JP2005339036A - Ipmp端末とipmpツールとの間のインタオペレーション装置及びその方法 - Google Patents

Ipmp端末とipmpツールとの間のインタオペレーション装置及びその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 MPEG IPMP規格は、MPEGシステムにわたるIPMP保護を規定している。IPMP端末及びIPMPツールは、IPMP処理のために互いにインタオペレートする必要がある。また、一組のIPMPメッセージがそのようなインタオペレーションのために開発されている。しかし、様々なドメインの要求の複雑さのために、IPMP規格では、端末及びツールのインタフェースと、それらのインタオペレーションの手順を未定義のままにしている。このため、規格と実際に実施されていることとの間には隔たりが存在する。
【解決手段】 本発明は、IPMP端末及びIPMPツールについて一組のインタフェースを提供する。これらのインタフェースは、端末及びツールがメッセージ交換し、データ周囲に移すために必要なものである。また、端末及びツールの接続のセットアップ及び互いにインタオペレートすることを可能にするメカニズムを規定した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、MPEGによって開発された世界標準の知財管理及び保護(IPMP)に関する。IPMP端末とIPMPツールとの間の発明されたインタオペレーション・メカニズムは、市場からの相互利用性の要求を満たす全てのIPMP互換デバイスの製品によって理解されるであろう。
知財管理及び保護(IPMP)は、MPEG−2システム規格−ISO/IEC FDIS 13818−11のパート11及びMPEG−4システム規格−ISO/IEC 14496−13のパート13である。それは、MPEGによって開発されたMPEG−2/4システムを保護するデジタル権利管理(DRM:Digital Rights Management)の問題解決手法である。この規格の残余部分において、MPEG IPMPを用いてMPEG−2 IPMP及びMPEG−4 IPMPの両方を表現する。
この明細書中で用いたいくつかの用語の定義について以下に示す。
MPEG IPMP端末:使用規則に準拠して保護されたコンテンツを消費するハードウエア及び/又はソフトウエア・モジュールの環境。
MPEG IPMPツール:認証、暗号化、透かし等の一以上のIPMP機能を実行するハードウエア及び/又はソフトウエア・モジュール。なお、所定IPMPツールは、他のIPMPツールと組み合わせてもよい。
MPEG IPMPメッセージ:IPMPツール又はIPMP端末の任意の組み合わせの間を通過したメッセージ。
MPEG IPMP規格では、MPEGシステム・コンテキストにおけるエレメンタリ・ストリームの保護機構として規定する。それによって、暗号化や透かし等のエレメンタリ・ストリームの様々な保護を含む高レベルのフレームワークを規定する。
IPMP規格の目的は、様々なツールベンダからのIPMPツールの作法におけるMPEG IPMPストリームを消費できるように、統括的であって、且つ、相互利用できるDRM解決法を規定することである。複数のIPMPツールは、直接に、又は、IPMP端末を介して、互いに通信できる。すなわち、IPMP端末は、異なるIPMPツール間の転送ルータとして働く。さらに、所定の複数のIPMPツールは、同じIPMP能力を備え、IPMP端末は、一方から他方に自由に切り替えることができる。
上述の目的のために、一組の標準情報がMPEG、すなわちIPMPメッセージによって開発された。IPMPメッセージによって、内部ツール、端末及びツールのコミュニケーション目的で用いられる一組のメッセージを特定する。これらのメッセージを用いて、IPMP端末要求又はIPMPツール応答等のIPMPツールの設定情報を実行できる。実質的な目的は、IPMP端末とIPMPツールとの間でメッセージを配信及び受信するために信頼できる、いわゆるメッセージルータをIPMP規格において提案することである。
MPEG IPMP規格は、IPMP端末とIPMPツールとの間のコミュニケーションメッセージを規定する。しかし、この規格では、これらのメッセージを配布する手段を標準化していない。すなわち、IPMP端末とIPMPツールとの間のインタフェースは明確には規定されていない。
