、非破壊検査などのリアルタイムに複雑な計算を行って画像データを求め、画像を表示する装置に有用である。
本発明の実施形態における画像処理装置の機能ブロック図 本発明の実施形態における操作履歴情報記憶手段の構成例を示す図 本発明の実施形態における予測情報記憶手段の構成例を示す図 本発明の実施形態における表示装置に表示される診断画面の第1の例を示す図 本発明の実施形態における診断画面の第2の例を示す図 本発明の実施形態における画像処理装置の動作説明のためのフロー図 本発明の実施形態における予測画像作成部の処理フロー図 本発明の実施形態における画像作成処理の処理フロー図 従来の画像処理装置の画面表示例を示す図
符号の説明
1 画像処理システム
2 入力装置
3 画像処理装置
4 表示装置
6 ストレージサーバ
8 通信回線
11 制御手段
12 画像作成手段
14 操作履歴情報記憶手段
16 ボクセルデータ格納部
17 画像メモリ
21 要求処理部
22 計算分割部
23 分散処理部
24 画像連結部
25 予測画像作成部
31 診断画面
32 画像情報
33 操作メニュー
34 患者情報
35 部位情報
36 表示方法
37 表示ウインド
38 項目
41 オペレータID
42 オペレータ属性情報
44 オペレータ情報
45 操作時刻
46,51 操作画面
47,55 操作内容
48 履歴情報
52 予測操作数
53 画面情報
54 優先度
56 画面有無
57 作成状況
58 ロードアドレス
59 予測情報
61 診断画面
62 表示ウインド
63 マウスポインタ
64 スライダ

Claims (19)

  1. 操作対象となる画像に対して予測される操作内容を示す予測情報を記憶する予測情報記憶手段と、
    前記予測情報に基づいて、前記操作対象となる画像に対応する予測画像を作成する予測画像作成手段と、
    入力された操作内容と前記予測情報の操作内容との一致を検知して、作成した予測画像に基づく画像を表示させる画像表示制御手段と、
    を備える画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置であって、
    過去の操作内容を示す履歴情報を保持する履歴情報記憶手段を備え、
    前記履歴情報に基づいて前記予測情報を作成する画像処理装置。
  3. 請求項1記載の画像処理装置であって、
    現在作業状態に基づいて前記予測情報を作成する画像処理装置。
  4. 請求項2記載の画像処理装置であって、
    前記予測情報は、前回の操作内容であり、予測画像作成手段は、前記前回の操作内容に基づいて予測画像を一つ以上作成する画像処理装置。
  5. 請求項2ないし4のいずれか一項記載の画像処理装置であって
    前記予測情報は、選択された1次元パラメータの変更で表現できる操作情報であり、前記予測画像作成手段は、前記選択された1次元パラメータの変更で表現できる操作情報に基づいて、予測画像を作成する画像処理装置。
  6. 請求項2ないし4のいずれか一項記載の画像処理装置であって
    前記予測情報は、選択された2次元パラメータの変更で表現できる操作情報であり、前記予測画像作成手段は、前記選択された2次元パラメータの変更で表現できる操作情報に基づいて、予測画像を作成する画像処理装置。
  7. 請求項5記載の画像処理装置であって
    前記操作対象となる画像の画像種がMPR画像であるとき、前記選択された1次元パラメータの変更で表現できる操作情報の前記1次元パラメータがMPR画像の表示スライスの切断位置パラメータである画像処理装置。
  8. 請求項5記載の画像処理装置であって
    前記操作対象となる画像の画像種が動画像であるとき、前記選択された1次元パラメータの変更で表現できる操作情報の前記1次元パラメータが動画像の表示フレームである画像処理装置。
  9. 請求項5記載の画像処理装置であって
    前記1次元パラメータの変更で表現できる操作情報の前記1次元パラメータが回転角度である画像処理装置。
  10. 請求項5記載の画像処理装置であって
    前記1次元パラメータの変更で表現できる操作情報の前記1次元パラメータが拡大率である画像処理装置。
  11. 請求項5記載の画像処理装置であって
    前記1次元パラメータの変更で表現できる操作情報の前記1次元パラメータがカラールックアップ変換関数を定義するパラメータのひとつである画像処理装置
  12. 請求項5記載の画像処理装置であって
    前記1次元パラメータの変更で表現できる操作情報の前記1次元パラメータがオパシティー関数を定義するパラメータのひとつである画像処理装置
  13. 請求項6記載の画像処理装置であって
    前記2次元パラメータの変更で表現できる操作情報の前記2次元パラメータがパン操作を表現する上下左右方向相対位置である画像処理装置。
  14. 請求項4記載の画像処理装置であって、
    前記予測画像作成手段は、前記前回の操作内容が、前記操作対象となるボリュームレンダリング画像の投影角度を変更させずに画像を投影面に対して平行な2次元方向に移動するパン操作であるとき、前記2次元パラメータの変更で表現できるパン操作で得られるボリュームレンダリング画像を作成する画像処理装置。
  15. 請求項2又は4記載の画像処理装置であって、
    前記履歴情報記憶手段は、オペレータ毎の操作履歴情報を保持する画像処理装置。
  16. 請求項1ないし15のいずれか一項記載の画像処理装置であって、
    前記予測画像作成手段は、前記予測情報に基づいて、ネットワークを介して接続される複数の画像処理装置を用いて分散して予測画像を作成する画像処理装置。
  17. ボクセルデータに基づいてボリュームレンダリングを行う請求項1ないし16のいずれか一項記載の画像処理装置。
  18. 操作対象となる画像に対して予測される操作内容を示す予測情報に基づいて、前記操作対象となる画像に対応する予測画像を作成し、
    入力された操作内容と前記予測情報の操作内容との一致を検知して、作成した予測画像を表示させる画像処理方法。
  19. コンピュータを、
    操作対象となる画像に対して予測される操作内容を示す予測情報に基づいて、前記操作対象となる画像に対応する予測画像を作成する予測画像作成手段、
    入力された操作内容と前記予測情報の操作内容との一致を検知して、作成した予測画像を表示させる画像表示制御手段、
    として機能させるための画像処理プログラム。
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