JP2005334487A - データ収集方法及びデータ収集装置並びにデータ収集システム - Google Patents

データ収集方法及びデータ収集装置並びにデータ収集システム Download PDF

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Abstract

【課題】 大当たり状態の信号が払出信号に遅れて出力されても、大当たり状態における払出枚数を正確にカウントする。
【解決手段】 少なくとも遊技機GMから出力されるIN信号と、IN信号によって当たりとなり払出枚数をパルス数によって表すOUT信号と、通常状態と異なる大当たり状態を表すBB信号とを入力可能であり、BB信号の入力の有無により通常状態であるか大当たり状態であるかを判断し、通常状態時及び大当たり状態時に入力するOUT信号をカウントして各状態における払出枚数を計数するデータ収集において、
BB信号がOUT信号より遅れて入力された場合に、OUT信号入力時まで遡ってOUT信号をカウントし大当たり状態時の払出枚数とする。
【選択図】 図6

Description

この発明は、回胴式遊技機等の遊技機から出力される信号のデータ収集方法及びデータ収集装置並にデータ収集システムにかかる。詳細には、入賞による払出しに対応して出力される払出信号を計数するデータ収集方法及びデータ収集装置並びにデータ収集システムに関する。
回胴式遊技機においては、遊技媒体であるメダルを投入しスタートレバーを叩いたときに読み込んだ内部カウンタ値が所定の数値であった場合、回胴リールの絵柄を揃えて賞品であるメダルの払い出しが行われる。
更に回胴式遊技機では、所定の数値であった内部カウンタ値が更に特定の数値であった場合には、遊技者にとって有利な遊技媒体数を獲得可能なボーナス状態となり、所定ゲーム数(スタートレバーを叩いてリールを回胴させて停止させるまでで1回)の間で投入メダル数より、払出メダル数の方が多くなるように設定されている。尚、ここでは、ボーナス状態としては、15枚のメダル払出しを8回繰返し120枚のメダルが払出されるレギュラーボーナス状態、レギュラーボーナス状態(以下、RB状態という。)が2乃至3回続き240枚乃至360枚のメダルが払出されるビッグボーナス状態(以下、BB状態という。)、各回胴毎の停止ボタンの押し順を表示しその押し順の通りに停止ボタンが押せた場合に通常状態での小役に相当するメダルを払出すアシストタイム状態(以下、AT状態という。)、ボーナス状態時とリプレー時以外の時に所定ゲーム間目押しを可能にして遊技者がメダルを有利に獲得できる状態とするチャレンジタイム状態(以下、CT状態という。)等の遊技者にとってメダル獲得が有利な状態、即ち、所定ゲーム数間において投入メダル数より多い払出しメダル数を獲得可能な状態を言う。
これら回胴式遊技機からは、遊技機への遊技媒体の投入に対応して出力される投入信号と、遊技機による遊技媒体の払い出しに対応して出力される払出信号と、遊技者にとって有利な遊技媒体数を獲得可能なボーナス状態となったことに対応して出力されるボーナス状態信号とが出力されている。そして、遊技機を管理する側、即ち、遊技場の経営側においては、これら投入信号の入力数と、払出信号の入力数と、ボーナス状態信号の入力数を、ホールコンピュータなどで遊技機毎に記憶させて管理している。
そこで、このような遊技機から出力される各信号を受領すると共にボーナス状態を判定して遊技機の状態を判断して各動作状態におけるデータの収集を可能とするものとして、『遊技場用データ集計装置』(特開平06−007522号、特許2707022号、以下従来例という。)が知られている。
該従来例は、『(請求項3) 遊技に伴い所定の確率で大当たり状態を呈すると共に予め設定された条件が成立したときに当たり率を高めたボーナスモードを所定期間だけ保持する複数台の遊技機をデータ集計対象とした遊技場用データ集計装置において、遊技機が大当たり状態、ボーナスモード、或いは通常状態の何れの状態にあるのかを判定する遊技状態判定手段を備え、遊技機に関するデータ集計動作を、前記遊技状態判定手段の判定結果に基づいて、大当たり状態、ボーナスモード、通常状態の3種類に区分して実行するように構成されていることを特徴とする遊技場用データ集計装置。』からなる。
そして該従来例の請求項3において、例えば遊技場用データ集計装置のデータ集計対象が回胴式遊技機であるので、遊技場用データ集計装置は、回胴式遊技機から出力される大当たり状態(例えばビッグボーナス状態)信号及びボーナスモード(小役が当りやすい、例えばアシストタイムなどの状態)である信号を入力し、これら入力する信号によって遊技状態を判断可能である。そして、遊技状態毎に、回胴式遊技機から出力されるメダルを払出したことを表すパルス状のメダル払出信号等の各信号を受けて、各遊技状態毎に集計可能とするものである。勿論、パチンコ遊技機に於ても、パチンコ遊技機から出力される各状態を表す信号を入力してパチンコ遊技機の状態を遊技状態判定手段が判別し、各状態毎に、パチンコ遊技機から出力されるアウト玉数を示すパルス状のアウト玉数信号、セーフ玉数を示すパルス状のセーフ玉数信号等の各信号を受領して動作状態毎に集計する。
特許第2707022号公報
上記従来例では、例えば回胴式遊技機から出力されるメダルを投入した後に遊技を開始した旨を表すIN信号(かけたメダル数分のパルス信号からなる)と、所定の条件が整ったことで払出されるメダルの払出を表すOUT信号(払出されたメダル数分のパルス信号からなる)とを計数可能である。
また、回胴式遊技機では、メダル投入後にスタートレバーを叩くと投入メダル数(最大3枚迄賭けられる)に対応した数のパルス数であるIN信号を出力するものと、メダルを投入する都度投入メダル1枚に対し1パルスのIN信号を出力するものとがある。何れにしても該IN信号は、投入されたメダルの枚数によってその枚数分だけパルス信号を出力するので、IN信号のパルス数が投入された(遊技者がかけた)メダル枚数を表すこととなり、該パルスをカウントすることで、投入メダル数をカウントできる。又、レバーが叩かれたタイミングがよく当りとなると、回胴式遊技機ではOUT信号を出力する。該OUT信号もパルス信号であり、パルス数が払出すメダル数を表すので、このパルスをカウントすることで払出すメダル数をカウントできる。
更に、レバーが叩かれたタイミングよくボーナス状態となった場合には、IN信号及びOUT信号の他、ボーナス状態である旨を表す信号BB(BB信号、RB信号、AT信号、CT信号などの信号)を出力する。
回胴式遊技機から出力されるビッグボーナス状態である旨を表すBB信号は、図2(c)に表すようなOUT信号出力(図2(b))と同時か出力以前に出力されることで、ビッグボーナス状態におけるOUT信号のカウントが正確に行われる。
しかしながら、回胴式遊技機によっては、図2(d)(e)に表すように、IN信号のタイミングでボーナス状態となっても直ぐにはBB信号が出力されず、OUT信号が出力された後にBB信号を出力する機種が存在し、然も、機種毎にOUT信号出力後BB信号が出力されるまでの期間が異なっていた。
このため、従来例では、ボーナス状態における遊技機からの払出しを正確に収集できないという問題点を有した。そして、この機種毎に異なるボーナス状態信号の出力タイミングの違いを吸収するためには、機種毎に予めボーナス状態信号の出力タイミングの違いを実験によって収集しておき、該出力タイミングの違いによって遅れた期間に払い出される払出枚数を修正しなければならず、このような方法では新しい機種が発売されると対応できなかった。
そして該問題点は、パチンコホール等遊技場を経営する上では、遊技機の調整の際に目安とする遊技機の情報を正確に把握できず、所望する調整の精度を落としてしまい、又、遊技状態毎の回収と払出しとが一致しないためホール管理の精度を欠くこととなる。
そこでこの発明は、ボーナス状態を表すボーナス状態信号が遊技機毎に異なるタイムラグを持って出力されても、払出し数を表す払出信号によって正確にカウント可能とさせるため、
遊技機への遊技媒体の投入に対応して出力される投入信号と、遊技機による遊技媒体の払い出しに対応して出力される払出信号と、遊技者にとって有利な遊技媒体数を獲得可能なボーナス状態となったことに対応して出力されるボーナス状態信号とを入力する入力ステップを備えたデータ収集方法において、
ボーナス状態信号を検知すると、ボーナス状態信号入力前に入力した投入信号入力時からボーナス状態信号終了時までの間に入力された払出信号を計数し、外形数結果をボーナス時積算払出数として出力する計数ステップとを備えることを特徴とするデータ収集方法、
及び、
遊技機への遊技媒体の投入に対応して出力される投入信号と、遊技機による遊技媒体の払い出しに対応して出力される払出信号と、遊技者にとって有利な遊技媒体数を獲得可能なボーナス状態となったことに対応して出力されるボーナス状態信号とを入力する入力手段を備えるデータ収集装置において、
ボーナス状態信号を検知すると、ボーナス状態信号入力前に入力した投入信号入力時からボーナス状態信号終了時までの間に入力された払出信号を計数し、該計数結果をボーナス時積算払出数として出力する計数手段を備えることを特徴とするデータ収集装置、
を提供する。これらデータ収集方法、データ収集装置によれば、入力ステップ(手段)によって入力した投入信号、払出信号、ボーナス状態信号によって、計数ステップ(手段)がボーナス状態信号入力前に入力した投入信号入力時からボーナス状態信号終了時までの間に入力された払出信号を計数したボーナス時積算払出数を出力するので、遊技機毎に異なるボーナス状態信号の出力タイミングの違いを自動的に補正し、払出し数を表す払出信号の正確な計数ができる。尚、出力するとは、例えば他の装置に通信回線を介して出力することや、CRTモニターに表示出力すること、プリンターに出力することを言う。