統一されたインタフェースがないということによって、端末と様々なベンダからのツールとが互いに接続できない上に相互利用できないという状態を引き起こしている。これは、相互利用可能であって、フレキシブルなDRM解決法をセットアップするIPMP規格の試みを大きく妨げている。
実際のところ、IPMP規格の開発の間に、このプロジェクトに関連する専門家は、このような要求に注意を払い、いくつかのインタフェースの標準化を試みた。しかし、様々なドメイン及びプラットフォームは全く異なる要求を有している。IPMPの専門家は、すぐに、全てのドメインの要求を満足させる共通のインタフェースを規定することが非常に困難であることに気がついた。そのため、彼らは、わざとインタフェースを未定義のままにした。
しかし、IPMP規格の導入に関係する製品について、この問題を解決する方法はない。例えば、IPMP端末Mが復号化ツールDによって保護されたMPEG−2 ストリームを処理すると仮定する。端末Mは、設置手段、初期化手順手段、ツールDとの協働手段を備える。端末MとツールDが、異なるベンダからのものである場合、それらの両方がとどまる(abide)前に規定されるべき一組の標準化ルールが必要である。
本発明は、IPMP端末とIPMPツールとの間のインタオペレーティング方法で欠如している課題を解決することを目的とする。
本発明は、IPMP端末とIPMPツールが互いにインタオペレートする統括的なメカニズムを提案する。提案したスキームには、インタフェースとコミュニケーション方法が含まれている。
IPMP端末の側で、IPMPツール用に用いられる共通のインタフェースが規定され、例えば、IPMPツールは、このインタフェースを介してIPMPメッセージをIPMP端末に送ることができる。
IPMPツールの側では、IPMP端末又は他のIPMPツール用に用いられる2つの共通インタフェースが規定される。一方のインタフェースはIPMPメッセージの変換に用いられ、もう一方は、ペイロードデータの変換に用いられる。
一組のインタオペレーション手順は、IPMP端末及びIPMPツールがとどまる(abide)ために規定される。規定した手順によって、互いに接続された端末及びツールのセットアップを補助する。
本発明の作用
IPMP端末でMPEG IPMPで保護されたストリームを受信した場合、端末は、ストリーム中に納められて搬送された、IPMPツールリスト、ツールコンテナ及びIPMP記述子から、必要なIPMPツールの情報を取り出すことができる。ツール関連情報には、ツールID(128ビット)、所定ツールのURL、パラメトリック・ツール、コントロールポイント、シーケンスコード等を含む。コントロールポイントは、ツールが呼び出され、シーケンスコードによってこのツールの優先度を得る際の端末を示し、すなわち、同じコントロールポイントに列にされた一以上のツールがある場合、より高いシーケンスコードを持つ一つが端末によって最初に呼び出される。
IPMP端末とIPMPツールとの間のセットアップ開始を以下に説明する。
まず、端末がIPMPツールを呼び出すことを必要とする時に、例えば、DESツールをローディングして変換ペイロードデータを復号化し、端末は、IPMPツールリスト内のURLからツールをロードする。
IPMPツールは、IPMP端末又は他のIPMPツールと接続するための少なくとも2つのインタフェースを設ける。一方は、IPMPメッセージ交換のために用いられ、“メッセージ・チャネル”と呼ばれる。他方は、ペイロードデータのために用いられ、“データ・チャネル”と呼ばれる。
また一方、IPMP端末は、IPMPツールと接続するための少なくとも一つのインタフェースを設ける。それは、IPMPメッセージ交換のために用いられ、“メッセージ・チャネル”と呼ばれる。
次に、ツールが無事にロードされた後、端末は、今後の通信のためにツールの共通のインタフェースを設置する。本発明において、端末は、ツールの“メッセージ・チャネル”と“データ・チャネル”のインタフェースを探す。
さらに、端末がツールのインタフェースを首尾よく取得した後、端末は、ツールの“メッセージ・チャネル”のインタフェースを使って、端末の“メッセージ・チャネル”のインタフェースのアドレスをIPMP_OpaqueDataのメッセージを用いて上記ツールに送る。このメッセージには、このメッセージのコンテンツが、他の種類の所有データのかわりに端末の“メッセージ・チャネル”のインタフェースのアドレスであることを明白に特定する特別なマークが含まれる。
最後に、ツールがその“メッセージ チャネル”からIPMP_OpaqueDataのメッセージを受信し、特定マークを検出した場合、ツールは、今後の用途のために端末のインタフェースのアドレスを抽出する。
