JP2005324565A - Seat device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、乗員が座る部分であるシートクッションを前端から跳ね上げるためのチップアップ機構と、シートの前後方向へのスライドを規制するスライドロック機構とを主に備えるシート装置に関するものである。 The present invention relates to a seat apparatus that mainly includes a tip-up mechanism for flipping up a seat cushion, which is a part where an occupant sits, from a front end, and a slide lock mechanism that restricts sliding of the seat in the front-rear direction.
一般に、ミニバン等の車両に設けられるシート装置では、車両後部の荷台スペースや後部座席の前側のスペースを確保するために、後部座席が前後移動可能となる構造を採用する他、前記したスペースをさらに広げるために、乗員が座る部分であるシートクッションを前端から跳ね上げる(以下、「チップアップ」ともいう)ことで後部座席の前後長を縮ませることが可能な構造を採用している。 In general, in a seat device provided in a vehicle such as a minivan, in addition to adopting a structure in which the rear seat can be moved back and forth in order to secure a loading platform space at the rear of the vehicle and a space on the front side of the rear seat, the above-described space is further increased. In order to expand, a structure is adopted in which the front and rear lengths of the rear seat can be shortened by flipping up the seat cushion, which is the part where the occupant sits, from the front end (hereinafter also referred to as “chip-up”).
前記したような構造を有するシート装置として、従来、以下に示すようなものが知られている(特許文献1参照)。具体的に、このシート装置は、車体のフロアに設置されるスライドレールの適所に形成された孔と係合することでシートの前後方向における位置を固定(ロック)するためのスライドロック機構と、常時チップアップされる方向にスプリングによって付勢されるシートクッションを着座位置と跳上位置とにロックさせるためのシートクッションロック機構とを主に有している。そして、このシート装置では、一つの操作ノブによって前記シートクッションロック機構によるロックを解除すると、シートクッションがチップアップするとともに、このチップアップ動作に連動してスライドロック機構によるロックも解除されてシートの前後移動が可能な構造となっている。 Conventionally, as a sheet apparatus having the above-described structure, the following apparatus is known (see Patent Document 1). Specifically, the seat device includes a slide lock mechanism for fixing (locking) the position in the front-rear direction of the seat by engaging with a hole formed at an appropriate position of a slide rail installed on the floor of the vehicle body, It mainly has a seat cushion locking mechanism for locking the seat cushion urged by a spring in the always tip-up direction to the seating position and the jumping position. In this seat device, when the lock by the seat cushion lock mechanism is released by one operation knob, the seat cushion is tipped up, and the lock by the slide lock mechanism is also released in conjunction with the tip up operation, so that the seat The structure can be moved back and forth.
しかしながら、前記した技術では、シートバックの角度を変える機構が前記した操作ノブに連動していなかったため、荷台スペースを広く確保するために、シートクッションを跳ね上げ、シートを前方にスライドさせつつ、シートバックを前倒しするときは、各操作を別々に行う必要があり、操作性が悪いという問題があった。
また、リクライニングレバーは、シートクッションの側部に配設されていることが多く、テールゲート(車両後部ドア)側から荷物を積載するとき、車両外部から手が届きにくいという問題があった。
However, in the above-described technology, the mechanism for changing the angle of the seat back is not linked to the operation knob described above. Therefore, in order to secure a large cargo space, the seat cushion is flipped up and the seat is slid forward, When the bag is moved forward, it is necessary to perform each operation separately, and there is a problem that operability is poor.
In addition, the reclining lever is often disposed on the side portion of the seat cushion, and there is a problem that it is difficult to reach from the outside of the vehicle when a load is loaded from the tailgate (vehicle rear door) side.
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、テールゲート側からの操作性を向上し、かつ、荷台スペースを広く確保するためのシート装置を提供することを課題とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a seat device that solves the above-described problems, improves operability from the tailgate side, and secures a large cargo space.
