JP2005341107A - パケット送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バスの帯域に比べて符号化映像音声データのビットレートが高い場合には、符号化映像音声データによるバスの帯域消費が装置の正常動作を妨げる場合がある。
【解決手段】本発明のパケット送受信装置は、ネットワークインターフェースのパケット受信部にパケット解析部を設け、符号化映像音声パケットはバスを介さずに専用インターフェースからデコーダへ出力し、CPUで受信処理すべきパケットはバスを介してCPUへ転送することで、バス帯域を全く圧迫しないパケット送受信装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信網からパケット化された符号化映像音声データを送受信し再生する装置に関するものである。
従来、この種のパケット送受信装置としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがあった。図8は前記特許文献に記載された従来のパケット送受信装置を示している。図8において、ネットワークインターフェース105はバス11を介してネットワークから受信したパケットをデュアルポートメモリ104に一旦格納し、映像音声用インターフェース106はデュアルポートメモリのバスとは異なる出力ポートから受信パケットを読み出して、前記パケットが映像音声データを伝送するパケットであるか否かを判定し、符号化映像音声パケットである場合はデコーダ19へ渡す動作を行う。
前記構成によって、映像音声データによるバス11の帯域圧迫を回避している。
特開2004−112192号公報
しかしながら、前記従来の構成では、符号化映像音声データはバスを少なくとも1回は通過することになり、バスの帯域に比べて符号化映像音声データのビットレートが高い場合には、符号化映像音声データによるバスの帯域消費が装置の正常動作を妨げる場合がある。
本発明は、上記課題を解決するために、ネットワークインターフェース内に受信パケットを判定するパケット判定部を設け、符号化映像音声パケットの場合はバスを介することなくデコーダへ直接転送することでバス帯域圧迫を回避することができるパケット送受信装置を提供することを目的とする。
さらに本発明は、符号化映像音声データを伝送するパケットの受信再生動作に多くのCPU性能を必要とせず、廉価なCPUでも受信再生を可能とするネットワークインターフェースを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するため、本発明のパケット送受信装置は、ネットワークインターフェースのパケット受信部にパケット判定部を設け、符号化映像音声パケットはバスを介さずに専用インターフェースからデコーダへ出力する。その結果、バス帯域を全く圧迫しないパケット送受信装置を提供できる。
また、CPUで受信処理すべきパケットは、バスを介してCPUへ転送する。その結果、CPUで実行されるソフトウェアは、本発明のネットワークインターフェースは一般的なネットワークインターフェースと同じように扱うことができる。
以上のように、本発明のパケット送受信装置によれば、バス帯域を全く圧迫することがなくなり、かつCPU性能を必要としないため、一般に廉価な性能が低いCPUを用いて装置を構成することができる。また、ハイビジョン映像のようにビットレートが高い符号化映像音声データでも問題なく受信再生することができる。
また、ソフトウェアに対しては一般的なネットワークインターフェースと同じ動きをするために、プロトコル処理ソフトウェアに特殊な機能を必要としない利点がある。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態1におけるパケット送受信装置の構成図である。図1において、図8と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
ホストCPU10、バス11、バスインターフェース12はCPU搭載装置において一般的な構成要素であり、PHY制御部13はネットワーク装置において一般的な構成要素であり、メモリ18は汎用メモリであり、デコーダ19はMPEG2やMPEG4やH.264などの一般の符号化映像音声デコーダであり、本発明に何ら関わるものではなく、説明を省略する。
本発明のパケット送受信装置は大きく分けて送信と受信の機能を有する。まず送信動作について説明する。
ホストCPU10は作成したデータをバス11を介してバスインターフェース12、MAC部15、PHY制御部13の順に介して、データを外部ネットワーク14へと送信する。本動作は一般的なネットワーク装置の送信動作と同じであり、本発明に何ら関わるものではない。
