JP2005332285A - 通信システム、電子機器および方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

通信システム、電子機器および方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 インスタントメッセージのユーザの操作を簡略化する。
【解決手段】 インスタントメッセージサーバの受信部141は、携帯電話機のユーザの操作に応じて送信されるメッセージを受信する。メール生成部132は、受信したメッセージに含まれる固有のコマンドを基に、リンク情報記憶部134に記憶されたリンク情報を取得し、ユーザ管理部145は、ユーザ情報を取得し、メールアドレス管理部133は、相手のメールアドレスを取得する。メール生成部132は、取得した相手のメールアドレス宛ての電子メールを生成し、メール送信部131は、生成した電子メールを相手の携帯電話機に送信する。電子メールを受信した相手の携帯電話機は、固有のコマンドおよびリンク情報を基に、メッセージの内容を表示することができる。これにより、インスタントメッセージのユーザの操作を簡略化することができる。本発明は、通信システムに適用できる。
【選択図】図5

Description

通信システム、電子機器および方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、インスタントメッセージングを行う通信システム、電子機器および方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
昨今、パーソナルコンピュータのみならず、携帯電話でも利用できるインスタントメッセージング(instant messaging)のサービスが提供されるようになってきた。
携帯電話上でのインスタントメッセージングでは、ユーザが任意にインスタントメッセージサーバに接続することで、メッセージのやり取り、相手の状況(プレゼンス)を示す情報の取得を行う、いわゆるPULL型の情報サービスで実現されている。
また、バディリスト(友達リスト)を登録する場合、インスタントメッセージングのアプリケーションプログラムから、登録したい相手のユーザIDを入力することで登録を行う。ここで、ユーザIDは、ユーザを特定する情報である。さらに、インスタントメッセージングのアプリケーションプログラムによっては、登録したい相手の名前やメールアドレスを条件にして、ユーザIDを検索したり、バディリストを転送する機能を提供することで登録の負担を軽減させているものもある。
また、1または複数の端末装置が、ネットワークを介して、インスタントメッセージサーバと登録用のWebサーバと接続されており、1または複数の端末装置は、登録用Webサーバを介して、情報記憶装置に個人情報を記憶させ、インスタントメッセージサーバは、情報記憶装置に1または複数の端末装置のお互いの関係を示すバディリストを記憶させるようにしているものもある(特許文献1参照)。このシステムにおいて、1または複数の端末装置のいずれかから、他の端末装置のユーザの個人情報の取得が要求されると、インスタントメッセージサーバは、バディリストに基づいて、要求者の公開レベルを決定し、その公開レベルに基づいて、提供する個人情報を選択して、選択された情報を個人情報を要求した端末装置に送信する。
特開2004−102381号公報
しかしながら、PULL型の情報サービスの場合、メッセージのやり取りを開始するとき、メッセージのやり取りを開始することを電子メールで相手に通知し、通知を受けた相手は、メッセージを取得するために、サーバに接続しなければならなかった。また、プレゼンスを変更したときも、プレゼンスを変更したことを電子メールで相手に通知し、通知を受けた相手は、プレセンスの更新をするために、サーバに接続しなければならなかった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、より簡単に、より確実に、相手とインスタントメッセージングができるようにするものである。
本発明の通信システムは、第1の電子機器が、第2の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信する第1のユーザを特定する第1のユーザ特定情報を取得する第1の取得手段と、自分を使用するユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および第1のユーザ特定情報の情報処理装置への送信を制御する送信制御手段とを含み、情報処理装置が、第1のユーザ特定情報と第2の電子機器の電子メールアドレスとを対応させて記録するように、第1のユーザ特定情報および第2の電子機器の電子メールアドレスの記録を制御する記録制御手段と、第1の電子機器から送信されてくる、第1のユーザ特定情報および第2のユーザ特定情報の受信を制御する受信制御手段と、受信した第1のユーザ特定情報を基に、対応して、記録されている第1のユーザ特定情報および第2の電子機器の電子メールアドレスから、第2の電子機器の電子メールアドレスを取得する第2の取得手段と、取得した第2の電子機器の電子メールアドレスを宛先とする、第2の電子機器に実行させるプログラムを特定するプログラム特定情報、および第2のユーザ特定情報を含む電子メールを生成する生成手段と、生成した電子メールの送信を制御する第2の送信制御手段とを含み、第2の電子機器が、情報処理装置から送信されてくる電子メールの受信を制御する第2の受信制御手段と、電子メールに含まれているプログラム特定情報により特定される、インスタントメッセージを送信するか、または受信するためのプログラムの起動を制御する起動制御手段と、起動されたプログラムによって実現される、電子メールに含まれている第2のユーザ特定情報を基に、第1の電子機器へのインスタントメッセージの送信を制御する第3の送信制御手段とを含むことを特徴とする。
本発明の電子機器は、他の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報を取得する取得手段と、他の電子機器にインスタントメッセージを送信させるか、または受信させるためのプログラムを起動させるための電子メールを送信する情報処理装置宛てに、自分を使用するユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および第1のユーザ特定情報の送信を制御する第1の送信制御手段とを含むことを特徴とする。
本発明の電子機器は、情報処理装置から送信されてくる電子メールの受信を制御する受信制御手段と、電子メールに含まれているプログラム特定情報により特定される、インスタントメッセージを送信するか、または受信するためのプログラムの起動を制御する起動制御手段と、起動されたプログラムによって実現される、電子メールに含まれている第1のユーザ特定情報を基に、他の電子機器へのインスタントメッセージの送信を制御する第2の送信制御手段とをさらに含むことを特徴とする。
本発明の第1の情報処理方法は、他の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報を取得するステップと、他の電子機器にインスタントメッセージを送信させるか、または受信させるためのプログラムを起動させるための電子メールを送信する情報処理装置宛てに、自分を使用するユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および第1のユーザ特定情報の送信を制御する第1の送信制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第1の記録媒体のプログラムは、他の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報を取得するステップと、他の電子機器にインスタントメッセージを送信させるか、または受信させるためのプログラムを起動させるための電子メールを送信する情報処理装置宛てに、自分を使用するユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および第1のユーザ特定情報の送信を制御する第1の送信制御ステップとを含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
本発明の第1のプログラムは、他の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報を取得するステップと、他の電子機器にインスタントメッセージを送信させるか、または受信させるためのプログラムを起動させるための電子メールを送信する情報処理装置宛てに、自分を使用するユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および第1のユーザ特定情報の送信を制御する第1の送信制御ステップとを含むことを特徴とするプログラム。
本発明の情報処理装置は、第1の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報と、第1の電子機器の電子メールアドレスとを対応させて記録するように、第1のユーザ特定情報および第1の電子機器の電子メールアドレスの記録を制御する記録制御手段と、第2の電子機器から送信されてくる、第2の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および第1のユーザ特定情報の受信を制御する受信制御手段と、受信した第1のユーザ特定情報を基に、対応して記録されている第1のユーザ特定情報および第1の電子機器の電子メールアドレスから、第1の電子機器の電子メールアドレスを取得する取得手段と、取得した第1の電子機器の電子メールアドレスを宛先とする、第1の電子機器に実行させるプログラムであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するためのプログラムを特定するプログラム特定情報、および第2のユーザ特性情報を含む電子メールを生成する生成手段と、生成した電子メールの送信を制御する送信制御手段とを含むこと特徴とする。
本発明の第2の情報処理方法は、第1の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報と、第1の電子機器の電子メールアドレスとを対応させて記録するように、第1のユーザ特定情報および第1の電子機器の電子メールアドレスの記録を制御する記録制御ステップと、第2の電子機器から送信されてくる、第2の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および第1のユーザ特定情報の受信を制御する受信制御ステップと、受信した第1のユーザ特定情報を基に、対応して記録されている第1のユーザ特定情報および第1の電子機器の電子メールアドレスから、第1の電子機器の電子メールアドレスを取得する取得ステップと、取得した第1の電子機器の電子メールアドレスを宛先とする、第1の電子機器に実行させるプログラムであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するためのプログラムを特定するプログラム特定情報、および第2のユーザ特性情報を含む電子メールを生成する生成ステップと、生成した電子メールの送信を制御する送信制御ステップとを含むこと特徴とする。
本発明の第2の記録媒体のプログラムは、第1の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報と、第1の電子機器の電子メールアドレスとを対応させて記録するように、第1のユーザ特定情報および第1の電子機器の電子メールアドレスの記録を制御する記録制御ステップと、第2の電子機器から送信されてくる、第2の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および第1のユーザ特定情報の受信を制御する受信制御ステップと、受信した第1のユーザ特定情報を基に、対応して記録されている第1のユーザ特定情報および第1の電子機器の電子メールアドレスから、第1の電子機器の電子メールアドレスを取得する取得ステップと、取得した第1の電子機器の電子メールアドレスを宛先とする、第1の電子機器に実行させるプログラムであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するためのプログラムを特定するプログラム特定情報、および第2のユーザ特性情報を含む電子メールを生成する生成ステップと、生成した電子メールの送信を制御する送信制御ステップとを含むこと特徴とする。