以上でIPMP端末とIPMPツールとの間のセットアップが完了する。
その後、IPMP端末は、IPMPメッセージをツールのメッセージ・チャネルを介して送ることができ、ツールは、端末のメッセージ・チャネルを介して応答を返すことができる。ツールの設定後、端末は、ペイロードデータをツールのデータ・チャネルを介してツールに送信することができる。
MPEG IPMPコンテキストでは、IPMPの可能性は、IPMPツール、例えばDES復号化ツール、透かしツール等によって提供される。IPMP端末は、ハードウエア又はソフトウエアのいずれか一方の異なるIPMPツールがいっしょに作動する環境を提供する。
図1は、IPMP手段によって保護された媒体ストリームの消費プロセスの一般的な構成を示すブロック図を示す。IPMP保護情報は、ストリーム生成段階の間に、ストリームに埋め込まれ、それは、ストリーム消費段階の間に抽出され、媒体リソース再生を制御する。
全ての種類のデジタル媒体リソース(写真、ビデオ、オーディオ、テキスト情報、動画、等)を含む媒体ストリーム101は、消費のためにIPMP端末100に入力される。
箱106は、複数のIPMPツールを表している。媒体ストリーム上のIPMP管理を実行するために、IPMP端末は、IPMP機能を満たす特定のIPMPツールに接続する。
IPMP端末がストリームをデマルチプレクス・モジュール102に通して個々のストリームを抽出する前に、IPMP情報は、このストリームに適用される条件が満たされているか否かを検証するためにチェックされる。例えば、IPMP端末は、このストリームと結びつけられた権利情報が、対応するIPMP権利ツールの作法を満たしているか否かをチェックする必要がある。
IPMP端末とIPMPツールとの間のインタオペレーションは双方向である。IPMP端末は、要求をIPMPツールに送信して、所定のIPMP機能性を満たすよう依頼し、作業が行われた後、IPMPツールは、後処理を終了させて結果をIPMP端末に返す。市場からの相互利用性の要求を達成するために、IPMP規格は、全てのIPMP互換のどのような端末又はツールであっても理解できる共通のシンタックスとして、IPMPメッセージを企画する。そこでIPMP端末とIPMPツールとの間の連絡は、IPMPメッセージ105の形態で行われる。
最も簡単なIPMPメッセージのシンタックスを以下に規定する。
Class IPMP_ExampleMessage{
Bit (8) tag = IPMP_ExampleMessage_tag;
Bit(8) version;
Bit(32) dataID;

//Fields and data extending this message

上記式の意味説明:
タグ(tag):拡張IPMPメッセージ用のタグ。拡張タグについての正確な値は、IPMP規格で規定されている。
バージョン(version):IPMPメッセージにおいて用いられたシンタックスのバージョンであり、ここでは“0x01”として設定される。
データID:メッセージの出所確認の目的で用いられるもの。メッセージに直接に応答するツールは、どのレスポンスにも同じデータIDを含む。
様々な用途シナリオのために、IPMP規格で規定された20メッセージより多いメッセージがある。それらは、IPMP端末及びIPMPツールの相互のインタオペレーションを容易にする様々な設定情報を搬送するために示される。
検証がうまくいった後、IPMP端末は、デマルチプレクス・モジュールをコールして、各ストリームユニット(ビデオ、オーディオ、画像、テキスト等)を抽出する。これらの全てのストリームは、以下に続くステップでこれらに対応するデコーダ103に送られる。その前に、IPMP端末は、IPMP情報をチェックして、どのIPMP機能が必要とされるかについて再度決定する必要がある。例えば、いくつかのストリームは、ストリーム生成の間に暗号化され、そのため、それらのデコーダに送られる前に復号化する必要がある。IPMP端末は、IPMPツールとインタオペレートして要求されたIPMP管理を実行する。
上記段階と同様に、IPMP端末は、デコードされたストリームがレンダー104に導かれてユーザのディスプレイ上で表示される前にIPMP情報のエンフォースメントを再度チェックする。例えば、この段階で、いくつかのストリームは、著作権侵害を検出する場合に、透かしの入った指紋検証を必要とする。IPMP端末は、IPMPツールとインタオペレートして、IPMP管理を実行する.
