JP2005334336A - ゲーム機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プレイヤの指定に応じて価値の異なるメダル、チップがゲームテーブル上に表され、その結果より実際のゲームに近い臨場感をプレイヤに提供する。
【解決手段】 ゲーム機は、ゲームテーブル及びメダルを表示するための画像を投影するDLPと、投影手段により投影された画像を結像させ、所望の位置を指し示すための指示部の像が投影される透過性スクリーンと、結像手段の背面を撮像し、指示部の像を含む画像データを出力するDVCと、画像データに含まれる像に基づいて、指示部により指し示された位置を検出する位置検出位置検出部と、メダル価値を指定する指示を受け付けるプレイヤ端末部と、指示受付手段が受け付けた指示に基づいて、投影手段によって投影されるメダルの画像を制御するゲーム制御部とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ゲーム機に関し、より詳しくはゲームテーブル上のプレイヤが指し示した位置にプレイヤの指示した価値に応じたメダルなどのベット標示具の画像を表示するゲーム機に関する。
従来、ゲームセンターや遊技場に設置されるゲーム機として、モニターディスプレイを利用してポーカーテーブル、ベッティングボードなどを表示し、ゲームを提供する装置が存在する。
このようなゲーム機に於いては、プレイヤの手元にあるベットボタン、決定ボタンなどを有する操作部によってプレイヤからの入力が行われゲームの進行が行われていた。(たとえば、特許文献1)。
特開2003−325726号公開公報(図1,図6、段落([0015])
ルーレットや、カードゲームのような複数人が同時に同じテーブルを用いて遊ぶゲーム機の場合、実際のルーレットやカードゲームのように共通のゲームテーブル上を複数人のプレイヤがそれぞれ自らの手で所望の場所(例えば、チップを賭ける位置)を指し示してゲームを進行させることが望まれていた。
また、実際のルーレットやカードゲームに於いては、価値の異なる複数種類のチップやメダルが使用されている。例えば、最も価値の低いメダル/チップを基準価値とすると、価値が中程度のものは一枚に付き、最も価値の低いメダル/チップの10枚分、最も価値の高いメダル/チップは最も価値の低いメダル/チップの100枚分というように、価値の異なる複数種類のチップやメダルが用意されている。プレイヤはこれらの価値の異なる複数種類のチップやメダルを組み合わせて所望のベット数をゲームに使用する。
本発明の目的は、プレイヤが手などによりゲームテーブル上に賭け位置を指示できるとともに、プレイヤの指定に応じて価値の異なるメダル、チップがゲームテーブル上に表され、その結果より実際のゲームに近い臨場感をプレイヤに提供することができるゲーム機を提供することにある。
本発明は上記課題を可決するための手段として以下のような特徴を備える。
本発明の第1の態様は、ゲームテーブル及びベット標示具を表示するための画像を投影する投影手段(DLP)と、投影手段により投影された画像を結像させる結像手段(透過性スクリーン)と、指示部により指し示された結像手段上の位置を検知する検知手段(DVC及び位置検知部、センサ、タッチパネル)と、ベット標示具の価値を指定する指示を受け付ける指示受付手段(プレイヤ端末部)と、検知手段が検知した位置及び指示受付手段が受け付けた指示に基づいて、投影手段によって投影されるベット標示具の画像を制御する全体制御手段(ゲーム制御部)とを有することを特徴としている。
ここで、「ベット標示具」とは、プレイヤが賭ける対象や領域、及び/又はプレイヤが賭ける額/価値をディーラーや他のプレイヤに明らかにするために使用されるゲーム用具であって、たとえばメダル、コイン、チップなどである。
本発明の態様によれば、プレイヤが手などによりゲームテーブル上に賭け位置を指示できるとともに、プレイヤの指定に応じて価値の異なるベット標示具、チップがゲームテーブル上に表され、その結果より実際のゲームに近い臨場感をプレイヤに提供することができる。
本発明の第2の態様は、ゲームテーブル及びベット標示具を表示するための画像を投影する投影手段(DLP)と、投影手段により投影された画像を結像させるとともに、プレイヤが所望の位置を指し示すための指示部の像が投影される結像手段(透過性スクリーン)と、結像手段の背面を撮像し、指示部の像を含む画像データを出力する撮像手段(DVC)と、画像データに含まれる像に基づいて、指示部により指し示された位置を検出する位置検出手段(位置検出部)と、ベット標示具の価値を指定する指示を受け付ける指示受付手段(プレイヤ端末部)と、指示受付手段が受け付けた指示に基づいて、投影手段によって投影されるベット標示具の画像を制御する全体制御手段(ゲーム制御部)とを有することを特徴としている。
本発明の態様によれば、プレイヤが手などによりゲームテーブル上に賭け位置を指示できるとともに、プレイヤの指定に応じて価値の異なるメダル、チップなどのベット標示具がゲームテーブル上に表され、その結果より実際のゲームに近い臨場感をプレイヤに提供することができる。
本発明の第3の態様は、ゲームテーブル及びベット標示具を表示するための画像を投影する投影手段(DLP)と、投影手段により投影された画像を結像させる結像手段(透過性スクリーン)と、結像手段の有する表示面を走査することによりプレイヤが所望の位置を指し示すための指示部により指し示された位置を検出する位置検出手段(センサ)と、プレイヤからのベット標示具の価値を指定する指示を受け付ける指示受付手段(プレイヤ端末部)と、指示受付手段が受け付けた指示に基づいて、投影手段によって投影されるベット標示具の画像を制御する全体制御手段(ゲーム制御部)とを有することを特徴としている。
本発明の態様によれば、プレイヤが手などによりゲームテーブル上に賭け位置を指示できるとともに、プレイヤの指定に応じて価値の異なるメダル、チップなどのベット標示具がゲームテーブル上に表され、その結果より実際のゲームに近い臨場感をプレイヤに提供することができる。
第1から第3の態様にかかるゲーム機に於いて、制御手段は、プレイヤによって指示されたベット標示具の価値に応じて、価値の異なる複数種類のベット標示具を投影手段により投影させるようにしてもよい。
かかる構成によれば、実際のカジノにおける臨場感を再現することが可能なゲーム機を提供することが可能となる。
また、上記ゲーム機に於いて、制御手段は価値の異なる複数種類のベット標示具のそれぞれについて、相互に区別可能な外観を有する画像を表示するようにしてもよい。
このような構成によれば、プレイヤはゲーム画面である結像手段に表示されたゲームテーブルをみることにより、直感的に自己のベット数を把握することが可能となり、より緊張感のあるゲームを楽しむことが可能となる。
本発明によれば、画像表示されたゲームテーブルに、プレイヤの指示した位置に、それぞれ価値の異なる複数種類のメダル・チップのようなベット標示具を表示させることにより、実際のカジノのように、ゲームテーブル上のメダルの賭け場所を示す素いう雰囲気・臨場感を提供することが可能となる。
