JP4531630B2 - 文書管理システム - Google Patents
文書管理システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4531630B2 JP4531630B2 JP2005153715A JP2005153715A JP4531630B2 JP 4531630 B2 JP4531630 B2 JP 4531630B2 JP 2005153715 A JP2005153715 A JP 2005153715A JP 2005153715 A JP2005153715 A JP 2005153715A JP 4531630 B2 JP4531630 B2 JP 4531630B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- document
- wireless tag
- reader
- server
- management system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
また,電波で位置を特定するにはリーダ(受信器)の設置台数を増やして行われる。しかし無線で位置を特定するにしてもその精度には限界がある。おおよそリーダの設置間隔の1/10程度が最も理想的な精度であり、数mが限界である。さらに位置をリアルタイムで補足するには常に無線タグの電波を出し続ける必要がある。このように常に電波を送信し続けることは、電池を早く消耗することにつながる。
森嶋健平、今野貴洋、渡部修平、"特集/ユビキタス社会を支えるRFID技術 RFIDによる位置情報技術"NTT COMWARE TECHNOLOGY, pp.12-pp.15, 2004.(http://www.nttcom.co.jp/comtech/tech08/pdf/tech12_15・pdf)
本発明は、前記リーダは、前記無線タグからの電波の受信強度を前記サーバへ送信し、前記サーバは、複数の前記リーダからの前記受信強度に基づいて前記文書の位置を検出し、検出した位置を前記記憶部に記録することを特徴とする。
本発明は、前記無線タグ内の前記メモリに決裁済みを示すデータを書き込む書込装置をさらに具備し、前記無線タグは前記IDと共に前記決裁済みを示すデータを電波に乗せて発信し、前記リーダは前記IDと共に前記決裁済みを示すデータを受信して前記識別番号と共に前記サーバへ送信し、前記サーバは、前記IDと、前記リーダの識別番号と、前記画像データと、前記決裁済みを示すデータとを対応付けて記憶部に記録することを特徴とする。
本発明は、前記書込装置は、前記文書の決裁箱に取り付けられていることを特徴とする。
本発明は、前記サーバは、前記記憶部内のリーダの位置を示す情報に基づいて、部屋の見取り図に前記文書の移動経路を表示した移動経路図を作成する経路図作成手段を具備し、前記端末装置からの要求に応じて該移動経路図を前記端末装置へ送信することを特徴とする。
1.発送者は、文書4の表紙をディジタルカメラ9によって撮像する。撮像された画像データはネットワークNを介してサーバ1へ送られる。
2.リーダAは文書4の無線タグ5から発信されたIDを読み取り、自身の識別番号と共にネットワークNを介してサーバ1へ送信する。
3.サーバ1は、画像データのバーコード7からIDを読み取り、リーダAから送信されたIDと照合する。そして、一致していれば、内部のメモリに設定されたテーブル1a(図1)に、ID、文書4の画像データを登録し、また、文書4の現在の場所としてリーダAの識別番号を登録する。
このように、ユーザ(この例では、営業部に居る書類の発送者)は、簡単な操作で紙面による文書4と無線タグ5のIDとの紐付けを完了する。
なお、次の参考文献が知られている。
参考文献(i):物流ラベルの国際標準化について(社)日本包装技術協会
http://www.metrologic.com/asia/jp/apply/bar2_10.html
参考文献(ii):QRコードの特徴 (株)デンソーウェーブ
http://www.denso-wave.com/qrcode/qrfeature.html
また、ディジタルカメラ9による文書4の表紙の撮像画像の代わりに、複写機によるコピーで文書管理番号台帳を作り、その管理番号を用いてもよいが、ユーザの手間が1つ増える。あるいは、ディジタルカメラ9の代わりに文書4をスキャナーによって走査し、画像を取り込むことは、表紙を撮像することと同じ手間と考えてよいし、同じ効果が得られる。
また、デジタルカメラとして,IPカメラが活用できる。このIPカメラはネットワークカメラ,WEBカメラとかインターネットライブカメラとも呼ばれることもある。IPカメラは,このカメラに対して直近に専用のパソコンを介さずにネットワーク接続できるメリットやカメラ操作をネットワーク経由で行うことができる。このため,今回の利用例では,登録時にIPカメラで撮影した画像をネットワーク経由で図1のテーブル1aへ取り込むようなシステムを簡単に構築できる。
参考文献(iii):ネットワークカメラの特徴、(株)インターネットオープンカレッジ
http://www.ioc.co.jp/tokutyo.html
なお、ディジタルカメラとして、カメラ付き携帯電話を使用してもよい。
現在、文書4がある所在の把握は、無線タグを貼り付けた物品管理の把握と同様に扱うことができる。すなわち、文書4に取り付けた無線タグ5のIDを受信したリーダの付近に、現在その書類があると特定できる。図1では、営業部に居る発送者が、その文書4(稟議書No.1)をサーバ1ヘ登録した。この場所の情報として、リーダAがその文書4に取り付けられた無線タグ5の電波を受信していることから、営業部の室内であることが特定される。もしリーダBがその無線タグ5からの電波を受信しているのなら経理部の室内へ移動したことが分かる。
(1)Hitoshi Hayashi, Toshimitsu Tsubaki, Tomoaki Ogawa, and Masashi Shimizu, "Asset Tracking System Using Long-life Active RFID Tags",NTT Technical Review, Vol.1, No.9, pp.19-pp.26, Dec. 2003.