IPMP端末インタフェース:
上述したように、IPMPツールとインタオペレートするために、IPMP端末は、メッセージ・チャネルとして、一つの共通のインタフェースを設ける。このメッセージ・チャネルは、メッセージの受信及び送信のために用いられる。
図2は、IPMP端末のメッセージ・チャネル・インタフェースの図である。
IPMP端末100は、IPMPツールによって設けられた相手方202からIPMPメッセージを送受信する共通のメッセージ・チャネル201を設ける。
IPMP端末のメッセージ・チャネル・インタフェースを以下のように規定する:
BOOL ReceiveMessage(uint Sender, uint Recipient, long size, byte* Message)
上記式の意味説明:
送信者(Sender):このメッセージの送信者のIDを示す16ビットの符号なし整数値である。
受信者(Recipient):このメッセージの受信者のIDを示す16ビットの符号なし整数値である。
サイズ(Size):このメッセージのサイズをバイト単位で示すものである。
メッセージ(Message):IPMPメッセージのバイナリデータである。
このインタフェースは、0−1を返して、このメッセージがうまく受け取られたか、そうでないかについて送信者に示す。メッセージのシンタックスがメッセージ・タグと一致しない場合、メッセージ・データ長が与えられたサイズと同一でない場合等の場合には、受信誤りが発生する。
IPMPツールインタフェース:
MPEG IPMPツールは、認証、復号化、透かし等の一以上のIPMP機能を実行するハードウエア及び/又はソフトウエア・モジュールである。
所定IPMPツールは、IPMP端末及びおそらく他のIPMPツールとインタオペレートする必要がある。IPMPツールは、IPMP端末からIPMPメッセージを受信するだけでなく、IPMP端末からペイロードデータを受信して処理できる。そこで、IPMPツールは、そのようなインタオペレーションのために少なくとも2つの共通のインタフェースを設ける。
メッセージ・チャネル・インタフェース:
IPMPツールは、IPMPメッセージをIPMP端末及び/又は他のIPMPツールから送受信するためにチャネルを設ける必要がある。
図3は、IPMPツールのメッセージ・チャネル・インタフェースを示す。それは、上述したIPMP端末の共通のメッセージインタフェースときわめて類似している。
IPMPツールのメッセージ・チャネル・インタフェースを以下のように規定する。
BOOL ReceiveMessage(uint Sender, uint Recipient, long size, byte* Message)
上記式の意味説明:
送信者(Sender):このメッセージの送信者のIDを示す16ビットの符号なし整数値である。
受信者(Recipient):このメッセージの受信者のIDを示す16ビットの符号なし整数値である。
サイズ(Size):このメッセージのサイズをバイト単位で示すものである。
メッセージ(Message):IPMPメッセージのバイナリデータ。
このインタフェースは、このメッセージがうまく受け取られたか否かについて、送信者に示すために0−1の返り値を有する。メッセージのシンタックスがメッセージ・タグと合わない場合や、メッセージ・データ長が与えられたサイズと一致しない場合等の場合に受信誤りが発生する。
このインタフェースは、IPMP端末のメッセージ・チャネル・インタフェースと一致する。実際には、それらは同じメッセージ・チャネルの2つの端部にあたる。IPMPメッセージは、IPMP端末又はIPMPツールの不一致なくコヒーレントな方法で変換される。
データ・チャネル・インタフェース:
IPMPツールは、所定のIPMPの可能性を提供する。それは、IPMP端末が変換された/保護されたデータを処理するために役に立つ。そこで、IPMPツールは、データ処理を容易にするためにデータ・チャネルを必要とする。
図3は、さらにIPMPツールのデータ・チャネル・インタフェース301を示す。
IPMP端末のデータ・チャネル・インタフェースを以下のように規定する。
int ProcessData (long size, byte *Data)
上記式の意味説明:
サイズ(Size):次のペイロードデータのバイトサイズ
データ(Data):このIPMPツールによって処理されるペイロードデータ
このインタフェースは、どれだけのバイト数の受信データが処理されるかを示すために整数値を返す。これは、フリーサイズの代わりに所定のデータサイズを必要とする所定のIPMPツール、例えばDES復号化ツールを意味する。データの特別な部分は、処理されることなく返される。