また、本発明の別の構成によれば、賭けたチップの価値をプレイヤがゲームテーブルを観ることにより直感的に認識できるため、ゲームに緊張感を与えることが可能である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
[1.第1の実施の形態]
まず、本発明にかかる第1の実施の形態について図1を参照しながら説明する。図1は、本発明にかかる第1の実施の形態による画像表示システムの基本的構成例を示す図である。
この画像表示システム1は、結像手段10と、画像データを供給するための映像制御手段30と、映像制御手段30からの画像データに基づいて、この結像手段10前面に画像を投影するための投影手段20と、指示部Pの影PSが形成された結像手段10をその背面から撮影するための撮像手段40と、撮像手段40から出力される結像手段10背面の画像データを受け取り、この画像データから指示部Pの影PSの位置を判定し、位置情報を出力する位置検出手段50と、位置検出手段50からの位置情報に基づいて結像手段10に映し出す画像を映像制御手段30に指令する全体制御手段60と、プレイヤからの指示を受け付け、指示の内容を全体制御手段60に供給する指示受付手段80とを有している。結像手段10、投影手段20,及び映像制御手段30は、利用者に画像を表示するための画像表示手段70を構成する。
結像手段10は透過性を有しており前面及び背面からの光を透過する。結像手段10は、たとえば液晶プロジェクタ用の透過性スクリーンである。この結像手段10である透過性スクリーンは、光散乱層を有しており液晶プロジェクタなどからの光を効率よく散乱して、光コントラスト映像を映し出すスクリーンを含む。ユーザUは結像手段10前面から結像手段10を見ると、結像手段10背面側から投影手段20によって射出された光学的画像が結像手段10上に結像して見え、その結果ユーザUは、投影手段20が照射した、画像データに対応する画像を看取することができるようになっている。
指示部Pは、結像手段10前面に表示された画像の所望の箇所をユーザが指し示す物或いは手段であって、たとえばユーザU自身の手(腕部を含む)、指示棒などである。指示部Pは光源LSにより照らされており、結像手段10に指示部Pの影PSが映る。結像手段10は透過性を有するため、結像手段10背面から見た場合にも、この影PSが見えるようになっている。なお、光源LSは太陽のような自然光源であっても良いし、画像表示システム1が配置された環境に設けられた照明装置であっても良いし、或いはまた、画像表示システム1に設けられた蛍光灯のような照明装置であっても良い。
投影手段20は画像データに基づいて光学的画像を結像手段10に投射可能な光学的投射系であって、たとえば液晶プロジェクタ(DLP(Digital Liquid Projector))などである。光源LSは、好ましくは白色光を発する光源である。白色光が結像手段10を透過することによって、結像手段10背面において指示部Pの影PSの領域が黒く見えるとともに、影PS以外の領域が白く見え、白黒画像同等の画像が得られる。
撮像手段40は、結像手段10背面の画像データを生成する手段であって、たとえばデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、CCDカメラユニット、などである。
映像制御手段30,位置検出手段50、全体制御手段60は、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、及び必要に応じてハードディスク装置等の外部記憶装置を具備している装置であって、たとえばコンピュータ、ワークステーション、LSIチップなどの情報処理装置である。前記ROM、もしくはハードディスク装置などに情報処理装置を映像制御手段30,位置検出手段50、或いは全体制御手段60として機能させるためのプログラムが記憶されており、このプログラムを主メモリ上に載せ、CPUがこれを実行することにより映像制御手段30,位置検出手段50、又は全体制御手段60が実現される。また、上記プログラムはからなずしも情報処理装置内の記憶装置に記憶されていなくともよく、外部の装置(例えば、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダのサーバなど))から提供され、これを主メモリに載せる構成であっても良い。
映像制御手段30,位置検出手段50、全体制御手段60はそれぞれ個別の情報処理装置によって実現されても良いし、一つの情報処理装置が映像制御手段30,位置検出手段50、及び全体制御手段60として機能する構成としてもかまわない。
撮像手段40と協働して検知手段を構成する映像制御手段30は、ユーザに見せるための画像データを複数記憶しており、全体制御手段60からの指令に応じて必要な画像データを読み出し、必要に応じて画像処理を行い、投影手段20に提供する。
位置検出手段50は、撮像手段40からの結像手段10背面の画像データを受け取り、この画像データに必要な画像処理を行うことにより、指示部Pの影PSの位置を検出し、検出した位置を位置情報として出力する。画像処理としては、影PSを領域抽出するための閾値処理、影PSの輪郭を抽出するためのエッジ検出などがある。位置検出手段50は、これら閾値処理やエッジ検出により得られた影領域、輪郭線のピクセルの座標位置情報を利用して、影PSの位置情報を生成する。
全体制御手段60は、画像表示システム1全体の動作を制御する機能を有し、映像制御手段30にどの画像データをどのタイミングで出力するかなどの指令を行うとともに、位置検出手段50からの影PSの位置情報に応じて映像制御手段30に画像データを変化させる指令などを送る。
指示受付手段80は、プレイヤの指示を受け付け、この指示内容を全体制御手段60に通知する。指示受付手段80は、プレイヤのゲームに使用するベット数やチップ数を指定する指示入力を受け付け可能な手段であって、例えばベットボタン、決定ボタンなどの複数のボタン、ジョイスティックやトラックボールなどの入力手段を有する操作パネル、コンソール、タッチパネルなどである。
本システムでは、複数種類の異なるメダル、チップ、コインなどのベット標示具(以下、これらを総称して「メダル」という)などであって、各種類のメダルは互いに異なる価値を有しているメダルをプレイヤに使用させる。各種類のメダルはプレイヤからの指示入力に応じて、一又は二以上の種類のメダル・チップが結像手段10に表示させるようになっている。
どの種類のメダルをプレイヤが指示するかは、プレイヤが直接種類を指定して指示入力するようにしてよい。例えば、1クレジットのメダルを5枚、10クレジットのメダルを1枚、100クレジットのメダルを1枚という指定入力を行う。
この場合には、指示受付手段80には、1クレジットのメダルに対応する第1のボタン、10クレジットのメダルに対応する第2のボタン、100クレジットのメダルに対応する第3のボタンというように各種類のメダルごとにボタンを設けておき、各ボタンが押下される入力指示を対応する種類のメダルがBETされたとして扱うようにする方法が考えられるが、その他の入力方式であっても構わない。
