JP2005326066A - 熱交換器 - Google Patents

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    • F28D1/05375Assemblies of conduits connected to common headers, e.g. core type radiators with particular pattern of flow, e.g. change of flow direction

Abstract

【課題】タンクへのチューブの挿入量を均一化し、しかもチューブの端部の変形のおそれを確実に解消でき、流路抵抗の増加、ろう付け強度の低下を確実に防止できる高品質の熱交換器を提供する。
【解決手段】一対のタンクと、該タンクに挿入され両タンクを互いに連通する複数の扁平チューブと、該扁平チューブ間に配設されるフィンとを有する熱交換器において、前記扁平チューブの端部に、該扁平チューブの内外方の少なくとも一方に膨出するリブと、前記タンク内への扁平チューブの挿入量を規制するストッパとを設けたことを特徴とする熱交換器。
【選択図】図4

Description

本発明は、タンク壁に形成された挿入孔に扁平チューブが挿入されるタイプの熱交換器に関し、中でも、とくに車両用空調装置等に好適な熱交換器に関する。
従来から、一対のタンクと、該タンクを互いに連通する複数の扁平チューブとを有する熱交換器はよく知られている。このような熱交換器は各部材を仮り組みし(アセンブリ状態)、各部材が炉中において一括してろう付けされ生産されるようになっている。このような熱交換器は具体的には、たとえば図14に示すように、タンク100の座板101に穿設されたチューブ挿入孔102に扁平チューブ103の端部が挿入されるようになっている。なお、図14において104は扁平チューブ103間に配設されるフィンを示している。しかし、このような構成においては、タンク100内部への扁平チューブ103の挿入量(挿入代)にばらつきが生じるおそれがあり、たとえば扁平チューブ103の挿入量が大きくなり過ぎると、タンク100内における流路抵抗が増大するおそれがある。一方、扁平チューブ103の挿入量が小さくなり過ぎると、扁平チューブ103の外面と挿入孔102の周縁とのろう付け面積が減少し、ろう付け強度が低下するおそれがある。また、仮り組み状態の熱交換器をろう付けする際には、扁平チューブ103とフィン104の積層方向の両側を治具で挟持するが、治具とアルミニウム材料等からなる熱交換器の各部材との線膨張係数の相違から、熱交換器が治具により強く挟持され、扁平チューブ103の端部が変形するおそれもある。
このような問題に対応すべく、たとえば図15ないし図17に示すように、チューブ105の端部に外方に突出するとともに、チューブ105の幅方向に延びる突出部106を形成し、チューブ105の挿入量の均一化、および、ろう付け接合中のチューブとタンクとの位置ずれ防止を達成しようとする提案もなされている(特許文献1)。
しかし、上記のような提案においては、チューブ105が強く挿入された場合には、座板101のチューブ挿入孔102の周縁が変形し、該周縁が突出部106を乗り越えチューブ105の挿入量が確実に規制できなくなるおそれもある。また、この際、突出部106にチューブ挿入孔102の周縁側から過大な応力が作用すると、チューブ105が変形するおそれがある。チューブ105が変形した場合には、接合強度の低下や流路抵抗の増大等の不具合を招来するおそれもある。
特開平2−242095号公報
そこで本発明の課題は、タンクへのチューブの挿入量を均一化し、しかもチューブの端部の変形のおそれを確実に解消でき、流路抵抗の増加、ろう付け強度の低下を確実に防止できる高品質の熱交換器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る熱交換器は、一対のタンクと、該タンクに挿入され両タンクを互いに連通する複数の扁平チューブと、該扁平チューブ間に配設されるフィンとを有する熱交換器において、前記扁平チューブの端部に、該扁平チューブの内外方の少なくとも一方に膨出するリブと、前記タンク内への扁平チューブの挿入量を規制するストッパとを設けたことを特徴とするものからなる。