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、乗員の背中を支持するシートバックと、このシートバック側を中心として回動するシートクッションとを有するシートと、前記シートバックを前倒しさせるシートバック前倒し機構と、前記シートクッションの前端を跳ね上げる方向に、前記シートクッションを常時付勢するチップアップ機構と、前記シートを車体前後方向にスライドさせるスライド機構と、前記シートバックを所定位置にロックさせるシートバックロック機構と、前記シートクッションを所定位置にロックさせるシートクッションロック機構と、前記シートを所定位置にロックさせるスライドロック機構と、を備えたシート装置であって、前記シートバックロック機構によるロックの解除と、前記シートクッションロック機構によるロックの解除と、前記スライドロック機構によるロックの解除とを連動して行う操作部材を前記シートの背面側に設けたことを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to
請求項1に係るシート装置によれば、操作部材を操作すると、シートバックロック機構によるロックが解除されてシートバックが前倒しされるとともに、シートクッションロック機構によるロックも解除されて例えば着座位置にあるシートクッションがチップアップ機構によって跳ね上げられ、さらに、スライドロック機構によるロックも解除されてシートを前方にスライドさせることができる。このように、一つの操作部材を操作するだけで、荷台スペースを広く確保することができる。また、操作部材がシートの背面側に設けられているので、車外のテールゲート側からの操作性が向上する。 According to the seat device of the first aspect, when the operation member is operated, the lock by the seat back lock mechanism is released and the seat back is tilted forward, and the lock by the seat cushion lock mechanism is also released, for example, in the seating position. The seat cushion is flipped up by the tip-up mechanism, and the lock by the slide lock mechanism is also released, and the seat can be slid forward. In this way, a large cargo bed space can be secured by operating only one operating member. Further, since the operation member is provided on the back side of the seat, the operability from the tailgate side outside the vehicle is improved.
請求項2に係る発明は、前記操作部材は、前記シートバックおよび前記シートクッションを回動自在に支持するベース部材に設けられていることを特徴とする。
The invention according to
請求項2に係るシート装置によれば、操作部材を操作して、シートバックやシートクッションが回動しても、ベース部材に設けられている操作部材の取付位置は変化しない。そのため、良好な操作性が得られる。 According to the seat device of the second aspect, even if the operation member is operated to rotate the seat back or the seat cushion, the mounting position of the operation member provided on the base member does not change. Therefore, good operability can be obtained.
請求項1に係るシート装置によれば、一つの操作部材の操作によってシートバックロック機構、シートクッションロック機構およびスライドロック機構によるロックを連動して解除することができ、広い荷台スペースを確保するための操作が容易になる。また、操作部材がシートの背面側に設けられているので、車外のテールゲート側からの操作が容易になる。 According to the seat device of the first aspect, the lock by the seat back lock mechanism, the seat cushion lock mechanism, and the slide lock mechanism can be interlocked and released by operating one operation member, and a large cargo space is secured. The operation becomes easier. Further, since the operation member is provided on the back side of the seat, the operation from the tailgate outside the vehicle is facilitated.
請求項2に係るシート装置によれば、操作部材を操作した際に、操作部材の取付位置が変化しないので、良好な操作性を得られる。 According to the seat device of the second aspect, when the operating member is operated, the mounting position of the operating member does not change, so that favorable operability can be obtained.
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、シート装置10は、車体CのテールゲートTG側のシート14に適用されるものである。
図2に示すように、シート装置10は、車体Cのフロア11に固定されるスライドレール12と、このスライドレール12に対してスライド自在となるスライダ13と、このスライダ13上に設けられるシート14とを主に備えている。なお、本実施形態では、シート装置10を三列シートのうち三列目のシート14に適用しているが、本発明はこれに限定されず、例えば最前列のシート14や二列目のシート14に適用してもよい。また、以下の説明における前後、左右、上下方向は、車両の前後、左右、上下方向をいう。
Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings as appropriate.