本発明の第2のプログラムは、第1の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報と、第1の電子機器の電子メールアドレスとを対応させて記録するように、第1のユーザ特定情報および第1の電子機器の電子メールアドレスの記録を制御する記録制御ステップと、第2の電子機器から送信されてくる、第2の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および第1のユーザ特定情報の受信を制御する受信制御ステップと、受信した第1のユーザ特定情報を基に、対応して記録されている第1のユーザ特定情報および第1の電子機器の電子メールアドレスから、第1の電子機器の電子メールアドレスを取得する取得ステップと、取得した第1の電子機器の電子メールアドレスを宛先とする、第1の電子機器に実行させるプログラムであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するためのプログラムを特定するプログラム特定情報、および第2のユーザ特性情報を含む電子メールを生成する生成ステップと、生成した電子メールの送信を制御する送信制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の通信システムにおいては、第1の電子機器が、第2の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信する第1のユーザを特定する第1のユーザ特定情報を取得し、自分を使用するユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および第1のユーザ特定情報の情報処理装置への送信を制御し、情報処理装置が、第1のユーザ特定情報と第2の電子機器の電子メールアドレスとを対応させて記録するように、第1のユーザ特定情報および第2の電子機器の電子メールアドレスの記録を制御し、第1の電子機器から送信されてくる、第1のユーザ特定情報および第2のユーザ特定情報の受信を制御し、受信した第1のユーザ特定情報を基に、対応して、記録されている第1のユーザ特定情報および第2の電子機器の電子メールアドレスから、第2の電子機器の電子メールアドレスを取得し、取得した第2の電子機器の電子メールアドレスを宛先とする、第2の電子機器に実行させるプログラムを特定するプログラム特定情報、および第2のユーザ特定情報を含む電子メールを生成し、生成した電子メールの送信を制御し、第2の電子機器が、情報処理装置から送信されてくる電子メールの受信を制御し、電子メールに含まれているプログラム特定情報により特定される、インスタントメッセージを送信するか、または受信するためのプログラムの起動を制御し、起動されたプログラムによって実現される、電子メールに含まれている第2のユーザ特定情報を基に、第1の電子機器へのインスタントメッセージの送信を制御する。
本発明の電子機器、第1の情報処理方法、第1の記録媒体、並びに第1のプログラムは、他の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報を取得し、他の電子機器にインスタントメッセージを送信させるか、または受信させるためのプログラムを起動させるための電子メールを送信する情報処理装置宛てに、自分を使用するユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および第1のユーザ特定情報の送信を制御する。
本発明の情報処理装置、第2の情報処理方法、第2の記録媒体、並びに第2のプログラムは、第1の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報と、第1の電子機器の電子メールアドレスとを対応させて記録するように、第1のユーザ特定情報および第1の電子機器の電子メールアドレスの記録を制御し、第2の電子機器から送信されてくる、第2の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および第1のユーザ特定情報の受信を制御し、受信した第1のユーザ特定情報を基に、対応して記録されている第1のユーザ特定情報および第1の電子機器の電子メールアドレスから、第1の電子機器の電子メールアドレスを取得し、取得した第1の電子機器の電子メールアドレスを宛先とする、第1の電子機器に実行させるプログラムであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するためのプログラムを特定するプログラム特定情報、および第2のユーザ特性情報を含む電子メールを生成し、生成した電子メールの送信を制御する。
本発明によれば、より確実に、より簡単に、相手とインスタントメッセージングをすることができる。
以下に本発明の最良の形態を説明するが、開示される発明と実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。本明細書中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応していないものであることを意味するものではない。
さらに、この記載は、明細書に記載されている発明の全てを意味するものではない。換言すれば、この記載は、明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現し、追加される発明の存在を否定するものではない。
本発明によれば、通信システムが提供される。この通信システム(例えば、図1の通信システム1)は、第1の電子機器(例えば、図1の携帯電話機11−1乃至携帯電話機11−N)が、第2の電子機器(例えば、図1の携帯電話機11−1乃至携帯電話機11−N)のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信する第1のユーザを特定する第1のユーザ特定情報を取得する第1の取得手段(例えば、図3のウェブブラウザプログラム52)と、自分を使用するユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および第1のユーザ特定情報の情報処理装置への送信を制御する送信制御手段(例えば、図6のステップS13の処理を実行する図3の送信部72)とを含み、情報処理装置(例えば、図1のインスタントメッセージサーバ16)が、第1のユーザ特定情報と第2の電子機器の電子メールアドレスとを対応させて記録するように、第1のユーザ特定情報および第2の電子機器の電子メールアドレスの記録を制御する記録制御手段(例えば、図5のメールアドレス管理部133)と、第1の電子機器から送信されてくる、第1のユーザ特定情報および第2のユーザ特定情報の受信を制御する受信制御手段(例えば、図6のステップS21の処理を実行する図5の受信部141)と、受信した第1のユーザ特定情報を基に、対応して、記録されている第1のユーザ特定情報および第2の電子機器の電子メールアドレスから、第2の電子機器の電子メールアドレスを取得する第2の取得手段(例えば、図6のステップS23の処理を実行する図5のメールアドレス管理部133)と、取得した第2の電子機器の電子メールアドレスを宛先とする、第2の電子機器に実行させるプログラムを特定するプログラム特定情報、および第2のユーザ特定情報を含む電子メールを生成する生成手段(例えば、図5のメール生成部132)と、生成した電子メールの送信を制御する第2の送信制御手段(例えば、図6のステップS26の処理を実行する図5のメール送信部131)とを含み、第2の電子機器が、情報処理装置から送信されてくる電子メールの受信を制御する第2の受信制御手段(例えば、図6のステップS31の処理を実行する図3のメール送受信部61)と、電子メールに含まれているプログラム特定情報により特定される、インスタントメッセージを送信するか、または受信するためのプログラムの起動を制御する起動制御手段(例えば、図3のプログラム管理部)と、起動されたプログラムによって実現される、電子メールに含まれている第2のユーザ特定情報を基に、第1の電子機器へのインスタントメッセージの送信を制御する第3の送信制御手段(例えば、図6のステップS40の処理を実行する図3の送信部72)とを含む。
本発明によれば、電子機器が提供される。この電子機器(例えば、図1の携帯電話機11−1乃至携帯電話機11−N)は、他の電子機器(例えば、図1の携帯電話機11−1乃至携帯電話機11−N)のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報を取得する取得手段(例えば、図3のウェブブラウザプログラム52)と、他の電子機器にインスタントメッセージを送信させるか、または受信させるためのプログラムを起動させるための電子メールを送信する情報処理装置(例えば、図1のインスタントメッセージサーバ16)宛てに、自分を使用するユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および第1のユーザ特定情報の送信を制御する第1の送信制御手段(例えば、図6のステップS13の処理を実行する図3の送信部72)とを含む。
情報処理装置から送信されてくる電子メールの受信を制御する受信制御手段(例えば、図6のステップS31の処理を実行する図3のメール送受信部61)と、電子メールに含まれているプログラム特定情報により特定される、インスタントメッセージを送信するか、または受信するためのプログラムの起動を制御する起動制御手段(例えば、図3のプログラム管理部)と、起動されたプログラムによって実現される、電子メールに含まれている第1のユーザ特定情報を基に、他の電子機器へのインスタントメッセージの送信を制御する第2の送信制御手段(例えば、図6のステップS40の処理を実行する図3の送信部72)とをさらに含む。
また、本発明によれば、情報処理方法が提供される。この情報処理方法は、他の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報を取得するステップ(例えば、図6のステップS11の処理)と、他の電子機器にインスタントメッセージを送信させるか、または受信させるためのプログラムを起動させるための電子メールを送信する情報処理装置宛てに、自分を使用するユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および第1のユーザ特定情報の送信を制御する第1の送信制御ステップ(例えば、図6のステップS13の処理)とを含む。
また、本発明によれば、プログラムが提供される。このプログラムは、他の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報を取得するステップ(例えば、図6のステップS11の処理)と、他の電子機器にインスタントメッセージを送信させるか、または受信させるためのプログラムを起動させるための電子メールを送信する情報処理装置宛てに、自分を使用するユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および第1のユーザ特定情報の送信を制御する第1の送信制御ステップ(例えば、図6のステップS13の処理)とを含む。
本発明によれば、情報処理装置が提供される。本発明の情報処理装置(例えば、図1のインスタントメッセージサーバ16)は、第1の電子機器(例えば、図1の携帯電話機11−1乃至携帯電話機11−N)のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報と、第1の電子機器の電子メールアドレスとを対応させて記録するように、第1のユーザ特定情報および第1の電子機器の電子メールアドレスの記録を制御する記録制御手段(例えば、図5のメールアドレス管理部133)と、第2の電子機器(例えば、図1の携帯電話機11−1乃至携帯電話機11−N)から送信されてくる、第2の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および第1のユーザ特定情報の受信を制御する受信制御手段(例えば、図6のステップS21の処理を実行する図5の受信部141)と、受信した第1のユーザ特定情報を基に、対応して記録されている第1のユーザ特定情報および第1の電子機器の電子メールアドレスから、第1の電子機器の電子メールアドレスを取得する取得手段(例えば、図6のステップS23の処理を実行する図5のメールアドレス管理部133)と、取得した第1の電子機器の電子メールアドレスを宛先とする、第1の電子機器に実行させるプログラムであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するためのプログラムを特定するプログラム特定情報、および第2のユーザ特性情報を含む電子メールを生成する生成手段(例えば、図5のメール生成部132)と、生成した電子メールの送信を制御する送信制御手段(例えば、図6のステップS26の処理を実行する図5のメール送信部131)とを含む。
本発明によれば、情報処理方法が提供される。本発明の情報処理方法は、第1の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報と、第1の電子機器の電子メールアドレスとを対応させて記録するように、第1のユーザ特定情報および第1の電子機器の電子メールアドレスの記録を制御する記録制御ステップ(例えば、図14のステップS118の処理)と、第2の電子機器から送信されてくる、第2の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および第1のユーザ特定情報の受信を制御する受信制御ステップ(例えば、図6のステップS21の処理)と、受信した第1のユーザ特定情報を基に、対応して記録されている第1のユーザ特定情報および第1の電子機器の電子メールアドレスから、第1の電子機器の電子メールアドレスを取得する取得ステップ(例えば、図6のステップS23の処理)と、取得した第1の電子機器の電子メールアドレスを宛先とする、第1の電子機器に実行させるプログラムであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するためのプログラムを特定するプログラム特定情報、および第2のユーザ特性情報を含む電子メールを生成する生成ステップ(例えば、図6のステップS25の処理)と、生成した電子メールの送信を制御する送信制御ステップ(例えば、図6のステップS26の処理)とを含む。
