JP2005326034A - 高温ガス用チューブ式熱交換器 - Google Patents

高温ガス用チューブ式熱交換器 Download PDF

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隆行 須山
Tsutomu Wada
努 和田
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Abstract

【課題】 熱交換効率の向上を図り、コストの低減化を図る。
【解決手段】 本発明は、左右方向に複数列及び上下方向に複数段に渡って千鳥状に配列されたチューブ13の内部を流通する低温流体と、各チューブ13の間を流通する高温ガスとの間で熱交換を行うように構成された高温ガス用チューブ式熱交換器11であって、各チューブ13は、前記高温ガスの下方側の流通路18,24の高さが上方側の流通路19,25の高さより高くなるように配設されていることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、熱交換器に関し、特に、チューブ内を流通する低温流体と、該チューブの外側を流通する高温ガスとの間で熱交換を行うように構成された高温ガス用チューブ式熱交換器に関する。
従来、ガス給湯器等において、高温ガス用チューブ式熱交換器が使用されている。
図4に示すように、この種の高温ガス用チューブ式熱交換器1には、ケーシング2の内部に、左右方向に複数列及び上下方向に複数段に渡ってチューブ3が均等ピッチで千鳥状に配列されており、各チューブ3は、下流側の列の斜め下方のチューブ3との垂直ピッチ(図4中のP)と、下流側の列の斜め上方のチューブ3との垂直ピッチ(図4中のP’)が等しくなるように配設されている。
そして、この高温ガス用チューブ式熱交換器1において、各チューブ3内には低温流体、例えば、水が流通する一方、高温ガスは、横向きで流入後、各チューブ3の間を流通し、チューブ3内を流通する水との間で熱交換を行い、低温ガスとなって外部に排出されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−305985号公報
しかしながら、上記した従来の高温ガス用チューブ式熱交換器1では、高温ガスの比重が軽いので、熱交換器1内に流入した高温ガスが、上方部分に偏流してしまい、上方のチューブ3と下方のチューブ3との間において、交換熱量に差が生じ、全体として熱交換効率が低下するといった問題があった。
そのため、従来は、熱交換器1内部にバッフル板を追加したり、或いは、チューブ3の本数や長さを増やしたり、フィン等の部品を追加したりして、熱交換効率の向上を図っていた。
しかしながら、このような従来の方法では、熱交換器1が大型化し、部品点数が増加し、コストの増大の要因となっていた。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、熱交換効率の向上を図り、コストの低減化を図ることが可能な高温ガス用チューブ式熱交換器を提供しようとするものである。
本発明は、左右方向に複数列及び上下方向に複数段に渡って千鳥状に配列されたチューブの内部を流通する低温流体と、該各チューブの間を流通する高温ガスとの間で熱交換を行うように構成された高温ガス用チューブ式熱交換器であって、前記各チューブは、前記高温ガスの下方側の流通路の高さが上方側の流通路の高さより高くなるように配設されていることを特徴とする。
そして、好ましくは、前記チューブは、各列共に、上下間のピッチが下方側程、大きくなるように配設されているのがよい。
また、前記チューブは、各列共に、上下間の配列ピッチが等しく、下流側の列の斜め上方のチューブとのピッチが、下流側の列の斜め下方のチューブとのピッチより大きくなるように配設されていてもよい。
本発明によれば、高温ガスの下方側の流通路の高さが上方側の流通路の高さより高くなるようにチューブが配設されているため、熱交換時、高温ガスは、上方に偏流することなく、下方にも均等に流れるようになる。したがって、上方のチューブと下方のチューブとの間において、交換熱量に差が生じることがなく、全体として熱交換効率の向上を図ることができる。
また、熱交換効率を向上させるために、バッフル板やフィン等の部品を追加したり、チューブの本数や長さを増やしたりする必要がないため、コストの低減化を図ることができる等、種々の優れた効果を得ることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。
先ず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の第1の実施の形態に係る高温ガスチューブ式熱交換器について説明する。ここで、図1は該実施の形態に係る高温ガス用チューブ式熱交換器を示す斜視図、図2は高温ガス用チューブ式熱交換器におけるチューブの配列の例を示す説明図である。なお、以下の説明においては、本発明の実施の形態に係る高温ガス用チューブ式熱交換器を、ガス給湯器に適用した場合について例示して説明する。
この高温ガス用チューブ式熱交換器11は、直方体箱状のケーシング12と、ケーシング12の内部において長手方向に沿って平行に配設された複数数の円筒パイプ状チューブ13から成るチューブ群14と、ケーシング12の両端部にそれぞれ設けられた低温流体入口側ヘッダ15及び低温流体出口側ヘッダ16とを主体に構成されている。
また、ケーシング12の両側面にはそれぞれ、高温流体入口側開口部17、高温流体出口側開口部(図示せず)が形成されており、高温流体は、高温流体入口開口部17を通って、チューブ群14に対して直交する方向で横向きに流入するようになっている。
