JP2005331133A - 一体型熱交換器および製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ヘッダープレート101は一体として、ヘッダータンク113・114・123・124のみ分割し、セパレータ103はキャップ構造として、分割したヘッダータンク113・114・123・124の対向する端部のそれぞれに嵌めて封止した。
これにより、ヘッダータンク部113・114・123・124の内面とセパレータ103の外周との隙間を低減させることができ、ろう付け面積も確保できることから仕切り部を漏洩し難い構造とできる。また、ヘッダータンク113・114・123・124が分割されていることより、洩れた場合でも検出容易な構造となる。また、ヘッダープレート101は一体としていることより、熱交換器100全体としての強度を保つことができる。
【選択図】 図1
Description
ヘッダータンク部(113、114、123、124)を形成し複数本の熱交換チューブ(111、121、141)を接続するヘッダープレート(101)は一体として、ヘッダープレート(101)と接合されてヘッダータンク部(113、114、123、124)のタンク空間を形成するヘッダータンク(113、114、123、124)のみ分割すると共に、仕切り部材(103)をキャップ構造として、分割したヘッダータンク(113、114、123、124)の対向する開口端部のそれぞれに嵌めて封止していることを特徴としている。
分割したヘッダータンク(113、114、123、124)の対向する開口端部のそれぞれにキャップ構造の仕切り部材(103)を組み付けた後、仕切り部材(103)間にその位置と間隔とを確保する部分(a)を形成した治具(G)を挿入し、少なくともその状態でヘッダータンク(113、114、123、124)とヘッダープレート(101)とを組み合せ、その後に治具(G)を取り外すことを特徴としている。
まず、両ヘッダータンク114・123それぞれの仕切り側端部にセパレータ103を嵌め、上側かしめ爪部103aをかしめて固定する(図7ではヘッダータンク114側のみ示す)。
セパレータ103をかしめた両ヘッダータンク114・123間に、それの位置と間隔とを確保する部分aと、セパレータ103の下端に設けた位置決め爪部103bの位置と間隔とを確保する部分bとを形成した治具Gを挿入・セットし、その状態でチューブ111・104・121の組み付けられたヘッダープレート101と嵌合させ、3.タンク・セパレータかしめの図に示された状態となる。
両ヘッダータンク114・123とヘッダープレート101とを嵌合させた状態で、両ヘッダータンク114・123に設けられたかしめ爪部114a・123aおよびセパレータ103に設けられた側方かしめ爪部103cを両側からかしめて結合させる。尚、ヘッダータンク114・123のかしめ爪部114a・123aとセパレータ103の側方かしめ爪部103cとを同様の形状としたことから、かしめ加工のパンチが共用できる。
次に、両ヘッダータンク114・123の外側開口端部に端面キャップ102を嵌め、端面キャップ102に設けられた上方かしめ爪部102aと下方かしめ爪部102bとをかしめて固定する。このとき治具Gの部分aは、端面キャップ102を嵌める際の組み付け力を受ける部分として機能することとなる。
そして治具Gを上方に抜き外すことでヘッダータンク部114・123の組み立てが終了する。尚、これら一体型熱交換器100の構成部品は全てアルミニウムで形成され、組み立て後炉中での一体ろう付けにて接合される。尚、図2・3・5・6において各熱交換チューブ111・121・141の上下面に配設されている熱交換フィン112・122・142は図示を省略した。
上述の実施形態では、電子部品冷却用のラジエータ110と、空調冷媒冷却用のサブクーラ一体型コンデンサ150とを一体とした一体型熱交換器100であったが、本発明での熱交換器の組み合せは上記した実施形態に限定されるものではなく、エンジン冷却用のラジエータ、トランスミッションオイル冷却用のオイルクーラー、エンジンオイル冷却用のオイルクーラー、超臨界冷凍サイクルのガスクーラおよびその他の熱交換器との組み合せであっても良い。
101b…セパレータ位置決め孔部(仕切り部材位置決め孔部)
103…セパレータ(仕切り部材)
103a…上方かしめ爪部(かしめ爪部)
103b…位置決め爪部
103c…側方かしめ爪部(かしめ爪部)
110…ラジエータ(第1の熱交換器部、コア部)
111…ラジエータチューブ(熱交換チューブ)
112…コルゲートフィン(熱交換フィン)
113…ラジエータタンク部(ヘッダータンク、ヘッダータンク部)
114…ラジエータタンク部(ヘッダータンク、ヘッダータンク部)
120…コンデンサ(コア部)
121…コンデンサチューブ(熱交換チューブ)
122…コルゲートフィン(熱交換フィン)
123…コンデンサタンク部(ヘッダータンク、ヘッダータンク部)
124…コンデンサタンク部(ヘッダータンク、ヘッダータンク部)
140…サブクーラ(コア部)
141…サブクーラチューブ(熱交換チューブ)
142…コルゲートフィン(熱交換フィン)
150…サブクーラ一体型コンデンサ(第2の熱交換器部)
a…仕切り部材の位置と間隔とを確保する部分
b…位置決め爪部の位置と間隔とを確保する部分
G…治具
R…ろう材
Claims (7)
- 離間して対峙される一対のヘッダータンク部(113、114、123、124)間に、
両端を前記両ヘッダータンク部(113、114、123、124)に接続され、前記ヘッダータンク部(113、114、123、124)の長手方向に積層されて熱交換媒体が流通する複数本の熱交換チューブ(111、121、141)と、
前記各熱交換チューブ(111、121、141)間に配された熱交換フィン(112、122、142)とで構成されるコア部(110、120、140)を備え、
