JP2005332219A - 固定資産管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】地理的に離れた複数の場所に事業所を有する大規模事業体であっても、安価なICタグと、安価なICタグ読取り書込み装置を使用することによって簡便に固定資産を一元管理する固定資産管理方法を提供する。
【解決手段】少なくとも固定資産の設置エリア情報と固定資産情報を記憶させたICタグと、前記固定資産の設置エリア情報を登録したICタグ読取り書込み装置と、管理サーバに接続され設置エリア情報とICタグに書き込まれた固定資産情報とを関連付けて登録する固定資産情報管理装置と、からなり、前記管理サーバからICタグ読取り書込み装置にエリア情報と固定資産情報とを送信し、対応するICタグ読取り書込み装置を移動させることによって前記ICタグ読取り書込み装置が網羅するエリア内のICタグから固定資産情報を読み取り、前記管理サーバに当該固定資産情報を送信し、固定資産情報を把握する。
【選択図】 図1
【解決手段】少なくとも固定資産の設置エリア情報と固定資産情報を記憶させたICタグと、前記固定資産の設置エリア情報を登録したICタグ読取り書込み装置と、管理サーバに接続され設置エリア情報とICタグに書き込まれた固定資産情報とを関連付けて登録する固定資産情報管理装置と、からなり、前記管理サーバからICタグ読取り書込み装置にエリア情報と固定資産情報とを送信し、対応するICタグ読取り書込み装置を移動させることによって前記ICタグ読取り書込み装置が網羅するエリア内のICタグから固定資産情報を読み取り、前記管理サーバに当該固定資産情報を送信し、固定資産情報を把握する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ICタグを使用して、法人,企業等が保有する固定資産を管理する固定資産管理方法に関する。
従来、企業,法人等が固定資産を管理する場合、装置や備品の購入時に、それぞれ固定資産番号を割り当て、その番号をホストコンピュータに登録し、登録された固定資産番号を表示したプレートなどを装置や備品に貼付して管理していた。そして、監査時期になると、管理部署の担当者が装置や備品の設置場所へ行き、ホストコンピュータから出力されたリストと固定資産とを目視照合し確認していた。
近年、無線データキャリアを用いて建物内の物体管理を行うシステムが、開示されている。
このシステムは、送信部にID情報を入力し、データキャリアに無線送信し、データキャリアはこのID情報を受信してその記憶手段に記憶する。このデータキャリアは、物体に接着剤などで貼付される。更に、位置情報を入力し、記憶した受信部を建物内に数メートル間隔で設置し、キャリア内の電池で動作する送信手段により前記IDを無線信号として常に送信する。近い受信部で受信されたIDを、その位置情報と共に通信回線を介して管理部へ送り、ID,位置,受信時刻を組みとして記憶手段に記憶し、入力手段から知りたい物体の情報を入力することによって、記憶手段から検索し、表示するというものである(例えば、特許文献1参照)。
しかし、開示された技術は、通信媒体,システム共に高額となる欠点がある。
近年、無線データキャリアを用いて建物内の物体管理を行うシステムが、開示されている。
このシステムは、送信部にID情報を入力し、データキャリアに無線送信し、データキャリアはこのID情報を受信してその記憶手段に記憶する。このデータキャリアは、物体に接着剤などで貼付される。更に、位置情報を入力し、記憶した受信部を建物内に数メートル間隔で設置し、キャリア内の電池で動作する送信手段により前記IDを無線信号として常に送信する。近い受信部で受信されたIDを、その位置情報と共に通信回線を介して管理部へ送り、ID,位置,受信時刻を組みとして記憶手段に記憶し、入力手段から知りたい物体の情報を入力することによって、記憶手段から検索し、表示するというものである(例えば、特許文献1参照)。
しかし、開示された技術は、通信媒体,システム共に高額となる欠点がある。
そこで、本発明は、地理的に離れた複数の場所に事業所を有する大規模事業体であっても、安価なICタグと、安価なICタグ読取り書込み装置を使用することによって簡便に固定資産を一元管理する固定資産管理方法を提供する。