このような熱交換器においては、扁平チューブの内外方の少なくとも一方に膨出するリブと、前記タンク内への扁平チューブの挿入量を規制するストッパとが設けられている。このため、たとえば扁平チューブの幅方向に延設されるリブにより、主に扁平チューブの端部の強度が向上され変形が防止される。一方、たとえば扁平チューブの外方に突出する凸部により形成されるストッパがチューブ挿入孔の周縁に係止されることにより、主に扁平チューブのタンク内への挿入量が規制される。したがって、タンク内への扁平チューブの挿入量の均一化、扁平チューブの端部の強度の向上が同時にしかも効果的に達成されるので、流路抵抗の増大のおそれを確実に解消でき、しかもろう付け強度に優れた高品質の熱交換器を提供できる。
上記リブは、扁平チューブの内外方のいずれかに膨出さて形成することも可能である。たとえば、リブを扁平チューブの内方に膨出させれば、リブをチューブ内に挿入されるインナーフィンのチューブ長手方向に対する位置決めに利用することもできる。
上記リブは、扁平チューブの幅方向に延設されるものであることが好ましい、このようにリブを形成することにより、扁平チューブの端部の強度を広範に向上できるので、扁平チューブの変形を確実に防止できる。このようなリブの延設代は、とくに限定されるものではないが、たとえば扁平チューブの幅方向の寸法の約1/3程度であれば十分にその機能を発揮できる。
上記ストッパは、たとえば扁平チューブの外方に突出する凸部により形成することができる。
上記リブとストッパの個数、および配置の仕方はとくに限定されるものではないが、たとえばリブの延設方向の両側にストッパを配置する構成、リブとリブとの間にストッパを配置する等の配置を採用できる。
上記リブとストッパとの位置関係は、上記ストッパの少なくとも一部がリブよりも扁平チューブの端部側に延設されていることが好ましい。このような構成においては、扁平チューブの端部がタンクのチューブ挿入孔に挿入される際には、まず先にストッパの一部がチューブ挿入孔の周縁に確実に当接されチューブの過度の挿入が規制されるため、リブがチューブ挿入孔の周縁から過大な応力を受けて変形するような不都合が確実に解消される。上記ストッパの少なくとも一部をリブよりも扁平チューブの端部側に延設するためには、扁平チューブ長手方向に対するリブの寸法よりも、扁平チューブ長手方向に対するストッパの寸法を大きく形成すればよい。たとえば、リブの幅よりもストッパの径を大きく形成すればよい。
前記リブとストッパとは互いに連結して(つまり、連続的に)形成してもよく、互いに独立して(つまり、不連続的に)形成することも可能である。上記のようなリブおよびストッパは、たとえばプレス加工等により一つの工程で簡単に成形できる。
上記のような本発明に係る熱交換器によれば、タンク内への扁平チューブの挿入量の均一化、扁平チューブの端部の強度の向上が同時にしかも効果的に達成されるので、流路抵抗の増大のおそれを確実に解消でき、しかもろう付け強度に優れた高品質の熱交換器を提供できる。
以下に、本発明の熱交換器の望ましい実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1ないし図8は、本発明の第1実施態様に係る熱交換器を示している。図において、1は熱交換器を示している。熱交換器1は、一対のタンクを有しており、一対のタンクはタンク2とタンク3とからなっている。タンク2、3は複数の扁平チューブ4により連通されている。扁平チューブ4間にフィン5が配設されている。
タンク2は図4に示すように、タンク部材9と座板10、およびキャップ11、12から形成されている。座板10には、扁平チューブ4の端部が挿入される長孔形状のチューブ挿入孔13が複数穿設されている。チューブ挿入孔13の周縁にはバール19が形成されている。タンク2内部は、図4に示すように仕切板6により2室に区画されており、一方の室には入口パイプ7が接続され、他方の室には出口パイプ8が接続されている。
