JP2005328946A - ミキサー - Google Patents

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Takahiro Oshita
孝博 大下
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Abstract

【課題】ジュースの種類に応じて抽出速度が変えられるミキサーを提供する。
【解決手段】容器14とカッター23と抽出口29を具備し本体(図示せず)の上に載置される容器台と、容器台17に取り付けられ調理物を抽出する流路30aを有するコック30と、弾性材料からなるコックパッキン38を有するコック栓39と、コック39栓に回動自在に取り付けられ前記コックパッキン38で流路30aを開閉する方向にコック栓39を駆動するコックレバー45と、上面がコックレバー45に当接するとともにコック栓39を摺動自在に支持するコック栓押さえ40とを備え、コック栓押さえ40をコック30に取り付けると共に、その取り付け位置を調節することで、ジュースの種類に応じて、コックパッキン38で流路30aを開成した時の、コックパッキン38による開口寸法を変えて、ジュースの抽出速度を調節することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、主として業務用に使用され、野菜や果実等を粉砕し液体物と混合させることにより、ミックスジュースなどを作るミキサーに関するものである。
従来、この種のミキサーは、ジュースなどの調理物が、コック栓を開くことにより、容器から抽出されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特公昭62−57336号公報
しかしながら前記従来のミキサーの構成では、ジュース等調理物の抽出速度の調節が十分できないため、果肉や氷粒の多いドロッとした粘性の高いジュースを扱う場合は抽出速度が遅く、コップにジュースを注ぎ分けるのに時間がかかり、業務用として多数の客に対応するには、待ち時間が長くなるという課題があった。
また、そうしたジュースに合わせ、コックに設けた穴を大きくしてジュースの抽出速度を上げると、グリーンティーのようなサラッとした粘性の低いジュースを扱う場合は、逆に抽出速度が上がりすぎて、コップからジュースをオーバーフローさせたり、ジュースを注ぎ分ける際の跳ね散りが大きく、コップや使用者等の周囲をジュースで汚してしまうという課題があった。
本発明はこのような従来の課題を解決するもので、ジュースの種類に応じて抽出速度の調節を可能にし、ジュースの粘性、種類に関係なく、短時間で支障なくジュースを抽出することができる、使い勝手の良いミキサーを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のミキサーは、モータを内蔵した本体と、容器とカッターと抽出口を具備し前記本体の上に載置される容器台と、前記容器台に取り付けられ前記容器内の調理物を抽出する流路を有するコックと、弾性材料からなるコックパッキンを有するコック栓と、前記コック栓に回動自在に取り付けられると共に前記コックパッキンで前記流路を開閉する方向に前記コック栓を駆動するコックレバーと、上面が前記コックレバーに当接するとともに前記コック栓を摺動自在に支持するコック栓押さえとを備え、前記コック栓押さえを前記コックに取り付けると共に、その取り付け位置を調節可能としたもので、コック栓押さえの位置を変える事により、コックレバーでコック栓を駆動しコックパッキンで流路を開成した時の、コックパッキンによる開口寸法が変わり、コック内の流路中の開口面積を変えることができるため、ジュースの種類に応じてジュースの抽出速度を調節することができ、種類に関係なく抽出時間を作業性の良い一定の時間に調節でき、周囲を汚すことなくスムーズにすばやくジュースを注ぎ分けることができ、使い勝手を向上することができる。
また、本発明のミキサーは、モータを内蔵した本体と、容器とカッターと抽出口を具備し前記本体の上に載置される容器台と、前記容器台に取り付けられ前記容器内の調理物を抽出する流路を有するコックと、弾性材料からなるコックパッキンを有するコック栓と、前記コック栓に回動自在に取り付けられると共に前記コックパッキンで前記流路を開閉する方向に前記コック栓を駆動するコックレバーと、前記流路内に突出する突出体と、その突出量を調節するためのつまみ部を設けたもので、つまみ部で突出体の突出量即ち流路面積が変えられるので、ジュースの種類に応じて、ジュースの抽出速度を調節することができ、種類に関係なく抽出時間を作業性の良い一定の時間に調節できるため、周囲を汚すことなくスムーズにすばやくジュースを注ぎ分けることができ、使い勝手を向上することができる。