本発明によれば、プログラムが提供される。本発明のプログラムは、第1の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報と、第1の電子機器の電子メールアドレスとを対応させて記録するように、第1のユーザ特定情報および第1の電子機器の電子メールアドレスの記録を制御する記録制御ステップ(例えば、図14のステップS118の処理)と、第2の電子機器から送信されてくる、第2の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および第1のユーザ特定情報の受信を制御する受信制御ステップ(例えば、図6のステップS21の処理)と、受信した第1のユーザ特定情報を基に、対応して記録されている第1のユーザ特定情報および第1の電子機器の電子メールアドレスから、第1の電子機器の電子メールアドレスを取得する取得ステップ(例えば、図6のステップS23の処理)と、取得した第1の電子機器の電子メールアドレスを宛先とする、第1の電子機器に実行させるプログラムであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するためのプログラムを特定するプログラム特定情報、および第2のユーザ特性情報を含む電子メールを生成する生成ステップ(例えば、図6のステップS25の処理)と、生成した電子メールの送信を制御する送信制御ステップ(例えば、図6のステップS26の処理)とを含む。
このプログラムは、記録媒体(例えば、図4の磁気ディスク101)に記憶することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1において、通信システム1は、全体として本発明を適用した携帯電話機11−1乃至11−N、およびインスタントメッセージサーバ16が接続されているネットワークシステムの一実施の形態を示し、通信サービスの提供エリアを所望の大きさに分割したセル内にそれぞれ固定無線局である基地局12−1乃至12−Mが設置されている。
これらの基地局12−1乃至12−Mには、移動無線局である携帯電話機11−1乃至11−Nが、例えば、W-CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)などの符号分割多元接続方式の無線通信で接続されるようになされており、2GHzの周波数帯を利用して最大2Mbpsのデータ転送速度で大容量データを高速にデータ通信し得るようになされている。
このように、携帯電話機11−1乃至11−Nは、W-CDMA方式によって大容量データを高速にデータ通信し得るようになされていることにより、音声通話だけでなく電子メールの送受信、簡易ホームページの閲覧、画像の送受信などの多種に及ぶデータ通信を実行し得るようになされている。
また、基地局12−1乃至12−Mは、有線回路を介して公衆回線網13に接続されている。当該公衆回線網13は、ゲートウェイ14を介して、インターネット15や、図示しない多くの加入者有線端末、各種のネットワーク、例えば、コンピュータネットワークおよび企業内ネットワークなどが接続されている。
ゲートウェイ14は、公衆回線網13とインターネット15とを接続し、両者のデータを変換することで、公衆回線網13とインターネット15との通信を可能にしている。
インターネット15には、インスタントメッセージサーバ16が接続され、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルに従って、携帯電話機11−1乃至11−Nから、インスタントメッセージサーバ16に対してアクセスし得るようになされている。
インスタントメッセージサーバ16は、携帯電話機11−1乃至11−Nの間でやり取りされるインスタントメッセージングまたは電子メールを送信または受信したり、携帯電話機11−1乃至11−Nからの要求に応じて、Webページを表示させるためのデータを送信したりする。インスタントメッセージサーバ16は、インスタントメッセージまたは電子メールの送信または受信に必要なデータを記録する。
なお、インスタントメッセージサーバ16は、1台に限らず、インスタントメッセージングを管理するサーバ、電子メールを管理するサーバ、またはWebページを管理するサーバなどのように、それぞれの機能ごとの複数台のサーバからなるようにしてもよい。
因みに、携帯電話機11−1乃至11−Nから、基地局12−1乃至12−Mまでの通信には2Mbpsの簡易トランスポートプロトコルが使用され、基地局12−1乃至12−Mから、インターネット15を介した、インスタントメッセージサーバ16までの通信には、TCP/IPプロトコルが使用される。
なお、以下の説明では、携帯電話機11−1乃至11−Nを個々に区別する必要がない場合、単に、携帯電話機11と称する。また、携帯電話機11−1乃至11−Nのうち任意のものを、携帯電話機11−i、携帯電話機11−jとも称する。さらに、基地局12−1乃至12−Mを個々に区別する必要がない場合、単に、基地局12と称する。
図2は、携帯電話機11の構成例を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)21は、ROM(Read Only Memory)22に記憶されているプログラム、または、記憶部26から、RAM(Random Access Memory)23にロードされたプログラムに従って、各種の処理を実行し、携帯電話機11の全体を制御する。RAM23にはまた、CPU21が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
CPU21、ROM22、およびRAM23は、バス24を介して相互に接続されている。バス24にはまた、通信部25、記憶部26、インターフェイス27も接続されている。
通信部25は、通話時には、基地局12との間で音声データを送受信し、通信時には、基地局12、ゲートウェイ14、およびインターネット15などを介して、各種のデータを送受信する。記憶部26は、不揮発性のメモリ、例えば、フラッシュメモリなどより構成され、CPU11が実行するためのインスタントメッセージングのアプリケーションプログラムなどを適宜記憶する。
インターフェイス27には、表示部30、入力部31、マイクロフォン32、およびスピーカ33が接続される。
表示部30は、LCD(Liquid Crystal Display)などから構成され、CPU21からの制御に基づいて所定の画面を表示する。例えば、インスタントメッセージサーバ16から携帯電話機11に送信されてきた電子メールの内容などが表示部30に表示される。入力部31は、回動可能なジョグダイアル41、テンキーなどのボタン42に対するユーザの入力を検出し、ユーザからの入力に対応する信号をCPU21に出力する。マイクロフォン32は、ユーザの声を集音し、それを通信部25などに出力する。スピーカ33は、他の携帯電話機11から送信されてきたデータに基づく音声を外部に出力する。
図3は、携帯電話機11により実行されるプログラムの構成の例(機能の構成の例)を示す図である。
OS(Operating System)51は、例えば、ファイルの管理、メモリの管理、入出力の管理、またはユーザインターフェイスの提供などを行う基本プログラムである。例えば、OS51は、他のプログラムの要求に応じて、各種の機能を提供する。
ウェブブラウザプログラム52は、インターネット15に接続されたWebサーバ(図示せず)が公開しているWebページを閲覧するためのアプリケーションプログラムである。より具体的には、ウェブブラウザプログラム52は、例えば、Webサーバの機能も備えるインスタントメッセージサーバ16から、所定のプロトコルに従って、CHTML(Compact HTML)で記述された情報を取得して、取得した情報の記述に基づく文または画像を表示部30に表示させる。
電子メール送受信プログラム53は、電子メールを送信するか、または電子メールを受信する。
電子メール送受信プログラム53は、メール送受信部61、メール生成部62、およびメール解析部63を含む。
メール送受信部61は、通信部25において行われる電子メールの送受信を制御する。例えば、メール送受信部61は、メール生成部62により生成された電子メールが供給されてきたとき、メール送受信部61は、通信部25に、公衆回線網13およびインターネット15を介して、供給された電子メールをインスタントメッセージサーバ16宛てに送信させる。また、メール送受信部61は、通信部25に、インスタントメッセージサーバ16から送信されてきた電子メールを受信させる。
メール生成部62は、電子メールを所定のフォーマットに従って生成する。電子メールを送信する場合、メール生成部62は、生成した電子メールをメール送受信部61に供給する。
メール解析部63は、インスタントメッセージサーバ16から送信されてきた電子メールの内容を解析し、解析した結果を、プログラム管理部54などに通知する。例えば、メール解析部63は、解析の結果を基に、プログラム管理部54に、所定のアプリケーションプログラムの起動を指示する。より詳細には、例えば、メール解析部63は、インスタントメッセージサーバ16から送信されてきた電子メールの内容を解析し、解析の結果を基に、プログラム管理部54に、インスタントメッセージプログラム55を起動させると共に、処理の実行に必要なデータをインスタントメッセージプログラム55に供給させる。
プログラム管理部54は、インスタントメッセージサーバ16から送信されてきた電子メールで指定されるプログラムの起動を制御する。インスタントメッセージサーバ16から携帯電話機11に送信される電子メールには、携帯電話機11において実行するアプリケーションプログラムを指定する情報が含まれている。例えば、実行するアプリケーションプログラムを指定する情報は、そのアプリケーションプログラムの格納先(提供元)を示すアドレス情報であり、より具体的には、URL(Uniform Resource Locator)方式で表記されたアドレス情報などである。すなわち、アプリケーションプログラムの格納先を示すアドレス情報が、実行するアプリケーションプログラムを指定する情報として使用される。
インスタントメッセージプログラム55は、インスタントメッセージを送信するか、またはインスタントメッセージを受信する。また、インスタントメッセージプログラム55は、インスタントメッセージの送信、または、インスタントメッセージの受信に必要な情報を取得して、取得した情報を表示する。
インスタントメッセージプログラム55は、受信部71、送信部72、インスタントメッセージ生成部73、バディリスト取得部74、およびプレゼンス情報取得部75を含む。
受信部71は、通信部25において行われるインスタントメッセージの受信を制御する。例えば、受信部71は、通信部25を制御して、通信部25にインスタントメッセージサーバ16から送信されてきたインスタントメッセージを受信させる。受信したインスタントメッセージは、表示部30に表示される。
送信部72は、通信部25において行われるインスタントメッセージの送信を制御する。例えば、送信部72は、インスタントメッセージ生成部73により生成されたインスタントメッセージが供給されてきたとき、通信部25を制御して、通信部25に、供給されたインスタントメッセージをインスタントメッセージサーバ16に送信させる。
インスタントメッセージ生成部73は、インスタントメッセージを所定のフォーマットに従って生成する。インスタントメッセージを送信する場合、インスタントメッセージ生成部73は、生成したインスタントメッセージを送信部72に供給する。
バディリスト取得部74は、インスタントメッセージサーバ16からバディリストを取得する。ここで、バディリストとは、インスタントメッセージを送信するか、インスタントメッセージを受信する相手の情報を配置したリストである。バディリストを利用することにより、相手にユーザIDをいちいち入力するなどの面倒な操作を必要とせず、相手に、簡単にインスタントメッセージを送ることができる。
プレゼンス情報取得部75は、インスタントメッセージサーバ16からプレゼンスを示す情報(以下、プレゼンス情報と称する)を取得する。ここで、プレゼンス情報とは、例えば、「取込中」、「食事中」、または「退席中」など、登録されている相手(ユーザ)の状態(ステータス)を示す情報である。
図4は、インスタントメッセージサーバ16の構成例を示すブロック図である。
CPU91は、ROM92に記憶されているプログラム、または、記録部98に記録されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM93には、CPU91が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU91、ROM92、およびRAM93は、バス94を介して相互に接続されている。
CPU91にはまた、バス94を介して入出力インターフェイス95が接続されている。入出力インターフェイス95には、キーボード、マウスなどよりなる入力部96、ディスプレイなどよりなる出力部97が接続されている。CPU91は、入力部96から入力される指令に対応して各種の処理を実行する。そして、CPU91は、処理の結果得られた画像や音声などを出力部97に出力する。