次に受信動作について説明する。
外部ネットワーク14は本装置が接続される外部ネットワークであり、代表的なものとしてインターネットがある。
PHY制御部13は外部ネットワークとの物理層インターフェースであり、外部ネットワーク14から受信したパケットをMAC部15へ転送する。
MAC部15はパケット解析部16またはバスインターフェース12へ受信パケットを転送する。パケット解析部16はMAC部15から受けたパケットを解析し、映像音声データを伝送するパケットであると判断した場合はストリーム処理部17へ転送し、CPUで処理すべきデータと判断した場合はMAC部15へと戻す。MAC部15はパケット解析部16から戻されたパケットをバスインターフェース12へ転送する。
ストリーム処理部17はパケット解析部16から受けたパケットから映像音声データを抽出してメモリ18に一旦蓄積し、メモリ18から読み出した映像音声データをデコーダ19へと転送する。
以下、前記構成要素の詳細について図面を参照しながら説明する。
図2はMAC部15の内部構成図である。
受信処理部152は受信したパケットをパケット解析部16と切替スイッチ154とへ渡し、切替スイッチ154はホストCPU10からの設定にしたがって受信処理部152またはパケット解析部16のいづれか一方を選択し、受信パケットを受信バッファ153へと渡す。受信バッファ153はバッファ内のデータをバスインターフェース12へ渡す。
MAC部15のかかる構成によれば、切替スイッチ154を設けることにより、ネットワークインターフェース20は、パケット解析部16やストリーム処理部17の影響を受けることなく、一般的なネットワークインターフェースとして動作することが可能となる。
図3はパケット解析部16の内部構成図である。
MAC部15から受けたパケットに対して、MAC解析部160はMACヘッダを解析し、IP解析部161はIPヘッダを解析し、UDP解析部162はUDPヘッダを解析し、RTP解析部163はRTPヘッダを解析して、受信パケットが映像音声データを伝送している可能性があるか否かを判定して、判定結果を判定部166へ渡す。判定部166は受信パケットが映像音声データを伝送しているか否かを判定し、受信パケットの出力先をMAC部15かバッファ167のいづれか一方に決定する。
(MAC〜RTP解析動作・判定動作の説明)
MAC解析部160は、MAC部15から受信パケットを受けてMACヘッダの解析を開始する。送信先MACアドレスフィールドが自局のMACアドレスと一致し、かつ上位プロトコルフィールドがIPを示す場合に、判定部166とIP解析部161にMACヒット信号を渡す。ヘッダ解析が終了した時点で判定部166とIP解析部161にMAC終了信号を渡す。また、バイト単位のMACヘッダ長を算出し判定部166へ渡す。MACヘッダにVLAN(バーチャルLAN)タグフィールドが存在する場合は、VLANタグを読み飛ばす。
IP解析部161は、MAC終了信号を受けて受信パケットのIPヘッダの解析を開始する。
IP解析部161のアルゴリズムを図4を参照しながら説明する。
ステップS1000は送信先IPアドレスフィールドが自局のIPアドレスに一致し、かつ送信元IPアドレスが映像音声サーバアドレスに一致し、かつバージョン番号が4または6に一致した場合に、ステップS1001を実行し、そうでない場合は終了する。
ステップS1001は、フラグメントオフセットフィールドを検査し、受信パケットがIPフラグメントしているか否かを判定し、フラグメントしていないかまたはフラグメントしている先頭パケットである場合はステップS1002を実行し、そうでない場合はステップS1005を実行する。
ステップS1005は、IDフィールドが内部記憶領域に保持しているID保持値と一致する場合はステップS1004を実行し、そうでない場合は終了する。
ステップS1002は、上位プロトコルフィールドがUDPを示す場合はステップS1003を実行し、そうでない場合は終了する。
ステップS1003は、上位プロトコルがUDPであることを示すUDP検出信号をUDP解析部162へ出力し、ステップS1004を実行する。ステップS1004は、映像音声データの可能性があることを示すIPヒット信号を判定部166へ出力し、ステップS1006を実行する。ステップS1006は、パケット終端を受信した場合にステップS1007を実行する。ステップS1007は、UDP検出信号とIPヒット信号の出力を停止し、終了する。
ステップS1005で参照しているID保持値の更新動作について説明する。