タンク3も上記タンク2と略同様に形成されており、図4に示すように、タンク部材14と座板15、およびキャップ16、17から形成されている。座板15には、扁平チューブ4の端部が挿入される長孔形状のチューブ挿入孔18が複数穿設されている。チューブ挿入孔18の周縁にはバール19が設けられている。
扁平チューブ4の長手方向の両端には、図6、図7に示すように扁平チューブ4の外方に膨出するリブ20と、前記タンク2、3内への扁平チューブ4の挿入量を規制するストッパ21とが設けられている。また、リブ20およびストッパ21は扁平チューブ4の面28、29の両面にもうけられている。
本実施態様においては、リブ20は、扁平チューブ4幅方向(図6の左右方向)に延設されている。リブ20とストッパ21は互いに独立して(つまり、不連続的に)形成されている。リブ20の延設代は、とくに限定されるものではないが、たとえば扁平チューブ4の幅方向の寸法の約1/3程度に設定できる。
ストッパ21は、扁平チューブ4の外方に突出する凸部22により形成されている。本実施態様においては、ストッパ21はリブ20の延設方向の両端に設けられている。
ストッパ21の少なくとも一部はリブ20よりも扁平チューブ4の端部側に延設されている。本実施態様においては、扁平チューブ長手方向(図6の上下方向)に対するリブ20の寸法Aよりも、扁平チューブ長手方向に対するストッパ21の寸法(外径)Bを大きく形成することにより、ストッパ21の少なくとも一部がリブ20よりも扁平チューブ4の端部側に延設されるようになっている。このようなリブ20およびストッパ21は、たとえばプレス加工等により一つの工程で簡単に成形できる。本実施態様においては、一枚の板材23の四隅にリブ20とストッパ21を予め形成しておき、線Cに沿って板材23を折り曲げることにより扁平チューブ4が形成されるようになっている。
このような熱交換器1においては、扁平チューブ4の外方に膨出するリブ20と、前記タンク2、3内への扁平チューブ4の挿入量を規制するストッパ21とが設けられている。このため、扁平チューブ4の幅方向に延設されるリブ20により、主に扁平チューブ4の端部の強度が向上され変形が防止される。一方、扁平チューブ4の外方に突出する凸部22により形成されるストッパ21がチューブ挿入孔13、18の周縁に係止されることにより、主に扁平チューブ4のタンク2、3内への挿入量が規制される(図5)。したがって、タンク2、3内への扁平チューブ4の挿入量の均一化、扁平チューブ4の端部の強度の向上が同時にしかも効果的に達成されるので、流路抵抗の増大のおそれを確実に解消でき、しかも、ろう付け強度に優れた高品質の熱交換器1を提供できる。
また、リブ20は、扁平チューブ4の幅方向に延設されているので、扁平チューブ4の端部の強度を広範に向上でき、扁平チューブ4の変形を確実に防止できる。このようなリブ20の延設代は、とくに限定されるものではないが、たとえば扁平チューブ4の幅方向の寸法の約1/3程度であれば十分にその機能を発揮できる。
また、ストッパ21の少なくとも一部はリブ20よりも扁平チューブの端部側に延設されている。したがって、扁平チューブ4の端部がタンク2、3のチューブ挿入孔13、18に挿入される際には、まず先にストッパ21の外縁がチューブ挿入孔13、18の周縁に確実に当接されチューブ4の過度の挿入が規制されるため、リブ20がチューブ挿入孔13、18の周縁から過大な応力を受けて変形するような不都合が確実に解消される。また、本実施態様においては、ストッパ21はリブ20の延設方向の両端に設けられているので、扁平チューブ4の端部がタンク2、3のチューブ挿入孔13、18に挿入される際の挿入姿勢を正しく保持することもできる。
図9、図10は本発明の第2実施態様に係る熱交換器の扁平チューブ24を示している。なお、上記第1実施態様と同一の部材には同一の番号を付しその説明を省略することとする。本実施態様においては、扁平チューブ24の長手方向の両端には、扁平チューブ24の外方に膨出するリブ25と、前記タンク2、3内への扁平チューブ24の挿入量を規制するストッパ26とが設けられている。また、リブ25およびストッパ26は扁平チューブ24の面30、31の両面に設けられている。