入出力インターフェイス95に接続されている記録部98は、例えば、ハードディスクなどで構成され、CPU91が実行するプログラムや各種のデータを記録する。通信部99は、通信網、インターネット15、その他のネットワーク、または通信媒体を介して外部の装置と通信する。
また、通信部99を介してプログラムを取得し、記録部98に記録してもよい。
入出力インターフェイス95に接続されているドライブ100は、磁気ディスク101、光ディスク102、光磁気ディスク103、或いは半導体メモリ104などが装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記録部98に転送され、記録される。
図5は、インスタントメッセージサーバ16により実行されるプログラムの構成の例(機能の構成の例)を示す図である。
ウェブサーバプログラム122は、インターネット15を介して、Webページを閲覧させるためのデータを相手に提供するプログラムである。例えば、ウェブサーバプログラム122は、記録部98に記録された情報(例えば、CHTMLで記述された文書や画像データなど)を、携帯電話機11のウェブブラウザプログラム52からの、HTTP(HyperText Transfer Protocol)プロトコル、またはALP(Application Layer Protocol)プロトコルなどの所定のプロトコルに従ったリクエストに応じて、インターネット15など介して、これらの情報を送信する。すなわち、ウェブサーバプログラム122から送信されてきた情報を受信した携帯電話機11のウェブブラウザプログラム52は、受信した情報の記述に基づく文または画像を表示部30に表示させる。
電子メール送信プログラム123は、電子メールを送信する。例えば、電子メール送信プログラム123は、ALPプロトコルなどの所定のプロトコルに従って、電子メールを携帯電話機11に送信したり、電子メールを他のメールサーバ(図示せず)に送信したり、電子メールを記録部98に蓄積したりする。
電子メール送信プログラム123は、メール送信部131、メール生成部132、メールアドレス管理部133、リンク情報記憶部134を含む。
メール送信部131は、通信部99における電子メールの送信を制御する。例えば、メール送信部131は、メール生成部132において生成された電子メールがメール生成部132から供給されてきたとき、通信部99に、その電子メールを携帯電話11に送信させる。
メール生成部132は、電子メールを所定のフォーマットに従って生成する。例えば、メール生成部132は、送信されてきた電子メールの送信先に指定されたメールアドレス、またはメールアドレス管理部133から供給されるメールアドレスを宛先に指定し、リンク情報記憶部134から供給されるリンク情報などを基に、電子メールを生成する。電子メールを送信する場合、メール生成部132は、生成した電子メールをメール送信部131に供給する。
メールアドレス管理部133は、ユーザIDとメールアドレスとを対応させて記録する。メールアドレス管理部133は、送信先のユーザIDを取得した場合、取得した送信先のユーザIDを基に、記録部98に記録されているユーザ情報テーブルから、送信先のユーザのメールアドレスを検索して、検索されたメールアドレスを取得する。メールアドレス管理部133は、取得したメールアドレスをメール生成部132に供給する。
ここで、ユーザ情報テーブルとは、インスタントメッセージングのサービスに加入して登録されたユーザ(以下、単に、登録ユーザと称する)に関する情報、例えば、ユーザIDやメールアドレスなどの情報を記録し、管理するテーブルであり、詳細は後述する。
リンク情報記憶部134は、記憶しているリンク情報をメール生成部132の要求に応じて供給する。ここで、リンク情報とは、実行するアプリケーションプログラムを指定する情報としての、アプリケーションプログラムの格納先を示す情報である。例えば、リンク情報は、“http://www.xxx.co.jp/yyy.html“などのURL方式で表記された情報であり、携帯電話機11が実行するアプリケーションプログラムの提供先を指定する情報である。
インスタントメッセージサーバプログラム124は、所定のプロトコルに従って、インスタントメッセージに含まれているユーザIDに基づいて、携帯電話機11−iから携帯電話機11−jへのインスタントメッセージを転送する。または、インスタントメッセージサーバプログラム124は、携帯電話機11−jから携帯電話機11−iへのインスタントメッセージを転送する。また、インスタントメッセージサーバプログラム124は、例えば、プレゼンス情報、バディリスト、またはユーザ情報を提供したり、プレゼンス情報を更新するための情報、バディリストを更新するための情報、またはユーザ情報を取得したり、プレゼンス情報、バディリスト、またはユーザ情報を更新するなど、インスタントメッセージングのサービスをする上で必要な情報の管理も行う。
インスタントメッセージサーバプログラム124は、受信部141、送信部142、プレゼンス管理部143、バディリスト管理部144、およびユーザ管理部145を含む。
受信部141は、通信部99において行われるインスタントメッセージの受信を制御する。例えば、受信部141は、通信部99に、携帯電話機11から送信されてきたインスタントメッセージを受信させる。
送信部142は、通信部99において行われるインスタントメッセージの送信を制御する。例えば、送信部142は、通信部99に、インターネット15および公衆回線網13を介して、インスタントメッセージを携帯電話機11宛てに送信させる。
プレゼンス管理部143は、ユーザの状態を示すプレゼンス情報を記録する。プレゼンス管理部143は、携帯電話機11からの通知を基に、登録されているユーザのプレゼンス情報を更新する。また、プレゼンス管理部143は、送信部142に、記録しているプレゼンス情報を携帯電話機11宛てに送信させる。すなわち、プレゼンス管理部143は、例えば、「取込中」、「食事中」、または「退席中」などの状態(ステータス)を各ユーザ毎に取得して、取得した状態を示すようにプレゼンス情報を更新して、携帯電話機11に提供するなど、プレゼンス情報を管理する。
バディリスト管理部144は、携帯電話機11からの通知(例えば、コマンド)に応じて、対象となるユーザのバディリストを作成し、または変更する。バディリスト管理部144は、作成または変更したバディリストを記録する。すなわち、登録ユーザのそれぞれから、その登録ユーザの友達を登録したバディリストの作成が要求されると、バディリスト管理部144は、登録ユーザ毎に、友達を登録したバディリストを作成し、作成したバディリストを記録する。バディリスト管理部144は、要求に応じてバディリストを更新したり、バディリストを提供するなどして、バディリストのそれぞれ管理する。
ユーザ管理部145は、登録されているユーザに関するユーザ情報を記録する。例えば、ユーザ管理部145は、携帯電話機11からの通知(例えば、コマンド)に応じて、ユーザの名前(ユーザ名)やメールアドレスなどの情報を取得し、さらに、ユーザを特定するユーザIDまたはパスワードなどの情報を生成して、取得した情報および生成した情報を含むユーザ情報を、記録部98に格納されているユーザ情報テーブルに記録する。ユーザ管理部145は、例えば、ユーザID、ユーザ名、パスワード、およびメールアドレスに関するユーザ情報を管理し、新規のユーザがインスタントメッセージングのサービスに加入した場合、その新規のユーザのユーザID、ユーザ名、パスワード、およびメールアドレスを記録する。
次に、以上のようなハードウェアから構成され、プログラムを実行する各機器について、フローチャートを参照して説明する。
本発明のネットワークシステムによれば、インスタントメッセージングサービスに登録しているが、インスタントメッセージングサービスには登録していない相手を、インスタントメッセージングサービスに接続させて(インスタントメッセージングサービスの接続に誘って)、インスタントメッセージの交換を楽しむことができる。
以下、インスタントメッセージングサービスには登録しているが、インスタントメッセージングサービスに接続していない相手であって、インスタントメッセージングサービスの接続に誘われる機器を携帯電話機11−jとし、携帯電話機11−jをインスタントメッセージングサービスの接続に誘う機器を携帯電話機11−iとして、説明する。
図6は、インスタントメッセージングサービスの接続に誘う処理を説明するフローチャートである。すなわち、図6のフローチャートは、携帯電話機11−iから携帯電話機11−jに対して行われるインスタントメッセージングの開始の処理を説明しているとも言える。
以下、登録ユーザである携帯電話機11−iのユーザをユーザAと称し、登録ユーザである携帯電話機11−jのユーザをユーザBと称する。
ステップS11において、携帯電話機11−iのウェブブラウザプログラム52は、ユーザAの指示(例えば、ユーザAが入力したユーザBのユーザID)、すなわち、ユーザAによる入力部31への操作に対応した入力部31から出力される信号に基づいて、ユーザIDを取得する。
図7は、ウェブブラウザプログラム52によって表示される、ユーザIDの入力エリアなどを表示する携帯電話機11−iの表示部30の画面の例を示す図である。
図7で示されるように、携帯電話機11−iの表示部30のエリア151には、誘いたい相手のユーザIDを入力するテキストボックス152、および誘いたい相手に送るコメントを入力するテキストボックス153が表示され、さらに、戻るボタン154、および送信ボタン155が表示される。
ユーザAは、例えば、ユーザBのユーザIDである“bbb”をテキストボックス152に入力し、“こんにちは。インスタントメッセージやりませんか?”などの文をテキストボックス153に入力する。上述したように、ステップS11において、ウェブブラウザプログラム52は、ユーザAが入力したユーザBのユーザIDである“bbb”を取得する。
また、ユーザBのユーザIDは、手動で入力することに限らず、例えば、ユーザBをバディリストから選択することにより取得するようにしてもよい。
なお、図7で示される携帯電話機11−iの表示部30の例の画面上で実行されるアプリケーションプログラムは、ウェブブラウザプログラム52の他にも、所定のURL方式で表記されたアドレス情報により特定されるインスタントメッセージプログラム55であってもよい。
図6に戻り、ステップS12において、携帯電話機11−iのウェブブラウザプログラム52は、ステップS11の処理で取得したユーザBのユーザID(例えば、“bbb”)を基に、ユーザB宛をインスタントメッセージに誘うメッセージを生成し、生成したメッセージを送信部72に供給する。ステップS12において生成される、メッセージには、相手を誘うコマンド、相手を誘うユーザのユーザID、相手を誘うユーザのパスワード、および誘いたい相手のユーザIDが含まれている。すなわち、この場合、メッセージには、相手を誘うコマンド、相手を誘うユーザであるユーザAのユーザID、ユーザAのパスワード、および誘いたい相手であるユーザBのユーザIDが含まれている。
ステップS13において、送信部72は、ウェブブラウザプログラム52の制御の基に、公衆回線網13およびインターネット14を介して、ウェブブラウザプログラム52から供給されたメッセージをインスタントメッセージサーバ16に送信する。例えば、ステップS13において、ウェブブラウザプログラム52は、通信部25に、公衆回線網13およびインターネット14を介して、HTTPなどのプロトコルに基づいて、メッセージをインスタントメッセージサーバ16宛てに送信させる。
図8は、送信部72がインスタントメッセージサーバ16に送信するメッセージの例を示す図である。
図8に示されるように、送信部72がインスタントメッセージサーバ16に送信するメッセージは、より具体的には、例えば、“aaa”である送信元(ユーザA)のユーザID、“AAA”である送信元のパスワード、“invite”である相手をインスタントメッセージングに誘うコマンド、“bbb”である送信先(ユーザB)のユーザID、“こんにちは。インスタントメッセージやりませんか?”であるコメント(図示せず)などからなり、これらが、携帯電話機11−iからインスタントメッセージサーバ16に送信される。
ここで、コマンドとは、例えば、インスタントメッセージサーバ16において実行する処理を指定する指令である。例えば、また、インスタントメッセージサーバ16は、携帯電話機11−iから送信されるメッセージに含まれるコマンド(例えば、“invite”)を基に、後述する、ステップS21乃至ステップS26の処理を実行する。
図6に戻り、ステップS21において、インスタントメッセージサーバ16のインスタントメッセージサーバプログラム124は、受信部141に、携帯電話機11−iから送信されてきたメッセージを受信させる。ウェブサーバプログラム122は、受信したメッセージをインスタントメッセージサーバプログラム124に供給する。
ステップS22において、ユーザ管理部145は、受信したメッセージを基に、ユーザ情報を取得する。例えば、ステップS22において、ユーザ管理部145は、受信したメッセージに含まれる送信元のユーザIDを基に、記録部98に記録されているユーザ情報テーブルから、送信元のユーザ(ユーザA)のユーザ名を検索して、検索されたユーザ名を取得する。ユーザ管理部145は、取得したユーザ名を電子メール送信プログラム123のメール生成部132に供給する。