前記ヘッダータンク部(113、114、123、124)に配置された仕切り部材(103)を境に、前記一対のヘッダータンク部(113、114、123、124)が分割され、
前記コア部(110、120、140)における前記仕切り部材(103)よりも積層方向の一方側に第1の熱交換器部(110)が形成されると共に、他方側に前記第1の熱交換器部(110)に対して独立した第2の熱交換器部(150)が形成された一体型熱交換器において、
前記ヘッダータンク部(113、114、123、124)を形成し前記複数本の熱交換チューブ(111、121、141)を接続するヘッダープレート(101)は一体として、前記ヘッダープレート(101)と接合されて前記ヘッダータンク部(113、114、123、124)のタンク空間を形成するヘッダータンク(113、114、123、124)のみ分割すると共に、
前記仕切り部材(103)をキャップ構造として、前記分割したヘッダータンク(113、114、123、124)の対向する開口端部のそれぞれに嵌めて封止していることを特徴とする一体型熱交換器。 - 前記仕切り部材(103)には、嵌め込み側面にろう材(R)がクラッドされていることを特徴とする請求項1に記載の一体型熱交換器。
- 前記ヘッダープレート(101)に仕切り部材位置決め孔部(101b)を設けると共に、前記仕切り部材(103)には前記仕切り部材位置決め孔部(101b)に挿入する位置決め爪部(103b)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の一体型熱交換器。
- 前記コア部(110、120、140)の厚さ方向において、前記仕切り部材位置決め孔部(101b)および前記位置決め爪部(103b)を、前記ヘッダータンク部(113、114、123、124)の中心からずらして設けたことを特徴とする請求項3に記載の一体型熱交換器。
- 前記仕切り部材(103)には、前記ヘッダータンク(113、114、123、124)もしくは前記ヘッダープレート(101)にかしめ固定するためのかしめ爪部(103a、103c)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の一体型熱交換器。
- 離間して対峙される一対のヘッダータンク部(113、114、123、124)間に、
両端を前記両ヘッダータンク部(113、114、123、124)に接続され、前記ヘッダータンク部(113、114、123、124)の長手方向に積層されて熱交換媒体が流通する複数本の熱交換チューブ(111、121、141)と、
前記各熱交換チューブ(111、121、141)間に配された熱交換フィン(112、122、142)とで構成されるコア部(110、120、140)を備え、
前記ヘッダータンク部(113、114、123、124)に配置された仕切り部材(103)を境に、前記一対のヘッダータンク部(113、114、123、124)が分割され、
前記コア部(110、120、140)における前記仕切り部材(103)よりも積層方向の一方側に第1の熱交換器部(110)が形成されると共に、他方側に前記第1の熱交換器部(110)に対して独立した第2の熱交換器部(150)が形成された一体型熱交換器の製造方法であり、
前記ヘッダータンク部(113、114、123、124)を形成し前記複数本の熱交換チューブ(111、121、141)を接続するヘッダープレート(101)は一体として、前記ヘッダープレート(101)と接合されて前記ヘッダータンク部(113、114、123、124)のタンク空間を形成するヘッダータンク(113、114、123、124)のみ分割すると共に、
前記仕切り部材(103)をキャップ構造として、前記分割したヘッダータンク(113、114、123、124)の対向する開口端部のそれぞれに嵌めて封止している一体型熱交換器の製造方法において、
前記分割したヘッダータンク(113、114、123、124)の対向する開口端部のそれぞれにキャップ構造の前記仕切り部材(103)を組み付けた後、前記仕切り部材(103)間にその位置と間隔とを確保する部分(a)を形成した治具(G)を挿入し、少なくともその状態で前記ヘッダータンク(113、114、123、124)と前記ヘッダープレート(101)とを組み合せ、その後に前記治具(G)を取り外すことを特徴とする一体型熱交換器の製造方法。 - 前記治具(G)に、前記仕切り部材(103)に設けた位置決め爪部(103b)の位置と間隔とを確保する部分(b)を形成していることを特徴とする請求項6に記載の一体型熱交換器の製造方法。
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JP2009008371A (ja) * | 2007-05-29 | 2009-01-15 | Showa Denko Kk | 熱交換器 |
JP2013122235A (ja) * | 2011-12-09 | 2013-06-20 | Hyundai Motor Co Ltd | 可変コア型熱交換器ユニット |
KR101348871B1 (ko) | 2007-12-28 | 2014-01-07 | 한라비스테온공조 주식회사 | 열교환기 |
KR102549207B1 (ko) * | 2022-05-24 | 2023-06-29 | (주)에이테크오토모티브 | 브레이징용 지그 |
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- 2004-05-18 JP JP2004148168A patent/JP4352992B2/ja not_active Expired - Fee Related
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