JP2005323005A - 文書情報埋め込み方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 バーコード等の文書情報を埋め込む際に画像の欠損が生じないようにする。
【解決手段】 文書情報を出力する画像に埋め込むように指示されている場合に、出力する画像の余白領域を検出し、その検出した余白領域から、文書情報を埋め込むことが可能な一又は複数の矩形領域を決定する。そして、決定した各矩形領域のサイズをそれぞれ計算して、文書情報のサイズが計算した矩形領域のサイズを越えないように文書情報を分割し、その分割した各文書情報からその文書情報を表す画像を生成した上で、生成した画像を矩形領域の一部又は全てに埋め込んで出力する画像を生成する。
【選択図】 図3
【解決手段】 文書情報を出力する画像に埋め込むように指示されている場合に、出力する画像の余白領域を検出し、その検出した余白領域から、文書情報を埋め込むことが可能な一又は複数の矩形領域を決定する。そして、決定した各矩形領域のサイズをそれぞれ計算して、文書情報のサイズが計算した矩形領域のサイズを越えないように文書情報を分割し、その分割した各文書情報からその文書情報を表す画像を生成した上で、生成した画像を矩形領域の一部又は全てに埋め込んで出力する画像を生成する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、文書情報をバーコード等によって出力する画像に埋め込む文書情報埋め込み方法及び装置に関する。
従来、文書情報をバーコード等によって出力する画像に埋め込む場合、文書情報の情報量が多くなれば、その分バーコード等のサイズが大きくなっていた。また、バーコード等を埋め込む位置はあらかじめ決められていた。
バーコード等が大きくなり、出力する画像の余白に収まらなくなった場合には、本来出力する画像の上に描画するようになっていた。さらに、バーコード等を埋め込む位置に本来出力するべき画像がある場合にも、その上からバーコード等の描画が行われていた。
しかしながら、文書情報の情報量が多くなった場合に、バーコード等のサイズを大きくし、その画像を出力する画像に描画すると、本来出力するべき画像の一部が失われるという問題が生じていた。また、同様に、バーコード等を埋め込む位置に本来出力するべき画像がある場合にも、その画像の一部が失われるという問題が生じていた。そして、画像の一部が失われると、ユーザが必要な情報を出力した画像からは読み取れなくなり、作業の効率の低下を招いていた。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、バーコード等の文書情報を埋め込む際に画像の欠損が生じないようにすることを目的とする。
本発明の文書埋め込み方法は、ユーザから文書データベースへの文書データ格納の指示を受ける第1のステップと、文書データベースに文書データを格納すると同時に文書データの出力が指示されているかを判断する第2のステップと、文書データを文書データベースに格納する第3のステップと、上記第2のステップで同時に文書データの出力が指示されていると判断した場合、文書データを出力する際に文書データの格納場所を含む文書情報を、出力する画像に埋め込むように指示されているかを判断する第4のステップと、上記第4のステップで文書情報を出力する画像に埋め込むように指示されていると判断した場合には、出力する画像の余白領域を検出する第5のステップと、上記第5のステップで検出した余白領域から、文書情報を埋め込むことが可能な一又は複数の矩形領域を決定する第6のステップと、上記第6のステップで決定した各矩形領域のサイズをそれぞれ計算する第7のステップと、出力する画像に埋め込む文書情報のサイズが、上記第7のステップで計算した矩形領域のサイズを越えないように、文書情報を分割する第8のステップと、上記第8のステップで分割した各文書情報から、その文書情報を表す画像を生成する第9のステップと、上記第9のステップで生成した画像を上記第6のステップで決定した矩形領域の一部又は全てに埋め込んで出力する画像を生成する第10のステップと、上記第10のステップで生成した画像を出力する第11のステップとを有する点に特徴を有する。
本発明の文書情報埋め込み装置は、ユーザから文書データベースへの文書データ格納の指示を受ける指示受け手段と、文書データベースに文書データを格納すると同時に文書データの出力が指示されているかを判断する第1の判断手段と、文書データを文書データベースに格納する格納手段と、上記第1の判断手段で同時に文書データの出力が指示されていると判断した場合、文書データを出力する際に文書データの格納場所を含む文書情報を、出力する画像に埋め込むように指示されているかを判断する第2の判断手段と、上記第2の判断手段で文書情報を出力する画像に埋め込むように指示されていると判断した場合には、出力する画像の余白領域を検出する余白領域検出手段と、上記余白領域検出手段で検出した余白領域から、文書情報を埋め込むことが可能な一又は複数の矩形領域を決定する矩形領域決定手段と、上記矩形領域決定手段で決定した各矩形領域のサイズをそれぞれ計算するサイズ計算手段と、出力する画像に埋め込む文書情報のサイズが、上記サイズ計算手段で計算した矩形領域のサイズを越えないように、文書情報を分割する分割手段と、上記分割手段で分割した各文書情報から、その文書情報を表す画像を生成する第1の画像生成手段と、上記第1の画像生成手段で生成した画像を上記矩形領域決定手段で決定した矩形領域の一部又は全てに埋め込んで出力する画像を生成する第2の画像生成手段と、上記第2の画像生成手段で生成した画像を出力する画像出力手段とを有する点に特徴を有する。
