JP2005335556A - 車載用ディスプレイ装置、車載用ディスプレイ装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
ディスプレイパネルの一時待避時の姿勢及び待避時間を予め記憶し、ユーザの指示に従ってディスプレイパネルを通常使用時の姿勢から一時待避時の姿勢とし、ディスプレイパネルを待避させてから待避時間が経過したか否かを判別し、ディスプレイパネルを待避させてから待避時間が経過した場合に、ディスプレイパネルを通常使用時の姿勢に復帰させる。
【選択図】 図9
Description
また、待避時間記憶部は、ディスプレイパネルを一時待避させる時間である待避時間を記憶する。
一方、待避処理部は、ユーザの指示に従ってディスプレイパネルを通常使用時の姿勢から一時待避時の姿勢とする。
そして、経過時間判別部は、ディスプレイパネルを待避させてから待避時間が経過したか否かを判別し、復帰部は、ディスプレイパネルを待避させてから待避時間が経過した場合に、ディスプレイパネルを通常使用時の姿勢に復帰させる。
また、前記一時待避時の姿勢は、前記ディスプレイパネルが前記通常使用時の姿勢をとっている場合に、前記ディスプレイパネルの背面側に位置することととなる他の装置の操作部の操作が行える姿勢とするようにしてもよい。
さらにまた、前記待避姿勢記憶部および待避時間記憶部は、協働して前記待避時姿勢および前記待避時間の組合せを複数組記憶するようにしてもよい。
また、前記一時待避時の姿勢は、前記ディスプレイパネルが前記通常使用時の姿勢をとっている場合に、前記ディスプレイパネルの背面側に位置することととなる他の装置の操作部の操作が行える姿勢とするようにしてもよい。
さらに、前記通常使用時の姿勢を予め記憶する通常姿勢記憶過程を備え、前記復帰過程は、前記通常姿勢記憶過程で記憶した前記通常使用時の姿勢に前記ディスプレイパネルを復帰させるようにしてもよい。
また、前記車載用ディスプレイ装置は、前記通常使用時の姿勢を予め記憶する通常姿勢記憶部を備え、前記ディスプレイパネルを前記通常使用時の姿勢に復帰させるに際し、前記通常姿勢記憶部に記憶した前記通常使用時の姿勢に前記ディスプレイパネルを復帰させるようにしてもよい。
また、上記各制御プログラムをコンピュータ語取可能な記録媒体に記録することも可能である。
操作を迅速、かつ、容易に行えるようにするとともに、ディスプレイパネルの通常使用状
態への復帰の手間を低減できる。
図1は、実施形態の車載用ディスプレイ装置の概要構成ブロック図である。
図2は、実施形態の車載用ディスプレイ装置のディスプレイパネルを一時待避時の姿勢(水平姿勢)とした場合の外観斜視図である。
図3は、一実施形態の車載用ディスプレイ装置のディスプレイパネルを通常使用時の姿勢(立設姿勢)とした場合の外観斜視図である。
また、このオープン/クローズキー12Aを含む操作部12は、ディスプレイパネルの姿勢を変更して、当該変更後の姿勢を通常使用時の姿勢あるいは一時待避時の姿勢としてEEPROM15にそれぞれ複数記憶させるべく操作する際にも用いられ、さらに待避時間を予めEEPROM15に記憶させるべく操作する際にも用いられる。
車載用ディスプレイ装置10は、図2あるいは図3に示すように、ダッシュボードパネルDP内にその筐体が収納されるように設けられている。
図4は、ディスプレイパネルを筐体内に収納している場合に、ディスプレイパネルを通常使用時の姿勢とするための処理フローチャートである。
図5は、車載用ディスプレイ装置のディスプレイパネル収納状態の説明図である。
図6は、車載用ディスプレイ装置のディスプレイパネルを筐体から水平に引き出した状態の説明図である。
図7は、車載用ディスプレイ装置のディスプレイパネルの回動動作および一時待避時の姿勢としたときの説明図である。
図8は、車載用ディスプレイ装置のディスプレイパネルを通常使用時の姿勢としたときの説明図である。
したがって、マイクロコンピュータ11は、水平駆動用モータ14Aの駆動中は、水平位置検出スイッチの出力に基づいてディスプレイパネル13が水平駆動終了位置に至ったか否かを判別する(ステップS2)。
この状態でディスプレイパネル13は、図6に示すように、水平に完全に引き出された状態(一時待避姿勢の一態様にも相当)となる。
ここで、回動終了位置は、デフォルト設定の他、図示しないチルト設定キーによりユーザが設定した位置がEEPROM15内に格納されている。この結果、マイクロコンピュータ11は、姿勢検出センサの出力とEEPROM15に格納されている設定位置とを比較して回動終了位置を判別している。
まずマイクロコンピュータ11は、オープン/クローズキー12Aが操作されたか否かを判別する
(ステップS11)。
ステップS12の判別において、オープン/クローズキー12Aの操作時間が所定の基準時間よりも短い短押しがなされた場合には、マイクロコンピュータ11は、ディスプレイパネル13が筐体内に収納状態にあるか否かを判別する(ステップS13)。