指示入力手段80からの指示入力は全体制御手段60に供給され、全体制御手段60は、位置検出手段50により検出された位置に指示入力に応じた種類のメダルの画像を表示するよう、映像制御手段30に命令を送る。映像制御手段30はこの命令に応じて指定された種類のメダルの画像を前記検出された位置に表示するための画像データを生成し、投影手段20に供給する。投影手段20はこの画像データを結像手段10に投影し、表示させる。
或いは、プレイヤは賭けようとする総価値を指示入力受付手段80に入力するようにしても良い。例えば、プレイヤは「115クレジット」と総価値を入力し、システム1がこの総価値を各種類のメダルに換算し、たとえば1クレジットのメダルを5枚、10クレジットのメダルを1枚、100クレジットのメダルを1枚という換算を行い、映像制御手段30、投影手段20を介して結像手段10に表示させるようにしても良い。
[2.第1の実施の形態の変形例]
図2に、図1に示す画像表示システム1の変形例を示す。図1に示すシステムでは、指示部Pの位置を結像手段10下側から撮影し、指示部Pの影を含む画像を用いて位置の検出を行ったが、この図2に示す変形例では、撮像手段40を結像手段10の上方に配置し、直接指示部Pを撮影することにより位置の検出を行う。すなわち、この変形例にかかる画像表示システム1は、指示部Pの影の代わりに指示部Pの実像を用いて位置の検出を行う構成である。かかる構成によっても画像表示システムを実現することができる。
[3.第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について図3を参照しながら説明する。図3は、第2の実施の形態にかかる画像表示システムの基本的構成例を示す図である。
この画像表示システム1は、画像表示手段70を構成する結像手段10、画像データを供給するための映像制御手段30及び映像制御手段30からの画像データに基づいて結像手段10前面に画像を投影するための投影手段20と、結像手段10表面に沿って光LEを発し、位置測定対象物である指示部Pに反射される反射光LRを受光して指示部Pの位置を検出する位置検出手段300と、位置検出手段300からの位置情報に基づいて結像手段10に映し出す画像を映像制御手段30に指令する全体制御手段60と、プレイヤからの指示を受け付け、指示の内容を全体制御手段60に供給する指示受付手段80とを有している。結像手段10、投影手段20,及び映像制御手段30は、利用者に画像を表示するための画像表示手段70を構成する。
結像手段10,投影手段20,映像制御手段30,全体制御手段60、指示受付手段80はそれぞれ、前述の第1の実施の形態における結像手段10,投影手段20,映像制御手段30,全体制御手段60、指示受付手段80と同様であるので、これらについての説明は省略する。
検知手段である位置検出手段300は、指向性のある光(発射光)LEを結像手段10表面上に沿って、結像手段10表面をスキャンするように発射し、この発射光LEが指示部Pに反射して返ってくる反射光LRを受光する。位置検出手段300は、発射光LEの発射方向及び反射光LRの光量に基づいて、指示部Pの位置検出手段300に対する方向及び距離を求め、これら方向及び距離から指示部Pの位置を求めて位置情報を出力する機能を有する。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について図4を参照しながら説明する。図4は、第3の実施の形態にかかる画像表示システムの基本的構成例を示す図である。
この画像表示システム1は、画像表示手段70を構成する結像手段10、画像データを供給するための映像制御手段30及び映像制御手段30からの画像データに基づいて結像手段10前面に画像を投影するための投影手段20と、指示部Pの接触位置を検出する接触センサ400と、接触センサ400からの出力に基づいて、指示部Pの指示位置を示す位置情報を生成する位置検出手段50と、位置検出手段50からの位置情報に基づいて結像手段10に映し出す画像を、映像制御手段30に指令する全体制御手段60とを有している。結像手段10、投影手段20,及び映像制御手段30は、利用者に画像を表示するための画像表示手段70を構成する。
結像手段10,投影手段20,映像制御手段30,全体制御手段60、指示受付手段80はそれぞれ、前述の第1の実施の形態における結像手段10,投影手段20,映像制御手段30,全体制御手段60、指示受付手段80と同様であるので、これらについての説明は省略する。
検出手段である接触センサ400は、指示部Pが接触センサ400の表面に接触するとその接触位置を検出する手段であって、例えば、感圧式や静電式のタッチパネルである。
次に、本発明にかかる実施例について説明する。
[1.第1の実施例]
図5は、本発明にかかる画像表示システム1を利用したゲーム機の外観斜視図である。ここでは、ゲーム機は、バカラゲームをユーザに遊戯させる装置であるとして説明するが、本実施例にかかるゲーム機は、バカラゲームに限られず、ポーカー、ブラックジャック、ブリッジ、ルーレットなど本発明にかかる画像表示システム1を適用可能なゲームであればどのようなものであってもかまわない。
本実施例におけるゲーム機500は、テーブル部501と、テーブル部501上の後方に載置された正面ディスプレイ502とを有している。テーブル部501には、プレイヤ毎に設けられた指示入力手段80である操作パネル507が設けられている。
テーブル部501は画像表示システム1を構成する光学系及び情報処理機器を格納している。テーブル部501上面中央には、開口が設けられており、この開口には結像手段10である透過性スクリーン503が張られている。この透過性スクリーン503は、ユーザにゲーム画像を表示するための画像表示手段70である上面ディスプレイ(以下、「テーブルスクリーン506」という)として機能する。なお、透過性スクリーン503上方は、ガラスパネルなどの透明板部材により保護されており、プレイヤがテーブルスクリーン506に指示部Pである手で触れても透過性スクリーン503が破れたり、汚損しない様になっている。
正面ディスプレイ502の上部両端には、光源LSである蛍光灯504A、504Bが設けられており、透過性スクリーン503に指示部Pの影PSが射影されるようになっている。なお、蛍光灯504A、504Bの配置位置は必ずしも図5に示す態様でなくとも良く、透過性スクリーン503に指示部Pの影PSが射影される様な配置位置であればどの位置に設置されていてもかまわない。また、ゲーム機500が設置される場所に透過性スクリーン503に指示部Pの影PSが射影される様な照明が設けられていれば、蛍光灯504A、504Bは設けなくともかまわない。
図6は、テーブル部501内部に格納されている画像表示システム1を構成する光学系の配置例を示す図である。