尚、このデータ収集装置は1の筐体で構成してもよいが、複数の筐体から構成してもよい。即ち、1の筐体で構成するデータ収集装置が、複数の遊技機に対して処理を行う場合や、例えば装置がホールの島内に設置スペースが取れないような大きくなる場合等には、遊技機から離れた位置に設置し、遊技機との間でデータ通信を行うこととなる。この場合には長い通信線の途中でノイズ等が混入することが考えられるので、ノイズ等が混入しないような高価な出力装置を入替えが頻繁な遊技機に設けることとなり、入れ替えの度新たな遊技機に出力装置が設けられるので不経済である。
そこで、データ収集装置の一部を構成すると共に遊技機とは別体としたノイズ等が混入しない出力装置である遊技機端末装置を設け、遊技機1台乃至複数台毎に設置する。そして、データ収集装置を構成する他の装置として、入力手段及び計数手段を設ける中継コンピュータやホールコンピユータ等を設け、遊技機端末装置と共にデータ収集装置を構成してもよい。このようにデータ収集装置を複数の筐体から構成することで、スペースのない遊技機付近には、遊技機からの情報を入力する小型の遊技機端末装置を設置可能となり、遊技機との間の通信距離を短くできるので、遊技機にノイズ等の混入を防止する手段を設けずともよくなる。そして、遊技機端末装置にノイズ等の混入を防止可能な通信手段を設ければ、遊技機の入替え毎に、遊技機に高価なノイズ等の混入を防止する出力装置を設けることが無く経済的である。又これら複数の装置から構成するデータ収集装置では、遊技機端末装置、中継コンピュータ、ホールコンピュー夕の何れかに、入力手段及び計数手段を設ければ良いので、例えぱ、データ収集装置を構成する何れかの装置に入力手段及び計数手段の両手段を設けても良いし、更には、遊技機端末装置、中継コンピュータの何れかに入力手段を設け、中継コンピュータ、ホールコンピュータの何れかに計数手段を設けて構成してもよい。
また、この発明のデータ収集装置は、
遊技機1台乃至複数台毎に設置され遊技機からの信号線を接続する遊技機端末装置と、複数の遊技機端末装置と通信可能に接続された中継コンピュータと、複数の中継コンピュータと通信可能に接続されたホールコンピュータとに分割して構成される、
ようにしてもよい。データ収集装置をこのように構成すれば、ホールコンピュータと遊技機端末装置の間に中継コンピュータを設けて高速通信させ、遊技機端末装置が遊技機の増加に伴い増えてもホールコンピュータの通信処理が重くなり、収集データのリアルタイム性が失われるのを防止することができる。
この場合、遊技機端末装置に入力手段及び計数手段を設け、中継コンピュータは、遊技機端末装置の計数手段から出力されるボーナス時積算払出数をホールコンピュータに転送する構成としてもよい。また、計数手段にはCPUや記憶装置などの高価なICが必要であり、遊技台数に対応して複数設ける遊技機端末装置夫々に計数手段を設けたのでは数が多く不経済となるので、中継コンピュータに計数手段を設けてもよい。この場合遊技機端末装置の入力手段が入力した投入信号、払出信号、ボーナス状態信号を中継コンピュータへ中継し、中継コンピュータの計数手段が、ボーナス時積算払出数をホールコンピュータへ出力する。また遊技台端末装置に入力手段を設け、その入力手段で入力した前記各信号を中継コンピュータに転送し、中継コンピュータがホールコンピュータに転送し、ホールコンピュータが計数手段を備えて計数するようにしてもよい。
また時代が進み、ネットワーク転送速度が向上すれば、本発明のデータ収集装置は、中継コンピュータなしとし、遊技台端末装置(入力手段のみか、入力手段と計数手段を有する)と、ホールコンピュータ(計数手段と、或いは遊技台端末装置の計数手段の計数したボーナス時積算払出数を受ける)で構成してもよい。
そこで、本発明では、
遊技機への遊技媒体の投入に対応して出力される投入信号と、遊技機による遊技媒体の払い出しに対応して出力される払出信号と、遊技者にとって有利な遊技媒体数を獲得可能なボーナス状態となったことに対応して出力されるボーナス状態信号とを入力する入力手段を備え、ボーナス状態信号を検知すると、ボーナス状態信号入力前に入力した投入信号入力時からボーナス状態信号終了時までの間に入力された払出信号を計数し、該計数結果をボーナス時積算払出数として出力する計数手段を備えたデータ収集装置と、
複数のデータ収集装置と通信可能に接続され、そのデータ収集装置が出力したボーナス時積算払出数を受信して記憶可能なホールコンピュータとからなることを特徴とするデータ収集システム、
及び、
遊技機への遊技媒体の投入に対応して出力される投入信号と、遊技機による遊技媒体の払い出しに対応して出力される払出信号と、遊技者にとって有利な遊技媒体数を獲得可能なボーナス状態となったことに対応して出力されるボーナス状態信号とを入力する入力手段を備え、入力手段によって入力された投入信号、払出信号、ボーナス状態信号を出力する出力手段を備えるデータ収集装置と、
複数のデータ収集装置と通信可能に接続され、出力手段によって出力された投入信号、払出信号、ボーナス状態信号を受信する受信手段を備え、ボーナス状態信号を検知すると、ボーナス状態信号入力前に入力した投入信号入力時からボーナス状態信号終了時までの間に入力された払出信号を計数しボーナス時積算払出数として出力する計数手段を備えたホールコンピュータと、からなることを特徴とするデータ収集システム、
を提供する。更に上記各データ収集システムの1形態として、本発明のデータ収集システムは、
データ収集装置は、複数の遊技機1台乃至複数台毎に設置され、遊技機からの信号線を接続する遊技機端末装置と、複数の遊技機端末装置と通信可能に接続された中継コンピュータと、に分割して構成される。
尚、実施例記載の如くの、投入メダルに対応した投入信号(IN信号)と、払出メダルに対応した払出信号(OUT信号)と、ボーナス状態信号(BB信号、RB信号、AT信号、CT信号)を入力可能であり、ボーナス状態信号の入力の有無により通常状態であるかボーナス状態であるかを判断し(S14)、ボーナス状態時に入力する払出信号(OUT信号におけるMBB)をカウント(S15)して各状態における払出枚数を計数し、ボーナス状態信号が払出信号(OUT信号)より遅れて入力された場合に、払出信号入力時より計数していた別カウンタにて払出信号(BBw)をカウントし、これらMBBとBBwを加算してボーナス状態時の払出枚数とする以外に同様の作用効果を下記に示す異なる態様にて実現することもできる。
即ち、払出信号(OUT信号)、投入信号(IN信号)、ボーナス状態信号(BB信号、RB信号、AT信号、CT信号)を夫々のローレベルとなった初回に同時に記憶させ、ボーナス状態信号のローレベル状態が終了した場合に、ボーナス状態信号のローレベル状態時のOUT信号を遡って積算計数し、ボーナス状態信号ローレベル検出前のIN信号ローレベルが検出されるまでの間のOUT信号を更に遡って積算計数し、その両積算値合計をボーナス状態時の払出枚数とするようにしてもよい。
このように似たような類型例は種々の態様が考えられ所定の態様に特定することはできない。従って「ボーナス状態信号を検知すると、ボーナス状態信号入力前に入力した投入信号入力時からボーナス状態信号終了時までの間に入力された払出信号を計数したボーナス時積算払出数を出力する計数ステップ(手段)」は、このような類型の上位概念である。
尚、計数手段におけるボーナス状態信号の検知とは、ボーナス状態信号がボーナス状態時である状態とボーナス状態時でない状態との二通りの状態を表す信号からなり、ボーナス状態時である状態を表しているか否かを検知することであるが、ボーナス状態信号そのものの有無により、ボーナス状態であるかそれ以外の状態であるかを検知することも含まれる。
従って、これらデータ収集方法、データ収集装置、及びデータ収集システムによれば、入力ステップ(手段)によって入力した投入信号、払出信号、ボーナス状態信号によって、計数ステップ(手段)がボーナス状態信号入力前に入力した投入信号入力時からボーナス状態信号終了時までの間に入力された払出信号を計数したボーナス時積算払出数を出力できるので、遊技機毎に異なるボーナス状態信号の出力タイミングの違いを自動的に補正し、払出し数を表す払出信号の正確な計数ができる。
複数設置される遊技機は、遊技機端末装置、中継コンピュータ、ホールコンピュータの各装置によって管理され、各装置は通信可能に接続される。
即ち、遊技機端末装置は、1台、或は、複数台の遊技機毎に対応して設置され、遊技機から出力される入力信号、払出信号、及び、ボーナス状態信号を入力可能であり、中継コンピュータからの指示により自身に対応する遊技機から各信号を取得し、該信号を中継コンピュータへ送信する。
中継コンピュータには、入力手段、及び、計数手段が設けてある。そして、中継コンピュータでは、遊技機から入力信号、払出信号、及び、ボーナス状態信号を取得するよう遊技機端末装置に対し指示信号を出力し、入力手段が該指示に従って各遊技機端末装置から入力信号、払出信号、及び、ボーナス状態信号を取得する。そして、入力手段が入力した信号からボーナス状態であると検知すると、ボーナス状態信号入力前に入力した投入信号入力時からボーナス状態信号終了時までの間に入力された払出信号を計数し、該計数結果をボーナス時積算払出数としてホールコンピュータへ出力する。
ホールコンピュータは、中継コンピュータから入力する全ての遊技機のボーナス状態時において計数された遊技媒体の払出数を遊技機毎にその時刻に対応させて記憶し管理する。