(2)特開2004-53510号公報:位置検出システム日本電信電話株式会社 林等、ほか
(3)特開2002・236166 号公報:位置検出システム 日本電信電話株式会社 清水雅史、ほか
ここで挙げている各文献の概要については,文献(1)は無線タグによる測位の方法とそれを用いた物品管理システムについて述べている。また,先行出願(2)は無線の受信レベル(受信感度の強度)を用いた測位の基本的な原理を説明している。そして,先行出願(3)は同じ無線の受信レベルを用いた測位であるが,室内など無線の伝播が屋外のように均一でない状況としての環境係数を導入するなど,より正確な測位について説明している.
なお,文献(1)については,”NTT Technical Review Onlaine”のWebサイト(http://www.ntt.co.jp/tr/)から情報をダウンロードできる。
http://www.ntt.co.jp/tr/0312/files/ntr0412019.pdf
なお、図2では物理的に隣接する営業部と経理部の室内における書類の場所を特定する例であるが、支社と本社のように物理的に遠く離れていてもこのシステムはネットワークを介することでその機能を実現できる。またこのような適用の場合の方が、本システムは有効であり、ユーザの利便性が向上する。
既に電池を持ちアクティブ型の無線タグで,市販されているものには,LF回路が備わったものがある(参考文献(iv))。この無線タグのLF回路は,約120kHzの交流磁界を利用した近距離通信を行い,無線タグの動作内容を近接距離から設定可能である。
この実施形態では,さらにLF回路で無線タグのメモリに書込みを行う。ここで書き込む情報は,決裁箱を特定するID(このIDは無線タグのIDとは異なる)である。そして、この書き込む情報は,その文書の状況,つまりどの決裁処理での未処理箱側か?或いは既処理箱側か?というようなよりきめ細かな区別が可能な情報を持つIDが望ましい。
参考文献(iv):SecureTAG TW−100、セイコープレシジョン(株)
http://www.seiko-p.co.jp/wireless/wt-100/index.html
ここで,無線タグ5のIDと共に電波で送信される書き込み情報と書類状況,すなわちどの決裁通過かという情報との対応については,予め決めておく必要がある。決裁箱を設置する段階で,上述した書き込み情報(例えば決裁箱を特定するID)がパソコン上でどのような書類状況であるかの対応が分かる情報を予め準備してある。
2…パソコン
4…文書
5…無線タグ
7…バーコード
9…ディジタルカメラ
11、12…LF書込み機構
A、B、A−1〜A−3…リーダ
Claims (6)
- IDが書き込まれたバーコードが記載された文書に貼付され、該IDが内部のメモリ内に記録されているとともに該メモリ内のIDを電波に乗せて発信する無線タグと、前記バーコードを含む前記文書の画像を撮像し、撮像によって得られた画像データを送信する撮像手段と、前記文書の通過経路の近傍に配置され、前記文書に貼付された無線タグが一定距離以内に接近した時に該無線タグからのIDを受信し、受信したIDを自身の識別番号と共に送信する複数のリーダと、記憶部を備え、前記撮像手段から送信された画像データおよび前記複数のリーダから送信された無線タグのIDとリーダの識別番号を受信するサーバと、前記サーバと互いに情報通信可能な端末装置とを備えた文書管理システムであって、
前記サーバは、
前記撮像手段から受信した前記文書の画像データのバーコードから読み取ったIDを前記リーダから受信したIDと照合し、一致した場合に、該画像データを該IDと対応付けて前記記憶部に記録することによって当該文書を登録する登録手段と、
登録された前記文書に貼付された前記無線タグのIDと前記リーダの識別番号とを前記リーダから受信し、該文書の所在情報として受信したリーダの識別番号を受信したIDに対応付けて前記記憶部に記録する所在把握手段と、
前記記憶部に記録したデータを前記端末装置からの要求を受けて該端末装置へ送信するデータ送信手段と、
を備えることを特徴とする文書管理システム。 - 前記無線タグは、アクティブ型の無線タグであり、内部に電池、送受信回路、およびメモリを有し、一定時間が経過する毎にメモリ内の前記IDを電波に乗せて発信することを特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。
- 前記リーダは、前記無線タグからの電波の受信強度を前記サーバへ送信し、
前記所在把握手段は、複数の前記リーダからの前記受信強度に基づいて前記文書の位置を検出し、該検出した位置を該文書の所在情報としてリーダの識別番号の代わりに前記記憶部に記録することを特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。 - 前記無線タグ内の前記メモリに決裁済みを示すデータを書き込む書込装置をさらに具備し、
前記無線タグは、前記IDと共に前記決裁済みを示すデータを電波に乗せて発信し、
前記リーダは、前記IDと共に前記決裁済みを示すデータを受信して前記識別番号と共に前記サーバへ送信し、
前記所在把握手段は、
登録された前記文書に貼付された無線タグのIDと該リーダの識別番号と前記決裁済みを示すデータとを前記リーダから受信し、受信したリーダの識別番号と前記決裁済みを示すデータとを受信したIDに対応付けて前記記憶部に記録することを特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。 - 前記書込装置は、前記文書の決裁箱に取り付けられていることを特徴とする請求項4に記載の文書管理システム。
- 前記サーバは、前記記憶部内の前記文書の所在情報に基づいて、部屋の見取り図に前記文書の移動経路を表示した移動経路図を作成する経路図作成手段を具備し、
前記端末装置からの要求に応じて該移動経路図を前記端末装置へ送信する
ことを特徴とする請求項1または請求項3に記載の文書管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005153715A JP4531630B2 (ja) | 2005-05-26 | 2005-05-26 | 文書管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005153715A JP4531630B2 (ja) | 2005-05-26 | 2005-05-26 | 文書管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006331077A JP2006331077A (ja) | 2006-12-07 |
JP4531630B2 true JP4531630B2 (ja) | 2010-08-25 |
Family