テーブル部501の中央部には、透過性スクリーン503がガラスプレートなどにより保護された状態で固定されている。透過性スクリーン503の下方にはミラー601が傾斜した状態で設置されている。ミラー601に対向する位置に、投影手段20に相当するデジタル液晶プロジェクタ(以下、DLP)601と、撮像手段40に相当するデジタルビデオカメラ(以下、DVC)603が固定されている。ミラー601はDLP602から照射された画像を透過性スクリーン503に向けて反射し、画像を所望の大きさで映し出すように、DLP602との距離、反射面の角度が調整されている。同様に、ミラー601は、透明スクリーン503背面の画像をDVC603に向けて反射し、DVC603が透明スクリーン503背面を撮像できるようにDVC603との距離および透明スクリーン503/DVC603に対する反射面の角度が調整されて設置されている。
次に、ゲーム機500の電気的構成例について説明する。図7は、ゲーム機500の電気的構成例を示すブロック図である。
図7に示すように、ゲーム機500は、透過性スクリーン503が設けられている。投影手段20であるDLP602は、この透過性スクリーン503にゲームに関する画像を光学的に投射する。映像制御手段30であるスクリーン画面制御部701は、DLP602に画像データ(以下、「前面画像データ」と呼ぶ)を供給する。撮像手段40であるDVC603は、透過性スクリーン503背面を撮影し、透過性スクリーン503背面の撮影により得られた画像データ(以下、「背面画像データ」と呼ぶ)を出力する。位置検出手段50である位置検出部703は、この背面画像データを処理することにより、指示部Pにより指示された位置を検出し、位置情報を出力する。全体制御手段60であるゲーム制御部702は、ゲーム機500の動作を制御する機能を有し、スクリーン画面制御部701にどの画像データをどのタイミングで出力させるかなどの指令を行うとともに、位置検出手段50からの位置情報を受け取り、この位置情報に基づいて、ゲーム機500の動作を制御する。
正面ディスプレイ制御部704は、ゲーム制御部702からの指令に応じて、正面ディスプレイ502に表示する画像の画像データ(以下、「正面画像データ」と呼ぶ)を出力する。正面ディスプレイ502は、この正面画像データを受け取り、表示する。正面ディスプレイ502に表示される画像は、透過性スクリーン503に表示される画像と相まって、ゲームの状況、進行具合などをユーザに知らしめる。
この実施例では、正面ディスプレイ502には、バカラのディーラーが動画により表示される。図8は、正面ディスプレイ502に表示される画面例である。画面には、ディーラー801が表示されており、ゲームの進行に従ってカードの配布、ドロウ、チップの受け渡し動作を行う様子が表示され、プレイヤがあたかも実際のディーラーとバカラゲームを行っているような演出が行われる。
次に、テーブルスクリーン506(透過性スクリーン503)に表示される画面例を示す。図9は、ゲーム機500のテーブルスクリーン506(透過性スクリーン503)に表示される画面例である。この実施例では、テーブルスクリーン506にはバカラテーブルを模した画面が表示される。この例に示すバカラテーブルには、5人のプレイヤそれぞれについて、「BANKER」「PLAYER」「引き分け」にかけるための領域901、902、903が表示される。プレイヤが指示部Pである手などによって、領域901、902、903の何れかを指し示すことにより、そのプレイヤが「BANKER」「PLAYER」「引き分け」のいずれにベットするかがゲーム機500に入力されることとなる。なお、ベットするチップの枚数/金額/クレジット数は、後述の指示受付手段80であるプレイヤ端末部705のベットボタンによってプレイヤが決定できるようになっている。各プレイヤが所有するチップの山906もテーブルスクリーン506に表示されており、プレイヤが「BANKER」「PLAYER」「引き分け」のいずれにベットするかを指示部Pにより指示すると、手元のチップの山から指定した領域901、902、903のいずれかへベットした枚数のチップだけ移動するように、テーブルスクリーン506に表示される画像が変化するようになっている。
また、プレイヤはプレイヤ端末部705を操作することにより、予め定められた複数種類のメダルであって、それぞれ価値の異なるメダル及びその枚数を指定し、自己のベットする分としてゲーム機500に指示することができる。ゲーム機500は、このプレイヤ端末部705からの指示入力に応じて、プレイヤが指示部Pによって指示した位置に、前述の指示入力に応じた種類及び枚数のメダルをテーブルスクリーン506に表示させる。
また、テーブルスクリーン506には、ディーラー801がBANKER、PLAYERのカードを配布する領域904,905があり、この領域904,905には、カードの画像が表示される。
図7に戻り、ゲーム機500の電気的構成例の説明を続ける。
ゲーム制御部702には、それぞれが指示受付手段80である複数のプレイヤ端末部705〜705が接続されている。各プレイヤ端末部705は、プレイヤが貨幣、紙幣、プリペイドカード、クレジットカードなどを受け取り、これをゲーム機500で使用するクレジット(メダル/コイン)として扱えるようにするとともに、プレイヤからの払出指示に応じてその時点で所有しているクレジット(メダル/コイン)の払出を行うビルバリ機能と、ゲームにおけるベットの枚数/金額/クレジット数を決定するベット入力機能を有する端末機である。ベット入力機能を扱うのは操作パネル507であり、プレイヤ端末部705は操作パネル507を含んでいる。プレイヤはこのプレイヤ端末部705と指示部Pによりゲームを行うこととなる。
次に、透過性スクリーン503背面の背面画像データから指示部Pである手の位置を検出する処理について説明する。
図10(A)は、透過性スクリーン503に指示部Pの影PSが投影されていない状態で、ビデオカメラ603がミラー601を介して透過性スクリーン503背面を撮像した画像の例である。ビデオカメラ603は、透過性スクリーン503だけでなく、透過性スクリーン503周囲を囲む周辺部1000も撮像するように調整されている。周辺部1000は、たとえばスクリーン503をテーブル部201天板に固定するための固定枠であって、望ましくは黒若しくは黒に近い暗色に着色されている。
肉眼で見た場合は、透過性スクリーン503背面からも、図9に示すような透過性スクリーン503前面に表示される画像も薄く見えることがある。そこで、ビデオカメラ603の露出を調整して透過性スクリーン503前面に表示される画像が白く飛んでしまうように設定する。なお、ビデオカメラ603が自動露出調整機能を有している場合には、露出が黒若しくは黒に近い暗色に着色されている周辺部1000に合わせて調整されるため、特に露出調整を行わなくとも自動的に透過性スクリーン503前面に表示される画像を排除することが可能となる。
図10(B)は、透過性スクリーン503に指示部Pの影PSが投影された状態で、ビデオカメラ603がミラー601を介して透過性スクリーン503背面を撮像した画像の例である。この画像では、指示部Pである手の影PSが透過性スクリーン503にある。この例では、影PSは、濃い影である本影PS1と薄い影である半影PS2となっている。本影PS1と半影PS2は透過性スクリーン503との距離の差による。透過性スクリーン503により近い手の前方部分(手先側)の影は本影PS1となり、透過性スクリーン503から離れる手の後方部分(腕側)の影は半影PS2となる。この影の濃淡の違いにより、指示部Pの先端を判別することができる。