As shown in FIG. 1, the
As shown in FIG. 2, the
スライドレール12は、前後方向に延びる部材であり、左右に隣り合うように配設される各シート14(手前のみ図示)に対して左右に二本ずつ配設されている。そして、図3に示すように、スライドレール12には、スライダ13の前後方向における位置を固定するためのスライドロック穴18が、前後方向における複数の所定位置に形成されている(一つのみ図示)。
The
スライダ13には、スライドロック穴18に適宜係合することによりスライダ13の前後方向へのスライドを規制(ロック)するためのスライドロック機構20が設けられている。なお、本実施形態におけるスライドレール12及びスライダ13は、特許請求の範囲にいう「スライド機構」に相当する。
The
スライドロック機構20は、ロック部材21と、揺動アーム25と、作動レバー28とで主に構成されている。ロック部材21は、揺動アーム25の後端部に連結軸24を介して回動自在に支持されており、これにより揺動アーム25の揺動に応じて昇降し、適宜スライドロック穴18に係合するように構成されている。
The
揺動アーム25は、その略中央部がスライダ13に固定された支持軸23によって回動自在に支持されることによって、この支持軸23を中心に揺動する構造となっている。作動レバー28は、揺動アーム25の前端部の上側に配置された状態でスライダ13に固定された支持軸27に回動自在に支持されている。また、作動レバー28は、支持軸27から後方に延びる作動片部29と、支持軸27から上方に延びる第一入力片部30と、第一入力片部30の上端部から前方に延びる第二入力片部31とを有しており、その第一入力片部30には、スライドロック切換ワイヤ32が連結されている。
The
作動レバー28は、その作動片部29が通常時において略水平となるように図示せぬスプリングによって支持されており、この状態で揺動アーム25はロック部材21をスライドレール12のスライドロック穴18に係合させている。すなわち、作動レバー28の第一入力片部30,31に外力が作用していない場合は、スライドロック機構20によってスライダ13の前後方向へのスライドがロックされることとなる。
The actuating
また、スライドロック切換ワイヤ32によって第一入力片部30が後方に引かれると、図4に示すように、支持軸27を中心に揺動して作動片部29が下方に移動することになり、この作動片部29が揺動アーム25の前端部を下方に押圧することになる。その結果、揺動アーム25が支持軸23を中心に揺動してその後端部を上昇させ、ここに連結されたロック部材21を上昇させてスライドレール12のスライドロック穴18から引き抜く。すなわち、第一入力片部30が後方に引かれた場合は、スライドロック機構20によるロックが解除されて、スライダ13の前後方向へのスライドが可能な状態となる。
Further, when the
さらに、このようにスライドが可能となった状態から、スライドロック切換ワイヤ32による第一入力片部30の後方への引っ張りが解除されると、図3に示すように、図示せぬスプリングの付勢力で作動レバー28が元の位置に復帰することにより、揺動アーム25の前端部に加えられていた押圧力が開放されて、ロック部材21が自重によって下降してスライドロック穴18に係合することとなる。
Further, when the rearward pulling of the
また、作動レバー28の第二入力片部31の下側には、第二作動レバー36が設けられている。この第二作動レバー36は、その前端部がスライダ13に固定された支持軸35に回動自在に支持されるとともに、その後端部に、第二スライドロック切換ワイヤ37が連結されている。なお、第二作動レバー36は、通常時において略水平となるように図示せぬスプリングによって支持されている。
A
そして、この第二作動レバー36は、図6に示すように、その後端部が第二スライドロック切換ワイヤ37で上方に引かれることによって、第二入力片部31に当接してこれを上方に押圧する。その結果、前記と同様に作動レバー28が時計回りに揺動するとともに、揺動アーム25が反時計回りに揺動することによって、ロック部材21がスライドロック穴18から引き抜かれることとなる。
Then, as shown in FIG. 6, the
また、第二スライドロック切換ワイヤ37による第二作動レバー36の上方への引っ張りが解除されると、図示せぬスプリングが復帰することにより第二作動レバー36による作動レバー28への押圧が解除される。その結果、前記と同様に、作動レバー28も元の位置へ復帰するとともに、ロック部材21が下降してスライドロック穴18に係合することとなる。
Further, when the upward pulling of the
図3に示すように、シート14は、スライダ13に取り付けられるベース40と、着座する乗員の背中を支持面42において支持するシートバック43と、着座する乗員の臀部を着座面45において支持するシートクッション46とを有している。
As shown in FIG. 3, the
シートバック43は、支持面42を前方に向けた状態でその下端部が左右方向に延在する支持軸48を中心に回動可能となるようにベース40に支持されている。シートクッション46は、そのシートバック43側(後側)が前記支持軸48と平行な支持軸49を中心に回動可能となるようにベース40に支持されている。
The seat back 43 is supported by the base 40 so that the lower end portion of the seat back 43 can turn around a
ベース40には、前記支持軸49よりも下側の部分にガイド溝51が形成されている。そして、このガイド溝51は、その後側部分が前後方向にほぼ一致するように形成され、その前側部分が前方に向かうにつれて上方に傾斜するように形成されている。
A
