JP2005342137A - 運動器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 傷病回復後リハビリ運動用として用いられている機器も、運動不足解消のために用いられている機器も、従来のものはいずれも苛酷に過ぎ、快適に使用できるものではなかったがために頓挫してしまい所期の目的が果たせないということが殆どであった。
【解決手段】 仰向けとなった状態で両足を交互に上下させる機構と、足部を固定した状態で体躯を左右にスイングさせる機構とを具備する寝台形状のものである運動器具。使用者本人が力をいれることによって筋肉を伸縮させるものではないので、従来の運動器具の多くがそうであったような「辛さ」をほとんど感じなくて済む。

【選択図】 図1

Description

本発明は、寝ころぶだけで腰を揺動させ、且つ両足を交互に上下動させることで、さもランニングしているかのような筋肉の伸縮運動を起こさせるという運動器具の構造に関するものである。
長期入院患者等寝たきり状態の長い人は、脚付近を中心に筋肉の衰えがほぼ確実に起こる。また、寝たきり状態は下肢部位への血行が悪くなりがちであり、それが新たな病症を引き起こし最悪の場合寝たきり状態が回復できないということもあり得る。こうしたことから、筋力維持に関しては様々な対策が講じられている。
即ち、病気や怪我がある程度回復するのを待って、歩行訓練機を始めとする筋力回復用理学療養機器を適用し対処する。いわゆるリハビリテーションである。。しかし現実問題としては、リハビリ運動の開始時期はしばしば遅れがちであるし、元々足腰の弱い高齢者等には機器使用が苛酷である場合も多い。
或いは、恒常的な運動不足に陥りやすい、例えばデスクワークに携わる人、自動車の運転を業務とする人、家事や育児に追われる人、等々にとって運動不足の解消は深刻な問題であり、慢性的な肩こりや腰痛に悩まされることが多く、時には重篤な病気を誘発する場合もある。こうしたことから、健康器具と称して様々な機器が市販されているが、長期使用される例は少なく、その大きな原因として、負荷を感じつつ自主的に筋肉を動かし続けることの「辛さ」が挙げられる。
特開2003−284749
即ち、傷病回復後リハビリ運動用として用いられている機器も、一般生活は送ってはいるが運動不足には悩まされている人々がその解消のために用いられている機器も、従来のものはいずれも苛酷に過ぎ、快適に使用できるものではなかったがために頓挫してしまい所期の目的が果たせないということが殆どであった。
以上のような現状に鑑み、本発明者は長年鋭意研究の結果遂に本発明運動器具を成したものであり、その特徴とするところは、仰向けとなった状態で両足を交互に上下させる機構と、足部を固定した状態で体躯を左右にスイングさせる機構とを具備する寝台形状のものである点にある。
即ち本発明は、仰向けになって寝ころんだ人の身体に、外部駆動源から働きかけて筋肉の伸縮を起こすものであり、その伸縮の形態が実際のランニング(場合によってはウォーキング)における筋肉伸縮の形態に近くなるように工夫された運動器具であると言うこともできる。
実際にジョギングやウォーキングをしているときには、大抵腕も振られることになるが本発明において伸縮させようとしている筋肉は脚部位付近のものであり、肩関節より先の筋肉については伸縮させることを目的としていない。
なお「仰向けとなった状態で両足を交互に上下させる機構」は、従来より提案・市販されている。また「仰向けとなり足部及び頭部を固定した状態で体躯を左右にスイングさせる機構」も近時「金魚運動器」等と呼ばれ多種多数市販されている。本発明は、両機能を合体したものであると言うこともできるが、上下動の周期とスイングの周期とを調整し、且つ振幅についても調整することで、寝ながらにして、しかも自らは何ら力を加えていないのにもかかわらず、実際に歩いている(或いは走っている)と錯覚するほどの筋肉の伸縮がなされることを発見したものである。従って、「仰向けとなった状態で両足を交互に上下させる機構」、「仰向けとなり足部及び頭部を固定した状態で体躯を左右にスイングさせる機構」の詳細については何ら限定しない。この調整は、予め両機構の周期や振幅などの組合せを幾種類か設定しておき使用者が複数のスイッチボタンの中から一つを選択してスイッチを入れる感覚で行うようにしても良いが、個人差も大きいので個々の機構を独立して調整し希望の運動となるようにするのが好ましい場合もある。さらにこの調整の具合によっては、水泳時の「躯幹運動」、ダンス時の「ツイスト運動」に似た筋肉伸縮運動を再現させることも可能である。
本発明に係る運動器具は、以下述べる如き効果を有する。
(1) 寝ながらにして体幹部及び脚の筋肉伸縮運動がなされるので、長期入院患者等寝たきり状態の長い人にとって、筋肉の拘縮や練縮を緩和することとなり、リハビリテーションの代わり、或いはリハビリテーションを開始するに先立って行う予備運動となる。
(2) 自らが力を入れて筋肉を伸縮させるものではないので、運動不足を嘆く人達がこれを解消すべく運動を行う場合に長期継続させてゆく際しばしば障害となる「辛さ」を感じずに続けることができる。従って結局は長期継続が容易となり、苛酷な運動を短期で終わらせる従来の運動よりも大きな効果が得られる。
以下図面に基づいて本発明をより詳細に説明する。
図1は、本発明に係る運動器具1(以下「本発明器具1」という)の一例を示すものであり、図より明らかなように本発明器具1は、全体形状としては診療用ベッドの如きものであるが、いくつかの部材が突出している。本体上部を構成するマットレス部2の一方の端部付近には頭部を乗せておくための枕部材3が内部から突出する枕レバー31の上に固定されている。この枕レバー31は、マットレス部2に開けられた長孔21を通過して本体側フレームに着脱自在に固定されているので、マットレス部2の動きから独立しているものであり、且つまた取り外すことも可能である。なお図示はしないが、枕レバー31或いは長孔21等を一切設けず、枕を使用する場合にはこのマットレス部2に直に通常の枕を置くようにしても良い。当然その方が構造がシンプルになるため、故障発生率やコストの低減は容易である。