前記課題の目的を達成するために、本発明の固定資産管理方法の請求項1に記載の発明は、少なくとも固定資産の設置エリア情報と固定資産情報を記憶させたICタグと、前記固定資産の設置エリア情報を登録したICタグ読取り書込み装置と、管理サーバに接続され設置エリア情報とICタグに書き込まれた固定資産情報とを関連付けて登録する固定資産情報管理装置と、からなり、前記管理サーバからICタグ読取り書込み装置にエリア情報と固定資産情報とを送信し、対応するICタグ読取り書込み装置を移動させることによって前記ICタグ読取り書込み装置が網羅するエリア内のICタグから固定資産情報を読み取り、前記管理サーバに前記固定資産情報を送信し、固定資産情報を把握することを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、ICタグ読取り書込み装置は、GPS機能を搭載したハンディ型,キャスター型装置の何れかであり、固定資産情報管理装置は、ICタグ読取り書込み装置から送信された位置データと日時データの演算結果によって固定資産状況を把握することを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1〜請求項2に記載の発明において、設置エリアの出入り口には常時ICタグ読み取り信号を発信しているICタグ読取り書込み装置が設置されていることを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、ICタグには読取り履歴が記録されることを特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、ICタグ読取り履歴には、ICタグ読取り書込み装置のID情報が記録されることを特徴とするものである。
1)請求項1に記載の発明のように、少なくとも固定資産の設置エリア情報と固定資産情報を記憶させたICタグと、前記固定資産の設置エリア情報を登録したICタグ読取り書込み装置と、管理サーバに接続され設置エリア情報とICタグに書き込まれた固定資産情報とを関連付けて登録する固定資産情報管理装置と、からなり、前記管理サーバからICタグ読取り書込み装置にエリア情報と固定資産情報とを送信し、対応するICタグ読取り書込み装置を移動させることによって前記ICタグ読取り書込み装置が網羅するエリア内のICタグから固定資産情報を読み取り、前記管理サーバに前記固定資産情報を送信し、固定資産情報を把握することによって、地理的に離れた複数の事業所を有する大規模事業体であっても、安価なICタグと、安価なICタグ読取り書込み装置を使用することによって簡便に固定資産を一元管理することができる。
2)また、請求項2に記載のように、請求項1に記載の発明において、ICタグ読取り書込み装置は、GPS機能を搭載したハンディ型,キャスター型装置の何れかであり、固定資産情報管理装置は、ICタグ読取り書込み装置から送信された位置データと日時データの演算結果によって固定資産状況を把握することによって、安価なインフラを利用することができ、コンピュータ管理によって安価で、正確な固定資産管理が可能となる。
3)また、請求項3に記載のように、請求項1〜請求項2に記載の発明において、設置エリアの出入り口には常時ICタグ読み取り信号を発信しているICタグ読取り書込み装置が設置されていることによって、携帯可能品目、例えば、パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ等の外部持ち出し時のチェックが可能となる。
4)また、請求項4に記載のように、請求項3に記載の発明において、ICタグには読取り履歴が記録されることによって、二重にチェックされる無駄を省くことができる。
5)また、請求項5に記載のように、請求項4に記載の発明において、ICタグ読取り履歴には、ICタグ読取り書込み装置のID情報が記録されることによって、チェック記録を精査する際に有効である。
2)また、請求項2に記載のように、請求項1に記載の発明において、ICタグ読取り書込み装置は、GPS機能を搭載したハンディ型,キャスター型装置の何れかであり、固定資産情報管理装置は、ICタグ読取り書込み装置から送信された位置データと日時データの演算結果によって固定資産状況を把握することによって、安価なインフラを利用することができ、コンピュータ管理によって安価で、正確な固定資産管理が可能となる。