シートクッション46には、支持軸49よりも下側の部分に連結軸52が設けられ、この連結軸52には連結リンク53の一端側が回動自在に連結され、この連結リンク53の他端側にはガイド溝51に沿って移動するようにガイド溝51に係合するスライド係合部54が設けられている。そして、このスライド係合部54と、ベース40のガイド溝51よりも前側に設けられた係合部55との間には、スライド係合部54を常時前方に引っ張るように付勢するコイル状の跳上スプリング56が介装されている。なお、本実施形態における連結軸52、連結リンク53、スライド係合部54、ガイド溝51、係合部55および跳上スプリング56は、特許請求の範囲にいう「チップアップ機構」に相当する。
The
これにより、シートクッション46は、図4に示すように、跳上スプリング56の付勢力でスライド係合部54がガイド溝51に沿って前方および上方に移動すると、このスライド係合部54とシートクッション46の連結軸52とを結んだ連結リンク53によって押し上げられ、支持軸49を中心に回動してその前端部が上昇するように跳ね上げられる。
As a result, as shown in FIG. 4, when the
また、シートクッション46に固定された支持軸49およびベース40には、シートクッション46の支持軸49を中心とした回動を規制(ロック)するシートクッションロック機構60が設けられている。
The
シートクッションロック機構60は、シートクッション46の支持軸49に固定されてシートクッション46とともに回動するギヤ部材63と、ベース40に固定された支持軸65に回動自在に支持されるラッチ部材68と、ベース40に固定された支持軸70に回動自在に支持されるチップアップレバー72と、このチップアップレバー72に取り付けられるレバースプリング76とを有している。
The seat
ギヤ部材63には、その外周側の二個所に支持軸49側に凹むロック凹部61,62が形成されている。ラッチ部材68には、支持軸65から所定距離だけ離れた適所にギヤ部材63のロック凹部61,62に嵌合可能なロック部66が形成されるとともに、このロック部66の近傍に穴部67が形成されている。
The
チップアップレバー72には、ラッチ部材68の穴部67に係合可能な作動片部71が支持軸70から後方に延びるように形成されるとともに、この作動片部71とは略反対側に係止片部73が前方に延びるように形成されている。また、チップアップレバー72には、支持軸70よりも作動片部71側の位置にクッションロック切換ワイヤ78が連結されている。レバースプリング76は、チップアップレバー72の係止片部73と、ベース40の適所に固定された係止部75との間に介装されており、常時チップアップレバー72の係止片部73を下方に付勢している。
The tip-up
このように構成されるシートクッションロック機構60は、通常、図3に示すようにレバースプリング76の付勢力でチップアップレバー72の係止片部73を下方へ引っ張っている。これにより、チップアップレバー72の作動片部71が上昇して穴部67の上端縁部に当接してラッチ部材68を上側に押圧することになり、その結果、ラッチ部材68が時計回りに回動して、そのロック部66がギヤ部材63のロック凹部61,62のどちらか一方に嵌合することとなる。そして、このようにロック部66がロック凹部61,62のどちらか一方に嵌合することによって、シート14の位置が所定位置にロックされることとなる。すなわち、図3に示すようにロック部66が着座位置に対応したロック凹部61に嵌合することによって、シート14が着座位置にロックされ、図5に示すようにロック部66が跳上位置に対応したロック凹部62に嵌合することによって、シート14が跳上位置にロックされることとなる。
As shown in FIG. 3, the seat
また、図3に示すロック状態から、チップアップレバー72の作動片部71がクッションロック切換ワイヤ78を介して下方に引かれると、図4に示すように、作動片部71がラッチ部材68の穴部67の下端縁部に当接してラッチ部材68を下側に押圧することになり、その結果、ラッチ部材68が反時計回りに回動して、そのロック部66がギヤ部材63のロック凹部61から外れることとなる。そして、このようにロック凹部61からロック部66が外れることによって、シート14の着座位置へのロックが解除されることとなる。なお、クッションロック切換ワイヤ78による引張力が解除されると、シートクッションロック機構60は、レバースプリング76の付勢力によって前記と同様に作動して、ロック部66がロック凹部61,62のどちらか一方に嵌合することとなる。
Further, when the
また、チップアップレバー72の上側には、第二チップアップレバー80が設けられている。第二チップアップレバー80は、略直線状に形成されており、その略中央部がベース40に固定された支持軸81に回動自在に支持されている。そして、この第二チップアップレバー80は、その後側部分がチップアップレバー72の作動片部71と係合可能な作動部83として形成されるとともに、その前側部分に第二クッションロック切換ワイヤ82が連結されている。
A second tip up
そして、図5に示すように、シートクッション46が跳ね上げ状態で、シートクッションロック機構60がロック状態であるときに、第二チップアップレバー80が第二クッションロック切換ワイヤ82を介して上方に引かれると、図7に示すように、第二チップアップレバー80が時計回りに揺動し、その作動部83によってチップアップレバー72の作動片部71が下方に押圧されることとなる。その結果、シートクッションロック機構60が前記と同様に作動して、シートクッションロック機構60によるロックが解除されることとなる。なお、第二クッションロック切換ワイヤ82による引張力が解除されると、シートクッションロック機構60がレバースプリング76の付勢力によって前記と同様に作動することによって、第二チップアップレバー80がチップアップレバー72の作動片部71で上方に押圧されて元の位置に戻されるとともに、ロック部66がロック凹部61,62のどちらか一方に嵌合することとなる(図5参照)。
As shown in FIG. 5, when the
シートバック43には、その側部に固定されるサイドブラケット86と、サイドブラケット86に固定された作動ブラケット87が設けられている。そして、この作動ブラケット87には、支持軸48と同軸に設けられるスパイラル状の前倒スプリング89が係止されており、これによってシートバック43が、この前倒スプリング89の付勢力で常時前方に倒れる方向に回動するように付勢されている。なお、本実施の形態において、作動ブラケット87、前倒スプリング89は、特許請求の範囲にいう「シートバック前倒し機構」に相当する。
