JP2005341579A - 妨害信号抑制のための制御を行う送受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 混信を原因とする妨害信号の正確かつ信頼性のある抑制を達成することのできる送受信装置を実現する。
【解決手段】
送受信装置(30)は、送信経路(31)と、受信経路(32)と、送信経路(31)から受信経路(32)への混信によって生成される妨害信号を抑制するための制御装置とを備えている。上記制御装置が、送信信号から導出される補正信号を、点(35)を介して受信経路(32)へ、点(35)以降の妨害信号を抑制するように入力する。また、上記制御装置が、送信信号の特性に基づいて妨害信号を検出する検出器(36)を備えている。
【選択図】 図2
【解決手段】
送受信装置(30)は、送信経路(31)と、受信経路(32)と、送信経路(31)から受信経路(32)への混信によって生成される妨害信号を抑制するための制御装置とを備えている。上記制御装置が、送信信号から導出される補正信号を、点(35)を介して受信経路(32)へ、点(35)以降の妨害信号を抑制するように入力する。また、上記制御装置が、送信信号の特性に基づいて妨害信号を検出する検出器(36)を備えている。
【選択図】 図2
Description
本発明は妨害信号を抑制するために使用される制御デバイスを有する送受信装置に関する。この送受信装置は、特に、移動式無線システムのために設計されている。さらに、本発明は、対応して構成された方法に関する。
周波数分割多重方式(frequency division duplex; FDD)で作動する送受信装置は、信号を同時に送受信できる。この場合、信号の送信と受信とは、異なる周波数帯域で行われる。周波数分割多重方式は、アナログ通信システムと、CDMA規格に基づく移動式無線システムとの双方に使用できる。このような規格には、例えば規格UMTS、CDMA2000およびIS95が含まれる。
信号を同時に送受信する場合、送信経路から受信経路への混信が生じる。すなわち、送信される信号が、送信経路から受信経路に入力されてしまう。受信経路に入力された送信信号は、受信信号を復調する場合にエラー確率を上昇させ、または、信号の受信を完全に妨害する。この問題は、送信される信号のレベルが同時に受信される信号のレベルよりも高ければ高いほど、よりいっそう悪化する。例えば移動局が基地局から非常に遠く離れている場合、送信信号を、移動局から基地局へ、比較的高い送信電力で発信する必要がある。しかしながら、基地局から送信された信号は、非常に低い電力でしか移動局に受信されない。つまり、極めて高感度の受信器を選択する必要がある。この状況では、送信経路から受信経路へのどのような混信でも非常に都合が悪い。
送信経路から受信経路への混信を原因とする妨害信号を抑制するため、最近の送受信装置では、狭帯域表面弾性波フィルタ、いわゆるSAW(surface acoustic wave)フィルタが使用されている。SAWフィルタは、通常、送信経路と受信経路との双方に配置されている。狭帯域SAWフィルタの欠点は、特に移動式無線通信で使用される周波数範囲では、製造コストが高く、所要面積およびエネルギー消費が増加する点である。
望ましくない妨害信号を減衰させるために、複雑なSAWフィルタの代わりに、送信経路と受信経路との間に制御ループが構成されていてもよい。送信信号を送信経路から出力し、適切に増幅し、位相シフトすることによって、補正信号を制御器の操作量として生成する。このようにして生成した補正信号を、受信経路で、その場に存在する信号と重畳する。この方法によると、補正信号の振幅および位相が適切に選択されている限り、補正信号の介入によって受信経路の妨害信号が補償される。任意の制御誤差、すなわち補正信号との重畳後に受信経路に生じる任意の妨害信号は、受信経路に配置した検出器によって決定される。検出器によって決定された受信経路の妨害信号成分に基づいて、補正信号の振幅および位相を設定する。
受信経路に混信する送信信号と補正信号とは、同じ振幅を有し、位相が互いに180°ずれていることが理想的である。この場合に、補正信号の介入によって妨害信号が完全に解消される。
送信経路から混信する送信信号の振幅および位相は、多数のパラメータの影響を受ける。これらのパラメータには、アンテナのインピーダンスの変化、送信経路に配置されている電力増幅器の利得および位相の変化、製造誤差、温度変化、電源電圧の変動、および周波数の変化が含まれる。