IPヘッダのIDフィールドを受信パケット毎に一時記憶領域に更新保持し、UDP終了を受信した場合にID保持値を一時記憶領域に保持しているIDフィールド値で更新保持する。
なお、図4は出力信号を生成するための条件を示すためのフローチャートであり、ステップS1000〜ステップS1002とステップS1005の判定処理は必ず全てを実行してもよいし、フローチャートで示す順序どおりに選択的に実行してもよい。
また、IP解析部161は、判定部166へIP終了信号とIPヒット信号と、IPヘッダから取り出したIPヘッダ長とトータル長とを渡す。なお、IPヘッダ長フィールドとトータル長フィールドは4バイト単位の値であるので、バイト単位へ変換して出力する。
UDP解析部162は、IP解析部161からUDP検出信号を受けて、受信パケットのUDPヘッダの解析を開始する。判定部166へは、UDPヘッダの解析が終了したことを示すUDP終了信号と、UDPヘッダのヘッダ長と、UDPヘッダの送信先ポート番号フィールドが映像音声パケットを受信する自局のポート番号と一致し、かつ送信元ポート番号が映像音声サーバの映像音声パケットを送信するポート番号と一致する場合に、UDPヒット信号とを渡す。また、IP解析部161とRTP解析部163とへUDP終了信号を渡す。
RTP解析部163は、UDP終了信号を受けて受信パケットのRTPヘッダの解析を開始する。CSRC countフィールドで示されるデータ量のCSRCフィールドと、SSRCフィールドを読み飛ばす。extensionフィールドで拡張ヘッダの存在が示される場合は、拡張ヘッダ内のlengthを読むことにより、拡張ヘッダを読み飛ばす。RTPヘッダの固定長フィールド分とCSRC countと、拡張ヘッダが存在する場合はlengthとから、拡張ヘッダを含むRTPヘッダのヘッダ長を算出し判定部166へ渡す。また、RTPヘッダの解析が終了したことを示すRTP終了信号を判定部166へ渡す。なお、受信パケットがRTPヘッダを含むか否かはホストCPU10から通知される。
(出力先決定部の構成と動作の説明)
出力先決定部164は、受信パケットのヘッダ解析中に受信パケットを蓄積するヘッダバッファ165と、ヘッダバッファ165から読み出した受信パケットをMAC部15またはバッファ167へ切り替える判定部166と、ストリーム処理部17へ受信パケットを渡すためのバッファ167とから構成し、受信パケットをMAC部15またはストリーム処理部17へ渡す。以下、出力先決定部164の内部構成について説明する。
判定部166は、MAC終了信号とIP終了信号とUDP終了信号とRTP終了信号とにより、受信パケットのヘッダ解析が終了したことを認識する。ヘッダ解析中はヘッダバッファ165の読み出し動作は行わずに受信パケットを蓄積する。ヘッダ解析が終了した場合は、MACヒット信号とIPヒット信号とUDPヒット信号との全てを受けたときは受信パケットの出力先をバッファ167に決定し、それ以外のときはMAC部15へ決定し、ヘッダバッファ165からの読み出しを開始する。ヘッダバッファ165からの読み出し速度は、外部ネットワークとのリンク速度よりも高速とすることにより、次の受信パケットを受けたときにヘッダバッファ165を空にすることができる。実験では、リンク速度の2倍速で読み出すことでバッファを空にすることができた。
ヘッダバッファ165から受信パケットの終端を読み出した後に読み出し動作を停止し、次の受信パケットを待つ。MACヘッダ長とIPヘッダ長とUDPヘッダ長とRTPヘッダ長との加算結果である全ヘッダ長と、トータル長とMACヘッダ長とCRCなどのその他に付加されるMACデータの加算結果であるMACパケット長とを、ストリーム処理部17へ渡す。
(ストリーム処理部の構成と動作の説明)
図5は、本実施の形態1におけるストリーム処理部17の構成図である。
図5において、パケット解析部16から渡される受信パケットのペイロードに格納されている映像音声データは、MPEG2トランスポートストリーム(TS)データである場合を例にとって説明する。ペイロード抽出部170はパケット解析部16からの受信パケットと全ヘッダ長とMACパケット長とを受け、受信パケットのTSデータを抽出し、TS同期検出部171へと渡す。
TS同期検出部171は、TSパケットのシンクバイトが周期的に存在することを検査し、シンクバイトが存在するときはTSデータをライトDMAC172に渡す。一方、シンクバイトを検出できなかったときは、ライトDMAC172へのTSデータ出力を停止し、ペイロード抽出部170から受けるTSデータを検査し、シンクバイトが周期的に存在することを確認してから、ライトDMAC172へのTSデータ出力を再開する。