ステップS13の判別において、ディスプレイパネル13が筐体内に収納状態にはない場合には(ステップS13;No)、ディスプレイパネル13を筐体内に収納する処理を行う。
具体的には、マイクロコンピュータ11は、図8に示すように、ディスプレイパネル13が通常使用時の姿勢13Vである時に、オープン/クローズキー12Aが所定の基準押し下げ時間よりも短い期間、押し下げ操作されると、駆動部14を制御し、回動動用モータ14Bを駆動して、ディスプレイパネル13を回動させる(ステップS31)。
したがって、マイクロコンピュータ11は、回動用モータ14Bの駆動中は、水平位置検出スイッチの出力に基づいてディスプレイパネル13が回動終了位置に至ったか否かを判別する(ステップS32)。
この状態でディスプレイパネル13は、図6に示したように、完全に水平な状態となる。
以上のステップS21〜ステップS26の処理により、ディスプレイパネル13を収納完了状態として、処理を終了する。
ステップS17の判別において、現在の動作モードがエアコンモードではない場合には(ステップS17;No)、マイクロコンピュータ11は、動作モードをエアコンモードに設定する(ステップS18)。
次にマイクロコンピュータ11は、EEPROM15から読み出した一時待避時間を設定して、タイマをスタートさせる(ステップS20)。
ステップS21の判別において、未だタイマがタイムアップしていない場合には(ステップS22;No)、再び処理をステップS11に移行し、以下、同様の処理を行う。
ステップS21の判別において、タイマがタイムアップした場合には(ステップS22;Yes)、エアコンモードを解除する(ステップS15)。
また、一時待避状態への移行を行うためのキーは任意に設定することが可能である。
以上の説明においては、待避時姿勢および待避時間をそれぞれ1種類ずつ記憶するように構成していたが、待避姿勢記憶部として機能するEEPROM15に複数の一時待避時の姿勢を記憶させ、マイクロコンピュータ11がユーザの指示に対応するいずれかの一時待避時の姿勢を選択して通常使用時の姿勢から当該一時待避時の姿勢とするように構成することも可能である。
ことも可能である。また、通信インターフェースを設け、インターネット、LANなどのネットワークを介して制御用プログラムをダウンロードし、インストールして実行するように構成することも可能である。このように構成することにより、ソフトウェア的により高機能としたり、より信頼性の高い車載用ディスプレイ装置を構成することが可能となる。
11…マイクロコンピュータ(待避処理部、経過時間判別部、復帰部、待避時間設定部)
12…操作部(待避姿勢設定部、待避時間設定部)
12A…オーブン/クローズキー(待避姿勢設定部、待避時間設定部)
13…ディスプレイパネル
13V…通常使用時の姿勢
13W…一時待避時の姿勢
14…駆動部(待避処理部、復帰部)
14A…水平駆動用モータ(待避処理部、復帰部)
14B…回動用モータ(待避処理部、復帰部)
14C…姿勢検出センサ
15…EEPROM(待避姿勢記憶部、待避時間記憶部、通常使用位置記憶部)
21…ROM
22…RAM
24…CPU(待避処理部、経過時間判別部、復帰部、待避時間設定部)
Claims (14)
- ディスプレイパネルの一時待避時の姿勢を記憶する待避姿勢記憶部と、
前記一時待避時の姿勢を前記待避姿勢記憶部にあらかじめユーザが記憶させるべく操作を行う待避姿勢設定部と、
前記ディスプレイパネルを一時待避させる時間である待避時間を記憶する待避時間記憶部と、
ユーザの指示に従ってディスプレイパネルを通常使用時の姿勢から一時待避時の姿勢とする待避処理部と、
前記ディスプレイパネルを待避させてから前記待避時間が経過したか否かを判別する経過時間判別部と、
前記ディスプレイパネルを待避させてから前記待避時間が経過した場合に、前記ディスプレイパネルを前記通常使用時の姿勢に復帰させる復帰部と、
を備えたことを特徴とする車載用ディスプレイ装置。 - 請求項1記載の車載用ディスプレイ装置において、
前記待避姿勢記憶部は、複数の前記一時待避時の姿勢を記憶可能であり、
前記待避処理部は、前記ユーザの指示に対応するいずれかの前記一時待避時の姿勢を選択して前記通常使用時の姿勢から当該一時待避時の姿勢とする、
ことを特徴とする車載用ディスプレイ装置。 - 請求項1または請求項2に記載の車載用ディスプレイ装置において、
前記一時待避時の姿勢は、前記ディスプレイパネルが前記通常使用時の姿勢をとっている場合に、前記ディスプレイパネルの背面側に位置することととなる他の装置の操作部の操作が行える姿勢とすることを特徴とする車載用ディスプレイ装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車載用ディスプレイ装置において、
前記通常使用時の姿勢を記憶する通常姿勢記憶部を備え、
前記復帰部は、前記通常姿勢記憶部に記憶した前記通常使用時の姿勢を参照して前記ディスプレイパネルを前記通常使用時の姿勢に復帰させることを特徴とする車載用ディスプレイ装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の車載用ディスプレイ装置において、