本発明の文書情報埋め込み装置は、ユーザから文書データベースへの文書データ格納の指示を受ける指示受け手段と、文書データベースに文書データを格納すると同時に文書データの出力が指示されているかを判断する第1の判断手段と、文書データを文書データベースに格納する格納手段と、上記第1の判断手段で同時に文書データの出力が指示されていると判断した場合、文書データを出力する際に文書データの格納場所を含む文書情報を、出力する画像に埋め込むように指示されているかを判断する第2の判断手段と、上記第2の判断手段で文書情報を出力する画像に埋め込むように指示されていると判断した場合には、出力する画像の余白領域を検出する余白領域検出手段と、上記余白領域検出手段で検出した余白領域から、文書情報を埋め込むことが可能な一又は複数の矩形領域を決定する矩形領域決定手段と、上記矩形領域決定手段で決定した各矩形領域のサイズをそれぞれ計算するサイズ計算手段と、出力する画像に埋め込む文書情報のサイズが、上記サイズ計算手段で計算した矩形領域のサイズを越えないように、文書情報を分割する分割手段と、上記分割手段で分割した各文書情報から、その文書情報を表す画像を生成する第1の画像生成手段と、上記第1の画像生成手段で生成した画像を上記矩形領域決定手段で決定した矩形領域の一部又は全てに埋め込んで出力する画像を生成する第2の画像生成手段と、上記第2の画像生成手段で生成した画像を出力する画像出力手段とを有する点に特徴を有する。
本発明によれば、文書情報の情報量が多くなった場合にも、バーコード等のサイズが出力される画像の余白部分よりも大きくならずに、本来出力するべき画像の一部が失われるということはなくなる。また、従来は固定となっていたバーコード等を埋め込む位置を、出力される画像の余白の位置に動的に移動することによって、バーコード等の描画の位置にある画像の一部が失われるということがなくなる。そして、ユーザが必要な情報を出力した画像からは読み取れるようになり、作業の効率の向上を図ることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。図3は、本発明の一実施例である文書情報埋め込み方式が適用される画像処理装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。この装置は、中央処理装置D301、主記憶装置D302、表示装置D303、入力装置D304、外部記憶装置D305、印刷装置D306、画像読み取り装置D307、ネットワーク装置D308、電子メール装置D309、及びファクス装置D310とからその主要部が構成されている。
中央処理装置D301は、主記憶装置D302、表示装置D303、入力装置D304、外部記憶装置D305、印刷装置D306、画像読み取り装置D307、ネットワーク装置D308、電子メール装置D309、及びファクス装置D310を制御し、また四則演算、論理演算を受け持っている。
主記憶装置D302は、この情報処理システムが情報処理を行う上で必要な情報を記憶し、必要に応じて取り出すことができる。表示装置D303は、図形や文字等の処理した結果を表示するものであり、CRTや液晶、タッチパネル等がある。入力装置D304は、中央処理装置D301への種々の入力を行うものであり、キーボードやマウス、カードリーダ、タッチパネル等がある。
外部記憶装置D305は、各種情報を記憶するものであり、磁気記憶装置や光磁気記憶装置等がある。本実施形態では外部記憶装置D305に文書データを格納する文書データベースを設ける。
印刷装置D306は、図形や文字等の処理した結果を印刷するものである。画像読み取り装置D307は、紙の原稿を電子情報に変換するものである。
ネットワーク装置D308は、コンピュータネットワークと本ハードウェアを接続するものである。電子メール装置D309は、コンピュータネットワークを通じて外部とのメールの送受信を受け持つものである。ファクス装置D310は、外部とのファクスの送受信を受け持つものである。
図4は、本発明の一実施例である文書情報埋め込み方式が適用されるネットワーク上に構築されたシステムのハードウェアの構成を示すブロック図である。本実施例では、クライアント装置D403から画像処理装置D401の外部記憶装置D305に設けられた文書データベースに文書データを格納し、さらに文書データの格納場所等の文書情報を記録した参照文書を画像処理装置D401の印刷装置D306から出力する。