以下に、この発明の実施例を、図面に基づき説明する。図1はこの発明に基づく管理システムの概略を表す説明図であり、図2は遊技機から出力される信号の説明図であり、図3は遊技機端末装置の説明図であり、図4は各装置の設置状態を表す側面説明図であり、図5は遊技機からの信号処理を島コンピュータで行う場合のフローチャートであり、図6は遊技機からの信号処理を遊技機端末装置が行う場合のフローチャートであり、図7は各装置の他の設置状態を表す側面説明図であり、図8は配線ボックスを表す斜視説明図であり、図9は配線ボックスの回路の説明図である。
1は、遊技機管理システムである。図1に表す遊技機管理システム1は、回胴式遊技機ホールHに設置した例であり、回胴式遊技機ホールHは列状に複数並設された回胴式遊技機GMによって形成される島H1によって形成され、遊技客が各回胴式遊技機GMによって遊技する。遊技機管理システム1は、回胴式遊技機GM毎に設置される遊技機端末装置2、遊技機端末装置2を備えた回胴式遊技機GMの島H1を管理する各島H1毎に設ける島コンピュータ3、各島コンピュータ3と接続して各島コンピュータ3からの情報を処理するホールコンピュータ4とからなる。そして、遊技機端末装置2、島コンピュータ3、及び、ホールコンピュータ4とはホール通信回線LANによって信号入出力可能に接続され、遊技機管理システム1を形成する。
回胴式遊技機GMは、所謂「パチスロ」マシーンであり、遊技客が遊技すべく遊技媒体であるメダルを投入し、投入したメダルを賭けて遊技するために押圧するスタートレバーを有する。又、スタートレバーを押圧することによって3つの回胴が夫々回転する。更に、各回胴は、夫々の回胴に対応して設ける停止ボタンを押圧することで、徐々に回転が弱まり回転が停止される。そしてこの各回胴の胴表面には夫々絵柄が記載されており、スタートレバーを押圧した時点のカウンタ計数値を読込み、これが所定の値となった時、夫々の回胴に付属した停止ボタンの押圧タイミングを加味して入賞が確定され、各回胴の絵柄が夫々所定の並びとなるよう回転制御する。尚、通常状態での入賞はボーナス状態へ移行する確率が数百分の一であるのが一般的であり、通常状態での入賞は、所定ゲーム数間(所定投入枚数によるスタートレバーの押圧)で投入メダル数より払出しメダル数が少ない、遊技者不利の状態である。
又、回胴式遊技機GMからは、IN信号が出力される。回胴式遊技機GMによるIN信号の出力には、IN信号を1枚のメダル投入時に1パルス出力するものと、投入メダル数をカウントしておき、スタートレバーを押圧するのに同期して前回スタートレバーを押圧して以後投入された枚数分のパルスを連続して出力する信号とがある。尚、IN信号は、この実施例では回胴式遊技機GMから出力される場合を説明するが、回胴式遊技機GMから出力された信号に基づいて例えば遊技機端末装置2がIN信号を生成して出力する場合も同様である。
IN信号は図2(a)に表すような、投入されたメダル数分のパルス信号からなる。同図は、スタートレバーの押圧に同期して投入したメダル3枚分の3パルスが出力された例である。又、回胴式遊技機GMでは、入賞時メダルが払い出す際に払出信号(以下、払出信号はOUT信号という)を出力する。OUT信号は、図2(b)に表すように、IN信号同様に払出枚数分のパルス信号からなり、同図の例では払い出される枚数が15枚であった例である。
又、回胴式遊技機GMにおける入賞は、例えばビッグボーナスなどの遊技者にとって有利な遊技媒体数を獲得可能なボーナス状態での入賞や、小役など通常状態での入賞が有る。何れの入賞も、各回胴の絵柄が夫々所定の並びとなるよう回転制御される。尚、通常状態での入賞はボーナス状態へ移行する確率が数百分の一であるのが一般的であり、通常状態での入賞は、所定ゲーム数間(所定投入枚数によるスタートレバーの押圧)で投入メダル数より払出しメダル数が少ない、遊技者不利の状態である。そして回胴式遊技機GMでは、ボーナス状態のうち、例えばビッグボーナス状態では、ビッグボーナス信号(以下、ビッグボーナス信号はBB信号という)を出力する。BB信号は、図2(c)乃至図2(e)に表すように、ビッグボーナス状態の期間中全期間にわたり出力され続ける。同図の例では、夫々異なる回胴式遊技機から出力されるBB信号を表しており、(c)はOUT信号と同期して出力され、(d)は(c)に比べOUT信号にやや遅れて出力され、(e)は(d)よりも更に遅れて出力される例を表している。そして、(c)乃至(e)の様なOUT信号に対する出力時期のずれは遊技機の種類や遊技機のメーカ毎に異なっている。
そして、回胴式遊技機GMでは遊技状態においてこれら以外にもエラー信号等各種信号を出力可能であり、少なくも、遊技客が遊技媒体であるメダルを投入した後にスタートレバーを押圧することで投入メダル1枚に付き1パルスの割合で出力されるIN信号、及び、入賞時に払出された払出しメダル1枚に付き1パルスの割合で出力されるOUT信号、並びに、ビッグボーナス状態時の該状態時全期間に亙り出力され続けるBB信号を出力可能である。
更に、回胴式遊技機GMの種類によっては、所定の条件が成立した場合、ビッグボーナス状態以外のボーナス状態をとる遊技機もある。ボーナス状態には特に制限はないが、回胴式遊技機GMに予め設定される所定の条件や回胴の絵柄の揃い方の差などによって複数定められるものであり、15枚のメダル払出しを8回繰返し120枚のメダルが払出されるレギュラーボーナス状態、レギュラーボーナス状態(以下、RB状態という。)が2乃至3回続き240枚乃至360枚のメダルが払出されるビッグボーナス状態(以下、BB状態という。)、各回胴毎の停止ボタンの押し順を表示しその押し順の通りに停止ボタンが押せた場合に通常状態での入賞時同様にメダルを払出すアシストタイム状態(以下、AT状態という。)、ボーナス状態時とリプレー時以外の時に所定ゲーム間目押しを可能にして遊技者がメダルを有利に獲得できる状態とするチャレンジタイム状態(以下、CT状態という。)等の遊技者にとってメダル獲得が有利な状態、即ち、所定ゲーム数間において投入メダル数より多い払出しメダル数を獲得可能な状態をボーナス状態と言う。
そして、島H1を形成する回胴式遊技機GMには、各回胴式遊技機GM毎に配線ボックス5を介して遊技機端末装置2が信号入出力可能に接続される。遊技機端末装置2は、図3に表すように、接続される回胴式遊技機GMから出力された遊技状態を表すIN信号、OUT信号、BB信号、RB信号、AT信号、CT信号等の各信号や、不正を検知した際に出力される不正検知信号や、打ち止め状態であることを表す打ち止め信号等の各信号を入力し、変復調回路21によって変調可能とするための入出力回路22を備える。そして、遊技機端末装置2はこの入出力回路22にこれら各信号が間違いなく接続されたかどうか確認可能にLEDを各信号入力端子毎に信号線の電圧が印加されるよう設け、遊技機端末装置2の回路を説明した図9に表すように各信号線がグランドアースに導通するとLEDが点灯するよう構成する。変調回路21によって変調された各信号は2芯同軸ケーブルによって接続され全2重通信方式で通信される。ホール通信回線LANによって通信される。このような回胴式遊技機GMからの情報の収集は自身が接続される島コンピュータ3からの指示によって行うが、該処理や入出力回路22、変復調回路23によって通信を行うため、遊技機端末装置2は制御部(転送指示回路)を備えている。そして、遊技機端末装置2と回胴式遊技機GMとは各信号線によって接続されるが、図4に表すように、遊技機端末装置2と回胴式遊技機GMとの間に配線ボックス5を設置する。配線ボックス5は一方を遊技機端末装置2と接続されるが、遊技機端末装置2との接続は複数線からなるフラットケーブル等が接続されたコネクタによって接続される。そして、回胴式遊技機GMとの接続は、回胴式遊技機GMからの各信号線を配線ボックス5の各ターミナルと接続することで行う。遊技機端末装置2と配線ボックス5との接続は、遊技機端末装置2に設ける接続端子23と、配線ボックス5に設ける出力端子55とを接続ケーブルによって接続して行う。夫々の接続端子23、55は、40ピン程度の多ピンコネクタによって構成され、容易に着脱可能である。これにより、遊技機メーカー毎に遊技機から配線される配線端末のコネクタ仕様が異なっても、配線ボックス5と遊技機端末装置2との間の配線が固定仕様となるため、この間の配線を変更することなく、回胴式遊技機GMとの配線を簡便にしている。従って、後述するようにホールHが遊技機の入れ替えを行う際に、回胴式遊技機GMの配線端部のコネクタ形状が異なっていても、該コネクタを切断してケーブルの端部を処理して導線をむき出し状態として配線ボックス5に接続するだけで接続可能となる。
尚、以下に説明する島コンピュータ3及びホールコンピュータ4にも遊技機端末装置2同様、ホール通信回線LANによって通信可能とするための入出力回路や変復調回路を備えるが、LANによって通信する際には通常備えるインターフェースであり回路であるので詳説は省略する。