さらに、本発明のミキサーは、モータを内蔵した本体と、容器とカッターと抽出口を具備し前記本体の上に載置される容器台と、前記容器台に取り付けられ前記容器内の調理物を抽出する流路を有するコックと、弾性材料からなるコックパッキンを有するコック栓と、前記コック栓に回動自在に取り付けられると共に前記コックパッキンで前記流路を開閉する方向に前記コック栓を駆動するコックレバーとを備え、外径の異なる前記コックパッキンを交換自在としたもので、外径の異なるコックパッキンに交換すると、それとコック内面との間に構成される流路面積を変えることができるため、ジュースの種類に応じてジュースの抽出速度を調節することができ、種類に関係なく抽出時間を作業性の良い一定の時間に調節できるため、周囲を汚すことなくスムーズにすばやくジュースを注ぎ分けることができ、使い勝手を向上することができる。
さらに、本発明のミキサーは、モータを内蔵した本体と、容器とカッターと抽出口を具備し前記本体の上に載置される容器台と、前記容器台に取り付けられ前記容器内の調理物を抽出する流路を有するコックと、弾性材料からなるコックパッキンを有するコック栓と、前記コック栓に回動自在に取り付けられると共に前記コックパッキンで前記流路を開閉する方向に前記コック栓を駆動するコックレバーとを備え、流路面積の異なる前記コックを交換自在としたもので、ジュースの種類に応じて、流路面積の異なるコックを使い分ける事によりジュースの抽出速度を調節することができ、種類に関係なく抽出時間を作業性の良い一定の時間に調節できるため、周囲を汚すことなくスムーズにすばやくジュースを注ぎ分けることができ、使い勝手を向上することができる。
本発明のミキサーは、ジュースの種類に応じて抽出速度を調節することができ、種類に関係なく抽出時間を使用者のペースに合わせて、作業性の良い一定の時間に調節できるため、効率よく短時間で支障なくジュースを注ぎ分けることができ、使い勝手を向上することができる。
第1の発明は、モータを内蔵した本体と、容器とカッターと抽出口を具備し前記本体の上に載置される容器台と、前記容器台に取り付けられ前記容器内の調理物を抽出する流路を有するコックと、弾性材料からなるコックパッキンを有するコック栓と、前記コック栓に回動自在に取り付けられると共に前記コックパッキンで前記流路を開閉する方向に前記コック栓を駆動するコックレバーと、上面が前記コックレバーに当接するとともに前記コック栓を摺動自在に支持するコック栓押さえとを備え、前記コック栓押さえを前記コックに取り付けると共に、その取り付け位置を調節可能としたもので、コック栓押さえの位置を変える事により、コックレバーでコック栓を駆動しコックパッキンで流路を開成した時の、コックパッキンによる開口寸法が変わり、コック内の流路中の開口面積を変えることができるため、ジュースの種類に応じてジュースの抽出速度を調節することができ、種類に関係なく抽出時間を作業性の良い一定の時間に調節でき、周囲を汚すことなくスムーズにすばやくジュースを注ぎ分けることができ、使い勝手を向上することができる。
第2の発明は、モータを内蔵した本体と、容器とカッターと抽出口を具備し前記本体の上に載置される容器台と、前記容器台に取り付けられ前記容器内の調理物を抽出する流路を有するコックと、弾性材料からなるコックパッキンを有するコック栓と、前記コック栓に回動自在に取り付けられると共に前記コックパッキンで前記流路を開閉する方向に前記コック栓を駆動するコックレバーと、前記流路内に突出する突出体と、その突出量を調節するためのつまみ部を設けたもので、つまみ部で突出体の突出量即ち流路面積が変えられるので、ジュースの種類に応じて、ジュースの抽出速度を調節することができ、種類に関係なく抽出時間を作業性の良い一定の時間に調節できるため、周囲を汚すことなくスムーズにすばやくジュースを注ぎ分けることができ、使い勝手を向上することができる。