図9は、ユーザ情報テーブルの例を示す図である。
図9で示されるユーザ情報テーブルの例において、1行目は項目を示し、2行目以降は各ユーザのそれぞれのデータを示す。また、1列目は“ユーザID”、2列目は“ユーザ名”、3列目は“パスワード”、4列目は“メールアドレス”を示す。すなわち、ユーザ情報テーブルには、ユーザを特定する情報であるユーザIDに対応させて、そのユーザのユーザ名、パスワード、メールアドレスが格納されている。
例えば、図9で示されるユーザ情報テーブルの例においては、“aaa”であるユーザIDに対して、“ユーザA”であるユーザ名、“AAA”であるパスワード、および“aaa@aaa.ne.jp”であるメールアドレスが記録されている。また、“bbb”であるユーザIDに対して、“ユーザB”であるユーザ名、“BBB”であるパスワード、および“bbb@bbb.ne.jp”であるメールアドレスが記録されている。さらに、“ccc”であるユーザIDに対して、“ユーザC”であるユーザ名、“CCC”であるパスワード、および“ccc@ccc.ne.jp”であるメールアドレスが記録されている。
また、“ddd”であるユーザIDに対して、“ユーザD”であるユーザ名、“DDD”であるパスワード、および“ddd@ddd.ne.jp”であるメールアドレスが記録されている。さらに、“eee”であるユーザIDに対して、“ユーザE”であるユーザ名、“EEE”であるパスワード、および“eee@eee.ne.jp”であるメールアドレスが記録されている。また、“fff”であるユーザIDに対して、“ユーザF”であるユーザ名、“FFF”であるパスワード、および“fff@fff.ne.jp”であるメールアドレスが記録されている。
例えば、ステップS22の処理において、ユーザ管理部145は、受信したメッセージに含まれる送信元のユーザIDが“aaa”の場合、記録部98のユーザ情報テーブルから、“aaa”であるユーザIDに対応して記録されている“ユーザA”であるユーザ名を検索して、取得する。
図6に戻り、ステップS23において、メールアドレス管理部133は、受信したメッセージを基に、メールアドレスを取得する。例えば、ステップS23において、メールアドレス管理部133は、受信したメッセージに含まれる送信先のユーザIDを基に、記録部98に記録されているユーザ情報テーブルから、送信元のユーザのメールアドレスを検索して、検索されたメールアドレスを取得する。メールアドレス管理部133は、取得したメールアドレスを電子メール送信プログラム123のメール生成部132に供給する。
例えば、図9で示されるユーザ情報テーブルの例において、メールアドレス管理部133は、送信先のユーザIDが“bbb”の場合、記録部98のユーザ情報テーブルから、“bbb”であるユーザIDに対応して記録されている“bbb@bbb.ne.jp”であるメールアドレスを検索して、取得する。
ステップS24において、電子メール送信プログラム123のメール生成部132は、リンク情報記憶部134に記憶されている、例えば、“http://www.xxx.co.jp/yyy.html“などのリンク情報を取得する。
ステップS25において、メール生成部132は、電子メールを生成する。例えば、ステップS25において、メール生成部132は、例えば、ユーザ管理部145から供給されたユーザ名、取得したリンク情報、並びに受信したメッセージに含まれるコマンド、ユーザID、およびコメントを基に、メールアドレス管理部133から供給されたメールアドレス宛ての電子メールを生成し、生成した電子メールをメール送信部131に供給する。
ステップS26において、電子メール送信プログラム123のメール送信部131は、インターネット14および公衆回線網13を介して、メール生成部132から供給された電子メールを携帯電話機11−jに送信する。
なお、ステップS22乃至ステップS26の処理を行う前に、受信したメッセージに含まれるユーザIDとパスワードにより認証を行い、正規の登録ユーザであるか否かを判定し、正規の登録ユーザではないと判定された場合、ステップS22以降の処理を実行しないようにすることで、不正なアクセスを防止することもできる。
図10は、インスタントメッセージサーバ16の電子メール送信プログラム123のメール送信部131が携帯電話機11−jに送信する電子メールの例を示す図である。
図10に示されるように、メール送信部131が携帯電話機11−jに送信する電子メールは、例えば、“http://www.xxx.co.jp/yyy.html“であるリンク情報、“invite”である相手をインスタントメッセージングに誘うコマンド、“aaa”である送信元(ユーザA)のユーザID、“ユーザA”である送信元のユーザ名、“こんにちは。インスタントメッセージやりませんか?”であるコメント(図示せず)などからなる。
なお、メール送信部131が携帯電話機11−jに送信する電子メールに含まれるコマンドは、リンク情報で特定されるアプリケーションプログラムに対する指令である。
図6に戻り、ステップS31において、携帯電話機11−jの電子メール送受信プログラム53のメール送受信部61は、インスタントメッセージサーバ16から送信された電子メールを受信する。
受信した電子メールは、例えば、携帯電話機11−jの記憶部26などに記憶される。そして、ユーザの指令(例えば、ユーザBの電子メールを開く操作)に対応する入力部31からの信号に基づいて、ステップS32の処理が実行される。
電子メールが開かれた場合、ステップS32において、メール解析部63は、開かれた電子メールを解析する。ステップS33おいて、メール解析部63は、ステップS32における解析の結果を基に、電子メールが正当なものであるか否かを判定する。
ステップS33において、電子メールが正当なものでないと判定された場合、ステップS41に進み、メール解析部63は、処理を中止させ、処理は終了する。ステップS33において、正当なものであると判定された場合、処理は、ステップS34に進む。
ステップS34において、メール解析部63は、電子メールをプログラム管理部54に供給する。そして、電子メールに含まれるリンク情報で特定されるプログラムを検索する。例えば、プログラム管理部54は、電子メールに含まれるリンク情報であるURL方式のアドレス情報(例えば、図10の“http://www.xxx.co.jp/yyy.html“)に基づいて、携帯電話機11−jが記憶しているプログラムから、インスタントメッセージサーバ16から実行することが指示されているインスタントメッセージプログラム55を検索する。ここでは、例えば、URL方式のアドレス情報で指定されるサーバ(図示せず)に対するアクセスが行われ、そのサーバが提供するプログラムと同一のインスタントメッセージプログラム55が携帯電話機11−jの記憶部26から検索される。
ステップS35において、プログラム管理部54は、ステップS34での検索の結果、インスタントメッセージプログラム55が記憶されているか否かを判定し、インスタントメッセージプログラム55が記憶されていないと判定された場合、ステップS36に進み、リンク情報であるURL方式のアドレス情報に基づいてアクセスしたサーバ(図示せず)から、そのサーバが提供するインスタントメッセージプログラム55をダウンロードして、ダウンロード終了後、ステップS37に進む。
また、サーバが提供するインスタントメッセージプログラム55のダウンロードすることに代えて、エラーを通知して(例えば、エラーを示すメッセージを表示部30に表示させる)、処理を中止するようにしてもよい。
一方、ステップS35において、インスタントメッセージプログラム55が記憶されていると判定された場合、インスタントメッセージプログラム55をダウンロードする必要がないので、ステップS36の処理はスキップされ、処理は、ステップS37に進む。
ステップS37において、プログラム管理部54は、リンク情報で特定されるプログラムである、記憶部26に記憶されているインスタントメッセージプログラム55を起動する。より具体的には、プログラム管理部54は、インスタントメッセージプログラム55の起動をOS51に要求すると、OS51は、インスタントメッセージプログラム55を起動させる。
ステップS38において、インスタントメッセージプログラム55は、起動するとき、そのインスタントメッセージプログラム55に、電子メールに含まれるコマンド(例えば、図10の“invite”)が与えられ、そのコマンドに基づいて、所定の画面を表示するなどの所定の処理を実行する。これにより、例えば、携帯電話機11−jには、携帯電話機11−iから送信されたメッセージに応じた画面が提示され、ユーザBは、ユーザAとインスタントメッセージングをするか否かを選択することができる。
図11は、受信したメッセージなどを表示する携帯電話機11−jの表示部30の画面の例を示す図である。
図11で示されるように、携帯電話機11−jの表示部30には、例えば、点線161で囲まれたエリアに、受信メッセージとして“送信者:ユーザA メッセージ:こんにちは。インスタントメッセージやりませんか?”が表示され、さらに、戻るボタン162、および返信ボタン163も表示される。
なお、携帯電話機11−jは、インスタントメッセージプログラム55を起動した場合、インスタントメッセージサーバ16からバディリストを取得するので、電子メールに含まれるユーザAのユーザIDを基に、携帯電話機11−jが取得したバディリストからユーザAの名前を取得して、表示部30にユーザAの名前(ユーザ名)を表示する。
ユーザBは、例えば、返信ボタン163を押すことで、ユーザAにインスタントメッセージングをするか否かを返信することができる。
図12は、返信するメッセージなどを表示する携帯電話機11−jの表示部30の例を示す図である。
図12で示されるように、携帯電話機11−jの表示部30のエリア171に、“ユーザA”である宛先を入力するテキストボックス172、および返信する相手に送るコメントを入力するテキストボックス173が表示され、さらに、表示部30に、戻るボタン174、および送信ボタン175も表示される。
ユーザBは、例えば、“こんにちは。ぜひお願いします。”などをテキストボックス173に入力し、送信ボタン175を押すことで、インスタントメッセージを、携帯電話機11−iに送信することができる。この場合、ユーザBは、ユーザAとのインスタントメッセージングの交換を承諾しているので、以下、このユーザBが返信するメッセージを、承諾メッセージと称し、ユーザBが承諾メッセージを返信した場合について説明する。
なお、返信するメッセージを生成する画面のインターフェイスは、上述した図12の例に限定されるものではない。例えば、ラジオボタンにより、「承諾」、または「拒絶」のいずれか一方を選択させることで、ユーザBがユーザAとインスタントメッセージングをするか否かを選択させるようにして、その結果を送信するようにしてもよい。
このように、ユーザBは、インスタントメッセージサーバ16から、ユーザAとインスタントメッセージングを開始するための情報を取得することができる。その結果、ユーザBは,簡単な操作でユーザAとインスタントメッセージングを開始することができる。
図6に戻り、ステップS39において、携帯電話機11−jのインスタントメッセージ生成部73は、承諾メッセージを生成する。例えば、ステップS39において、携帯電話機11−jのインスタントメッセージ生成部73は、コマンド(例えば、“accept”)を含むユーザA宛ての承諾メッセージを生成し、生成した承諾メッセージを送信部72に供給する。
なお、ユーザBが、ユーザAとのインスタントメッセージングを拒絶した場合、携帯電話機11−jのインスタントメッセージ生成部73は、他のコマンド(例えば、“reject”)を含むユーザA宛ての拒絶メッセージを生成し、生成した拒絶メッセージを送信部72に供給すればよい。
ステップS40において、携帯電話機11−jの送信部72は、公衆回線網13およびインターネット15を介して、インスタントメッセージ生成部73から供給された承諾メッセージをインスタントメッセージサーバ16に送信する。例えば、ステップS40において、携帯電話機11−jの送信部72は、HTTP方式のプロトコルに基づいて、承諾メッセージをインスタントメッセージサーバ16に送信する。
ステップS27において、インスタントメッセージサーバ16のインスタントメッセージプログラム124の受信部141は、携帯電話機11−jから送信された承諾メッセージを受信する。
ステップS28において、インスタントメッセージプログラム124の送信部142は、インターネット15および公衆回線網13を介して、受信した承諾メッセージを携帯電話機11−iに送信する。
ステップS14において、携帯電話機11−iのインスタントメッセージプログラム55の受信部71は、インスタントメッセージサーバ16を介して送信されてきた承諾メッセージを受信する。
ステップS15において、携帯電話機11−iのプログラム管理部54は、表示部30に、承諾メッセージを表示させ、処理は終了する。例えば、ステップS15において、携帯電話機11−iのインスタントメッセージプログラム55は、表示部30に、携帯電話機11−jからそうしんされた承諾メッセージに応じた画面を表示させる。これにより、ユーザAは、ユーザBとインスタントメッセージの交換を開始することができる。
図13は、受信した承諾メッセージなどを表示する携帯電話機11−jの表示部30の例を示す図である。