チューブ群14の各チューブ13は、図2に良く示されているように、左右方向に複数列(図2では9列)及び上下方向に複数段(図2では9段)に渡って千鳥状に配列されており、各列共に、上下間のピッチが下方側程、大きくなるように配設されている。これにより、下流側の列の斜め下方のチューブ13との垂直ピッチ(図2中のP)より、下流側の列の斜め上方のチューブ13との垂直ピッチ(図4中のP’)の方が大きくなり、高温ガスの下方側の流通路18の高さは上方側の流通路19の高さより高くなる。
次に、本発明の実施の形態に係る高温ガス用チューブ式熱交換器11の作用を説明する。
約20℃の水が、低温流体入口側ヘッダ15を介して、チューブ群14の各チューブ13内に流入し、チューブ13内を流通する。また、約200℃の高温ガスは、高温流体入口側開口部17を介して、ケーシング12内のチューブ群14に対して直交する方向で横向きに流入し、各チューブ13の間を流通する。そして、その高温ガスは、チューブ13内を流通する水との間で熱交換を行い、約50℃の低温ガスとなり、前記低温流体出口側開口部から外部に排出される。一方、チューブ13内の水は、高温ガスから吸熱し、約25℃の温度となり、低温流体出口側ヘッダ16から外部に流出する。
このように熱交換が行われている間、チューブ群14の各列のチューブ13はいずれも、上下間のピッチが下方側程、大きくなるように配設されているため、高温ガスは、上方に偏流することなく、下方にも均等に流れるようになる。したがって、上方のチューブ13と下方のチューブ13との間において、交換熱量に差が生じることがなく、全体として熱交換効率の向上を図ることができる。また、熱交換効率を向上させるために、ケーシング12内部にバッフル板やフィン等の部品を追加したり、或いは、チューブ13の本数や長さを増やしたりする必要がないため、コストの低減化を図ることができる。
次に、図3を参照しつつ、本発明の第2の実施の形態に係る高温ガスチューブ式熱交換器について説明する。ここで、図3は該実施の形態に係る高温ガス用チューブ式熱交換器におけるチューブの配列の例を示す説明図である。なお、説明の簡略化のため、以下の説明において、上記した第1の実施の形態に係る高温ガス用チューブ式熱交換器と同様の構成については、図3中、図1及び図2と同一の符号を付し、その構成に関する詳細な説明は省略する。
本実施の形態に係る高温ガス用チューブ式熱交換器21においては、ケーシング22が平行四辺形の断面形状を成しており、そのケーシング22の断面形状に合わせて、複数のチューブ13が斜め千鳥状に配設され、チューブ群23が形成されている。チューブ群23の各チューブ13は、左右斜め方向に複数列(図3では9列)及び上下方向に複数段(図3では9段)に渡って配列されており、チューブ13は、各列共に、上下間のピッチが等しく、下流側の列の斜め下方のチューブ13とのピッチ(図3中のP)より、下流側の列の斜め上方のチューブ13とのピッチ(図3中のP’)の方が大きくなるように、配設されている。
これにより、高温ガスの下方側の流通路24の高さが上方側の流通路25の高さより高くなり、高温ガスが下方側の流通路24にも流通し易くなり、熱交換時、高温ガスが、上方に偏流することなく、下方にも均等に流れるようになる。したがって、上方のチューブ13と下方のチューブ13との間において、交換熱量に差が生じることがなく、全体として熱交換効率の向上を図ることができる。また、熱交換効率を向上させるために、ケーシング22内部にバッフル板やフィン等の部品を追加したり、或いは、チューブ13の本数や長さを増やしたりする必要がないため、コストの低減化を図ることができる。
なお、上記した第1及び第2の実施の形態において説明したチューブ13の配列は、単なる例示に過ぎず、高温ガスの下方側の流通路の高さが上方側の流通路の高さより高くなるように配設されていれば、他の配列であってもよい。
また、上記した第1及び第2の実施の形態では、本発明をガス給湯器に適用した場合について説明したが、これは単なる例示に過ぎず、本発明は、ガス給湯器以外の他の用途にも適用可能であることは言う迄もない。
本発明の第1の実施の形態に係る高温ガス用チューブ式熱交換器を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る高温ガス用チューブ式熱交換器におけるチューブの配列の例を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る高温ガス用チューブ式熱交換器におけるチューブの配列の例を示す説明図である。 従来例におけるチューブの配列を示す説明図である。
符号の説明
11 熱交換器
13 チューブ
18 下方側の流通路
19 上方側の流通路
21 熱交換器
24 下方側の流通路
25 上方側の流通路

Claims (3)

  1. 左右方向に複数列及び上下方向に複数段に渡って千鳥状に配列されたチューブの内部を流通する低温流体と、該各チューブの間を流通する高温ガスとの間で熱交換を行うように構成された高温ガス用チューブ式熱交換器であって、
    前記各チューブは、前記高温ガスの下方側の流通路の高さが上方側の流通路の高さより高くなるように配設されていることを特徴とする高温ガス用チューブ式熱交換器。
  2. 前記チューブは、各列共に、上下間のピッチが下方側程、大きくなるように配設されている請求項1に記載の高温ガス用熱交換器。
  3. 前記チューブは、各列共に、上下間の配列ピッチが等しく、下流側の列の斜め上方のチューブとのピッチが、下流側の列の斜め下方のチューブとのピッチより大きくなるように配設されている請求項1に記載の高温ガス用チューブ式熱交換器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112728973A (zh) * 2020-12-31 2021-04-30 上海蓝滨石化设备有限责任公司 一种管式换热器

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