第3の発明は、モータを内蔵した本体と、容器とカッターと抽出口を具備し前記本体の上に載置される容器台と、前記容器台に取り付けられ前記容器内の調理物を抽出する流路を有するコックと、弾性材料からなるコックパッキンを有するコック栓と、前記コック栓に回動自在に取り付けられると共に前記コックパッキンで前記流路を開閉する方向に前記コック栓を駆動するコックレバーとを備え、外径の異なる前記コックパッキンを交換自在としたもので、外径の異なるコックパッキンに交換すると、それとコック内面との間に構成される流路面積を変えることができるため、ジュースの種類に応じてジュースの抽出速度を調節することができ、種類に関係なく抽出時間を作業性の良い一定の時間に調節できるため、周囲を汚すことなくスムーズにすばやくジュースを注ぎ分けることができ、使い勝手を向上することができる。
第4の発明は、モータを内蔵した本体と、容器とカッターと抽出口を具備し前記本体の上に載置される容器台と、前記容器台に取り付けられ前記容器内の調理物を抽出する流路を有するコックと、弾性材料からなるコックパッキンを有するコック栓と、前記コック栓に回動自在に取り付けられると共に前記コックパッキンで前記流路を開閉する方向に前記コック栓を駆動するコックレバーとを備え、流路面積の異なる前記コックを交換自在としたもので、ジュースの種類に応じて、流路面積の異なるコックを使い分ける事によりジュースの抽出速度を調節することができ、種類に関係なく抽出時間を作業性の良い一定の時間に調節できるため、周囲を汚すことなくスムーズにすばやくジュースを注ぎ分けることができ、使い勝手を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるミキサーの斜視図、図2は、同ミキサーのコックを閉じている時の部分断面図、図3は同ミキサーのコックを開いている時の詳細断面図、図4は同ミキサーのコック部を分解した状態を示す斜視図、図5(a)は同ミキサーのコックレバーを分解する時の様子を示す斜視図、(b)は同ミキサーのコック栓を分解した状態を示す斜視図である。
図1にいて、本体11はモータ(図示せず)を内蔵し、スイッチ12とコップ受け台13を有している。野菜や果実等の材料を入れる容器14の外周下部にネジ15が形成され、上部に蓋16が装着されている。容器14は容器台17にねじ込むことにより、ネジ15を介して容器台17に着脱自在に取り付けられ、容器台17を介して本体11の上に着脱自在に載置される。容器台17は、容器14内の調理物を抽出する抽出管18と主軸受け19を備え、容器14中の調理物が漏れないよう、容器パッキン20とOリング21が配設されている。
主軸受け19は主軸22と、カッター23と、コネクター上24と、主軸21を回転自在に支持するオイルレスベアリング25と、調理物をシールするオイルシール26と、調理物を抽出する開口部27と、粗い材料が抽出された調理物に混じったり抽出管18に詰まるのを防ぐ格子状に形成されたろ過金具28とを具備し、カッター23は、本体11に内蔵されたモータに連結されたコネクター下(図示せず)を介して回転される。
容器台17の抽出管18出口には、抽出口29を具備しジュース等調理物の流路を構成するコック30が、締付け部材31とコック押さえ32を介して接続されている。内周にネジが形成されたコック押さえ32を、容器台17に形成されたネジ33にねじ込んで固定すると、コック押さえ32と嵌合当接する締付け部材31が、コック30の接続部に形成されたフランジ34に当接し、コック30を容器台17に押圧して固定する。また、締付け部材31にはコック30に装着できるよう切欠き部35が設けられている。
コック30の流路30a中には、ゴムで形成され上部にはリブ36が、下部にはリップ37が全周に形成されシールを行うコックパッキン38と、コックパッキン38が装着されたコック栓39が配設されている。コック栓39はコック栓押さえ40を介して摺動自在に支持され、バネ41によりコックパッキン38とともに下方に附勢され、コック30内壁に押圧されている。また、コック栓39とコック栓押さえ40の摺動面は円筒形に形成され、コック栓39は回転自在に支持されているとともに、コック栓押さえ40の上面は平面で形成されている。さらに、コック栓押さえ40の内周にはネジ40aが形成され、コック30のネジ42にねじ込んで固定され、抽出口29上方の開口部をふさいでいる。