図13で示されるように、携帯電話機11−iの表示部30のエリア181には、受信メッセージ(承諾メッセージ)として“送信者:ユーザB コメント:こんにちは。ぜひお願いします。”が表示され、さらに、表示部30に、戻るボタン182、および返信ボタン183が表示される。
ユーザAは、例えば、返信ボタン183を押すことで、インスタントメッセージをユーザBに返信することができる。以降、ユーザAとユーザBとは、インスタントメッセージングを交換する(受信し、送信する)ことができる。
なお、ユーザAとユーザBが、インスタントメッセージングを開始した後は、携帯電話機11−iと携帯電話機11−jが共に、所定の間隔でインスタントメッセージサーバ16に接続することで、ほぼリアルタイムに、インスタントメッセージを取得することができる。
また、上述した処理において、プレゼンスの取得も同様に行うことができる。例えば、ユーザAが、プレゼンスを「取込中」から「食事中」に変更した場合、携帯電話機11−iのプレゼンス情報取得部75は、プレゼンスが「食事中」に変更したことを示すコマンド(例えば、“presence_lunch”)を、インスタントメッセージサーバ16に送信する。インスタントメッセージサーバ16のプレゼンス管理部143は、送信部72に、受信したコマンドに基づいて、ユーザAのプレゼンスを変更する。携帯電話機11−jからアクセスされたとき、インスタントメッセージサーバ16の送信部72は、携帯電話機11−jにプレゼンス情報を送信する。
携帯電話機11−jは、プレゼンス情報を受信して、受信したプレゼンス情報を基に、ユーザAの最新のプレゼンスである「食事中」を表示部30に表示することができる。その結果、ユーザBは、ユーザAのプレゼンスが「食事中」に変更されたことが分かる。
このように、ユーザAが、例えば、ユーザBをインスタントメッセージングに誘ったりするなど、所定の操作をした場合、携帯電話機11−jは、インスタントメッセージサーバ16から送信されてくる電子メールを受信して、受信した電子メールに含まれるコマンド、リンク情報などを基に、インスタントメッセージプログラム55を起動するので、ユーザBは、自分からインスタントメッセージサーバに接続したり、入力部31を操作してユーザAのユーザAのユーザIDを入力するなど煩雑な操作をすることなく、迅速にユーザAとのインスタントメッセージングを開始することができる。また、ユーザBは、ユーザAのユーザIDを入力する必要がないので、ユーザIDを間違えることがなく、確実に、ユーザAとのインスタントメッセージングを開始することができる。
本発明に係るネットワークシステム1においては、通常のPULL型の情報サービスではなく、PUSH型により近い形態の情報サービスを提供することができ、携帯電話機11を利用したインスタントメッセージにおいて、ほぼリアルタイムに情報の更新ができる。
また、このようにすることで、必要なときにのみ情報の更新を問い合わせることが可能となり、不要なパケットの送信を抑制することができるので、通信コストを下げることもできる。
さらに、以下に示すように、本発明のネットワークシステムによれば、インスタントメッセージングサービスに登録されていない相手を、インスタントメッセージングサービスに登録させて(インスタントメッセージングサービスへの登録を誘って)、インスタントメッセージの交換を楽しむことができる。
以下、インスタントメッセージングサービスに登録されていない相手であって、インスタントメッセージングサービスへの登録が誘われるユーザBの機器を携帯電話機11−jとし、ユーザBにインスタントメッセージングサービスへの登録を誘うユーザAの機器を携帯電話機11−iとして、説明する。
図14は、インスタントメッセージングサービスへの登録を誘う処理を説明するフローチャートである。すなわち、図14のフローチャートは、携帯電話機11−iから携帯電話機11−jに対して行われるインスタントメッセージングの登録のお誘いの処理を説明しているとも言える。
ステップS101において、携帯電話機11−iのウェブブラウザプログラム52は、例えば、登録ユーザではないユーザBのインスタントメッセージングサービスへの登録に誘いたい場合、ユーザBにインスタントメッセージングサービスへの登録を誘うメッセージを生成し、生成したメッセージを送信部72に供給する。
以下、登録ユーザではないユーザにインスタントメッセージングサービスへの登録を誘うメッセージを、登録お誘いメッセージと称する。
ステップS102において、携帯電話機11−iのウェブブラウザプログラム52は、通信部25に公衆回線網13およびインターネット15を介して、インスタントメッセージ生成部73から供給された登録お誘いメッセージをインスタントメッセージサーバ16宛てに送信させる。例えば、ステップS102において、ウェブブラウザプログラム52は、通信部25に、公衆回線網13およびインターネット14を介して、HTTPなどのプロトコルに基づいて、メッセージをインスタントメッセージサーバ16宛てに送信させる。
ここで、図15は、ユーザAのバディリストなどを表示する携帯電話機11−iの表示部30の画面の例を示す図である。
図15で示されるように、例えば、携帯電話機11−iの表示部30のエリア201には、“Aさんのバディリストには、以下のメンバーが登録されています。”などの説明文が表示され、さらに、バディリストとして、“1.ユーザC”、“2.ユーザD”、および“3.ユーザE”が表示される。また、戻るボタン202が表示される。すなわち、ユーザAのバディリストには、ユーザC、ユーザD、およびユーザEが登録されている。なお、ユーザBは、登録ユーザではないので、ユーザAのバディリストには登録されていない。
次に、図16は、お誘いメッセージを作成するための画面などを表示する携帯電話機11−iの表示部30の画面の例を示す図である。
例えば、ステップS101において、図16で示されるように、携帯電話機11−iの表示部30のエリア211には、“誘いたいユーザのメールアドレスを入力してください”などの説明文が表示され、さらに、誘いたい相手のメールアドレスを入力するテキストボックス212が表示される。また、戻るボタン213および決定ボタン214が表示される。
ユーザAは、入力部31を操作することにより、例えば、ユーザBのメールアドレスである“bbb@bbb.ne.jp”をテキストボックス212に入力し、決定ボタン214を押すことで、登録お誘いメッセージをインスタントメッセージサーバ16に送信することができる。
なお、ユーザBのメールアドレスは、手動で入力されるとは限らず、例えば、携帯電話機11−iは、記憶しているアドレス帳などを用いて、アドレス帳からメールアドレスを選択して入力するようにしてもよい。
図17は、携帯電話機11−iがインスタントメッセージサーバ16に送信する登録お誘いメッセージの例を示す図である。
図17に示されるように、送信部72がインスタントメッセージサーバ16に送信する登録お誘いメッセージは、例えば、“aaa”である送信元(ユーザA)のユーザID、“AAA”である送信元のパスワード、“register”である相手をインスタントメッセージングサービスの登録を誘うコマンド、“bbb@bbb.ne.jp”である送信先(ユーザB)のメールアドレスなどからなる。このような登録お誘いメッセージが、携帯電話機11−iからインスタントメッセージサーバ16に送信される。
ここで、コマンドとは、例えば、インスタントメッセージサーバ16において実行する処理を指定する指令である。例えば、インスタントメッセージサーバ16は、携帯電話機11−iから送信される登録お誘いメッセージに含まれるコマンド(例えば、“register”)を基に、後述する、ステップS111乃至ステップS116の処理を実行する。
図14に戻り、ステップS111において、インスタントメッセージサーバ16のウェブサーバプログラム122は、通信部99に、携帯電話機11−iから送信された登録お誘いメッセージを受信させる。ウェブサーバプログラム122は、受信した登録お誘いメッセージを電子メール送信プログラム123およびインスタントメッセージサーバプログラム124に供給する。
ステップS112において、インスタントメッセージサーバプログラム124のユーザ管理部145は、受信した登録お誘いメッセージに含まれる送信元のユーザIDを基に、記録部98に記録されているユーザ情報テーブルから、送信元のユーザ(ユーザA)のユーザ名を検索して、検索されたユーザ名を取得する。ユーザ管理部145は、取得したユーザ名を電子メール送信プログラム123のメール生成部132に供給する。
図18は、ユーザBに登録を誘う前のユーザ情報テーブルの例を示す図である。
図18で示されるユーザ情報テーブルの例において、1行目は項目を示し、2行目以降は各ユーザのそれぞれのデータを示す。また、1列目は“ユーザID”、2列目は“ユーザ名”、3列目は“パスワード”、4列目は“メールアドレス”を示す。すなわち、ユーザ情報テーブルには、ユーザを特定する情報であるユーザIDに対応させて、そのユーザのユーザ名、パスワード、メールアドレスが格納されている。
例えば、“aaa”であるユーザIDに対して、“ユーザA”であるユーザ名、“AAA”であるパスワード、および“aaa@aaa.ne.jp”であるメールアドレスが記録されている。また、“ccc”であるユーザIDに対して、“ユーザC”であるユーザ名、“CCC”であるパスワード、および“ccc@ccc.ne.jp”であるメールアドレスが記録されている。さらに、“ddd”であるユーザIDに対して、“ユーザD”であるユーザ名、“DDD”であるパスワード、および“ddd@ddd.ne.jp”であるメールアドレスが記録されている。また、“eee”であるユーザIDに対して、“ユーザE”であるユーザ名、“EEE”であるパスワード、および“eee@eee.ne.jp”であるメールアドレスが記録されている。さらに、“fff”であるユーザIDに対して、“ユーザF”であるユーザ名、“FFF”であるパスワード、および“fff@fff.ne.jp”であるメールアドレスが記録されている。
例えば、ステップS112の処理において、ユーザ管理部145は、メッセージに含まれる送信元のユーザIDが“aaa”の場合、記録部98のユーザ情報テーブルから、“aaa”であるユーザIDに対応して記録されている“ユーザA”であるユーザ名を検索して、取得する。
なお、このとき、ユーザBは、登録ユーザではないので、ユーザ情報テーブルに、ユーザBのデータには格納されていない。
図14に戻り、ステップS113において、メールアドレス管理部133は、受信した登録お誘いメッセージに含まれるメールアドレスを取得し、取得したメールアドレスをメール生成部132に供給する。
ステップS114において、メール生成部132は、リンク情報記憶部134に記憶されている、例えば、“http://www.xxx.co.jp/yyy.html”などのリンク情報を取得する。
ステップS115において、メール生成部132は、電子メールを生成する。例えば、ステップS115において、メール生成部132は、ユーザ管理部145から供給されたユーザ名、取得したリンク情報、並びに受信した登録お誘いメッセージに含まれるコマンド、ユーザBのメールアドレス、およびユーザIDを基に、ユーザBのメールアドレス宛ての電子メールを生成し、生成した電子メールをメール送信部131に供給する。
ステップS116において、メール送信部131は、インターネット15および公衆回線網13を介して、メール生成部132から供給された電子メールを携帯電話機11−jに送信する。
なお、ステップS112乃至ステップS116の処理を行う前に、受信した登録お誘いメッセージに含まれるユーザIDとパスワードにより認証を行い、ユーザAが正規の登録ユーザであるか否かを判定し、正規のユーザではないと判定された場合、ステップS112以降の処理を実行しないようにすることで、不正なアクセスを防止することもできる。
図19は、メール送信部131が携帯電話機11−jに送信する電子メールの例を示す図である。
図19に示されるように、メール送信部131が携帯電話機11−jに送信する電子メールは、例えば、“http://www.xxx.co.jp/yyy.html“であるリンク情報、“register”である相手をインスタントメッセージングサービスへの登録に誘うコマンド、“aaa”である送信元(ユーザA)のユーザID、“ユーザA”である送信元のユーザ名などからなり、これらを含む電子メールが、インスタントメッセージサーバ16から携帯電話機11−jに送信される。
図14に戻り、ステップS131において、携帯電話機11−jの電子メール送受信プログラム53のメール送受信部61は、インスタントメッセージサーバ16から送信されてきた電子メールを受信する。
ステップS132乃至ステップS137の処理のそれぞれは、図6のステップS32乃至ステップS37の処理のそれぞれと同様であり、その説明は省略する。
ステップS138において、プログラム管理部54は、インスタントメッセージプログラム55を起動させる。例えば、ステップS138において、インスタントメッセージプログラム55は、起動するとき、プログラム管理部54から、OS51を介して、電子メールに含まれるコマンド(例えば、図19の“register”)が与えられ、そのコマンドに基づいて、所定の画面を表示するなどの所定の処理を実行する。これにより、例えば、携帯電話機11−jには、携帯電話機11−iから送信された登録お誘いメッセージに応じた画面が提示され、ユーザBは、ユーザAのお誘いに乗るか否か(登録するか否か)を選択することができる。