図11(A)は、本ゲーム機500の主要な動作を示すフロー図である。
まず、ゲーム機500はスクリーン背面撮像処理を行う(ステップS1101)。すなわち、ビデオカメラ603は、ミラー601を介して透過性スクリーン503背面を撮像し、図10(B)に示す様な画像を背面画像データとして位置検出部703に出力する。
位置検出部703は、背面画像データを受け取ると、この背面画像データを二値化処理する(ステップS1102)。図10(C)は、二値化処理後の背面画像データを表示した場合のイメージ図である。指示部Pの影PSは、半影PS2などの薄い部分が捨象され、指示部Pの先端部が残り、指示部Pによりどの位置が指し示されているのかが明確になる。二値化処理を行う場合には、指示部Pの先端部を特定できるよう、適宜な閾値を設定する。閾値はゲーム機500周辺の環境(周辺照明の明るさなど)により適切な値が変化するため、ゲーム機500の設置した後可動テストを行い適切な値を探すようにすればよい。
次に、位置検出部703は、二値化処理後の背面画像データから位置検出処理を行う(ステップS1103)。位置検出部703は、二値化処理後の背面画像データから黒の値を有するピクセルの座標値(x、y値)を取得し、これに基づいて位置情報を生成する。位置情報は、先端部頂点となるピクセルの座標値であってもよいし、黒の値を有するピクセル全部の座標値の平均、中央値などを選択するようにすればよい。位置検出部703は、ステップS1103において生成した位置情報をゲーム制御部702に出力する。
次に、ゲーム機500は、プレイヤからのベット指示を受け付けるための指示入力受付処理を行う(ステップS1104)。すなわち、ゲーム機500は、プレイヤ端末部705からのベットに関する指示入力を待ち受け、プレイヤが指示を入力すると、プレイヤ端末部705は入力された指示又はその指示に基づくベット数/メダルの種類/枚数に関する情報をゲーム制御部702に送る。
ゲーム制御部702は、位置検出部703からの位置情報およびプレイヤ端末部705からの入力された指示又はその指示に基づくベット数/メダルの種類/枚数に関する情報に基づいて、スクリーン画像制御処理を行う(ステップS1105)。すなわち、ゲーム制御部702は、前記位置情報と指示に応じて、スクリーン画面制御部701にどの位置にどの種類のメダルを何枚分表示するかについて指令し、スクリーン画像制御部701はこの指令に応じて必要な画像データを生成し、この画像データをDLP602によって、スクリーン503に投影させる。
図11(B)は、このゲーム機500によって扱われる複数種類のメダルの例を示す図である。この例では、種類毎に価値が異なっており、3つの種類のメダルMD1、MD2、MD3が示されている。メダルMD1は1クレジット、メダルMD2はメダルMD1の10倍である10クレジット、メダルMD2はメダルMD1の100倍である100クレジットの価値をそれぞれ与えられている。メダルMD1、MD2、MD3は区別が付くよう価値に応じて大きさが異なっており、メダルMD1、MD2、MD3の順に大きくなっている。
図11(C)は、このゲーム機500によって扱われる複数種類のメダルの別の例を示す図である。この例でも、種類毎に価値が異なっており、3つの種類のメダルMD1’、MD2’、MD3’が示されている。メダルMD1’は1クレジット、メダルMD2’はメダルMD1’の10倍である10クレジット、メダルMD3’はメダルMD1’の100倍である100クレジットの価値をそれぞれ与えられている。メダルMD1’、MD2’、MD3’は他の種類と区別が付くよう価値に応じて異なる色で表示されており、図では色の違いをハッチングの違いで示した。例えばメダルMD1’、MD2’、MD3’の順に、銅メダルをモチーフにした色、銀メダルをモチーフにした色、金メダルをモチーフにした色に表示されるようになっている。
図11(D)は、プレイヤが指示部Pで指示したベット枠(この例では「BANKER」とする)に図11(B)に示すメダルが表示された様子を示している。指示部Pで指示したベット枠1300には、3枚のメダルMD1、2枚のメダルMD2,及び1枚のメダルMD3が表示されている。プレイヤはこの表示を見ることにより、自分が「BANKER」に(100×1)+(10×2)+(1×3)=123クレジットを賭けたことを認識することができる。
図11(A)に戻り、フロー図の説明を続ける。
最後に、ゲーム制御部702は、受け取った位置情報及びプレイヤの指示に基づいて必要なゲーム進行処理を行う(ステップS1106)。すなわち、ゲーム制御部702は、受け取った位置情報及びプレイヤの指示に基づいて、プレイヤが何に幾らBETしたかを判断し、さらにゲームを進行させてそのプレイヤのゲームの勝敗を決定し、その勝敗に応じてメダルの配当や回収を行う。
上述の通り、結像手段10である透過性スクリーン503を画像表示手段兼入力手段として利用するゲーム機500が実現できる。
[ゲーム機の変形例]
図12に、ゲーム機500の変形例を示す。この変形例では、DVC603は、テーブルスクリーン506上方から指示部Pの影ではなく、その実像を含む画像を撮影し、位置検出部703は実像から指示部Pによって指し示された位置を判定する。その他の構成要素及び動作については、図7に示すゲーム機500と同様である。
[2.第2の実施例]
次に、本発明にかかる第2の実施例について説明する。
図13は、第2の実施の形態にかかる画像表示システム1を利用したゲーム機の外観斜視図である。ここでは、ゲーム機は、バカラゲームをプレイヤに遊戯させる装置であるとして説明するが、本実施例にかかるゲーム機は、バカラゲームに限られず、ポーカー、ブラックジャック、ブリッジ、ルーレット、サッカーゲーム、アメリカンフットボールゲーム、RPG、アクションゲームなど本発明にかかる画像表示システム3を適用可能なゲームであればどのようなものであってもかまわない。
本実施例におけるゲーム機1300は、テーブル部1301と、テーブル部1301上の後方に載置された正面ディスプレイ1302とを有している。テーブル部1301には、プレイヤ毎に設けられた指示入力手段80である操作パネル1307が設けられている。
テーブル部1301は画像表示システム3を構成する光学系及び情報処理機器を格納している。テーブル部1301上面中央には、開口が設けられており、この開口には結像手段10である透過性スクリーン1303が張られている。この透過性スクリーン1303は、プレイヤにゲーム画像を表示するための画像表示手段70である上面ディスプレイ(「テーブルスクリーン1306」ともいう)として機能する。なお、透過性スクリーン1303上方は、ガラスパネルなどの透明板部材により保護されており、プレイヤが上面ディスプレイに指示部Pである手で触れても透過性スクリーン1303が破れたり汚損しない様になっている。
正面ディスプレイ1302の上部両端には、蛍光灯1304A、1304Bが設けられている。なお、蛍光灯1304A、1304Bの配置位置は必ずしも図13に示す態様でなくとも良く、どの位置に設置されていてもかまわない。また、ゲーム機1300が設置される場所に十分な照明が設けられていれば、蛍光灯1304A、1304Bは設けなくともかまわない。