コック栓39の上端には、ステンレスのバネ材で形成されたフック部材43がインサート成形され、フック部材43には開口部44が形成されている。コックレバー45は軸部46を介してフック部材43に回動自在に、また開口部44を通して着脱自在に取り付けられるとともに、軸部46下方は上方へ摺動するコック栓39と干渉しないよう、くり抜いて形成され、これを操作することによりコック栓39は上下に摺動される。また、コックレバー45の下部には、コック栓押さえ40の上面と当接し、コックレバー43を起きた位置または倒れた位置で固定する平面部が、前後と底に形成されている。コックカバー47はコック30をカバーする部材で、コックレバー45を通す穴48が形成され、容器台17に嵌合固定されている。
以上のように構成されたミキサーについて、以下にその動作と作用を説明する。
図2に示すように、コックレバー45を立てた状態で野菜や果物などのジュースの材料を容器14中に入れ、スイッチ12を入れて所定時間カッター23を回転させると、ジュースが完成する。この時、ジュースに面した各部品の接合部は、容器パッキン20、オイルシール26、Oリング21、コックパッキン38により確実にシールされているため、運転時に振動が発生してもジュースが外部に漏れることはない。
次にジュースの抽出は、コップをコップ受け台13に置きコックレバー45を倒すと、軸部46が上方に動き、バネ41で抽出口29上部を押圧していた、コック栓39とコックパッキン38が上方に引き上げられるため、抽出口29上部での流路30aの閉成状態が解放されて容器14中のジュースが抽出管18とコック30の流路30aを流れ、抽出口29からコップに注がれる。この際、ジュースはろ過金具28を通され、細かく粉砕できなかった材料は、抽出されないようになっている。またコックレバー45を倒した時、平面部をコック栓押さえ40上面に当接させると、コックレバー45は手を離してもそのままの状態でロックされる。
この時、果肉や氷粒が多くドロッとしたバナナジュース等の、粘性が高く抽出速度の遅いジュースを扱う場合は、コック30に設けたコック栓押さえ40をねじってゆるめ、この高さ位置を上方に変えると、コックレバー45を倒しコックパッキン38が上方に引き上げられた時に生じる、抽出口29上部の開口寸法Aが大きくなるため、ジュースの出を良くし抽出速度を上げることができ、コップにジュースを注ぎ分ける時間を短縮できるので、多数の客に対しても待ち時間を抑え短時間で対応することができる。
また、サラッとしたグリーンティー等の、粘性が低く抽出速度の速いジュースを扱う場合は、コック栓押さえ40を締め付け、この高さ位置を下方に変えると、コックレバー45を倒しコックパッキン38が上方に引き上げられた時に生じる、抽出口29上部の開口寸法Aが小さくなるため、速すぎる抽出速度を適度に抑えることができ、ジュースを注ぎ分ける際にコップからのジュースのオーバーフローや跳ね散りを防止できるので、コップやミキサー周囲の環境を清潔に保つことができる。
このように、コック栓押さえ40は自由自在にねじることができ、その高さ位置は任意に調節可能なため、コックレバー45を倒した時に開く抽出口29上部の開口寸法Aを調節し、ジュースの種類に応じてジュースの抽出速度を自在に調節することができる。そのため、ジュースの種類に関係なく、個々の使用者が使いやすいペースに合わせて、抽出時間を作業性の良い一定の時間に調節することができ、使い勝手を向上することができる。その結果、周囲を汚すことなくスムーズにすばやくジュースを注ぎ分けることができる。
また、コップをジュースで満たし、倒していたコックレバー45を立てた状態に戻すと、抽出前と同様にバネ41によりコック栓39とコックパッキン38が、抽出口29の上部に圧接されシールするため、ジュースの抽出が止まる。この際、ジュースの出を良くし抽出速度を上げるため、コック栓押さえ40をねじって高さ位置を上方に変えても、コックパッキン38のシール部に形成されたリブ36とリップ37が、コック30に当接しシールするため、ジュースが漏れることはない。また、抽出速度を抑えるため、コック栓押さえ40を締め付けて高さ位置を下方に変えても、リブ36とリップ37のたわみは大きくなるがシール性は確保されるため、ジュースが漏れることはない。
またミキサーの使用後は、図4、5に示すようにコックカバー47を上方に引き抜き、コック押さえ32とコック栓押さえ40をねじってコック30から外し、コックパッキン38の下部を上方に押して開口部44をコック栓押さえ40の上方に出し、軸部46を開口部44から抜くと工具を使わなくても容易に分解することができる。また、この逆の手順で分解時と同様、工具なしでコック部を組み立てることも容易にできる。