図20は、受信した登録お誘いメッセージなどを表示する携帯電話機11−jの表示部30の画面の例を示す図である。
図20で示されるように、例えは、携帯電話機11−jの表示部30のエリア221には、受信した登録お誘いメッセージとして“Aさんからインスタントメッセンジャーのお誘いがきました。ユーザ登録をおこないますか?”などの文が表示され、さらに、表示部30に、はいボタン222、いいえボタン223が表示される。
ユーザBは、例えば、はいボタン222またはいいえボタン223を押す(選択する)ことで、ユーザAからのお誘いに乗るか否かを選択することができる。ユーザBは、ユーザAからのお誘いに乗る場合、はいボタン222を押し、ユーザAからのお誘いに乗らない場合、いいえボタン223を押せば(選択すれば)よい。以下、ユーザBが、はいボタン222を押した場合について説明する。
図14に戻り、ステップS139において、インスタントメッセージ生成部73は、ユーザBがはいボタン222を押した場合、それに応じた、コマンド(例えば、“accept”)を含むメッセージ(以下、承諾メッセージと称する)を生成し、生成した承諾メッセージを送信部72に供給する。
なお、ユーザBが、ユーザAとのインスタントメッセージングを拒絶した場合、インスタントメッセージ生成部73は、コマンド(例えば、“reject”)を含むユーザA宛ての拒絶メッセージを生成し、生成した拒絶メッセージを送信部72に供給すればよい。
承諾メッセージは、例えば、ユーザAのユーザID、ユーザBのユーザ名、パスワード、若しくはユーザBのメールアドレスを含む。その場合、例えば、はいボタン222を押した後、登録用の入力画面(図示せず)を表示し、ユーザBに、ユーザ名、パスワード、またはメールアドレスなどを入力させることで、それらの情報を取得することができる。なお、ユーザAのユーザIDは、ステップS131の処理で受信した電子メールから取得される。
ステップS140において、送信部72は、公衆回線網13およびインターネット15を介して、インスタントメッセージ生成部73から供給された承諾メッセージをインスタントメッセージサーバ16に送信する。
ステップS117において、インスタントメッセージサーバ16のインスタントメッセージサーバプログラム124の受信部141は、携帯電話機11−jから送信されてきた承諾メッセージを受信する。
ステップS118において、ユーザ管理部145は、受信した承諾メッセージに含まれるコマンド(例えば、“accept”)を基に、ユーザBをユーザ情報テーブルに登録する。承諾メッセージには、例えば、上述したユーザBのユーザ名、ユーザBのパスワード、およびユーザBのメールアドレスが含まれるので、ユーザ管理部145は、ユーザBのユーザIDを生成して、ユーザBの、ユーザID、ユーザ名、パスワード、およびメールアドレスなどの情報をユーザ情報テーブルに登録する。
図21は、ユーザBが登録された場合の、ユーザ情報テーブルの例を示す図である。
図18で示される場合と同様に、図21で示されるユーザ情報テーブルの例において、1行目は項目を示し、2行目以降は各ユーザのそれぞれのデータを示す。また、1列目は“ユーザID”、2列目は“ユーザ名”、3列目は“パスワード”、4列目は“メールアドレス”を示す。すなわち、ユーザ情報テーブルには、ユーザを特定する情報であるユーザIDに対応させて、そのユーザのユーザ名、パスワード、メールアドレスが格納されている。
上述した図18で示されるユーザ情報テーブルと比較して、図21で示されるユーザ情報テーブルには、ステップS117の処理で登録した情報であるユーザBが登録されている。すなわち、図21で示されるユーザ情報テーブルには、“bbb”であるユーザIDに対して、“ユーザB”であるユーザ名、“BBB”であるパスワード、および“bbb@bbb.ne.jp”であるメールアドレスが記憶されている。このように、ユーザBは、ユーザ情報テーブルに登録され、登録ユーザとなる。
図14に戻り、ステップS119において、バティリスト管理部144は、受信した承諾メッセージに含まれるコマンド(例えば、“accept”)を基に、ユーザBの情報(例えば、ユーザIDおよびユーザ名)をユーザAのバディリストに記憶させる。例えば、承諾メッセージには、ユーザAのユーザIDが含まれているので、ステップS119において、バディリスト管理部144は、ユーザAのユーザIDを基に、ユーザAのバディリストを特定して、ユーザAのバディリストに、ユーザBのユーザID、ユーザ名などを格納する。
図22は、ユーザAのバティリストの例を示す図である。
図22で示されるユーザAのバディリストの例において、1行目は項目を示し、2行目以降は各ユーザのそれぞれのデータを示す。また、1列目は“ユーザID”、2列目は“ユーザ名”を示す。すなわち、ユーザAのバディリストには、ユーザを特定する情報であるユーザIDに対応させて、そのユーザのユーザ名が格納されている。
例えば、“bbb”であるユーザIDに対して、“ユーザB”であるユーザ名が記憶されている。また、“ccc”であるユーザIDに対して、“ユーザC”であるユーザ名が記憶されている。さらに、“ddd”であるユーザIDに対して、“ユーザD”であるユーザ名が記憶されている。また、“eee”であるユーザIDに対して、“ユーザE”であるユーザ名が記憶されている。さらに、“fff”であるユーザIDに対して、“ユーザF”であるユーザ名が記憶されている。
このように、ステップS119の処理を行うことにより、ユーザAのバディリストにユーザBが登録される。その結果、ユーザAがユーザBとインスタントメッセージングをするときには、ユーザAのバディリストに含まれるユーザBを選択することで、インスタントメッセージングを開始することができる。
再度、図14に戻り、ステップS120において、バディリスト管理部144は、受信した承諾メッセージに含まれるコマンド(例えば、“accept”)を基に、ユーザAの情報(ユーザ名およびユーザID)をユーザBのバディリストに記憶させる。例えば、バディリスト管理部144は、新たに、ユーザBのバディリストを生成して、承諾メッセージに含まれる、ユーザAのユーザIDを基に、ユーザ名を取得し、ユーザAのユーザIDおよびユーザ名をユーザBのバディリストに登録する。
図23は、ユーザBのバディリストの例を示す図である。
図23で示されるユーザBのバディリストの例において、1行目は項目を示し、2行目以降は各ユーザのそれぞれのデータを示す。また、1列目は“ユーザID”、2列目は“ユーザ名”を示す。すなわち、ユーザAのバディリストには、ユーザを特定する情報であるユーザIDに対応させて、そのユーザのユーザ名が格納されている。
例えば、“aaa”であるユーザIDに対して、“ユーザA”であるユーザ名が記憶されている。
このように、ステップS120の処理を行うことにより、ユーザBのバディリストにユーザAが登録される。その結果、ユーザBがユーザAとインスタントメッセージングをするときには、ユーザBのバディリストに含まれるユーザAを選択することで、インスタントメッセージングを開始することができる。
また、携帯電話機11−jから受信した承諾メッセージに含まれる情報または生成した情報を基に、バディリストへの登録を行うようにしたので、入力ミスや入力忘れを防止することができる。
図14に戻り、ステップS121において、電子メール送信プログラム123のメール生成部132は、ユーザA宛ての電子メールを生成する。例えば、ステップS121において、インスタントメッセージサーバプログラム124は、承諾メッセージに格納されているユーザAのユーザIDを基に、ユーザ管理部145から、ユーザAのメールアドレスを取得する。インスタントメッセージサーバプログラム124は、電子メールの送信を要求すると共に、承諾メッセージおよびユーザAのメールアドレスを電子メール送信プログラム123に供給する。
電子メール送信プログラム123のメール生成部132は、受信した承諾メッセージに含まれるコマンド(例えば、“accept”)に基づいて、例えば、ユーザA宛ての、ユーザAをインスタントメッセージングに誘う電子メールを生成し、生成した電子メールをメール送信部131に供給する。ここで生成される電子メールには、インスタントメッセージプログラム55を特定するリンク情報、相手をインスタントメッセージに誘うコマンド、インスタントメッセージングに誘う側を特定するユーザIDなどが含まれている。すなわち、電子メールには、例えば、“http://www.xxx.co.jp/yyy.html“であるリンク情報、”invite“である相手をインスタントメッセージングに誘うコマンド、インスタントメッセージングに誘う側であるユーザBのユーザIDなどを含む。
ステップS122において、メール送信部131は、インターネット15および公衆回線網13を介して、メール生成部132から供給された電子メールを携帯電話機11−iに送信する。
携帯電話機11−iにおけるステップS103乃至ステップS105の処理のそれぞれは、図6の携帯電話機11−jにおけるステップS31乃至ステップS33の処理のそれぞれと同様であり、その説明は省略する。
ステップS106において、携帯電話機11−iのプログラム管理部54は、インスタントメッセージを起動する。
ステップS107において、インスタントメッセージプログラム55は、起動するとき、そのコマンド(例えば、“invite”)に基づいて、所定の画面が表示されるなどの所定の処理が実行され、処理は終了する。これにより、例えば、携帯電話機11−iには、携帯電話機11−jから送信された承諾メッセージに応じた画面が提示され、ユーザAは、ユーザBとインスタントメッセージングをすることができる。
図24は、受信した承諾メッセージなどを表示する携帯電話機11−iの表示部30の画面を示す図である。
図24で示されるように、携帯電話機11−iの表示部30のエリア201に、受信メッセージとして、“BさんがAさんのバディリストに登録されました。Aさんのバディリストには以下のメンバーが登録されています。”などの文が表示され、さらに、ユーザAのバディリストのメンバとして、“1.ユーザC”、“2.ユーザD”、“3.ユーザE”、および“4.ユーザB”も表示される。また、戻るボタン202も表示される。
すなわち、ユーザAのバディリストには、図15のバディリストでは登録されていなかったユーザBが追加される。その結果、ユーザAとユーザBとは、インスタントメッセージングを開始することができる。
このようにすることで、ステップS136の処理におけるインスタントメッセージプログラム55のダウンロード、ステップS118の処理におけるユーザBのインスタントメッセージングのサービスへの加入、並びに、ステップS119の処理およびステップS120の処理におけるバディリストへの登録の一連の処理を通してできるので、ユーザの操作が簡略化され、登録ユーザが、登録ユーザでないユーザをインスタントメッセージングに誘うことが容易になる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図4に示すように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク101(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク102(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク103(MD(Mini-Disc)(商標)を含む)、若しくは半導体メモリ104などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM92や、記録部98に含まれるハードディスクなどで構成される。
また、上述した一連の処理を実行させるプログラムは、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースを介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を介してコンピュータにインストールされるようにしてもよい。
なお、本明細書において、記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
本発明を適用したネットワークシステムの一実施の形態を示すブロック図である。 携帯電話機の構成例を示すブロック図である。 携帯電話機が有するソフトウェアの構成例を示す図である。 インスタントメッセージサーバの構成例を示す図である。 インスタントメッセージサーバが有するソフトウェアの構成例を示す図である。 インスタントメッセージング開始の処理を説明するフローチャートである。 ユーザIDの入力エリアなどを表示する携帯電話機の表示部の例を示す図である。 インスタントメッセージサーバに送信するメッセージの例を示す図である。 ユーザ情報テーブルの例を示す図である。 携帯電話機に送信する電子メールの例を示す図である。 メッセージなどを表示する携帯電話機の表示部の例を示す図である。 メッセージなどを表示する携帯電話機の表示部の例を示す図である。 承諾メッセージなどを表示する携帯電話機の表示部の例を示す図である。 インスタントメッセージングのお誘いの処理を説明するフローチャートである。 バディリストなどを表示する携帯電話機の表示部の例を示す図である。 登録お誘いメッセージを作成するための画面などを表示する携帯電話機の表示部の例を示す図である。 インスタントメッセージサーバに送信する登録お誘いメッセージの例を示す図である。 ユーザ情報テーブルの例を示す図である。 携帯電話機に送信する電子メールの例を示す図である。 登録お誘いメッセージなどを表示する携帯電話機の表示部の例を示す図である。 ユーザ情報テーブルの例を示す図である。 バティリストの例を示す図である。 バティリストの例を示す図である。 承諾メッセージなどを表示する携帯電話機の表示部の例を示す図である。