正面ディスプレイ1302の中央下側には、位置検出手段300であるセンサ1305が設けられている。センサ1305は、例えば障害物検知用光電センサ(北陽電機株式会社(大阪市)、PB9シリーズ)、レーザセンサなどである。センサ1305は、上記の配置位置に限られず、テーブルスクリーン1306である透過性スクリーン1303表面に沿って走査光を発し、透過性スクリーン1303上方を走査できる位置に配置されればよい。
図14は、テーブル部1301内部に格納されている画像表示システム1を構成する光学系の配置例を示す図である。
テーブル部1301の中央部には、透過性スクリーン1303がガラスプレートなどにより保護された状態で固定されている。透過性スクリーン1303の下方にはミラー1401が傾斜した状態で設置されている。ミラー1401に対向する位置に、投影手段20に相当するデジタル液晶プロジェクタ(以下、DLP)1402が固定されている。ミラー1401はDLP1402から照射された画像を透過性スクリーン1303に向けて反射し、画像を所望の大きさで映し出すように、DLP1402との距離、反射面の角度が調整されている。
また、テーブル部1301の上面には、透過性スクリーン1303上方を走査光1403により、走査できるようセンサ1305が設置されている。
次に、ゲーム機1300の電気的構成例について説明する。図15は、ゲーム機1300の電気的構成例を示すブロック図である。
図15に示すように、ゲーム機1300には、透過性スクリーン1303が設けられている。投影手段20であるDLP1402は、この透過性スクリーン1303にゲームに関する画像を光学的に投射する。映像制御手段30であるスクリーン画面制御部1501は、DLP1402に画像データ(以下、「前面画像データ」と呼ぶ)を供給する。透過性スクリーン1303,スクリーン画面制御部1501、及びDLP1402は、画像表示手段70であるテーブルスクリーン1306を構成する。位置検出手段300であるセンサ1305は、指示部Pにより指示された位置を検出し、位置情報を出力する。全体制御手段36であるゲーム制御部1502は、ゲーム機1300の動作を制御する機能を有し、スクリーン画面制御部1501にどの画像データをどのタイミングで出力させるかなどの指令を行うとともに、センサ1305からの位置情報を受け取り、この位置情報に基づいて、ゲーム機1300の動作を制御する。
正面ディスプレイ制御部1504は、ゲーム制御部1502からの指令に応じて、正面ディスプレイ1302に表示する画像の画像データ(以下、「正面画像データ」と呼ぶ)を出力する。正面ディスプレイ1302は、この正面画像データを受け取り、表示する。正面ディスプレイ1302に表示される画像は、透過性スクリーン1303に表示される画像と相まって、ゲームの状況、進行具合などをプレイヤに知らしめる。この例では、正面ディスプレイ1302には、第1の実施例と同様に、図8に示すようなバカラのディーラー801が動画により表示される。
正面ディスプレイ1302に表示される画像は、センサ1305によって検出される位置情報に基づいて制御されるようにしても良い。例えば、正面ディスプレイ1302に表示されるディーラー801は、位置情報に従ってその位置に正対するように顔・身体の向きを変化させるように表示される。
テーブルスクリーン1306には、第1の実施例と同様に、図9に示すような表示される画面が表示される。すなわち、テーブルスクリーン1306にはバカラテーブルを模した画面が表示される。この例に示すバカラテーブルには、5人のプレイヤそれぞれについて、「BANKER」「PLAYER」「引き分け」にかけるための領域901、902、903が表示される。プレイヤが指示部Pである手などによって、領域901、902、903の何れかを指し示すことにより、そのプレイヤが「BANKER」「PLAYER」「引き分け」のいずれにベットするかがゲーム機1300に入力されることとなる。
なお、ベットするチップの枚数/金額/クレジット数は、後述の指示受付手段80であるプレイヤ端末部1505のベットボタンによってプレイヤが決定できるようになっている。各プレイヤが所有するチップの山もテーブルスクリーン1306に表示可能であり、プレイヤが「BANKER」「PLAYER」「引き分け」のいずれにベットするかを指示部Pにより指示すると、手元のチップの山から、指示部Pにより指定した領域901、902、903のいずれかへベットした枚数のチップだけ移動するように、テーブルスクリーン1306に表示されるよう、画像が変化するようになっている。
また、プレイヤはプレイヤ端末部1505を操作することにより、予め定められた複数種類のメダルであって、それぞれ価値の異なるメダル及びその枚数を指定し、自己のベットする分としてゲーム機1300に指示することができる。ゲーム機1300は、このプレイヤ端末部1505からの指示入力に応じて、プレイヤが指示部Pによって指示した位置に、前述の指示入力に応じた種類及び枚数のメダルをテーブルスクリーン1306に表示させる。
図15に戻り、ゲーム機1300の電気的構成例の説明を再開する。
ゲーム制御部1502には、それぞれが指示受付手段80である複数のプレイヤ端末部1505〜1505が接続されている。各プレイヤ端末部1505は、プレイヤが貨幣、紙幣、プリペイドカード、クレジットカードなどを受け取り、これをゲーム機1300で使用するクレジット(コイン/メダル)として扱えるようにするとともに、プレイヤからの払出指示に応じてその時点で所有しているクレジット(コイン/メダル)の払出を行うビルバリ機能、およびゲームにおけるベットの枚数/金額/クレジット数を決定するベット入力機能を有する端末機である。プレイヤはこのプレイヤ端末部1505と指示部Pによりゲームを行うこととなる。なお、ベット入力機能を扱うのは操作パネル1307であり、プレイヤ端末部1505は操作パネル1307を含んでいる。プレイヤはこのプレイヤ端末部1505と指示部Pによりゲームを行うこととなる。
次に、指示部Pであるプレイヤの手によって指し示される、テーブルスクリーン1306(透過性スクリーン1303)上のある位置を検出する処理について説明する。
図16(A)は、ゲーム機1300を上方から見下ろした平面図であって、ゲーム機1300に設けられたセンサ1305がテーブルスクリーン1306上を走査する様子を示しており、図16(B)は、図16(A)に対応するゲーム機1300の正面図である。
センサ1305は、テーブルスクリーン1306上を通過するように走査光を発射する。センサ1305は、センサ1305を中心として走査光を右から左へ、或いは左から右へ回動させてテーブルスクリーン1306上全域を走査する。例えば、センサ1305は、走査光の発射方向を0.5度刻みで旋回させながら、走査光の発射と反射光の受光を繰り返す。