3)また、請求項3に記載のように、請求項1〜請求項2に記載の発明において、設置エリアの出入り口には常時ICタグ読み取り信号を発信しているICタグ読取り書込み装置が設置されていることによって、携帯可能品目、例えば、パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ等の外部持ち出し時のチェックが可能となる。
4)また、請求項4に記載のように、請求項3に記載の発明において、ICタグには読取り履歴が記録されることによって、二重にチェックされる無駄を省くことができる。
5)また、請求項5に記載のように、請求項4に記載の発明において、ICタグ読取り履歴には、ICタグ読取り書込み装置のID情報が記録されることによって、チェック記録を精査する際に有効である。
以下、図面を参照して、本発明の固定資産管理方法について詳細に説明する。
図1は、本発明の固定資産管理方法の装置構成の一例について説明するための模式図,図2は、施設内の出入り口のゲートチェックについて説明するための模式図,図3は、施設内に設けられたルートに沿って固定資産を調べるキャスター型ICタグ読取り書込み装置について説明するための図,図4は、固定資産管理のための、準備手順の一例について説明するための図,図5は、ICタグ読取り書込み装置への準備手順の一例について説明するための図,図6は、ゲートチェックのためのICタグ読取り書込み装置への準備手順の一例について説明するための図,図7は、ICタグへの固定資産情報書込み手順の一例について説明するための図,図8は、ICタグから固定資産情報を読取る読取り手順の一例について説明するための図,図9は、固定資産の所在マップの一例である。
図1は、本発明の固定資産管理方法の装置構成の一例について説明するための模式図,図2は、施設内の出入り口のゲートチェックについて説明するための模式図,図3は、施設内に設けられたルートに沿って固定資産を調べるキャスター型ICタグ読取り書込み装置について説明するための図,図4は、固定資産管理のための、準備手順の一例について説明するための図,図5は、ICタグ読取り書込み装置への準備手順の一例について説明するための図,図6は、ゲートチェックのためのICタグ読取り書込み装置への準備手順の一例について説明するための図,図7は、ICタグへの固定資産情報書込み手順の一例について説明するための図,図8は、ICタグから固定資産情報を読取る読取り手順の一例について説明するための図,図9は、固定資産の所在マップの一例である。
図1を参照して、本発明の固定資産管理方法の装置構成の一例について、地理的に離れた複数の場所に事業所を有する大規模事業体の例で説明する。
企業の中枢のコンピュータルームには固定資産を管理する固定資産情報管理装置4がある。固定資産情報管理装置4は、固定資産情報ファイル40の中に、地理的に離れた複数の事業所の固定資産情報がファイルされている。
また、固定資産情報管理装置4には、固定資産情報を管理する管理サーバ41が接続されている。
また、事業所には所定のエリアを所轄するICタグ読み取り書込み装置3が配備されている。
また、事業所のエリア内には、ICタグ2が貼付された固定資産1が設置されている。固定資産1は、従業員が毎日使用するパーソナルコンピュータであったり、コピー機,裁断機,カメラ,机,テーブル,その他、生産設備,実験設備などである。
固定資産の設置場所にはそれぞれに事業体が定め、固定資産情報管理装置4に登録された設置エリア5のコードが付けられている。
ICタグ2は読取り書込み装置が定められたルートで巡回した時に、固定資産1の部分で読取り書込み装置から送信された読み出しのための電波が届き易い部分に貼付される。
企業の中枢のコンピュータルームには固定資産を管理する固定資産情報管理装置4がある。固定資産情報管理装置4は、固定資産情報ファイル40の中に、地理的に離れた複数の事業所の固定資産情報がファイルされている。
また、固定資産情報管理装置4には、固定資産情報を管理する管理サーバ41が接続されている。
また、事業所には所定のエリアを所轄するICタグ読み取り書込み装置3が配備されている。
また、事業所のエリア内には、ICタグ2が貼付された固定資産1が設置されている。固定資産1は、従業員が毎日使用するパーソナルコンピュータであったり、コピー機,裁断機,カメラ,机,テーブル,その他、生産設備,実験設備などである。