これまで妨害信号抑制に使用されてきた制御ループは、制御プロセスに用いられる検出器が、受信経路への混信が引き起こす妨害信号と受信経路にあるほかの妨害信号とを区別できない、または、非常に区別しにくいという欠点を有している。つまり、補正信号の位相および振幅を決定することが非常に困難である。
従って、本発明の目的は、妨害信号抑制用の制御ループを有し、従来の送受信装置の上記の欠点を解消できる送受信装置を提供することである。これにより、混信を原因とする妨害信号の正確かつ信頼性のある抑制を達成する。さらに、対応する方法を提供する。
本発明の基礎となる目的は、独立請求項1および15の特徴によって達成される。本発明の有利な発展形態および実施形態は、従属請求項に記載されている。
特に移動式無線通信用の本発明の送受信装置は、信号を送信するための送信経路と、信号を受信するための受信経路と、制御装置とを備えている。
制御装置は、送信経路から受信経路への混信によって引き起こされる妨害信号を抑制する機能を果たす。制御装置は、補正信号を生成する。なお、この補正信号は、制御装置が、送信経路を介して送信される信号から導出するものである。補正信号を、制御装置から入力点を介して受信経路へ、以下のように入力する。すなわち、妨害信号が、入力点以降は最小化されるように入力する。
さらに、制御装置は、以下のように配置された検出装置を備えている。すなわち、検出装置は、入力点以降の受信経路に存在する妨害信号を検出するように配置されている。従って、検出装置は、補正信号が受信経路に存在する信号に重畳された後に、受信経路に依然として存在する妨害信号を測定する。
本発明の主要な発想は、検出装置が、送信経路を介して送信される信号、または、送信された信号の少なくとも1つの特徴に基づいて、妨害信号を検出するということである。送信される信号の特徴には、例えばアンテナから信号を発信するために使用する搬送周波数が含まれる。送信される信号または送信された信号の特徴に基づいて妨害信号を検出することにより、送信経路からの混信によって生じる妨害信号と、他の信号および特に他の妨害信号とを簡単に区別できる。なぜなら、混信によって引き起こされる妨害信号の起源は、送信される信号または送信された信号だからである。この方法により、当該妨害信号を正確に検出でき、その結果、制御パラメータを正確に設定できる。従って、総じて、混信を原因とする妨害信号の確実かつ信頼性のある抑制を達成できる。
本発明の送受信装置の好ましい実施形態では、変換周波数(周波数変換において周波数が変換せられる信号と混合される信号の周波数であり、実施の形態では、電圧制御発信器からの出力周波数に相当する。)を送信される信号の特徴として使用する。なお、上記送信される信号は、その発信前に、変換周波数と混合されている。また、送信される信号の特徴は、混信によって引き起こされる妨害信号と受信経路を伝送されているほかの信号とを区別するための条件として利用される。この方法の利点は、本発明の送受信装置では変換周波数が常に分かっているということである。
本発明の上記好ましい実施形態を実現するため、周波数生成器と第1周波数変換装置とが備えられている。周波数生成器は、変換周波数を生成する。送信経路に集積されている第1周波数変換装置は、第1周波数帯域から送信される信号を、変換周波数によって第2周波数帯域に変換する。
検出装置は、第2周波数変換装置を備えていることが好ましい。第2周波数変換装置は、入力点以降の受信経路に存在する信号を、変換周波数を使用してダウン混合する機能を果たす。第2周波数変換装置は、検出される妨害信号を、第2周波数帯域から第1周波数帯域へ変換するように設計されていることが有利である。
上記方法は、送信経路において検出される妨害信号が有している周波数が既知であるということを利用している。入力点以降の受信経路に存在する全ての信号を周波数変換することにより、妨害信号が、分析に特に有利な1つの周波数範囲に変換される。例えばこの周波数範囲はベースバンド範囲とすることができる。
受信経路に存在している信号を変換した後、このように変換した信号に、低域フィルタリングを実施することが有利である。このため、第2周波数変換装置の下流に低域フィルタが接続されている。低域フィルタの伝送特性は、検出される妨害信号の存在する周波数範囲だけを通過させるように設定されていることが有利である。その結果、検出される妨害信号が、受信経路に存在する他の信号から分離される。