また、画像処理装置D401を使用し、参照文書の文書情報を解析し、文書の電子データを印刷装置から印刷、或いはサーバ装置D402に対しての送信やファクス装置D310を介して公衆回線に対して送信といった処理を行う。
図5は、本発明の一実施例である文書情報埋め込み方式が適用される出力される画像の余白部分及び、文書情報を埋め込むことが可能な矩形領域を示す図である。本実施例では、文書情報をQRコード(2次元バーコード)に変換して埋め込む。
図6は、本発明の一実施例である文書情報埋め込み方式が適用される全文書情報及び、QRコードとして生成される分割された文書情報を示す図である。本実施例では、分割された文書情報を先頭から識別番号を付与する。この識別番号に従って文書情報を結合することにより、全文書情報を復元することが可能となる。
以下、本実施例での処理動作について説明する。図1−A、図1−Bは、本発明の一実施形態である文書情報埋め込み方式で利用されるクライアント装置D403で文書データを文書データベースに登録する際の動作の流れを示すフローチャートである。図2は、本発明の一実施例である文書情報埋め込み方式で利用される画像処理装置D401で文書データを送信する際の動作の流れを示すフローチャートである。
(文書データをデータベースに登録する際の動作)
まず、ユーザがクライアント装置D403から作成した文書データ(以下、アプリケーションデータ)を画像処理装置D401の外部記憶装置D305に設けられた文書データベースに格納するよう指示する(ステップS101)。本実施例では、同時に格納場所を含む文書情報を記録した参照文書を画像処理装置D401の印刷装置D306から出力するよう指定する。
まず、ユーザがクライアント装置D403から作成した文書データ(以下、アプリケーションデータ)を画像処理装置D401の外部記憶装置D305に設けられた文書データベースに格納するよう指示する(ステップS101)。本実施例では、同時に格納場所を含む文書情報を記録した参照文書を画像処理装置D401の印刷装置D306から出力するよう指定する。
次に、文書データベースに格納するアプリケーションデータから印刷用の電子データを生成する(ステップS102)。本実施例では印刷用の電子データの形式としてPDFフォーマットを使用する(以下、PDFデータ)。
ユーザが作成したアプリケーションデータとステップS102で生成したPDFデータを1つの文書(以下、オリジナル文書)として合成し(ステップS103)、文書データベースに格納する(ステップS104)。
次に、ステップS101でユーザがアプリケーションデータの文書データベースへの格納と同時にアプリケーションデータの出力を指定したかどうかを判断する(ステップS105)。
ステップS105でアプリケーションデータの出力が指定されていないと判断した場合には処理を終了する。ステップS105でアプリケーションデータの出力が指定されていると判断した場合には、印刷装置D306から出力するための画像をアプリケーションデータから生成する(ステップS106)。
次に、文書情報を出力する画像に埋め込んだ文書(以下、参照文書)を出力するように指定されているかどうかを判断する(ステップS107)。ステップS107で参照文書の出力が指定されていないと判断した場合にはステップS106で生成した画像を印刷装置D306から出力する(ステップS117)。
ステップS107で参照文書の出力が指定されていると判断した場合には、ステップS106で生成した画像から余白領域を検出する(ステップS108)。本実施例で出力する画像は図5のような余白領域を持つものとする。
そして、文書情報を埋め込むことが可能な一又は複数の矩形領域を決定し(ステップS109)、決定した各矩形領域のサイズをそれぞれ計算する(ステップS110)。
次に、まだQRコードが埋め込まれていない矩形領域があるかどうかを判断する(ステップS111)。ステップS111でQRコードが埋め込まれていない矩形領域があると判断した場合には、QRコードになっていない文書情報をQRコードとして生成した場合に、そのQRコードを埋め込む矩形領域のサイズを越えるかどうかを判断する(ステップS112)。
ステップS112でQRコードのサイズが埋め込む矩形領域のサイズを越えないと判断した場合には、QRコードを生成する(ステップS114)。本実施例では、文書情報をQRコード(2次元バーコード)として出力する画像に埋め込むこととする。また、文書情報としてステップS104でオリジナル文書を格納した場所の格納情報及び、各QRコードの出力文書内での識別番号を含むものとする(図6を参照)。そして、矩形領域に埋め込み(ステップS115)、印刷装置D306から出力する(ステップS117)。
ステップS112でQRコードのサイズが埋め込む矩形領域のサイズを越えると判断した場合には、埋め込む矩形領域のサイズを越えない分の文書情報を分割する(ステップS113)。そして、QRコードを生成する(ステップS114)。また、ステップS111でQRコードが埋め込まれていない矩形領域がないと判断した場合には、処理を中止しユーザに文書情報を文書に埋め込めない旨のメッセージを表示する(ステップS118)。