The seat back 43 is provided with a
また、シートバック43には、図示は略すが、シートバック43を多段階に設定された所定の傾斜角度でロックさせるための周知のリクライニングロック機構と、このリクライニング機構によるロックを解除するためのリクライニングロック解除レバー91とが設けられている。解除レバー91は、支持軸48に回動自在に支持されており、支持軸48から下方に延びる下端部には、シートバックロック切換ワイヤ92が連結されている。そして、このシートバック43は、その上部が支持軸48よりも後側に位置するような後倒状態であるときにシートバックロック切換ワイヤ92が引かれて前記リクライニング機構によるロックが解除されると、図4に示すように、前倒スプリング89の付勢力によって前方に倒されて、その上部が支持軸48よりも前側に位置するような前倒状態となる。なお、本実施形態において、解除レバー91およびシートバックロック切換ワイヤ92は、特許請求の範囲の「シートバックロック機構」に相当する。
Although not shown, the seat back 43 has a known reclining lock mechanism for locking the seat back 43 at a predetermined inclination angle set in multiple stages, and a reclining for releasing the lock by the reclining mechanism. An unlock
そして、ベース40の背面側には、リクライニングロック機構によるロック、スライドロック機構20によるロック、およびシートクッションロック機構60によるロックを解除するための操作レバー94が設けられている。
操作レバー94(操作部材)は、ベース40に固定される支持軸93に回動自在に支持されることによって、この支持軸93を中心に下端側が揺動する構造になっている。操作レバー94の中央部には、前記したスライドロック切換ワイヤ32、クッションロック切換ワイヤ78およびシートバックロック切換ワイヤ92が連結されている。なお、操作レバー94は、図示せぬスプリングによって常時所定位置に位置するように保持されている。
An
The operation lever 94 (operation member) is rotatably supported by a
このように構成される操作レバー94の下端側を引き上げると、図4に示すように、スライドロック切換ワイヤ32、クッションロック切換ワイヤ78およびシートバックロック切換ワイヤ92が後方へ引っ張られて、スライドロック機構20、シートクッションロック機構60およびリクライニングロック機構によるロックがそれぞれ解除されることとなる。
When the lower end side of the
また、シートクッション46の下面部99の前側には、スライドロック機構20によるロックのみを解除するためのスライドロック解除レバー100と、シートクッションロック機構60によるロックのみを解除するためのクッションロック解除レバー103とが設けられている。
Further, on the front side of the
スライドロック解除レバー100は、シートクッション46に固定された支持軸101に揺動自在に支持されており、その適所に前記した第二スライドロック切換ワイヤ37が連結されている。これにより、スライドロック解除レバー100を乗員が引っ張ると、第二スライドロック切換ワイヤ37を介して第二作動レバー36が反時計回りに回動して、スライドロック機構20によるロックのみが解除されることとなる。
The slide
クッションロック解除レバー103は、シートクッション46の前記支持軸101よりも後方の位置に固定された支持軸104に揺動自在に支持されており、その適所に前記した第二クッションロック切換ワイヤ82が連結されている。これにより、クッションロック解除レバー103を乗員が引っ張ると、第二クッションロック切換ワイヤ82を介して第二チップアップレバー80が時計回りに回動して、シートクッションロック機構60によるロックのみが解除されることとなる。
The cushion
なお、本実施形態では、前記したように各レバー100,103による揺動操作で各ワイヤ37,82を引っ張るようにしたが、本発明はこれに限定されず、例えば各ワイヤ37,82を直接引っ張る構造を採用してもよい。
In the present embodiment, as described above, the
次に、本実施形態に係るシート装置10の動作について説明する。なお、最初の段階において、シート14は、前方を向いた状態であるとともに、そのシートバック43の上部が若干後方に位置するように傾斜した状態であり、かつ、シートクッション46が略水平となった着座状態であることとする。また、スライドロック機構20、シートクッションロック機構60およびリクライニングロック機構は、全てロック状態であることとする。さらに、この状態で、ベース40およびスライダ13は、シートクッション46の中央部よりも後方に位置するようになっている。
Next, the operation of the
図1に示すように、テールゲートTG側から乗員Mが、操作レバー94の下端側を引き上げると、図4に示すように、スライドロック切換ワイヤ32、クッションロック切換ワイヤ78およびシートバックロック切換ワイヤ92が引っ張られ、スライドロック機構20、シートクッションロック機構60および図示せぬリクライニングロック機構によるロックが全て解除される。
As shown in FIG. 1, when the occupant M pulls up the lower end side of the