固定資産の設置場所にはそれぞれに事業体が定め、固定資産情報管理装置4に登録された設置エリア5のコードが付けられている。
ICタグ2は読取り書込み装置が定められたルートで巡回した時に、固定資産1の部分で読取り書込み装置から送信された読み出しのための電波が届き易い部分に貼付される。
図2を参照して、施設(エリア)内の出入り口のゲートチェックについて説明する。
固定資産が設置された設置エリア5の出入り口51には、ゲートチェックのためのICタグ読取り書込み装置32が設置されている。
ゲートチェックのためのICタグ読取り書込み装置32は、前述のICタグ読取り書込み装置3と機能的には同一のものである。
ゲートチェックのためのICタグ読取り書込み装置32は、常に読取りのための電波を出入り口周辺に発信しており、出入り口を通過した固定資産に対してその日時データと共に固定資産情報として記録し、記録した情報を定期的に管理サーバに送信する。
ゲートチェックは、固定資産が不正に持ち出されたり、他のエリアで使用するために移動させられたりしたものをチェックするために行われる。
固定資産が設置された設置エリア5の出入り口51には、ゲートチェックのためのICタグ読取り書込み装置32が設置されている。
ゲートチェックのためのICタグ読取り書込み装置32は、前述のICタグ読取り書込み装置3と機能的には同一のものである。
ゲートチェックのためのICタグ読取り書込み装置32は、常に読取りのための電波を出入り口周辺に発信しており、出入り口を通過した固定資産に対してその日時データと共に固定資産情報として記録し、記録した情報を定期的に管理サーバに送信する。
ゲートチェックは、固定資産が不正に持ち出されたり、他のエリアで使用するために移動させられたりしたものをチェックするために行われる。
図3を参照して、エリア内に設けられたルートに沿って固定資産を調べるICタグ読取り書込み装置について説明する。
図1で示したICタグ読取り書込み装置3は、GPS(Global Positioning System)機能を搭載した、PDA(Personal Digital
Assistance),携帯電話,その他のハンディー型携帯型通信端末の例であるが、図3で示す例は、定められた床面ルートを走行するキャスター型のICタグ読取り書込み装置の例である。
キャスター型のICタグ読取り書込み装置31は、アンテナを有し、施設の床面の定められたルートを走行する。
前述のハンディー型携帯型通信端末の場合は、担当の者がICタグ読取り書込み装置3を持って定められたルートを巡回するのに対して、キャスター型のICタグ読取り書込み装置31の場合は、装置が自ら定められたルートを巡回する。
図1で示したICタグ読取り書込み装置3は、GPS(Global Positioning System)機能を搭載した、PDA(Personal Digital
Assistance),携帯電話,その他のハンディー型携帯型通信端末の例であるが、図3で示す例は、定められた床面ルートを走行するキャスター型のICタグ読取り書込み装置の例である。
キャスター型のICタグ読取り書込み装置31は、アンテナを有し、施設の床面の定められたルートを走行する。
前述のハンディー型携帯型通信端末の場合は、担当の者がICタグ読取り書込み装置3を持って定められたルートを巡回するのに対して、キャスター型のICタグ読取り書込み装置31の場合は、装置が自ら定められたルートを巡回する。
図3において、ICタグ読取り書込み装置31が、施設(エリア)5の入口近い、“丸で囲まれた1”(以下“1”という。)から“2”,“3”,“4”,“5”の定められたルート52に沿って巡回すると、それぞれの固定資産の前で、貼付されたICタグ2と交信を行い、ICタグから固定資産情報の読取り,ICタグへの新たな履歴データの書き込み等を行う。
図4を参照して、固定資産管理のための、準備手順の一例について説明する。
固定資産管理装置は、端末によって作成された、または、自ら作成した固定資産管理プログラムを送信可能に格納する(ステップ1:以下S1)。
また、事業所別、施設(エリア)別コードを生成、または、作成し、送信プログラム等と共に所定のファイルに格納する(S2)。