上記実施の形態では、コック栓押さえ40のコック30との取り付け位置を変えてジュースの抽出速度を変えるようにしたが、外径寸法Bの異なるコックパッキン38を複数具備し、粘性が高く抽出速度の遅いジュースを扱う場合に、外径寸法Bが小さいコックパッキン38を装着するようにすれば、コックパッキン38の外径とコック30内面の間の流路寸法Cが大きくなり流路面積が増すため、抽出速度を上げジュースの出を良くすることができる。また、粘性が低く抽出速度の速いジュースを扱う場合は、外径寸法Bが大きいコックパッキン38を装着すれば、コックパッキン38の外径とコック30内面の間の流路寸法Cが小さくなり流路面積が小さくなるため、速すぎる抽出速度を適度に抑えることができる。このように、ジュースの種類に応じて抽出速度を調節することができ、周囲を汚すことなく短時間でジュースを注ぎ分けることができるため、使い勝手を向上させることができる。
また、流路30aの内径寸法Dの異なるコック30を複数具備し、粘性が高く抽出速度の遅いジュースを扱う場合は、内径寸法Dが大きいコック30を装着すると、コック30の流路面積が増すため、抽出速度を上げジュースの出を良くすることができる。また、粘性が低く抽出速度の速いジュースを扱う場合は、内径寸法Dが小さいコック30を装着すると、コック30の流路面積が小さくなるため、速すぎる抽出速度を適度に抑えることができる。このように、ジュースの種類に応じて抽出速度を調節することができ、周囲を汚すことなく短時間でジュースを注ぎ分けることができるため、使い勝手を向上することができる。
以上のように、本実施の形態においては、コック栓押さえ40とコック30の取り付け部にネジを形成し、コック栓押さえ40の高さ位置を調節可能にするとともに、コックパッキン38のコック30と当接する部分に、リブ36とリップ37を形成することにより、コック栓押さえ40をねじり、コックレバー45が当接する上面の高さ位置を変えると、コックレバー45を倒した時に開くコックパッキン38とコック30の間の開口寸法が変わり、コック30内の流路30a中の開口面積を変えることができるため、ジュースの種類に応じてジュースの抽出速度を調節することができ、種類に関係なく抽出時間を使用者のペースに合わせ作業性の良い一定の時間に調節できるため、短時間で支障なく効率的にジュースを注ぎ分けることができ、使い勝手を向上させることができる。
また、外径の異なるコックパッキン38を複数具備し、コックパッキン38を容易に交換できる構成にすれば、外径の異なるコックパッキン38を交換することにより、流路面積を変えることができるため、ジュースの種類に応じコックパッキン38を使い分けて抽出速度を調節することができ、種類に関係なく抽出時間を作業性の良い一定の時間に調節できるため、短時間で支障なく効率的にジュースを注ぎ分けることができ、使い勝手を向上することができる。
また、流路面積の異なるコック30を複数具備し、コック30を容易に交換できる構成にすれば、コック30を交換することにより流路面積を変えることができるため、ジュースの種類に応じコック30を使い分けて抽出速度を調節することができ、種類に関係なく抽出時間を作業性の良い一定の時間に調節できるため、短時間で支障なく効率的にジュースを注ぎ分けることができ、使い勝手を向上することができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の第2の実施の形態におけるミキサーのコックの要部断面図である。なお、上記第1の実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図6に示すように、調理物の流路を構成するコック30の中ほどの片側にネジ穴52を貫通させて形成し、そのネジ穴52に、コック30の流路30a内に突出する突出体としての調節ネジ53を着脱自在に取り付けたものである。調節ネジ53の長さは、その先端がコック30の流路30aの一部に突出するように形成され、その突出量を調節ネジ53をねじって調節できるよう、つまみ部54が設けられている。
以上のように構成されたミキサーについて、以下にその動作と作用を説明する。