島コンピュータ3は、図1に表すように、各島H1毎に設置され、自身に接続された遊技機端末装置2の管理する回胴式遊技機GMの遊技データを管理する。即ち、各遊技機端末装置2が回胴式遊技機GMから出力される遊技データを、島コンピュータ3からのデータ転送指示信号を受けて、島コンピュータ3へ転送する。このデータ転送指示信号は、各回胴式遊技機GMの遊技データを収集させる信号であり、各回胴式遊技機GMに接続される遊技機端末装置2に対し周期的に順次出力される。該信号を受領する遊技機端末装置2では、変復調回路21において分岐回路24と復調回路25を介して転送指示回路26が感知すると、現在入力中の遊技データが変調回路27と重畳回路28を介してデータ転送する。尚、遊技データとしては、IN信号、OUT信号、ボーナス状態信号(BB信号、RB信号、AT信号、CT信号)等を取り扱う。この遊技機端末装置2と島コンピュータ3間は2芯同軸ケーブルによって接続され全2重通信する。又、島コンピュータ3は遊技機端末装置2に電力を供給する。そして、島コンピュータ3は、回胴式遊技機GMの出力する各信号を遊技機端末装置2を経由して入力可能な入力手段及び該信号によってボーナス状態時の遊技媒体払出数を計数する計数手段(図示せず)を備え、回胴式遊技機GMからのIN信号、OUT信号、及び、ボーナス状態信号を検知するとボーナス状態信号を入力する前のIN信号入力時からボーナス状態信号が終了する時までの間に入力されたOUT信号を回胴式遊技機GM毎にカウントし、ボーナス状態におけるメダルの払出枚数として積算して記憶する。そして島コンピュータ3は記憶したボーナス状態におけるメダルの払出枚数や他の遊技データとともにホールコンピュータ4からの転送要求に基づきホールコンピュータ4に転送する。又、島コンピュータ3は、以下に説明する各ステップの実行や、情報の通信を制御する制御部を備え、更に、各制御に於て情報を一時的に記憶したり、島コンピュータ3自身のログや処理した情報を記録するためのバックアップRAMによる記録装置を備える。尚、島コンピュータ3の備える入力手段は、回胴式遊技機GMの出力した各信号を遊技機端末装置2を経由して入力するので島コンピュータ3に備えるが、実質的に遊技機端末装置2が取得し該信号を島コンピュータ3に転送するだけであるので、遊技機端末装置2に備えても良い。
以下に具体的なカウントの方法を図5に基づき説明する。
図5は島コンピュータ3の信号処理を表すフローチャートであり、ボーナス状態信号(BB信号、ATorCT信号、RB信号のロー)を検知するとボーナス状態信号を入力する前の投入信号入力時からボーナス状態信号が終了するまでの間に入力されたOUT信号を回胴式遊技機GM毎にカウントし、ボーナス状態におけるメダルの払出枚数として積算して記憶する。
即ち、ステップS1は、予め設定された島コンピュータ3が管理する回胴式遊技機GMの台数PをRAMデータ「k」に記憶させるステップであり、以下「k」が「k」番目の回胴式遊技機GMを表し、「k」の値を変化させることで処理する回胴式遊技機GMを変更させる。
ステップS2は、「k」が0以下となったか否かを判断するステップであり、ステップS1に続けて実行される。ステップS2で「k」が0以下であると判断されると続けてステップS3が実行される。又、「k」が0よりも大きければ続けてステップS4が実行される。即ち、ステップS2は、処理すべき「k」番目の回胴式遊技機GMがあるか否かを判断しているものであり、処理する回胴式遊技機GMがない場合に続けてステップS3が実行されることとなり、処理する回胴式遊技機GMがある場合には続けてステップS4が実行されることとなる。
ステップS4は、「k」番目の遊技機端末装置2にデータ転送を指示するステップであり、ステップS4が実行されると、島コンピュータ3では「k」番の回胴式遊技機GMが接続される遊技機端末装置2に対して、遊技機端末装置2が接続されている「k」番目の回胴式遊技機GMへデータを取得しに行くよう制御部が制御し入出力回路や変復調回路を経由して信号出力し指示する。この指示により、該遊技機端末装置2では、制御部が入出力回路や変復調回路等を制御し、変復調回路21が指示信号を復調し入出力回路22を経由して自身が接続される回胴式遊技機GMからIN信号、OUT信号、及び、ボーナス状態信号(BB信号、RB信号、AT信号、CT信号)を取得し、取得した該信号を入出力回路を経由22して変復調回路21により2芯同軸ケーブルを経由した全2重通信による通信が可能なように変調し島コンピュータ3へ出力することとなる。そして、島コンピュータ3では「k」番目の回胴式遊技機GMからIN信号、OUT信号、及び、ボーナス状態信号(BB信号、RB信号、AT信号、CT信号)を取得することとなり、以下に述べる各ステップによって各信号が処理される。
ステップS5は、ステップS4に続けて実行され、ステップS4にて問い合わせた「k」番目の回胴式遊技機GMから信号送信されるのを待ち受けるステップであり、「k」番目の回胴式遊技機GMから信号入力があるまで再び自身のステップS5を繰り返す。
「k」番目の回胴式遊技機GMの信号が遊技機端末装置2から送信されると、島コンピュータ3では、LANを経由して取得した変調信号を変復調回路が復調し、IN信号、OUT信号、ボーナス状態信号(BB信号、RB信号、AT信号、CT信号)等の各信号に変換して取得する。そして、ステップS5に続けて実行されるステップS6によって、各受信信号が「k」番目の回胴式遊技機GMに紐づけてメモリに記憶される。そして、以後の各ステップで「k」番目の回胴式遊技機GMの信号を判断する際には、ステップS6で記憶した信号が判断対象として用いられる。従って、以下の各処理に於て特にことわらなければ、IN信号、OUT信号等の各信号はステップS6に記憶した情報に基づく処理である。
ステップS6に続けてステップS7が実行される。ステップS7は、島コンピュータ3が入力した「k」番目の回胴式遊技機GMからのIN信号のレベルがハイ(電源電圧)なのかロー(0ボルト)なのかを判断するステップであり、該ステップがローと判断されれば続けてステップS8が実行され、ハイと判断すれば続けてステップS10が実行される。即ち、IN信号のレベルは図2(a)の右端に表すように、レベルがハイであればIN信号はスタートレバーが押圧されていないかメダルの投入がなされていないかを示す状態であり、レベルがローであればメダルの投入がなされスタートレバーが押圧された状態、又は回胴式遊技機GMが旧式のものであればメダルの投入がなされている状態を表している。図2(a)ではローレベルが3回出現する3パルスの信号を例示しているが、これは、投入したメダル(賭けたメダル)が3枚であることを意味している。以下、OUT信号、BB信号等各信号もローレベルで夫々の信号が信号の持つ状態を表しており夫々の信号を入力していると表現する。
尚、図2(b)乃至(e)に表す信号のレベルも図2(a)同様である。
ステップS7でローレベルと判断された場合に処理されるステップS8は、IN信号のレベルがローレベルであったのが初回であるか否かを判断するステップである。該ステップは、島コンピュータ3による各ステップの処理が60ms程度の極短い時間に島コンピュータ3に接続された全ての回胴式遊技機GM(最大では200台程度の回胴式遊技機GM)を一通り処理可能なので、これに比べ長い時間ローレベルを維持しているIN信号の現出により1パルスの信号を複数数えないようにするステップである。そして、ステップS8が初回でないと判断した場合には、ステップS7がローレベルではないと判断した場合同様に、続けてステップS10が実行される。尚、IN信号のローレベル検出が初回であったか否かの判定の具体的手法は、IN信号がハイのときにフラグをOFFとしておき、IN信号がローレベルとなったときにフラグをONとするようにし、IN信号がローかつフラグがOFFの場合が初回と判断する。そして、S8同様、S12、S20、S23、S26においても夫々異なるアドレスを異なるフラグとして設け夫々ONまたはOFFの状態を記憶させて初回か否かを判定する。
一方、ステップS8がローレベルの検出が初回であると判断した場合には、続けてステップS9が実行される。ステップS9は、「k」番目の回胴式遊技機GMからのIN信号の低レベル出現回数をカウントするステップであり、nIN[k]によって表される「k」番目の回胴式遊技機GMのIN信号低レベル出現回数に1を加えてnIN[k]に置き換える、即ちnIN[k]に1を加えてカウントするステップである。尚、nIN[k]のデフォルト値は予め0に設定されている。更にステップS9では、BBwの値を0に設定する。このBBwは、OUT信号が最初に現出してから、遅れてBB信号が現出するまでに払出された払出枚数をカウントする変数である。従って、このBBwによって、回胴式遊技機GMから遅延して出力されるBB信号との差を吸収し、大当たり状態での正確な払出枚数をカウント可能となる。
そして、ステップS9が実行されると、次いでステップS10が実行される。ステップS10は、OUT信号のレベルを判断するステップであり、OUT信号がハイレベルであれば次いでステップS11が実行され、OUT信号がローレベルであれば次いでステップS12が実行される。従って、ステップS10では、回胴式遊技機GMから受信するOUT信号がメダルを払出したOUT信号があったか否かを判断可能である。
ステップS10によってOUT信号がローレベルであると判断される、即ちOUT信号を受信していると判断すると実行されるステップS12は、ステップS8同様、OUT信号のレベルがローレベルとなった初回であるか否かを判断するステップである。該ステップは、島コンピュータ3による各ステップの処理が60ms程度の極短い時間に島コンピュータ3に接続された全ての回胴式遊技機GM(最大では200台程度の回胴式遊技機GM)を一通り処理可能なので、これに比べ長い時間ローレベルを維持しているOUT信号の現出により1パルスの信号を複数数えないようにするステップである。そして、ステップS12が初回でないと判断した場合には、ステップS10が低レベルではないと判断した場合同様に、続けてステップS11が実行される。