あるいは、第2周波数変換装置および下流に接続されている低域フィルタを、検出される妨害信号の周波数に存在する信号のみを通過させる帯域フィルタで置換できる。しかしながら、この帯域フィルタは、通過域が高い周波数となるために非常に複雑になるであろう。
送信信号を送信するために必要な搬送周波数への周波数変換は、中間周波数を介しても行えるが、第1周波数帯域は、ベースバンドであり、変換周波数は、送信された信号の搬送周波数であることが好ましい。
本発明の送受信装置の有利な実施形態では、制御装置が、送信経路から送信される信号を出力するための出力装置と、受信経路へ補正信号を入力するための入力装置とを備えている。
第1周波数変換装置は、送信される信号を変換周波数と混合するための混合器、または、送信される信号によって変換周波数を変調するための変調器を備えることができ、また、好ましい。
第2周波数変換装置は、入力点以降の受信経路に存在する信号を変換周波数と混合するための混合器、または、変換周波数によって入力点以降の受信経路に存在する信号を復調するための復調器を備えていることが好ましい。
本発明の送受信装置の特に好ましい実施形態では、制御装置が、利得が可変の増幅器および/または位相シフト量が可変の位相シフト器を備えている。増幅器および/または位相シフト器を用いて、補正信号を生成する。このため、増幅器および/または位相シフト器に、送信経路から出力された信号を供給する。このようにして生成された補正信号を、続いて、入力点を介して受信経路に入力する。本発明の送受信装置は、妨害信号を非常に良好に検出できるので、補正信号の振幅および位相を、補正信号の介入によって妨害信号が出来る限り広範囲にわたって解消されるように決定できる。
この目的のためには、増幅器の利得および/または位相シフト器の位相シフト量を、検出装置によって検出される妨害信号に基づいて設定することが有利である。
出力装置は、配線方向性結合器を備えていることが好ましい。
入力装置は、加算器を備えていることが好ましい。この加算器を使用して、生成された補正信号を、受信経路に存在する信号に重畳できる。
本発明の送受信装置の他の特に好ましい実施形態では、制御装置が、演算装置を備えている。この演算装置は、検出装置によって検出された妨害信号に基づいて、補正信号の生成を制御する。特に、演算装置が、増幅器の利得および/または位相シフト器の位相シフト量を設定することが可能である。
送信経路には、送信される信号を増幅するための少なくとも1つの送信増幅器が配置されていることが好ましい。さらに、受信経路には、受信した信号を増幅するための少なくとも1つの受信増幅器が配置されていてもよい。
少なくとも1つの送信増幅器の利得および/または少なくとも1つの受信増幅器の利得は、可変であることが好ましい。その結果、制御ループの利得を最適に設定でき、不安定性を回避できるであろう。特に、少なくとも1つの送信増幅器の利得および/または少なくともひとつの受信増幅器の利得は、演算装置によって設定される。
本発明の方法は、信号を送信するための送信経路と信号を受信するための受信経路とを備える送受信装置における混信妨害信号を抑制する。本発明の方法は、以下の方法工程、すなわち、
送信経路を介して送信される信号から導出される補正信号を生成する工程(a)と、
補正信号を、入力点を介して受信経路へ、入力点以降の妨害信号が抑制されるように入力する工程(b)と、
送信経路を介して送信される信号の少なくとも1つの特性に基づいて、入力点以降の受信経路に存在する妨害信号を検出する工程(c)と、
検出した妨害信号を考慮した新規の補正信号を工程(a)に基づいて生成する工程(d)と、
工程(c)および(d)を実施する工程(e)とを含んでいる。
送信経路を介して送信される信号から導出される補正信号を生成する工程(a)と、
補正信号を、入力点を介して受信経路へ、入力点以降の妨害信号が抑制されるように入力する工程(b)と、
送信経路を介して送信される信号の少なくとも1つの特性に基づいて、入力点以降の受信経路に存在する妨害信号を検出する工程(c)と、
検出した妨害信号を考慮した新規の補正信号を工程(a)に基づいて生成する工程(d)と、