各エリアを統括する読取り書込み装置のID番号を生成、または作成し、送信プログラム等と共に所定のファイルに格納する(S3)。
次に、ICタグによる管理に切り替えるための書き替えプログラム、例えば、旧固定資産が、バーコードで管理されていたのであれば、バーコードが所定の手段によって入力されると、ICタグに記録されるICタグ番号を含む、書込み情報をICタグに向けて送信するプログラムを、送信可能に格納する(S4)。
固定資産管理装置は、端末によって作成された、または、自ら作成した固定資産管理プログラムを送信可能に格納する(ステップ1:以下S1)。
また、事業所別、施設(エリア)別コードを生成、または、作成し、送信プログラム等と共に所定のファイルに格納する(S2)。
各エリアを統括する読取り書込み装置のID番号を生成、または作成し、送信プログラム等と共に所定のファイルに格納する(S3)。
次に、ICタグによる管理に切り替えるための書き替えプログラム、例えば、旧固定資産が、バーコードで管理されていたのであれば、バーコードが所定の手段によって入力されると、ICタグに記録されるICタグ番号を含む、書込み情報をICタグに向けて送信するプログラムを、送信可能に格納する(S4)。
図5を参照して、ICタグ読取り書込み装置への準備手順の一例について説明する。
ICタグ読取り書込み装置には、GPS機能を搭載した、PDA,携帯電話,その他のハンディー型携帯型通信端末,キャスター型装置がある。
いづれに対しても、管理サーバからネットを介して対応するICタグ読取り書込み装置に対して、ICタグ読取り書込み装置番号、または施設(エリア)コード(または、番号)が書き込まれる(S11)。
次に、ICタグ情報の読み取り書込みプログラム,変更プログラムがダウンロードされる(S12)。
次いで、読み取られたICタグ情報の送信プログラムがダウンロードされる(S13)。
ICタグ読取り書込み装置には、GPS機能を搭載した、PDA,携帯電話,その他のハンディー型携帯型通信端末,キャスター型装置がある。
いづれに対しても、管理サーバからネットを介して対応するICタグ読取り書込み装置に対して、ICタグ読取り書込み装置番号、または施設(エリア)コード(または、番号)が書き込まれる(S11)。
次に、ICタグ情報の読み取り書込みプログラム,変更プログラムがダウンロードされる(S12)。
次いで、読み取られたICタグ情報の送信プログラムがダウンロードされる(S13)。
図6を参照して、ゲートチェックのためのICタグ読取り書込み装置への準備手順の一例について説明する。
ゲートチェックのためのICタグ読取り書込み装置は、例えば、PDA等、GPS機能を搭載した、装置である。
管理サーバからネットを介して対応するゲートチェック装置に対して、ゲートチェックのためのICタグ読取り書込み装置のID番号、または、エリアコード(または、番号)が書き込まれる(S21)。
次に、ICタグ情報の読取り書込みプログラム,変更プログラムがダウンロードされる(S22)。
次いで、読み取られたICタグ情報の送信プログラムがダウンロードされる(S23)。
ゲートチェックのためのICタグ読取り書込み装置は、例えば、PDA等、GPS機能を搭載した、装置である。
管理サーバからネットを介して対応するゲートチェック装置に対して、ゲートチェックのためのICタグ読取り書込み装置のID番号、または、エリアコード(または、番号)が書き込まれる(S21)。
次に、ICタグ情報の読取り書込みプログラム,変更プログラムがダウンロードされる(S22)。
次いで、読み取られたICタグ情報の送信プログラムがダウンロードされる(S23)。
図7を参照して、ICタグへの固定資産情報書込み手順の一例について説明する。
ICタグは形成されたアンテナによって読み取り距離が変わり、アンテナが大きければ大きいほど離れた場所からデータの読み取り、書込みが可能となる。
本発明で使用されるICタグは、ICチップに搭載されたアンテナが、外部から送信された電波を受信して電力を生成するために、ICタグの電源の劣化について心配する必要が無く、従って固定資産などの管理期間が長い対象に対しても、安価な媒体として使用することができ、システム全体を安く構築できるのが特徴である。
ICタグは形成されたアンテナによって読み取り距離が変わり、アンテナが大きければ大きいほど離れた場所からデータの読み取り、書込みが可能となる。