符号の説明
1 ネットワークシステム, 11−1乃至11−Nおよび11 携帯電話機, 12−1乃至12−Mおよび12 基地局, 13 公衆網, 14 ゲートウェイ, 15 インターネット, 16 インスタントメッセージサーバ, 53 電子メール送受信プログラム, 55 インスタントメッセージプログラム, 61 メール送受信部, 62 メール生成部, 63 メール解析部, 71 受信部, 72 送信部, 73 インスタントメッセージ生成部, 74 バディリスト取得部, 75 プレゼンス情報取得部, 123 電子メール送信プログラム, 124 インスタントメッセージサーバプログラム, 131 メール送信部, 132 メール生成部, 133 メールアドレス管理部, 134 リンク情報記憶部, 141 受信部, 142 送信部, 143 プレゼンス管理部, 144 バディリスト管理, 145 ユーザ管理部

Claims (10)

  1. インスタントメッセージを送信するか、または受信する第1の電子機器および第2の電子機器と、情報処理装置からなる通信システムにおいて、
    前記第1の電子機器は、
    前記第2の電子機器のユーザであって、前記インスタントメッセージを送信するか、または受信する第1のユーザを特定する第1のユーザ特定情報を取得する第1の取得手段と、
    自分を使用するユーザであって、前記インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および前記第1のユーザ特定情報の前記情報処理装置への送信を制御する送信制御手段と
    を含み
    前記情報処理装置は、
    前記第1のユーザ特定情報と前記第2の電子機器の電子メールアドレスとを対応させて記録するように、前記第1のユーザ特定情報および前記第2の電子機器の前記電子メールアドレスの記録を制御する記録制御手段と、
    前記第1の電子機器から送信されてくる、前記第1のユーザ特定情報および前記第2のユーザ特定情報の受信を制御する受信制御手段と、
    受信した前記第1のユーザ特定情報を基に、対応して、記録されている前記第1のユーザ特定情報および前記第2の電子機器の前記電子メールアドレスから、前記第2の電子機器の前記電子メールアドレスを取得する第2の取得手段と、
    取得した前記第2の電子機器の前記電子メールアドレスを宛先とする、前記第2の電子機器に実行させるプログラムを特定するプログラム特定情報、および前記第2のユーザ特定情報を含む電子メールを生成する生成手段と、
    生成した電子メールの送信を制御する第2の送信制御手段と
    を含み
    前記第2の電子機器は、
    前記情報処理装置から送信されてくる前記電子メールの受信を制御する第2の受信制御手段と、
    前記電子メールに含まれているプログラム特定情報により特定される、前記インスタントメッセージを送信するか、または受信するためのプログラムの起動を制御する起動制御手段と、
    起動された前記プログラムによって実現される、前記電子メールに含まれている前記第2のユーザ特定情報を基に、前記第1の電子機器への前記インスタントメッセージの送信を制御する第3の送信制御手段と
    を含むことを特徴とする通信システム。
  2. インスタントメッセージを送信するか、または受信する電子機器において、
    他の電子機器のユーザであって、前記インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報を取得する取得手段と、
    前記他の電子機器に前記インスタントメッセージを送信させるか、または受信させるためのプログラムを起動させるための電子メールを送信する情報処理装置宛てに、自分を使用するユーザであって、前記インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および前記第1のユーザ特定情報の送信を制御する第1の送信制御手段と
    を含むことを特徴とする電子機器。
  3. 前記情報処理装置から送信されてくる前記電子メールの受信を制御する受信制御手段と、
    前記電子メールに含まれているプログラム特定情報により特定される、前記インスタントメッセージを送信するか、または受信するためのプログラムの起動を制御する起動制御手段と、
    起動された前記プログラムによって実現される、前記電子メールに含まれている前記第1のユーザ特定情報を基に、前記他の電子機器への前記インスタントメッセージの送信を制御する第2の送信制御手段と
    をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. インスタントメッセージを送信するか、または受信する電子機器の情報処理方法において、
    他の電子機器のユーザであって、前記インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報を取得するステップと、
    前記他の電子機器に前記インスタントメッセージを送信させるか、または受信させるためのプログラムを起動させるための電子メールを送信する情報処理装置宛てに、自分を使用するユーザであって、前記インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および前記第1のユーザ特定情報の送信を制御する第1の送信制御ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  5. インスタントメッセージを送信するか、または受信する電子機器の情報処理用のプログラムであって、
    他の電子機器のユーザであって、前記インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報を取得するステップと、
    前記他の電子機器に前記インスタントメッセージを送信させるか、または受信させるためのプログラムを起動させるための電子メールを送信する情報処理装置宛てに、自分を使用するユーザであって、前記インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および前記第1のユーザ特定情報の送信を制御する第1の送信制御ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  6. インスタントメッセージを送信するか、または受信する電子機器の処理を、コンピュータに行わせるプログラムにおいて、
    他の電子機器のユーザであって、前記インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報を取得するステップと、
    前記他の電子機器に前記インスタントメッセージを送信させるか、または受信させるためのプログラムを起動させるための電子メールを送信する情報処理装置宛てに、自分を使用するユーザであって、前記インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および前記第1のユーザ特定情報の送信を制御する第1の送信制御ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
  7. 第1の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報と、前記第1の電子機器の電子メールアドレスとを対応させて記録するように、前記第1のユーザ特定情報および前記第1の電子機器の前記電子メールアドレスの記録を制御する記録制御手段と、
    第2の電子機器から送信されてくる、第2の電子機器のユーザであって、前記インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および前記第1のユーザ特定情報の受信を制御する受信制御手段と、
    受信した前記第1のユーザ特定情報を基に、対応して記録されている前記第1のユーザ特定情報および前記第1の電子機器の前記電子メールアドレスから、前記第1の電子機器の前記電子メールアドレスを取得する取得手段と、
    取得した前記第1の電子機器の前記電子メールアドレスを宛先とする、前記第1の電子機器に実行させるプログラムであって、前記インスタントメッセージを送信するか、または受信するためのプログラムを特定するプログラム特定情報、および前記第2のユーザ特性情報を含む電子メールを生成する生成手段と、
    生成した電子メールの送信を制御する送信制御手段と
    を含むこと特徴とする情報処理装置。
  8. 第1の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報と、前記第1の電子機器の電子メールアドレスとを対応させて記録するように、前記第1のユーザ特定情報および前記第1の電子機器の前記電子メールアドレスの記録を制御する記録制御ステップと、
    第2の電子機器から送信されてくる、第2の電子機器のユーザであって、前記インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および前記第1のユーザ特定情報の受信を制御する受信制御ステップと、
    受信した前記第1のユーザ特定情報を基に、対応して記録されている前記第1のユーザ特定情報および前記第1の電子機器の前記電子メールアドレスから、前記第1の電子機器の前記電子メールアドレスを取得する取得ステップと、
    取得した前記第1の電子機器の前記電子メールアドレスを宛先とする、前記第1の電子機器に実行させるプログラムであって、前記インスタントメッセージを送信するか、または受信するためのプログラムを特定するプログラム特定情報、および前記第2のユーザ特性情報を含む電子メールを生成する生成ステップと、
    生成した電子メールの送信を制御する送信制御ステップと
    を含むこと特徴とする情報処理方法。
  9. 第1の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報と、前記第1の電子機器の電子メールアドレスとを対応させて記録するように、前記第1のユーザ特定情報および前記第1の電子機器の前記電子メールアドレスの記録を制御する記録制御ステップと、
    第2の電子機器から送信されてくる、第2の電子機器のユーザであって、前記インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および前記第1のユーザ特定情報の受信を制御する受信制御ステップと、
    受信した前記第1のユーザ特定情報を基に、対応して記録されている前記第1のユーザ特定情報および前記第1の電子機器の前記電子メールアドレスから、前記第1の電子機器の前記電子メールアドレスを取得する取得ステップと、
    取得した前記第1の電子機器の前記電子メールアドレスを宛先とする、前記第1の電子機器に実行させるプログラムであって、前記インスタントメッセージを送信するか、または受信するためのプログラムを特定するプログラム特定情報、および前記第2のユーザ特性情報を含む電子メールを生成する生成ステップと、
    生成した電子メールの送信を制御する送信制御ステップと
    を含むこと特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  10. 第1の電子機器のユーザであって、インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第1のユーザ特定情報と、前記第1の電子機器の電子メールアドレスとを対応させて記録するように、前記第1のユーザ特定情報および前記第1の電子機器の前記電子メールアドレスの記録を制御する記録制御ステップと、
    第2の電子機器から送信されてくる、第2の電子機器のユーザであって、前記インスタントメッセージを送信するか、または受信するユーザを特定する第2のユーザ特定情報および前記第1のユーザ特定情報の受信を制御する受信制御ステップと、
    受信した前記第1のユーザ特定情報を基に、対応して記録されている前記第1のユーザ特定情報および前記第1の電子機器の前記電子メールアドレスから、前記第1の電子機器の前記電子メールアドレスを取得する取得ステップと、
    取得した前記第1の電子機器の前記電子メールアドレスを宛先とする、前記第1の電子機器に実行させるプログラムであって、前記インスタントメッセージを送信するか、または受信するためのプログラムを特定するプログラム特定情報、および前記第2のユーザ特性情報を含む電子メールを生成する生成ステップと、
    生成した電子メールの送信を制御する送信制御ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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