工程(c)および(d)を実施する工程(e)とを含んでいる。
本発明の方法は、同じ目的のために用いられる従来の方法と比較すると、本発明の送受信装置と同じ利点を有している。
本発明によれば、混信を原因とする妨害信号の正確かつ信頼性のある抑制を達成することができるという効果を奏する。
図を参考にしながら本発明について例を挙げて以下で詳しく説明する。
図1は、従来技術の妨害信号抑制を有する送受信装置のブロック図である。
図2は、本発明の送受信装置の実施例として妨害信号抑制のための制御装置を有する送受信装置のブロック図である。
図1に従来の送受信装置1のブロック図を示す。この送受信装置1は、送信経路から受信経路へ混信する妨害信号を抑制するように設計されている。この送受信装置1は、送信経路2と受信経路3とを備えている。
送信経路2は、入力側へ印加する信号4を送信するように設計されている。信号4は、2つの直交成分、すなわち、同相成分信号Iと直交成分信号Qとで構成されている。信号4の直交成分は、別々に処理される。従って、同相成分信号Iと直交成分信号Qとに2つの配線がそれぞれ備えられている。
信号4を、ベクトル変調器によって出力周波数に変換する前に、まず、低域フィルタ5へ導入する。I/Q混合器とも呼ばれるベクトル変調器は、このために、混合器6・7を備えている。混合器6の局部発振器入力部に、電圧制御発振器8によって生成された局部発振器信号が印加される。混合器7の局部発振器入力部には、これに対して90°位相シフトされており、同じく電圧制御発振器8によって生成された局部発振器信号が印加される。電圧制御発振器8の基準周波数を、PLL段9によって生成する。このPLL段9は、同じくその基準周波数を、電圧制御発振器10から取得する。
混合器6・7に供給される信号を、電圧制御発振器8から提供される周波数を用いて、送信周波数に変換する。続いて、直交成分I/Qを、加算器11を用いて合計し、プログラム可能な増幅器12へ導入する。プログラム可能な増幅器12は、前置増幅を実施する。前置増幅は、後に実施する送信増幅のための適切な信号レベルを提供する役割を果たす。
プログラム可能な増幅器12の下流に、SAWフィルタが接続されている。送信経路2に配置されているSAWフィルタは、送信経路2での混合処理により最終的に存在するイメージ周波数を抑制し、相互変調積を抑制する機能を果たす。
送信経路2のSAWフィルタ13の後に、電力増幅器14が配置されている。電力増幅器14の出力部は、送受切替器15の入力部と接続されている。送受切替器15は、送信される信号をアンテナ16へ供給する。
受信時にアンテナ16が受信する信号は、送受切替器15を介して受信経路3へ供給される。受信経路3の入力部の後に、低雑音増幅器17が接続されている。この低雑音増幅器17の下流に、SAWフィルタ18が接続されている。狭帯域SAWフィルタ18は、通常、約25〜30dBを減衰し、送信経路2から混信する信号を、−45〜−51dBmのレベルに抑制する。低雑音増幅器17は、SAWフィルタ18により追加される実効信号帯域内での減衰を補償するため、および、SAWフィルタ18から送受切替器15を分離するために必要なものである。その結果、受信した信号についての信号対雑音比が、実効信号帯域において改善される。
SAWフィルタ18の出力部は、低雑音増幅器19の入力部と接続されている。この低雑音増幅器19は、その入力部に印加される信号を、他の処理のために必要なレベルに達するように増幅する。増幅された信号を、2つの混合器20・21を備えるベクトル変調器へ導入する。
混合器20・21の局部発振器入力部に、電圧制御発振器22によって生成される局部発振器信号をそれぞれ導入する。2つの局部発振器信号は、相互に90°位相がずれている。電圧制御発振器22の基準周波数を、PLL段階23によって生成する。PLL段23は、同じく、その基準周波数を電圧制御発振器10から取得する。
受信した信号を、混合器20・21によってベースバンドにダウン混合し、さらに、その直交成分I・Qを分割する。続いて、直交成分I・Qを、低域フィルタ24およびアナログ/デジタル変換器25へ導入する。デジタル化の後に、デジタル信号処理を、デジタル信号処理器26で行う。
図2に、本発明の送受信装置の実施例として妨害信号抑制のための制御装置を有する送受信装置30のブロック図を示す。送受信装置30は、送信経路31と受信経路32とを備えている。