本発明で使用されるICタグは、ICチップに搭載されたアンテナが、外部から送信された電波を受信して電力を生成するために、ICタグの電源の劣化について心配する必要が無く、従って固定資産などの管理期間が長い対象に対しても、安価な媒体として使用することができ、システム全体を安く構築できるのが特徴である。
図7において、まず管理サーバから読取り書込み装置に対して、エリア番号,ICタグ番号(固定資産番号)その他の固定資産情報を送信する(S31)。
ICタグに書込む固定資産情報としては、例えば、上記設置位置(エリア)データ,固定資産番号(ID)の他に、製品情報,償却方法,管理部署コード,管理担当者ID,固定資産開始年号などが書込まれる。
但し、ICタグが内包するICチップの記録容量が小さい場合は、その記録容量に応じて選択し、記録する。
前記項目で、記録できない情報は、固定資産管理装置側で記録、管理する。
読取り書込み装置は、エリア番号,ICタグ番号,その他、固定資産情報を受信し(S32)、ICタグにICタグ番号その他、固定資産情報を送信する(S33)。
ICタグは、送信された固定資産情報をアンテナによって受信しICチップに記録する(S34)。
ICタグに書込む固定資産情報としては、例えば、上記設置位置(エリア)データ,固定資産番号(ID)の他に、製品情報,償却方法,管理部署コード,管理担当者ID,固定資産開始年号などが書込まれる。
但し、ICタグが内包するICチップの記録容量が小さい場合は、その記録容量に応じて選択し、記録する。
前記項目で、記録できない情報は、固定資産管理装置側で記録、管理する。
読取り書込み装置は、エリア番号,ICタグ番号,その他、固定資産情報を受信し(S32)、ICタグにICタグ番号その他、固定資産情報を送信する(S33)。
ICタグは、送信された固定資産情報をアンテナによって受信しICチップに記録する(S34)。
図8を参照して、ICタグから固定資産情報を読取る読取り手順の一例について説明する。まず、管理サーバから読取り書込み装置に対して、エリア番号,検索したいICタグ番号,固定資産情報を読み取り書込み装置に送信する(S41)。
読取り書込み装置は、エリア番号,ICタグ番号,その他、固定資産情報を受信し(S42)、ICタグに検索情報を送信する(S43)。
検索情報を受信したICタグは、記録している固定資産情報を読み取り書込み装置に送信する(S44)。
読取り書込み装置は、エリア番号,ICタグ番号,その他、固定資産情報を受信し(S42)、ICタグに検索情報を送信する(S43)。
検索情報を受信したICタグは、記録している固定資産情報を読み取り書込み装置に送信する(S44)。
図9を参照して、固定資産の所在マップの一例について説明する。
図3で説明したように、読取り書込み装置によってエリアの固定資産の現状を確認し、確認情報を管理サーバ経由で固定資産情報管理装置に送信すると、固定資産情報管理装置は、図7で説明したICタグへの固定資産情報書込み時に作成された固定資産の所在マップと照合し、前回の確認時と変わっていれば、台帳データの変更と共に固定資産の所在マップに変更を加える。
例えば、ある事業所のエリア1,2,3,4には、図9の斜線で示す位置に固定資産が設置されている。
最近の固定資産調査によって、登録時に「エリア3」の「J12」に設置されていた固定資産が、「エリア4」の「V16」に移動されていることが判った。
固定資産管理担当による確認の結果、「一時的な移動」であることが判明したために、台帳の変更はせず、固定資産の所在マップの変更だけにとどめた。
図9の「星印の固定資産」が、「エリア3」から「エリア4」に移動したことは、「O9」と「P9」に設置されているゲートチェックのためのICタグ読取り書込み装置の記録と、「エリア3」,「エリア4」内に配置されている読取り書込み装置による所在確認の調査結果から判明した。
図3で説明したように、読取り書込み装置によってエリアの固定資産の現状を確認し、確認情報を管理サーバ経由で固定資産情報管理装置に送信すると、固定資産情報管理装置は、図7で説明したICタグへの固定資産情報書込み時に作成された固定資産の所在マップと照合し、前回の確認時と変わっていれば、台帳データの変更と共に固定資産の所在マップに変更を加える。
例えば、ある事業所のエリア1,2,3,4には、図9の斜線で示す位置に固定資産が設置されている。