なお、受信データの完全性が保証される場合は、TS同期検出部171は省いてもよい。
ライトDMAC172は、内部に持つバッファにTS同期検出部171から受けたTSデータを一旦蓄積し、メモリコントローラ174を介してメモリ18へTSデータを蓄積する。リードDMAC173は、メモリコントローラ174を介してメモリ18にあるTSデータをリードし、TS解析部175へ渡す。メモリコントローラ174は、ライトDMAC172とリードDMAC173との調停と、メモリ18へのデータのリードとライトを行う。
TS解析部175は、リードDMAC173から受けたTSパケットヘッダを解析して復号部176へ渡す信号を生成する。TSパケットヘッダの解析について詳細に説明する。
TSパケットのtransport_scrambling_control(TSC)フラグを検査し、TSパケットペイロードが暗号化されているか否かの判定と、暗号化されている場合は2種類の復号鍵、すなわち偶数鍵と奇数鍵、のどちらで復号すべきか、を判定し復号部176へ渡す。TSパケットヘッダとアダプテーションフィールドは暗号化されていないものと判定する。
さらに、可変長のアダプテーションフィールド長と固定長のTSパケットヘッダとをTSパケット長188バイトから減算することによりTSパケットのペイロード長を計算し、暗号化の単位である暗号ブロック毎に復号モードをCBC(Cipher Block Chaining)やOFB(Output Feedback)やECB(Electronic Code Book)やCFB(Cipher Feedback)に切り替える信号を生成し、復号部176へ渡す。
復号部176は、TS解析部175から受けたTSデータが暗号化されている場合は復号したデータを、暗号化されていない場合はそのままのデータを、TS解析部175から受けた時間順序を守って出力制御部177へ渡す。
暗号化データを復号するための2種類の復号鍵は、ホストCPU10から暗号化された復号鍵を受けて、あらかじめ復号部176で復号しておき、ネットワークインターフェース20内部またはストリーム処理部17内部の記憶領域に保持しておく。
出力制御部177は、復号部176から受けたTSパケットを、ホストCPU10から指定された出力レートで、ARIB規格やDVB規格の伝送フォーマットでデコーダ19へ出力する。
図6は、16バイトバーストでメモリ18にアクセスする場合のメモリ18内のデータ形式の一例である。
メモリ18としてSDRAMのようなバーストアクセスメモリを使用する場合、一般にデータ転送効率を高めるために、16バイトや32バイトなどのように16以上の2のべき乗バイト数のバーストアクセスを使うことが多い。一方、TSパケットは固定長188バイトであるため、16では割り切れない。そこで、メモリ管理を簡単にするために、4バイトのダミーをTSパケット毎に付加して16で割り切れる192バイトとした。
かかる構成によれば、TS同期検出部171は、シンクバイト検出時に4バイトのダミーデータをライトDMAC172へ渡してから、受信したデータをライトDMAC172へ渡し、TS解析部175は、192バイト読み出し毎に4バイトを読み捨てることで、TSパケットの先頭を簡単に識別することができる。
さらに、TS同期検出部172とTS解析部173とでダミーデータの値を特定の値に取り決めることで、TS解析部175が読み出したデータの正当性を確認することができる。
以上のようにかかる構成によれば、ネットワークインターフェース20で受信パケットが映像音声データを伝送することを判定し、受信パケットのペイロードからTSパケットを取り出して、デコーダ19へ直接出力することにより、バス11の帯域を消費せずに、かつCPU性能を必要とせずに映像音声の受信再生を実現することができる。
なお、本実施の形態1では、MACヒット信号を受けてIP解析部161が解析を行い、IPヒット信号を受けてUDP解析部162が解析を行い、UDPヒット信号を受けてRTP解析部が解析を行うというようにシーケンシャルな動作を示したが、必ずしもシーケンシャルに動作する必要はなく、受信パケット毎に構成要素160から163が必ず動作してもよい。この場合、複雑な動作制御が不要となる効果がある。
なお、本実施の形態1では、UDPで映像音声データを伝送する場合を例にとって説明したが、UDPの代わりにTCPでもよい。この場合、IP解析部161は上位プロトコルフィールドがTCPであることを検査し、UDP解析部162ではTCPヘッダの送信先ポート番号フィールドと送信元ポート番号フィールドをUDPの場合と同様に解析する。