リブ25は、扁平チューブ24幅方向(図9の左右方向)に延設されている。ストッパ26は、扁平チューブ24の外方に突出する凸部27により形成されている。本実施態様においては、ストッパ26はリブ25の延設方向の両端に連結して(つまり、連続的に)形成されている。
ストッパ26の少なくとも一部はリブ25よりも扁平チューブ24の端部側に延設されている。本実施態様においては、扁平チューブ長手方向(図9の上下方向)に対するリブの寸法Dよりも、扁平チューブ長手方向に対するストッパ21の寸法(外径)Eを大きく形成することにより、ストッパ26の少なくとも一部がリブ25よりも扁平チューブ24の端部側に延設されるようになっている。このようなリブ25およびストッパ26は、たとえばプレス加工等により一つの工程で簡単に成形できる。
本実施態様においても、上記第1実施態様の作用に準じ、扁平チューブ24の幅方向に延設されるリブ25により、主に扁平チューブ24の端部の強度が向上され変形が防止される。一方、扁平チューブ24の外方に突出する凸部27により形成されるストッパ26がチューブ挿入孔13、18の周縁に係止されることにより、主に扁平チューブ24のタンク2、3内への挿入量が規制される。よって、タンク2、3内への扁平チューブ24の挿入量の均一化、扁平チューブ24の端部の強度の向上が同時にしかも効果的に達成されるので、流路抵抗の増大のおそれを確実に解消でき、しかも、ろう付け強度に優れた高品質の熱交換器を提供できる。
また、ストッパ26の少なくとも一部はリブ25よりも扁平チューブ24の端部側に延設されている。したがって、扁平チューブ24の端部がタンク2、3のチューブ挿入孔13、18に挿入される際には、まず先にストッパ26の外縁がチューブ挿入孔13、18の周縁に確実に当接されチューブ24の過度の挿入が規制されるため、リブ25がチューブ挿入孔13、18の周縁から過大な応力を受けて変形するような不都合が確実に解消される。また、本実施態様においては、ストッパ26はリブ25の延設方向の両端に設けられているので、扁平チューブ24の端部がタンク2、3のチューブ挿入孔13、18に挿入される際の挿入姿勢を正しく保持することもできる。
図11、図12は本発明の第3実施態様に係る熱交換器の扁平チューブ32を示している。なお、上記第1、第2実施態様と同一の部材には同一の番号を付しその説明を省略することとする。本実施態様においては、扁平チューブ32の長手方向の両端には、扁平チューブ32の外方に膨出するリブ33、34と、前記タンク2、3内への扁平チューブ32の挿入量を規制するストッパ35とが設けられている。また、リブ33、34およびストッパ35は扁平チューブ32の面36、37の両面に設けられている。
リブ33、34は、扁平チューブ32幅方向(図11の左右方向)に延設されている。ストッパ35は、扁平チューブ32の外方に突出する凸部38により形成されている。本実施態様においては、ストッパ35はリブ33、34の間に設けられている。ストッパ35とリブ33、34は互いに独立して(つまり、連続的に)形成されている。ただし、図13に示すように連結して(つまり、連続的に)形成してもよい。
ストッパ35の少なくとも一部は、リブ33、34よりも扁平チューブ32の端部側に延設されている。本実施態様においては、扁平チューブ長手方向(図11の上下方向)に対するリブの寸法F、Gよりも、扁平チューブ長手方向に対するストッパ21の寸法(外径)Hを大きく形成することにより、ストッパ35の少なくとも一部がリブ33、34よりも扁平チューブ32の端部側に延設されるようになっている。このようなリブ33、34およびストッパ35は、たとえばプレス加工等により一つの工程で簡単に成形できる。
本実施態様においても、上記第1、第2実施態様の作用に準じ、扁平チューブ32の幅方向に延設されるリブ33、34により、主に扁平チューブ35の端部の強度が向上され変形が防止される。一方、扁平チューブ32の外方に突出する凸部38により形成されるストッパ35がチューブ挿入孔13、18の周縁に係止されることにより、主に扁平チューブ32のタンク2、3内への挿入量が規制される。よって、タンク2、3内への扁平チューブ32の挿入量の均一化、扁平チューブ32の端部の強度の向上が同時にしかも効果的に達成されるので、流路抵抗の増大のおそれを確実に解消でき、しかも、ろう付け強度に優れた高品質の熱交換器を提供できる。