これにより、シート14の前後方向への移動が可能になるとともに、着座位置にあるシートクッション46が跳上スプリング56の付勢力でシートバック43側に跳ね上げられ、シートバック43が前方に倒されることとなる。そして、この跳ね上げられたシートクッション46は、前方に傾いた状態のシートバック43に当接し、互いに折り畳まれた状態となって停止する。具体的に、このようにして折り畳まれたシート14は、その前後長がベース40と略同様の長さまで縮められることとなる。なお、この状態において、シートクッションロック機構60のラッチ部材68のロック部66は、ギヤ部材63の二つのロック凹部61,62の間に位置することになり、これらのロック凹部61,62とは嵌合不能な状態となっている。
Accordingly, the
次に、操作レバー94の引張力を解除すると、三つのワイヤ32,78,92が緩む。
前記のように、スライドロック切換ワイヤ32が緩むと、スライドロック機構20の作動レバー28が図示せぬスプリングによって反時計回りに回動して元の位置(作動片部29が略水平となる位置)に復帰され、この作動レバー28による揺動アーム25の下方への押圧が解除される。その結果、揺動アーム25が時計回りに揺動して、ロック部材21がスライドロック穴18に嵌合することとなる。すなわち、スライドロック機構20をロック状態とし、シート14のスライドが規制されることとなる。
Next, when the pulling force of the operating
As described above, when the slide
また、前記のようにクッションロック切換ワイヤ78が緩むと、シートクッションロック機構60のチップアップレバー72がレバースプリング76の付勢力で反時計方向に揺動してラッチ部材68を時計方向に回動させることで、ロック部66が後方に移動することとなる。ここで、ギヤ部材63は、前記したようにシートバック43の起立動に連動してシートクッション46が若干回動することによって、そのロック凹部62がラッチ部材68のロック部66と嵌合可能となる位置まで回動されているため、後方に移動してくるロック部66とロック凹部62とが嵌合することとなる。すなわち、シートクッションロック機構60をロック状態とし、シートクッション46の回動が規制されることとなる。
When the cushion
なお、シートバック43は、図示せぬリクライニングロック機構によって、ロック凹部62にラッチ部材68のロック部66が嵌合した状態となったシートクッション46から離間することがないように、その起立動により回動可能な角度が設定されている。すなわち、前倒状態となったシートバック43は、前記リクライニングロック機構によって所定量だけしか回動できないようになっている。
The seat back 43 is moved upright by a reclining lock mechanism (not shown) so as not to be separated from the
したがって、例えば、図8に示すように、三列目のシート14を前方に移動させ、所定の位置で操作レバー94の引張力を解除するだけで、シート14の前後移動がロックされるとともに、シートクッション46およびシートバック43の位置がロックされる。そのため、シート14の所定位置への固定作業が容易となる。
Therefore, for example, as shown in FIG. 8, by moving the third row of
また、図5に示すようなシート14の前後移動、シートクッション46およびシートバック43の位置がロックされた状態において、シートクッション46の前側面部99に設けられたスライドロック解除レバー100が、図6に示すように外側に引っ張られると、第二スライドロック切換ワイヤ37が上方に引っ張られて、スライドロック機構20によるロックが解除される。これにより、シート14の前後移動のロックのみが解除されて、シート14は前後移動のみを行うことが可能な状態となる。そのため、シートクッション46およびシートバック43を折り畳んだ状態にしたまま、シート14を所望の位置まで移動させることができる。
Further, when the
そして、このようにシート14を移動させた後、図5に示すように、スライドロック解除レバー100に加えていた引張力を解除すると、スライドロック解除レバー100が図示せぬスプリングの付勢力で元の位置に収納されるとともに第二スライドロック切換ワイヤ37が緩んで、スライドロック機構20がロック状態となって、シート14の前後移動が規制される。すなわち、スライドロック解除レバー100を適宜操作するだけで、シート14を折り畳んだ状態のままシート14の前後方向における位置を簡単に調整することができる。
Then, after the
また、図7に示すように、クッションロック解除レバー103を外側に引っ張ると、第二クッションロック切換ワイヤ82が上方に引っ張られて、シートクッションロック機構60によるロックが解除される。これにより、シートクッション46の回動のみを行うことが可能な状態となるため、手動でシートクッション46を着座位置または跳上位置に位置させることができる。そして、例えばシートクッション46を着座位置に位置させた状態で、クッションロック解除レバー103に加えていた引張力を解除すると、図3に示すように、クッションロック解除レバー103が図示せぬスプリングの付勢力で元の位置に収納されるとともに第二クッションロック切換ワイヤ82が緩んで、シートクッションロック機構60がロック状態となって、シートクッション46が着座位置に固定されることとなる。
Further, as shown in FIG. 7, when the cushion
以上によれば、本実施形態において、次のような効果を得ることができる。
操作レバー94によって、スライドロック機構20によるロック、シートクッションロック機構60によるロックおよびリクライニングロック機構によるロックを連動して解除することで、シート14の前後方向への移動が可能になるとともに、着座位置にあるシートクッション46が跳上スプリング56の付勢力でシートバック43側に跳ね上げられ、シートバック43が前方に倒されることとなる(図4参照)。そのため、シート装置10自体の占有スペースをより小さくすることができ、その結果、荷台スペースを広く確保することができる(図8参照)。
According to the above, the following effects can be obtained in the present embodiment.
The