(電子データを出力する際の動作)
まず、ユーザが画像処理装置D401でユーザ認証を行う(ステップS201)。本実施例では、入力装置D304よりユーザIDとパスワードを入力することによりユーザ認証を行う。次にユーザが入力装置D304より電子データの出力先を指定し(ステップS202)、ステップS117で印刷された参照文書を画像読み取り装置D307の原稿台に載せた後、電子データの検索及び電子データの出力を行うジョブの開始を指示する(ステップS203)。本実施例では、出力先として、aaa@canon.co.jpという電子メールアドレスに送信するものとする。また、画像読み取り装置D307の原稿台にはADF(Auto Document Feeder)を備えており、画像の読み取りの際には全ての原稿を自動的に1枚ずつ読み込めるものとする。
まず、ユーザが画像処理装置D401でユーザ認証を行う(ステップS201)。本実施例では、入力装置D304よりユーザIDとパスワードを入力することによりユーザ認証を行う。次にユーザが入力装置D304より電子データの出力先を指定し(ステップS202)、ステップS117で印刷された参照文書を画像読み取り装置D307の原稿台に載せた後、電子データの検索及び電子データの出力を行うジョブの開始を指示する(ステップS203)。本実施例では、出力先として、aaa@canon.co.jpという電子メールアドレスに送信するものとする。また、画像読み取り装置D307の原稿台にはADF(Auto Document Feeder)を備えており、画像の読み取りの際には全ての原稿を自動的に1枚ずつ読み込めるものとする。
次に、原稿をADFから引き込み画像読み取り装置D307で画像データのスキャンを行う(ステップS204)。次にステップS204でスキャンした画像から全てのバーコードの検出を行う(ステップS205)。そして、バーコードの解析を行う(ステップS206)。本実施例では図6に示したようにオリジナル文書の格納場所に関する情報が分割されて、文書内におけるバーコードの識別番号とともにバーコードになっている。これをバーコード毎に解析し抽出するものとする。
バーコードの解析が終了したら、そのバーコードが最後のバーコードかどうかを判断する(ステップS207)。ステップS207で最後のバーコードではないと判断した場合には、ステップS205で検出した次のバーコードの解析を行う(ステップS206)。ステップS207で最後のバーコードと判断した場合には、文書情報の復元を行う(ステップS208)。本実施例では、抽出した識別番号順に分割された文書情報を並べることにより文書情報を復元するものとする。そして、復元した文書情報からオリジナル文書を特定する(ステップS209)。
次にステップS207で特定したオリジナル文書にステップS201で認証したユーザがアクセス可能かどうかを判断する(ステップS210)。ステップS210でアクセス不可と判断した場合にはアクセスが拒否された旨のメッセージを表示し(ステップS212)ジョブを中断する。ステップS210でアクセス可能と判断した場合には、オリジナル文書を送信し(ステップS211)、ジョブを終了する。
(他の実施例)
図7は、本発明の他の実施例である文書情報埋め込み方式で利用される画像処理装置D401で文書データを送信する際の動作の流れを示すフローチャートである。まず、ユーザが画像処理装置D401でユーザ認証を行う(ステップS701)。本実施例では、入力装置D304よりユーザIDとパスワードを入力することによりユーザ認証を行う。
図7は、本発明の他の実施例である文書情報埋め込み方式で利用される画像処理装置D401で文書データを送信する際の動作の流れを示すフローチャートである。まず、ユーザが画像処理装置D401でユーザ認証を行う(ステップS701)。本実施例では、入力装置D304よりユーザIDとパスワードを入力することによりユーザ認証を行う。
次にユーザが入力装置D304より電子データの出力先を指定し(ステップS702)、ステップS117で印刷された参照文書を画像読み取り装置D307の原稿台に載せた後、電子データの検索及び電子データの出力を行うジョブの開始を指示する(ステップS703)。本実施例では、出力先として印刷装置D306を指定するものとする。また、画像読み取り装置D307の原稿台にはADF(Auto Document Feeder)を備えており、画像の読み取りの際には全ての原稿を自動的に1枚ずつ読み込めるものとする。
次に、原稿をADFから引き込み画像読み取り装置D307で画像データのスキャンを行う(ステップS704)。次にステップS704でスキャンした画像から全てのバーコードの検出を行う(ステップS705)。そして、バーコードの解析を行う(ステップS706)。本実施例では図6に示したようにオリジナル文書の格納場所に関する情報が分割されて、文書内におけるバーコードの識別番号とともにバーコードになっている。これをバーコード毎に解析し抽出するものとする。