IPMP端末がいつデータをIPMPツールに送信しようとしても、パフォーマンス効率の点で、データ・バッファのアドレスのみがデータ・チャネルを介して送信される。これによって、IPMP端末は、処理済みのデータに直接アクセスすることができる。図3では、IPMP端末のデータ・バッファ303とIPMPツールのデータ・バッファ304とは、いずれもシステムメモリの同じアドレス302を参照する。
IPMP端末とIPMPツールとの間の協働(cooperation)は同期手段又は非同期手段のいずれであってもよい。
同期手段では、IPMP端末は、IPMPツールのデータ・チャネル・インタフェースの返りを待って、全ての作業スレッドを中断する。IPMPツールの側では、受信データが処理された後、IPMPツールのみがリターンする。
非同期手段は、同期手段より複雑であって、IPMP端末がデータ・チャネル・インタフェースの返りを待たず、さらに他のスレッド、例えば処理すべき複数のストリームについて働かせることができる。IPMPツールは、受信データについて処理を終えたIPMP端末にIPMPメッセージを送る必要がある。IPMP端末は、その信号を受け取り、後処理されたデータにアクセスし、前回の処理から再開する。
IPMP端末とIPMPツールとの間の初期セットアップ
各IPMP端末とIPMPツールは、互いに接続するために所定のインタフェースを設けている。相互利用のために、所定のIPMPツールがどのツールプロバイダからであろうと、IPMP端末は、このツールとの接続をセットアップし、メッセージ・チャネル及びデータ・チャネルの共通のインタフェースを取得する共通の手段を用いることができる。また、逆に、IPMPツールは、IPMP端末のメッセージ・チャネル・インタフェースを取得する手段を有し、それによって、互いにIPMPメッセージを交換することができる。
そこで、IPMP端末及びIPMPツールによってこのセットアップを規定するために一連のメカニズムを発明した。その手順は図4に示されている。:
IPMP端末M 100とIPMPツールX 106とを仮定する。
1)端末Mは、IPMPツールリストで得られたURLからツールXをロードする。
IPMPツールは、ハードウエア(スマートカード等)又はソフトウエア(ライブラリ、ロード可能なモジュール等)の形態として存在してもよい。IPMP端末がどのようにIPMPツールをロードするかは、システムに依存する。各システムは、そのような操作を扱うユニークな方法を有している。例えば、端末MがウインドウズCEを実行しているセット・トップ・ボックスであって、ツールXがウインドウズのダイナミック・ライブラリ(DLL)であると仮定すると、端末Mは、ウインドウズCEのAPIを用いてツールXをシステムメモリ内にロードすることができる。
2)端末Mは、ツールXの共通のインタフェースを設置する。
一つはXのメッセージ・チャネル・インタフェース202である。:
BOOL ReceiveMessage(uint Sender, uint Recipient, long size, byte* Message)
他の一つは、Xのデータ・チャネル・インタフェース301である。:
int ProcessData(long size, byte *Data)
ここで、“設置(locate)”は、端末MがツールXのインタフェースにエントリ・アドレスを取得することを意味する。ハードウエア・アドレス・バスのほとんどは高々32ビットしかないので、このようなアドレスは、通常32ビット長未満である。また、モジュールのインタフェースを設置する機能性は、システムによって提供される。さらに、ステップ1で得られた例を用いて、ウインドウズ CEの端末Mは、ウインドウズCE APIを用いて、ツールXの(DLL)共通のインタフェースへのファンクション・ポインタを得る。
上記操作の結果、端末Mは、ツールXのメッセージ・チャネル及びデータ・チャネルの対応するエントリ・アドレスである2つのポインタ*MCと*DCを取得する。
その結果、端末MはツールXのインタフェースを首尾よく取得する。端末Mは、メッセージ及び/又はデータをツールXに直ちに送信できる。しかし、ツールXは、端末Mのメッセージ・チャネル・インタフェースを得ておらず、必要な場合にメッセージを端末Mに送り返すことができない。
すなわち、これが、双方向通信を遂行するためにステップ3及び4を必要とする理由である。
3)端末Mは、ツールXのメッセージ・チャネル・インタフェースを使って端末Mのそれ自体のメッセージ・チャネル・インタフェースが、opaqueData中で搬送されているIPMP_OpaqueDataのメッセージ401を送る。
IPMP_OpaqueDataのメッセージのシンタックスを以下に示す。:
Class IPMP_ExampleMessage{

Bit (8) tag = IPMP_OpaqueData_tag;
Bit(8) version;
Bit(32) DataID;