また、一つの操作レバー94によって、前記したロック解除を全て行うことができるため、従来のように、スライドロック機構とシートクッションロック機構によるロックの解除およびリクライニングロック機構によるロックの解除をそれぞれ別々にするといった煩雑な作業をする必要がなく、その作業の容易化を図ることができる。
また、操作レバー94が、ベース40の背面側に設けられているため、シートクッション46およびシートバック43が回動しても、操作レバー94の取付位置は変化せず、良好な操作性が得られる。
Further, since the above-described unlocking can be performed with one
Further, since the
なお、本発明は、前記実施形態に限定されることなく、様々な形態で実施される。
例えば、前記実施形態では、操作レバー94に三つのワイヤ32,78,92を連結して、これらを同時に引っ張るように構成したが、以下のように変形して構成することもできる。
In addition, this invention is implemented in various forms, without being limited to the said embodiment.
For example, in the above-described embodiment, the three
まず、図9に示すように、シートバック43の支持軸48に回動自在に支持される切換レバー97を設ける。切換レバー97は、支持軸48から前方および上方に向かって斜めに延びて作動ブラケット87と係合自在となる入力片部95と、支持軸48からシートバック43の背面に向かって延びる作動片部96とを有している。そして、この作動片部96の下部には、前記実施形態において操作レバー94に連結されていたスライドロック切換ワイヤ32およびクッションロック切換ワイヤ78を連結する。なお、この切換レバー97は、図示せぬスプリングによって常時所定位置に位置するように保持されている。また、操作レバー94には、前記したシートバックロック切換ワイヤ92のみが連結される。
First, as shown in FIG. 9, a switching
この操作レバー94の下端側を引き上げると、シートバックロック切換ワイヤ92が引っ張られるため、図示せぬリクライニング機構によるロックが解除されて、シートバック43が前方に倒される。
また、シートバック43が図9に示すような後倒状態から図10に示すような前倒状態に倒されると、シートバック43の作動ブラケット87によって入力片部95が前方に押圧されて、切換レバー97が反時計回りに回動し、その作動片部96が上昇する。その結果、この作動片部96によってスライドロック切換ワイヤ32およびクッションロック切換ワイヤ78が後方へ引っ張られて、スライドロック機構20およびシートクッションロック機構60によるロックがそれぞれ解除されることとなる。なお、シートバック43を手動で後側に戻すと、作動ブラケット87による入力片部95の押圧が解除されて、切換レバー97が図示せぬスプリングによって元の位置に復帰することとなる(図9参照)。
When the lower end side of the
Further, when the seat back 43 is tilted from the rearward state as shown in FIG. 9 to the forward state as shown in FIG. 10, the
従って、前記したように構成されるシート装置では、乗員によって、操作レバー94の下端部が引き上げられると、図示せぬリクライニングロック機構によるロックが解除されて、シートバック43が前方に倒される(図10参照)。また、これに伴い、スライドロック機構20およびシートクッションロック機構60によるロックが解除されて、シート14の前後方向への移動が可能な状態になるとともに、着座位置にあるシートクッション46が跳上スプリング56の付勢力でシートバック43側に跳ね上げられることとなる(図10参照)。
Therefore, in the seat device configured as described above, when the lower end portion of the
そして、この跳ね上げられたシートクッション46は、前方に傾いた状態のシートバック43に当接し、互いに折り畳まれた状態となって停止する。具体的に、このようにして折り畳まれたシート14は、その前後長がベース40と略同様の長さまで縮められることとなる。なお、この状態において、シートクッションロック機構60のラッチ部材68のロック部66は、ギヤ部材63の二つのロック凹部61,62の間に位置することになり、これらのロック凹部61,62とは嵌合不能な状態となっている。このように、この変形例によっても、前記実施形態と同様の効果が得られる。
The raised
また、前記実施形態では、スライドロック切換ワイヤ32などのワイヤを介してスライドロック機構20などのロック機構によるロックを解除するようにしたが、本発明はこれに限定されず、例えばリンク機構を介してロック機構によるロックを解除するようにしてもよい。
In the embodiment, the lock by the lock mechanism such as the
さらに、前記実施形態では、連結リンク53や跳上スプリング56などによってシートクッション46をチップアップさせたが、本発明はこれに限定されず、例えばエアダンパなどのダンパを用いてシートクッション46をチップアップさせてもよい。なお、このようにエアダンパを用いた場合は、シートクッション46のチップアップをゆっくり行うことができるので、高級感を高めることができる。
Furthermore, in the above-described embodiment, the
10 シート装置
11 フロア
12 スライドレール
13 スライダ
14 シート
18 スライドロック穴
20 スライドロック機構
32 スライドロック切換ワイヤ
40 ベース
43 シートバック
46 シートクッション
54 スライド係合部
55 係合部
56 跳上スプリング
60 シートクッションロック機構
78 クッションロック切換ワイヤ