なお、本実施の形態1では、出力先決定部164の出力先はMAC部15またはストリーム処理部17のいずれか1つとしたが両方でもよく、この場合、デコーダが受信再生している映像音声データをCPUでも受信し、受信データの統計情報をとることが可能となる効果がある。
また、出力先決定部164の出力先はMAC部15とストリーム処理部17としたが、図7に示すようにその他に出力先を持ってもよい。この場合、MPEG2プログラムストリームやMPEG4やH.264などのデータ処理を行う構成要素をストリーム処理部17と同様の位置付けとして追加し、その符号化方式に対応したデコーダをデコーダ19と同様の位置付けとして追加することにより、TS以外の符号化方式にも対応することが可能となる。
なお、本実施の形態1では、パケット解析部16からストリーム処理部17へ渡すデータはMACパケットとしたが、IPパケットやその他の形式でもよい。
なお、本実施の形態1では、ネットワークインターフェース20にMAC部15とパケット解析部16とストリーム処理部17とバスインターフェース12を包含したが、構成要素の包含関係はこの限りではない。
なお、本実施の形態1では、受信パケットのチェックサムやCRCの検査は実施しても、しなくてもよい。実施する場合は、エラー時にパケットを廃棄したり、エラー種別やエラー回数をCPUへ通知し、エラーリカバリー処理が可能となる。
なお、本実施の形態1では、受信パケットのヘッダのフィールドの判定処理を必ず実行する例を示したが、判定が不要な場合においては判定を省くことも可能である。この場合、本発明の装置を適用する映像音声データのパケット配信サービスの運用ルールに、本発明の装置を適合させることが可能となる。
本発明にかかるパケット送受信装置は、バスを通ることなく映像音声データをデコーダへ渡すことが可能になるので、パケット網を利用した映像音声受信装置および映像音声受信装置用のネットワークインターフェースとして有用である。
本発明の実施の形態1におけるネットワークインターフェース並びにパケット送受信装置の構成図 本発明の実施の形態1におけるMAC部の内部ブロック図 本発明の実施の形態1におけるパケット解析部の内部ブロック図 本発明の実施の形態1におけるIPヘッダ解析部のアルゴリズムを示すフローチャート 本発明の実施の形態1におけるストリーム処理部の内部ブロック図 本発明の実施の形態1におけるメモリ内のデータ構造の一例を示す図 本発明の実施の形態1における異なる一例のパケット送受信装置の構成図 従来のパケット送受信装置の構成図
符号の説明
10 ホストCPU
11 バス
12 バスインターフェース
13 PHY制御部
14 外部ネットワーク
15 MAC部
16 パケット解析部
17 ストリーム処理部
18 メモリ
19 MPEG2デコーダ
20 ネットワークインターフェース
21 TS以外のストリーム処理部
22 TS以外のデコーダ
152 受信処理部
153 受信バッファ
154 切替スイッチ
160 MAC解析部
161 IP解析部
162 UDP解析部
163 RTP解析部
164 出力先決定部
165 ヘッダバッファ
166 判定部
167 バッファ
170 ペイロード抽出部
171 TS同期検出部
172 ライトDMAコントローラ
173 リードDMAコントローラ
174 メモリコントローラ
175 TS解析部
176 復号部
177 出力制御部
S1000 IPアドレスとバージョン番号判定ステップ
S1001 フラグメント判定ステップ
S1002 上位プロトコル判定ステップ
S1003 UDP検出信号出力ステップ
S1004 IPヒット信号出力ステップ
S1005 IDフィールド判定ステップ
S1006 パケット終端待ちステップ
S1007 信号出力停止ステップ

Claims (1)

  1. 受信データを解析するパケット解析部と、
    入出力データをバスに対して送受信するバスインターフェースと、
    入力されたパケットから映像音声データを抽出してメモリに一旦蓄積し、符号化映像音声データを復調するデコーダへ前記メモリから読み出した映像音声データを出力するストリーム処理部と
    前記パケット解析部の解析結果に基づいて受信データの出力先を前記バスインターフェースか前記ストリーム処理部かを切替える切替スイッチを備え、
    前記パケット解析部が受信データを解析した結果、受信データが映像音声データを伝送するパケットであると判断した場合は前記ストリーム処理部へ、CPUで処理すべきデータと判断した場合は前記バスインターフェースへ出力されるように前記切替スイッチを制御することを特徴とするパケット送受信装置。
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