又、ステップS12がローレベルとなった初回であると判断すると次いでステップS13が実行される。ステップS13は、「k」番目の回胴式遊技機GMからのOUT信号の低レベル出現回数をカウントするステップであり、nOUT[k]によって表される「k」番目の回胴式遊技機GMのOUT信号低レベル出現回数に1を加えてnOUT[k]に置き換える、即ちnOUT[k]に1を加えてカウントするステップである。尚、nOUT[k]のデフォルト値は0に設定されている。更にステップS13では、スッテプS9で0に設定されたBBwの値に1を加えBBwに置換える、即ちBBwをカウントする。
従って、ステップS12によって、OUT信号がローレベルに初めてなった状態を検知でき常に払出枚数のカウントが可能となる。
そしてステップS13に続けてステップS14が実行される。ステップS14は、BB信号のレベルを判断するステップであり、BB信号がハイレベルであれば次いでステップS16が実行され、BB信号がローレベルであれば次いでステップS15が実行される。従って、ステップS14では、回胴式遊技機GMから受信するBB信号がビッグボーナス状態を表しているか否かを判断可能である。
ステップS14でBB信号がローレベルであると判断した場合に続けて実行されるステップS15は、ビッグボーナス状態における払出枚数を表すMBB[k]に1を加えMBB[k]とする。即ち、MBB[k]を1カウントする。このMBB[k]は大当たり状態での払出枚数を表しており、ステップS15におけるカウントのみでは、遅延した期間に既に払出された枚数のカウントはなされないが、後出のステップS21によってBBwに置換えられることで以後ステップS15においては遅延分を考慮した払出枚数をカウントすることとなる。
ステップS15に続いてステップS16が実行される。勿論、ステップS14においてBB信号がハイレベルであると判断された場合もステップS16が実行される。
ステップS16は、AT信号のレベルを判断するステップであり、AT信号がハイレベルであれば次いでステップS18が実行され、AT信号がローレベルであれば次いでステップS17が実行される。従って、ステップS16では、回胴式遊技機GMから受信するAT信号が夫々の状態を表しているか否かを判断可能である。尚、ステップS16では、AT信号ではなくCT信号を判断しても良く、又、両信号を夫々に判断しても良いが、この実施例では入力チャンネルの都合上、AT信号又はCT信号の何れかが入力される。
ステップS16でAT信号がローレベルであると判断した場合に続けて実行されるステップS17は、アシストタイム状態における払出枚数を表すMAT[k]に1を加えMAT[k]とする。即ち、MAT[k]を1カウントする。このMAT[k]はアシストタイム状態での払出枚数を表しており、ステップS17におけるカウントのみでは、遅延した期間に既に払出された枚数のカウントはなされないが、後出のステップS24によってBBwに置換えられることで以後ステップS17においては遅延分を考慮した払出枚数をカウントすることとなる。
ステップS17に続いてステップS18が実行される。勿論、ステップS16においてBB信号がハイレベルであると判断された場合もステップS18が実行される。
ステップS18は、RB信号のレベルを判断するステップであり、RB信号がハイレベルであれば次いでステップS11が実行され、RB信号がローレベルであれば次いでステップS19が実行される。従って、ステップS18では、回胴式遊技機GMから受信するRB信号がレギュラーボーナス状態を表しているか否かを判断可能である。
ステップS18でRB信号がローレベルであると判断した場合に続けて実行されるステップS19は、レギュラーボーナス状態における払出枚数を表すMRB[k]に1を加えMRB[k]とする。即ち、MRB[k]を1カウントする。このMRB[k]はレギュラーボーナス状態での払出枚数を表しており、ステップS19におけるカウントのみでは、遅延した期間に既に払出された枚数のカウントはなされないが、後出のステップS27によってBBwに置換えられることで以後ステップS19においては遅延分を考慮した払出枚数をカウントすることとなる。
ステップS19に続いてステップS11が実行される。勿論、ステップS18においてRB信号がハイレベルであると判断された場合もステップS11が実行され、更に、ステップS10がOUT信号がハイレベルであると判断する、即ち、OUT信号を受信していない場合にもステップS11が実行される。
ステップS11は、ステップS10やステップS18同様にBB信号のレベルを判断するステップであり、BB信号がハイレベルであれば次いでステップS22が実行され、BB信号がローレベルであれば次いでステップS20が実行される。従って、ステップS11では、回胴式遊技機GMから受信するBB信号がビッグボーナス状態であるか否かを判断可能である。
BB信号がローレベルの時に実行されるステップS20は、ステップS12同様、BB信号がローレベルとなった初回であるか否かを判断するステップである。該ステップは、島コンピュータ3による各ステップの処理が60ms程度の極短い時間に島コンピュータ3に接続された全ての回胴式遊技機GM(最大では200台程度の回胴式遊技機GM)を一通り処理可能なので、これに比べ長い時間ローレベルを維持しているBB信号を複数数えないようにするステップである。そして、ステップS20が初回でないと判断した場合には、ステップS11が低レベルではないと判断した場合と同様に、続けてステップS22が実行される。
又、ステップS20がローレベルとなった初回であると判断すると次いでステップS21が実行される。ステップS21は、「k」番目の回胴式遊技機GMからのBB信号の低レベル出現回数をカウントするステップであり、nBB[k]によって表される「k」番目の回胴式遊技機GMのBB信号低レベル出現回数に1を加えてnBB[k]に置き換える、即ちnBB[k]に1を加えてカウントするステップである。尚、nBB[k]のデフォルト値は0に設定されている。更にステップS21では、スッテプS13で既にカウントされたBBwの値をMBB[k]に置換える、即ちMBB[k]がステップS15でカウントされた1のはずであるが、BB信号がOUT信号に遅延して現出した場合を補正するために、既にカウントされた払出枚数であるBBwに置換え、正確な払出し枚数とする。尚、BB信号がOUT信号に遅延することなく同時に現出した場合には、ステップS13によって既にカウントされたBBwも1なので、やはり正しくカウントされたMBB[k]となる。
従って、ステップS20によって、BB信号がローレベルに初めてなった状態を検知すると、該状態となるまでにカウントした払出枚数をMBB[k]とするので大当たり状態での正確な払出し枚数がカウント可能となる。
そしてステップS21に続けてステップS22が実行される。ステップS22は、ステップS11やステップS18同様にAT信号のレベルを判断するステップであり、AT信号がハイレベルであれば次いでステップS25が実行され、AT信号がローレベルであれば次いでステップS23が実行される。従って、ステップS22では、回胴式遊技機GMから受信するAT信号がAT状態であるか否かを判断可能である。
AT信号がローレベルの時に実行されるステップS23は、ステップS20同様、AT信号がローレベルとなった初回であるか否かを判断するステップである。該ステップは、島コンピュータ3による各ステップの処理が60ms程度の極短い時間に島コンピュータ3に接続された全ての回胴式遊技機GM(最大では200台程度の回胴式遊技機GM)を一通り処理可能なので、これに比べ長い時間ローレベルを維持しているAT信号を複数数えないようにするステップである。そして、ステップS23が初回でないと判断した場合には、ステップS20が低レベルではないと判断した場合と同様に、続けてステップS25が実行される。
又、ステップS23が初回であると判断すると次いでステップS24が実行される。ステップS24は、「k」番目の回胴式遊技機GMからのAT信号の低レベル出現回数をカウントするステップであり、nBB[k]によって表される「k」番目の回胴式遊技機GMのBB信号低レベル出現回数に1を加えてnBB[k]に置き換える、即ちnBB[k]に1を加えてカウントするステップである。尚、nBB[k]のデフォルト値は0に設定されている。ステップS23がAT信号のを処理したにも拘らずステップS24がBB信号同様の処理を行うのは、AT信号によるAT状態がアシストタイム状態としてホール側に処理されるからであり、ビッグボーナス状態等とは別に計数処理したい場合には、例えばnAT[k]のような変数を設けnBB[k]とは別に計数処理するればよい。
更にステップS24では、ステップS13で既にカウントされたBBwの値をMAT[k]に置換える、即ちMAT[k]がステップS17でカウントされた1のはずであるが、AT信号がOUT信号に遅延して現出した場合を補正するために、既にカウントされた払出枚数であるBBwに置換え、正確な払出し枚数とする。尚、AT信号がOUT信号に遅延することなく同時に現出した場合には、ステップS13によって既にカウントされたBBwも1なので、やはり正しくカウントされたMAT[k]となる。
従って、ステップS23によって、AT信号がローレベルに初めてなった状態を検知すると、該状態となるまでにカウントした払出枚数をMAT[k]とするのでアシストタイム状態での正確な払出し枚数がカウント可能となる。
ステップS22或はステップS24に続けてステップS25が実行される。ステップS25は、ステップS22やステップS11同様にRB信号のレベルを判断するステップであり、RB信号がハイレベルであれば次いでステップS28が実行され、RB信号がローレベルであれば次いでステップS26が実行される。従って、ステップS25では、回胴式遊技機GMから受信するRB信号がレギュラーボーナス状態であるか否かを判断可能である。