マットレス部2の他方の端部は一部分割されており、分割されている側の固定マットレス部22は本体側フレームに固定されている。これ以外のマットレス部2は本体内部に設置されている駆動装置(図示省略)によって水平左右方向に振動(スイング)する。この振動は、振動数・振幅共に調整可能となっている。
固定マットレス部22からは二本のシリンダー4が突出している。これらのシリンダー4は本体内部に設置された駆動装置(図示省略)に連続しており、それぞれ交互に上下動するように制御されている。またシリンダー4の先端には足を乗せておくための足乗せ台41が固定されている。
従って人が本発明器具1に上がり枕部材3を枕に仰向けに寝、足首を足乗せ台41に乗せた全駆動装置を駆動させると、足は交互に上下し、頭の位置は固定された状態で腰が左右に揺動する、ということになる。
この運動の一例を詳述すると、足は、マットレス部2の表面高さを基準(即ち、高さ0cm)とした場合に、高さ2cmから高さ20cmまでを往復するという運動をし、また腰は、左右に振幅3cmで往復運動するというものである。そして周期はいずれも1.5秒とし、左側のシリンダー4が最高位置にある時には腰は最も右側にくるように双方の振動の形態は制御調整されている。この時左脚は伸展し、右脚は屈曲することになる。当然右側のシリンダー4が最高位置にある時には逆になる。なお、図示は省略するが、高さ、振幅、周期等はいずれも調整可能であり、使用者の体型や体力に柔軟に対応できるように構成されている。更に駆動の形態についても、連続的な振動ではなく電気的或いは機械的手段を講じて間欠駆動させるようにしても良い。
このように腰を左右に振りながら足を交互に上下させるという独特の動きであるが、本発明者が試作実験した範囲では使用に参加してくれた者のほとんど(全18名中13名)が、勾配の小さな上り坂を実際に歩いているのに近い筋肉伸縮感を得た、目をつぶっていると散歩しているような気分になった、等々使用感が好適だったという結果が出ている。残り5名には高齢者(65歳以上)はおらず、三〇代3名、四〇代1名、52歳1名という構成であった。運動の量が少なすぎて「運動器具の使用実験」という割に疲労感がなさすぎるという声(40代男性)に代表されるように、例え不満を感じたとしてもそれは体調に支障を来すような種類のものではないと判断した。
更に本発明運動器具は、筋力回復用として提供されている一般的な理学療法機器と比較した場合、体力を消耗させる度合いが小さく、苛酷な動きを強いるものではない部類に属する。つまり医師、理学療養士、トレーナー等の専門技術者が終始観察していなくても弊害発生の可能性は小さい。従って、リハビリセンターや外科処置室、整骨院等に配置することを基本としながらも、管理が容易であるため更にさまざまな場面に設置して有用な器具である。例えば、長距離航路を航行する航空機内に本発明運動器具を一乃至数台設置しておき、下肢に違和感が生じた乗客に申し出てもらうという形でこれを使用してもらったならば、「旅行者血栓症(一般に、エコノミークラス症候群と呼ばれる)」の予防に確実且つ絶大な効果をもたらすこととなる。或いは、長距離バスや長距離列車(例えば新幹線)の車内に設置しても同様の効果があるし、長時間座り続けることを余儀なくされる人を抱える事務所(例えばタクシー会社の乗務員詰め所)などに設置しておけば、停滞しかかった下肢静脈の血流を短時間で回復させることができるわけであるし、そうした人たちの運動不足を補うこともでき好適である。
次に図2は本発明の他の例を示すものであり、シリンダー4先端の足乗せ台41を取り外した上でそこにペダル部材5を嵌め込んで取着した状態を示すものである。このペダル部材5は、軸体51の両端それぞれにクランク52を固着し更に足ホルダー付きペダル53を取り付けた構造であり、二本のシリンダー4の高さが揃っている時に双方に渡しかけるようにして設置するものである。軸体51は、該軸体51の中央に固定されたプーリー54に架けられたベルト55を本体内部の駆動装置(図示省略)の回転ローラー6に押圧接触させ、該回転ローラー6の回転が摩擦力で伝達されることによって回転駆動させるものである。このペダル部材5はプーリー54とベルト55がハウジング内に格納されカセット化されており、必要に応じて脱着するものである。なお図では片方の足乗せ台41のみを取り外した状態を描出しているが実際には両方を取り外した後にペダル部材5を装着することは当然である。
本発明に係る運動器具の一例を示す概略斜視図である。 本発明に係る運動器具の他の一例を示す概略斜視図である。
符号の説明
1 本発明に係る運動器具
2 マットレス部
21 長孔
22 固定マットレス部
3 枕部材
31 枕レバー
4 シリンダー
41 足乗せ台
5 ペダル部材
51 軸体
52 クランク
53 ペダル
54 プーリー
55 ベルト
6 回転ローラー

Claims (1)

  1. 仰向けとなった状態で両足を交互に上下させる機構と、足部を固定した状態で体躯を左右にスイングさせる機構とを具備する寝台形状のものであることを特徴とする運動器具。
JP2004164016A 2004-06-02 2004-06-02 運動器具 Pending JP2005342137A (ja)

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