本実施の形態では、センサ1305の位置検出により、どのプレイヤによる位置の指示であるかを判定することも可能である。ゲーム機1300には、最大5名のプレイヤが着座可能なスツール1601A〜1601Eが設けられており、各プレイヤの手が届く領域は限定されるようになっている。各プレイヤの着座位置前方には、テーブル部1301に組み込まれたプレイヤ端末部1505A〜1505E(操作パネル1307)が設けられている。プレイヤ端末部1505A〜1505Eはそれぞれ、ベットボタン、キャンセルボタン、払出ボタン(図略)などが設けられており、プレイヤからの入力指示を受け付けるようになっている。
図16(A)に示す領域1602A〜1602Eは、各プレイヤの手が届く領域である。たとえば領域1602Aはスツール1601Aを利用するプレイヤの手が届く領域となる。領域1602A内においてテーブルスクリーン1306上のある位置が指し示された場合は、それはスツール1601Aを利用するプレイヤによって指し示された位置であると、センサ1305が判定するようになっている。センサ1305は、走査光の発射方向に基づいてどの領域1602A〜1602Eで位置検出がなされたかを判定し、その領域に対応するプレイヤによる位置指示と判定し、位置情報とともに対応するプレイヤを特定する情報(例えば、プレイヤ番号)をゲーム制御部1502に送る。
図17は、領域1602Bにおいてプレイヤが位置を指し示した状態を示す。プレイヤは指示部Pである手1701によりテーブルスクリーン1306上の領域1602B内のある位置を指し示している。センサ1305は、指し示された位置が領域1602B内であることに基づいて、その指し示された位置はプレイヤ(スツール1601Bに着座し、プレイヤ端末部1505Bを利用するプレイヤ)によるものと判断する。図18は、領域1602Cにおいてプレイヤが位置を指し示した状態を示す。プレイヤは指示部Pである手1801によりテーブルスクリーン1306上の領域1602C内のある位置を指し示している。センサ1305は、指し示された位置が領域1602C内であることに基づいて、その指し示された位置はプレイヤ(スツール1601Cに着座し、プレイヤ端末部1505Cを利用するプレイヤ)によるものと判断する。
この方法によれば、各プレイヤの使用するチップの色(例えば、赤、青、黄、緑、白)をそれぞれ定めて、検出した位置情報に基づいてその位置情報の示すテーブルスクリーン1306上の場所に表示させることも可能となる。
なお、本実施例では、一個のセンサ1305によってテーブルスクリーン1306上の全領域を走査する構成として説明したが、センサ1305を複数設けて各センサ1305にテーブルスクリーン1306上の割り当てられた領域を走査させる構成としても、本発明は成立する。例えば、2個のセンサ1305を設けて、一方のセンサ1305にはテーブルスクリーン1306上の右半分の領域を担当させ、他方のセンサ1305にはテーブルスクリーン1306上の左半分の領域を担当させる構成としても良い。
上記ゲーム機によれば、同時に複数のプレイヤがテーブルスクリーン1306上の位置を指し示した場合でも、それぞれの指し示された位置と対応するプレイヤを認識することが可能となる。
図19は、本ゲーム機500の主要な動作を示すフロー図である。
まず、センサ1305が位置検出処理をおこなう(ステップS1901)。センサ1305は、走査光によりテーブルスクリーン1306上をスキャンし、走査光の反射があるかどうかを判定し、反射がある場合はその反射光の強度や光量を測定し、方向及び距離を特定して位置算出をおこなう。
次に、センサ1305は、算出した位置を位置情報(例えば、xy座標値)としてゲーム制御部1502に出力する(ステップS1902)。センサ1305は位置情報とともにこの位置情報に対応するプレイヤ識別情報(例えば、プレイヤ番号)を出力するようにしても良い。
次に、ゲーム機1300は、プレイヤからのベット指示を受け付けるための指示入力受付処理を行う(ステップS1903)。すなわち、ゲーム機1300は、プレイヤ端末部1505からのベットに関する指示入力を待ち受け、プレイヤが指示を入力すると、プレイヤ端末部1505は入力された指示又はその指示に基づくベット数/メダルの種類/枚数に関する情報をゲーム制御部1502に送る。
ゲーム制御部1502は、センサ1305からの位置情報およびプレイヤ端末部1505からの入力された指示又はその指示に基づくベット数/メダルの種類/枚数に関する情報に基づいて、スクリーン画像制御処理を行う(ステップS1904)。すなわち、ゲーム制御部1502は、前記位置情報と指示に応じて、スクリーン画面制御部1501にどの位置にどの種類のメダルを何枚分表示するかについて指令し、スクリーン画像制御部1501はこの指令に応じて必要な画像データを生成し、この画像データをDLP1402によって、スクリーン1303に投影させる。
メダル画像の表示については、第1の実施例と同様であり、図11(B)〜図11(D)に示すような態様で指示に応じたメダルの画像が表示される。
最後に、ゲーム制御部1502は、受け取った位置情報及びプレイヤの指示に基づいて必要なゲーム進行処理を行う(ステップS1905)。すなわち、ゲーム制御部1502は、受け取った位置情報及びプレイヤの指示に基づいて、プレイヤが何に幾らBETしたかを判断し、さらにゲームを進行させてそのプレイヤのゲームの勝敗を決定し、その勝敗に応じてメダルの配当や回収を行う。
上述の通り、テーブルスクリーン1306を画像表示手段兼入力手段として利用するゲーム機1300が実現できる。
[3.第3の実施例]
次に、本発明にかかる第3の実施例について説明する。
第3の実施例は本発明にかかる画像表示システム1を利用したゲーム機として提案される。ここでは、第3の実施例にかかるゲーム機の外観は、第1の実施例にかかるゲーム機500と同様である。
図20は、第3の実施例にかかるゲーム機2000のテーブル部2001内部に格納されている、第3の実施の形態にかかる画像表示システム1を構成する光学系の配置例を示す図である。
ゲーム機2000は、テーブル部2001と、テーブル部2001上後端側に載置された正面ディスプレイ2006とを有しており、正面ディスプレイ2006から突出するように蛍光灯2007が設けられている。
テーブル部2001の中央部には、結像手段10に相当する透過性スクリーン2002が、接触センサ400に相当するタッチパネル2003により保護された状態で固定されている。タッチパネル2003は、プレイヤが指示部Pにより任意の場所に接触可能なように、テーブル部2001にはめ込みされている。透過性スクリーン2002,DLP2005,及びスクリーン画面制御部2101は、協働してプレイヤに画像を表示する画像表示手段70であるテーブルスクリーン2005を構成する。
透過性スクリーン2002の下方にはミラー2004が傾斜した状態で設置されている。ミラー2004に対向する位置に、投影手段20に相当するデジタル液晶プロジェクタ(以下、DLP)2005が固定されている。ミラー2004はDLP2005から照射された画像を透過性スクリーン2002に向けて反射し、画像を所望の大きさで映し出すように、DLP2005との距離、反射面の角度が調整されている。
図21は、第3の実施例にかかるゲーム機2000の電気的構成例を示すブロック図である。第3の実施例にかかるゲーム機2000の電気的構成例は、センサ1305に代えて、タッチパネル2003を有している点を除いて第2の実施例とほぼ同様であり、すなわち、ゲーム機2000には、結像手段20である透過性スクリーン2002が設けられている。投影手段20であるDLP2005は、この透過性スクリーン2002にゲームに関する画像を光学的に投射する。映像制御手段30であるスクリーン画面制御部2101は、DLP2005に画像データ(以下、「前面画像データ」と呼ぶ)を供給する。タッチパネル2003,透過性スクリーン2002,スクリーン画面制御部2101、及びDLP2005は、画像表示手段70であるテーブルスクリーン2106を構成する。タッチパネル2003と協働して検知手段を構成する位置検出部2103は、タッチパネル1305からの出力に基づいて、指示部Pにより指示された位置を検出し、位置情報を出力する。全体制御手段60であるゲーム制御部2102は、ゲーム機2000の動作を制御する機能を有し、スクリーン画面制御部2101にどの画像データをどのタイミングで出力させるかなどの指令を行うとともに、位置検出部2103からの位置情報を受け取り、この位置情報に基づいて、ゲーム機2000の動作を制御する。正面ディスプレイ制御部2104は、ゲーム制御部2102からの指令に応じて、正面ディスプレイ2006に表示する画像の画像データ(以下、「正面画像データ」と呼ぶ)を出力する。
ゲーム制御部2102には、それぞれが指示受付手段80である複数のプレイヤ端末部2105〜705が接続されている。各プレイヤ端末部2105は、プレイヤが貨幣、紙幣、プリペイドカード、クレジットカードなどを受け取り、これをゲーム機2000で使用するクレジット(メダル/コイン)として扱えるようにするとともに、プレイヤからの払出指示に応じてその時点で所有しているクレジット(メダル/コイン)の払出を行うビルバリ機能と、ゲームにおけるベットの枚数/金額/クレジット数を決定するベット入力機能を有する端末機である。ベット入力機能を扱うのは操作パネル(図略)であり、プレイヤ端末部2105は操作パネルを含んでいる。プレイヤはこのプレイヤ端末部2105と指示部Pによりゲームを行うこととなる。
第3の実施例にかかるゲーム機2000の動作及び利点は第1及び第2の実施例にかかるゲーム機とほぼ同様である。
本発明は、ゲーム機に限らず、プレゼンテーション用画像表示システム、販売促進用デモンストレーション装置、など画像表示と表示された画像を利用したユーザ入力受付を行うすべての装置若しくはシステムに適用することが可能である。
画像表示システムの基本的構成例を示す図 画像表示システムの別の基本的構成例を示す図 画像表示システムのさらに別の基本的構成例を示す図 画像表示システムのさらに別の基本的構成例を示す図 画像表示システムを利用した、第1の実施例にかかるゲーム機の外観斜視図 第1の実施例にかかるゲーム機を構成する光学系の配置例を示す図 第1の実施例にかかるゲーム機の電気的構成例を示すブロック図 正面ディスプレイに表示される画面例を示す図 ゲーム機の透過性スクリーンに表示される画面例を示す図 (A)は透過性スクリーン背面を撮像した画像の例、(B)は影を含む透過性スクリーン背面を撮像した画像の例、(C)は(B)の画像データを二値化処理した後のイメージ 第1の実施例にかかるゲーム機の主要な動作を示すフロー図 ゲーム機に表示されるメダルの種類の例を示す図 ゲーム機に表示されるメダルの種類の別の例を示す図 テーブルスクリーンに複数のメダルが表示された例を示す図 第1の実施例の変形例にかかるゲーム機の電気的構成例を示すブロック図 第2の実施例にかかる画像表示システムを利用したゲーム機の外観斜視図 第2の実施例にかかるゲーム機を構成する光学系の配置例を示す図 第2の実施例にかかるゲーム機の電気的構成例を示すブロック図 (A)はセンサの走査領域を示すゲーム機平面図、(B)はゲーム機正面図 プレイヤを特定する場合の、センサの走査領域を示すゲーム機平面図 プレイヤを特定する場合の、センサの走査領域を示すゲーム機平面図 第2の実施例にかかるゲーム機の主要な動作例を示すフロー図 第3の実施例にかかるゲーム機を構成する光学系の配置例を示す図 第3の実施例にかかるゲーム機の電気的構成例を示すブロック図
符号の説明
1、3,4 … 画像表示システム
10 … 結像手段
20 … 投影手段
30 … 映像制御手段
40 … 撮像手段
50、300 … 位置検出手段
60 … 全体制御手段
70 … 画像表示手段
80 … 指示受付手段
400 … 接触センサ
U … ユーザ
LS … 光源
P … 指示部
PS … 指示部の影

Claims (5)

  1. ゲームテーブル及びベット標示具を表示するための画像を投影する投影手段と、
    前記投影手段により投影された画像を結像させる結像手段と、
    指示部により指し示された前記結像手段上の位置を検知する検知手段と、
    ベット標示具の価値を指定する指示を受け付ける指示受付手段と、
    前記検知手段が検知した位置及び前記指示受付手段が受け付けた指示に基づいて、前記投影手段によって投影されるベット標示具の画像を制御する全体制御手段とを有することを特徴とするゲーム機。
  2. ゲームテーブル及びベット標示具を表示するための画像を投影する投影手段と、
    前記投影手段により投影された画像を結像させるとともに、プレイヤが所望の位置を指し示すための指示部の像が投影される結像手段と、
    前記結像手段の背面を撮像し、前記指示部の像を含む画像データを出力する撮像手段と、
    前記画像データに含まれる像に基づいて、前記指示部により指し示された位置を検出する位置検出手段と、
    ベット標示具の価値を指定する指示を受け付ける指示受付手段と、
    前記位置検出手段が検出した位置及び前記指示受付手段が受け付けた指示に基づいて、前記投影手段によって投影されるベット標示具の画像を制御する全体制御手段と
    を有することを特徴とするゲーム機。
  3. ゲームテーブル及びベット標示具を表示するための画像を投影する投影手段と、
    前記投影手段により投影された画像を結像させる結像手段と、
    前記結像手段の有する表示面を走査することにより、プレイヤが指示部により指し示す位置を検出する位置検出手段と、
    ベット標示具の価値を指定する指示を受け付ける指示受付手段と、
    前記位置検出手段が検出した位置及び前記指示受付手段が受け付けた指示に基づいて、前記投影手段によって投影されるベット標示具の画像を制御する全体制御手段と
    を有することを特徴とするゲーム機。
  4. 前記全体制御手段は、プレイヤによって指示されたベット標示具の価値に応じて、価値の異なる複数種類のベット標示具を表示させることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載のゲーム機。
  5. 前記全体制御手段は価値の異なる複数種類のベット標示具のそれぞれについて、相互に区別可能な外観を有する画像を表示させることを特徴とする請求項4に記載のゲーム機。
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