ジュースの抽出は、実施の形態1と同様にコックレバー45を倒すと、コックパッキン38が上がってシールが解放され、容器14中のジュースがコック30内の流路30aを流れ抽出口29からコップに注がれる。
この際、粘性が高く抽出速度の遅いジュースを扱う場合は、調節ネジ53のつまみ部54をねじって先端の流路30a内への突出量を小さくすると流路面積が増すため、抽出速度を上げてジュースの出を良くし抽出時間を短縮することができる。また、粘性が低く抽出速度の速いジュースを扱う場合は、つまみ部54をねじって調節ネジ53の先端の流路30aへの突出量を大きくすると流路面積が小さくなるため、速すぎる抽出速度を適度に抑え、ジュースのオーバーフローや跳ね散りを防止することができる。
以上のように、本実施の形態においては、コック30に片側を貫通し先端が流路30aの一部に突出する調節ネジ53を配設し、その突出量を調節できるよう調節ネジ53につまみ部54を設けることにより、つまみ部54をつまんで調節ネジ53をねじり、調節ネジ53先端の突出量を調節してコック30内の流路面積を変えることができるため、ジュースの種類に応じて抽出速度を調節することができ、種類に関係なく抽出時間を使用者のペースに合わせ作業性の良い一定の時間に調節できるため、周囲を汚すことなくスムーズにすばやくジュースを注ぎ分けることができ、使い勝手を向上させることができる。
以上のように、本発明にかかるミキサーは、調理物の抽出速度の調節が可能となるので、調理物、飲料、液体などを収納する各種容器の抽出機構等に広く適用できる。
本発明の実施の形態1におけるミキサーの斜視図 同ミキサーのコックを閉じている時の詳細断面図 同ミキサーのコックを開いている時の詳細断面図 同ミキサーのコック部を分解した状態を示す斜視図 (a)同ミキサーのコックレバーを分解する時の様子を示す斜視図(b)同ミキサーのコック栓を分解した状態を示す斜視図 本発明の実施の形態2におけるミキサーのコックの要部断面図
符号の説明
14 容器
17 容器台
23 カッター
29 抽出口
30 コック
30a 流路
38 コックパッキン
39 コック栓
40 コック栓押さえ
45 コックレバー
53 調節ネジ(突出体)

Claims (4)

  1. モータを内蔵した本体と、容器とカッターと抽出口を具備し前記本体の上に載置される容器台と、前記容器台に取り付けられ前記容器内の調理物を抽出する流路を有するコックと、弾性材料からなるコックパッキンを有するコック栓と、前記コック栓に回動自在に取り付けられると共に前記コックパッキンで前記流路を開閉する方向に前記コック栓を駆動するコックレバーと、上面が前記コックレバーに当接するとともに前記コック栓を摺動自在に支持するコック栓押さえとを備え、前記コック栓押さえを前記コックに取り付けると共に、その取り付け位置を調節可能としたミキサー。
  2. モータを内蔵した本体と、容器とカッターと抽出口を具備し前記本体の上に載置される容器台と、前記容器台に取り付けられ前記容器内の調理物を抽出する流路を有するコックと、弾性材料からなるコックパッキンを有するコック栓と、前記コック栓に回動自在に取り付けられると共に前記コックパッキンで前記流路を開閉する方向に前記コック栓を駆動するコックレバーと、前記流路内に突出する突出体と、その突出量を調節するためのつまみ部を設けたミキサー。
  3. モータを内蔵した本体と、容器とカッターと抽出口を具備し前記本体の上に載置される容器台と、前記容器台に取り付けられ前記容器内の調理物を抽出する流路を有するコックと、弾性材料からなるコックパッキンを有するコック栓と、前記コック栓に回動自在に取り付けられると共に前記コックパッキンで前記流路を開閉する方向に前記コック栓を駆動するコックレバーとを備え、外径の異なる前記コックパッキンを交換自在としたミキサー。
  4. モータを内蔵した本体と、容器とカッターと抽出口を具備し前記本体の上に載置される容器台と、前記容器台に取り付けられ前記容器内の調理物を抽出する流路を有するコックと、弾性材料からなるコックパッキンを有するコック栓と、前記コック栓に回動自在に取り付けられると共に前記コックパッキンで前記流路を開閉する方向に前記コック栓を駆動するコックレバーとを備え、流路面積の異なる前記コックを交換自在としたミキサー。
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