最近の固定資産調査によって、登録時に「エリア3」の「J12」に設置されていた固定資産が、「エリア4」の「V16」に移動されていることが判った。
固定資産管理担当による確認の結果、「一時的な移動」であることが判明したために、台帳の変更はせず、固定資産の所在マップの変更だけにとどめた。
図9の「星印の固定資産」が、「エリア3」から「エリア4」に移動したことは、「O9」と「P9」に設置されているゲートチェックのためのICタグ読取り書込み装置の記録と、「エリア3」,「エリア4」内に配置されている読取り書込み装置による所在確認の調査結果から判明した。
施設内の固定資産の管理全般に利用できる。
1 固定資産
2 ICタグ
3 ICタグ読取り書込み装置
4 固定資産情報管理装置
5 設置(エリア)
31 読み取り書込み装置(キャスター型)
32 ゲートチェックのためのICタグ読取り書込み装置
40 固定資産情報ファイル
41 管理サーバ
51 施設の出入り口
52 固定資産調査のための施設内ルート
2 ICタグ
3 ICタグ読取り書込み装置
4 固定資産情報管理装置
5 設置(エリア)
31 読み取り書込み装置(キャスター型)
32 ゲートチェックのためのICタグ読取り書込み装置
40 固定資産情報ファイル
41 管理サーバ
51 施設の出入り口
52 固定資産調査のための施設内ルート
Claims (5)
- 少なくとも固定資産の設置エリア情報と固定資産情報を記憶させたICタグと、前記固定資産の設置エリア情報を登録したICタグ読取り書込み装置と、管理サーバに接続され設置エリア情報とICタグに書き込まれた固定資産情報とを関連付けて登録する固定資産情報管理装置と、からなり、
前記管理サーバからICタグ読取り書込み装置にエリア情報と固定資産情報とを送信し、対応するICタグ読取り書込み装置を移動させることによって前記ICタグ読取り書込み装置が網羅するエリア内のICタグから固定資産情報を読み取り、前記管理サーバに前記固定資産情報を送信し、固定資産情報を把握することを特徴とする固定資産管理方法。 - 請求項1に記載の固定資産管理方法において、ICタグ読取り書込み装置は、GPS機能を搭載したハンディ型,キャスター型装置の何れかであり、固定資産情報管理装置は、ICタグ読取り書込み装置から送信された位置データと日時データの演算結果によって固定資産状況を把握することを特徴とする固定資産管理方法。
- 請求項1〜2に記載の固定資産管理方法において、設置エリアの出入り口には常時ICタグ読み取り信号を発信しているICタグ読取り書込み装置が設置されていることを特徴とする固定資産管理方法。
- 請求項3に記載の固定資産管理方法において、ICタグには読取り履歴が記録されることを特徴とする固定資産管理方法。
- 請求項4に記載の固定資産管理方法において、ICタグ読取り履歴には、読取り書込み装置のID情報が記録されることを特徴とする固定資産管理方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004150178A JP2005332219A (ja) | 2004-05-20 | 2004-05-20 | 固定資産管理方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005332219A true JP2005332219A (ja) | 2005-12-02 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004150178A Withdrawn JP2005332219A (ja) | 2004-05-20 | 2004-05-20 | 固定資産管理方法 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005332219A (ja) |
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-
2004
- 2004-05-20 JP JP2004150178A patent/JP2005332219A/ja not_active Withdrawn
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