ID=37552703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005153715A Expired - Fee Related JP4531630B2 (ja) | 2005-05-26 | 2005-05-26 | 文書管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4531630B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8738918B2 (en) * | 2008-01-28 | 2014-05-27 | Shih Shing Ng | Document evidence and article retrieval and identification system |
JP7426241B2 (ja) * | 2020-01-10 | 2024-02-01 | サトーホールディングス株式会社 | 物品管理システムおよび物品管理方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002347936A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-12-04 | Daihatsu Motor Co Ltd | 配送システム |
JP2004152258A (ja) * | 2002-09-03 | 2004-05-27 | Ricoh Co Ltd | ワークフローの中で書類を追跡する方法及び装置 |
JP2004348585A (ja) * | 2003-05-23 | 2004-12-09 | Nippon Signal Co Ltd:The | 図書管理システム |
-
2005
- 2005-05-26 JP JP2005153715A patent/JP4531630B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002347936A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-12-04 | Daihatsu Motor Co Ltd | 配送システム |
JP2004152258A (ja) * | 2002-09-03 | 2004-05-27 | Ricoh Co Ltd | ワークフローの中で書類を追跡する方法及び装置 |
JP2004348585A (ja) * | 2003-05-23 | 2004-12-09 | Nippon Signal Co Ltd:The | 図書管理システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006331077A (ja) | 2006-12-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7129840B2 (en) | Document security system | |
US7242302B2 (en) | Systems and methods for capturing workflow information | |
US20170294053A1 (en) | Method, system and communication terminal for patrol with scanning tags | |
JP2004531796A5 (ja) | ||
WO2003005181A1 (en) | A computer readable medium storing instructiuons for managing communication in a system | |
WO2008088398A2 (en) | System, method, and device for controlled user tracking | |
KR20200112266A (ko) | 배송 서비스 시스템 | |
CN201749500U (zh) | 一种访客登记装置和用于访客登记的智能卡片 | |
WO2021079549A1 (ja) | ネットワークシステム、不審者検知装置、および不審者検知方法 | |
JP4531630B2 (ja) | 文書管理システム | |
JP2009157893A (ja) | 携帯電話とicタグを使用した警備員巡回管理システム | |
CN203968149U (zh) | 社区智能终端系统 | |
WO2019013123A1 (ja) | 物流管理システム及び物流管理方法 | |
JP6229332B2 (ja) | 管理システム及びプログラム | |
JP2005535543A5 (ja) | ||
JP6268904B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム | |
CN111652536B (zh) | 一种配送数据处理方法及装置 | |
JP2005327184A (ja) | 情報提供システム及び情報提供方法 | |
US9189560B2 (en) | Discovery of asset information through scanning of communication tags associated with assets | |
JP2007183835A (ja) | プレゼンス情報管理装置、およびコンピュータが実行可能なプログラム | |
US9854132B2 (en) | Image processing apparatus, data registration method, and data registration program | |
JP2009206663A (ja) | 通信端末を用いた製品へのサービス提供システム | |
JP2005332219A (ja) | 固定資産管理方法 | |
JP2000011123A (ja) | 位置管理/入退室管理システム | |
JP2005038102A (ja) | ポイント管理装置およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070815 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100126 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100325 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100601 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100609 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140618 Year of fee payment: 4 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |