JP2005334290A - マッサージ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 身体の一部を局所的に圧迫するように駆動できて指圧のようなマッサージを行うことができるマッサージ装置を提供する。
【解決手段】 開口部Hを有する略環状もしくは略円筒状の第1部材1と、開口部Hに嵌合する第2の部材2と、一端が第1の部材1の開口部H周辺部に接続され他端が第2の部材2の一部と接続された形状記憶合金体3とを有して、形状記憶合金体への通電を制御して形状記憶合金体3を変態させ、前記第1部材の周方向と直交する方向に第2部材2を変位させて、押圧するようにした。
【選択図】図1
【解決手段】 開口部Hを有する略環状もしくは略円筒状の第1部材1と、開口部Hに嵌合する第2の部材2と、一端が第1の部材1の開口部H周辺部に接続され他端が第2の部材2の一部と接続された形状記憶合金体3とを有して、形状記憶合金体への通電を制御して形状記憶合金体3を変態させ、前記第1部材の周方向と直交する方向に第2部材2を変位させて、押圧するようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、形状記憶合金体の変態を用いたマッサージ装置に関するものである。
近年、形状記憶合金をメッシュ状に編んだ形状記憶合金アクチュエータ(例えば、特許文献1参照)が提案されており、このメッシュ状の形状記憶合金アクチュエータを身体の一部に巻き付け、通電を制御することで形状記憶合金を伸縮させて、身体を圧迫したりその圧迫を解除したりしてマッサージを行うものが示されている。
特開2002−48053号公報
上記の従来例ではメッシュ状の形状記憶合金アクチュエータを巻き付けた部分全体を圧迫することができるが、指圧のマッサージをするように身体の一部を局所的に圧迫したりすることができず、マッサージに有用に利用できるものでなかった。
本発明は、上記従背景技術に鑑みて発明されたものであり、身体の一部を局所的に圧迫するように駆動できて指圧のようなマッサージを行うことができるマッサージ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、開口部を有する略環状もしくは略円筒状の第1部材と、前記開口部に嵌合する第2の部材と、一端が前記第1の部材の開口部周辺部に接続され他端が前記第2の部材の一部と接続された形状記憶合金体と、前記形状記憶合金体への通電を制御して該形状記憶合金体を変態させる制御部とを有して、前記第1部材の周方向と直交する方向に前記第2部材を変位させるようにしたことを特徴とする。
本発明のマッサージ装置においては、通電制御にて形状記憶合金を変態させることで身体の一部を局所的に圧迫したりできて指圧のようなマッサージを行うことができる。
本発明の実施の形態を図1乃至図3に基づいて説明する。
図1は、本発明のマッサージ装置の実施形態の一断面図、図2は別の実施形態の一断面図、図3は反発部材5を形状記憶合金部3に併設する一例を示す図である。
先ず図1について説明する。第1部材1は、略環状もしくは略円筒状の剛体であり、その一部に開口部(孔)Hを有するものである。図1は開口部Hが設けられた部位の断面図である。また、開口部Hには第2部材2が嵌合するように(開口部Hに挿入されるように)設けられている。ここで、線状の形状記憶合金部3の一端が第1部材1の開口部Hの周辺部近傍の任意の箇所と接合され、形状記憶合金部3の他端が第2部材2の上部(第1部材1の内部方向と反対の面)の任意の箇所と接合される。
この線状の形状記憶合金部3は、Ni−Ti系合金、Ni−Al系合金、Fe−Ni−C系合金等にて形成され、長さ方向の寸法が変化するようになっている。ここで、例えば形状記憶合金部3は初期状態では伸長状態になっており、形状記憶合金部3の両端に電圧(直流電圧)を印加するとその発熱作用(ジュール熱)により形状記憶合金部3は収縮するように作用する。また、電圧印加を停止すると自然放熱し、形状記憶合金部3はもとの長さに戻る(伸長する)ようになっている。
本実施形態では、形状記憶合金部3は、その一端が第1部材1に他端が第2部材2に接合される他に、電圧印加部Vがリード線Lを介して形状記憶合金部3の両端に接続され、形状記憶合金部3の両端に電圧が印可されるようになっている。尚、ここで、電圧印加を制御するスイッチSが電圧印加経路に設けられている。いわゆる電圧印加部VとスイッチSが形状記憶合金部3を動作させる制御部4としての役割をもつ。
スイッチSがオンになり形状記憶合金部3に電圧が印可されると、上述のように、形状記憶合金部3が収縮する。この収縮に伴い第2部材2が、第1部材1の周方向と直交する方向に変位して、第2部材2が第1部材1の内部に入り込むように動作する。
次に本実施形態の使用について説明する。第1部材1を人体Mに装着、すなわち環状もしくは柱状の第1部材1に人体Mの例えば腕部や脚部を通し第1部材1の内壁に当接させて、スイッチSをオンにすると、形状記憶合金部3が収縮しそれに伴い第2部材2が第1部材1の内部に入り込むように動作し、これより人体Hを押圧し指圧効果をもたらすことができる。
図2は、第2部材2に別の形状ののもを用いた第2の実施形態を示すものである。第2部材2においては、人体Hに接する面が曲面状のものや平面上のもの、点状のもの(円錐推状)等が考えられる。これらの形状の第2部材2を適宜用いることにより、圧迫の仕方を変化させることができる。
また、図1や図2の実施形態のように、ある程度高さの有するものを第2部材2に用いると、接続される形状記憶合金部3の長さを長く設けることにつながり、収縮のストロークを大きくすることができる。これにより指圧効果を上げることができる。また、上面が下面より大きな形状、例えば、図1のような逆台形形状とすれば、形状記憶合金部3の長手方向が、作用方向(押圧方向)に近づく(略一致する)。このようにすれば、収縮力を効率的に押圧力に伝達することができる。
次に図3について説明する。これは、反発部材5が形状記憶合金部3に併設されているものを示す。反発部材5は、形状記憶合金部3と同様、一端が第1部材1、他端が第2部材2に接続されている。この反発部材5は、形状記憶合金部3の収縮方向と反対方向に作用する。
上述のようにスイッチSをオンにすると形状記憶合金部3が発熱し収縮する。次にスイッチSをオフにすると、自然放熱により形状記憶合金部3はもとの伸長状態にもどる。しかし、発熱時の収縮に比して、放熱時の伸長は時間的に緩やかなものとなる傾向がある。ここで、形状記憶合金部3の収縮方向と反対方向に作用する反発部材5を設ければ、圧迫をリリースする力が働き、スイッチSをオフにした際の伸長時間を短くすることができる。尚、反発部材2はバネ部材であっても、弾性部材であってもよい。
また、図示はしないが、第2部材2を複数設け逐次電圧印加をするようにすると、さするようなマッサージ感を得ることもできる。
尚、本実施形態では、形状記憶合金部3を線状としているが、帯状のものであってもよい。また形状記憶合金部3の本数は特に限定するものではないが、複数本の形状記憶合金部3を第2部材2を中心として対称となるように配置することが望ましい。また、第1部材1や第2部材2は剛性を有するものが望ましいが多少の柔軟性があれば、装着感やマッサージ感を向上させることができる。また断熱材料や絶縁材料が適している、さらに第1部材1や第2部材2に放熱性の高いヒートシンクを用いたり放熱溝を設ければ、スイッチSオフ時の伸長時間をより短くすることができる。
1 第1部材
2 第2部材
3 形状記憶合金部
4 制御部
5 反発部材
L リード線
V 電圧印加部
H 開口部(孔)
M 人体
2 第2部材
3 形状記憶合金部
4 制御部
5 反発部材
L リード線
V 電圧印加部
H 開口部(孔)
M 人体
Claims (4)
- 開口部を有する略環状もしくは略円筒状の第1部材と、前記開口部に嵌合する第2の部材と、一端が前記第1の部材の開口部周辺部に接続され他端が前記第2の部材の一部と接続された形状記憶合金体と、前記形状記憶合金体への通電を制御して該形状記憶合金体を変態させる制御部とを有して、前記第1部材の周方向と直交する方向に前記第2部材を変位させるようにしたことを特徴とするマッサージ装置。
- 前記形状記憶合金の変態方向と、前記第1部材の周方向と直交する方向とが略一致することを特徴とする請求項1記載のマッサージ装置。
- 前記形状記憶合金体への通電時に前記形状記憶合金部が収縮するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のマッサージ装置。
- 前記形状記憶合金体の収縮方向と反対方向で該形状記憶合金部の収縮力よりも弱い反発力を有する反発部材を該形状記憶合金部と併設したことを特徴とする請求項3記載のマッサージ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004156940A JP2005334290A (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | マッサージ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004156940A JP2005334290A (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | マッサージ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005334290A true JP2005334290A (ja) | 2005-12-08 |
Family
ID=35488491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004156940A Pending JP2005334290A (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | マッサージ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005334290A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101569850B1 (ko) | 2014-06-10 | 2015-11-17 | 원종문 | 형상기억합금을 이용한 물리적 지압 마사지 장치 |
WO2017046089A1 (en) * | 2015-09-16 | 2017-03-23 | Koninklijke Philips N.V. | Acupressure device |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10500916A (ja) * | 1994-03-17 | 1998-01-27 | エフエフヴェー アエロテク アクティエ ボラーグ | 人体に外圧を及ぼすための装置 |
JP2000501971A (ja) * | 1995-12-15 | 2000-02-22 | デカ―メディクス・インコーポレイテッド | 心臓停止に対する胸部圧縮装置 |
JP2003024401A (ja) * | 2001-07-12 | 2003-01-28 | Kanazawa Chuo Hatsujo Kogyo Kk | 浴用マッサージ器及びその脈動圧発生装置 |
-
2004
- 2004-05-26 JP JP2004156940A patent/JP2005334290A/ja active Pending
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US10830218B2 (en) | 2015-09-16 | 2020-11-10 | Koninklijke Philips N.V. | Acupressure device |
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