ByteArray opaqueData;

}
opaqueDataは、全ての所有データを搬送するために設計されている。そこで、このファイルを用いて、端末Mのメッセージ・チャネル・インタフェースのアドレスを搬送できる。通常、アドレスは32ビット未満の長さであり、多くても4バイトしか占有しない。
また、IPMP_OpaqueDataのメッセージを用いて他の種類の所有データを他の目的で搬送することを考える。このIPMP_OpaqueDataのメッセージにおけるデータが、端末のメッセージ・チャネル・インタフェースのアドレスのアドレスであるように、受信ツールをはっきりと知らせる所定の特別マークを用いる必要がある。
マークの一例は、以下のデータがインタフェースのアドレスであることを知らせるインタフェースのアドレスの前にあらかじめ置かれた32ビットの’0’であってもよい。
図4は、端末のメッセージ・チャネル・インタフェースを搬送するIPMP_OpaqueDataのメッセージ401のコンテンツを示す。
4)ツールXは、端末MからIPMP_OpaqueDataのメッセージを受信する。メッセージが解析された場合には、ツールXは、特別なマークを検出するが、そのマークは、このメッセージにおけるデータが端末Mのメッセージ・チャネル・インタフェース201のアドレスであることを導く信号である。
その結果、端末MとツールXの両方は、それらの相手方のインタフェースを確保する。端末とツールとの間の初期セットアップはうまく終了する。セットアップ後、端末とツールは、メッセージ/データを互いに送信及び受信でき、相互利用を達成できる。
保護されたストリームのIPMPアーキテクチャの処理を示す図である。 IPMP端末の共通のインタフェースを示す図である。 IPMPツールの共通のインタフェースを示す図である。 IPMP端末とIPMPツールとの間のセットアップ開始手順を示す図である。

Claims (6)

  1. IPMPツール用の共通のメッセージ・チャネルを提供するIPMP端末装置であって、前記IPMPツールからのIPMPメッセージを受信する前記メッセージ・チャネルとして規定されたインタフェースを備えたことを特徴とするIPMP端末装置。
  2. IPMP端末又は他のIPMPツール用の共通のメッセージ・チャネルを提供するIPMPツール装置であって、IPMP端末又は他のIPMPツールからのIPMPメッセージを受信するメッセージ・チャネルとして規定されたインタフェースを備えたことを特徴とするIPMPツール装置。
  3. IPMP端末又は他のIPMPツール用のデータ・チャネルを提供するIPMPツール装置であって、IPMP端末又は他のIPMPツールからのIPMPメッセージ以外のデータを受信する前記データ・チャネルとして規定されたインタフェースを備えたことを特徴とするIPMPツール装置。
  4. IPMP端末とIPMPツールとの相互の初期化セットアップの相互処理装置であって、
    IPMPツールをロードするIPMP端末と、
    IPMPツールのメッセージ・チャネル・インタフェースを設置するIPMP端末と、
    IPMPツールのデータ・チャネル・インタフェースを設置するIPMP端末と、
    そのインタフェースのアドレスをIPMPメッセージの中に格納し、このアドレスに先行する特別マークを取り出してIPMPツールに知らせるIMPM端末と、
    前記メッセージを受信し、前記特定のマークを検出し、IPMP端末のインタフェースのアドレスを取得するIPMPツールと
    を備える装置。
  5. ペイロードデータをIPMP端末からIPMPツールへ効果的に移す装置であって、
    ペイロード・データ・バッファのアドレスをIPMPツールのデータ・チャネルのインタフェースを介してIPMPツールに移すIPMP端末を備えることを特徴とする装置。
  6. IPMP端末とIPMPツールとの間のIPMP処理を行う装置であって、
    データ・バッファのアドレスを前記IPMPツールのデータ チャネルを介してIPMPツールへ送信するIPMP端末と、
    前記データ・チャネルから受信したデータを処理するIPMPツールと、
    受信したデータの処理が終了した後、IPMPメッセージを終わらせ、IPMP端末に信号を返すIPMPツールと、
    前記信号を受け取り、前回の処理から再開するIPMP端末と
    を備える装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010252271A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Canon Inc 画像読取装置

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