送受信装置30、および、これまでに説明してきた図1に記載の送受信装置1は、一連の同一構成素子を備えている。これらの構成素子には、同じ参照番号が付けられている。
送受信装置30は、周波数分割二重方式操作モードを使用する移動式無線規格用に設計された移動式無線装置に、好適に使用することができる。
送信経路31から受信経路32への混信によって生成される妨害信号を減衰させるために、送受信装置30は、制御装置を備えている。さらに、送信経路31のプログラム可能な増幅器12と電力増幅器14との間に、結合素子33が接続されている。結合素子33は、送信される信号の一部分を出力する機能を果たす。結合素子33は、出力のために、送信経路31と誘導的に結合した接触線を備えている。このことは、例えば、接触線と送信経路31とを適切に平行に配置することによって行われる。この結合は、同時に、妨害信号から送信経路31を遮蔽するように設計されている。さらに、結合素子33は、整合素子を備えている。これらの整合素子は、電力増幅器14と連結されているその出力部のインピーダンスを、電力増幅器14の入力部のインピーダンスに整合させる。
結合素子33によって送信経路31から出力された信号を、回路34へ導入する。この回路34は、増幅器と位相シフト器との双方を備えている。増幅器と位相シフト器とは、直列に接続されている。正および負の利得係数による利得の設定、および、位相シフトの設定は、回路34の制御入力部を介して行われる。回路34の出力部は、加算器35の第1入力部と接続されている。加算器35は、受信経路32に挿入されている。加算器35の第2入力部は、低雑音増幅器17の出力部と接続されている。加算器35の出力部の後に、低雑音増幅器19が接続されている。
混信により受信経路32に伝達される送信信号の成分の抑制を達成するために、能動的な抑制を用いる。この目的のために、結合素子33から出力される、送信信号の一部を、回路34へ供給し、続いて、加算器35の第1入力部へ供給する。同時に、送信される信号を、電力増幅器14によって増幅し、送受切替器15を介してアンテナ16へ導入する。アンテナ16は、この信号を発信する。送信信号の混信する部分は、受信経路32と加算器35の第2入力部とに到達する。
混信する信号成分を受信経路32から排除するために、回路34に、出力される送信信号の振幅および位相が設定される。回路34を介して加算器35へ導入された信号が、混信する送信信号成分に対して同じ振幅と180°の位相差とを有していれば、混信する送信信号が、加算器35での介入によって完全に補償される。
受信経路32へ混信する信号のいかなる変化も、検出器36によって書き留められている。検出器36のこの操作方法は、検出される信号の周波数を送受信器30が知っている、という事実に基づく。なぜなら、送受信装置30自体が信号を生成するからである。
検出器36の入力部は、低雑音増幅器19の出力部と接続されている。検出器36の入力部の後に、混合器37が接続されている。混合器37の局部発振器入力部を介して混合器37へ供給される局部発振器信号を、送信経路31に配置されている混合器6・7の局部発振器信号と同じように、電圧制御発振器8によって生成する。
混信する信号の抑制は、最も高くて送信信号より20〜30dB低い、ほんの小さな信号に対して要求されるものであるため、検出器36を、高い線形性を有し、適度な雑音条件を満たすように設計する。検出器36の線形性が高いので、混信により引き起こされる妨害信号以外の他の妨害信号は、0Hz辺りの周波数帯域には変換されない。しかしながら、ちょうどこの周波数範囲が以下で説明する評価について注目されるものなので、周波数変換した後は、送信経路31からの混信に起因する妨害信号だけが、上記周波数範囲に存在するとしてもよい。
混合器37によってベースバンドに変換された信号は、まず低域フィルタ38を通過する。その結果、注目の対象ではない信号は抑制され、検出された妨害信号だけが残る。雑音条件が適度なものであるので、低域フィルタ38は、所要面積が少ない。
低域フィルタ38を通過した妨害信号は、検出器36から出力される前に、整流器39とアナログ/デジタル変換器40とを通過する。