89 前倒スプリング
91 リクライニングロック解除レバー
92 シートバックロック切換ワイヤ
C 車体
TG テールゲート
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記シートバックを前倒しさせるシートバック前倒し機構と、
前記シートクッションの前端を跳ね上げる方向に、前記シートクッションを常時付勢するチップアップ機構と、
前記シートを車体前後方向にスライドさせるスライド機構と、
前記シートバックを所定位置にロックさせるシートバックロック機構と、
前記シートクッションを所定位置にロックさせるシートクッションロック機構と、
前記シートを所定位置にロックさせるスライドロック機構と、
を備えたシート装置であって、
前記シートバックロック機構によるロックの解除と、前記シートクッションロック機構によるロックの解除と、前記スライドロック機構によるロックの解除とを連動して行う操作部材を前記シートの背面側に設けたことを特徴とするシート装置。 A seat back that supports the back of the occupant, and a seat cushion that rotates about the seat back side;
A seat back advance mechanism for moving the seat back forward;
A tip-up mechanism that constantly urges the seat cushion in a direction to spring up the front end of the seat cushion;
A slide mechanism for sliding the seat in the longitudinal direction of the vehicle body;
A seat back locking mechanism that locks the seat back in place;
A seat cushion locking mechanism for locking the seat cushion in a predetermined position;
A slide lock mechanism for locking the seat in place;
A seat device comprising:
An operation member is provided on the back side of the seat for interlocking release of the lock by the seat back lock mechanism, release of the lock by the seat cushion lock mechanism, and release of the lock by the slide lock mechanism. Sheet device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004142012A JP2005324565A (en) | 2004-05-12 | 2004-05-12 | Seat device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004142012A JP2005324565A (en) | 2004-05-12 | 2004-05-12 | Seat device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005324565A true JP2005324565A (en) | 2005-11-24 |
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ID=35471273
Family Applications (1)
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JP2004142012A Pending JP2005324565A (en) | 2004-05-12 | 2004-05-12 | Seat device |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005324565A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102018115049A1 (en) * | 2018-06-22 | 2019-12-24 | Bombardier Transportation Gmbh | REMOTE CONTROLLED FOLDING SEAT |
US10899256B2 (en) | 2019-06-24 | 2021-01-26 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Seat assemblies for temporarily attaching a seat assembly to a vehicle |
-
2004
- 2004-05-12 JP JP2004142012A patent/JP2005324565A/en active Pending
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DE102018115049A1 (en) * | 2018-06-22 | 2019-12-24 | Bombardier Transportation Gmbh | REMOTE CONTROLLED FOLDING SEAT |
US10899256B2 (en) | 2019-06-24 | 2021-01-26 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Seat assemblies for temporarily attaching a seat assembly to a vehicle |
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