RB信号がローレベルの時に実行されるステップS26は、ステップS20同様、RB信号がローレベルとなった初回であるか否かを判断するステップである。該ステップは、島コンピュータ3による各ステップの処理が60ms程度の極短い時間に島コンピュータ3に接続された全ての回胴式遊技機GM(最大では200台程度の回胴式遊技機GM)を一通り処理可能なので、これに比べ長い時間ローレベルを維持しているRB信号を複数数えないようにするステップである。そして、ステップS26が初回でないと判断した場合には、続けてステップS28が実行される。
又、ステップS26が初回であると判断すると次いでステップS27が実行される。ステップS27は、「k」番目の回胴式遊技機GMからのRB信号のローレベル出現回数をカウントするステップであり、nRB[k]によって表される「k」番目の回胴式遊技機GMのRB信号ローレベル出現回数に1を加えてnRB[k]に置き換える、即ちnRB[k]に1を加えてカウントするステップである。尚、nRB[k]のデフォルト値は0に設定されている。そして、ステップS27に続けてステップS28が実行される。
更にステップS27では、スッテプS13で既にカウントされたBBwの値をMRB[k]に置換える、即ちMRB[k]がステップS17でカウントされた1のはずであるが、RB信号がOUT信号に遅延して現出した場合を補正するために、既にカウントされた払出枚数であるBBwに置換え、正確な払出し枚数とする。尚、RB信号がOUT信号に遅延することなく同時に現出した場合には、ステップS13によって既にカウントされたBBwも1なので、やはり正しくカウントされたMRB[k]となる。
従って、ステップS26によって、RB信号がローレベルに初めてなった状態を検知すると、該状態となるまでにカウントした払出枚数をMRB[k]とするので大当たり状態での正確な払出し枚数がカウント可能となる。
そして、各信号の処理が行われた後、即ち、ステップS25或はステップS27に続けてステップS28が実行される。
ステップS28は、現在処理対象としている回胴式遊技機GMを次の回胴式遊技機GMにするためのステップであり、処理対象である回胴式遊技機GMを特定するための変数「k」から1を減算して「k」とするステップである。そして、ステップS28に続けて再びステップS2以降の処理が繰返される。
このステップS28により、順次処理対象である回胴式遊技機GMが変更され、最終的に1を減算した結果「k」が0となり、その島H1の全回胴式遊技機GMのデータ収集が終了するとステップS2では「k」が0以下となるので、続けてステップS3が実行される。
ステップS3は、ステップS4以降ステップS27で処理して得た島Hに属する、即ち各処理を行っている島コンピュータ3が管理している、各回胴式遊技機GM全ての情報nIN[1]〜nIN[k]、nOUT[1]〜nOUT[k]、MBB[1]〜MBB[k]、MAT[1]〜MAT[k]、MRB[1]〜MRB[k]をホール通信回線LANを経由してホールコンピュータ4へ送信させるステップである。従って、島コンピュータ3がBB信号を検知した場合、BB信号を検知する直前に検知したIN信号受領以降のOUT信号を計数して受領したBB信号によって特定された大当たり状態の間における払出された遊技媒体であるメダル数を正確に集計可能となる。
ステップS3が終了すると続けてステップ1を実行する。
そして、再びステップS1によって「k」を島コンピュータ3が管理している回胴式遊技機GMの総数に置換え、以降のステップによって、再び島コンピュータ3が管理している回胴式遊技機GMの情報の取得を行い、ホールコンピュータ4へ送信する。この時島コンピュータ3がホールコンピュータ4へ送信する際には、島コンピュータ3をホールコンピュータ4が識別可能な情報を付加して送信することで、情報を受領したホールコンピュータ4はどの島コンピュータ3から送信されたデータであるかを識別することが可能となる。
ホールコンピュータ4は、コンピュータ装置からなり、ホール通信回線LANによって各島コンピュータ3と信号入出力可能に接続される。ホールコンピュータ4はホールに接続される回胴式遊技機や、メダル貸機、メダル計数機、景品を管理するPOS装置等ホール通信回線LANによって接続される各装置を管理する管理装置であり、貸メダルの管理や景品の管理等も行うが、本発明に於ては回胴式遊技機GMのデータ収集が目的であるので、データ収集に関してを説明する。ホールコンピュータ4は、ディスプレイ等の出力手段や、キーボードやマウス或はスキャナ等の入力手段、入出力手段を用いて各種処理を行うためのCPU、メモリ等からなる制御部、データを記憶するハードディスク等からなる記憶手段を有する。ホールコンピュータ4は、各島コンピュータ3から入力されるnIN[1]〜nIN[k]、nOUT[1]〜nOUT[k]、MBB[1]〜MBB[k]、MAT[1]〜MAT[k]、MRB[1]〜MRB[k]を受領すると制御部が島コンピュータ3を識別することで各回胴式遊技機GM毎に紐付けて時刻と共に記憶手段へ記憶する。該記憶は各島コンピュータ3から順次送信される情報を記憶するので、各回胴式遊技機GM毎に最新の情報が得られる。又、この時記憶する情報は所定期間毎、例えば1秒毎の最新の情報を記憶するように設定することで、最新の1秒は受領した全ての情報を記憶し、それ以前の情報は1秒毎の最新の情報のみを記憶するように設定する。勿論、順次送信される情報全てを時刻と共に記憶手段に記憶しておいてもよい。このように、ホールコンピュータ4において各回胴式遊技機GM毎のデータを記憶するので、ホールコンピュータ4に記憶された各回胴式遊技機GM毎のデータはIN信号、OUT信号、BB状態信号、AT信号或はCT信号、RB信号毎に其の数が記憶されることとなる。そして、ホールコンピュータ4は、該受領した情報に基づいて当日の各回胴式遊技機GM毎の該データをディスプレイ等に表示させることが可能であり、又、島H1を纏めた島H1毎の同データの表示及び印字が可能であり、又、ホールH全体の集計としての同データの表示及び印字が可能である。
上記実施例では、島コンピュータ3が各回胴式遊技機GM毎のデータを取得してホールコンピュータ4へ送信するよう構成したが、上記各ステップによる回胴式遊技機GM毎のデータの取得を夫々回胴式遊技機GMに接続される遊技機端末装置2が行うようにし、島コンピュータ3からの指示により各遊技機端末装置2から島コンピュータ3へ遊技機端末装置2に接続された回胴式遊技機GMのデータを送信し、島コンピュータ3が自身に接続される、即ち島H1の各回胴式遊技機GMのデータを更にホールコンピュータ4へ出力するようにしても良い。
即ち、遊技機端末装置2の制御部では、図5に表す各ステップの内、遊技機端末装置2に接続された回胴式遊技機GMからのみ信号を受領すれば足りるので、図6に表すような各ステップを実行する。
即ち、遊技機端末装置2の制御部では、図5に表す各ステップの内、遊技機端末装置2に接続された回胴式遊技機GMからのみ信号を受領すれば足りるので、図5におけるS1、S2、S3、S4を削除したフローチャートを用い、S6においては回胴式遊技機GMから遊技データを収集し、図5のS28に変えてそのタイミングでS3に相当する、nIN[1]〜nIN[k]、nOUT[1]〜nOUT[k]、MBB[1]〜MBB[k]、MAT[1]〜MAT[k]、MRB[1]〜MRB[k]を島コンピュータ3に転送する。そして削除したS1、S2、S3、S4、S5及びS6の各ステップのみを島コンピュータ3で実行するようにしてもよい。
遊技機端末装置2では、自身に接続される回胴式遊技機GMのデータを収集すれば足りるので、図6に表すとおり、島コンピュータ3による処理に用いたステップS1、ステップS2、ステップS4、及びステップS28は実行しない。又、ステップS3はステップS25或はステップS27に続けて実行され、ホールコンピュータ4ではなく島コンピュータ3へ送信する。そして、各ステップ中、「k」による回胴式遊技機GMの特定をすることはなく、島コンピュータ3へ送信する際の回胴式遊技機GMの特定は、遊技機端末装置2の制御部が島コンピュータ3へ送信する際に遊技機端末装置2を特定するための識別情報を付加するので、該識別情報によって回胴式遊技機GMを識別する。それ以外の各ステップは、先に説明したとおりである。
島コンピュータ3では、上記各遊技機端末装置2から該装置2に接続された回胴式遊技機GMのデータを受領する。この時、上記の通り遊技機端末装置2を識別する情報に基づいて、どの回胴式遊技機GMの情報であるかを回胴式遊技機GMと紐付けて記憶装置へ記憶可能とする。従って、島コンピュータ3では、複数の遊技機端末装置2から情報を受領しても、受領した情報がどの回胴式遊技機GMの情報であるかを特定可能に記憶される。
又、島コンピュータ3では、該記憶した各回胴式遊技機GM毎のデータを回胴式遊技機GMを特定可能な情報を付加して、ホールコンピュータ4へ送信可能である。この時の島コンピュータ3からの送信は、先の説明通りである。
ホールコンピュータ4では、島コンピュータ3からデータを受領し、先の実施例同様処理可能である。
上述のように、回胴式遊技機GMのデータから正確なデータの収集を遊技機端末装置2によって行うことが可能となる。
又、島コンピュータ3を設置せず、回胴式遊技機GMの管理を直接ホールコンピュータ4が行うことも可能である。この場合について説明する。まず、遊技機端末装置2はホールコンピュータ4にLAN接続ないし同軸ケーブルにて接続されるものとする。この場合には、図5のS3のホールコンピュータ4へのデータ送信が削除され、ホールコンピュータ4が遊技機端末装置2から回胴式遊技機GMのデータを収集するように指示させる。