また、ストッパ35の少なくとも一部はリブ33、34よりも扁平チューブ32の端部側に延設されている。したがって、扁平チューブ32の端部がタンク2、3のチューブ挿入孔13、18に挿入される際には、まず先にストッパ35の外縁がチューブ挿入孔13、18の周縁に確実に当接されチューブ32の過度の挿入が規制されるため、リブ33、34がチューブ挿入孔13、18の周縁から過大な応力を受けて変形するような不都合が確実に解消される。
本発明は、タンク壁に形成された挿入孔に扁平チューブが挿入されるタイプの熱交換器に適用でき、とくに車両用空調装置等に好適な熱交換器に適用できる。
本発明の第1実施態様に係る熱交換器の外観を示す正面図である。 図1の熱交換器のII−II線に沿う矢視図である。 図1の熱交換器のIII−III線に沿う矢視図である。 図1の熱交換器の分解斜視図である。 図1の熱交換器の扁平チューブのチューブ挿入孔への挿入状態を示す部分拡大断面図である。 図1の熱交換器の扁平チューブの平面図である。 図6の扁平チューブのVII−VII線に沿う矢視図である。 図7の扁平チューブを形成する板材の平面図である。 本発明の第2実施態様に係る熱交換器の扁平チューブの平面図である。 図9の扁平チューブのX−X線に沿う矢視図である。 本発明の第3実施態様に係る熱交換器の扁平チューブの平面図である。 図11の扁平チューブのXII−XII線に沿う矢視図である。 図11とは別の態様の扁平チューブの平面図である。 従来の熱交換器のタンクへの扁平チューブの挿入状態を示す部分拡大断面図である。 図14とは別の熱交換器の扁平チューブの正面図である。 図15の熱交換器の扁平チューブのXVI−XVI線に沿う矢視図である。 図15の扁平チューブの熱交換器のタンクへの挿入状態を示す部分拡大断面図である。
符号の説明
1 熱交換器
2、3 タンク
4、24、32 扁平チューブ
5 フィン
6 仕切板
7 入口パイプ
8 出口パイプ
9、14 タンク部材
10、15 座板
11、12、16、17 キャップ
13、18 チューブ挿入孔
19 バール
20、25、33、34 リブ
21、26、35 ストッパ
22、27、38 凸部
23 板材
28、29、30、31、36、37 面

Claims (9)

  1. 一対のタンクと、該タンクに挿入され両タンクを互いに連通する複数の扁平チューブと、該扁平チューブ間に配設されるフィンとを有する熱交換器において、前記扁平チューブの端部に、該扁平チューブの内外方の少なくとも一方に膨出するリブと、前記タンク内への扁平チューブの挿入量を規制するストッパとを設けたことを特徴とする熱交換器。
  2. 前記リブが扁平チューブ幅方向に延設されている、請求項1の熱交換器。
  3. 前記リブの延設方向の両側にストッパが設けられている、請求項1または2の熱交換器。
  4. 前記リブが複数設けられており、各リブ間にストッパが設けられている、請求項1または2の熱交換器。
  5. 前記ストッパが扁平チューブの外方に突出する凸部からなる、請求項1ないし4のいずれかに記載の熱交換器。
  6. 前記ストッパの少なくとも一部がリブよりも扁平チューブの端部側に延設されている、請求項1ないし5のいずれかに記載の熱交換器。
  7. 前記扁平チューブ長手方向に対するリブの寸法よりも、扁平チューブ長手方向に対するストッパの寸法の方が大きく形成されている、請求項1ないし6のいずれかに記載の熱交換器。
  8. 前記リブとストッパとが互いに連結して形成されている、請求項1ないし7のいずれかに記載の熱交換器。
  9. 前記リブとストッパとが互いに独立して形成されている、請求項1ないし7のいずれかに記載の熱交換器。
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