バーコードの解析が終了したら、そのバーコードが最後のバーコードかどうかを判断する(ステップS707)。ステップS707で最後のバーコードではないと判断した場合には、ステップS705で検出した次のバーコードの解析を行う(ステップS706)。ステップS707で最後のバーコードと判断した場合には、文書情報の復元を行う(ステップS708)。本実施例では、抽出した識別番号順に分割された文書情報を並べることにより文書情報を復元するものとする。そして、復元した文書情報からオリジナル文書を特定する(ステップS709)。
次にステップS707で特定したオリジナル文書にステップS701で認証したユーザがアクセス可能かどうかを判断する(ステップS710)。ステップS710でアクセス不可と判断した場合にはアクセスが拒否された旨のメッセージを表示し(ステップS712)ジョブを中断する。ステップS710でアクセス可能と判断した場合には、オリジナル文書を印刷装置D306から出力し(ステップS711)、ジョブを終了する。
なお、本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
D301:中央処理装置
D302:主記憶装置
D303:表示装置
D304:入力装置
D305:外部記憶装置
D306:印刷装置
D307:画像読み取り装置
D308:ネットワーク装置
D309:電子メール装置
D310:ファクス装置
D401:画像処理装置
D402:サーバ装置
D403:クライアント装置
D302:主記憶装置
D303:表示装置
D304:入力装置
D305:外部記憶装置
D306:印刷装置
D307:画像読み取り装置
D308:ネットワーク装置
D309:電子メール装置
D310:ファクス装置
D401:画像処理装置
D402:サーバ装置
D403:クライアント装置
Claims (2)
- ユーザから文書データベースへの文書データ格納の指示を受ける第1のステップと、
文書データベースに文書データを格納すると同時に文書データの出力が指示されているかを判断する第2のステップと、
文書データを文書データベースに格納する第3のステップと、
上記第2のステップで同時に文書データの出力が指示されていると判断した場合、文書データを出力する際に文書データの格納場所を含む文書情報を、出力する画像に埋め込むように指示されているかを判断する第4のステップと、
上記第4のステップで文書情報を出力する画像に埋め込むように指示されていると判断した場合には、出力する画像の余白領域を検出する第5のステップと、
上記第5のステップで検出した余白領域から、文書情報を埋め込むことが可能な一又は複数の矩形領域を決定する第6のステップと、
上記第6のステップで決定した各矩形領域のサイズをそれぞれ計算する第7のステップと、
出力する画像に埋め込む文書情報のサイズが、上記第7のステップで計算した矩形領域のサイズを越えないように、文書情報を分割する第8のステップと、
上記第8のステップで分割した各文書情報から、その文書情報を表す画像を生成する第9のステップと、
上記第9のステップで生成した画像を上記第6のステップで決定した矩形領域の一部又は全てに埋め込んで出力する画像を生成する第10のステップと、
上記第10のステップで生成した画像を出力する第11のステップとを有することを特徴とする文書情報埋め込み方法。 - ユーザから文書データベースへの文書データ格納の指示を受ける指示受け手段と、
文書データベースに文書データを格納すると同時に文書データの出力が指示されているかを判断する第1の判断手段と、
文書データを文書データベースに格納する格納手段と、
上記第1の判断手段で同時に文書データの出力が指示されていると判断した場合、文書データを出力する際に文書データの格納場所を含む文書情報を、出力する画像に埋め込むように指示されているかを判断する第2の判断手段と、
上記第2の判断手段で文書情報を出力する画像に埋め込むように指示されていると判断した場合には、出力する画像の余白領域を検出する余白領域検出手段と、
上記余白領域検出手段で検出した余白領域から、文書情報を埋め込むことが可能な一又は複数の矩形領域を決定する矩形領域決定手段と、
上記矩形領域決定手段で決定した各矩形領域のサイズをそれぞれ計算するサイズ計算手段と、
出力する画像に埋め込む文書情報のサイズが、上記サイズ計算手段で計算した矩形領域のサイズを越えないように、文書情報を分割する分割手段と、
上記分割手段で分割した各文書情報から、その文書情報を表す画像を生成する第1の画像生成手段と、
上記第1の画像生成手段で生成した画像を上記矩形領域決定手段で決定した矩形領域の一部又は全てに埋め込んで出力する画像を生成する第2の画像生成手段と、
上記第2の画像生成手段で生成した画像を出力する画像出力手段とを有することを特徴とする文書情報埋め込み装置。
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