遊技機端末装置2では、ホールコンピュータ4の指示により、先の説明通り、回胴式遊技機GMから情報を収集し、ホールコンピュータ4へ送信する。この時、ホールコンピュータ4がどの遊技機端末装置2(回胴式遊技機GM)からの情報であるかを識別可能な情報と共に送信する。
ホールコンピュータ4では、各遊技機端末装置2から送信された情報を纏め、IN信号、OUT信号、BB信号、AT信号或はCT信号、RB信号の夫々の信号を収集して記憶手段へ記憶する。勿論、該送信された各データは、どの遊技機端末装置2(回胴式遊技機GM)のデータであるかを識別可能な状態で送信する。そして、各島コンピュータ3毎の遊技機端末装置2(回胴式遊技機GM)を識別する情報は、全ての島H1を通して通し番号でふられる。
ホールコンピュータ4では、遊技機端末装置2から受領したIN信号、OUT信号、BB信号、AT信号或はCT信号、RB信号の処理を行う。即ち、ホールコンピュータ4の制御部では、図5に表すような各ステップの処理を行う。この時ステップS1で決定される「k」の値は全ての回胴式遊技機GMの総数とする。
又、この実施例では、ステップS3では、nIN[1]〜nIN[k]、nOUT[1]〜nOUT[k]、MBB[1]〜MBB[k]、MAT[1]〜MAT[k]、MRB[1]〜MRB[k]を各回胴式遊技機GMに紐付けて時刻と共にホールコンピュータ4の記憶部へ記憶させる。
このようにホールコンピュータ4によってnIN[1]〜nIN[k]、nOUT[1]〜nOUT[k]、MBB[1]〜MBB[k]、MAT[1]〜MAT[k]、MRB[1]〜MRB[k]の各情報を記憶することでも正確な各情報の収集が可能である。
従って、図5或は図6に表すような各ステップの処理は、遊技機端末装置2、島コンピュータ3、ホールコンピュータ4の何れで行っても正確な情報を収集できるので、利用形態に合わせて適宜選択可能である。更には、ホールコンピュータ4或は遊技機端末装置2において図5或は図6に表すような各処理を行えば、島コンピュータ3は必ずしも必要ではない。
尚、上記した如く、投入メダルに対応した投入信号(IN信号)と、払出メダルに対応した払出信号(OUT信号)と、ボーナス状態信号(BB信号、RB信号、AT信号、CT信号)とを入力可能であり、ボーナス状態信号の入力の有無により通常状態であるかボーナス状態であるかを判断し(S14)、ボーナス状態時に入力する払出信号(OUT信号におけるMBB)をカウント(S15)して各状態における払出枚数を計数し、ボーナス状態信号が払出信号(OUT信号)より遅れて入力された場合に、払出信号入力時より計数していた別カウンタにて払出信号(BBw)をカウントし、これらMBBとBBwを加算してボーナス状態時の払出枚数とするによる以外に同様の作用効果を下記に示す異なる態様にて実現することもできる。
即ち、払出信号(OUT信号)、投入信号(IN信号)、ボーナス状態信号(BB信号、RB信号、AT信号、CT信号)を夫々のローレベルとなった初回に同時に記憶させ、ボーナス状態信号ローレベルの状態が終了した場合に、ボーナス状態信号ローレベルの状態時のOUT信号を遡って積算計数し、ボーナス状態信号ローレベル検出前のIN信号ローレベルが検出されるまでの間のOUT信号を更に遡って積算計数し、その両積算値合計をボーナス状態時の払出枚数とするようにしてもよい。
このように似たような類型プログラムは種々の態様が考えられ所定の態様に特定することはできないが、ボーナス状態信号によってボーナス状態を検知した時、ボーナス状態検知以前に入力したIN信号以降でボーナス状態終了時までに入力した払出信号によってボーナス状態時の遊技媒体の払出枚数を計数可能なもの全てがこの発明の範囲である。
以下に、配線ボックス5を説明する。配線ボックス5は、図4に表すように、回胴式遊技機GMの背面側(即ち、島H1の中)に設置され、一方が回胴式遊技機GMと接続され、他方が遊技機端末装置2と接続される或はBB回数などの遊技データを表示し店員を呼び出すためのランプに接続される。尚、この実施例では、回胴式遊技機GMと接続された場合を説明する。
このような配線ボックスl5を設ける理由として、図7に表すような回胴式遊技機GMと遊技機端末装置2とを直接接続する場合には、夫々の信号線相互をコネクタ6によって接続する場合があるが、該接続では各線を接続するのに作業時間を要する等の問題点を有することが上げられる。
即ち、遊技機端末装置2と回胴式遊技機GMとが同じメーカのものとは限らず、しかもホールHでは回胴式遊技機GMの機種の入替えを頻繁に行うが、この時にも前の機種と同じメーカの新しい機種を導入するとは限らないため、遊技機端末装置2と回胴式遊技機GMとの接続には、何れかの装置のコネクタ6を一端は裸線として他方のコネクタ6と同じものに取り替えることで接続する。この場合には、複数ある遊技台毎にコネクタ6取り替え作業を行う必要があるため、遊技機端末装置2と回胴式遊技機GMとの入替えには多大な労力と時間が必要となってしまう。これらの接続作業は、回胴式遊技機GMに限らず、パチンコ遊技機においても同じであり、パチンコホールにおいてもやはり多大な労力と時間を要してしまう。そして、これらの問題は、ホールが遊技機を入替える都度発生する。
そこで、この配線ボックス5は、遊技機の入替え時に、配線ボックス5に遊技機からの信号線を簡単に短時間で接続できるようにすることを目的として用いる。
以下に配線ボックス5を詳説する。
配線ボックス5は、図8に表すように、各メーカの遊技機からの出力が接点出力(単にグランドアースと出力セントを導通させる出力。例えば、導通状態でON、非導通でOFF)と電圧出力(電圧を変えることでON、OFFを切替える出力。例えば、電圧レベルがローレベルでON、ハイレベルでOFF)であるのに対して、筐体51に複数の切替えスイッチ52を設ける。そして、各切替スイッチ52によって切替えが行われる一方の接続端子である複数の遊技機入力部53を有する。この遊技機入力部53は、筐体51内に設置され、筐体51に開口された配線口から挿入される接続線を銜えて回胴式遊技機GM(パチンコホールに於てはパチンコ台)と接続する入力端子であり、鰐口クリップ端子からなる。54は押圧ボタンであり、各遊技機入力部53に対応して設けられ、一端が筐体内にある遊技機入力部53を構成する鰐口クリップ端子の一方と係止し、他端が筐体51表面に突出して押圧部を構成する。そして、押圧ボタン54は、筐体51表面に突出する押圧部を押圧すると、筐体51内に設けた遊技機入力部53の鰐口クリップ端子を開く。このように、押圧ボタン54を押圧して遊技機入力部53の鰐口クリップ端子を開口させた状態で、端部の被覆を剥いた回胴式遊技機GMからの接続線を筐体51表面から遊技機入力部53内へ挿入し、この状態で押圧ボタン54の押圧を解除し、鰐口クリップ端子に接続線の導線を接続させて導通させる。
各遊技機入力部53は、夫々切替えスイッチ52を経由して筐体51の背面に設ける出力端子55と接続される。
出力端子55は、一般的にコンピュータ装置の接続端子に用いられるような40ピン程度の多ピンコネクタからなる。そして、出力端子55は、遊技機端末装置2に設ける接続端子23とフラットケーブルを介して接続される。
従って、遊技機入力部53は出力端子55の所定のピンと電気的に接続されるので、遊技機入力部53に挿入して接続された回胴式遊技機GMの信号ケーブルは出力端子55の所定のピンと電気的に接続されることとなるので、出力端子55の所定のピンと電気的と接続される遊技機端末装置2の接続端子23の接続ピンを予め回胴式遊技機GMの所定の信号ケーブルと接続するようにしておけば回胴式遊技機GMの信号ケーブルは遊技機端末装置2の所望の端子に接続されて信号処理可能である。
切替えスイッチ52は、図9に表すような回路を切替えスイッチ52毎に設ける回路部56に接続される。図9は、1つの切替えスイッチ52に対応した回路の説明図であり、同回路が切替えスイッチ52毎に設けてある。
回胴式遊技機GM或はパチンコ遊技機は、先に説明したようなIN信号、OUT信号、BB信号等複数の信号を、信号線を経由して出力するが、各出力は信号の有無によって表す接点出力か、或は電圧出力からなり、遊技台の種類やメーカ毎に異なる。これら異なる信号を遊技機端末装置2に同一のON/OFF信号として出力させるための回路が回路部56である。
即ち、回路部56は、入力側56aから出力側56bへの2路スイッチの構成し、各路線への切換は切替えスイッチ52が行う。そして、切替えスイッチ52によって切替えられる一方の回路には入力側56aが一次側となるようにフォトカプラ56cを介して二次側が出力側56bとなるように構成する。又、回路部56の他方の回路は直接出力側56bと接続するように構成する。
このように回路部56を設けることで、遊技機入力部53に接続され入力側56aに印加される信号が電圧信号である場合には、切替えスイッチ52を一方の回路である電圧ルート側に切替えることで、出力側56b側からはフォトカプラ56cを介してON/OFF信号が出力されることとなり、又、遊技機入力部53に接続され入力側56aに印加される信号がON/OFF信号である場合には、切替えスイッチ52を他方の回路である接点ルートに切替えることで、入力側56aに印加される信号がそのまま出力側56b側から出力されることとなる。配線ボックス5ではどちらのルートが選択されても図3に表す遊技機端末装置2のLEDはグランドアースと導通することで点灯し、接続が正しく行われたどうかが確認できるので、このような回路構成とすれば、LEDを遊技機の電圧出力か接点出力かに応じて複数設けなくてもよい。