検出器36によってその出力部に提供されるデジタル信号は、加算器35の後の受信経路32に、混信する送信信号がどれほど含まれているかを表している。検出器36によって生成されたデジタル信号を、マイクロプロセッサ41に導入する。マイクロプロセッサ41は、このデジタル信号およびこれに含まれているアルゴリズムに基づいて、回路34が生成する補正信号の振幅および位相を決定する。マイクロプロセッサ41は、適切な制御信号を、回路34の制御入力部を介して回路34へ導入する。その結果、混信する送信信号が、受信経路32から排除される。
マイクロプロセッサ41は、回路34の制御入力部のほかに、プログラム可能な増幅器12および低雑音増幅器17・19の制御入力部と接続されている。マイクロプロセッサ41は、増幅器12,17,19の利得を、ループ利得が最適な値となり、不安定性が回避されるように設定する。
キャリブレーションループの代表特性極を、キャパシタによって実現、または、マイクロプロセッサ41でデジタルに実施できる。
本発明の送受信装置の図2に示す実施例では、加算器35が、低雑音増幅器17・19間に配置されているが、加算器35を、低雑音増幅器17の前または低雑音増幅器19の後に配置することも出来る。加算器35の構造に適するように、検出器36が受信経路32に存在する信号を引き出す点も、図2に示した場所以外の場所に備えることが出来る。
Claims (21)
- 特に移動式無線通信用の送受信装置(30)であって、
信号を送信するための送信経路(31)と、
信号を受信するための受信経路(32)と、
上記送信経路(31)から上記受信経路(32)への混信によって生成される妨害信号を抑制するための制御装置とを備え、
上記制御装置は、上記送信経路(31)を介して送信される信号から生成される補正信号を、入力点(35)を介して上記受信経路(32)へ、上記入力点(35)以降は妨害信号が抑制されるように、入力するよう設計されており、また、
上記制御装置は、上記送信経路(31)を介して送信される信号の少なくとも1つの特性に基づいて上記入力点(35)以降の上記受信経路(32)に存在する上記妨害信号を検出するように設計されている検出装置(36)を備えていることを特徴とする送受信装置。 - 周波数生成器(8,9)が、変換周波数を生成するために備えられており、
上記送信経路(31)は、送信される信号を第1周波数帯域から第2周波数帯域へ上記変換周波数を用いて変換するための第1周波数変換装置(6)を備え、
上記検出装置(36)は、上記入力点(35)以降の上記受信経路(32)に存在する上記妨害信号を、上記変換周波数を用いて検出するように設計されていることを特徴とする、請求項1に記載の送受信装置(30)。 - 上記検出装置(36)は、上記変換周波数を用いて上記入力点(35)以降の上記受信経路(32)に存在する信号を変換するための第2周波数変換装置(37)を備えていることを特徴とする、請求項2に記載の送受信装置(30)。
- 上記第2周波数変換装置(37)の下流に、低域フィルタ(38)が接続されていることを特徴とする、請求項3に記載の送受信装置(30)。
- 上記第1周波数帯域は、ベースバンドであり、上記変換周波数は、送信された信号の搬送周波数であることを特徴とする、請求項2〜4のいずれか1項に記載の送受信装置(30)。
- 上記制御装置は、送信される信号を上記送信経路(31)から出力するための出力装置(33)と、上記補正信号を上記受信経路(32)に入力するための入力装置(35)とを備えていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の送受信装置(30)。
- 上記第1周波数変換装置は、送信される信号を上記変換周波数と混合するための混合器(6)、または、送信される信号によって上記変換周波数を変調するための変調器を備え、および/または、
上記第2周波数変換装置は、上記入力点(35)以降の上記受信経路(32)に存在する信号を、上記変換周波数と混合するための混合器(37)、または、上記入力点(35)以降の上記受信経路(32)に存在する信号を、上記変換周波数によって復調するための復調器を備えていることを特徴とする、請求項2〜6のいずれか1項に記載の送受信装置(30)。 - 上記制御装置は、利得が可変の増幅器(34)および/または位相シフト量が可変の位相シフト器(34)を備え、上記増幅器(34)および/または上記位相シフト器(34)に、上記送信経路(31)から出力される信号を供給し、上記増幅器(34)および/または上記位相シフト器(34)によって生成される上記補正信号を、上記入力点(35)を介して上記受信経路(32)へ入力することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の送受信装置(30)。