前記待避姿勢記憶部および待避時間記憶部は、協働して前記待避時姿勢および前記待避時間の組合せを複数組記憶することを特徴とする車載用ディスプレイ装置。 - ユーザの指示に従ってディスプレイパネルの一時待避時の姿勢を予め記憶する待避姿勢記憶過程と、
ユーザの操作に基づいて前記ディスプレイパネルを一時待避させる時間である待避時間を予め記憶する待避時間記憶過程と、
ユーザの操作に基づいてディスプレイパネルを通常使用時の姿勢から一時待避時の姿勢とする待避処理過程と、
前記ディスプレイパネルを待避させてから前記待避時間が経過したか否かを判別する経過時間判別過程と、
前記ディスプレイパネルを待避させてから前記待避時間が経過した場合に、前記ディスプレイパネルを前記通常使用時の姿勢に復帰させる復帰過程と、
を備えたことを特徴とする車載用ディスプレイ装置の制御方法。 - 請求項6記載の車載用ディスプレイ装置の制御方法において、
前記待避姿勢記憶過程においては、複数の前記一時待避時の姿勢を記憶可能であり、
前記待避処理過程は、前記ユーザの指示に対応するいずれかの前記一時待避時の姿勢を選択して前記通常使用時の姿勢から当該一時待避時の姿勢とする、
ことを特徴とする車載用ディスプレイ装置の制御方法。 - 請求項6または請求項7に記載の車載用ディスプレイ装置の制御方法において、
前記一時待避時の姿勢は、前記ディスプレイパネルが前記通常使用時の姿勢をとっている場合に、前記ディスプレイパネルの背面側に位置することととなる他の装置の操作部の操作が行える姿勢とすることを特徴とする車載用ディスプレイ装置の制御方法。 - 請求項6ないし請求項8のいずれかに記載の車載用ディスプレイ装置の制御方法において、
前記通常使用時の姿勢を予め記憶する通常姿勢記憶過程を備え、
前記復帰過程は、前記通常姿勢記憶過程で記憶した前記通常使用時の姿勢に前記ディスプレイパネルを復帰させることを特徴とする車載用ディスプレイ装置の制御方法。 - ディスプレイパネルの一時待避時の姿勢を記憶する待避姿勢記憶部と、前記ディスプレイパネルを一時待避させる時間である待避時間を記憶する待避時間記憶部と、を備えた車載用ディスプレイ装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
前記一時待避時の姿勢を前記待避姿勢記憶部にあらかじめユーザに記憶させ、
前記ユーザの指示に従ってディスプレイパネルを通常使用時の姿勢から一時待避時の姿勢とさせ、
前記ディスプレイパネルを待避させてから前記待避時間が経過したか否かを判別させ、
前記ディスプレイパネルを待避させてから前記待避時間が経過した場合に、前記ディスプレイパネルを前記通常使用時の姿勢に復帰させる、
ことを特徴とする制御プログラム。 - 請求項10記載の制御プログラムにおいて、
前記待避姿勢記憶部は、複数の前記一時待避時の姿勢を記憶可能であり、
前記ユーザの指示に対応するいずれかの前記一時待避時の姿勢を選択させて前記通常使用時の姿勢から当該一時待避時の姿勢とさせる、
ことを特徴とする制御プログラム。 - 請求項10または請求項11に記載の制御プログラムにおいて、
前記車載用ディスプレイ装置は、前記通常使用時の姿勢を予め記憶する通常姿勢記憶部を備え、
前記ディスプレイパネルを前記通常使用時の姿勢に復帰させるに際し、前記通常姿勢記憶部に記憶した前記通常使用時の姿勢に前記ディスプレイパネルを復帰させることを特徴とする制御プログラム。 - 請求項10ないし請求項12のいずれかに記載の制御プログラムにおいて、
前記待避姿勢記憶部および待避時間記憶部に、前記待避時姿勢および前記待避時間の組合せを複数組記憶させることを特徴とする制御プログラム。 - 請求項10ないし請求項13のいずれかに記載の制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004157561A JP2005335556A (ja) | 2004-05-27 | 2004-05-27 | 車載用ディスプレイ装置、車載用ディスプレイ装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009063607A1 (ja) * | 2007-11-12 | 2009-05-22 | Clarion Co., Ltd. | 画面部収納型機器及び車載用情報機器 |
JP2014202834A (ja) * | 2013-04-02 | 2014-10-27 | 矢崎総業株式会社 | ヘッドアップディスプレイ装置 |
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-
2004
- 2004-05-27 JP JP2004157561A patent/JP2005335556A/ja active Pending
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