又、配線ボックス5には複数の信号接続端子部57を設ける。信号接続端子部57は、2ピンのコネクタ端子からなり、台間に設置され遊技媒体であるメダルの貸出しを行う台間メダル貸機(或はパチンコ玉の貸出しを行う台間玉貸機)や、遊技台から出力され不正の有無を監視してその情報を出力する不正信号等の信号線を接続可能である。そして信号接続端子部57はこれら各信号線を接続するために充分な必要量設ける。この実施の形態では、遊技機との間で通信される出力されるアウトIN情報、セーフOUT情報、貸玉情報、再プレー情報、売景3情報、売景4情報、不正信号である不正1情報ないし不正4情報、遊技機の利用が停止状態であることを表す打止情報の各情報を伝達する信号ケーブルを接続可能に11口設けてなる。又、信号接続端子部57にも入力部53同様に各端子に対応させて切替えスイッチ58を設け、内部には回路部56を設ける。このように信号接続端子部57にも、切替えスイッチ58及び回路部56を設けることで、入力部53同様に入力される信号が接点信号であっても電圧信号であっても対応可能である。尚、打止情報はどの遊技機でも接点入力であるので、切替えスイッチ58及び切替え回路を設ける必要がないのでこの実施例では切替えスイッチ58及び切替え回路を設けないが、設けて構成してもよい。
又、配線ボックス5には切替えスイッチ52、切替えスイッチ58、回路部56を設けて接点信号と電圧信号との切換を可能に形成したが、これらを設けず、各遊技機入力部53及び信号接続端子部57が出力端子55と接続するように形成しても良い。この場合には、配線ボックス5を、より安価に提供できるので、同一のメーカの遊技機は同種の信号形態と取るのが一般的であるから、同一メーカの遊技機に入替えることが決定している遊技ホールでは導入の際に経済的である。
上記のように構成する配線ボックス5では、回胴式遊技機GM(或はパチンコ遊技台)を接続する際には、回胴式遊技機GM(或はパチンコ遊技台)から出ている各信号線を電線ストリッパーのような工具でコネクタ6部分を信号線から切断すると共に端部の被覆を剥いて芯線を露出させ、所定の入力部53へ差し込めば配線ボックス5を経由して遊技機端末装置2と接続可能となり、作業時間の短縮が図れる。又、アウトIN情報、セーフOUT情報、貸玉情報、再プレー情報、売景3情報、売景4情報、不正1情報ないし不正4情報、打止情報を出力する台間遊技媒体貸出機等の各信号線は台間遊技媒体貸出機が交換されないため、所定のコネクタを所定の信号接続端子部57へ差込むことで作業が終了し、しかも、遊技機端末装置2側の接続も、複数ピンからなるコネクタに同形状の接続ケーブルを接続するだけで遊技機端末装置2と接続されているので、例え遊技機端末装置2側のコネクタ形状と回胴式遊技機GM(或はパチンコ遊技台)側のコネクタ形状が対応していたとしても図7に表すような複数のコネクタ相互を、夫々信号線が一致するように選んでから接続する必要がなく一目で接続箇所が認識できるのでやはり作業時間を少なくすることが可能である。又、配線ボックス5の各入力部53及び信号接続端子部57の夫々、或は入力部53及び信号接続端子部57の内の所定の箇所に発光ダイオード等からなる表示部を、各端子部の両極間に並列に接続すると共に筐体51表面に露呈させて視認可能に接続させて於ても良い。この場合には、信号線から信号入力がある場合に発光するので、回胴式遊技機GM(或はパチンコ遊技台)接続時に回胴式遊技機GM(或はパチンコ遊技台)から信号を出力させて表示部の発光を確認することで、接続が正常に行われているか否かの確認が接続時に瞬時に一目で確認できるので、やはり作業時間を短縮できる。又、切替えスイッチ52及び切替えスイッチ58の切換が確実に行われているか否かの確認も同様に可能となる。
上記した如く、配線ボックス5を用いることで遊技機入れ替えの頻繁な遊技場に対応して各遊技機からの信号線を裸線のまま接続可能なよう、遊技機からの信号接続をわに口クリップ53によって行う、遊技機設置に伴う工数を低減し、一方台間遊技媒体貸出機のような入れ替えを行わない機器からの信号線は固定的なのでコネクタを信号接続端子部57に接続するようにしたので、遊技機入れ替えの作業効率が大幅に向上する。
尚、この実施例では、遊技機端末装置2は1台の遊技機に対応して接続されるように構成したが、遊技機端末装置2が2台の遊技機を管理可能な場合には、2台の遊技機が接続され、遊技機端末装置2は島コンピュータ3或はホールコンピュータ4からの指示によって遊技機の情報を取得し島コンピュータ3或はホールコンピュータ4からへ送信する際には、送信する信号が遊技機に対応した信号として送信されるように構成してもよい。このように構成することにより遊技機端末装置2を2台の遊技機に対応するように設けても上記実施例同様に処理可能である。
この発明は、遊技機を設置するパチンコホールや回胴式遊技ホール等において利用可能であり、遊技機の新規設置、及び遊技機の入替え設置時に有効である。
この発明に基づく管理システムの概略を表す説明図 遊技機から出力される信号の説明図 遊技機端末装置の説明図 各装置の設置状態を表す側面説明図 遊技機からの信号処理のフローチャート 遊技機からの信号処理を遊技機端末装置が行う場合のフローチャート 各装置の設置状態を表す側面説明図 配線ボックスを表す斜視説明図 配線ボックスの回路の説明図
符号の説明
H ホール
H1 島
GM 回胴式遊技機
LAN ホール通信回線
1 遊技機管理システム
2 遊技機端末装置
21 変復調回路
22 入出力回路
23 接続端子
24 分岐回路
25 復調回路
26 転送指示回路
27 変調回路
28 重畳回路
3 島コンピュータ
4 ホールコンピュータ
5 配線ボックス
51 筐体
52 切替スイッチ
53 遊技機入力部
54 押圧ボタン
55 出力端子
56 回路部
56a 入力側
56b 出力側
56c フォトカプラ
57 信号接続端子部
58 切替えスイッチ
6 コネクタ

Claims (6)

  1. 遊技機への遊技媒体の投入に対応して出力される投入信号と、遊技機による遊技媒体の払い出しに対応して出力される払出信号と、遊技者にとって有利な遊技媒体数を獲得可能なボーナス状態となったことに対応して出力されるボーナス状態信号とを入力する入力ステップを備えたデータ収集方法において、
    ボーナス状態信号を検知すると、ボーナス状態信号入力前に入力した投入信号入力時からボーナス状態信号終了時までの間に入力された払出信号を計数し、該計数結果をボーナス時積算払出数として出力する計数ステップとを備えることを特徴とするデータ収集方法。
  2. 遊技機への遊技媒体の投入に対応して出力される投入信号と、遊技機による遊技媒体の払い出しに対応して出力される払出信号と、遊技者にとって有利な遊技媒体数を獲得可能なボーナス状態となったことに対応して出力されるボーナス状態信号とを入力する入力手段を備えるデータ収集装置において、
    ボーナス状態信号を検知すると、ボーナス状態信号入力前に入力した投入信号入力時からボーナス状態信号終了時までの間に入力された払出信号を計数し、該計数結果をボーナス時積算払出数として出力する計数手段を備えることを特徴とするデータ収集装置。
  3. データ収集装置は、
    遊技機1台乃至複数台毎に設置され遊技機からの信号線を接続する遊技機端末装置と、複数の遊技機端末装置と通信可能に接続された中継コンピュータと、複数の中継コンピュータと通信可能に接続されたホールコンピュータとに分割して構成される請求項2記載のデータ収集装置。
  4. 遊技機への遊技媒体の投入に対応して出力される投入信号と、遊技機による遊技媒体の払い出しに対応して出力される払出信号と、遊技者にとって有利な遊技媒体数を獲得可能なボーナス状態となったことに対応して出力されるボーナス状態信号とを入力する入力手段を備え、ボーナス状態信号を検知すると、ボーナス状態信号入力前に入力した投入信号入力時からボーナス状態信号終了時までの間に入力された払出信号を計数し、該計数結果をボーナス時積算払出数として出力する計数手段を備えたデータ収集装置と、
    複数のデータ収集装置と通信可能に接続され、そのデータ収集装置が出力したボーナス時積算払出数を受信して記憶可能なホールコンピュータとからなることを特徴とするデータ収集システム。
  5. 遊技機への遊技媒体の投入に対応して出力される投入信号と、遊技機による遊技媒体の払い出しに対応して出力される払出信号と、遊技者にとって有利な遊技媒体数を獲得可能なボーナス状態となったことに対応して出力されるボーナス状態信号とを入力する入力手段を備え、入力手段によって入力された投入信号、払出信号、ボーナス状態信号を出力する出力手段を備えるデータ収集装置と、
    複数のデータ収集装置と通信可能に接続され、出力手段によって出力された投入信号、払出信号、ボーナス状態信号を受信する受信手段を備え、ボーナス状態信号を検知すると、ボーナス状態信号入力前に入力した投入信号入力時からボーナス状態信号終了時までの間に入力された払出信号を計数しボーナス時積算払出数として出力する計数手段を備えたホールコンピュータとからなることを特徴とするデータ収集システム。
  6. データ収集装置は、複数の遊技機1台乃至複数台毎に設置され、遊技機からの信号線を接続する遊技機端末装置と、複数の遊技機端末装置と通信可能に接続された中継コンピュータとに分割して構成される請求項4または請求項5いずれか記載のデータ収集システム。
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JP2015062725A (ja) * 2014-12-09 2015-04-09 株式会社大都技研 遊技管理装置および遊技管理システム

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