- 上記増幅器(34)の利得および/または上記位相シフト器(34)の位相シフト量を、上記検出装置(36)によって検出された上記妨害信号に基づいて設定できることを特徴とする、請求項8に記載の送受信装置(30)。
- 上記出力装置は、配線方向性結合器(33)を備えていることを特徴とする、請求項6〜9のいずれか1項に記載の送受信装置(30)。
- 上記入力装置は、上記受信経路(32)に存在する信号に上記補正信号を重畳するための加算器(35)を備えていることを特徴とする、請求項6から10のいずれか1項に記載の送受信装置(30)。
- 上記制御装置は、上記検出装置(36)によって検出された上記妨害信号に基づいて上記補正信号の生成を制御する演算装置(41)を備え、上記演算装置(41)が、特に上記増幅器(34)の利得および/または上記位相シフト器(34)の位相シフト量を設定することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の送受信装置(30)。
- 上記送信経路(31)には、少なくとも1つの送信増幅器(12,14)が、送信される信号を増幅するために配置されており、および/または、
上記受信経路(32)には、受信増幅器(17,19)が、受信される信号を増幅するために配置されていることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の送受信装置。 - 上記少なくとも1つの送信増幅器(12,14)の利得および/または上記少なくとも1つの受信増幅器(17,19)の利得は可変であり、
上記演算装置(41)は、特に、上記少なくとも1つの送信増幅器(12,14)の利得および/または上記少なくとも1つの受信増幅器(17,19)の利得を設定することを特徴とする、請求項13に記載の送受信装置(30)。 - 信号を送信するための送信経路(31)と信号を受信するための受信経路(32)とを有する送受信装置(30)において混信する妨害信号を抑制するための方法であって、
上記送信経路(31)を介して送信される信号から導出される補正信号を生成する工程(a)と、
上記補正信号を、入力点(35)を介して上記受信経路(32)へ、上記入力点(35)以降の上記妨害信号が抑制されるように、入力する工程(b)と、
上記送信経路(31)を介して送信される信号の少なくとも1つの特性に基づいて、上記入力点(35)以降の上記受信経路(32)に存在する上記妨害信号を検出する工程(c)と、
検出した上記妨害信号を考慮した新規の補正信号を上記工程(a)に基づいて生成する工程(d)と、
上記工程(c)および(d)を実施する工程(e)とを含む方法。 - 変換周波数を生成し、
上記送信経路(31)を介して送信される信号を、上記変換周波数を用いて、第1周波数帯域から第2周波数帯域へ変換し、
上記入力点(35)以降の上記受信経路(32)に存在する上記妨害信号を、上記変換周波数を用いて検出することを特徴とする、請求項15に記載の方法。 - 上記入力点(35)以降の上記受信経路(32)に存在する上記妨害信号を検出するために、上記入力点(35)以降の上記受信経路(32)に存在する信号を、上記変換周波数を用いて変換することを特徴とする、請求項16に記載の方法。
- 上記入力点(35)以降の上記受信経路(32)に存在する信号を周波数変換した後、低域フィルタリングを実施することを特徴とする、請求項17に記載の方法。
- 上記第1周波数帯域は、ベースバンドであり、上記変換周波数は、送信される信号の搬送周波数であることを特徴とする、請求項16〜18のいずれか1項に記載の方法。
- 上記補正信号を、上記送信経路(31)を介して送信される信号の増幅および/または位相シフトによって生成することを特徴とする、請求項15〜19のいずれか1項に記載の方法。
- 上記補正信号を生成するために、上記送信経路(31)を介して送信される信号の利得および/または位相シフトを、検出された上記妨害信号に基づいて設定することを特徴とする、請求項19に記載の方法。
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